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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
トランプの肚
3月1日(現地時間2月28日)、トランプ大統領による初の施政方針演説が、米国議会において行われた。演説を生中継で見たが、トランプの静かな気迫、議会の雰囲気等を感じ取ることができたのは収穫であった。

さらに、今朝の東京新聞に掲載された、トランプ米大統領の施政方針演説要旨(本稿最後に転載)を読むことで、トランプ大統領の「アメリカ・ファースト」が本物であることが分かるのだし、1月20日の就任演説以来、まったくブレていないことが分かるのだ。そのあたりは、ニューヨーク証券取引所の反応からして明白だ。以下は「放知技」に投稿された堺のおっさんの感想だが、正鵠を射た投稿と云えよう。

17030202.jpg
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16034724/499/

堺のおっさんの投稿を読めば、まさに「勝って兜の緒を締めよ」というところか。そのトランプと対極的な立場にある、ネオコン戦争屋のジョン・マケインの姿も、チラリとテレビに映し出されていたが、マケインの顔が引きつっているように見えたのは、果たして気のせいだったのだろうか…。本当は、腸(はらわた)が煮えくりかえるような思いだったのかも…(嗤)。

17030203.jpg
http://nikkei225jp.com/nasdaq/

一方、外交や軍事の観点から、特に印象に残ったのが以下に示す二項だ。

過激派組織「イスラム国」(IS)はイスラム教徒、キリスト教徒、あらゆる信仰の男女、子どもを殺害してきた。この下劣な敵を地球上から消滅させるために、イスラム世界を含む同盟国と共に取り組む。
イランの弾道ミサイル計画を支援する組織、個人に新たな制裁を科した。イスラエルとの強固な同盟を再確認した。


拙稿「トランプ占い」にも書いたことだが、イスラエルと〝強固な同盟〟を再確認する一方で、イランに対して対立姿勢を示すトランプ大統領だが、そのイランと親密な関係のあるプーチンのロシアと、どのように〝力を合わせて〟、シリアでの軍事行動を進めていくのか注目していきたいと思う。

トランプ米大統領 施政方針演説要旨

トランプ米大統領が2月28日に行った施政方針演説の要旨詳報は次の通り。

▼わが国は諸政策によって分断されているかもしれないが、あらゆる非常に醜い憎悪や悪を批判するため団結して立ち向かう国だ。
▼米国の各世代は途切れることなく真実、自由、正義のたいまつを受け継いできた。たいまつは今、われわれの手にあり世界を照らすだろう。
▼米国の偉大さの新しい章が今始まっている。われわれが見ているのは米国精神の再生だ。同盟国は米国が再び主導する準備ができていると知るだろう。
▼非常に長い間、仕事と富を外国に輸出し、中間層が減っていくのを見てきた。
▼他国の国境を守ってきたが、自らの国境は誰でも越えられ、麻薬が前例のない規模で入ってきている。
▼海外で何兆ドルも使う間に、故郷のインフラはひどい状態になった。
▼米国は国民を第一にすべきだ。そのとき初めて、米国を再び偉大にすることができる。
▼崩れかけたインフラは新しい適路や橋、空港、鉄道と取り換える。われわれは米国民への約束を何があっても守る。
▼当選後、ソフトバンクグループやフォード・モーターといった多くの企業が米国での巨額の投資と数万人の雇用創出を表明した。株価は過去最高値を更新し時価総額は三兆ドル(約340兆円)膨らんだ。
▼雇用を奪う規制を撤廃するため各政府機関に作業部会を設けた。
▼石油パイプラインの建設推進で数万入の雇用を創出する。
▼雇用を奪う環太平洋連携協定(TPP)から離脱した。
▼市民を守るため、凶悪犯罪の根絶に取り組む作業部会を設置するよう司法省に命じた。この政権は移民対策と国境の警備を求める国民の願いに応えた。
▼南部の国境地帯に巨大な壁の建設をすぐ始める。ギャングや麻薬密売入、犯罪者を追い出す。
▼過激なイスラムのテロから国民を守るため強い措置を講じる。
▼司法省によると、米中枢同時テロ以降にテロ犯罪に関係した者の大多数は国外から入ってきた者たちだ。入国を野放しに許可するのは思いやりでなく無謀だ。
▼米国内にテロの足掛かりが構築され、過激主義の温床となることは容認できない。
▼入国審査手続きの改善に努めてきた。危害を及ぼす人々を遠ざけて米国を安全にする新たな措置を取る。
▼過激派組織「イスラム国」(IS)はイスラム教徒、キリスト教徒、あらゆる信仰の男女、子どもを殺害してきた。この下劣な敵を地球上から消滅させるために、イスラム世界を含む同盟国と共に取り組む。
▼イランの弾道ミサイル計画を支援する組織、個人に新たな制裁を科した。イスラエルとの強固な同盟を再確認した。
▼財政再建の状況は、ここ65年で最悪の水準だ。前政権は新たな借金を積み重ねた。
▼北米自由貿易協定(NAFTA)の承認以降、われわれの製造業の雇用の四分の一以上が失われ、中国の世界貿易機関(WTO)加盟以来、6万の工場がなくなった。物品の貿易赤字は昨年、約8000億ドル近くに上った。われわれは外交政策の悲惨な失敗を引き継いだ。米経済のエンジンを再始動させねばならない。
▼課題克服へ政党の違いを乗り越えなければならない。企業が仕事をしやすいよう
にし、海外移転を難しくする。
▼法人税減税のため、歴史的な税制改革を進めている。同時に中間層の大規模減税を行う。
▼自由貿易を信奉するが、公正な貿易でなければならない。米政府が保護政策を放棄すれば、国民の困窮や没落をもたらすとのリンカーン元大統領の警告は正しい。
▼労働者の保護は合法的な移民制度の改革を必要とする。スキルの低い移民を受け入れている現在の制度から能力に基づく制度に切り替えれば、労働者の賃金上昇など多くの恩恵をもたらす。
▼新たな国家再建計画を始める時が来た。国内インフラ整備に官民の資金1兆ドルを投資する法律づくりを議会に求める。米製品を買い、米国民を雇用するとの二原則を核とする。
▼医療保険制度改革(オバマケア)を廃止し、選択肢が多く、安くて利用しやすい社会保障制度に変えることを議会に求める。オバマケアは保険料を二、三桁増大させた。維持できず壊れかけている。国民には選択肢が全くない。
▼より優れた社会保障制度の原則は、既往症のある人も加入でき、既に保険に入っている人が次の保険に移行できるようにすること。また、米国人が自分の保険に入れること。政府が押しつけたものではいけない。
▼米国人に医療保険に加入する自由を与えるべき時が来た。市場の競争を促せばコストは下げられる。
▼さまざまな問題を解決するため民主、共和両党は手を取り合うべきだ。
▼育児支援の充実に向け両党の議員らと協力したい。新しく親になる入たちが育児休暇を取れるように。女性の健康に投資したり、空気や水の浄化を進めたり、軍やインフラを立て直したりするためにも協力したい。
▼教育は今日的な公民権の問題だ。社会的に恵まれない若者が学校を選択できるような教育予算の通過を両党に求める。
▼全ての子どもたちが貧困の連鎖を断ち切ることができるようにしたい。しかし、そのために暴力の連鎖を断ち切らなくてはならない。
▼シカゴでは昨年だけで4000人以上が撃たれた。今年の殺入事件の発生率はさらに高くなっている。これは受け入れられないことだ。
▼全ての米国入の子どもは、優れた学校に通い、安全なコミュニティーで育っていけるようにすべきだ。
▼こうした未来をつくるために、われわれは法執行機関の男女と共に働かねばならない。われわれは協力と信頼の橋を築かねばならない。警察官らは友人であり、隣入でもある。
▼私は、国土安全保障省に対し、移民による犯罪の被害者のための部署をつくるよう指示した。その部署をボイスと呼ぶ。われわれはメディアに無視されてきた人々に声を届ける。
▼今夜、聴衆の中には、とても勇敢な米国人四入がいる。その一人は、不法移民のギャングのメンバーに息子を殺害された。
▼われわれは、正義のために戦うことをやめない。戦争を防ぐために必要な装備を軍に供与しなければならない。戦わなければならない時は勝利するために。私は議会に軍隊を再建する予算を出す。米国の歴史上、最も大規模な国防費の増額を求める。退役軍人のための予算も増額する。
▼米国が直面している課題は巨大だ。しかし米国民はより偉大だ。米国の外交政策は、世界との直接的で強固で意味のある関与を求める。
▼北大西洋条約機構(NATO)を強く支持する。しかしパートナーは財政的な義務を果たさなくてはならない。
▼NATOや(日本など)太平洋地域などの同盟国には、戦略、軍事両面で直接的かつ有効な役割を果たし、公平に費用を負担するよう期待する。
▼私の仕事は世界を代弁することではない。米国を代表することだ。
▼われわれは平和を求めている。米国は今ではかつての敵とも友入だ。最も親しい同盟国の中には、数十年前の恐ろしい戦争で敵として戦った国もある。こうした歴史を見れば、より良い世界を実現できる可能性を信じることができる。
▼われわれは米国をかつてないほど偉大にする。われわれは一つの運命を持った一つの国民だ。そしてみな同じ神によってつくられている。
▼ささいなことで争う時は終わった。われわれの心を満たす夢を共有する勇気、希望や夢を行動に移す自信が必要だ。今、米国は大志によって力づけられている。
▼全ての市民に対し、刷新された米国の精神を受け入れるよう求める。議員の方々には、私と一緒になって、米国のために大きく大胆な夢を抱いてもらうようお願いしたい。
▼自分自身を、未来を、そしてもう一度米国を信じてほしい。ありがとう。米国に神のご加護があることを。
(共同)



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