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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
瀬戸内寂聴の日本語
前稿「亀のポーズ」で弟と一晩飲み明かしたと書いたが、その時に弟から「何故、ブログを書き続けているのか」と訊かれている。それに対して、「反骨精神」と「若者への遺言」という二つの理由(拙稿「亀さんのデビュー…?」参照)の他、もう一つの理由も亀さんは打ち明けている。それは、「日本語力の向上」だ。なぜなら、亀さんは翻訳の仕事をしており、それもほとんどが英日翻訳(英語から日本語に翻訳)なので、商品価値のある日本語力が、どうしても必要となってくるのである。

この日本語というテーマと関連して、佐藤優氏が素晴らしい記事を書いている。
佐藤優が思わずため息を漏らす、瀬戸内寂聴の見事な言語表現力

同記事を読みながら、思わず膝を打った行があった。

いくら訓練を積んでも到達できない表現力を持った人がいるが、瀬戸内氏がその1人であることは間違いない。


何故、佐藤氏はそのように思ったのかについては、上記の記事で確認していただくとして、その佐藤氏本人も並外れた教養、その教養に裏打ちされた見事な文章力を持っていることを忘れてはならない。そのあたりは、『月刊日本』に長年にわたり連載されていた、「太平記を読み解く」を読めば一目瞭然だ。一例として、『月刊日本』(2012年7月号)の「太平記を読み解く」から一部を引用しておこう。わずか数行の中に、楠木正成の人物を見事に浮き彫りにしてみせた、佐藤氏の筆力に舌を巻くはずだ。

『太平記』の登場人物中、楠木正成ほど、その後の日本人の精神に大きな刻印を残した人物はいません。正成の戦闘能力の高さはほとんど伝説化し、江戸時代には由井正雪を代表とする楠木流兵法が一派をなしました。湊川の合戦跡地に、水戸光圀公が「鳴呼忠臣楠氏之墓」と揮毫した墓碑を立て、幕末には勤王思想を奉ずる志士たちにとっての聖地となりました。
意外なところでは、私の母校である同志社大学創立者・新島襄も楠木正成に心酔し、終生、座右に墓碑の拓本を置きました。熱心なキリズト教徒である新島にとって、生を超越した価値に殉じた正成の姿は、自らの信仰となんら矛盾するものではなかったのです。
そして、明治維新とともに皇居外苑に楠公像が建立され、また、陸軍中野学校には楠公神社が祀られていました。何よりも、特攻隊員の多くが「七生報国」という楠木正成に由来する言葉と共に飛び立っていったのです。
すなわち、わが國體という超越的感覚、それを守るためには生命への執着をも超越するという、日本人の原像を明らかに示したのが楠木正成だったのです。

『月刊日本』(2012年7月号)p.74~75


その佐藤氏をして敵わないと言わしめた瀬戸内寂聴、彼女は我が敬愛する今東光和尚に、実の娘のように可愛がってもらった女性(ひと)であり、得度も今東光自ら授けた女性であった。そのあたりは、拙稿「戦争中より悪い時代 瀬戸内寂聴」に書いたので目を通してもらえたらと思う。また、今東光と瀬戸内寂聴の対談記事も、拙稿「東光ばさら対談 瀬戸内寂聴」にアップした。

谷崎潤一郎、その谷崎の愛弟子今東光、今東光の親友だった川端康成、今東光が娘のように可愛がっていた瀬戸内寂聴、どのようにして彼らはあのような見事な言語表現力を身につけたのか…。確かに佐藤氏の言うように、凡才には遠く及ばない言語表現力を彼らは持っており、生まれながらにして天分に恵まれた人たちとしか言いようがない。だが、我々のような凡才でも地道に努力を重ねていけば、少しはましな文章力が身に付くのではないだろうか…。そうした努力の一環として漢籍があるのだが、そのあたりの理由は拙稿「子供に英語を教えるなんて馬鹿だ」を参照していただきたい。

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古典の素読
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[2016/09/11 23:34] | # [ 編集 ]

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[2016/09/13 12:35] | # [ 編集 ]

次回は息子も…
こちらこそ、よろしくお願いいたします。今回は小生一人で、しかも短期の訪問ですが、次回以降は愚息も連れていきます。遠慮なく下男として使ってやってください。

では、現地でお会いできますこと、今より楽しみにしております。

亀さん拝
[2016/09/13 16:46] URL | 亀さん #FlJCcfGk [ 編集 ]

立ち位置について
いえいえとんでもございません。
私は大学はおろか高校すらまともに
つとめあげることができなかった
親不孝ものであります。
亀さんのご子息様にも私の方から
すすんで学ばせて頂かなければなりません。
非常に悩みましたが、
私の生き方を根本的に変えなければ
いつまでたっても先が見えてこない
所存でございます。
[2016/09/15 07:39] URL | 一帯一路 #- [ 編集 ]

青島で会いませう
ナンカ、小生と似たような生き様だなぁ…。現地での出会いか楽しみになってきた。

ともあれ、人生は片道切符、冥土までは悔いの無い人生を、お互いに送りませう。
[2016/09/15 08:32] URL | 管理人 #FlJCcfGk [ 編集 ]


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