30年前の今日、チェルノブイリ原発事故が起きた。原発関連の報道に力を入れている東京新聞は、「食の汚染 今も」という記事を今朝発表、未だに続く食の放射能汚染についての調査結果を発表した。


このチェルノブイリ原発事故だが、実に不可解な点が多く、亀さんはPDFファイルを作成して以下のように書いた。
なお、ゴルバチョフに直接会った人物によれば、どうやらチェルノブイリ原発事故は西側の陰謀だった可能性が高い。
仮にチェルノブイリ原発事故が〝西側〟の陰謀だったとすれば、3年半後の1989年11月10日にベルリンの壁が崩壊、さらに5年半後の1991年12月25日にゴルバチョフ大統領の辞任に伴い、ソビエト連邦が解体されたことにより、米ソという二極体制から米の一極体制に移行したことに思いを致せば、〝西側〟の正体が透けて見えてくる…。
さらに、ソ連崩壊からほぼ20年後の2011年3月11日、今度は福島原発事故が起きたわけだが、以下の写真が如実に物語るように、ソ連を誕生させたのが〝西側〟なら(拙稿「パンツを脱いだサル 4」参照)、チェルノブイリ原発事故を引き起こしたのも〝西側〟、福島原発事故を起こしたのも同じ〝西側〟であることが分かるだろう(福島の原子力発電所の中枢部は、ブラックボックスとなっており、そのブラックボックスを握っているのは〝西側〟である。このあたりは、藤田東吾氏の著した『月に響く笛 耐震偽装』に詳しい)。ともあれ、瑞穂の国を人の住めない土地にした〝西側〟に対して、亀さんは強い憤りを覚える今日この頃である。
 2011年4月、田中龍作氏が宮城県南三陸町にて撮影
拙稿「命運尽きた瑞穂の国、だが…」で、以下のように書いた(傍線は亀さん)。
ここでチェルノブイリ原発事故を振り返るに、同原発では大勢の犠牲者を出しながらも最終的に石棺化に成功している。それにも拘わらず、放射能による後遺症で苦しむ人々は未だに多いのだ。一方、日本の場合は石棺化どころか、何もせずに5年間も福島原発を放置、今も放射能のタダ漏れが続いている。そのため、チェルノブイリ原発以上の悲惨な結末を迎えることが容易に予想できるのであり、まさかと思うだろうが、間もなく首都圏が麻痺し、ライフライン(電気・水道・ガス)がストップ、やがて日本列島は原始生活に突入していく。
これが、日本の近未来像なのだ。加えて、5年以上の長きにわたり、未だに大量の死の放射能を撒き散らしているフクイチ(福島第一原子力発電所)は、世界最大の問題と化している。このあたりは、拙稿「長い間、日本をありがとうございました」を参照されたい(傍線は亀さん)。
首都圏の病院が麻痺する頃には、大勢の人たちが何が起きているのかに気づいてパニックに陥り、間もなく日本の行政は停止、間髪入れずに主権国家でなくなった日本に、ロシアと中国を中心に日本に進駐してくるだろう。その場合の最優先事項が福島原発の鎮圧だが、チェルノブイリを体験したロシアですらフクイチの鎮圧に成功するかどうかは分からないのであり、唯一分かっているのは、さらに事態が悪化すれば日本列島が死の列島になるだけでは済まされず、人類滅亡という最悪の事態もあり得るということだ。だからこそ、現在の世界は拙稿にも書いたように「今後の世界はフクイチを中心に動く」ということになる。
今や、福島原発に関して頼れる情報源は、極めて限られるものとなった。そうした貴重な情報源の一つが、「飯山一郎へ伝言・密告・質問・短信」だ。以下のHP記事と併せて一読していこう。 ◆2016/04/25(月)2 『放知技』はフルスロットル!
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