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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
二つの玉音放送 その3
■日本独特の〝空気〟(ニューマ)
3年ほど前になるが、「日本の〝空気〟」と題した記事を書いたことがある。当時の〝空気〟は、2020年に開催が決まった東京オリンピックが発生させたもので、国民の圧倒的多数が東京オリンピック開催を支持、テレビは大変なお祭り騒ぎだったことを、まるで昨日のことのように覚えている読者も多いことだろう。そうした〝空気〟に対して、亀さんは敢えて異を唱えたが、今でもその考えは変わっていない。

16082501.jpg

そして、今回の今上陛下の生前退位を巡って、大手マスコミが世論調査を実施したところ、実に多くの国民が賛意を示したところからも窺えるように、新たな〝空気〟が発生したことが分かるのである。この日本独自の〝空気〟というものの実体だが、小室直樹は自著『昭和天皇の悲劇』(光文社)で以下のように述べている。

空気(ニューマ)が一変すれば、何人も、これに抗することなど出来っこない。
『昭和天皇の悲劇』p.102


この何人には、恐れ多いことながら、天皇皇后両陛下も含まれているのである。

再び、以下の行に目に通して欲しい。

昭和天皇は、ことあるたびに、朕は、つねに爾臣民とともにあり、と勅したもう。この勅のとおり、陛下は日本国民とともに空気(ニューマ)の中に在りたもうたのであった。
このことを、同じ空気の中に在って身動きの出来なかった日本国民の誰が非難し得よう。
天皇の「戦争責任」を論ずるときに、くれぐれも、銘記すべきことである。

『昭和天皇の悲劇』p.107


こうした日本独自の〝空気〟を理解するには、社会科学の助けを借りる必要があるのだが、そうした困難な研究を、すでに故小室直樹が行ってくれており、ここに改めて感謝の意を表したいと思う(小室直樹の行った具体的な研究内容については、『昭和天皇の悲劇』を直接参照のこと)。

なお、愚生に社会科学の大切さを教えてくれた人生の先輩として、小室直樹以外に国際コンサルティング会社IBDの石上進社長がおられる。この石上社長に指導して戴いた社会科学について、自身のメルマガに執筆したことがある。以下の拙稿の最後にメルマガのリンクを張ってあるので、社会科学に関心のある読者に一読していただけたら幸いだ。
〝お嗤い〟番組と「お笑い」番組

小室も『昭和天皇の悲劇』の中で、以下のように説いている。

「一歩の差が千里の差を生む」(丸山真男)という。丸山真男氏は、この差を理解することにこそ社会科学の神髄はあると道破した。
『昭和天皇の悲劇』p.175


今回は空気からはじまって、社会科学の話に行き着いたが、この社会科学という解析手法を昭和天皇に応用してみたところ、浮かび上がってきたのが二・二六事件である。二・二六事件は、日本人以外の人たちから見れば、あまりにも摩訶不思議な日本独自の思考・行動様式が潜んでいるのだが、このあたりを取り上げる前に、「二つの玉音放送 その1」で言及した「立憲国家であった大日本帝国」、そしてデモクラシーを次回取り上げたい。何となれば、立憲制とデモクラシーは天皇の戦争責任に深く関与するからだ。

【追補】 生前退位を巡る朝日と日経の世論調査

16082204.jpg
http://www.asahi.com/articles/ASJ863D4CJ86UZPS002.html

16082205.jpg
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS11H0U_R10C16A8MM8000/
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