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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
日日是好日
20103001.jpg

9月16日、安倍晋三前総理が総理の座から退いて、今日で一ヶ月半ほどが経った。テレビ等に映し出される安倍前総理を見るに、恰も解き放たれた籠の中の鳥の如しである。表題の日日是好日は相田みつをの言葉だが、その言葉の通りに、安倍前総理には一日一日を「きょうが一番いい日」にしていただきたいと、心から願わずにはいられない。


その後の安倍前総理の行動で、最も印象に残り、かつ心を突き動かされたのは、官邸を去った翌々日の靖国神社参拝である。


ここに、英霊、そして日本国民のことを心から思う、安倍前総理の心の内を垣間見た思いであった。

一国会議員に戻った安倍前総理、自由な己れを取り戻したことが、傍から見てもよく分かるのが以下の動画である。



この軍艦島だが、またまたNHKが国辱的な報道をしたようだ。


再び @世界のかわら版3

いつもは問題発言で物議を醸す、例の丸山穂高国会議員だが、以下の動画の作者が語っているように、今回ばかりは小生、丸山議員の発言に諸手を挙げて同意するものである。


【日本学術会議|元号廃止|所信表明】丸山穂高、軍艦島について偏向番組を流すNHKの解体を主張 など

なを、いずれNHKに対する批判記事を、カテゴリ「悪徳商法」で連載する予定なので、お楽しみに。

20103002.jpg

【追記】
青山繁晴氏をリーダーとする「護る会」の総会に、安倍氏が実弟の岸信夫氏とともに出席した。総理という重責から解き放たれた今の安倍氏の様子が、画面を通じて手に取るように分かり、国民の一人として心から嬉しく思った。


【ぼくらの国会・第49回】ニュースの尻尾「安倍前総理・岸防衛大臣を迎えて-『護る会』創立1周年記念総会・兼・懇親会」

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武士の時代 06
武士の時代 02」では、飯山一郎さんの第五回外圧説、すなわちアテルイについて書き、続いて平安時代末期に誕生した平氏政権(1167~1185年)を取り上げると約束しておきながら、あちこち道草をしていたこともあり、今日にいたるまで遅々として筆が進まなかった。一段落した今、本来の飯山史観の流れに戻すべく、平氏政権の時代から再開しよう。最初に、掲示板「放知技」に投稿した伯家神道・・・。

伯家神道とは平安時代から明治維新に至るまで、宮中祭祀を司ってきた古神道を指していますが、この800年というタイムスパン、現在筆を進めている「武士の時代」の800年と、時期的に重なっています。つまり、日本列島が武士の時代に突入した頃と時期を同じくして、伯家神道が台頭してきた・・・。貴族の時代から武士の時代への移り変わり、何か大きな時代精神の変化が当時の日本列島で起きたはずです。このあたり、次稿「武士の時代」シリーズで書き表せればと思っています。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16711142/143/


本題に入る前に、上掲の投稿で小生は「800年」と書いたが、正しくは「700年」である。お詫びして訂正させていただく。

さて、「貴族の時代から武士の時代への移り変わり、何か大きな時代精神の変化が当時の日本列島で起きたはず」と書いのは、伯家神道と武家政権(平氏政権)がほぼ同時期に始まり、明治維新を迎えるに及んでともに歴史から消えていったからだ。これは単なる偶然の一致だったのか、それとも何等かの深い関連性(原因)があったのだろうかと、投稿後に調べてみたが、特に関連性はないという結論に至った。

そのあたりは、ウィキペディアの「伯家神道」項の小項「前史」を一読すれば分かるので、以下に引用させていただく。

律令制のもとで、神祇官の長官である神祇伯には、当初は大中臣氏が任ぜられ、後に藤原氏や源氏など他の氏族も任じられるようになった。花山天皇の皇子清仁親王の王子延信王は万寿2年(1025年)に源姓を賜り臣籍降下すると、永承元年(1046年)に神祇伯に任ぜられた。神祇伯は延信王の後、その子康資王、三条天皇の皇曾孫敦輔王、大中臣親定、村上源氏の源顕房の子顕仲、顕仲の甥顕重と補任された。康資王の孫の顕広王が永万元年(1165年)に神祇伯に任ぜられて以降、その子孫によって神祇伯は世襲されるようになり、後にこの家系は「白川家」や「伯家」、「白川伯王家」と呼ばれるようになった。


よって、藤原道長の時代にピークを迎えた貴族政権の衰退に合わせて、次第に武士が力を持つようになり、最終的に平氏政権の誕生に至ったというのが自然な考え方と云えそうだ。ちなみに、「平氏政権」項の小項目の「意義と評価」には、貴族政権から武家政権へ移行した原因の一つとして、以下のように書かれており、「貴族社会の対応能力の無さ」が原因とする解説に、小生は同意するものである。

『平家物語』や『愚管抄』など同時代の文献は、平氏滅亡後に平氏政権に抑圧されてきた貴族社会や寺社層の視点で描かれてきたものが多い。従って、後白河法皇が自己の政権維持のために平氏を利用して、高い官職を与え知行国を増やさせてきたという経緯や当時の社会問題に対する貴族社会の対応能力の無さという点には触れず、清盛と平氏一門がいかに専横を振るい、「驕れる者」であったかを強調している。そのため、以後の歴史書もこの歴史観に引きずられる形で「平氏政権観」を形成していった。


ただし、貴族政権の衰退から一気に武家政権になったわけではなく、段階を踏んで武家政権へと移行したことが分かるのだし、治承三年の政変(1179年)に平氏が国家機構の支配権を掌握した時点を以て、真に平氏政権が成立したとする見方もあるようだ。

それから、40~50年ほど前、すなわち1970~80年代あたりまでは、平氏政権は武家政権ではなく貴族政権だったとする見方が、多くの歴史学者の間にあったことを指摘しておきたい。そのあたりの詳細は、上掲のウィキペディアの「平氏政権」項の小項目、「意義と評価」を参照のこと。


平家物語 祇園精舎/岩佐鶴丈

ともあれ、平氏政権が終わり、時代は鎌倉時代へと突入していった。次稿では、その鎌倉時代を取り上げる予定である。

ブログ『文殊菩薩』の「タイで続く反政府デモ」という記事を読み、「中共と皇統断絶」と題する拙稿を書いたのを思い出した。同稿では青山繁晴氏の動画を紹介、「ここ一ヶ月にわたって見た動画で、個人的に最も衝撃を受けた動画は、青山繁晴氏の以下の動画であった」と小生は書いている。


【青山繁晴】中国共産党とタイの君主制危機と日本の皇室[桜R2/9/18]

そして、動画を見終えた小生は以下の感想を残した。

要は、日本皇統の息の根を止めるという、中共の悪魔の戦略について青山氏は語っているわけで、迂闊にも同動画を観るまでは、個人的に見落としていた、中共による悪魔の戦略の一つであった。


タイの反戦デモと我が国の皇統断絶が結びついていることを、気づかせてくれた青山氏には感謝する他はない。ともあれ、タイの反政府デモは中共版カラー革命という一面を持っており、そのあたりは上掲の青山氏の動画がすべてを物語っているので、ここでは繰り返さないが、今のタイにおける反政府デモの背後にいる、中共の最終的な狙いが我が国の皇統廃絶であることを知った時、流石は武経七書(『孫子』・『呉子』・『尉繚子』・『六韜』・『三略』・『司馬法』・『李衛公問対』)を生んだ国だけのことはあると、舌を巻いたものである。

ここで、國體こそが日本を日本たらしめるものであり、扇子の「要」に相当することを強調しておきたい。つまり、仮に中共に日本という扇子の要を外されてしまったら、最早日本は日本でなくなってしまうということになる。以下に扇子のイラストを示しておくが、仲骨の一本一本が、一人一人の日本国民とすれば、その仲骨を一つにしているものこそ、要、すなわち國體に他ならないのである。

20102801.jpg

よって、國體という扇子の要を外されてしまうということは、日本列島が中国領土の一部になることを意味しており、だからこそ日本を憂える日本人は中共の真の狙いを知り、それりなりに中国と接していくことが肝心ということになる。

その意味で、男系の皇統承継への思い入れが強い青山繁晴氏が、女系天皇容認派の河野太郎氏に対して、批判的な姿勢を見せているのも分かろうというものだ。小生も青山氏同様、拙稿「河野太郎の天皇観」で河野氏を批判、以下の青山氏の動画を紹介した。


【ぼくらの国会・第19回】ニュースの尻尾「河野大臣の女系天皇容認」

世界権力と大統領選 02
前稿「世界権力と大統領選」で、小生は以下のように書いた。

ところで、「重たい掲示板」で副島隆彦氏が、「 [2649]米大統領選挙の終盤で、トランプが負ける、と騒ぐ馬鹿たちが湧いて来た。」を投稿、以下のように書いていたが、出鱈目もいいところである。

「キッシンジャーが、ドナルド、うちに来てくれ」と言って、トランプが、会いに行った。そして、キッシンジャーが、“世界皇帝”デイヴィッド・ロックフェラーのコトバを、伝えた。「ヒラリーとビルの思い通りにさせない。こいつらは、私が死ぬのを待っている。私から権力を相続する気だ。このふたりは、すぐに戦争(第3次世界大戦)を始める。ヘンリー、お前が、食い止めろ。だから、トランプに大統領をやらせる、と伝えてくれ」と言った。これで、決まったのだ。


「“世界皇帝”デイヴィッド・ロックフェラー」と書いた副島氏に対して、「デイヴィッド・ロックフェラーは、“世界皇帝”ではない。」と小生は斬り捨てている。

今回はもう一点、致命的な副島氏の間違いを指摘しておこう。上掲の副島氏の文章を読んだ読者は、デイヴィッド・ロックフェラーがトランプを大統領に指名した、すなわち、トランプはロックフェラーの僕だと受け止めた読者がいたと思うが、明らかな間違い。トランプの実の支援者は、ロックフェラーではなくロスチャイルドだ。

トランプが大統領に当選した直後から、ロスチャイルドとトランプの関係を正確に把握していたのは、世界戦略情報誌『みち』に「安西ファイル」を連載していた安西正鷹さんである。そのあたりを物語る安西ファイルの一部を、小生は拙稿「クシュナーの正体」でも紹介している。

この安西ファイルだが、以下の野崎晃市博士の記事にもあるように、「我々と『みち』の北朝鮮に関する情報は日本はおろか世界的に見てもユニークでかつ正確な分析だ」と、飯山さんが安西ファイルを高く評価していた点も強調しておこう。

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飯山一郎先生の最終講義(7)

ともあれ、今回の大統領選は、トランプのロスチャイルドvs.バイデンのロックフェラーという、〝代理戦争〟の一面がある。そして、以下の動画を見れば、安西さんや飯山さん同様、林千勝氏もトランプとロスチャイルドの関係を、正確に見抜いていることが分かるはずだ。


日本のマスコミでは決して語られないアメリカ大統領選挙の真相 [三橋TV第306回] 三橋貴明・林千勝・高家望愛

カマラ・ハリス
さて、前稿「世界権力と大統領選」同様、今回も大統領選に絡んだ個別テーマを取り上げてみたい。

最初は、民主党の副大領候補カマラ・ハリス女史についてである。どうして同女史を取り上げるのかといえば、民主党がバイデンを大統領候補に推した裏に、バイデンの次はハリスを大統領にという、民主党の魂胆が見え隠れするからだ。そのあたりを理解していただく意味で、 共和党系の一般社団法人JCUが作成した、ハリスについての二本の動画を以下に紹介しておこう。


【アメリカ大統領選2020】 ペンス副大統領 ハリス氏を圧倒!!

アメリカの大手メディアはハリス女史の勝ちとしているが、実際の勝利者はペンス副大統領であることが良く分かる動画だ。そして、ハリスの正体を見事に炙り出していたのが以下の動画である。


アメリカ人に聞く!極左カマラ・ハリス氏の正体を暴く!! 【JCUインサイト 第40回】

■世論調査
次に、大手メディアが発表する世論調査、各方面でいろいろと問題視されている。たとえば、前回の大統領選で調査会社の多くが、ヒラリー当選を予測していたという具合にである。ところが、トランプの当選を見事に当てた調査会社があった。何故、正確にトランプの当選を予測し得たのか、そのあたりに関心のある読者は以下の動画を見るといいだろう。


【速報】大統領選アメリカ世論調査速報&解説!トランプvsバイデン/ケント・ギルバート

表現の自由
チャンネル桜で水島総社長が司会を務める、三時間超の討論会が時々アップされる。普段は仕事に追われていることもあり、テーマに沿ってパネリスト全員が個人的な意見を一通り述べる、最初の一時間のみを聞くだけというのが専らだったが、昨日「世界権力と大統領選」をアップしたこともあり、神計らいを感じたので初めて同討論会を最後まで観てみた。

パネリストの全員がトランプの勝利を期待し、かつトランプの当選を確信していたのは印象深かったものの、情報面では特に目新しいものはなかった。だが、個人的に印象に残ったのが二人のアメリカ人、そして在独日本人による、言論の自由に関する現地報告で、実に興味深いものがあった。


【討論】米大統領選後の世界は?[桜R2/10/24]

最初に、大統領選を控えたアメリカの言論の自由に関する現地報告だが。最近はネットのニュース等で、「トランプを支持している」と、人前で語ることすら憚れるという空気が支配的であることは知っていたが、パネリストの二人のアメリカ人の実体験を耳にして、事態は思っていた以上に深刻で、まさに今のアメリカは南北戦争前夜の状況下にあることを知った。特に、「共和党を支持している親戚は、反トランプの連中による襲撃に備え、弾丸を買い足した」という報告には衝撃を受けた。

一方、在独の作家、川口・マーン・惠美女史の語るところによれば、今のドイツは武漢ウイルスで大混乱に陥っているとのこと。昨今の新聞の一面は海外のニュースをそっちのけで、専ら国内のコロナ問題で埋め尽くされていると語るのであった。昨日の産経新聞の記事、「スペイン再び非常事態宣言、ほぼ全州で夜間外出禁止」を思い出した。

ところで、今回初めてチャンネル桜の討論会を最後まで見たのは、先日の拙稿「武士の時代 04」で取り上げた、グローバリズムvs.ナショナリストが、同討論会で話題に出た言論の自由の話と相通じるものを見たからだ。

それは、あいちトリエンナーレについて、司会を務めた水島氏が言及した時である。例の昭和天皇の御眞影を焼いて足で踏みつけるという映像、これについて水島氏は、相手への侮辱、人格を貶めてまですることが、果たして真の芸術と呼べるのか、表現の自由と云えるのかと、憤りを水島氏は見せていたが、それに呼応するかのように、評論家であり、人権活動家でもある三浦小太郎氏も、「表現の自由、言論の自由は、常識・品位を持っていることが大前提であり、それが無いのであれば真の言論の自由とは言えない」と語っていたが、同感である。

さらに三浦氏は、生徒を相手にムハンマドの風刺画を教材として用いた、フランスの教師が首を切断されて殺害された事件について、「誤解を恐れずに言えば、100%殺人者が悪いとは言い切れない」と、勇気ある発言を行っていたが、信仰の自由という大前提に立脚すれば、小生も三浦氏の意見に同意するものである。

つまり、信仰の自由の延長線に、異文化を背負う人たちの自分とは異なる宗教、言語、文化、伝統を尊重する姿勢が欠落した言論の自由なんぞ、言論の自由の名に値しないのだ。だから、あいちトリエンナーレの件もそうだが、討論会で話題になったアメリカの大手メディアの常軌を逸する報道、例えば「トランプ、死ね」といった暴言は、人道に悖るものだし、決して許される報道ではない。こうしたアメリカの大手メディアの暴言を耳にして、東日本大震災で大勢の同胞が人柱となった時、「万歳、神罰だ」と、大喜びしていた隣国の一部の連中を思い出した。

それから、最近の記事「武士の時代 05」で取り上げた、三橋貴明氏の以下の表・・・。

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これは、経済の観点からグローバリズムvs.ナショナリズムを説いた表だが、赤線を引いた「文化的vs.野蛮的」、言論の自由あるいは信仰の自由に通じるものがあるのにお気づきだろう。そして、三橋氏は明らかに、経済面におけるナショナリストであることが分かるのだし、それが根底にあるが故に同氏の経済論に小生は同感できるのだ。

チャンネル桜の討論会でも最後に、パネリストの一人一人が感想を語っていたが、一番印象に残ったのがモーガン氏のコメントであった。モーガン氏は日本は良い国と誉め称え、その理由として、日本には伝統・文化があるからと言うのであった。それ故に、日本は人を大切にする国だと。

小生は、拙稿「貴族の時代 03」で以下のように書いた。

コロナ騒動が勃発してからというもの、小生は奇妙な感覚に陥っている。それを一言でいうなら、シンクロニシティ…。

つまり、「日本列島」、「天皇」、「日本人」についての見方・考え方で、互いに共鳴(シンクロニシティ)できる人たちが、意外と周囲に多いことに気づいたのだ。今回は、そうしたシンクロニシティを感じた人たち数名に登場していただこう。


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三橋氏、三浦氏、モーガン氏も間違いなく、シンクロニシティを感じさせてくれる人たちである。

世界権力と大統領選
11月5日の米大統領選挙を巡って情報が錯綜しており、マスコミやネットは百家争鳴の感を呈している。そこで、今回の大統領選を独断と偏見で分析してみた。

■世界権力
世界権力とは、世界を支配下に置こうとする勢力を指す言葉で、世界政府とかワンワールドとか呼ばれることもある。この世界権力についてだが、単なる妄想あるいは陰謀論であるとする見方から、実際に世界権力は実存し、今や世界を支配下に置きつつあるとする見方まで、人によって世界権力についての見方や考え方は様々である。

ここで、現在の覇権国がアメリカであることは、多くの人たちの共通認識になっていると思うが、そのアメリカのトップを決める選挙だからこそ、11月5日の選挙に世界中が注目しているわけである。

この世界権力についてだが、世界戦略情報誌『みち』の天童竺丸編集長が執筆した、『悪の遺産ヴェネツィア』の終章「世界権力の正体を明かす」こそ、世界権力について最も正鵠を射ていると個人的に思っている。同章についてだが、拙ブログに全文を転載しているので、この機会に一読いただければと思う。
悪の遺産ヴェネツィア

ちなみに、天童編集長は長年にわたり世界権力の正体を追究しており、ユースタス・マリンズの著した『知られざる世界権力の仕組み』の翻訳等も手がけている。

20102502.jpg 20102501.jpg

ところで、「重たい掲示板」で副島隆彦氏が、「 [2649]米大統領選挙の終盤で、トランプが負ける、と騒ぐ馬鹿たちが湧いて来た。」を投稿、以下のように書いていたが、出鱈目もいいところである。

「キッシンジャーが、ドナルド、うちに来てくれ」と言って、トランプが、会いに行った。そして、キッシンジャーが、“世界皇帝”デイヴィッド・ロックフェラーのコトバを、伝えた。「ヒラリーとビルの思い通りにさせない。こいつらは、私が死ぬのを待っている。私から権力を相続する気だ。このふたりは、すぐに戦争(第3次世界大戦)を始める。ヘンリー、お前が、食い止めろ。だから、トランプに大統領をやらせる、と伝えてくれ」と言った。これで、決まったのだ。


デイヴィッド・ロックフェラーは、“世界皇帝”ではない。ロックフェラーの上には、黒い貴族という主人が存在しており、ロックフェラーはその主人に仕える従僕に過ぎないのだ。そのあたりの真偽のほどは、上掲の「終章 世界権力の正体を明かす」を一読の上、読者自ら判断していただければと思う。

では、黒い貴族は、どのような世界支配を目論んでいるのか、ということになるが、今まで様々な角度から小生はブログ記事にしてきたし、また、現在の国際政治・経済の動きを注意深く追っていけば、大統領選挙に絡む黒い貴族の動きも、朧気ながら見えてくるはずだ。

■大統領選挙
次に、今回の大統領選挙について分析していくが、その前にアメリカの選挙制度について再確認しておく必要がある。それには、ケント・ギルバード氏の動画が最適だ。その理由については、放知技の本スレに小生は書いた。

最近、小生が時々取り上げるケント・ギルバード氏、同氏の日本の心(The soul of Japan)についての底の浅さを、小生は過去の投稿で指摘したことがありますが、一方でユタ州生まれの米国の心(The soul of America)を持つ、同氏の一連の米国大統領選についての動画は注目するに値すると云うべきでしょう。だから、ギルバード氏の動画を追っていけば、一層正確に大統領選の流れを捉えることが出来ると思います。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17178824/945/


以下、同氏の一連の動画を紹介しつつ、小生の意見等をコメントとして付記していこう。

■アメリカの本質は草の根

大統領選挙を今の5倍理解できるようになるアメリカにある11の競合する地域文化の歴史と特徴/ケント・ギルバート

コメント
この動画については、すでに上掲の拙投稿でコメント済みである。

アメリカという国は文字通り草の根の国ということで、そのあたりを把握しておかないと、米国の大手マスコミには出てこない米国民の心を把握できますまい。小生は二十代に入って間もなく、二ヶ月近くをかけてアメリカとカナダを一周しており、アメリカといっても多種多様である、といった強烈な印象を受けたものです。その後帰国して、多角的にアメリカという国、そして国民を自分なりに調べていった結果、上掲のギルバード氏が語るような「アメリカ観」に至りました。


■アメリカ独自の選挙制度

大統領選挙を今の5倍理解できるようになる『激戦州(スイングステート)』/ケント・ギルバート

コメント
米国大統領を選ぶプロセスは実に独特なのだが、そのあたりを分かりやすく解説しているのが、上掲のギルバード氏の動画だ。加えて、激戦州についても分かりやすく解説している。

■テレビ討論会の結果

テレビ討論会徹底解説!最後の直接対決の結末はいかに?! トランプvsバイデン大統領選挙

コメント
本来なら三回行われるはずだったテレビ討論会、トランプが武漢ウイルスを患ったため、結局二回のみとなった。一回目はプロレスを連想させる乱闘になってしまったが、最後のテレビ討論会はまともだったと思う。そして、ギルバード氏はトランプの勝ちとしているが、小生もギルバード氏に同同感である。

それにしても、ギルバード氏はバイデンのことを、「嘘つき」と斬り捨てていたが、"You're a liar,"は非常にきつい表現であり、日本語の「裏切り者!」というニュアンスに近い。だから、テレビ討論会を見たアメリカの有権者が、バイデンにどのような印象を持ったか、それが選挙結果にどのように影響するのか、大変気になるところだ。もしかしたら、これがバイデンにとっての致命傷となる恐れが高い。

■バイデン一家の疑惑

バイデン氏息子がやらかした!証拠メールを解説!カマラ・ハリス氏もパニック!大統領戦(トランプVsバイデン)ケント・ギルバート

コメント
バイデンが息子のハンターを介して、不正疑惑の渦中にあったウクライナ企業の幹部と面会していた件、すなわち「ウクライナ疑惑」については、大分前から噂にはなっていたが、これがどのような形で〝爆発〟するのか、個人的に前々から関心を抱いていた。そして、やはりオクトーバー・サプライズとして爆発したわけだ。ちなみに、上掲の動画は暴露が明るみになった直後に作成されたものである。

ここで、トランプ陣営が上記のオクトーバー・サプライズを、どのように今後展開させていくかについては、李真実氏の一連の動画が詳しいので、本稿の最後に【追加情報 ハンター・バイデンのノートパソコン】として紹介しておいた。関心のある読者に見ていただければと思う。

■GAFAの狼狽ぶり

バイデン氏と癒着疑惑のある巨大IT企業がある?【大統領選挙トランプvsバイデン】/ケント・ギルバート

コメント
反トランプ勢力は、何も民主党や大手メディア(CNN、ニューヨークタイムズ等)だけではない。GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)による妨害は、目に余るものがあるのだ。上掲の動画は、そのあたりをギルバード氏が突いた内容の動画となっている。

■大接戦となった場合・・・
その他、今回の大統領選で初めて採り入れた郵便投票については、ギルバード氏の上掲のどの動画だったかは忘れたが、すでに最初から投票する党を決めていた有権者が殆どなので、さして心配するにあたらないと個人的に思う。むしろ心配なのは、大接戦になった場合だ。もしかしたら、11月5日になっても大統領が決まらないという可能性が高いのだ。そうなると、どういうことになるかについては、以下の青山繁晴氏の動画が丁寧に解説していたので、参照していただきたい。


【ぼくらの国会・第46回】ニュースの尻尾「トランプvsバイデン 最後の討論から見た選挙の行方と日本のとるべき道」

ともあれ、11月5日まで残すところ十日あまり、どのようなオクトーバー・サプライズが飛び出すのだろうか・・・。当面、米国大統領選挙から目が離せそうにない。

【追加情報 ハンター・バイデンのノートパソコン】

PCに残った米大統領候補者バイデン家族の秘密。麻薬、ポルノ映像、外国とのスキャンダル。

コメント
ハンター・バイデンのノートパソコン事件を詳説した動画である。オクトーバー・サプライズの一連の流れが把握できると思う。


息子のスキャンダルに対応する勇気ないため地下室に逃げ込んでいる史上最低の大統領候補者。彼が大統領になったら、この国はどうなるのか?

コメント
トランプ陣営はハンター・バイデンのスキャンダルを、小出しで公開していくとのことで、実に凄いやり方だと舌を巻いた次第である。


ハンター同僚(CEO)Tonyの証言ー「大物」はジョー・バイデン。(日本語字幕)

コメント
ボブリンスキー氏の告白、バイデンの敗北を決しかねない動画になるだろう。詳しくは、以下の記事を参照のこと。
バイデン親子が「中国で儲ける説」の裏付けが続々

武士の時代 05
前稿「武士の時代 04」で小生は、『月刊日本』(2018年1月号)に掲載された、「佐藤優 『愚管抄』で危機の時代を読み解く」という記事の結語を紹介した。

米中主導のグローバリズムや皇統の問題に直面する今、私たちは『愚管抄』で13世紀にタイムスリップしてもう一つの日本と向き合いながら、日本国家とは何か、皇統とは何か、考えを深めていきたいと思います。


十年の長きにわたって続いた、『太平記』を読み解くの最終講義で、『愚管抄』と『神皇正統記』という相反する史論を採り入れた古典が、『太平記』であると佐藤氏は語っていたのだが、ここで、これら三冊の古典を振り返ってみるとすれば、最初に言及すべきは、『愚管抄』および『神皇正統記』だろう。この両書は、中世日本を代表する史論書であり、後の『太平記』に多大な影響を及ぼしただけでなく、徳川光圀(『大日本史』)、山鹿素行(『武家事紀』)、新井白石(『古史通』)、頼山陽(『日本外史』)らも同様な影響を受けたことは夙に知られている。

ところで、「グローバリズム志向の『愚管抄』、そしてナショナリズム志向の『神皇正統記』」と、前稿で小生は書いたが、このあたりを一層明瞭にする意味で、佐藤優氏自身による解説を、『月刊日本』(2018年1月号)から転載しておこう。

 ここで提起されている本質的な問題は、グローバリズムです。『愚管抄』は末法思想と百王説にもとづいて「天皇は百代で滅ぶ」と予言し、『太平記』は「不徳の君子は位を失う」と予言していますが、これらは仏教的・儒教的(孟子的)なグローバリズムです。天皇はグローバリズムに呑み込まれて必然的に衰退するんだという認識ですね。その意味で『愚管抄』は仏教的な普遍性を説いたグローバリズムの書なのです。

 これに対して全面的な反論を展開した思想書が『神皇正統記』です。北畠親房は『神皇正統記』の開巻劈頭で「大日本者神国也」と宣言し、日本は神国だから天照大御神の子孫である天皇は永遠に続くと確信したのです。その意味で『神皇正統記』はわが国の特殊性を謳ったナショナリズムの書なのです。

 このように『太平記』には『愚管抄』の論理と『神皇正統記』の論理が混在しており、『太平記』を理解するためにはそれらを理解する必要があります。それだから『太平記』を読み終わった後、これからは『愚管抄』、そして『神皇正統記』に遡っていきます。


一方、以下の佐藤氏の発言・・・

『愚管抄』と『神皇正統記』を読めば、日本が分かると私は思う。南北朝時代はそれ以前とそれ以後の日本を画する時代であって、『愚管抄』までの日本と『神皇正統記』からの日本は、違う国だといっても過言ではありません。


これは、どういうことか?

佐藤氏が『太平記』を講義していた十年間は、報告記事の形で『月刊日本』にも毎月掲載されていたものであり、実に優れた文章だったので小生は毎号欠かさず目を通していたものだが、残念ながら『愚管抄』の報告記事は、『月刊日本』には掲載されていない(月刊日本HPで確認済み)。『太平記』講義の報告記事が優れていただけに、『愚管抄』の報告記事が無いこと、残念な思いである。何故なら、「『愚管抄』までの日本と『神皇正統記』からの日本は、違う国」とする佐藤氏の言葉、飯山史観を熟知する身として、どうも腑に落ちない言葉であり、何故に佐藤氏はそのように考えたのか、本当のところを知りたかったからだ。

さて、両書の成立時期だが、『愚管抄』が成立したのは南北朝以前の鎌倉時代、承久2年(1220年)、そして『神皇正統記』の初稿が完了したのが、延元4年(南朝)/暦応2年(北朝)(1339年)(修改完了は興国4年/康永2年の1343年)の南北朝時代だ。

南北朝時代を境に、それ以前とそれ以降の日本は大きく異なるとする佐藤氏の言葉、何故に佐藤氏はそのように思うのかは、今のところ不明なので脇に置いとくとして、いずれ南北朝に筆を進める段階に入ったら、飯山史観を中心に、今東光史観と落合莞爾史観を加味して筆を進めていくつもりである。佐藤氏の上掲の言葉の真意も、判明したら併記したいと思う。

最後に、飯山さんが語った南北朝について、重要な発言を以下に再掲しておこう。

600年前、北朝側が南朝側を「根絶やし」にすべく、南九州は志布志まで
追討してきた「証拠」(石の板碑)を見ると、下甑島の和田家こそが楠木家
の本流・直系であるとの「自認」が正しい! と、私は思っています。

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15558491/310/


小生も上掲の飯山さんの発言に関連して、拙稿「薩摩ワンワールドと皇室」を書いている。

一方今東光和尚の後醍醐帝観については、拙稿「隠岐島に残る悪政の烙印」で記事にした。

また、落合莞爾さんの後醍醐帝観については、『南北朝こそ日本の機密』を紐解くと良いだろう。または、以下の拙稿を参照のこと。

「南北朝こそ日本の機密」
今日的な問題 -南北朝-
落合秘史II


【追記】

【Front Japan 桜】ナショナリズムと資本主義経済 / 拡大する中国の歴史改ざん / 韓国猛追!日本の漫画・コミックの不安な未来[桜R2/10/19]

佐藤氏のグローバリズムvs.ナショナリズムが中世日本の話なら、上掲の動画で三橋貴明氏が語る「ナショナリズムと資本主義経済」は、現在進行中の話であり、両者を対比させる意味で興味深いはずだ。尤も、佐藤氏の「グローバリズムvs.ナショナリズム」は歴史に重きを置き、一方で三橋氏の場合は経済に重きを置いているので、この違いを念頭に置いた上で、見比べていただきたい。

因みに、上掲の動画は一時間半と長いが、三橋貴明氏による「ナショナリズムと資本主義経済」についての解説は、15:40 - 31:45と15分ほどなので、そこだけでも見ることをお勧めする。

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殊に、最後の方で三橋氏が掲示した以下の図表、現時点における日本の本当の姿を示した図表であり、日本で生を享けたことの幸せを感じさせてくれる図表だ。だから、日本人としての自信と誇りを取り戻す意味でも、一人でも多くの同胞に三橋氏の言葉に耳を傾けて欲しいと願う。

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武士の時代 04
前稿「武士の時代 03」で、武士の時代を切り拓いた平氏政権から筆を進めると書いたが、もう少し回り道をしなければならなくなったようだ。それは、平氏政権について漠然と思索を巡らせていた時、佐藤優氏による『太平記』の講義を思い出したからである。

これは、『月刊日本』の執筆者や読者を中心に、佐藤氏を囲んで『太平記』を読み解いていくという小人数の講義であり、十年にわたって続いた、息の長い講義だった。小生は実際に出席したことはないが、上の息子が高校生の時に『太平記』に強い関心を抱き、出席者の一人であった、山浦嘉久さんを介して幾度か出席していた。講師役の佐藤氏をはじめ、出席していた山浦さんや稲村公望さんとの交流も深まり、本人にとって得がたい無形財産となったことだろう。その後、息子は京都の大学に進学したため、自然と講義から足が遠のく形となった。一方、講義そのものはその後も続けられ、十年という長い時間をかけ。ついに『太平記』全巻の講義の最終回を迎えたわけだが、その報告が『月刊日本』に掲載された以下の記事である。

佐藤優 『愚管抄』で危機の時代を読み解く

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では、何故に佐藤氏は十年という長きにわたり、『太平記』の講義をボランティアで行ったのか。さらに、佐藤氏をして講義を続けさせたものは、一体全体何だったのかということになるが、その答えが上掲の記事に書いてある。

資本主義が行き詰まった現在、私たちは再び「近代の限界」に直面しています。この問題を解決しない限り、現下の危機は克服できないはずです。その意味で私たちは改めて「近代の限界」に取り組み、「近代の超克」を考える必要があるのです。

 その上で重要なのが、かつての「復古維新」の思想なのです。実際、この思想はグローバリズムが行き詰まった状況で出て来ました。目指すべきモデルが同時代(共時性)に求められないため、過去(通時性)に求められたのです。


そして、『太平記』の講義を終えた佐藤氏、次に『愚管抄』の講義を新たに開始すると宣言したわけである。

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何故に『愚管抄』なのか? そのあたりの理由について、佐藤氏は以下のように述べている。

米中主導のグローバリズムや皇統の問題に直面する今、私たちは『愚管抄』で13世紀にタイムスリップしてもう一つの日本と向き合いながら、日本国家とは何か、皇統とは何か、考えを深めていきたいと思います。


上記のような言葉を佐藤氏が発したのは、『平家物語』が、グローバリズム志向の『愚管抄』、そしてナショナリズム志向の『神皇正統記』という、思想的には相反する関係にある、二つの思想を採り入れた古典だからだ。

つまり、ディープステート(米国)や中共(中国)を代表とする、グローバリズムの立場に立脚して書かれたのが『愚管抄』、一方で皇統、すなわち反グローバリズム(ナショナリズム)の立場に立脚して書かれたのが『神皇正統記』と佐藤氏は考えているわけで、以下は上掲記事における佐藤氏の結語だ。

米中主導のグローバリズムや皇統の問題に直面する今、私たちは『愚管抄』で13世紀にタイムスリップしてもう一つの日本と向き合いながら、日本国家とは何か、皇統とは何か、考えを深めていきたいと思います。


この佐藤氏の発言について、もう少し解説を加える必要があるが、これは次稿で展開していこう。

【追記1】
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『太平記』の劇画を描いたさいとう・たかを氏と、今回取り上げた佐藤優氏という珍しい取り合わせの対談記事がある。
さいとう・たかを氏 ゴルゴ13がAI兵器にも負けない理由

特に印象に残ったのは、以下のやりとりであった。

さいとう:ゴルゴは標的をじっと待つでしょ。“間”がある。この“間”というのは、日本人的感覚で、他の文化からはなかなか理解しにくい。自分で描いていて、ある時、気づいたのですが、ゴルゴの行動は「無私」なんです。

佐藤:私が無い、の無私ですか?

さいとう:そう。たとえていうなら、剣の達人の無の境地に近い。撃つ時に、自分が無いんです。侍でいうところの居合い。一刀で相手を倒す。アメリカだとそうじゃない。機関銃をダダダダダダッと撃ちまくるほうがウケます。

佐藤私、先生の『太平記 マンガ日本の古典』(中公文庫)も好きなんですが、あの面白さは「ゴルゴ=侍」にも通じるところなんでしょうね。ゴルゴの強靱な精神力は、弓道をやっている人とも近いような気がします。


さいとう氏は「間」は日本的感覚と語っているのだが、逆に言えば英語に通訳あるいは翻訳する際、頭を抱える日本語だということになる。この「間」だが、それに近いニュアンスが"space"に含まれている(『COBUILD English Dictionary』より)。

If you give someone space to think about something or to develop as a person, you allow them the time and freedom to do this.
* You need space to think everything over...


そこで、たとえば「間を生かす」を英語で表現するとすれば、"to give space meaning"が近いかもしれないと今のところ思っているが、決してイコールではない。その意味で、改めて能や歌舞伎から、゛「間」について学び直す必要がありそうだ。

腸と脳は親子
このほど、NHKが「ヒューマニエンス」という新シリーズをスタート、今週は「“腸” 脳さえも支配する?」と題する番組を放送していた。

「“腸” 脳さえも支配する?」
今回のテーマは「腸」。腸は自らが“考え”行動する臓器だ。1億もの神経細胞と、栄養を判別するセンサーを持つ腸は、脳とは独立した生命体のように活動する。脳の神経細胞は、もともと腸から生まれたことから、いわば脳の親ともいえる存在である。さらに「人格」や「感情」、「好み」といった脳の本能的な部分に、腸が深く関わっていることもわかってきた。腸と脳という二つの“考える臓器”が交錯する、人間の根源を妄想する。


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「脳の神経細胞は、もともと腸から生まれた」とするNHKの主張、すなわち人の感情や思考の源は、腸を含む内蔵であるとする主張を、初めて世の中に訴えたのは西原克成博士であり、小生は今から15年以上前、西原博士の著作『内臓が生みだす心』に目を通してその事実を知った。その後、西原博士に直接お会いして詳しくお話を伺い、西原博士の主張を全面的に受け容れた次第である。

ただ、〝心は内蔵で生まれる〟という説は、世の中の一般常識からは、あまりにも外れていることもあり、自分の目が黒いうちは、世間に無視され続けるだろう思っていた。それだけに、西原博士の主張に近い内容の番組を、あのNHKが取り上げたことに大変驚いたのだった。なを、西原博士の『内臓が生みだす心』については、旧ブログでも取り上げたことがある。
『内臓が生みだす心』

ともあれ、「脳の神経細胞は、もともと腸から生まれた」というNHKの解説に、世間は驚いたかもしれないが、小生は上掲のブログ記事で、『内臓が生みだす心』に引用されていた、さらに驚くような事例を紹介している。

間もなくわたしは、自分が受け取ったものが、たんなる体の新しい部品ではないと感じるようになった。移植された心臓と肺が、それ自体の意識と記憶を伴ってわたしの体内におさまっているのではないかという気がしてきたのだ。ドナーである若者の魂と個性の一部が、わたしの体の中で生きつづけている証しとなるような夢を見、自分自身の変化を感じるようになった。
『記憶する心臓 ある心臓移植患者の手記』


また、同番組では和食が腸と脳に及ぼす影響についても取り上げていた。禅寺で修行している若い僧侶が、かつてはアトピーや花粉症に悩まされていたが、禅寺で精進料理を食するようになって、すっかりアトピーや花粉症が消えたとインタビューで答えていたが、尤もなことである。

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ヤマザキ、呉座を撃て!
昨日(10月18日)、用事があって千葉県へ一日かけて行ってきた。いつものように車中でカバンに入れた本に目を通したのだが、その本とは『信長は謀略で殺されたのか』(鈴木眞哉・藤本正行 洋泉社)。同書については、掲示板「放知技」で小生は取り上げている。

立花京子女史の著した『信長と十字架: 「天下布武」の真実を追う』、小生は目を通したことはありませんが、アマゾンの「内容(「BOOK」データベースより)」冒頭に書いてある以下の記述・・・

「天下布武」の理念を掲げて、ポルトガル商人やイエズス会をはじめとする南欧勢力のために立ちあがった信長は、彼らによって抹殺された―。


これが立花女史の結論(視座)であるのなら、同女史の説とは真っ向から反対の説を唱える、鈴木眞哉・藤本正行両氏による『信長は謀略で殺されたのか』の第六章、「雄大にして空疎な『イエズス会黒幕説』」にも目を通さなければと思っています。その上で、本スレで紹介した田中進二郎氏の『秀吉はキリシタン大名に毒殺された』、これをじっくり検証する必要がありそうだ。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16711142/136/


最初に同書の「まえがき」と「あとがき」に目を通し、続いて第六章「雄大にして空疎な『イエズス会黒幕説』」にサーッと目を通してみた。すると、猿都瑠さんが天童竺丸さんに紹介してもらったという、『信長と十字架: 「天下布武」の真実を追う』を著した立花京子女史が登場、全体を通じて同女史への批判的な内容になっていた。

ここで思い出したのは、哲学者の山崎行太郎氏、および歴史学者の呉座勇一氏の間で繰り広げられた論争である。山崎氏は尊敬する人生の先輩、稲村公望さんの親友ということもあるが、上掲の二本の動画を観て、史観に関して山崎氏のそれに深く共鳴する自分がいた。ご参考までに、山崎氏の動画を二本、続いて呉座勇一氏の動画を一本、以下に紹介しておくので、両者の歴史についての見方・考え方の違いに、関心のある読者は動画を見比べてみるとよいだろう。


『歴史学者亡国論-歴史学者=呉座勇一への公開状』


『再び「呉座勇一問題」について』


呉座勇一×細谷雄一「専門家は俗流にどう対峙すべきか?」



中共と皇統断絶
最近は動画(YouTube)の紹介が多くなった拙ブログだが、ここ一ヶ月にわたって見た動画で、個人的に最も衝撃を受けた動画は、青山繁晴氏の以下の動画であった。


【青山繁晴】中国共産党とタイの君主制危機と日本の皇室[桜R2/9/18]

要は、日本皇統の息の根を止めるという、中共の悪魔の戦略について青山氏は語っているわけで、迂闊にも同動画を観るまでは、個人的に見落としていた、中共による悪魔の戦略の一つであった。

その青山氏が最近、過日の北朝鮮の軍事パレードに登場した、「謎の兵器」について取り上げた新動画を公開している。


【ぼくらの国会・第44回】ニュースの尻尾「謎の兵器?北朝鮮軍事パレードを分析」

実は、青山氏の上掲の動画を観る前に、小生はJPressの「米軍驚愕、北朝鮮の軍事パレードに謎の兵器登場」を読んでいたので、「謎の兵器」は気にはなっていたテーマでもあった。ちなみに、同記事の執筆者は拙ブログでも幾度か登場した西村金一氏だ。その他に 李相哲氏の動画、「軍事パレードから何が読み取れるか」も参照にした。

青山氏、西村氏、李氏らの云う「謎の兵器」について、自分なりに思ったことを書く代わりに、今回は「謎の兵器」を公開した北朝鮮、そしてトランプとの関係について、個人的に思っていることを簡単に述べておこう。

最初に紹介するのは、金正恩危篤説が流れていた時期における、トランプのツイートである。

上掲のツイートもそうだが、トランプが金正恩について言及した他のツイートも、トランプの金正恩に対する態度は、ロシアのプーチンに対するそれと同様、〝寛大〟である。何故か? それは、上掲の動画(「謎の兵器?北朝鮮軍事パレードを分析」)で青山氏が語っているように、北朝鮮の兵器を中国に突きつける、すなわち「中共への牽制」という狙いが、トランプの頭の中にあるのも確かだが、小生が思うに、それだけではないはずだ。

ここで、安倍晋三前総理について言及する必要が出てくる。その安倍前総理と云えば、世界のリーダーの中で、トランプが最も信頼を置いていたリーダーであり、その安倍氏の語る世界情勢についての〝講義〟に、特に大統領に成り立ての頃のトランプは、素直に安倍氏の講義に耳を傾けていたものと想像できる。

公にはなっていないが、北朝鮮が大日本帝国陸軍の残置国家であること、安倍氏は熟知しているはずだし、金正恩の実母が横田めぐみさんであることについては、どこまで安倍氏が信じているのかは兎も角、故飯山一郎さんの著した『横田めぐみさんと金正恩』(三五館)に書かれている内容も、ある程度は把握しているものと個人的に見ている。だからこそ、トランプと拉致被害者の家族らとの面会が、実現したのだと云えよう。


トランプ氏 拉致被害家族と面会

なを、金正恩の実母は横田めぐみさんだとする説は、拙稿「金正恩の肚」シリーズでも取り上げているので、関心のある読者は参考にしていただきたい。

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菅義偉の肚 01
先月(9月16日)、衆院本会議の首相指名選挙において、第99代首相に菅義偉氏が選出されてから一ヶ月ほどが経った。日本の運命を左右する分かれ道でもあることから、この一ヶ月間、小生は新首相の言動を慎重に注視してきたわけだが、現時点における菅首相の外交と経済政策の両面で、小生なりの今後の予想なり意見を本稿で書いておくことにしたい。そして、米大統領選の結果が判明してから以降、菅首相の言動にどのような変化が生じたのかについて、「菅義偉の肚 02」として新稿をアップしたいと思う。

では、早速「■外交」および「■経済」の二つの視座から、過去一ヶ月間における菅首相の言動について、個人的な評価を以下に記しておくが、結論を先に述べるとすれば、ここ一ヶ月間の外交面に関する菅首相の言動は「」、一方で経済面は「」である。

■外交
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菅首相が徴用工訴訟問題で毅然とした姿勢を韓国に示したり、親台派である岸信夫国会議員を防衛大臣に就けて、クアッド(日米豪印戦略)を忠実に安倍氏から踏襲、中国に対する旗色を明確にしたりと、安倍氏が敷いた外交路線を堅持している菅首相を見て、今のところ個人的には内心安堵している。ただ、問題は来月に行われる米大統領選で、万一バイデンが新大統領に当選した場合、どのように菅首相は対応していくのか、さらに、クアッド(中国包囲網)はどうなるのか、このあたりを特に注視していきたいと思う。

聞くところによれば、菅首相の愛読書は『君主論』(マキャヴェリ)とのことであり、掲示板「放知技」でも『君主論』の重要性は、幾度となく俎上に上った(拙稿「マキアヴェリの周辺」参照)。だから、今のところ菅首相の政治力に期待はしているが、結局のところ政治は結果がすべてである。よって、菅首相の政治面での手腕に対する評価(「菅義偉の肚 02」)は、もう暫く時間が経過するまで見極めは控えたい。

そして、日本の野党、大手マスコミ、左派といった連中を除き、世界における安倍晋三氏への評価は極めて高く、その安倍氏が菅新首相を外交面で、今後どのように菅首相をサポートしていくのか、このあたりも注目していきたいと思う。

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The Iconoclast

■経済
一方、小生が不安を抱いているのは、菅首相の経済政策である。最初に、三橋貴明氏による以下の動画を見ていただきたい。


【新総理速報】菅政権が日本を没落させる3つの理由(三橋貴明)

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三橋氏は前々から注目していた人物だが、上掲動画から切り取った一画面が如実に示すように、アメリカを根城とするグローバル派、すなわちデーブステート(Deep State)、日本最大のガン組織である財務省、世界中で嫌われている中共(中国共産党)と、その中国に尻尾を振っている経団連を中心とした、拝金主義の諸団体が菅新首相を取り囲んでいるという、三橋氏の視点を分かりやすく示していると思う。小生も、菅首相を取り囲む諸組織の存在については、三橋氏に同意するものである。

ともあれ、上掲の三橋氏の動画を観て思ったことは、確かに三橋氏は経済面に関して、持てるインテリジェンスを存分に発揮しているものの、一方で政事については疎いのではということである。そのあたりを念頭に三橋氏の動画を観れば、経済に限定されるものの、良質な情報を提供してくれる動画だと思う。

では、菅首相自身は如何なる経済政策を考えているのか? 三橋氏の言うように日本を亡国に導くような経済政策に、菅首相は本気で着手するつもりなのか、といったあたりの見極めだが、未だデーブステート、財務省、中共からの締め付けがきつい状況下に菅首相はあり、ある程度は連中の要求を呑む、若しくは呑む振りをせざるを得ない、半独立国家の立場に菅首相は置かれていることを理解しておく必要がある。その上で、安倍前総理同様、祖国日本の将来を菅首相が本当に、心の中で憂えているのであれば、敵の裏の裏をかくためにも決して肚を敵に見せず、慎重に事を進めていくことだろう。だから、安倍時代に引き続き竹中平蔵氏を残したり、アトキンソン氏と一時間を超えた会食をしたりしたのも、デーブステート(グローバリスト)を安心させるためにとった、一種のポーズだと考えられなくもない。

ただ、菅首相の頭の中は恐らく〝家計脳〟(※1)だろうから、MMT(現代貨幣理論)を真に理解し、それに沿ったアドバイスが菅首相に対してできる、インテリジェンスなブレーンの存在が不可欠だが、果たして菅首相の周囲に、そうしたブレーンがいるかどうかについては今のところ未確認である。

※1 家計脳
以下は、〝家計脳〟である河野太郎氏について、mespesadoさんが解説した投稿だが、家計脳とは如何なるものかを知る上で、役に立つ投稿でもある。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17178824/489/


とれあれ、繰り返しになるが政治事は結果がすべて。固唾を呑んで今後の菅首相の言動を見守っていきたい。

【追加1】
知人の子どもに二十代前半の娘さんがいる。彼女は都市銀行の窓口を仕事としているのだが、これからAI化、すなわち急速なデジタル化の大波に銀行業界が飲み込まれるのは必定。だから、その娘さんは勤務先の銀行で悩みを抱えているとのことだ。よって、近く会ってそのあたりを説明してくる予定だ。以上の背景については、以下の動画を参照のこと。


【元銀行員が解説】銀行員大リストラついに本格化!まずは女性事務職から!

上掲動画の作者は、以下の動画も公開している。小生にとっては既知の内容の動画ではあったが、若い人たちには参考になることが多いと思ったので、一応紹介しておこう。


【激動の時代】モノとカネの時代が終焉し精神の時代が始まる!

【追加2】

大リストラ時代がやってくる? 今から用意できること5選

日頃から最悪の事態を想定し、それに沿って計画を立て、行動に移していくことは大切だ。みずほ銀行やANNの例を挙げるまでもなく、来年は大量失業時代に突入する恐れが多分にある。そのあたりの情報を今から収集し、それなりの対策を講じておくといいだろう。

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上掲の動画を観た読者によっては、相当なストレスを受けるかもしれない。しかし、見方を変えれば、人間にはある程度のストレスがあった方がよいという考え方もある。つまり、温室に閉じ籠もってばかりいる人は、結局は駄目(他力本願)人間になる恐れが大きい。

ともあれ、まずは身体が資本であることからして、健康第一でいこう。そのためには乳酸菌の摂取(乳酸菌ヨーグルト等)、玄米を主体とした一日一食の実践、そして適度な運動(特に散歩を奨励)を継続して行うことで、医療費や保険代をゼロにしていこう。かつ、一日一食が身につけば、食費を大幅に節約できるのだし、多少の貧乏であっても人間、何とか生き延びていけるものだ。殊に、世界の深刻な食糧難という噂が、ちらほら耳に入ってくるようになった今日、万一に備えての食糧備蓄は大切である。仮に食糧難の時代に突入した場合、お上(政府)が何とかしてくれるだろうと、甘い期待を抱いてはいけない。あくまでも自力で己れ自身、そして家族が生き延びていけるよう、今から食糧確保や情報収集を開始しておくべきだ。


ゴルゴ13のように
拙稿「困ったお隣さん」で、マンション専門ジャーナリスト榊淳司氏の動画を紹介したが、もう一本、同氏の最近の動画紹介しよう。


テレワークでも「出社したい」派は、基本的に仕事できないカマチャではないか

要は、「自分はテレワークが性に合っている」と榊氏は語っているわけだが、二十年以上にわたってテレワークの仕事(翻訳)をしてきた小生も、同じくテレワークが性に合っていると思っているし、還暦を過ぎた今でも、日々忙しくテレワークの仕事に没頭できること、健康な身体に産んでくれた今は亡き両親に感謝するのだし、未だにテレワークの仕事を与えてくれる天にも、感謝の気持ちで一杯である。

それにしても、昼間から350mlの缶ビールを三本空けてから仕事に着手する榊氏、小生も同様に酒を呑みつつ仕事をしていることもあり、仲間というよりは同胞を見つけたような気分になる。また、同氏の孤高な生き様に深く共鳴している自分がいる。だから、しばしばピント外れな国際政治・経済を解説してくれる同氏だが、それも大目に見ることが出来るというものだ。

さて、最近のNHKの「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」シリーズで、もう一人の孤高な生き様を貫く漢を取り上げていた。それは、「“用件を聞こうか”~ゴルゴ13 最大の危機~」と題した番組で、ゴルゴ13が登場したのである。ゴルゴ13の隠れファンである小生が、同番組を録画しておいたのは言うまでもなく、仕事部屋の掃除や整理が一段落した今朝、ゆるりと鑑賞した次第である。

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小生、さいとう・たかを氏によるゴルゴ13作品は、あらかた目を通した。十年ほど前、書庫が一杯になったこともあり、ゴルゴ13シリーズ数十巻を処分してしまったのだが、今となってチョッピリ後悔している。

それはともかく、同番組では大部前に読んだ作品が、数多く登場しているのを懐かしく思ったものだし、また、さいとう・たかを氏が編み出した作画体制にも目を見張った。つまり、さいとう氏には50名を超えるゴルゴ13担当の脚本家いること、さらに、銃、風景画、人物画それぞれを専門とするスタッフを抱えていること(さいとう氏本人はゴルゴ13の顔を担当)、そして、それぞれの専門スタッフが分業体制の形で、ゴルゴ13作品を仕上げていくシーンは圧巻であった。このあたり、集団になれば困難な仕事でも完成させてしまうのを、目の当たりにしたと思ったものだし、前稿「武士の時代 03」に書いた小生の以下の言葉と、或る意味結びついているとも思った。

人は生涯にわたり決して独りで生きていける生き物ではない。


一方、集団の一員という生き様とは対極にある、孤高という生き様、これこそゴルゴ13の生き様そのものであり、そうした生き様を生涯貫くことは、納豆型社会である日本では相当な困難を伴うのだが、こうした孤高の生き様を貫くことこそ、小生が常日頃念頭に置いている生き様なのだ。そのあたりを分かってくれるのが、番組の最後に登場した隠れゴルゴ13ファン、片岡重樹氏(68歳 滋賀県大津在)だと思った。

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「自分と団子になれない人を排除するという発想しかないわけよ」という言葉、同氏とは同年配であることもあり、片岡氏の云わんとすることがヒシヒシと伝わってきた。

結局、人は独りで生まれ、独りで死んでゆく存在である。故に、一つの集団の色に染まるというか、付和雷同的な生き方をするべきではなく、片岡氏の言葉を借りれば、「団子」になるような生き方は止めるべきだ。

ともあれ、孤高な生き様を貫いていこうと小生は改めて思ったものだし、今後もそうした生き様を貫いていく覚悟である。

温故知新
昨日、今日発売の世界戦略情報誌『みち』の校正を行いつつ、ふと脳裏に浮かんだ言葉が「温故知新」であった。温故知新とは「昔の事を調べて、そこから新しい知識や見解を得ること。ふるきをたずねて新しきを知る」(電子版大林辞)を意味し、『論語』の為政篇に登場する格言だ。この格言は同誌の「常夜燈」というシリーズの執筆者、黒不動さんも「釜石製鉄所創業秘話」と題する今号の記事で用いていたのだが、同じく同誌の「みょうがの旅」シリーズの執筆者である、中村みつぞうさんの以下の言葉からも、小生の頭のなかで温故知新という言葉が浮かんだ。

生物が太陽災害等の危機を多様化で乗り切って来た自然史に通じることを、武田邦彦総合工学研究所特任教授と宮沢孝幸京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授の対談を視聴して気づいたことでもある。


ちなみに、中村さんの云う対談とは、以下の動画を指している。


第2弾!マスコミ ボー然!日本を騒がす科学者 頂上対談

個人的に同動画で最も印象に残ったのは宮沢氏の言葉であり、大体以下のようなことを言っていたと記憶している。

多様化により、数千万年に一回の頻度で発生した、超のつく大災害を乗り越え、その都度、生命は新しい命の大爆発(誕生)を引き起こした。


その宮沢氏の発言を耳にして、小生の脳裏に浮かんだのが、数ヶ月前に執筆した拙稿「地球と生命」だった。

ともあれ、宮沢氏の云う数千万年単位の超大災害と比べれば、大手マスコミが騒いでいる武漢ウイルスなんぞ、端っから無視しても差し支えないレベルの〝災害〟であり、話題に取り上げる価値すらないと個人的に思うのである。第一、毎年の冬に日本だけでも万人単位の死者を出している、インフルエンザと比べてみるがいい。この事実からだけでも、武漢ウイルスなんぞ大騒ぎするほどのものでないことは明らかだし、以下の動画の宮沢氏同様、小生も武漢ウイルスは単なる軽い風邪ていどに過ぎないと思っている。


【武田邦彦×宮沢孝幸】ただの風邪を徹底討論!某ウイルスが寿命の体内に居ただけ?令和の世界的大冤罪事件!?

小生は翻訳者という職業柄、自宅の仕事部屋でパソコンに向かって仕事をしているので、滅多に外出することはない。だから、月に数回程度の外出時はマスクのことなんか全く忘却の彼方・・・。家の外に出て、すれ違う通行人の殆どがマスクをしているのを見て、「あっ、そうか、今の日本は武漢ウイルスで大騒ぎしているんだっけ・・・」と漸く思い出す有様だ。

それにしても、マスクをして無言で道を往来している人たちを見ていると、不思議というよりは不気味ですらある。だから、時々マスクをしていない他のオヤジと道ですれ違うと、お互いに知らない者同士とは云え、「ニヤリ」と無言の挨拶を交わすこともあった。

自宅に戻り、テレビのスイッチを入れると、相も変わらず昼のワイドショーは、NHKと民放とを問わず武漢ウイルスの話題で持ちきりであり、ウンザリする自分がいる。まぁ、木枯らし紋次郎ではないが、「あっしには関わりのねえことでござんす」といった姿勢を、今後も自分は貫いていくことだろう。

【追記01】
掲示板「放知技」でハリー・今村先生が、精力的に武漢ウイルスについて様々な角度での投稿を行っている。
気が向いた時に有益そうな健康法を語るスレ(4)

【追記02】
来月の米大統領選に絡み、過去において民主党の大統領候補バイデン、武漢ウイルスについての発言内容をコロコロ変えている。そのあたりを解説していたのが以下の動画であり、息抜きに観てみるのもE-かもしれない。


あなたはどう思いますか?バイデン氏の経済やコロナに関する発言について!バイデン氏ならどうしたんだろう?/ケントギルバート

困ったお隣さん
「困ったお隣さん」とは、マンション専門ジャーナリストの榊淳司氏による造語であり、隣国の韓国のことを指している。同氏は韓国についての話題を毎日のように動画で流しているのだが、今回の拙稿では中国も含めて、「困ったお隣さん」と定義させていただこう。

小生が本稿で敢えて中国と韓国を、「困ったお隣さん」と定義するのは、両国とも反日国家であり、かつ技術泥棒国だからである。それが故に、韓国は永遠に技術の二番煎じ国から脱し得ないし、ノーベル賞受賞なんか夢のまた夢と、榊氏は以下の動画で斬り捨ててるわけである。


愉快なお隣さんには「永遠の二番煎じ」であり続ける理由がある

上掲の動画を一通り見て、榊氏の主張については概ね肯定するものである。では、何が今日見るような韓国人を誕生させたのか、そうした国民性を形成したものは何かと考えると、二つのキーワードが頭に浮かぶのである。それは、「属国」と「両班」・・・。

最初に属国(従属国)。少しだけ半島の歴史を紐解けば、歴史を通じて韓国は中国の属国として、生き延びてきた国であることが分かるだろう。そうした過去の歴史的な生い立ちが同国の国民性を形成したことは、戦後のGHQ政策で洗脳された現代の日本人を思い出せば、十分に頷けるというものだ。そうした属国の場合、手前の独自技術、殊に軍事に関わる自主開発を宗主国が許すはずがない。このあたりが、韓国の自主技術が停滞している理由の一つだ。

加えて、韓国の場合は両班気質が属国根性に覆い被さっていることが挙げられよう。つまり、韓国は両班思想に支配された国であるが故、我が国と異なって、額に汗して働く労働者を馬鹿にする国なのだ。このように日本人から見て歪な国民性を、韓国人が身につけてしまったのは昨日今日のことではなく、両班が誕生してから千年以上という、長い時間をかけて完成したものなので、おいそれと韓国人の両班思想が変わることはないだろう。

一方、中国の場合はどうか? 韓国同様、中国にも知人友人がいることから、あまり中国の悪口は書きたくないのだが、それよりも大切なのは、己れを産み育んでくれた祖国であり、我が国の国益である。だから、本稿では遠慮なく書かせてもらおう。但し、小生が批判するは韓国同様、中国の民衆ではなく、あくまでも中共(中国共産党)である点に注意願いたい。

さて、韓国同様に反日国家である中国は、最先端技術を他国、すなわち欧米という先進国から掠め取ってきた、所謂、技術泥棒国である。それも、長年にわたる筋金入りの技術泥棒国なのだ。論より証拠、石平氏の以下の動画を観れば、そのあたりについて自ずと納得いただけるはずだ。

地下に潜った「千人計画」の闇、核兵器開発から生まれた国家的「頭脳狩り」の怖さ

石氏が上掲の動画で述べているように、中国マネーに目が眩み、中国に最先端技術を売り渡した売国奴の学者や技術者が、日欧に少なからずいたことは容易に想像できるのであり、現在話題になっている日本学術会議の会員の中にも、中国に魂を売り渡した者が少なからずいたはずだ。このあたりの真偽について確かめたければ、以下の動画が良いだろう。


【「菅総理に踊らされた!」国民に晒された日本学術会議】目的は日本学術会議を国民に晒すことが目的だった!全ては菅総理の思惑通り!マスコミも野党も学者も全て菅総理の掌で踊らされていただけだった!

上掲動画の作者である闇のクマ氏は、オーバーな表現や感情的な発言が多いが、そのあたりを割り引けば、中々事の本質を突いた発言が多いのも確かだ。

また、以下の動画も参照のこと。


日本学術会議と中国の関係に自民党が危機感|日本先端技術が中国に流出?|小野寺元防衛大臣&筑波大名誉教授が指摘

武士の時代 03
掲示板「放知技」で、道友の出世外人さんと一連のやり取りを行い、958で小生は以下のように書いた。

出世外人さんの「中央集約vs.地方分権」説は、基本的に日本列島内部で起きたこと(内圧説)ですが、堺のおっさんが仰せの外圧説は、その時点の日本列島内が中央集約型であれ、地方分権型であれ、それとは関係なく、一気にあるいは多少の時間をかけて、大陸から日本列島に襲来したものです。それが日本列島内の「中央集約vs.地方分権」に、どのような影響を及ぼしたのか、その結果どうなったのか、このあたりを改めて見直す必要性を感じています。


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個体文明のライフ・モデルと生態環境の変化

飯山一郎さんの「外圧説」(828)、そして出世外人さんの「内圧説」(955)の詳細は、それぞれ放知技への投稿で確認していただくとして、ここで思い致すべきは文明の生死、すなわち、「生成→発展→衰退→滅亡」という一生を、必ず文明は辿るものということだ。これは人にも当てはまるのであり、やはり人は「誕生→成長→老衰→臨終」という一生を辿るわけで、そのあたりは拙稿「人の一生」にも書いた。そして、まさに人の一生は「人生如白駒過隙」なのであり、今までに多くの文明や無数の人たちが誕生しては、歴史の彼方へと消えていった。

文明の下位構成単位である国家に目を転じてみるに、やはり国家も文明や人間同様、「生成→発展→衰退→滅亡」という一生を、避けて通ることはできなかったのは言うまでもない。

ここで、少し脇道にそれてバイオリズムの話になるが、人にはそれぞれのバイオリズムというものがあり、周期の異なる「身体」、「感情」、「知性」という三つの身体リズムが、その人の身体で生涯にわたって繰り返えされていると云われている。小生は若い頃(二十代)、バイオリズムについて熱心に取り組んだ一時があり、カシオが発売したバイオリズム電卓を購入しているほどだ。尤も最近の研究によれば、バイオリズムは実証の出来ぬ似非科学ということになっている。それでも、人の細胞は一日あたり一兆個も入れ替わっていることを思えば、我々の「身体」は何等かのリズムというか、周期性のようなものが備わっており、それが日々変化していると個人的に思うのである。

なを、人間、国家、文明と異なり、文化(たとえば日本文化)や民族の気質(たとえば日本人の物の見方・考え方)は、古より大きく変化しておらず、原型を留め、今日に至っても引き継がれていること、頭の片隅に入れておこう。

さて、飯山さんの外圧説と出世外人さんの内圧説の対比だが、話を分かりやすくする意味で、最初に人の一生について考えてみたい。

人は生涯にわたり決して独りで生きていける生き物ではない。換言すれば、人は他人との接触を避けて一生を送ることはできないのだ。だから、生きている間は他人からの様々な〝外圧〟、たとえば学校に進学し、集団生活から受ける外圧、学校を卒業して社会人となると、今度は会社という組織から外圧を受ける(殊に職場の人間関係)。また、家庭を持てば家族を路頭に迷わせてはならぬという外圧、そして最後に、人生の冬を迎えて誰しもが体験する老衰、それに伴う他人からの外圧がある(たとえば医者とかケアマネジャー)。そして、人はそれらを避けて通ることが出来ぬ生き物なのだ。

以上、一人の人間に生涯の間に襲いかかるであろう〝外圧〟について述べたが、国家の場合も様々な外圧を受けるものだ。尤も国家の場合、いつ何時外圧が襲ってくるのか予測が立てられないという違いがあるし、また、一国が完全な鎖国体制を敷き、長い間にわたり貫くことが困難であったのは歴史が示すとおりだ。その時その時の国際情勢によって、他国から様々な外圧が襲いかかったのである。それでも、正確に国際情勢を分析する人材を擁していた国であれば、多少の対策は立てることはできたと思うが、それも限界があったのは云うまでもない。そうした外圧が一国に襲いかかってきた時、出世外人さんの云う内圧体制が中央集権的に向かっていったものと現在は想像しているが、そのあたりの確認は今後の宿題としたい。

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それから、飯山さんが自身の外圧説に取り上げなかった、耶蘇教(イエズス会)の日本列島への影響、これも別の形での「外圧」と云えよう。耶蘇教の日本列島への影響は、遠く安土桃山時代まで遡ることができるのだし、以降様々な形で耶蘇教が日本列島に浸透していった。その意味で、はぐらめいさんが田中進二郎氏の著した、『秀吉はキリシタン大名に毒殺された』(電波社)を取り上げ、新シリーズを開始されたことに注すべきだろう。

小生も放知技(923)で田中氏の新著を取り上げており、以下のように書いた。

拙稿「貴族の時代 07」でも、大東亜戦争以降に皇室に浸透した、キリスト思想を小生は書いているが、飯山史観の執筆で安土桃山時代に差し掛かあたりから、一度は田中氏の玉稿を引用しつつ、日本におけるキリシタン史、そしてキリスト思想を取り上げたいと思っている。


次稿「武士の時代 04」では、政体が貴族から武士に変遷した平氏政権あたりから筆を再開するが、安土桃山時代に突入したら、耶蘇教の影響について取り上げる予定だ。

金正恩の影武者
ブログ『文殊菩薩』の野崎晃市博士が、実に興味深い記事を書いた。
金正恩の声を分析せよ

野崎博士が上掲の記事を書いたのは、北朝鮮労働党創建75周年の記念式典に登場した金正恩の声が、「以前のスピーチで聞いた金正恩の声は、低くかすれた太いダミ声であったが、今回の金正恩の声はやや高くきれいに聞こえる」と思ったからのようだ。そこで、「音声を声紋認識にかければ、本物なのか影武者なのかはっきりする」と野崎博士は主張しているわけだ。

堺のおっさんの場合、掲示板「放知技」の本スレ(970)で、「私は本物だと思うんですがね」と書いている。そして、小生も〝多分〟本物の金正恩だと思う。そう思う理由の幾つかを本稿で挙げておくとこにするが、その前に、影武者とは何か、影武者の存在理由といった点について、少しだけ言及しておきたいと思う。

■影武者観
最初に、拙稿「次代プーチン」で、小生は故飯山一郎さんの影武者観を紹介したことがある。

超高額な骨董品や見術品の真贋判定も,影武者判定も…,じつは,
政治哲学的かつ論理学的な問題,それも著しく深遠な問題なのです.
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15817120/762/


実は小生の影武者観も、飯山さんのそれに近い。だから、上掲の飯山さんの放知技への投稿を再読すれば、小生の影武者観も大凡分かっていただけるはずだ。

■セレモニー
では、本題に入ろう。上掲の投稿で飯山さんは、セレモニーと影武者について以下のように書いている。

伊勢志摩のサミットも,杭州のG20も,長門市での日露首脳会談も,じつは,
仰々しいだけのセレモニーにすぎないのです.
こんなところに↑↑本物のプーチンは現れた試しは過去にもありません.


この伝でいけば、北朝鮮労働党創建75周年の記念式典も、セレモニーの一形態なのだから、同記念式典に登場した〝金正恩〟が、影武者であっても何等可笑しくはないと一応は云えそうだ。

しかし、ここで思い出すべきは4月15日の太陽節で、太陽宮殿参拝を金正恩が欠席したことは記憶に新しい。何故に、金正恩は太陽宮殿参拝というセレモニーを初めて欠席したのか・・・。

ここで、拙稿「平壌総合病院」を思い出していただきたい。小生は同稿で以下のように書いた。

金正恩の祖父(金日成)、そして父(金正日)の立像が並び立つ万寿台、それから河を挟んだ対岸に在る、建国精神の象徴とも云える朝鮮労働党創建記念塔、その二地点の間は今まで聖地とされてきた。ところが、何故か金正恩は、その聖地に大病院を建設する決意をしたのである・・・。


どうして金正恩は、〝聖地〟に大病院を建てる決意をしたのか、そのあたりの背景は上掲稿に書いたので繰り返さないが、金正恩個人の立場(視座)からすれば太陽節は、祖父(金日成)と父(金正日)が対象という、〝私的なセレモニー〟に過ぎないことに思いを致すべきで、一方、今回の北朝鮮労働党創建75周年の記念式典の場合、単なるセレモニーではなく、北朝鮮人民の士気を鼓舞するという意味で、あの場ではやはり、本物の金正恩でなければならなかった。よって、「セレモニーに登場するのは影武者」という、本物か影武者かを見分ける物差しの一つを、ここでは取り敢えず脇に置いて、〝多分〟本物だろうということにしておこう。

■顔
次に、金正恩の顔の特徴。プーチンの影武者説に関する記事や動画を、かつて小生は数多く観てきた。顔の特徴を根拠に、影武者説を唱える幾本かの動画の中から、この機会に一本だけ以下に紹介しておこう。


肥料工場を視察した金正恩は身代わり、金正恩氏の身代わりは少なくとも3人、トランプ氏まで身代わりにやられた。真偽金正恩氏はこのようにすれば確認できる。

作者は李真実氏という元中国共産党幹部で、2008年に日本に帰化した人物である。同氏の動画は大分前から注目していたのだが、元中共幹部ということもあり、やや距離を置いて同氏の動画を鑑賞してきた。しかし、最近に至って同氏の動画に、真実味が籠められていると思うに至っている。たとえば、「日本が中国との関係を切り離せば中国はどこまで困るのか?」と題する動画を同氏は公開しているが、かつてネジ一筋に生きてきた日本人の職人さんから、ネジの奥深さを教示してもらった身なので、ネジ同様にボルトも日本の職人の手によって、初めて絶対の安心感を持てるモノになることを知っている。ここで、たかがネジやボルトなどと言うなかれ。ネジやボルトの品質次第で、大事故に繋がるかかどうかの分かれ道になるのだ。

大分横道にそれてしまったので、話を影武者に戻す。

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李真実氏が数ヶ月前、一日かけて調べたという金正恩の影武者についての動画は、小生も過去において様々な記事や動画で確認してきた、動画や記事を彷彿とさせるものだった。だから、特に初めて知ったという情報は無かったものの、顔の特徴から本物と影武者を見分ける方法を要領よく纏めており、大いにヒントになり得る動画だと思っている。そして、李真実氏は同動画で、肥料工場の式典に出席した〝金正恩〟は影武者だと結論づけているが、小生もその通りだと思う。

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トランプと、顳顬(こめかみ)に黒子がある金正恩の影武者

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北朝鮮労働党創建75周年の記念式典に登場した、(亀さん追記:顳顬に黒子が無いので多分本物の)金正恩。
平壌で軍事パレード 朝鮮労働党創建75周年


■歯
冒頭の記事で、野崎博士は金正恩の声紋分析をせよと主張していたが、過日の名古屋一郎会に出席した参加者はご記憶のように、金正恩の歯並び、顎、声等から本物かどうかを見分けることができるはずで、このあたりはプロの歯科&音楽ウォッチャーさんの意見が欲しいところだ。ウォッチャーさん独特の観察眼で、記念式典に登場した金正恩は本物なのか、あるいはそうではないのか、次稿あたりで持論を展開していただければ有り難い(金正恩の肉声は、本稿最後の【追加】参照)。

■本物同士
最後に、拙稿「プーチンと金正恩」でも紹介した、プーチンと金正恩の本物同士の写真・・・

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プーチンも金正恩もお互いに影武者を擁する身、故に影武者について熟知している者同士であることから、あの時ばかりは影武者で事を済ませるわけにはいかなかったと思う。そして、スプートニク紙が「正恩氏はトランプ氏とさえこれほど緊張しなかった」という表題を採用していたが、トランプの時は影武者だったがプーチンの時は本物だったと、暗に仄めかしているような表題である。

追加


国士渡邉正次郎18
「国士 渡邉正次郎}」シリーズの第十八号をお届けする。前号で七本の動画を紹介、今号では十一本の新動画を紹介させて戴く。


56.パンダ外交は危険と言い続けた


57.中国の原油大量輸入は、戦争準備?


58.正次郎の恐怖の予言は、100%的中‼︎


59.秋元司、実刑5年以上‼


60.トランプの本気の中国排除が、バイデンになると真逆に


61.両眼くり抜かれた中国男児!


62.危険!海外在住の中国人は、全員スパイ!


63.足腰立たず、鬱病に


64.石破、進次郎を支持する国民で没落日本に!


65.政府に対案出せない野党に、政権交代は無理!


66.政治家は、政治せず“性事”に夢中!


「亀さん…」という言葉で始まる、その後の渡邉氏の関連記事は二本で、以下の通りである。

菅さん、ヒトラーは危険!亀さん、あそみさん目を


最後に、その後小生が投稿した、新たなコメントは以下の通り。

コメント47
す なわち、本音では多くの国民同様、消費税の値下げあるいは廃止を、管氏自身も考えてはいるのだが、現時点において自分を首相に推してくれる、自民党員の大 半が緊縮派、すなわち消費税10%堅持派であることを思えば、(首相になるために)上記のような発言にならざるを得なったという見方。一方、「社会福祉の ため、消費税10%を引き下げてはならない」ということを、管氏本人が頭から信じているのかという見方・・・。どちらが本当の管の肚なのかについては、今 後の同氏の言動から推察するより他はありません。尤も翌日の同氏は、「今後十年間は消費税は上げないという、安倍総理の過去の発言を踏襲する」と、前日と は打って変わった発言をしていますが、消費税を10%以上に上げることに反対している、管発言に対する国民の声が予想外に大きかったため、新内閣発足以降 のことをアレコレ考え、〝戦術的〟に前日の発言内容を変えた可能性も否定できません。


コメント48
その石破の北朝鮮手の破廉恥行為について、「憲君主党チャンネル」という動画サイトが堂々と批判していましたが、徐々に渡邉さんの石破評が世の中に浸透しつつあるようです。