前稿「青年よ、荒野を目指せ04」を書いたところ、掲示板「放知技」でリスナーさんが紹介してくれた。多分、飯山一郎さんが何等かの反応をしてくるだろうと思っていたら、やはり〝想定内〟であった↓(爆)。
 http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15817120/361-363/
一読し、まさに感謝感激雨霰(あられ)。ただ、小生は招聘されるほどの者ではないので、自分でチケットを手配の上、飯山さんの都合にあわせて、今秋か来春にでも青州市を訪問したいと思っている。
ところで、「亀さん@人生は冥土に行くまで歴史の猛勉強」ということになるでしょう! 」ということなんだが、改めて青州市をキーワードに、ウィキペディアで確認してみたところ、確かに歴史の宝庫であることが分かった。ここから何が飛び出してくるのか、今から楽しみだ。さらに、緯度を確認すると、青州市が東日本同様、ナラ林文化圏に属していることを確認できた。と言うことは、青州市と東日本は地理的に、一衣帯水という位置関係にあることだ。因みに、青州市は北緯36度41分、東日本でほぼ同緯度の場所を探すと、北緯36度43分の日光市がある。

若い頃に中尾佐助の『現代文明ふたつの源流』や、佐々木高明の『稲作以前』などを読んできた身として、青州人と東日本人は、ナラ林文化圏という同一文化圏に属しているので、言語といった面では異なるものの、人間性、すなわち気質で似通った面が多いのかどうか、是非現地で確認してきたいと思う。
なお、ナラ林文化圏と対照を成すのが照葉樹文化圏で、未だ目を通したことはないが、あるブログで佐々木高明の『照葉樹林文化とは何か』の書評を載せていた。その中にナラ林文化圏に言及した行があったので、以下に引用しておこう。
東アジアでは長江流域を境に、その南には常緑の広葉樹林帯が広がり、北側には落葉樹林帯(ナラ林帯)が広がる。日本も、西日本は照葉樹林帯に属し東日本はナラ林帯に属す。ナラ林文化における採取・狩猟型の伝統文化には、内陸森林・狩猟民型と沿岸・定着漁労民型の二つの類型がある。縄文期には、照葉樹林文化に属する焼き畑型の農業が西日本に広がっていた事が,遺跡の調査でわかってきている。 http://blog.livedoor.jp/liveokubo/archives/52083673.html

お陰様で、冥土までの暇潰しが一つ増えた。なお、「青年よ、荒野を目指せ」同様、「爺さんと中国」もシリーズ化し、進捗状況は都度報告していくので、乞うご期待。
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