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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
釣り野伏せ
現在、米朝間で一触即発の緊張状態が高まりつつあるが、そんな折、「第二次朝鮮戦争はあるか?」と題する記事を、国際政治学者の藤井厳喜氏が行政調査新聞に載せていた。

文中、以下の藤井氏の記述を目にして、オヤオヤと思った次第である。

米軍が本気で動けば、北朝鮮は数時間で壊滅してしまう。例え核兵器を使わない攻撃であったとしても、北朝鮮は米軍の鎧袖一触で崩壊してしまうだろう。それが分かっているからこそ、決して安易な挑発政策はとらないというのが、北朝鮮の基本戦略である。


ロシアや中国の軍事力の前に、もはやアメリカは逆立ちしても勝てないという現実、藤井氏は全く分かっていない上に、その中露が北朝鮮への攻撃を絶対に許さないという、シグナルをアメリカに送っていることにも気づいていないようだ。ちなみに、仮にも米軍が紛争に持ち込めば、北朝鮮の圧勝に終わるという予測を、拙稿「トランプの肚 2」に書いたので参照していただければと思う。

17081501.jpg

ところで、藤井氏の記事を読んで気になったことだが、国際政治学者という肩書きを持ちながら、意外と国際政治の捉え方が表層的であると思った。つまり、氷山にたとえるなら、藤井氏は氷山全体の約10%に過ぎない、海面上に出ている氷山しか見ておらず、海面下に沈んでいる残り90%の氷山が見えていないのである。

一方、海面上に出ている氷山のみならず、海面下の氷山も見えている人たちが、掲示板「放知技」には大勢おり、そうした一人が堺のおっさんである。以下、堺のおっさんの投稿と飯山一郎さんの投稿を熟読あれ。

17081502.jpg
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16155707/560-561/

同様に、飯山さんの以下の2本の最新記事も、海面下の氷山を確実に捉える上で必読である。
露中は,米朝軍事対立がある!という前提で待機
北朝鮮問題の本質は,怨念と復讐心!

【グリコのおまけ】
カレイドスコープ氏が以下のような記事を書いていた。
2017年後半から熱くなる朝鮮半島の有事

「放知技」の読者なら、同記事の以下の小見出しに目を通すだけで、どのような内容か大凡想像できると思うし、かつ時間を無駄にしないためにもスルーすべしと即断できるハズ(嗤)。
・再度、「安倍をコントロールしているネオコンとは何か」・・・
・朝鮮半島を空爆すれば、トランプは終わり、米国は大恐慌に陥る

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コメント
今後生き残れる研究者とは
 藤井巌喜さんは、トランプの大統領選制覇を、米国のあらゆるメディアの世論調査とその信憑性を徹底的に分析して科学的に正しく予測した研究者であり、その「米国単独の状況分析」については大変高い能力を持っています。
 しかし残念ながら、藤井氏はいわゆるネトウヨと同じく中国や北朝鮮に対する憎悪心がすさまじく、そのために目が曇り、米国以外の分析については目を覆いたくなるほど根拠ない決め付けが目立ち、例えば森友・加計問題についても、安部総理の憲法改正発言に反発したサヨクや中韓が黒幕だと根拠なく主張したりしています。
 これに対し、堺のおっさんは、なんと言うか、世界の状況の表裏すべてを総合的に把握した上で、昨今のAIがどんなに発達しても人工知能ではとうてい及ばない天才的な閃きを加えた分析能力を持っているように感じられ、私には逆立ちしてもその世界に到達できないなと感じるものを持っています(これに対し、藤井氏の大統領選の分析能力は、データベースの情報処理能力にほかなりませんから、AIが発達すれば置き換え可能な能力ともいえます)。
 いっぱしの政治学者を自称するなら、何らかの方向で堺のおっさんのような独自の才能を持つ人でないと、AIが急激に発達していく今後の世界では、プロの研究者としての存在意義がなくなると思います。
[2017/08/15 08:43] URL | mespesado #AMYFZaRM [ 編集 ]

氷山の一角
mespesadoさん、投稿有り難うございます。

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堺のおっさんは、なんと言うか、世界の状況の表裏すべてを総合的に把握した上で、昨今のAIがどんなに発達しても人工知能ではとうてい及ばない天才的な閃きを加えた分析能力を持っている…
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
堺のおっさんの放知技への投稿、加えて昨年は青州と大阪で、実際に御本人にお会いしているだけに、mespesadoさんと同様のことを堺のおっさんに見ます。でも、mespesadoさんも緻密な情報収集能力と分析力(インテリジェンス)をお持ちだし、そこから導き出された解説に思わず膝を打つことしばしば、というのは決して小生だけではないと思います。だから、飯山さんや堺のおっさんが閃き型とすれば、mespesadoさんや猿都瑠さんは、持てるインテリジェンスを駆使するタイプ、謂わば論理型だと思います。だから、閃きタイプの人の一言から論理タイプの人がヒントを得て、それをもとに構築した文章を発表、さらに、それを読んだ閃きタイプの人が、また新たなことに閃くという流れに、今の放知技は上手く乗っていると思います。そのあたりを如実に物語っているのが、以下のmespesadoさん自身の投稿…。
__________
飯山さん、フォローと新たな方向性の推理、ありがとうございます。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16155707/461/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ところで、藤井巌喜氏ですが、小生は同氏の初期の書籍は殆ど読破しています。そして、同氏の著作のほとんどが、世界の中のアメリカについての分析が中心で、小生も同氏の著作から多くを学びました。また、同氏が主宰していた機関誌、『ケンブリッジ・フォーキャスト・レポート』を定期購読していた一時期もありました。
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藤井巌喜さんは、トランプの大統領選制覇を、米国のあらゆるメディアの世論調査とその信憑性を徹底的に分析して科学的に正しく予測した研究者であり、その「米国単独の状況分析」については大変高い能力を持っています。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ちなみに、藤井氏本人には実際に会ったことはありませんが、藤井氏の愛弟子である畔蒜泰助氏には一度お会いしており、ことロシア分析に関しては、藤井氏の上を畔蒜氏は行っています。その畔蒜氏が著した本に『「今のロシア」がわかる本』があり、拙ブログでも紹介したことがあります。
http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-entry-954.html

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藤井氏の大統領選の分析能力は、データベースの情報処理能力にほかなりませんから、AIが発達すれば置き換え可能な能力といえます。
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御意。それが小生の表現する氷山の一角、すなわち誰でも見ることのできる、海面上に浮かんだ氷山しか見えない(見ない)タイプの人、ということになります。これは何も研究者だけではなく、医師などの世界についても言えそうですね。小生の属する翻訳の世界も、次第にAIに取って代わられつつありますが…(爆)。


凌ぎやすくて助かっている亀さん@人生は冥土までの暇潰し
[2017/08/15 10:35] URL | 亀さん #FlJCcfGk [ 編集 ]

「今のロシア」がわかる本
 「今のロシア」がわかる本について教えていただきありがとうございます。
 早速amazonで同書を注文しました(1円で売っていましたw)。
[2017/08/15 15:24] URL | mespesado #sQXfoFFI [ 編集 ]


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