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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
古事記の世界
今から6年前の2010年10月23日、亀さんは「古事記 深奥の世界」と題する記事を旧ブログに書いている。本来であれば、さらに深く古事記の世界を追求していたと思うが、同記事を書いてから半年後、あの東日本大震災が2011年3月11日に発生、直後に福島原発1号機と3号機の爆発をテレビで見て、日本の終わりを悟った。



以降、日本の終焉に向けた様々な準備に追われ、古事記研究は大幅にスローダウンしたものの、それでも少しずつ地道な古事記研究を素人ながらも重ねてきたこともあり、最近になって漸く旧稿「古事記 深奥の世界」にも書いた、古事記研究の「守・破・離」の「守」の段階から、次の段階「破」に進める見通しがついた今日この頃だ。現在、「宇宙」、「生命」、「言霊」の三分野を中心に、今までグループあるいは独学で学んできた、古事記を復習している最中である。

■宇宙
6年前になるが、宇宙という観点から古事記を読み解く手ほどきを、栗原茂さんから亀さんは数年にわたって受けている。その栗原さんが作成した古事記と宇宙に関する、一太郎形式の電子ファイルおよびハードコピーが、まだ家の何処かにあるはずなので、今度暇ができたら探し出すつもりである。また、ネットで検索したところ、古事記と宇宙とを結びつけた本として、『古事記の宇宙』(竹内睦泰 青林堂)がヒットしたので、入手して栗原論と照らし合わせつつ、同書の批判的読書を試みるつもりだ。栗原さんに言わせれば、古事記の冒頭に登場する天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)は、我々の天の川を指しているとのこと。以降、99柱に基づく栗原流宇宙論が展開されるわけだが、この99柱についてはPDFファイルを作成、以下にアップしてあるので、関心のある読者に一読していただけたら幸いだ。
http://pro.cocolog-tcom.com/edu/files/99.pdf

栗原稿を再読するにあたり、不可欠となるのが『太陽系大地図』(小学館)だ。6年前に購入した本で、長らく書架に眠らせたたままだったが、ここに至り漸く役に立つ日がきたようである。

17011501.jpg  17011502.jpg

■生命
世界戦略情報誌『みち』で道友の中村みつぞうさんが、「みょうがの旅」と題する素晴らしいシリーズを長年にわたって連載しておられる。ここ二年ほど、中村さんは「人類の遠祖はサメである」とする説を、古事記と結びつけて展開しているが、そのきっかけとなったのが拙稿「サメの話」であった。以下は、中村さんの古事記とサメについての記述である。

●人類の祖がサメならば、『古事記』で天孫の御子にして神武天皇の御祖父、天津日高日子穂穂手見命(あまつひだかひこほほでみのみこと)と本然のお姿が鰐(サメの古名)の豐玉毘賣命(とよたまびめのみこと)とが結ばれることは、他国の神話にも見られる所謂異類婚の一つと片付けるわけにはいかなくなる。人類の故郷も他の生物同様海だというだけでなく、数多の海洋生物のうち、それこそ人類の祖であるサメが、世界における最古最長の皇統初代の御祖母ということになる。人類の祖はサメであり、その人間の心は腸管に始まる内蔵に宿り、食のあり方が心身に深く影響するという自然界の情報に『古事記』が基づいているのならば、それは、わが国の皇統と『古事記』の時空を超越した、地球史的な意義と普遍性を示すものと言うこともできるのではないか。
みょうがの旅 50 おしほい 44 自然崇拝の普遍性


人類の祖先はサメであるとする説を、初めて唱えたのは西原克成博士だ。そして現在、同博士の新刊本『生命記憶を探る旅』(河出書房新社)を通読中で、読み終えたら読後感を書きたいと思っている。

17011503.jpg

■言霊
拙稿「日本語は生き残れるか」では言霊を主テーマに取り上げたが、言霊と古事記との深い結び付きを説いているのが、同稿で紹介した『言霊はこうして実現する』(大野靖志 文芸社)である。同書も未だに通読中だが、読み終えたら読後感を書く予定だ。尤も、今のところやや辛い書評になる見込みである。それはともかく、同書が述べているのは古事記と言霊の深い結び付きだけではない。実は、量子力学も深く関与しているのである。このあたりに関心のある読者は、直接同書を手にとって確認していただきたい。

言霊=古事記=量子力学


16122706.jpg

宇宙」、「生命」、「言霊」の三分野にわたって古事記の〝復習〟を終えたら、いよいよ古事記研究の「破」の段階に入る予定だ。どのように先人の古事記研究を〝破る〟ことができるだろうか、そして思うのは、生きているうちに「破」から最終段階の「離」に、進むことができるかどうかという点だ。人生は短い。
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