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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
古希
お陰様で本日、無事に古希を迎えることができた。亡母から聞いたことだが、昭和28年2月12日に未熟児として産まれたとのことで、小生を取り上げた産婆さんは母に、「どうにか、育つでしょう・・・」と言ったという。

早生まれだったということもあり、クラスではチビだったし、勉強も運動も他のクラスメートよりは劣っていた。加えて、もともと身体が弱かったこともあり、とても70歳までは生きられないだろうと思っていただけに、無事に古希を迎えた今日、自分を産んでくれた今は亡き両親に心から感謝したい気持ちで一杯だ。

「心技体」という言葉がある。小生の「体」を鍛えてくれたのは、高校時代に稽古に励んだ合気道であり、続けて高校卒業後に日本を飛び出し、三年近くをかけて世界放浪の旅を体験したことで、英語やスペイン語という「技」を身につけた。そのお陰で、今日に至っても翻訳の仕事で飯が食えている。さらに、自分の足で世界を旅しながら、老若男女の様々な民族の人たちと接したことで、ある種の自信のようなものが身についた。つまり、己れなりの「強い心」をつくることができたように思う。


「昭和20年代の子供たち」 当時の子供達の貴重な写真と映画から

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爾来、半世紀の時が流れたわけだが、ここに至って気になってきたのが残された時間だ。
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健康寿命とはどのようなもの?

今の自分の気持ちを正直に言えば、この瞬間に死んでも良いとすら思っているし、それなりの覚悟はできているつもりなので、日々、「今日が我が人生最後の日」と毎朝自分に言い聞かせている。また、世間でいうところの健康寿命、そして平均寿命を考えれば、残された時間も少なくなった。だから、残り少なくなった時間をどのように過ごすべきかと、考えるようになったのも確かだ。そのあたりについて、小生と同じような考え方をしていたのが下掲の動画だった。


70歳からの「幸せな過ごし方」【仏教の教え】

動画の中で菊谷隆太氏が、「今の幸せを感じる心、そして70年間に得たものを後生に遺すこと」と語っていたが、小生の思い描いてきた余生の過ごし方と一致していた。なを、菊谷氏が言及していた映画「西の魔女が死んだ」、小生もすでに同映画を観ていたので分かるのだが、実に良い映画だった。


映画「西の魔女が死んだ」 予告編

菊谷氏は他にも多くの動画を公開しており、どれも良い動画だったが、個人的に最も気に入っているのが歎異抄についての動画である。たとえば・・・


歎異抄にはっきり簡潔に説かれている人生の目的とは何か.。

この動画では、20世紀最高の哲学者と云われたハイデガーが登場している。そのハイデガーが英訳の歎異抄に出会った時、「もっと前に歎異抄に出会っていたら、ギリシア語やラテン語ではなく日本語を勉強したのに」と後悔したそうだ。そのあたり、日本精神について追究してきた身として、ハイデガーの気持ちが痛いほどわかる。

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『歎異抄』と云えば、40年前に入手した講談社文庫版が手許に残っているが、久方ぶりに紐解いてみようかな・・・。それ以外にも、NHKが放送した100分de名著の「歎異抄」、こころの時代でも「歎異抄にであう」と題するシリーズを、六回連続で放送していた。放送を見逃した読者は、上掲の本に目を通すといいだろう。

ともあれ、今日から七十代、残りの人生で何が待ち受けているのか、ワクワクするし、今から楽しみで仕方がない。まさに、人生は冥土までの暇潰し・・・

【その他の動画・記事】

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死んだら「無」になるか【死後の世界はあるかないか】


【ベストセラー】「「80歳の壁」を超える食事術」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】

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沢木耕太郎「旅も人生も深めるなら1人がいい」

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文化発祥の地
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NHKで「人類誕生・未来編」というシリーズが、3回にわたり放送されたので観てみた。以下は第1回目の解説文である。

アフリカのか弱い生き物に過ぎなかったサルが、なぜ700万年の間にヒトへと進化できたのか?驚きと謎に満ちた人類進化の壮大な物語を、最新科学で解き明かす3回シリーズ。第1集は、ヒトが生まれるまでの“奇跡の物語”。ヒトに至る人類の進化は常に絶滅と隣り合わせの過酷な道程だった。次々と迫り来る危機をいかにして乗り越え、進化の階段を上がったのか?ヒトに至るまでの幸運と偶然に満ちたドラマを描く。


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この番組では、人類の誕生から現在に至るまでの壮大な物語を描いており、いかにもNHKらしい内容だった。そして、同時に思いを馳せたのは、今や滅亡したとされているホモ・エレクトス(ジャワ原人や北京原人)、ネアンデルタール、そして我々ホモ・サピエンスが、同時代を生きていた一時期があったということである。

小生は過去において人類学についての記事を何本か書いている。たとえば、7年前に書いた以下の記事・・・
人類、そして日本人はどこから来たのか

上掲の記事でも触れたように、日本人の場合はネアンデルタール人の遺伝子が入っているということは、広く知れ渡った周知の事実であるが、ホモ・エレクトスの遺伝子も、我々ホモ・サピエンスが引き継いだ可能性がある。ウィキペディアの「ホモ・エレクトス」項でも、以下のように書いていた。

ホモ・サピエンスとの混血は、種の分化が50万年前であるため、可能性は残っている


小生は「日本精神」について多角的な記事を書いているが、数年前から気になっていたことがあり、それは文化発祥の地が日本列島だったのではということだ。この点については、最近の研究で正しいだろうということが、次第に明らかになりつつある。そのあたりについての詳細は、武田邦彦氏が以下の動画で述べているので耳を傾けてみよう。


【第12回 幸せ砂時計サイエンス】幸せの科学:日本のルーツから探る

武田氏は3回のシリーズで文化・遺伝子・日本語の視座から、日本人のルーツについて解説してくれるというので、今から大変楽しみである。その第一弾が上掲の動画というわけで、日本こそが文化発祥の地だったという話になっている。そのあたりは武田氏の動画で確認していただくとして、個人的に特に注目したのが武田氏による神話の話だ。武田氏は、日本の最高神である天照大神は女性神だが、女性が最高神とされているのは日本だけだと語る。

はぐらめいさんがホツマツタヱについて、5回に分けてブログ記事を掲載していたが、ホツマツタヱの場合は天照大神は男性だったとしているのは面白いし、天照大神が男性神か女性神かといったあたりは意見の分かれるところではある。それに関連して、小生は「神話と女性」(仮)といったテーマで、いつかブログ記事を書いてみたいと思っている。その切っ掛けとなったのは、世界戦略情報誌『みち』のお金シリーズの一環として、安西正鷹さんが執筆している「人間の深層心理とお金」で、その刺激を受けたからである。

さて、秩父山地の入口にある拙宅の庭に雪が積もりつつある。今から雪かきの準備を進めておこう。

芸は身を助く
今回の記事名「芸は身を助く」は、マドモアゼル・愛氏の以下の動画から拝借した。


芸は身を助く「特技で収入を得ることを本気で考えよう」

マドモアゼル・愛氏が言わんとすることは、電気・ガス料金をはじめとする食料といった生活必需品の高騰のため、我々の生活が次第に脅かされつつあり、「もう政府は当てにできないので、我々は自己防衛に努めるべきだ」ということである。だから、本業の仕事以外に何等かの方法で副収入を得るべきだとし、マドモアゼル・愛氏は、「占い」で少額の副収入を得ることを例として勧めている。

小生の場合、四半世紀近い時間をかけて培ってきた、翻訳技術があるので古希を目前にした今でも仕事が途切れることはない。だから、学生時代に語学が得意だったり、社会人として英語を使う仕事をしている読者であれば、翻訳という副業で小遣い銭ていどは稼げると思うし、それによって天井知らずの物価高騰を、埋め合わせることもできよう。若い読者であれば、経済評論家の高橋洋一氏の動画が参考になる。


422回 英語が出来るようになる方法を伝授

高橋氏はガールフレンドをつくれと語っているが、この点に関しては全く以て同感でR。思い返せば、小生も海外放浪の生活を送っていた十代の頃、何人かのガールフレンドができたし、当時の彼女たちのお陰で大分英語力がアップしたからだ。

翻訳者の一人として自信を持って言えることは、ジャパンタイムズていどの英字新聞を辞書無しでも、大凡の内容が把握できるまで頑張り、その間はガールフレンドと積極的にデートして、英会話力をブラッシュアップするとE-だろう。また、英日翻訳の場合は日本語力が勝負となる。日本語の本を乱読多読しながら、一方でブログ記事をたくさん書いていくとE-。健闘を祈る。

【追加動画】

卵”高騰の本番はこれから?!鳥インフルだけでは終わりません