お陰様で、明日(5/17)の夕方が締め切りの仕事(翻訳)を、2日ほど早く終えることができた。最後に記事をアップしたのは5月9日なので、ちょうど一週間更新できなかったことになる。海外の自動車メーカーからの仕事なのだが、五月雨式に依頼が来ることが多く、時には普段より大量の依頼が、立て続けに来ることが毎年1~2回あり、今年の場合は今がそんな時期に相当しているようだ。そのため、あと数回は大量の依頼が続くかもしれない。ともあれ、再び忙しくなる前に、急ぎ「実像と虚像」について書いておこう。
最初に、ここで言う「実像と虚像」だが、俳優を例に取り上げてみたい。拙ブログでは映画やTVドラマについての記事が多く、たとえば高倉健主演の幻の映画「三代目襲名」を、拙稿「最強の侠客が登場する日」で取り上げている。その時、同映画で山口組・田岡一雄三代目組長を演じた高倉健に対して、「「よくやった、健さん!」と亀さんは高く評価した。その他の多くの映画でも、不器用で演技も下手なのに、なぜか高倉健は多くの人の心を打つ。
だが、映画に登場する高倉健は、あくまでも演技者に過ぎず、高倉健の〝虚像〟だ。生身の高倉健の〝実像〟は、もっとドロドロしている。そのあたりの具体的なエピソードは、決してテレビといった公の場で語られることはないが、一度だけ、そのあたりを匂わす発言をした人物がいる。脚本家の倉本聰氏だ。亀さんは録画したTV映画やドキュメンタリーを、Excelを使ってデータベース化しており、先ほど確認したところ、高倉健に関するドキュメンタリー番組は以下の通りで、多分そのうちの1本に倉本氏が登場しているはずだ(順不同)。
昭和偉人伝 高倉健 高倉健インタビュー 高倉健が残したもの~“人を想う”心の旅~ NHK BSプレミアム 拝啓 高倉健様 NHKプレミアムカフェ 俳優 高倉健 その素顔に迫る クローズアップ現代 “人を想う” ~映画俳優・高倉健さん~
亀さんのアンテナに引っ掛かったのは、高倉健の運転する車に同乗した時の倉本氏の話だ。倉本氏は高倉健と四方山話をしているうち、以下のように問うたのである。
「どうして、再婚しないのですか?」
刹那、高倉健は急ブレーキをかけ、しばし無言で前方を見つめたままになった。やがて、笑顔を倉本氏に向け、当たり障りのないことを一言二言だけ言うと、再び車を走らせ、あとは別の話題に切り替えたのだという。
実は、倉本氏以外にも〝同様の話〟をしてくれた、栗原茂さんという知己がいる。栗原さんはフランク永井を〝兄貴〟と慕っていた人で、若い頃は用心棒も兼ねてフランク永井のお供をすることが多かったという。当然ながら、フランク永井を通して大勢の歌手や芸能人と接しており、彼らの〝実像〟について驚くほど多くを知っている。そして高倉健についても、倉本氏同様のことを栗原さんが話してくれたことがあるので、倉本氏の話はほぼ間違いないと思っている。なお、ネットという公の場ということもあり、これ以上の具体的な話は控えさせていただく。
 フランク永井
ところで、掲示板「放知技」の以下のスレッドにおいて、皇室と瀬島龍三について活発な意見交換が行われている。その瀬島龍三と栗原さんは実に深い交流があった。大量の仕事が再び入らなければ、栗原さん本人から聞き出した瀬島龍三の〝実像〟を下敷きに、近く瀬島龍三について取り上げてみたいと思う。 飯山一郎へ伝言・密告・質問・短信etc -16-
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