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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
危険な合成カンナビノイド
先週土曜日に開催のまほろば会、仕事(翻訳)の締め切りに追われていたため亀さんは欠席したが、その後安西正鷹さん本人から安西ファイルを送っていただいたので、「大麻編」および「お金編」の両方をアップしたい。今回アップしたのは「大麻編」で、合成カンナビノイドの背景と、その恐ろしさを説いた優れたファイルになっている。是非、一読のほど…。

最近の大麻解禁の背景 その14
~言霊ラ行時代の壮大な神計らいと大麻と神々の復権
2016年4月まほろば会・「大麻」講義資料


(1)悪用される大麻
●危険な合成カンナビノイド

・「危険ドラッグ」「覚せい剤」とともに蔓延しているのが、「大麻」である。最近は規制強化で危険ドラッグの入手が難しくなり、代わりに大麻の需要が高まっているとの指摘もある。2015年9月、警視庁少年事件課は東京都目黒区内の私立高校に通う3年生の男子生徒2人を大麻取締法違反容疑で逮捕したと発表した。また、同月、ロックバンド「チェッカーズ」の元リーダーの息子2人を、大麻取締法師範の疑いで逮捕している。
・現代では、麻薬は化学によって簡単につくり出される。それが薬物であり、日本で危険ドラッグと呼ばれるようになったものは、大麻や覚せい剤などの成分の化学構造式を少し変えることで大量に生産される。これは、米国も同じで、もっとも蔓延しているのが「K2」「スパイス」「リーガル」と呼ばれる「合成カンナビノイド」だ。合成カンナビノイドは、中枢神経を興奮させる作用がある大麻の主成分テトラヒドラカンナビノール(THC)の化学式に似せてつくられた薬物である。
・米国立薬物乱用研究所(NIDA)によれば、2010年に合成カンナビノイドを吸って病院に運ばれた人は1万1000人を超え、大多数は十代、二十代の若者だ。

●日本中に衝撃を与えた「池袋暴走事件」
・「合法ドラッグ」「脱法ドラッグ」の名称が「危険ドラッグ」に変更されたのは2014年7月のことだが、そのきっかけとなった事件が「池袋暴走事件」である。
・2014年6月24日の夜、東京のJR池袋駅西口近くの歩道は帰宅途中の人々で混雑していた。そこへ突然、脱法ドラッグを吸った男の車が突っ込んできた。歩道に乗り上げて通行人を次々とはね飛ばし、20代の女性を死亡させ、7人に重軽傷を負わせた。運転席でよだれを垂らしながら、意識が朦朧としていた男の映像はテレビで繰り返し流され、日本中に衝撃を与えた。この事件の後、警察庁は脱法ドラッグの新名称を一般募集し、危険ドラッグに変更したのである。
・37歳の容疑者の男が吸っていたのは、「合成カンナビノイド」と呼ばれる抑制系の危険ドラッグだった。では、合成カンナビノイドとはどんなものなのか?
・危険ドラッグを成分からわかりやすく分けると、主にカチノン系と合成カンナビノイドになる。形態としては、カチノン系は粉末状のものが多く、合成カンナビノイドは乾燥植物片に化学物質をまぜた「ハーブ」が多い。カチノン系は覚せい剤に似て「興奮系」と呼ばれ、使用すると幻覚・幻聴・妄想などが起こり、激しい興奮状態や急性錯乱状態となって救急病院に運ばれるケースもある。
・一方、合成カンナビノイドは大麻に似て、「鎮静系」と呼ばれ、使用すると急激な意識障害が起こり、吸った直後に車の運転をするとどこかに突っ込んでしまったりする。池袋の事件はまさにこのケースに当てはまった。
・薬物治療の専門医によれば、合成カンナビノイドを使用すると、呼吸困難、吐き気、痙攣などに襲われ、最悪の場合、嘔吐物による窒息、循環器系の障害、多臓器不全などで死亡に至るケースもあるという。さらに、「大麻を使用しただけで救急病院に運ばれる人はほとんどいない。合成カンナビノイドは大麻と似た『鎮静系』だが、その薬理作用はまったく異なる」とのこと。合成カンナビノイドは本物の大麻よりはるかに有害で危険ということになる。

●2時間で細胞や神経線維が破壊される
・2012年に国立精神・神経医療研究センターの研究チームが実験で確認したところによると、合成カンナビノイド系の化合物をマウスの脳神経細胞に垂らしたところ、なんと2時間で細胞や神経線維が破壊されてしまった。これは、大麻どころか覚せい剤を上回る強い毒性があるということだ。
・池袋事件が起こる前の時点で、厚生労働省は合成カンナビノイドを775種類、カチノン系を504種類、計1279種類の危険ドラッグの物質を規制していた。しかし、池袋事件の容疑者が吸っていた合成カンナビノイドは規制されていなかった。厚生省は急いでその物質を鑑定し、規制対象に加えたが、男は違法ではない危険ドラッグを使って事件を起こしたことになる。
・このように規制当局と販売業者は「いたちごっこ」を繰り返してきたが、皮肉なことに規制されるたびに中身はより有害で危険なものになっていった。業者は化学構造を少し変えたりして新商品をつくるが、前の商品より効果が弱いと売れないので、結果的に毒性の強いものになってしまうのである。

●大麻の数十倍危険な合成カンナビノイド
・警察庁の集計では、2014年に危険ドラッグを使用して死亡した疑いのある人は計112人に上り、2012年の8人、2013年の9人から10倍以上に増えた。しかし、薬物依存症の専門治療機関である埼玉県立精神医療センターの成瀬暢也副病院長は、「実際はもっと多いのではないか」と推測する。
・成瀬医師によれば、筋肉の細胞が壊れると、CPK(クレアチンフォスフォキナーゼ)と呼ばれる酵素の値が上昇する。正常値は200以下だが、危険ドラッグを使用した患者のなかには最高で32万、2番目が26万の人がいたという。
・「覚せい剤を使ってもせいぜい1万を超えるぐらいで、26万とか32万という数字は見たことがありません。それだけをとっても、危険ドラッグがいかに強力で危険かという目安になると思います。臨床的な印象で言えば、興奮系の危険ドラッグは覚せい剤の数倍、鎮静系の危険ドラッグは大麻の数十倍は強力で危険だと思います。業者はとにかく売れればいいわけで、使用者からすれば、動物実験もされず、誰も使ったことがないものを、身銭を切って人体実験しているようなものです」

●違法性も危険性もないという誤ったイメージ
・これまで事件を起こした多くの人間が、危険ドラッグの有害性をよく認識しないで使用してきた。それは、当初、危険ドラッグが、「合法ドラッグ」「脱法ドラッグ」などという、いかにも違法性がないかのように呼ばれていたためだろう。「合法」「脱法」なら危険ではないと思い込み、ついつい気軽に手を出してしまったというケースも多い。
・日本人は、元々法律や社会のルールを守ろうとする遵法精神が強く、「法律に触れる」ことはしたくないと考える。したがって、薬物に興味を持ち、試してみたいと思っても、それが違法であれば思い止まることが多い。ところが、危険ドラッグに対しては、日本人の遵法精神がうまく働かなかった。
・それはやはり、危険ドラッグにはドラッグという名前さえ付いておらず、当初「合成ハーブ」や「お香」などとして売られていたからだ。その後、危険ドラッグとなっても、「合法」「脱法」が付いていたので、違法性も危険性もないというイメージが広まってしまった。
・歓楽街にできた脱法ドラッグ店では、サラリーマン同士が飲んだ帰りに「ちょっと寄ってみよう」と中に入り、購入するケースが少なくなかった。新宿歌舞伎町には、以前、脱法ドラッグ店が並んだ「ドラッグストリート」と呼ばれる通りがあった。それらの店では乾燥植物片に合成物質をまぜたハーブや粉末状の「バスソルト」(入浴剤)などが小さくパッケージされ、2000円~5000円くらいで売られていて、若者たちや中年サラリーマンが気軽に出入りしていた。こうして、普段はまじめで遵法精神の強い日本人も、「法に触れない」ということで、気軽に薬物に手を出してしまうことになった。
・しかし、合法、脱法と言っても、その中にどんな有害物質が、どのくらい含まれているのか、誰もよく知らなかった。取り締まる側もまた同じだった。種類の多さもあって、その一つ一つの成分分析がされるようになったのは、事件が続発するようになってからである。
・国立精神・神経医療研究センターの和田清・薬物依存研究部長(2014年11月の取材当時)はこのように警告する。「覚せい剤も大量に使えば大変なことになりますが、極端に言えば覚せい剤の場合は、『いろいろな死人』を出しながら今の使い方ができたわけです。でも、危険ドラッグにはそういうものがありません。いろいろな有害物質がごちゃまぜになっていて、なにが入っているかもわからないのですからね」

(書籍『大麻解禁の真実』(矢部武著、宝島社)より引用・一部編集加工)


【ポイント】
・現代では、麻薬は化学によって簡単につくり出され、「薬物」、「危険ドラッグ」と称される。それらは大麻や覚せい剤などの成分の化学構造式を少し変えることで大量に生産される。事情は米国でも同じで、もっとも蔓延しているのが「K2」「スパイス」「リーガル」と呼ばれる「合成カンナビノイド」であり、中枢神経を興奮させる作用がある大麻の主成分テトラヒドラカンナビノール(THC)の化学式に似せてつくられた薬物である。
・合成カンナビノイドは乾燥植物片に化学物質をまぜた「ハーブ」が多い。大麻に似て、「鎮静系」と呼ばれ、使用すると急激な意識障害が起こり、吸った直後に車の運転をするとどこかに突っ込んでしまったりする。
・合成カンナビノイドを使用すると、呼吸困難、吐き気、痙攣などに襲われ、最悪の場合、嘔吐物による窒息、循環器系の障害、多臓器不全などで死亡に至るケースもあるという。大麻を使用しただけで救急病院に運ばれる人はほとんどいない。しかし、合成カンナビノイドは大麻と似た『鎮静系』だが、その薬理作用はまったく異なる。合成カンナビノイドは本物の大麻よりはるかに有害で危険だ。
・合成カンナビノイド系の化合物をマウスの脳神経細胞に垂らしたところ、なんと2時間で細胞や神経線維が破壊されてしまったという実験結果が出ており、大麻どころか覚せい剤を上回る強い毒性があることがわかっている。
・規制当局と販売業者は危険ドラッグの規制をめぐって「いたちごっこ」を繰り返してきたが、皮肉なことに規制されるたびに中身はより有害で危険なものになっていった。業者は化学構造を少し変えたりして新商品をつくるが、前の商品より効果が弱いと売れないので、結果的に毒性の強いものになってしまう。
・鎮静系の危険ドラッグは大麻の数十倍は強力で危険だという。業者はとにかく売れればいいわけで、使用者からすれば、動物実験もされず、誰も使ったことがないものを、身銭を切って人体実験しているようなものだ。
・危険ドラッグにはドラッグという名前さえ付いておらず、当初「合成ハーブ」や「お香」などとして売られていた。後に危険ドラッグとなっても、「合法」「脱法」が付いていたので、違法性も危険性もないというイメージが広まってしまった。
・合法、脱法と言っても、その中にどんな有害物質が、どのくらい含まれているのか、誰もよく知らなかった。取り締まる側もまた同じだった。種類の多さもあって、その一つ一つの成分分析がされるようになったのは、事件が続発するようになってからである。
・覚せい剤の場合は、『いろいろな死人』を出しながら今の使い方ができたが、危険ドラッグにはそういうものがない。いろいろな有害物質がごちゃまぜになっていて、なにが入っているかもわからない、という恐ろしい状況にある。

【私見】
・大麻の主成分テトラヒドラカンナビノール(THC)は酩酊作用をもたらす。これが「大麻は薬物だ」と批判される元凶となっている。確かにこれは事実である。一方で、大麻は繊細な波動を有する精神性の高い植物で、万能のエネルギー資源といわれている。これも確固たる事実である。
・どちらも事実としては正しいのだが、大麻批判勢力と大麻擁護勢力が大麻の酩酊作用を巡って論争する時、その論争の的がそれぞれ異なっているため、話がかみ合わない。ここに、議論が平行線をたどり、いつも合意点や妥協点が見いだせない原因がある。
・前者は「合成カンナビノイド」をイメージしながら批判し、後者は「昔ながらの大麻」を頭に描きながら反論しているが、どちらも前提条件を合わせることなく安易に「大麻」と言う言葉を使って論争している。これではいつまでたっても問題は解決しない。
・今後は、危険ドラッグとしての大麻の負の側面を語る際には、「合成カンナビノイド」という言葉に統一して議論すべきだ。

・好奇心にあふれ危険を顧みない無謀な者やならず者が自ら得体の知れない薬物や植物を体内に摂取することで、安全な使用法を学習してきた。彼らは自らが犠牲となることで、人類に貢献してきたのであり、その点で彼らの死は決して無駄にならない。昔から人類は、こうして無謀ながらも勇気ある者たちの勇敢な犠牲によって、毒性のある薬物や植物などとの取り扱いを学び、適正な距離をとってきた。
・人類は現代の物質科学文明において、ものごとを分断、分割、分解してマクロ的に分析することで、ものごとがどのように成り立っており、どのように作用するのかを解明してきた。その手法が科学である。科学は産業を発展させるうえで多大な貢献をしてきたことは否定できない事実であり、神々もそれを望んでいた。しかし、神々は高度に発展した物質とそれまでに発展させてきた高い精神性を統合して、よりグレードアップした「モノ」を創造することを人類に期待しているのである。
・物質は単なる物体の塊ではない。超ミクロの次元では、個々の素粒子に意識が宿っている。古来、モノとは物質と心の両方を指していた。森羅万象すべての中に、物質と精神の両面が宿されているという、「物心一元」として実体を観ようとする高い精神性が、縄文時代以前の調和的な文明を創り上げていた。
・人類は神が作った大麻に似せて合成カンナビノイドなるものを生み出した。テトラヒドラカンナビノール(THC)の酩酊作用を解明し、それだけを純化・抽出すれば最高の作用・結果が得られるという考え方、つまり科学への絶対的・盲目的な信頼が根底にある。だが、大麻には他にも多数の薬理成分があり、THCはそれ自体の作用だけでなく、他の薬理成分との連関作用も持っている。他の薬理成分も同様であり、これらの多数の作用が複合的に絡み合って、大麻全体の作用・特徴を創り上げている。
・現代文明を支配する者たちは、あらゆるものの中で、ある一つのものだけが優秀で最高であり、その他大勢のものは劣悪で排除すべきだという「優生学」に毒されており、それを究極まで推し進めて理想の支配体制実現を完成させようとしている。このような危険な思想と価値観が具現化したものが、われわれがいま目撃し、体験している現実である。
・合成カンナビノイドは、その一つの顕れである。人類は、森羅万象を生成発展させるという使命に背いた結果、躍動する新たな生命の創造ではなく、生命を傷つけ消滅させる殺傷兵器を作り出しているのである。



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【引用・参考情報】
<新聞・雑誌・書籍>
『大麻解禁の真実』

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