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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
青州で思ふ(4)
前稿「青州で思ふ(3)」では中国と日本の歴史上の繋がりについて、飯山一郎さんから聞き及んだ話を書いたが、基本的に青州市が発行している『青州史』(中国語)を、下敷きにしていることは飯山さんに確認済みであり、日本語のサイトでも「古代日本がモデルとした「北魏の都」 」など、北魏と日本のつながりを取り上げたサイトも幾つか存在している。

ここで、前稿「青州で思ふ(3)」で掲載した北魏の版図を以下に再掲する。今回は太赤丸を加えたが、その部位に注目していただきたい。朝鮮半島の三国時代(高句麗、新羅、百済)の版図は、学校の教科書で幾度か目にしているはずで、思い出した読者も多いことだろう。

16101102.jpg

次に、以下の版図をじっくりと眺めて戴きたい。

16101103.jpg

どうだろう? 我々が知識として持っている三国時代の版図と比べて、あまりにも懸け離れているので戸惑った読者も多かったのではないだろうか。実はコレ、旧『邪馬台国論争 終結宣言』(山形明郷著 星雲社発行)のp.195に掲載されている地図だ。なお、『邪馬台国論争 終結宣言』については旧稿で取り上げているので、関心のある読者は一読いただければと思う。ご参考までに、その旧稿から特に重要と思われる記述を引用しておこう。

同書(『邪馬台国論争 終結宣言』)の本文に目を通し、結論として山形氏の主張は本物であることが分かります。同書の白眉は何と云っても古代朝鮮の所在地を明白に解明してみせたという点にあり、それにより以下の◆印の結論に達するのですが、同書の冒頭から目を通した一読者としてどれもが納得できるものでした。以下の点について素直に納得できるということは、換言すれば過去の『魏志倭人伝』に対する解釈や卑弥呼像が全くの間違いであったことが分かるということに他ならないのです。

◆ 古代朝鮮・楽浪・前三韓の所在地は、旧満州であった(現在の朝鮮半島ではなかった)
◆ 卑弥呼の正体は、遼東侯公孫氏の係累であった(日本の卑弥呼ではなかった)
◆ 倭の所在地は、古代「韓」半島であった(日本ではなかった)

http://pro.cocolog-tcom.com/edu/2008/10/post-68d9.html


16101104.jpg

この山形説を全面的に支援してきたのが飯山さんで、山形説を反映した「飯山一郎の古代史」というサイトを立ち上げておられる。そして、今回の青州訪問で飯山さんが強調しておられたことは、日本のルーツは百済であり、さらに百済のルーツが扶余であるという史実であった。以下のサイトを参照されたい。
◆2008/04/17(木) 歴史の謎が解けた.日本のルーツは,『扶余』!

とまれ、日本のルーツは百済であるという視点を持たない限り、堺のおっさんが言うところの「新百済」の意味は掴めない。この機会に歴史の見直しを行い、正しい百済観を身につけていただければ幸いである。

16101101.jpg

【追伸】
最近に至り、若い人たちから人生相談のメールが増えてきた。そうした相談メールは、匿名でもE-ので遠慮なくメールしてくれ。仕事(翻訳)に追われていない限り、一両日に返信することをお約束する。お礼など無用。
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コメント
お帰りなさいませ
青州、お疲れ様でした。亀さんが東日本の移住者の窓口をされると、多くの日本人にも希望が出てくるように感じます。有り難うございます。移住の件に限らず私にも出来ることがあれば、何でも申し付けて下さい。無能な自分ではありますが、何かお役に立てることもあるかもしれません。
あ、最近、若者から相談が増えているという件、もしかして私のコメントが原因なのでは… 。なんか申し訳ないです(汗)。
[2016/10/11 19:47] URL | 家畜人No.1984 #- [ 編集 ]

投稿多謝
> 移住の件に限らず私にも出来ることがあれば、何でも申し付けて下さい。

形になりましたら、よろしくお願いいたします。このように大勢の人たちから声をかけていただき、感謝感激雨あられです。

> あ、最近、若者から相談が増えているという件

いえいえ、他の人たちで、最近は相談メールが増えてきました。面倒なので、「即青州へ行け」、とだけアドバイスしています…、というのはウソで、一人一人に会ったアドバイスをしているつもりですが、分かってくれたのかどうか…。それでも、少しは小生のメールが役に立てばと思っています。

では、関東のチベットか中国の青州でお会いしませう。
[2016/10/12 11:43] URL | 亀さん #FlJCcfGk [ 編集 ]


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