前稿「窓ぎわの父ちゃん」で、『窓ぎわのトットちゃん』を読んだことがないと書いたところ、海外の読者の一人から以下のようなコメントが届いた(地名等、一部カット)。
亀のお兄様、こんばんは!「窓ぎわのトットちゃん」素晴らしいですよ~。81年に出版された時に買ってもらった本を今でも大切にしていて、こちらにも持って来ています。本はほとんどKindleにしていますが、この本はわたくしにとっては別格です。徹子さんの恩師の小林宗作先生が本当に素晴らしいです。なんと小林先生は成蹊小学校の音楽教師でもあったそうです。すごいな成蹊。成蹊で学んだあべちゃん頑張れ~!!!
 「トットてれび」の中村獅童
咄嗟に思い出したのが、「男はつらいよ」が誕生する前、つまり未だ渥美清が熟れて…、ではなくて売れていなかった頃、ある本を読めと渥美が初対面の黒柳徹子に勧められるという、「トットてれび」のワンシーンである。その本とは、『星の王子様』。この本は英語か日本語のどちらかで、遠い昔に読んだ記憶はあるんだが、肝心な内容を思い出せない…^^; そこでウィキペディアで確認、ようやく少しは思い出せた…。それにしても、どうして内容を思い出せなかったのか…? たぶん、亀さんは今でも子供の心を〝失っていない〟大人なので、読んだ当時は(今も)当たり前すぎてピンと来なかったのカモ…。

ともあれ、渥美清ではないが、海外の〝黒柳徹子さん〟から、「『窓ぎわのトットちゃん』を読め!」、と言われたような気がしたので(実際、ソーなんだが)、今度家のドコかにある同書を探し出して読んでみることにしますです、ハイ。
それから、渥美清を演じた中村獅童のインタビュー記事がある。中村は、「渥美さんを演じるのは怖かった」とインタビューで語っているんだが、何故か? 以下をクリック。 「トットてれび」中村獅童が渥美清を熱演中 「渥美さんを演じていると泣けてくる」
特に、グッと来たのは以下の中村の言葉…。
渥美さんの話をするとこみ上げてくるんです。それが何かというと、理屈じゃないよね。理屈じゃないことをやるのが役者の仕事だし、やり場のない怒りとか、矛盾の中に生きて行くことが人生。僕たちは芸能という夢の中だけで生きていて、定年のある仕事とは違って理屈じゃない見えないゴールに向かって走って行く怖さもある。だけど、努力してオファーがくるからこそやらせてもらえる。輝き続ければ、一生仕事ができるかもしれない。そんなことも思うんです、渥美さんを見ていると。
全く以て同感だね。ドーシテかというと亀さんも役者…、ではなくて訳者だから…。
最後に、上の海外の読者は成蹊について触れているが、これは安倍首相その人を理解するキーワードの一つなだけに、流石と思った。
 http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16117851/244/
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