
昨日の午後4時過ぎ、仕事を終えて一杯やりながら、徐にテレビのリモコンのボタンを押すと、NHK BS1の「ワールドニュース アメリカ」が流れてきた。登場するメディアはABCやCNNといった、トランプから“Dishonest media”(嘘つきメディア)と、さんざん扱き下ろされているメディアばかりだった(嗤)。だから、当然ながら報道内容もトランプの悪口ばかりなので、「(ネオコンの太鼓持ちを)未だやっているんかよ」と、呆れてながらテレビを見ていた亀さんであった。
ところで、一夜明けてネットで確認してみたところ、掲示板「放知技」のスレッド、「飯山一郎と紳士・淑女の歓談室 -22-」で、重要な幾つかの情報が取り上げられていたので、以下に紹介しておこう。
■日米合同委員会 最初に、以下の投稿で飯山一郎さんが、日米合同委員会について言及しているのに注目されたい。
 http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16010080/739/
実は、拙稿「戦争屋とヌッポンの心中」で紹介した、矢部宏治氏の『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』に、以下のような記述がある(p.50)。
安保条約の条文は全部で一〇カ条しかありませんが、その下には在日米軍の法的な特権について定めた日米地位協定がある。さらにその日米地位協定にもとづき、在日米軍を具体的にどう運用するかをめぐって、日本の官僚と米軍は六〇年以上にわたって毎月、会議をしているわけです。
それが「日米合同委員会」という名の組織なのですが、左ぺージの図のように、外務省北米局長を代表とする、日本のさまざまな省庁から選ばれたエリート官僚たちと、在日米軍のトップたちが毎月二回会議をしている。そこでいろいろな合意が生まれ、議事録に書きこまれていく。合意したが議事録には書かない、いわゆる「密約」もある。全体でひとつの国の法体系のような膨大な取り決めがあるわけです。しかもそれらは、原則として公表されないことになっている。

ちなみに、上述の「左ぺージの図」を以下にコピーしておこう。

戦後70年以上の長きにわたって、日本を占領してきた日米合同委員会、今や見る影もない。それは、トランプによって徹底的に戦争屋が干されたからであり、そのため、その戦争屋のポチであった『文春』をはじめとする、日本のマスコミも途方に暮れているわけで、〝心から〟ご同情申し上げる次第である(嗤)。願わくば、トランプ革命の勢いで、日米合同委員会も吹き飛ばして(解体して)くれないかと、亀さんは密かに願っていたんだが、上記の飯山さんの投稿を読み、日米合同委員会の日本側のトップ官僚組織である、外務省の無力化を密かに進めてきた漢がいたことに、漸く気が付いた次第である。その漢こそが岸田文雄現外務大臣であり、気付かせてくれた飯山さんには感謝の言葉もない。
■岸田文雄 以下も岸田外相についての飯山さんの投稿で、特に注目すべき記述は…。
それもこれも,すべて! 岸田外務大臣の4年以上に渡る就任期間中の
出来事なのです.
 http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16010080/754/
飯山さんの最新HP記事にもあったのだが、岸田外相がトランプと習近平の仲を取り持つことができるとすれば、これは凄いことになりそうだ。 米中の断絶状態はいつまで続く?
■孫正義 日米合同委員会の凋落や岸田文雄外相の台頭といった情報以外にも、見落とすわけにはいかない、もう一つの重要な情報があった。それは、同じく飯山さんの以下の情報だ。
孫正義がイメージ豊かに提示する『世界の最先端を行くビジョン』を読んで,
私(飯山一郎)は圧倒されまくり,世界の近未来のイメージが変わりました.
 http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16010080/756/
亀さんも一読して孫正義の描く壮大な〝通信革命〟を知り、まさに目から鱗が落ちる思いをした。 孫正義:『OneWebで情報通信革命を!“宇宙ベンチャー”の未来を語る』
これを下敷きに、新たな記事が数本書けそうである。たとえば、拙稿「人間vs.人工頭脳」で書いた以下の記述…。
喜び、悲しみ、切なさ、ドキドキする気持ち、勇気などは、人間だけが持っている感情である。そして、人間のように感情を持つロボット(AI)は、当面にわたり出現することはないだろうと、亀さんは思っている。それでも遠い未来に、ロボットにも「愛」という感情が芽生える日が来るのだろうか…。
このあたり、孫正義の描いている通信革命の観点を、付け足す必要を感じた次第である。
さぁ、戦争屋のアメ公とは縁を切って,トランプ大統領という大親分に仁義を切った安倍・麻生・岸田の三度笠が,日本を大きく変える切っ掛けをつくるかど~か? 日本の運命を左右する週末が始まる…。
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