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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
腸活
小生は「腸と脳は親子」と題する記事を書いたことがある。記事内容は、ヒトの脳は腸から生じたものであるというものだ。

今回、我々の大切な腸の機能(腸活)を高める食べ物について、一筆書いてみたいと思ったのは、東洋経済の以下の記事に目を通したからである。
「最高の腸活」スーパーフード、意外すぎる5食品

同記事では、ヒトの腸活を高める〝「5つのスーパーフード」〟を、一つずつ紹介していたのだが、トマトを除き、どれもこれも小生が毎日摂取しているモノばかりだった。

【1】トマト
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トマトが身体に良いことは大部前から知っていたので、シーズンには極力毎日トマトを噛っているし、トマトを食材に使った食事を極力摂るように心がけてはいたが、シーズン以外は毎日というわけではなかった。そこで、先ほどカゴメの「つぶより野菜」のキャンペーンに申し込んだ次第である。カゴメについては飯山一郎さんとも語り合ったことがあり、同社の食品なら安心できるからだ。実際に飲んでみて、美味しかったら定期的に購入しようと思っている。

【2】果物
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果物であれば、基本的にどれでも腸に良いようだ。今はミカンの美味しい季節なので、極力ミカンを毎日食べるように心がけている。

【3】緑茶
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拙宅では、かんだい・ネットショップから仕入れた「食べる緑茶」を、毎日マグカップで数杯を飲むようにしている。これに、蜂蜜などを加えると申し分ない。ただし、スーパーで売っているような安物はダメだ。やはり、かんだい・ネットショップで売っている蜂蜜がお勧めだ。本物だからである。

20122606.jpg

【4】赤ワイン
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赤ワインは季節を問わず、毎日飲んでいる。記事によれば、一日あたりグラス一杯が適量とある。小生の場合、〝やや〟量的に多いかもしれない(笑)。

【5】ビターチョコレート
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小生は朝のコーヒーのお供にビター・チョコレートを、一粒だけ口に放り込むのを長年の習慣としているが、これが腸活に良いとは夢にも思わなかった。これからも、この良い習慣を続けていこうと心に誓った次第でR。

なを、拙稿「長寿の秘訣」にも書いたことだが、以下の情報も再度付記しておこう。

・粗食小食(一日一食)に徹すること。かつ、乳酸菌の摂取に心がけること。


それから、白米ではなく玄米を食べるように心がけたいものだ。それも、最低百回は噛むことが肝心だ。以下、旧ブログから・・・

西原克成 具体的には、脚気に対しての森林太郎の偏見で、それに基づいて彼が実施した『日本兵食論』の誤りです。脚気の問題で森林太郎が犯した致命的な過ちは、日本の医学史において恥ずべき汚点であり、脚気は陸海軍で日清戦争直前に克服されていました。ところが、白米中心の陸軍兵食にこだわった森軍医は、軍医部長の麦飯給与の進言を退けた。それで、戦闘で死んだ者よりも脚気で死んだ者のほうがはるかに多い、という大失策を犯したのです。
“明治の大文豪”森鴎外の隠された真実


軍医であった森鴎外にして、玄米の凄さについては無知だった。

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沼の大掃除
11月3日に行われた米大統領選、投票が締め切られた後の開票速報では、トランプ圧勝の勢いだった。だから、世界中の多くの人たちがトランプの当選を確信、安心して床に就いたはずだ。小生もそんな一人だった。

しかし、一夜が明けると情勢が一変していた。バイデンが〝大逆転〟していたのだ。誰も予想すらしていなかった事態に直面し、唖然としたことだろう。小生も最初、「何故だ?」と一瞬頭が混乱したものである。しかし、直ぐに気を取り直し、バイデン〝大逆転〟の真相に迫る情報収集、そして集めた情報分析に着手したのだった。爾来、二ヶ月近くが経ち、かなり真相が明らかになってきた。

ここ二ヶ月間にわたる情報収集により、小生は米大統領選に関する、実に多くの記事や動画に接した。そして、時折目に入ったり耳にしたりしたのが、「沼の大掃除」という比喩だった。この比喩は前回(2016年)の大統領選の時、トランプが好んで用いていた隠喩の一つ、“Drain the Swamp”(ヘドロを掻き出す)のことであり、米国の経済誌『Forbes』では記事にもなっている(トランプの勝因は「比喩力」、忘れられない言葉が人を動かす)。

それから四年が経ち、トランプの比喩は単なる比喩ではなく、トランプの本気度を示す言葉だったことを、今の我々は思いしらされたわけである。トランプの云う「沼の大掃除」についての全体像を、最も分かりやすく詳説していた動画の一本が、以下の大紀元ニュースの動画だった。否、単なる動画というよりは、ある種の哲学あるいは思想の動画、と云った方が良いのかもしれない。


【特別報道】人類の運命を左右する選挙 求められるトランプ大統領の英断

動画の表題にもある通り、今回の米大統領選はまさに、「人類の運命を左右する選挙」である。そして、「トランプ大統領の英断」、今か今かと固唾を呑んで見守っている、心ある世界中の人々が日増しに増えているのは好ましい兆候であり、それこそが民意の形成に極めて大切なことだと云えよう。

何故にアメリカという一国の次期大統領が、二ヶ月近くが経った今でも決まらないのか、何故に今回の米大統領選が、「人類の運命を左右する選挙」なのかは、小生同様、過去に多くの記事や動画、あるいは拙稿に目を通してきた読者には説明不要かと思う。よって、以下は前稿「民意」以降に入手した新情報、および情報解析によって獲得した新たな視点のみに絞って述べていこう。

■1月6日という日
小生は放知技で以下の投稿を行っている。

注目すべきは1月6日の同日、トランプが初めて自ら声を掛けて、大規模なデモをワシントンで遂行するという新情報です。これは、同日上院議長を務めるペンス副大統領、そしてデモの先頭に立つトランプと、あたかもコインの裏表を思わせる動きです。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17267547/443/


ここで、1月6日予定のデモについての詳細は、Fox Newsの以下の記事を参照されたい。
Trump promises 'wild' protest in Washington DC on Jan. 6, claims it's 'impossible' he lost


果たして、トランプの云う“Be there, will be wild!”wild、具体的に何を指しているのか・・・。このあたりについては、1月6日に全てが明らかになるはずだ。

■ラトクリフの人物
小生は12月18日、以下のような投稿を放知技で行っている。

問題の12月18日を半日後に米国は迎えます。小生はこのまま、ラトクリフが報告書をトランプに提出するものと思っていますが、それまでに大手メディアが何を報道してくるか、そして18日以降に何が起こるか、今や固唾を呑んで見守っているところです。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17267547/422/


その後、ラトクリフからのトランプへの報告書の提出が、来年1月に延期されそうだという情報を大手メディアから得た。そのため、当初は例によって単なるフェイクニュースなのか、仮に延長となったとしても、本当に一月に提出がズレ込むのか、加えて、何故に延長されたのか、何が起きたのかと一瞬当惑したものである。そんな折、最初に接したのが以下の動画だった。


【アメリカ大統領選挙|トランプ|バイデン】トランプ戒厳令発令への道。投票ソフトガチ調査結果 など

つまり、報告書の提出が来年の一月に伸びたのは、DS側であるFBIやCIAが、選挙に介入した真犯人が中共であるのを隠して、ロシアに無実の罪をかぶせるという報告書を提出してきたことによるものだ、と動画の作者は語っているわけだ。

そうであれば、来年の1月に提出期限が延びたことが意味するところは、大統領令の発令遅延を意味するだけではなく、1月6日に開催される上下両院合同会議で、上院議長を務めるペンス副大統領投が行う予定の票証明書の開封、トランプ自ら呼びかけた同日実施される、デモに何等かの悪影響を及ぼす恐れは無いのだろうかと、一瞬不安に駆られたものである。

このあたり、トランプによる行政命令の発動を何とか防止したいとする、DS側による時間引き延ばし、あるいは中止させようという魂胆なのかどうか、さらに追究してみた。そして出会ったのが以下の動画である。


【遠見快評】ラトクリフ報告書提出が遅れた理由  その影響は?

同動画を見て、ラトクリフの報告書はトランプが行政命令を発動するにあたり、必ずしも必要不可欠な報告書ではないことを知り、一安心したものである。

蛇足ながら、外国勢力による米大統領選介入の主犯はロシアとする、数ヶ月前までのラトクリフ長官の物の見方・考え方に小生は不安を抱いていた。多分、FBIやCIAの報告書を、ラトクリフは鵜呑みにしていたのだろう。以下の記事を参照されたい。
<米情報長官、イランとロシアが米国の有権者情報を盗み、悪用したと発表

そんな折、掲示板「放知技」で猿都瑠さんが以下の動画を紹介していた。


国家情報総監ラトクリフ取材:CCPが全世界を独裁的に支配するために、ウイルスを意図的に世界中に拡散させた

小生は上掲動画のラトクリフ長官の発言を全面的に支持するが、わずか二ヶ月ほど前はロシアが介入していると思っていた長官が、今や明確に選挙に介入した主犯は中共であると確信するまでになった。人は変われば変わるものである。一国、しかも米国国家情報長官の立場にあるラトクリフ氏にして、最近までは選挙に介入した主犯を見誤っていたほどなのだから、我々のような庶民は尚一層の慎重さが必要となろう。その意味で、大勢の仲間との意見交換の場が必要だろうし、その意味で放知技はそうした貴重な場の一つであると云えよう。よって、一人でも多くの読者が放知技を訪れ、情報を分かち合い、意見交換を進めてくれることを切望する次第である。
混沌に希望を見出す賢者の発信スレー41-

【追加情報】
石川新一郎氏がワシントンからの最新メッセージを発表した。


【第53弾】ワシントンから8回目のショックと感動のメッセージが有りました‼️

今回の注目したのは、北朝鮮の拉致事件について、ワシントンからのメッセージで言及されていたことで、それによると、横田めぐみさんは生存しているとのことだ。

しかし、小生は『横田めぐみさんと金正恩』(三五館)を著した故飯山一郎さんと、横田めぐみさんの件について多岐にわたる情報交換を行い、残念ながら横田めぐみさんは最早生存していないという結論に達しているだけに、ワシントンからというメッセージへの信憑性が、小生の心の中で崩れつつある。



民意
先ほど、小生は掲示板「放知技」に以下のような緊急メッセージを投稿した。

>>380

小生は石川新一郎氏が初めて、トランプ側近から直接、メッセージ受け取ったことを書いたが、その後も石川氏は立て続けに、メッセージを受けているのに注目していた。

そして先ほど、四回目のメッセージを石川氏は受け取ったようで、ラトクリフ米国家情報長官が現地時間の12月18日、米大統領選に中共が関与していたことの報告書を、トランプに初めて正式に提出、その一両日内に大きな〝出来事〟が米国内で起こるとのことだった。

【第49弾】ワシントンから4回目メッセージが有りました‼️

小生も関連して、「民意」と題したブログ記事を書くことにした。



亀さん@人生は冥土までの暇潰し


以下は、上掲の拙投稿で紹介した石川氏の動画である。



小生は石川氏の動画を長きにわたって追ってきたが、特にトランプの〝側近〟からメッセージが、同氏に直接届くようになってからというもの、なお一層同氏の動画に注目していた。その理由は、動画から伝わってくる同氏の人柄であり、一点の曇りもなく、心がピュアな人物と見たからである。

思えば、テキサス州の提訴が連邦最高裁に却下(門前払い)されてからというもの、2018年に発布した大統領令という最終手段に、トランプは歩を進めるだろうと推測していたが、今や現実のものとなりつつあると思って間違いない。そう思うに至った理由は、昨今の敵(ディープステート)の動きを見れば一目瞭然で、最早、平和的解決は到底無理であるということが分かるのだし、かくなる上は目には目を歯には歯をという、最終手段しか残されていないと悟ったからだ。そのため、ここ数日内にアメリカ国内で大混乱が起こるだろうと思って間違いないだろう。そして、これは人類にとって歴史に残る壮絶な闘いになるはずだ。

ところで、小生には毎週水曜日、首を長くして待っている動画がある。それは、週一回アップされる中川牧師の動画だ。何故なら、中川牧師の動画によって、過去一週間分の米国内の動きを、一通り頭の中で整理できるからだ。

思えば、米大統領選翌日の11月4日に起きたバイデン〝逆転〟という、何とも摩訶不思議な動きを目の当たりにし、一時は呆然としたものの、すぐに気持ちを持ち直し、米大統領選についての情報収集と解析を、仕事の合間に時間の許す限り進めてきたのだが、お陰様で昨日の中川牧師の動画も、すんなりと理解できるようになった自分がいる。


中川牧師の書斎から#039「米大統領選 トランプの戦いは終わったか」

読者におかれては、もし中川氏の言葉で理解できない意味や背景等があった場合、ネット等で読者自ら調べ、理解するよう努めていただければと思う。

最後に、小生は本稿の主題を「民意」とした。その心は、近く起こるであろうアメリカ国内の〝出来事〟、その成否を握っているのはアメリカの民衆、そして日本を含めた世界の民衆であり、我々の意志統一、すなわち民意こそが、DSとの勝負を決するからだ。

一周忌
昨日、亡母の一周忌を菩提寺で営んできた。事前に方丈様と追善法要の打ち合わせを行い、12月13日の午前11時開始で決定、その後は細かい準備等もあったものの、昨年の通夜式と告別式、あるいは忌明けの準備と較べれば、さほどの労力にはならなかったこともあり、法要の直前まで仕事に打ち込むことができたのは有り難かった。

親戚は殆どが90歳前後と高齢であり、かつ、寺の本堂は底冷えすることが分かっていた上、コロナ禍というご時世もあって、一周忌の参列を見合わせていただくよう電話したところ、幸い親戚の全員から快く承諾を得て安堵したものである。そのため、親戚として弟夫婦と息子夫婦だけの参列となったが、それなりの法要になったと思う。

無事に法要を済ませた後、それぞれの車に分乗して食事処へ向かい、そこで会食(お斎)を行った。弟夫妻と息子の新妻は初めての顔合わせ(コロナ禍が治まるまで結婚式は延期中)ともなり、母の思い出話を中心に、互いに打ち解けた流れとなったところで御開にした。幸い、ここ一週間では一番暖かい日(18℃)だったこともあり、過ごしやすい一日になったのは有り難かった。

さて、法要は各々の人生の節目というだけではなしに、さらに大切な二つの意義がある。そのあたりを具体的に語っていたのが、拙稿「長寿の秘訣」で紹介した大愚和尚である。


【なぜ法事をするの?】繁栄する家と、廃れる家の法則

動画で大愚和尚は法事の意義について二つあると説いている。一つは「感謝」、もう一つは「進化」、すなわち冒頭の追善法要という言葉にもある「追善」である。

最初に「感謝」。花祭といった法会を行って下さる寺への感謝とか、現在の方丈様だけではなく過去の方丈様が、我々に説いて下さった教えへの感謝などを意味する。そうした感謝の気持ちを持つこと、確かに人として大切なことである。例えば昨日の法要の場合、読経後に小生は方丈様に御布施を渡しながら、「(私の)読経後はお斎を行い、故人を偲んで戴ければと思います」といった方丈様の言葉を例に、「お言葉有り難うございました。お言葉に従い、これから近くの食事処でお斎を行いつつ、在りし日の母を皆で偲びたいと思います」と、心を籠めてお言葉に御礼を申し述べたところ、方丈様には満面の笑みを返していただき、お互いに心で通じるものがあったことが直感的に分かった。

次に、「追善」。御先祖様があってこそ今の自分が在るという、感謝の気持ちを片時も忘れてはならないということもさることながら、追善もそれなりに大切な言葉だと云えよう。つまり、亡くなった人、故人が声に出せるものなら、今を生きる我々に言いたかったであろう、「私の分まで生きて、日々を精一杯生きて欲しい」。そうした故人の声なき声を真摯に受け止め、悔いの残らぬよう日々を精一杯生きていこうと、改めて思ったことだった。

なを、「感謝」と「追善」についての大愚和尚による解説は、動画の10:02あたりから始まる。

法要を終えて家に戻ると、一周忌のことを聞きつけた隣のお婆さん(89歳)が拙宅を訪問、香典をいただいたので家に上がってもらい、数時間にわたって母の思い出話に花を咲かせた次第である。過日、掲示板「放知技」にも書いたことだが、二人の息子の躾けをしてくれた母についての小生の話も、隣のお婆さんが熱心に耳を傾けてくれたのは嬉しかった。

今週末に実母の一周忌がありますが、二人の息子が幼い頃は小生もカミさんも日々仕事で多忙だったこともあり、子どもたちの躾けどころではありませんでした。幸い、戦前生まれの母が元気だったこともあり、我々に代わって子どもたちの躾けをしてもらったようなものです。そして、「お天道様に恥じない行動」といった、「幼少のときから感覚で培われる宗教観」も、子どもたちは彼らの祖母から教わって身につけた、と今では思います。だから、実に有り難い母の存在でした。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17267547/291/


来年の今頃、今度は三回忌がある。その頃にはコロナ禍も治まり、高齢の親戚に参列して戴ける状況になっていること、心から願う。

習近平への直訴
渡邉正次郎氏とは、最近幾度か私信を交わしていたが、小生が菅政権について私見を申し上げたところ、「正次郎のNewsToday」に、「亀さん、菅の方向性心配」と題する玉稿をアップしていただいた。その玉稿を一読した今朝、早速コメント欄に御礼を兼ねて以下を投稿した。

渡邉さん、菅義偉首相について貴重な情報有り難うございました。特に驚いたのが以下の行で、まさに死を怖れぬ武士(もののふ)の言葉だと思いました。

__________
11日、正次郎は中国、習 近平主席宛に、驚愕する文面を配信します。既に9日に中国大使館にメールしましたので、かの国は渡邉正次郎にどう出て来るか?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ここで、小生の世界観を披露するとすれば、今の人類は正義と悪魔に分けられるということです。つまり、正義が我々一般庶民(人類)とすれば、一方の悪魔は、以下のように様々な言葉で言い表されます。

__________
DS、NWO、エスタブリッシュメント、コミンテルン、イルミナティ、金融資本主義、ネオコン、軍産複合体、マスコミ、SNS、民主党、ウォール街、ヴェネツィア、黒い貴族、ロスチャイルド、ロックフェラー、中共・・・、その他
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ここで、正義派を代表する個人名を挙げるとすれば、真っ先に挙げるべきはトランプでしょう。一方、悪魔派の代表人物を挙げるとすれば、習近平、オバマ元大統領、クリントン元大統領夫妻、ジョージ・ソロスらの名が最初に頭に浮かびます。

ともあれ、今や大混乱に陥っている米大統領選、これは単なるアメリカという一国の選挙という枠を遙かに超えて、まさに人類の運命をも左右する、正義対悪魔という熾烈な死闘と化しています。そして強調しておかなければならないことは、過去二十年間にわたって中共は、あらゆる手を尽くして米国の赤化を進めてきたこと、その仕上げが今回の米大統領選ということです。たとえば、中国製投票マシン(ドミニオン)が米国の多くの州で採用され、インターネット接続で中共がトランプ票をバイデン票に自由に操作していたといった、露骨な不正選挙操作を行った証拠が間もなく明らかになるはずです。

また、中国製投票機の採用を最初から拒否したテキサス州を中心に、不正選挙を行った一部の州に対して、連邦最高裁に提訴したという動きには大いに期待しているところです。
テキサス州が憲法違反で4州を提訴

と もあれ、香港問題、ウイグル問題、チベット問題を例に挙げるまでもなく、中共の悪事は世界中の国々に知れ渡るようになり、並行して多くの国々が中共と距離 を置くようになりました。たとえば、つい最近まであれだけ中国との交流が盛んだったオーストラリア、今や中共とは激しく対立するまでに至っています。

そ うした中、情けないのが菅政権の中共に対する姿勢であり、世論調査で日本人の89.5%が中国に対して、あまり良い感情を抱いていない事実があるのにも拘 わらず、最近来日した王毅に言いたいことを言われても、ヘラヘラしていた茂木外相、一日本人として実に情けない思いをしたものでした。

そ うした意味で、今や大混乱に陥っている米大統領選ですが、小生が米大統領選の情報を追い、分析してきた限りにおいては、来年の1月20日の大統領就任式の 壇上に立つのは、バイデンではなくトランプだろうと、ほぼ確信しており、再選後のトランプによる中共政策に期待するところ大です。


亀さん拝


【追加情報】
及川幸久氏が追加情報として、以下の動画をアップしていた。


2020.12.10【大統領選継続中】テキサスはなぜ4州を最高裁に提訴したのか?【及川幸久−BREAKING−】

トランプとプーチン
前稿「戒厳令?」で取り上げたトランプの言葉の意味、掲示板「放知技」でsuyapさんが書いていた通りとなった。

私は、トランプが昨日言った、「You’ll see a lot of big things happening over the next couple of days」とは、まずこのことだと思います。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17267547/295/


suyapさんが仰せの「このこと」とは、米大統領選において憲法を遵守したテキサス州が口火を切って、憲法違反を犯した激戦州四州を相手取って提訴したことを指す。念のため、幾つかの動画をチェックしてみたが、一番分かりやすかったのが及川幸久氏の動画だった。


2020.12.09【大統領選継続中】新展開!テキサス州が憲法違反で4州を提訴‼️憲法を守る戦いへ …!【及川幸久−BREAKING−】

さて、あの中川牧師が新しい動画をアップした。


中川牧師の書斎から#038「米大統領選 トランプは戒厳令を発令するか」

前稿「戒厳令?」で小生は、トランプは戒厳令を発令しないだろうと書いたが、中川氏の動画から12月2日、既にトランプが戒厳令を拒否していたことを知った。

最初、中川牧師は「Limited Martial Law」(限定的戒厳令)について言及、これについては小生も放知技に以下のような投稿を行っている。

> 戒厳令

それは無理筋だ。やはり、やるとすれば(大統領選に限定した)限定戒厳令になると思う。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17267547/267/



20121001.jpg

トランプに対して戒厳令の決断を促していたのは、マイケル・フリン氏とマキナニー中将であり、それに対してトランプは発令について、上述のように否定したわけである。

20121002.jpg

それから、マキナニー氏は不正選挙の背後には中共をはじめ、ロシアやイランがいると主張していたが、中共はともかく、ロシアやイランも関与していたとは、小生には到底思えないのである。

20121003.jpg

長年、小生のブログを追ってきた読者であれば、小生のプーチン観は熟知しているはずで、御参考までに以下のような動画もある。


【啓明の笑談】バイデン氏に祝辞を送らないプーチン大統領は「何を考えているのか」

最後に、産経新聞がYouTubeについて、興味深い記事を報道していた。

 一方、米動画サイトのユーチューブは9日、米大統領選の一般投票の結果が8日に確定したのを受け、「選挙に大規模な不正があったせいで選挙結果が逆転した」などと主張する動画を削除する方針を発表した。
https://www.sankei.com/world/news/201210/wor2012100013-n1.html


こうしたYouTubeの暴挙に対して、トランプ政権がどのような対抗措置を講じるのか、今から非常に楽しみである。メディアと言えば(YouTubeは単なるプラットフォーム)、既に読者はご存知と通り、CNNの間抜け振りを大紀元が動画にしている。以下を御笑聴あれ。


電話会議のリーク、CNNは大慌て

戒厳令?
今朝、副島隆彦氏による以下の投稿に目が留まった。
[2726]トランプが、戒厳令(マーシャル・ラー)を発令するだろう。

副島氏は自信たっぷりに、「トランプが戒厳令を発令する」と断言、その根拠として、大統領自由勲章授与式で記者団に対して、トランプが答えた発言を取り上げていた。


御参考までに、上掲ツイートのトランプの言葉とビデオは、以下のサイトでも確認できる。
President Trump: “The Case Has Been Made – You’ll See a Lot of Big Things Happening Over the Next Couple of Days” (Video)

It’s a disgrace to our country. It’s like a third world country. These ballots pouring in from everywhere using machinery that nobody knows ownership, nobody knows anything about. They have glitches that aren’t glitches. They got caught sending out thousands of votes. All against me by the way. You know this was like from a third world nation. And I think the case has been made and now we find out what we can do about it. But you’ll see a lot of big things happening over the next couple of days.


ここで注意すべきは、トランプは〝一言〟も戒厳令について、言及していないということだ。だから、副島氏の戒厳令云々は、単なる副島氏本人の〝想像〟に過ぎないということになる。拙稿「大鉈と剃刀」で紹介した、トランプの歴史的スピーチを思い出していただきたい。


【遠見快評】トランプ氏の最重要演説

唐靖氏は動画の冒頭で、トランプの演説の要約(骨子)を以下のように述べている。

トランプ氏は“選挙だけでなく米国も奪還する”と、国盗り集団に対して正式な宣戦布告をしたということです。


国盗り集団、すなわち中共を中心とした外国勢に対して、トランプが宣戦布告したとするのが唐氏の見方であり、小生も概ね同意する。

ここで思いを出すべきは、四年間にわたって政権の座にあったトランプ、今年の初めのイランのガセム・ソレイマニ司令官暗殺といった事件があったにせよ、一度たりともトランプは戦争を引き起こしていないという事実だ。つまり、基本的にトランプは平和志向のハト派なのである。そのトランプが、数千人単位の死者が予想される戒厳令を、そうやすやすと発令するとは思えないのだし、最後の最後までトランプは、平和的な解決への道を探っていくことだろう。

不幸にして、トランプが最後の手段を講じざるを得なくなった場合、トランプはどのような手段を講じるのだろうか? 実は、そうした最悪のケースをトランプは予め想定し、三つの手段を既に講じていたのである。

手段1 大統領令
手段2 戒厳令
手段3 FISA


詳しくは、以下のサイトを参照されたい。
トランプ大統領が勝つための「最後の3つの選択肢」

上掲のサイトも結語で、「トランプ大統領は最後まで平和的な解決を模索すると思います」と述べているあたり、個人的に好感の持てるサイトだったし、多分トランプは「手段1」を選択するだろうと同サイトは述べていたが、小生もそうなるよう望むものである。

【副島隆彦氏の思想的背景】
いつも我々庶民を見下し、高飛車な態度の副島隆彦氏、現在は同じトランプ派ということで目を瞑っているが、掲示板「放知技」で小生は、以下のように副島氏を評している。

副島氏の書くモノの特徴は、(1)皇室について一切触れない、(2)中国の悪口は決して書かない、(3)安倍晋三前総理の悪口ばかり書く、という点です。このあたりに副島氏の思想的背景が透けて見えてきます。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17267547/227/


洞察歯観のすすめ(46)
NHKスペシャルで「千曲川決裂 そのとき住民は」という番組を見た。昨年の台風19号が長野県に甚大な被害をもたらしたことは記憶に新しいが、ナント! 決裂した千曲川の堤防から僅か1.5kmの所に、歯科&音楽ウォッチャーさんの家があり、既の所で被害を免れたと聞いている。それだけに、もしかしたらウォッチャーさんがテレビに映っているかも、と思って見ていたのだが、残念ながら登場せず…。

そのウォッチャーさんから新稿が届いたので、早速アップさせていただこう。

****陸上の日本選手権長距離種目で、東京オリンピックの代表に決まった三選手がレースから一夜明けた5日、大阪市内で会見した。*
*
新型コロナウイルスの感染対策・・・ワクチンに関して、IOCのバッハ会長は、入手可能となった場合、強制はしないものの、オリンピック参加者は可能な限り摂取するようにと呼びかけている。*
* その受け止めを問われて、女子1万メートル代表の新谷仁美は、*
* 「あくまでも個人的な意見ですが、受けたくありません」 *
* ときっぱり。懸念するのは副作用。*
*
「私たちアスリートは体調管理を大切にしている。薬を打つことで、副作用が(100パーセント)ないことは絶対にないと思います。ならば、今の対策をしっかりした上で臨みたい」*
* と語った。(12/5日 日刊スポーツ)****

事務所の年末大掃除(片付け)を、いつになく早めにしました。特に理由はないのですが・・・。
片付けと事務処理を済ませた後、YouTubeをあれこれとつまみ食いしておりますと、知り合いのおばあちゃんがリンゴを持ってきてくれたので、経理のおばちゃんと三人で、リンゴをかじりながらお茶飲み話をしました。このおばあちゃんは、八十代。長らく水商売をしてきた人様をみる達人。
テレビはほとんど観ない。新聞も読まない。孫にパソコン操作を教えてもらいながら、ネット上で情報収集をしているという好奇心旺盛な人で、コロナ騒動については、パンデミックよりも、
「たくさん人の心が病んでいることが気がかり」
といい、大統領選挙は、
「あれは、選挙じゃないわね」
と一言。
好奇心旺盛なおばあちゃんから教えてもらったのが、上記の女性アスリート発言記事。

2時間近く3人でお茶会を楽しんだのですが、リンゴのお礼に、ネット上で拾い上げた「医師がコロナに関する、全く根拠のない大衆ヒステリーを粉砕する」というタイトルの記事と、藤田浩一郎(著)「免疫力」、阿保徹(著)「病気にならない常識」の2冊をプレゼントしました。下記
記事内容と、藤田氏と安保氏の著書から少し紹介してみます。


****ウイルス学を含む病理学の専門家であるロジャーホドキンソン博士が、COVID-19騒動について、*

*
これは、メディアや政治家たちによって引き起こされた全く根拠のない公共のヒステリーだ。とんでもないことだ。これは、無防備な公衆にこれまでに行われた最大のデマだと言える。これは、エボラではありません。SARSでもない。医療を演じている政治であり、非常に危険なゲームです。*
*
新型コロナウイルスは、地面に落ちる前に三〇メートルほど移動するエアロゾルによって拡散するため、現在の社会的距離は何の役にも立たない。ロックダウンによる虚弱姓の災害を防ぐために、社会を直ちにロックダウンから再開すべきだ。*
*
マスクは全く役に立たない。それらの有効性の根拠は全くない。紙と布のマスクは単純に美徳の象徴でしかない。ほとんどの場合、効果的に着用されてはおらず、全く馬鹿げている。多くの人々が、知識も根拠もなく、顔にマスクをかけるレミングスのように歩き回っているのを見ている。これは(新型コロナウイルス対策)がこのような馬鹿げたレベルに達したことに、私は非常に憤慨している。明日にでもすべて対策は停止するべきだ。****


*ーーー免疫とはどのようなものかーーー* 藤田浩一郎(著) 「免疫力」より

*
***免疫は、「病(病気)を免れる」と書きます。例えば、「はしか」は、一度かかると二度とかからないか、かかっても軽くすみます。はしかに対する免疫ができ、病気から逃れられるようになるためです。この現象が「免疫である」といわれてきました。*
*
免疫のこの働きを医療に初めて応用したのが、イギリスのジェンナー(1749~1823)です。かれは当時、恐れられていた天然痘に対して、牛痘の膿を摂取することで天然痘に対する免疫を得られることを発見し(1796年)、予防接種の創始者となりました。*
*
その後、免疫の研究が進み、それに対する考え方が変わっていきました。「免疫」とは人が病気から「逃れる」だけの仕組みではなく、「異物を認識して自主的に排除する」仕組みだと、考え方が変化していったのです。*
*
それは、免疫の第一の働きが「感染に対する防御」と考えられるようになったことにも表れています。病原性のあるウイルスや細菌が体内に侵入したとき、免疫には、その病原体を排除して、感染を防止するよう働くしくみが備わっているのです。*
* つまり、免疫が働く力を高めれば、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染を防ぐことが「可能」となるのです。*
*
例えば、新型コロナウイルスの感染は、免疫力の差で症状の度合いが全く異なります。糖尿病などの基礎疾患を持つ人は、感染すると重症になります。持病と闘うために既に免疫の力を多く使っているからです。このため、感染症の対応に振り向けられる免疫力が既に落ちてしまっているのです。*
*
また、高齢者は、加齢によって免疫力が低下しています。妊娠中も免疫力が低下します。一般的にいって、妊娠時に肺炎になると重症化するリスクが高いため、用心するにこしたことはありません。免疫抑制剤や抗がん剤などを使っている人も、免疫をクスリの力で落としていますから、感染しやすくなっているのでしょう。*
* こうした人たちは免疫力が低下していますから、新型コロナに限らず、どのような病原体においても、感染すると重症化しやすくなります。*
*
若くて基礎疾患のない人は、通常は免疫力が高いため、ウイルスが入り込んでも症状が現れません。ただし、ウイルスが身体にいる状態で、不規則な生活を続けたり、免疫を下げるような食べ物をとり続けていたりすると、体内のウイルスが急増して症状が現れ、たちまち悪化することが起こってきます。若い人が新型コロナウイルスに陽性になったとき、感染源が不明であることが多いのはこのためです。中国の武漢で、今回の新型コロナウイルスが発生したとき、「あっという間に世界に広がるだろうな」と感じました。このウイルスは感染しても症状の出ない人が多く、しかも潜伏期間中も感染源になるためです。その無症状感染者が感染を広げるとすれば、人の往来を一切止めなければ拡大を防げないことになります。しかし、これは事実上無理ですから、感染者はとんでもなく増えると思っていました、*
*
ただ一方で、このウイルスをむやみに恐れることはないとも考えていました。感染しても無症状か、軽症の人が多いということは、人の免疫力で十分に対応できる病原体であることを表しているからです。*
*
これは、新型コロナウイルスに限ったことではありません。風邪やインフルエンザ、食中毒などの感染は、免疫力を高く保つ努力を日々行っていれば、防ぐことができますし、大切な命と健康を守ることできるのです。****
* ーーー病気とは生きづらくなることーーー *阿保徹(著)「病気にならない常識」

* ***大和言葉**では、病気のこ*
*とを「病」ということがあります。動詞にすると「病む」になります。これは「止む」、つまり日常の生活が途絶えるという意味です。たとえば、肺がんであれば、呼吸することを「止む」ことになります。生きていることが止まること、それが「病」だということです。*
*
それに対して、「病気」というのは漢語です。この言葉は中国の医学書、「黄帝内経素間」に「百病は気に生ず(すべての病気は気から生じる)」と書かれていることにその語源を持ちます。大和言葉にはない、「気」が入っているのが特徴です。身体の病だけでなく、心の病も含まれていることがわかります。*
* また、「気が止む」とも読めます。「気の滞りが生命力を失わせる」という意味でしょう。大和言葉でいう「病」の原因まで遡及されているのです。*
*
中国の人は、スピチュアルなるもの、「気の流れ」を重視するからです。病気というのは、うつ病や統合失調症など、いわゆる心の病も含まれていることを、念頭に置いているのでしょう。*
*
一方、英語では、「disease」といいます。「disease」と訳して生物学的・医学的に定義される健康状態と定義し、「illness」を「病」と訳して主観的に感じる苦しみの経験と定義し、「sickness」を「病気」と訳して「disease/疾患」と「illness/病*
*」を合わせたもの、と解説されることもあります。*
*
しかし、語源を考えると、少し違うのではないかと私は思います。「disease」とは「ease」、つまり、簡単にeasyに出来ることが途絶える、という意味です。優しい感じであったことが、つらい感じになってしまったことです。大和言葉の「病む」でも、英語の「病気」でも、英語の、「disease」でも、これまで出来たことが出来なくなる、という意味を含んでいます。*
*
つまり、「生きづらくなること」が病気ということです。病気とは、「身体の機能だけでなく、精神の機能が不調になることによって、生きづらくなること」です。*
*
「disease」を「疾患」と訳すこともあるのですが、語源をたどると、そうは感じません。むしろ、「illness」と似ていると思います。日本語の「疾患」という言葉には、人間の手には負えないもの、というイメージが強くあります。人間が考えたり、分析したりした「異常」のことでしょう。*
* ところが、「疾患」を英和辞典で引くと、「ailment」という言葉も出てきます。「ailment」は、「不快*
*」という意味です。「ail」というのは、「悩ます」「苦しめる」という意味ですから、悩んだり苦しんだりしている状態のことを意味します。ということは、「ailment」もまた、「disease」や「病」と似た意味を持つことになります。日本語でいう「疾患」というのは、実は、危険な概念なのかも知れません。*
*
もっといえば、現代医学が迷いの世界に入ったのは「疾患」という言葉のせいかもしれません。人間社会は、言葉の響きによって、間違った方向に導かれてしまうことがあるのです。*
* 一番わかりやすい例として、「抗がん剤」という言葉があります。*
*
「抗がん剤」という言葉のイメージや響きには、髪の毛が抜けるなど大変苦しい副作用のある薬でも、期待してしまいがちです。「癌に対抗して、やっつけてくれる薬」といういみで命名されたのでしょう。しかし、その言葉が一人歩きして、「がんになったら、必ず使うべきもの」とされてきてしまいました。言葉が使われていくうちに、そうしたイメージがどんどんと固まっていったのです。****

*
***病気と関係する言葉で興味深い物に「こわい」という言葉があります。「こわい」という言葉は津軽弁では、「疲れた」という意味になります。言語は「こわばる」、つまり、「筋肉が固くなる」という意味です。餅米をむしてつくった、少し固いご飯のことを「強飯」といいますが、それと同じです。こわばった筋肉には、疲れ果てているというイメージがありますが、休めば治ります。*
*
つまり、「こわい」にも「こわばる」にも「回復する」というい意味が含まれているのです。ところが、「疾患」という言葉は、病人に「治らない」というレッテルを貼ってしまいます。恐ろしい世界です。今の医学がなぜ病気を治せなくなったかというと、病人にレッテルを貼って「原因不明」とし、治らないものと決めつけて、薬を飲ませるようになったからです。*
*
症状の重くないお年寄りが、薬を飲み続けるなどということは、ここ30~40年の現象です。病気というものは、回復するというイメージがあったはずです。いま、医学は「怖い」世界になってきているのです。****
* ***ストレスによって病が起きるのだとしたら、そのストレスを除けば、病気が治ります。がんも自然に治ります。うつ病だってそうです。*
*
うつ病というのは、人が現状について行けなくなったとき、危険を避けるために発症するものなのです。つらい過酷な生き方を見直してやれば、体も心も反応して、自然によくなります。病気の98パーセントぐらいは、能力の限界を超える過酷な生き方によって生じるのです。休んで身体を温め、血流をよくすれば、ほとんど治ります。*
*
現代医療が、「疾患」という恐ろしいレッテルを患者に貼ってしまったことが、病気が治らなくなった原因です。日本語という言葉は、意味が時代に応じて変遷します。例えば、「いい加減」という言葉があります。この言葉はもともと、文字通りいい状態を意味するために使われていたはずです。しかし、いまでは悪い状態を意味するために使われています。「でたらめ」もそうです。もともとは、迷った時にはサイコロを振り、その結果で行動を決める、という意味でした。決して悪いことを意味する訳ではなかったはずです。****

*
***健康といっても、元気いっぱいな人と、普通の人がいます。「元気いっぱい」というのは理想ではありますが、元気でなくとも日常を過ごせれば、それでいいのではないかと私は思います。普通に生きられれば、それで大丈夫でしょう。*
* WHO(世界保健機構)は健康を、*
* 「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態であること**」*
* と定義づけられています。*
*
これはある種の理想のように見えます。みんながみんな、理想にたどり着けるわけではありません。それぞれの能力や性格を持って生まれてきています。理想を目指すなら目指してもいいのですが、病気がちでギリギリで生きていても別にいいのではないでしょうか。私はある種の理想を「健康」とはいいたくないです。健康の多義性があってもいいと思います。*
*
例えば、今の時代では活躍できない人でも、縄文時代では活躍出来たかも知れません。時代によって理想の人間像は変わるのですから。アマゾン川の流域に住む原住民たちは、毒蜘蛛や毒蛇に囲まれて生きています。その人たちにとって一番危険なのは、自然の脅威です。真っ暗な夜には、外で用を足すだけで命を落とすかも知れません。それを避けるのは、ほとんど野生のヵンです。野生動物としてのヵンの鋭さで、生き延びているのです。彼らにとって、最も重要な能力は、そうしたヵンです。*
*
しかし、そうしたヵンは、文明社会では役立ちません。文明社会では、例えば、教科書を読んで暗記する能力がもてはやされています。何が理想なのかは、時代や環境によって異なるのです。健康についても、目標として「こうあるべき」ということは、あまりいいたくありません。理想像は、人間がたどり着けないような高いところにあります。そうした理想をあえていわない、ということが私の考え方です。私は、「一病息災」でもいいと思っています。一つや二つ、病気を持っていてもいい。少し不整脈があって、心臓を気にしながら、天寿を全うするのもいいのではないでしょうか。だから、健康でいるためには「元気はつらつ」でなければならないという理想は、持たなくてもいいと思います。「元気はつらつ」というのも、その時代そのときで、変わりますから。****


ボーナース・トラックをひとつ。
これは以前、おばあちゃんから、
「暇潰しに読んでみて」
と手渡された一冊。小林正観(著)「ありがとうのすごい秘密」からの一説。

* ***今の学校教育は、「思いを持つこと」「足りないものをリストアップして、それを手に入れること」が幸せであると教えてきました。*
*
自己啓発セミナーでも、「強く思いを持てば足りないものは手に入る」と教えていますが、これは、西洋文明の考え方です。西洋文明の考え方がいけないとは言いませんが、人の5倍、10倍、20倍、30倍努力して、欲しいものが手に入らない限り不幸だという教育論で生きた人は、常に何かを求めて足りないものをリストアップし、手に入れる努力をし続けていきます。するとやがて体が壊れてしまい、そういう生き方は、嫌だと体が反応するようになります。*
*
もし、体がそういう信号をピコピコと発していたら、「あなたには、西洋文化的な方法論は合っていませんよ」と自らの体が教えてくれているのです。ピコピコ信号が出るのはラッキーで、もう一つの方法に切り替えなさいと言っているわけですから、そちらを選んでみたらどうでしょうか。*
*
ピコピコ信号というのは、ストレスです。まず最初にストレスがあって、それを放置しておくと疲れになります。疲れと睡眠不足は違います。睡眠不足は寝れば治りますが、疲れは寝ても治りません。*
*
疲れを放置しておくと凝り、張り、痛みという自覚症状が出てきます。それを放置しておくと、今度は臓器が故障し、これを病気といいます。そして、臓器の故障を放置しておくと臓器が停止します。人間の体はなかなかすごいもので、臓器が「大きい」「小さい」「重要」「重要でない」という区別はありません。どこかが停止すると死んでしまうのです。とても不思議で、大小にかかわらず重要性は全部同じです。****

おばあちゃんとのお付き合いは、ここ3年ほど。とある珈琲店で、鉛筆画の木下晋の話をしたことが切っ掛けでした。店内、BGMにナタリーコールが流れるなか、木下晋が描いた瞽女・小林ハルについて、1時間ほど話し込んだものです。
帰り際・・・おばあちゃんが、
「食料の備蓄、忘れないでよ!」
そう言って帰って行きました。おばあちゃんには、近い将来、何か起こる?・・・予感めいたものがあるようです。
ついでながら、お茶会で流した、BGMを記しておきます。

ビタースイート・サンバ(ハープ・アルパート)
ロカビリー剣法(美空ひばり)
神々の詩・海流バージョン(姫神)
十三の砂山(成田雲竹・高橋竹山)
しぶ茶でチャチャチャ(上々颱風)
花笠音頭(寺内タケシ)
愛のオルゴール(フランク・ミルズ)
ハーレム・ノクターン(サム・テイラー)
昭和のんき節(土取利行)
イン・ザ・ムード(尺八ゾリスデン)
モーツァルト・トルコ行進曲(レオ・エイデ)
モスラの歌(ザ・ピーナッツ)
あ~やんなっちゃった(牧伸二)
銭形平次(舟木一夫)
どろろの歌(藤田淑子)
恋の季節(小一堂宣伝社社中)
グリーン・スリーブス(ウエス・モンゴメリー)
第三の男(アントン・カラス)
He Coman(Flairck)
ムード・フォア・ア・デイ(スティーブ・ハウ)
荒城の月(カーメン・キャバレロ)
ハバ・ナギラ(ハリー・ベラフォンテ)
枯葉(ミッシェル・ルグラン&ステファン・グラッペリ)
プレリュード(イ・プー)



ーー追記ーー
オムニバス・アルバムをつくるため、あれやこれやと音源を探していると、忘れていた懐かしい「音」が出てきました。ケネディ騎士団のテーマ曲
ケネディーとは、JFKのこと。
*生前にケネディ大統領が考えていた、ケネディ騎士団計画が実現し、世界各国の少年たちが国を超えて手をつなぎ、世界平和を守るという騎士たちが誕生する・・・*
* 望月三起也の原作で、雑誌、少年ブックに連載されたものの、テレビ化には至らなかった作品。(昭和42年パイロット版が残っている)*
* ことによると、これは、漫画世界だけにとどまるものではなく、今現在、実世界で動いているのかも・・・知れません!*

* 今宵の一曲は、冨田勲・作曲の、ラブ・ソング!? 藤田淑子の歌う、「どろろのうた」!!*



藤田淑子「どろろのうた」

大鉈と剃刀
12月14日の選挙人投票まで、あと一週間に迫った。果たして、選挙人投票が成立するのかどうか、小生は五分五分と見ており、ハラハラドキドキの一週間となりそうだ。それにしても、何故に今のアメリカは大混乱に陥っているのか? そのあたりの真相に迫った貴重な投稿が二件、掲示板「放知技」の本スレであった。

そのうちの一件はsuyapさんの投稿だ。

一握りのエスタブとそれに乗った連中(昔は第3インター=共産主義、今はワンワールド、グリーン・ニューディールな面々)と、「地元主義」、みんなが地元=自国ファーストであろうとすれば、隣人も大事にできるはず...という気づいた(アウェーキング)人たちとの闘い。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17267547/272/


上掲のsuyapさんの投稿に反応したのが、mespesadoさんである。

 結局米国はあくまで利己の世界なのでどうしても利己対利己の対立図式に

なってしまう。アメリカ人の「アウェイキング」が仮に利己的世界の問題点

の本質に気付いた人たちであったとしても、今度は彼らが利己的な人たちと

対立することになり、対立の構造は変わらない。

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17267547/277/


お二人の投稿、読者はどちらに軍配を上げるだろうか?

小生の見るところ、お二人のやり取りの間には、視点のズレが存在しているように見受けられた。そのあたりを解くキーワードは、suyapさんが謂う所の「気づいた人たち」(awakening people)だと個人的に思う。

みんなが地元=自国ファーストであろうとすれば、隣人も大事にできるはず...という気づいた(アウェーキング)人たち


一方、mespesadoさんはsuyapさんの「気づいた人たち」に理解を示しつつも、その後も「利己的世界の問題点の本質に気づいた人たちvs.依然として気づかない利己的な人たち」の対立が続くと見ているようだ。つまり、アメリカでは永久に対立という構図は続くと、mespesasoさんは捉えているのが分かる。

ここで愚見を述べるとすれば、小生はmespesadoさんの謂う所の気づかない人たち(利己的な人たち)を、アメリカファーストならぬ金儲けファーストの人たちと捉えれば、この構図は確かに今後も永久に続くこと、mespesadoさんの言うとおりだと思う。何故なら、敵はカルタゴ以来三千年という風雪に耐え、しぶとく生き抜いてきた連中なのだから・・・。

そうしたmespesadoさんの視座を小生は理解しつつも、同時にsuyapさんが謂う所の「気づいた人たち」、今回のアメリカでの出来事をきっかけに、過去に例がないほどアメリカはもとより世界中の人たちが、「気づいた人たち」の仲間入りを果たしつつあるのも確かだと思っている。このあたり、インターネットの普及が大きく物を言ったのは確かだ。こうした現実を正確に捉えたsuyapさん、「これからは気づいた人たちの世の中になる」と、本能的に感じ取ったのだろう。

ここで、小生が本稿の表題を「大鉈と剃刀」したのは、suyapさんが大鉈とすれば、mespesadoさんは剃刀だなと思ったからである。何故か? そのあたりを解説するにあたり、拙稿「運慶」の一部を以下に再掲してみよう。

爾来40年近くの歳月が流れ、檀れいさんのように仏、あるいは身近だった誰かに己れが観られている(見守られている)のではと思うことが、時々ある。以下は番組のワンシーンだが、興福寺北円堂に安置されている無著と世親の両立像と対面し、自然に手を合わせている檀さんとは対照的に、隣で手を合わせようとする素振りすら見せない石黒氏との違いは、仏について男性は頭で受け止め、女性は全身で受け止めるという差のように思えた。

17101102.jpg


換言すれば、mespesasoさんは剃刀宜しく鋭く(頭で考え抜いて)、米大統領選の本質を分析してみせた。一方でsuyapさんは、全身(直感)で米大統領選の本質をズバリ指摘してみせた、ということだ。つまり、「大鉈を揮るう」かの如く、全身(直感)で鷲摑みした米大統領選の本質(骨格)を、suyapさんは我々に示して見せてくれたということになる。だから、強いて云えばmespesadoさんの持つ剃刀は西洋型の本質の見極め方であり、一方でsuyapさんの持つ大鉈は東洋型の本質の見極め方と云えよう。その意味で、お二人の投稿は実に味わい深いものがあった。

翻って、日本人の場合はどうか? suyapさんは>>263で、「DSがこれ見よがしに息を吹き返しているのは日本だけです」と書いていたが、そのあたりを論理的に解説したのがmespesadoさんの>>277にある以下の記述だったと思う。

 一方で、日本は協調の社会なので、対立を好まない。で、長い新自由主義

の中で、政・官・学が、このスキームにがっちり組み込まれてしまっている。

こんな中で、米国がアウェイキングと利己の対立を続けていても、それがそ

のまま日本に外圧として入って日本の新自由主義の仕組みを破壊するところ

までは行かないと思うんです。


今後も、お二人の間による米大統領選の本質に迫った、手に汗を握るやり取りを期待したい。

【追加情報01】

薇羽 看世間】グレートリセットと大覚醒の戦い

suyapさんの謂う所の「気づいた人々」について、大次元が上掲の動画で分かりやすく解説していた。「気づいた人々」について理解を深める意味で、お勧めしたい動画だ。

【追加情報02】

【遠見快評】トランプ氏の最重要演説

上掲の動画は、トランプ自ら「最も重要なスピーチ」だと語っていたように、トランプが現在死闘を繰り広げている敵の正体を知る意味でも、さらにはトランプが展開するであろう、戦略と戦術を予測する上でも重要な動画だと思うし、歴史に残る動画となるのではという気がする。

ここで、トランプが闘っている「敵」についてだが、「人類vs.寄生虫」というアナロジーで捉えると分かりやすい。

つまり、生物学的な寄生虫との闘いあるいは共生を、450万年前の人類誕生から我々の御先祖様は繰り広げてきた。ところが今から三千年前、「金儲け」という名の寄生虫がカルタゴで誕生、爾来人類に寄生し続けている。その「金儲け寄生虫」の子孫たちだが、今日ではDSをはじめ、NWO、エスタブリッシュメント、コミンテルン、イルミナティ、金融資本主義、ネオコン、軍産複合体、マスコミ、SNS、民主党、ウォール街、ヴェネツィア、黒い貴族、ロスチャイルド、ロックフェラー、中共等々、様々な名称で呼ばれているわけで、相も変わらず宿主である人類から、養分を摂取(詐取)する寄生虫として存在し続けている。

武士の時代 08
前稿「武士の時代 07」でお約束したように、本稿より本格的に南北朝時代について筆を進めたい。

最初に、武士の時代という中にあって、南北朝時代はどのような時代だったのか、ここで再確認しておこう。

20112502.jpg
日本史年表

上掲図は「日本紙年表」に掲載されている、「日本史年代早見表」だが、大雑把すぎるので、ここはウィキペディアの年表も、一部抜粋の形で以下に掲示しておこう。御参考までに、飯山史観の「武士の時代」シリーズの範囲が一目で分かるよう、700年間に及んだ武士の時代を赤枠で囲んでおいた。

20112501.jpg

ここで、ウィキペディアが鎌倉時代の末期を、「建武の新政」としているのに注目していただきたい。そして、続く「南北朝時代」は室町時代に入れているのが分かる。

では、建武の新政とは、どのような時代だったのか? 最初に、マイペディア(電子版)の解説を見てみよう。

建武新政
1333年―1336年の後醍醐天皇による公家一統政治。正中の変・元弘の乱を経て,護良(もりよし)親王や楠木正成らの活躍で鎌倉幕府を倒し,天皇独裁の官僚国家の樹立を企図,摂政・関白の廃止,雑訴決断所以下の部局の新設,国司・守護併設などの施策を行った。しかし古代の延喜・天暦の治(えんぎてんりゃくのち)を理想とする政策は武士階級の反発を招き,後醍醐天皇の信任を得ていた新田義貞も足利尊氏の武力には力及ばず短時日のうちについえた。


要するに、後醍醐天皇による建武の新政は三日天下ならぬ、三年天下で終わったということだ。なを、マイペディアは「護良(もりよし)親王」と記しているが、落合莞爾さんによれば、「護良(もりなが)親王」という読みが正しいということで(「護良親王と淵辺義博」参照)、小生も落合さんの説に従うことにする。御参考までに、後述する今東光著『毒舌日本史』も正しく、「もりなが」とルビを振っていたが(p.201)、流石は和尚だと思った。

さて、上掲のマイペディアに登場する人物に、南北朝の主要人物が名を連ねているのが分かる。後醍醐天皇を筆頭に、子の護良親王、楠木正成、新田義貞、足利尊氏らである。また、その他に後醍醐天皇と楠木正成の間を仲介した文観も重要人物の一人だ。文観については、「真言立川流と今東光 2」と題する拙稿で既述済みである。

ともあれ、次稿より落合史観を縦糸に、飯山史観を横糸にして、南北朝という一枚の織物を完成させていく予定だが、どのような織物が完成するのか、今から楽しみだ。

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さて、過去に多くの歴史学者が、建武新政についての書籍や論文を著してきた。そして、歴史学者によって建武新政の見方・考え方は様々だろうが、「公家一統を計った後醍醐帝による、三年間という短期間の統治」、といった表現で建武新政の時代を要約できよう。だから、建武新政に関する諸説については、直接ネット等で確認していただくとして、本稿ではそうした〝通史〟からは窺い知ることのできない、天台宗から見た後醍醐帝観について、以下に簡単に紹介しておきたい。その場合、やはり今東光和尚の著した『毒舌日本史』(文春文庫)の一小節、「阿呆らしい建武中興」(p.198~223)が最も優れていると思うので、同節を叩き台として引用させていただく。

なを、久しぶりに同小節読み返してみたところ、他の小節と比べて数多くの赤線や青線を引いた跡があった。多分、それだけ立ち止まったり、考えさせられたりした、行の多かった小節だったのだろう。よって、改めて読み直した上で、個人的に引いた青線や赤線の行の中から、幾つかの行を引用しつつ、引用毎に小生の【コメント】を添えてみた。

天台宗では古来、学匠は後醍醐帝を決して英明な天子とは言わないんだそうです。寧ろ、暗愚な天子として嫌っています。
『毒舌日本史』p.199
コメント次稿から開始する南北朝時代で詳述するが、戦前の大日本帝国軍によるスローガン、「忠君愛国」を具現化している人物として、後醍醐天皇の下臣であった楠木正成がおり、その正成は戦中にあって軍神として崇められていた。だから、楠木正成は無論のこと、後醍醐天皇についても悪く言うこと、戦中は絶対にタブーであったはずだが、そうした時代にあっても、天台宗では自分たちの後醍醐天皇観を曲げなかったと云う。だから、外部に漏れた場合、即不敬罪の廉で逮捕され、重罪に処せられていたことだろう。


僕も仏縁あって天台宗の僧侶となった限り、このような一大事(後醍醐帝は暗愚説)は後世の史家のために書き残す義務を痛感したので仏天の冥罰を怖れることなく書いたのです。
『毒舌日本史』p.200
コメント和尚が天台宗の大阿闍梨から、後醍醐帝=暗愚について口伝されたのは戦後の話であり、不敬罪といったことを怖れる必要もなかった時代のことである。それでも、門外不出だったはずの後醍醐帝=暗愚説について、『毒舌日本史』に書き残した和尚の男気、小生は高く評価したい。


如何に大塔宮(護良親王)が優れていたかという例から見ますと、御在山の時から殿ノ法印、光林坊玄尊、赤松則祐などという候人が居たことでもわかりますな。
『毒舌日本史』p.202
コメント護良親王が如何に優れた親王であったか、ということを物語る和尚の話である。ちなみに、天台宗で後醍醐帝は暗愚であると口伝で伝えられてきたのは、護良親王と楠木正成を帝の過失で、死なせてしまったことによる。また、これこそが、後醍醐帝が足利尊氏に敗れた最大の要因であった。


ただ、護良親王の周囲にいた僧侶らには、宮廷という場における複雑怪奇なやりとり、裏切りや陰謀が日常茶飯事だった政治の世界は、彼らにとって想像を絶する世界だっただろうから、後醍醐帝を暗愚と思ってしまったのも無理はない。

その他、小節「あほらしい建武新政」で今東光和尚は、楠木正成と足利尊氏についても多くを語っているのだが、長くなりそうなので次稿以降、この二人の人物を取り上げた時、和尚の言葉を引用したいと思う。

フリンの男気
大統領選を巡って大混乱に陥っているアメリカを見て、脳裏に浮かんだのがヘミングウェイの小説、『誰がために鐘は鳴る』("For Whom The Bell Tolls")だった。


MetalTrump - For Whom The Bell Tolls (Metallica)

同小説の主人公ロバート・ジョーダンとトランプは、愛国心というキーワードで繋がるのだし、これは他のトランプ陣営の人々についても云えることだろう。今回、そうしたトランプ陣営の一人、マイケル・フリン(61歳)を取り上げてみたい。

フリンと言えば、思い出すのが飯山一郎さんのフリンに関する一連のHP記事だ。

フリンが去ったので「暗殺対策」が万全ではなくなった…
◆2017/02/17(金)  いま,トランプの側近は,すべて反露ネオコン


リンカーンやケネディの暗殺を例に挙げるまでもなく、歴代の米大統領には暗殺がつきものであった。だから、元アメリカ陸軍中将だったフリンを、トランプが国家安全保障問題担当大統領補佐官に任命した背景に、「暗殺対策」が念頭にあったのは間違いない。しかし、日を置かずしてフリンはロシア疑惑という濡れ衣を着せられ、辞任に追い込まれたのだが、あの日のことがまるで昨日のことのように今でも蘇る。そのフリンに対して、数日前にトランプが恩赦を与えた。


四年近くもの歳月にわたり、針の筵に座する如き思いをさせられてきたフリン、普通に考えれば、恩赦を受けたことで後は平穏な余生送るのだろうと思っていた人たちが多かったに違いない。ところが、フリンは翌日、早速母国の為に立ち上がったのだった。これは、ネットテレビ「WVW-TV」が放送した、マイケル・フリンとトーマス・マキナニーへの電話インタビューの形を取った(英語)。
WVW-TV Exclusive: Lt. General Michael Flynn's First Interview Since President Trump's Pardon

また、上掲のフリン発言を簡素に纏めていたのが、以下の大紀元の動画だ(日本語)。


トランプ氏への「クーデター」が進行中

フリンの発言により、トランプが大統領に就任する前から、今日現在に至るまで、あらん限りの手を尽くしてDS(ディープ・ステート)が、トランプをホワイトハウスから追い出そうと試みてきたことが分かると思う。ともあれ、このような勇気ある発言を行ったフリン、愛国者の集うトランプ陣営の一人として実に相応しい。

果たして、1月20日の大統領就任式に立つのは、トランプか、将又バイデンか、当日を迎えるまでの我々は、唯唯事の成り行きを見守る他はない。

ところで、小生は掲示板「放知技」で、中川牧師の動画を紹介している。

米大統領選を巡って様々な情報が錯綜している現在、頭が混乱してきた読者も少なからずいることだろう。その意味で、小生は中川牧師の動画を一通り見ることで、頭を整理することをお勧めしたいと思う。

何故なら、11月24日午前11時の段階で分かった情報を基に、(1)できる限り正確な情報を伝えるように努め、(2)各論的解説ではなく、大局的な見方を掲示する、という二点を念頭に、中川牧師は動画を配信しておられるからだ。

小生は、その中川牧師の言葉に深く共鳴した。それは、小生も中川牧師が述べている二点を念頭に、ブログ記事を執筆することを常に心がけているからだ。

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17267547/210/


その中川氏が昨日、新しい動画をアップした。


中川牧師の書斎から#037「米大統領選の底流を読み解く」

今回、特に小生が注目したのは中川氏の以下の発言だ。

20120701.jpg

トランプが「第3の政党」を設立する可能性があるという中川氏の発言、咄嗟に連想したのが昨日の堺のおっさんの投稿にあった、以下の結語である。

トランプは共和党の制服を脱ぎ捨てるかもしれない。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17267547/253/


上掲の堺のおっさんの結語、実は中川牧師の発言と根底で繋がっているのである。このあたりについては、今後の中川牧師の動画や堺のおっさんの投稿に注目していこう。

【グリコのおまけ】
11月28日現在判明した、パウエル弁護士が放ったクラーケン全体像について、 張陽氏が上手く纏めていたので本稿でも紹介しておきたい。


クラーケン(Kraken)の正体【第68回】