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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
高井鴻山の生涯の夢
福島原発事故から5年目を迎えた今日、日増しに亡国の兆しが色濃くなってきた。そうした世の中にあって、独り逞しく生きていくには、本物の情報を得ることができるかどうかにかかっている。そうした本物の情報が得られる数少ない場の一つが、掲示板【放知技】だ。無論、同掲示板も世の中同様、さまざまな人たちが投稿していることもあり、まさに玉石混淆といった感が強いのだが、そうした中にも本物の情報を提供してくれているのが、堺のおっさんとか木枯し紋次郎さんといった人たちだ。無論、この二人以外にもキラリと光る投稿もあり、そんな投稿の一つが芋兄ィさんの葛飾北斎についての投稿だ。特に亀さんが注目したのは、高井鴻山その人である。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15662298/298/

一年ほど前になるが、国内はもとより海外各地を仕事で訪れることの多い関西の道友Kさん、時々各地の名物を送ってくれている。そうした贈り物の一つに、高井鴻山記念館を訪れた時に入手したものと思われる、『鴻山ものがたり』(高井鴻山記念館監修)があった。

16031301.jpg

豪農商の高井家の跡取りであった高井鴻山は、葛飾北斎のためにアトリエ碧漪軒(へきいけん)を造り、北斎は都合四度も江戸から山深い信州は小布施に足を運び、孫ほどに歳の離れた鴻山のために絵師としての技を伝えたという。そして鴻山自身、さまざまな肖像画、山水図、妖怪図、さらには書を遺しているが、特に目を引くのが妖怪図だ。以下、『鴻山ものがたり』から一部引用をさせていただく。

16031302.jpg
http://www.lcv.ne.jp/~kohnoshg/site391/kouzan1.html

鴻山は、自分が教えていた塾生の一人に、妖怪画を描くようになった理由を次のようにもらしています。

「ある時、遊びに出かけた女の子が、出かけたまま帰ってこないので、とても心配になった。立ち寄っていそうなところを聞いてみても、どこにもいない。なお心配になって、そわそわしていると、突然、門の外で『お父さん』と呼ぶ声がしたので、ああ、やっと帰ってきたか、よかったと思い、『おう』とこたえたが、姿はどこにもなく、声もそれっきりしなかった。するとしばらくして、その子が小川で流されて死んでいたという知らせが入った、時間を照らし合わせてみると、ちょうど門の外から、『お父さん』と呼びかけられた時間と一致していた……」

こうした体験は、ほかにもあったようで、鴻山の妖怪画は、身近な人たちの死とも深く関係しているようです。

鴻山の兄弟は幼くして、あるいは鴻山より早く世を去り、また、鴻山の子供のうち、三人の男の子は小さいうちに亡くなっています。そして、一人娘も思いもよらない水の事故で世を去りました。

鴻山は、これらの兄弟や子供への思いを胸に絵を描いたり、絵の中に彼らの魂を呼び込んだりしていたのでしょう。

このように鴻山は、この世を去った者も自分も皆一つになれるものとして、妖怪画を描くことにのめり込んでいきました。死者への恐れよりもむしろ、生きている時には得られなかった死者との一体感や調和があったのです。また、絵に登場するのは一人ではありません。数人が寄り合って話し合ったり、お酒を酌み交わしたりしている姿を描いて、人は一人で生きているのではなく、真に関わりあって生きていくことの大切さも、鴻山は語りかけているのです。

鴻山自身は、けっして芸術的に高いものを求めるために妖怪画を描いたのではなかったようです。むしろ、ちょっとユーモラスな表現の中に、人なつこさが感じられる、そんな味わいを求めていたと思われます。

『鴻山ものがたり』p.67~


上記の行以外に、以下の行も未だに強く心に残っている(傍線は亀さん)。

鴻山は若いころからの勉学の中で、日本の国の政治のあり方について、しっかりとした考えをもっていました。

高井家では、鴻山の生まれる以前から京都に住む公家・九條家の御用達となり、深い付き合いをしていました。そのため、公家や皇室には、ことのほか強い関心を寄せていました。

京都へ遊学した鴻山は、いろいろな学問や書あるいは絵画などを勉強しましたが、歴史の研究にも熱心でした。

そして、「日本の政治の本当の道は皇室を中心にした平和な國を創ることだ」と胸に刻み込んでいました。それは鴻山の生涯の夢でもあったのです。

『鴻山ものがたり』p.78


本当はNHKの「日曜美術館」で最近印象に残った、以下の2本の番組も取り上げるつもりでいたが、本稿が長くなるので別の機会に譲りたい。

・忘れられた天才 明治の洋画家・五姓田義松
・夢の蕭白(しょうはく) 傑作10選
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コメント
亀さん、拙稿に目を留めていただきまして、ありがとうございます
御礼を申し上げるのが遅くなり、誠にもって申し訳ございません。

今回、拙稿に目を留めていただき、まことに恐縮しております。
飯山先生の掲示板は、毎日拝見しておりますが、投稿は滅多にしておりませんでした。

今回、お目に留めていただき、ブログで紹介されるなどと、今までになかった経験であります。
それで、どのように反応したらよいものかと、また亀さんのような方にブログで紹介されるなどと、恐れ多くて出てこれませんでした。
しかし、もっと勇気を出して早めに御礼を申し上げるべきであったと深く反省しております。

なんか緊張してしまい、思うことの半分も綴れませんが、今後も叱咤激励してくださいますようお願い申し上げます。
[2016/03/27 10:45] URL | 芋兄ィ #- [ 編集 ]

こちらこそ、ありがとうございました
芋兄ィさん、

今回の貴兄のおかげで高井鴻山のことを思い出し、高井鴻山の生涯の夢を世の中に紹介する切っ掛けとなり、当方からも改めて御礼申し上げます。では、また掲示板【放知技】でお会いしませう。今後ともどうかよろしくお願いします。

亀さん@エッ! 亀さんが草莽の志士…((゚m゚;)アレマッ! 
http://iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-8258.html
[2016/03/28 00:19] URL | 亀さん #FlJCcfGk [ 編集 ]


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