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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
金正男暗殺事件の深奥
17030902.jpg

3月4日、行政調査新聞が以下の新記事をアップした。
金正男暗殺事件の深奥

同紙は以下のように断言する。

2月13日にKL空港に現れたのは正真正銘の金正男だった。


加えて同紙は、暗殺されたのは金正男ではないと主張する者が、仮に周囲にいたとしたら、「直ちに絶縁すべき」と自信たっぷりである。

しかし、それでもマレーシアのKL空港に現れたのは、正真正銘の金正男ではなく、金哲だと亀さんは思っている。その根拠は、北朝鮮のみならず、事件の起きたマレーシアの公安も、はっきりと金哲と認めているからだ。また、『横田めぐみさんと金正恩』を著した飯山一郎さんも同意見である。掲示板「放知技」の投稿を参照されたい。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16034724/345/

ところで、行政調査新聞が主張するように、暗殺されたのは正真正銘の金正男だったのか否か、このあたりを考察する上で見落とせないのが、やはりスプートニク紙である。以下の記事を読めば、犯人捜しのセオリーでもある、「得する人(組織) 損する人(組織)という原点に立ち返るべしと、スプートニク紙の記事が思い出させてくれるのだ。
誰が、なぜ、金正男氏を殺害したのか?

しかし本当は、KL空港に現れたのが正真正銘の金正男であれ、金哲、あるいは金正男の影武者であれ、どうでもE-ことなのである。何故なら、3年ほど前から金正男は〝過去の人〟になっているからだ。それなのに、行政調査新聞は以下のように書いた。

金正恩政権を脅す材料として、中国は金正男を大切にした。


3年前あたりから金正男の影響力が弱まった理由は、以下の掲示板「放知技」の投稿が詳しい。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16034724/289/

それにしても、行政調査新聞と言えば、海外関連のニュース、殊に朝鮮半島に関するニュースは、他メディアの追随を許さない存在だったのに、一体どうしたことか。今でも以下のように、冴えた記述も多々あるというのに…。

仮に朝鮮半島有事で北朝鮮に韓国軍などが攻め込んだら、瀋陽軍区は一丸となって、義勇軍として、生命を投げうって北朝鮮の敵と戦うだろう。瀋陽軍区と北朝鮮は一体なのだ。


同紙は正しく瀋陽軍区について理解しているし、また…

今回のKL空港での暗殺事件が「金正恩の命令によるもの」と即断するのは早計である。今回の暗殺事件は、もう少し微妙な「国際的な圧力」が働いたと考えるべきだ。


と、けっこう好い線を行っているのに、惜しいのは同紙の目に映る「国際的な圧力」が、北朝鮮のイランへ武器輸出という、狭い範囲に限定されていることである。

マレーシアKL空港での金正男暗殺事件に関して、ほんらい最も注目すべきは「北朝鮮発マカオ=イラン」の武器売買密輸ルート問題である。そこに目をつぶって事件の解明をしようとするところに無理がある。


確かに、「北朝鮮発マカオ=イラン」も、〝金正男暗殺事件〟に関連する要因の一つかもしれない。しかし、将棋に喩えれば「歩」ていどの要因の一つに過ぎないのだし、さらに「飛車角」といった重要な要因があるのだ。例えばトランプ革命。このトランプ革命こそは、今現在行われてる将棋の「飛車」、または「角」に相当するのだ。そして、言うまでもないことだが、「王」に相当するものこそ、「プーチン革命」である。

1953年に朝鮮戦争が終結して以降、板門店の軍事境界線を挟み、北朝鮮は国の存亡を懸けた睨み合いを、64年の長きにわたって米韓と続けてきたのだし、それが今日に至っても未だに続いているのだ。ところが今年、アメリカにトランプ大統領が登場、国内に巣食う戦争派のネオコンを一掃、北朝鮮と〝和解〟に持っていくことで、戦争のない世の中を作ろうとする潮流が誕生した。この新しい潮流に乗って、世界は大きく変わりつつあり、その原点こそが「2015年9月28日にプーチンが国連本部で行った演説」だったのである。

今回の行政調査新聞の記事は、将棋に喩えれば歩について書いていたのにすぎない。次稿では是非、飛車角、あるいは王について書いてくれたら嬉しいのだが…。

【グリコのおまけ】
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