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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
蘇るのか、逝きし世の面影
数年前に飯山一郎さんのHPかブログかで、渡辺京一氏の著した『逝きし世の面影』が紹介されていて気になっていたのだが、今回目を通した『飯山一郎の世界の読み方、身の守り方』でも、同書を取り上げていたこともあって早速入手してみた。まだ十分の一も同書を読み終えていないのだが、それでも今まで知らなかった、江戸という時代が垣間見えてくるのであり、毎晩焼酎を片手にワクワクしながらページを捲っている。特に、同書の冒頭で以下のような記述を目にして、ある種のカルチャーショックを受けた(傍線亀さん)。

われわれはまだ、近代以前の文明はただ変貌しただけで、おなじ日本という文明が時代の装いを替えて今日も続いていると信じているのではないだろうか。つまりすべては、日本文化という持続する実体の変容にすぎないと、おめでたくも錯覚して来たのではあるまいか。
『逝きし世の面影』p.10


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同書を読み進めながら、「明治維新(文明開化)は失敗だったな」という言葉を吐いた、まほろば会の林廣同志を思い出した。また、『飯山一郎の世界の読み方、身の守り方』を通読して、最も印象に残った行として拙稿「200年後の日本」でも紹介した行を思い出したのだが、ここで改めて以下に再掲しておこう。

日本の放射能の惨状によって、ロシアどころか中国も泣いています。本来ならば日本列島自体が居住不可能で強制移住区域になっていなければおかしい。私はすぐにでも移住したいけども、一応、日本はまだ主権国家ですから、ロシアも中国も簡単には手が出せません。いよいよその時が来れば、私は家族も引き連れてロシアに移住します。日本列島は、今後の数百年間は人が住めなくなりますから、できれば1000万人がロシアの領土の一部を間借りしてお世話になって、そこで日本の再構築、復興を願いながら、そのスタートに立ち会いたいです。

22世紀には日本人が世界に冠たる民族に生まれ変われるように願いつつ、私も,夢を持ちながら行動していきたいです。23世紀には、かつて百済が日本列島にやって来たように、ふたたびこの日本列島に舞い戻って来て、新たに日本を作り直していく。23世紀までの展望を持って、死ぬまでこの夢の達成のために己の命を燃やし続けていきます。「使命]という言葉は、「命」を「使う」と書きます。

人生は、ただ長生きするのではなくて、いかに己の命を使い切るか。その生きている間の密度が大切です。ネロ-(第5代ローマ皇帝)の幼少期の家庭教師も務めたセネカも、「いかに永く生きたかではなく、いかに良く生きたかが問題だ」という名言を残していますね。

今の日本は、生きていても死んでいるようなゾンビ人問が多いです。私もできれば23世紀の新日本国に生まれ変わって新しい日本を見てみたいですけどね。

だけど、とてもそれは信じられませんからね、ワハハハハハ!

『飯山一郎の世界の読み方、身の守り方』P.284


200年後、〝日本人〟が再び日本列島に戻るようなことがあるとすれば、江戸時代には確かにあった、あの逝きし世が復活するのだろうか、それとも…。
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