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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
米中衝突と日本
今度こそ、飯山史観シリーズを再開するつもりで意気込んでいたところ、またまた「米中衝突」シリーズを書く羽目になった。それは、拙稿「米中衝突と経団連」で、香港国家安全維持法が八月に発動された場合、「中国は香港と共に衰退の一途をたどっていくことだろう」と、小生は書いたのだが、逆に、「中国は浮上する」と主張する記事に出会ったからだ。その記事とは、行政調査新聞が6月25日に公開した、「沈みゆく米国、浮上する中国、どうする日本」。

最初に、行政調査新聞の新記事の内容を要約するとすれば、「米軍がアジアから引き揚げ、代わりに中国が進出し、アジア太平洋地域を米国と中国とで分割、米中の二国で多極化の世界を目指す」ということになろう。しかし、眼光紙背に徹して同記事を読むに、幾つかの粗が見えてくるのである。そのあたりについて、主題に沿って以下に解説を試みてみよう。

■沈みゆく米国
米国は衰退していくとする同紙の主張、この点に異論はない。その通りだからだ。生老病死という仏教の言葉があるように、人、社会、国家、文明、いずれも生老病死という運命から逃れることはできないからだ。

もう一点、トランプがヨーロッパやアジアから米軍を引き上げるという背景として、「軍産複合体との争闘」と指摘する行政調査新聞の見方、これも正しい。ただし、小生の視点と異なるのは、同紙は習近平をハト派と見做している一方、小生はタカ派と見做していることだ。拙記事「米中衝突と統一協会」でも、小生は以下のように書いた。

昨今の米中衝突、これは、トランプというハト派vs.習近平というタカ派の衝突と言い替えることもできよう。


■浮上する中国
行政調査新聞が主張するように、これからの世界は、多極化していくとする点については同意見である。しかし、中共が現状のまま、すなわち習近平体制の維持に確執するのであれば、中共はアメリカによって衰退に追い込まれていくと小生は思う。やはり、李克強の流れを汲む指導者が、次の国家主席を引き継ぐのでもない限り、中国が浮上するなどということはあり得ない。その意味で、行政調査新聞がいうところのトランプ・習近平同志説には同意できない。そのあたりの理由は、拙稿「米中衝突と香港」にも小生は書いている。

一帯一路といった現行の路線を、強行に貫くしか残された道はなく(そうしないと中共が崩壊する)、行き着く所まで行って、最後は崩壊の道を辿るだろうと小生は思っている。


■どうする日本
最後に、米中衝突の狭間にあって、日本はどうするべきかについて、行政調査新聞は以下のように書いている。

いずれにしても、イージス・アショア中止決定で軍産複合体は、 大きな痛手を負うことになった。単にイージス・アショアだけの問題ではない。軍産複合体の 「 カネづる 」 だった日本が寝返ろうとしているのだ。そして、当然のことだが、軍産複合体は死力を尽くして安倍を首相の座から引きずり下ろす決定を下した。


その通りである。このあたり、放知技へのmespesadoさんの投稿、内閣支持率に繋がってくるのだ。

 前回の6月7日の世論調査から今回の調査(11日~22日)までのタイ

ムラグにどの程度意味があるかは微妙なところではあるが、前に「今回の支

持率低下は本物」と書いたが、どうやら本当にそうなってきたようだ。

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17178824/461/


ともあれ、米中対立の狭間にあって、日本はどうするべきかという指針を、政府が明確に示しているわけでもなく、大手マスコミが記事にしているわけでもない。行政調査新聞にしても、日本が果たすべき役割について具体的に述べていないのだ。そこで注目していただきたいのが、以下の動画だ。


特番『ポストコロナで見えてきた”新世界秩序”とは?』ゲスト:批評家 西村幸祐氏

一通り同動画を観てみたが、日本が果たすべき役割というものは何かについて、明白に西村氏が把握していることを知り、心から嬉しく思ったものだ。加えて動画の最後で、西村氏が自ら進んで日本が果たすべき役割の旗振り役を、買ってでもやると宣言していたのには感動した。よって、微力ながら、愚生も出来る範囲で西村氏を応援していきたいと思う。蛇足ながら、拙稿「貴族の時代 03」で紹介した、武田邦彦氏の一連の動画を観れば、西村氏が言わんする「日本の役割」の真意が理解できよう。

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最後に、何故か行政調査新聞は記事の最後で北朝鮮を持ち出し、以下のようなことを書いている。

「北朝鮮は大日本帝国の残置国家だ」といわれると、何となくそう思ったりする。

「金正恩は横田めぐみさんの子供だ」などという怪情報も飛び交う。これら怪しい情報の真偽のほどは、 判らない 。だが明確なことがある。こうした怪情報の出所は 、 殆どが北朝鮮なのだ。怪情報の 殆ど は 、 ニセ情報 ・ 作為情報と考えていい。

そんなガセネタは、 すべて捨て去って北朝鮮という国を冷静に見てみよう。


咄嗟に思い出したのは、晩年の山浦嘉久さんだ。嘗ての山浦さんは、金正恩の御母堂は横田めぐみさんだと断言していたし、『月刊日本』にも堂々と記事にしていた。しかし、晩年に至っての山浦さんは何故か、横田めぐみ=金正恩の御母堂説を完全否定する側に回っていたのである。

行政調査新聞の海外情勢の記事の場合、執筆者が〝二名〟おり、一名は藤井厳喜氏、もう一名の執筆者は、「行政調査新聞」を代表する形で記事を書いている。ここで、小生の記憶が正しければ、執筆者は社主の松本州弘氏ではなく、世界戦略情報誌『みち』の筆者の一人であり、「常夜燈」のリレー執筆者である黄不動さんだと、大分前に天童竺丸編集長から聞き及んでいる。この黄不動さんと山浦さんが横田めぐみ説を否定するようになったのは、何が原因だったのか…。このあたりについては推測の域を出るものではなく、記事にするのは控えたいと思う。

それから、ここ暫く姿を現さない金正恩について、放知技の堺のおっさんは金正恩生存説、一方でブログ『文殊菩薩』の野崎晃市博士は、死亡説を取るといった具合に、飯山一郎さんの最後の本となった、『金正恩が統一朝鮮王になる!!』の執筆者や追悼文を寄せた人たちの間でも、最近では金正恩の死亡説を巡って意見が真っ二つに分かれている。このあたりについての私見は、いずれ機会をみてブログ記事にしたいと思う。

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飲んで騒いで~♪
先週の土曜日に顔を出した集い(まほろば会)について、拙稿「花の銀座」で報告したが、三密などという下らない空気を忘れさせてくれる、実に楽しい一時であった。

ふと、一昨年の夏に一ヶ月ほど滞在した、ブエノスアイレスでの思い出が蘇った…。自宅でのテレワーク、読書、団欒もE-が、時には外に出て友と大いに呑み、語ることも人には必要だ。人生、楽しくなくては~♪

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アルゼンチンで思ふ(2)

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アルゼンチンで思ふ(5)

【グリコのおまけ01】

飲んで騒いで~♪

【グリコのおまけ02】
一週間ほど前、徒歩で20分ほどの所にある、散髪屋さんに向かって歩いていた時、同窓生の家の前を通りかけると、その同窓生も散歩に出かけるところだったようで、久しぶりに会話を交わした。彼は雨の日を除き、一年を通じて近くの山頂まで、往復一時間ほどかけての散歩を実践している。

しかし、話をしている途中で気づいたのだが、その同窓生、腹が出ているwww 何のための毎日の散歩かと思ってしまった。

一日一食、玄米を主食にして最低百回は噛み、万一(食糧危機)に備えて猪と言いかけたけど、止めた。9年前のフクイチ爆発事故の時、乳酸菌、マスクなど散々注意したのに、全く耳を傾けようとしなかった同窓生だったからだ。聞けば、半年前に胃潰瘍で血を吐き、救急車で運ばれたとかwww 一日に三度も大食い早食いしているからだと、よほど言おうと思った…

上掲の拙記事「花の銀座」でも、食糧危機に備えての対策を少し書いたが、今回のコロナ禍に加えて大量のバッタの発生、さらには異常気象も加わり、今年の食糧生産高は世界的に大減産が予想される。これは、日本に入ってくる食糧が激減する可能性を意味し、最悪の場合は食糧の奪い合いも起こりかねない。だから、今からでも一日一食にシフトし、玄米+味噌汁+漬物で、食糧難を乗り越える準備をしておくよう、拙ブログの読者に訴えたい。

【グリコのおまけ03】

【武田邦彦】お酒を飲んでいない人は例の病気が多い、逆に飲む人は病気になる確率も下がってくる。

国士渡邉正次郎12
「国士 渡邉正次郎}」シリーズの第十二号をお届けする。前回公開の動画「㉗関西弁を締め出し」以降、立て続けに三本の新しい動画が公開されている。


㉘和田アキ子、「森田健作、歌手辞めろ!」に仰天!


㉙覚醒剤とジャニタレ


㉚犬猫の殺処分

それから、恒例となった「亀さん」で始まる渡邊氏の新記事も紹介しておきたい。
・亀さん、ありがとう!

コメント29
先生が次期総理候補として高く評価しておられる、河野太郎防衛相についての記事を書きました。
米中衝突と河野防衛相

河野防衛相、祖国のために、実に重要な仕事を遂行されたと思います。


・亀さん、空海の予言、ますます的中としか、、、

・亀さん、選挙前日大事故

コメント30
なるほど、政界でも統一教会の人間が90%も、国会議員のところに入り込んでいたとは驚きです。小生は多くて20%程度ではと勝手に想像していただけに、日本の政治家の脇の甘さに溜め息が出ました。貴重な情報に感謝いたします。


ところで、最近の渡邊氏の記事で注目したのは、安倍総理を囲む面々についてだ。小生は毎朝、前日の「首相動静」をじっくりと眺めるのを日課としているが、安倍総理と日々接しているブレーンの人間性を把握しておく意味で、政界に深く関与する貴重な渡邊氏の記事と云えよう。以下、「首相を喰らうワル官僚を裁け!」全文を転載しておく。

首相を喰らうワル官僚を裁け!
安倍首相の周囲にいる大臣以上の権力持つ7人の「君側の奸」

 三国志で知られる後漢末期、皇帝に取り入った十常侍(じゅうじょうじ)と呼ばれる宦官たちが権勢をほしいままにし、王朝の滅亡を早めた。安倍晋三・首相の周囲にも、総理の威を借りて大臣以上の力を持ち、行政をねじまげてきた7人の“君側の奸(くんそくのかん)”がいる。

 その筆頭が「総理の振付師」と呼ばれる今井尚哉・総理首席秘書官だ。「今井ちゃんはすごく頭がいいんだよ」。安倍首相は今井氏をそう絶賛する。

 父は勤務医で、宇都宮高校から1浪して東大法学部に入学し、通産省(現・経済産業省)に入省(1982年)。第一次安倍内閣で総理秘書官を務めたことで首相の信頼を得た。父方の伯父は城山三郎の『官僚たちの夏』のモデルの1人である今井善衛・元通産事務次官、もう1人の叔父は今井敬・元経団連会長という官界のサラブレッドで、省内では“将来の事務次官候補”と見られていた。

 しかし、安倍氏は首相に返り咲くと資源エネルギー庁次長に出世していた今井氏を政務の総理首席秘書官としてスカウトする。今井氏は経産省を辞職して官邸入りし、2019年からは総理補佐官(総括担当)を兼務して名実ともに国政全般で総理を補佐する立場になった。

 コロナ対策でも今井氏が官邸から実質的な指揮をとっているとされる。安倍首相が文科省の反対を押し切って全国一斉休校を要請したのは今井氏の進言とされ、新型コロナ治療薬の開発でも古巣の経産省に「アビガン・チーム」を発足させ、安倍首相に「5月中に承認したい」と言わせた。ただし、現在も承認のめどは立っていない。

『官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪』の著書があるノンフィクション作家・森功氏が語る。


「今井氏は国民に選挙で選ばれた政治家ではなく、あくまで総理の助言者だが、いまやその官邸官僚が安倍政権そのものを傀儡化するといういびつな権力構造になっている。今井氏の頭にあるのは国民生活や国益より、自分を重用してくれた安倍総理の支持率をあげること。そのために経産官僚を用いて政策を総合的に動かし、経産省の後輩の西村康稔をコロナ担当相に抜擢するなど閣僚人事にも影響力を行使するまで権力を肥大化させた」

 官邸官僚はこの今井氏を中心に人脈がつながる。

◆上役を叱りつける

「全国民に布マスクを配れば不安はパッと消えますよ」。安倍首相にそう進言した“アベノマスクの発案者”とされるのが佐伯耕三・総理秘書官だ。
 灘中、灘高から東大法学部を卒業。経産省の先輩である今井氏に引き立てられて官邸の“チーム今井”に入り、史上最年少の42歳で総理秘書官(事務)に抜擢された。いまや今井氏を通さずに安倍首相に直接意見を具申できる立場とされる。

「桜を見る会」では、首相のそばに寄り添い、地元支援者や芸能関係者を甲斐甲斐しくアテンドする映像が流れた。

「学生時代の友人に取材すると、佐伯氏は『頭は抜群にいいが、朗らかで偉ぶらない』という人物評だった。それが官邸で権力を持つと人が変わった。アベノマスク配布をめぐるトラブルでは経産省の7期上の上役である荒井勝喜・政策立案総括審議官を『安倍内閣を潰す気なのか』と叱りつけている」(森氏)

 国会でも、加計学園問題で総理を追及した野党議員に対し、佐伯氏が控え席から「違う」と野次を飛ばして大問題になった。“虎の威”官僚の典型だろう。

 官邸の経産省人脈で今井氏、佐伯氏の大先輩にあたるのが長谷川榮一・内閣広報官兼総理補佐官である。

 長谷川氏が安倍首相と親交を深めたのは2人が“不遇”な時代だった。第一次安倍内閣で内閣広報官を務めた長谷川氏は10年に退官したが、民主党政権下で満足な天下り先が用意されなかった。

 その頃、持病の悪化で退陣を余儀なくされた安倍氏も“失意の底”にあった。長谷川氏はそんな安倍氏を誘って後輩の今井氏とともに高尾山に登山するなど親交を絶やさなかったが、そのことが思わぬ出世につながった。安倍氏が首相に返り咲くと、再び内閣広報官に起用されたのだ。

「内閣広報官に復帰すると、『拾われた身だから恩返ししたい』と言っていたそうです」(同前)

 その言葉通り、「総理の護衛役」を任じ、長谷川氏が室長を務める内閣広報室は毎日のテレビ番組の内容を監視し、政権を批判するコメンテーターなどの発言をチェックしている(本誌・週刊ポスト6月5日号既報)。

 また、長谷川氏自身、安倍首相の記者会見の進行役を務め、厳しい質問が続くと会見を切り上げることでも知られる。
「総理は自分の口から言えないから」

 官邸官僚の権力を笠にきた乱脈ぶりをさらけ出したのがこのカップル、和泉洋人・総理補佐官と大坪寛子・審議官だろう。

 公務での海外出張中、2人は内扉でつながったコネクティングルームに宿泊するなど公私混同の“不倫旅行”などが報じられ、京都出張ではかき氷を「あ~ん」と食べさせながら、ノーベル賞学者の山中伸弥・京都大学教授の研究所を訪問してiPS細胞研究予算の打ち切りを宣言し、大坪氏は「私の一存でなんとでもなる」と恫喝した。

 一方の和泉氏は加計学園の獣医学部新設をめぐって、文科省の前川喜平・事務次官(当時)に「総理は自分の口から言えないから、私が代わって言う」と早く認可を出すように迫ったとされる(前川証言)。

 まさに政権の汚れ仕事を担う“隠密”のような存在であり、パートナーの大坪氏はさしずめ“くの一”といったところだ。

 その和泉氏は今井氏らとは人脈が違う。東大工学部から建設省(現・国土交通省)に入省した技術キャリア。第二次安倍政権発足と同時に「国土強靭化」担当の総理補佐官に抜擢される。

 安倍政権が官邸に「健康・医療戦略室」を新設すると、和泉氏は室長を兼務し、厚労省から参事官として出向していた大坪氏を内閣審議官室次長に引き上げた。

「和泉氏は各官庁に幅広い人脈があって、神出鬼没で加計学園から辺野古の米軍基地移設、東南アジアへのインフラ売り込みやコロナのクルーズ船対応まで多くの分野に口を出す。一連のスキャンダルの責任を取らせて解任説もあったが、政権の恥部を知るだけに官邸も首を切ることができなかったようです」(森氏)


 警察人脈も官邸で重用されてきた。霞が関官僚の頂点に立つ杉田和博・官房副長官と北村滋・国家安全保障局長だ。

「総理の守護神」と呼ばれる杉田氏は警察庁警備局長から内閣情報調査室長、初代の内閣情報官、内閣危機管理監を歴任した危機管理のプロで、退官後、「2008年に失意の時代の安倍氏とスキー旅行で親交を深め、第二次安倍政権の内閣官房副長官に抜擢された」(森氏)という人物だ。

後に加計学園問題で官邸の介入を告発する前述の前川・文部科学事務次官を“出会い系バー通い”で注意した人物でもある。

 北村氏と安倍氏との出会いは1989年。「北村氏が警察署長だった時に、順天堂病院に入院した安倍首相の父・晋太郎氏をなにかと気にかけた。その時、まだ秘書だった晋三氏と知り合った」(同前)
 その後、警察庁総括審議官、内閣情報官を歴任し、特定秘密保護法の成立から北朝鮮外交まで安倍首相の“特命”で動いてきた。

 杉田氏と北村氏の2人はインテリジェンス(諜報)のプロで、各省庁の情報を握って政権の危機管理を担ってきた。安倍政権がこれまでスキャンダルを乗り越えてきたのは彼らが目を光らせてきたからでもある。

 北村氏は「官邸のアイヒマン」の異名がある。
 ある者は官邸から官庁の頭越しに指示を出し、ある者は上役を怒鳴り上げ、またある者は情報に目を光らせ、“隠密”となって敵を恫喝する。

 安倍首相に“忠誠”を誓う7人の官邸官僚が国民に牙を剥いたとき、この政権は坂道を転がり始めたのだ。
※週刊ポスト2020年7月3日号


週ポのちびし~い分析。国民を虫けら同様に見ているこの官僚ども、、、安倍内閣が終われば怖い市民の監視下に…彼らの自宅はすべて知られている。。。。武漢疫病にびくびくし、国民の怒りの鉄槌に怯え…人間は分を超えた事をしてはならない。
 若者たちよ、君たちの人生を狂わせたのはこの連中だということを忘れるな!彼らの人生は君たちの意志一つだ。
君たちは、君の妻や子、孫、ひ孫らの命を護る義務があるんだぞ!!こいつらの血を吸い取っても生きろ!!


米中衝突とハワイ密談
6月7日にアップした「貴族の時代 05」を最後に、「飯山史観」シリーズの執筆が滞っている。武漢ウイルス禍以降、急展開する国際情勢を追っている間、書いておかなければならないテーマが続出したからだ。そのため、前回に引き続き、今回も米中衝突シリーズになってしまったが、次回あたりから飯山史観シリーズに戻りたいと思うので、飯山史観の読者の皆さん、もう暫く暫くお待ち願いたい。

さて、今回の米中衝突シリーズは、先日(6月17日)ハワイで行われた、米中外交トップによるハワイ会談を取り上げたい。これは、ポンペオ米国務長官と中国外交担当トップの楊潔篪(ヤン・ジエチー)中国共産党政治局員の間で行われた、7~8時間にも及んだ会談であり、マスコミを完全にシャットアウトした上での〝密談〟という性質を持つ。

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米高官「成果は中国の態度次第」米中外交トップ会談

この〝ハワイ密談〟の意味するものについて考察するにあたり、以下の動画をお勧めしたい。


【速報】米中最新情勢|やはりトランプはマジ?

これは、ハワイ密談以降における米中の主な動きを解説した動画で、注目すべきは6月24日、中国軍を支援する大手中国企業リストを米国防総省が作成、トランプ政権に提出したことである。先に決定した外国企業説明責任法、中国軍に絡んでいると思われる中国人留学生と研究者の入国制限、さらにはウイグル人権問題などが複雑に絡んでくることだろう。こうした流れになってきたのも、「ポンペオ・楊潔篪対談が不調に終わったため」と同動画は解説していたが、小生も同感である。

同動画は、ハワイでの対談が不調に終わった原因の一つとして、ウイグル人権問題を取り上げないで欲しいという、中国側の要請に対してポンペオが難色を示したところにあり、それは米国が自由民主主義国家だからと動画の作者は解説しているが、小生もその通りだと思う。さらに付け加えるとすれば、ウイグル人権問題は単なる人権問題に留まるものではない、という点に読者の注意を喚起しておきたい。何故か? そのあたりは、以下のツイートに目を通していただききたい。


ここで人権問題だが、この点については中国ばかりを責めるわけにもいかない。何故なら、米国も過去に(そして今も)同様なことを行っているからだ。たとえば、米国が中南米に対して行ってきた過去の事例(たとえば、CIAによるアジェンデ元チリ大統領暗殺)を思い出すといい。

そうした点を十分に呑み込んだ上で、建前上、米国は「民主主義」、「人権の尊重」、「法の支配」を重んじている国であることから、ウイグル問題を取り上げるのは止めて欲しいと懇願する中国側の要求に対して、ウイグル人権問題と米国食糧輸入という経済問題とは、天秤にはかることなど出来ないとポンペオは突っ撥ねたのではないだろうか。つまり、ウイグル人権問題は、決して譲ることのできないものであるとポンペオは主張を貫いたと思われ、そのあたりに会談が不調に終わった原因の一つがあったのだろう。ともあれ、そうしたアメリカ人の心を、中国はあまり理解していない節があると動画作成者は語っていたが、その点、小生も全く以て同感である。

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ともあれ、11月の大統領選を控えたトランプ、当面は中国に対して厳しい姿勢を取り続けることだろうし、一方の中国も、共和党から民主党へ政権が移行することを期待しつつ、向こう四ヶ月間は米国を上手く躱していく戦術に徹するものと思われるが、ウイグル人権問題に加え、香港問題や南シナ海問題、さらには上述の外国企業説明責任法など、中国の場合は問題が山積しており、決して予断は許されない状況下にある。

取り敢えず、6月28日から30日にかけて、香港国家安全維持法の再審議が行われるとのことであり、内容次第では中共の運命が大きく左右されることになろう。
香港国家安全維持法 6月下旬に再審議で可決か 中国の全人代

【グリコのおまけ01】
日本在住が十年になるという、中国人ケイ アッカーマン(阿克曼希)さんの動画を時々観ているが、中国の現実を赤裸々にしたツイートも連発していることもあり、このたびフォーローすることにした。ディスインフォメーションも混じっているかもしれないので注意しつつ、中国大陸で実際に起こっていることを確認していきたいと思う。余談になるが、小生は以下の動画を観てフォーローを決めた(爆)


【グリコのおまけ02】
本文でも紹介したネット大衆紙「ブルーカラー」という動画、水島総氏の桜チャンネル同様に客観的であり、なるべく観るようにしている。だから、家のテレビが壊れたら、堂々とNHKに受信料を支払うのを止め、こうした動画を支援していくためにも、浮いたお金で優れていると思った動画を応援していくつもりだ。


NHK【反日本・反皇室報道】 しかも、嘘をつくでしょ! 嘘を言って国益を損ねる。 許し難いNHK の存在

【グリコのおまけ03】

107前半アメリカは●●をどうやって追い詰めるのか①【渡邉哲也show】


107後半アメリカは●●をどうやって追い詰めるのか②アメリカの恐ろしさ【渡邉哲也show】

米中衝突と統一協会
前稿「花の銀座」に目を通した読者によっては、小生が神道に傾注しているのではと感じたかもしれない。しかし、ここで敢えて言っておかなければならないことは、日本で生まれ、成長期を日本で過ごし、日本語を母語とする日本人であれば、家柄、教育、環境の如何を問わず、また本人が気づいていると否とを問わず、神道の心(自然観)が自ずと身についているものなのだ。

尤も、終戦から75年が経過、その間、GHQによる徹底した日本精神の壊滅、あるいは焚書坑儒によって、嘗ての日本人とは似ても似つかぬ、奇形の日本人が多くなったという現実が一方にある。たとえば、拙稿「米中衝突と経団連」にも書いた、「日本のことよりも金儲け」をモットーとしている経団連やトヨタも、そうした奇形日本人の集団組織と云えよう。

ところが、今年に入って武漢ウイルスが世界を襲来、人類のウイルスとの戦いは今でも続いている。しかし、このコロナ禍は同時に、戦後75年続いたGHQ政策の軛から脱する、またとないチャンスの到来であると、先週末のまほろば会で漠然と感じたのも確かである。それを確認できただけでも、山奥から銀座まで出かけた甲斐があったというものだ。

ところで、西洋人の持つ宗教観と、「お天道様が見てる」という言葉に代表されるように、日本人の宗教(自然)観は、似て非なるものであるのをご存知だろうか…。つまり、日本人固有の自然観こそが、日本の〝宗教〟なのである。

このように書くと、何故に自然観が宗教なのかと、疑問を呈する読者がいるかもしれない。そのあたりについては、長きにわたって拙ブログに接してきた、あるいは長年にわたる掲示板「放知技」の読者であれば、説明不要かと思うが、拙ブログや放知技と接して日の浅い読者の場合、「神道は宗教にあらず」とする小生の主張、納得できかねぬことだろう。よって、本稿の最後に載せた武田邦彦氏の動画を最初に観ていただき、続いて拙ブログや放知技の過去投稿に目を通していただければ、時間がかかるかもしれないが分かってくるはずだ。そこに至るまでは実に根気の要る作業となるが、真実とは何かについて真摯に追究したいと思う読者には、是非ともこうした作業をお勧めする次第である。

さて、米中衝突における宗教あるいは覇権の話は脇において、表題の「米中衝突と統一協会」に入ろう。

拙ブログにアクセスしてくる読者であれば、統一協会が我が国の政界、官公庁、法曹界、財界等に深く食い込んでいることは、先刻承知のことだろう。例として、安倍晋三首相を取り上げてみたい。ウィキペディアの「世界平和統一家庭連合」項で確認するに、以下のような記述がある。

安倍晋三(自民党):『しんぶん赤旗』などによれば、2006年5月、関連団体の天宙平和連合が全国各地で開いた大会の複数会場に内閣官房長官の肩書きで祝電を送付。この前年にも同様の大会への祝電が確認されている。また、教団傘下の米ワシントン・タイムズ紙2011年5月10日付に掲載された意見広告に妻と共に署名。2010年2月と2012年7月には幹部信者(12双)が代表を務めるシンクタンク「世界戦略総合研究所」で講演。さらに、『FLASH』誌などは父親の金脈、人脈を継いだため教団とは切るに切れない事情があると報じており、教団内では「安倍先生なくしてみ旨は成就できない」と伝えられる。しかし、四半世紀以上統一協会と闘ってきたジャーナリスト出身の有田芳生(後述)によれば、有田は安倍本人に直接取材をおこなっており、「安倍事務所が官房長官名で統一協会系の「天宙平和連合」に祝電を打ったことで本人を批判することには無理がある。国会議員の事務所は、祝電でも弔電でも、関係者から依頼があれば、その事務所レベルで判断する。いちいち「議員先生」本人に問い合わせることなどしない。安倍には統一協会への対応方針がある。それは拉致問題などを行った北朝鮮を経済的に支援する統一協会は問題であること、しかも霊感商法などで日本の公安当局から監視対象である団体である以上、面会を求められても会わないようにしている、というものだ。これはわたしが安倍本人から聞いたことである」と記している。有田はまた、「安倍晋三は北朝鮮への強行姿勢ゆえに、祖父の岸信介や父の安倍晋太郎が親密だった統一協会に対し、距離を置くだけではなく厳しい対応を取っている」と伝えている。


ここで私見を述べるに、小生は安倍総理を政事家として高く評価しており、戦後最高の総理大臣とすら思っている。そう思う理由の一つが、安倍総理のリアリストに徹した政治姿勢だ。四年前にトランプの当選が決まった時、安倍総理は日本が属国から半属国へ脱皮する千載一遇のチャンスとして捉え、電光石火でトランプとの面会を実現しているが、当初、トランプとの間を取り持つ人脈が周囲にいなかった。そこで、勝共連合の重鎮に連絡を入れ、その重鎮から韓鶴子総裁経由でトランプの親族とコンタクト、面会を果たしたという経緯がある。

人によっては、「一国の総理がカルト宗教団体に…」と皺ばむかもしれない。しかし、小生はそうは思わない。それよりも遥かに大切なのが国益であり、そのためにも、父である安倍晋太郎が築いた、統一協会の人脈を活用してトランプとの面会を実現させたあたり、安倍総理はリアリストとしての本領を発揮したと云えよう。

このように、我々庶民と政界に身を置く人たちとは、物の見方・考え方がまるで違うのだということを知っておくことは、日本の政治、さらには世界の政治を読み解く上で不可欠なのだし、政界は決してお花畑ではなく、喰うか喰われるか(殺るか殺られるか)の世界だということを肝に銘じておくべきだ。

ところで、評論家の副島隆彦氏が、自身の掲示板で統一協会について言及していた。
[2587]河合克行、案里の逮捕の裏側の恐ろしい真実。

肝心な副島氏の投稿内容だが、要は「河合克行・案里元議員は、統一協会日本支部の最高幹部の地位にある。その統一協会は大量の人間を政界はもとより、法曹界にも送り込んでいるが、それを法曹界は昔から快く思っていなかった。そこへ、河合案里元議員を調査していた検察の若手検事が〝自殺〟、一気呵成に河合克行・案里元議員の逮捕へと至った」ということらしい。

この河合克行・案里元議員の逮捕劇について、我々はどのように捉えればよいのだろうか?

最初に、法曹界の一角を成す検察庁という組織を鑑みるに、検察庁、殊に東京地検特捜部は、戦後の早い時期にGHQが立ち上げた組織、ということを思い出す必要がある。

拙稿「GHQが恐れた崎門学」にも書いたことだが、日本に進駐してきたGHQの最大の狙いが、「日本精神の壊滅と焚書坑儒」であったことを思えば、民族派だった田中角栄を東京地検が逮捕したのも、当然といえば当然であった。

ここで、小生は「国士渡邉正次郎10」に、以下のように書いたのを思い出していただきたい。

政治家のタイプを「グローバリスト派」と「民族派」とに分けるとすれば、田中角栄は明らかに、我が国の国益を最優先させた民族派であり、一方の竹下は日本の国益については眼中になかったグローバリスト派だったということです。


グローバリスト派だった竹下登の背後にいた組織は、当時のアメリカを席巻していた軍産複合体であり、CIA、ネオコンといった名称で呼ばれることもあった。小生はこれらの組織をタカ派(他国で戦争を起こして金儲けをする一派)ネオコンと言い表している。

尤も、ネオコンも一枚岩ではなく、もう一方でハト派(戦争をせずに金儲けをする一派)が存在する。かつてのアメリカでは、戦後暫くの間はタカ派ネオコンの天下で、一方のハト派ネオコンは鳴りを潜めていたのだが、トランプの登場によって復活、今ではタカ派ネオコンと激しい火花を散らしている。

よって、戦後誕生した東京地検特捜部はタカ派ネオコンに属し、一方で統一協会はハト派ネオコンに属するといっても過言ではない。つまり、今回の河合克行・案里両議員の逮捕劇の背景は、単なるウグイス嬢への報酬違反ではなく、ネオコンのタカ派とハト派の代理戦争ということになる。

大手マスコミの報道内容はウグイス嬢への報酬違反一色のため、副島氏が主張する法曹界と統一協会との間の争いという視点は、直ぐには納得できかねぬものと思うが、そのあたりに注目した副島氏は流石だと思った。

最初に、小生は国会議員の半分以上が昔から、ウグイス嬢への報酬違反をしていたと想像していた。このあたりについては、機会があれば渡邉正次郎氏にお訊きしたいと思っているが、神計らいで副島氏の掲示板に「ウグイス嬢」([2588])という投稿があった。副島氏の学問道場は、何故かこの貴重な投稿を即座に削除していたが、幸い、同投稿を小生は保存していたので以下に公開する。

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それから、放知技の読者であれば、東京地検特捜部はGHQが設立した組織であることは先刻承知のことと思うが、一方でカルト宗教団体である統一協会が、何故にハト派ネオコンなのかと訝る読者が少なくないと思う。

統一協会の正体がハト派ネオコンであるとする理由の説明は簡単だ。それは、ワシントン・タイムズの存在である。ウィキペディアの「ワシントン・タイムズ」項では、以下のように説明している。

1981年に米国の保守系新聞であった『ワシントン・イブニング・スター』紙が、経営難で廃刊した。そのため、アメリカの首都ワシントンにおける主要な日刊紙は、リベラルで民主党寄りの、ワシントン・ポストのみとなっていた。このことに危機感を覚えたロナルド・レーガン政権は、全米の財閥に保守系の新聞社の創設を持ちかけた。財閥からは辞退者が続出したが、最終的には話がまとまり1982年5月17日に世界基督教統一神霊協会(統一協会)の創設者である文鮮明によって創刊の運びとなった。


この時点で、以下の図式が読者の頭の中で浮かび上がったことだろう。

東京地検特捜部=タカ派ネオコン=米国民主党

vs.

統一協会=ハト派ネオコン=米国共和党


現実は上掲のような単純な図式で表せるようなものではなく、さらに複雑なものであるのは言うまでもないが、取り敢えず一つの見方として上掲の図式を捉えていただければと思う。

以上の前提条件を念頭に、改めて副島氏の投稿を読めば、以下の行の背景が浮かび上がることだろう。

問題は、東京から派遣した、真面目な若い検察官ひとりが、殺されて、日本の法務省=最高検察庁=最高裁 の、 トップたちが、煮えたぎったように、怒り狂って、「もう、あいつら、許さん」と、なったのだ。


つまり、副島氏は、「河合案里議員を調査していた若い検事の〝自殺〟が引き金となり、検察庁ひいては法務省が一気に動いた」、と言っているのだ。本当に若い検事の自殺が切っ掛けだったのかどうかは、もう少し検討する必要はあるものの、可能性としては高い。

最後に、以下の画像を掲示して副島氏は投稿を締めくくっている。

そして、さらに、1枚、世界政治も、まったく日本と同じように、激しく動いているのだ、の 画像を1枚載せる。 これの解説は、しない。生来、頭のいい人間だけが、食い入るように、じっと見て、そして、自分の脳で、必死に考えなさい。 副島隆彦 記

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副島氏が今回の逮捕劇の背景に、タカ派ネオコンとハト派ネオコンの代理戦争であると、明確に意識して上掲の記事を載せたのかどうかは分からないものの、少なくとも二枚の写真がそのあたりを明白に物語っている。つまり、一枚はキッシンジャー(ハト派ネオコン)、もう一枚はヌーランド(タカ派ネオコン)が写っているからだ。この二人の写真を並べているのも、タカ派ネオコンとハト派ネオコンの構図を副島氏が示したものと、小生は今のところ思っているのだが、果たしてどうだろうか…。

ただし、タカ派ネオコンとハト派ネオコンの代理戦争と断定するにあたり、河合夫妻が統一協会の〝最高幹部〟であるという前提条件が正しいものであることが必要だ。そのあたり、副島氏は以下のように書いている。

  河井克行は、統一協会の創立者の文鮮明(ぶんせんめい。ムン・サンミョン)の奥様の韓鶴子(はんはくじゃ。かんつるこ)を日本に招いて、東京のビックサイ トで開かれた、「お母さま(聖母様)に献げる会」の一万人集会の主催者であり、そこにいた6人の自民党の衆議院議員の筆頭である。


本当に河井克行が統一協会の最高幹部なのかどうかは、やはり後に渡邉正次郎氏に確認してみたいと思うし、文鮮明と交流のあった栗原茂さんや玉井禮一郎さんにも、念のため確認してみたいと思っている。

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最後に、キッシンジャーや統一協会を「ハト派ネオコン」と小生は書いたが、彼らは平和志向という心根の優しい人たちではない点に注意する必要がある。たとえば、ウィキペディアの「ヘンリー・キッシンジャー」項で、キッシンジャーの日本観を示した言葉…。

1972年の田中角栄首相の日中国交正常化交渉について"Jap"の語を用いて批難した。


田中角栄といった民族派の政治家が嫌いな、キッシンジャーの日本観を良く言い表した行ではある。

田原総一朗に日本への原子爆弾投下についてインタビューされたことがあり、「あなた方は広島と長崎に原爆を落とした。そしてまったく何の罪もない一般市民を大量に殺した。この責任をアメリカはどうとるつもりなのか」と聞いたら、キッシンジャーは「広島と長崎に原爆を落とさなければ日本は本土決戦をやるつもりだった。本土決戦で何百万人、あるいは一千万人以上の日本人が亡くなるはずだった。原爆を落とすことでその人数をかなり減らしたんだから、むしろ日本はアメリカに感謝すべきだ」と答えたという。


上記のキッシンジャーの言葉、小生は何等違和感を感じていない。何故なら、そうした冷徹さを旨とするのが外交官というものだからだ。こうした外交の本質については、拙稿「コベントリーの悲劇再び?」を参照のこと。

それから、副島氏のプーチンとキッシンジャーの写真を見て思い出したが、拙稿「花の銀座」で小生は、『The National Interest』誌がプーチンの論文を掲載したことを紹介した。この『The National Interest』の名誉会長が、キッシンジャーなのである。

ともあれ、昨今の米中衝突、これは、トランプというハト派vs.習近平というタカ派の衝突と言い替えることもできよう。

【補遺01】

【武田邦彦6/22】神様の正体!世界でこれが理解できるのは日本人だけ!

【補遺02】
小生が統一協会の関係者と初めて接したのは、二十代前半の頃だったと思う。東京に用があって池袋駅の改札口を出ると、構内で統一協会の関係者に呼び止められ、入会の誘いを受けたという次第である。無論、その場で断ったのは言うまでもないが、爾来、統一協会について数冊の書籍を入手し、自分なりに調べたことがある。ちなみに、今でも手許に残っているのは、『統一協会=原理運動』(浅見定雄 日本基督教団出版局)、『原理運動の実態』(茶本繁正 三一書房)、『神の国の崩壊』(有田芳生 教育史料出版会)の三冊だ。

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それにしても、現在は国会議員を務める有田氏が、『神の国の崩壊』という反統一協会の本を書いていたとは面黒い。

花の銀座
先週末の土曜日(6月20日)、まほろば会に久方振りに顔を出した(最後に出席したのは、東京一郎会のあった昨年の7月20日)。今年二度目の上京だったのだが、前回は1月21日、千葉県市原市に行った時で、東京は通過しただけだった。しかし、当時は東京都の外出自粛前だったこともあり、マスク姿の人は殆ど見かけなかったのを思い出す。しかし、今回は道行く人たちの殆どがマスク姿であり、久方ぶりに上京した自分には大変異様な光景に映って見えた。だから、コロナ禍以降における日本人の日常行動が、大きく変化をしている様が手に取るように分かったものである。ともあれ、まほろば会の会場が池袋から銀座に変更されたのは昨年末、だから、初めて銀座で開催されるまほろば会に出席したことになる。

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歌舞伎座

会場のある建物の前に到着し、ふと来た道を振り返ると、歌舞伎座の正面玄関が目に飛び込んできた。一度は歌舞伎を鑑賞したいなぁと思いつつ、会場のある建物の方に振り向き、中に入ってエレベーターを待っていると、池袋時代からの古友、高橋さんが建物に入ってきたので一緒に11階へ向かった。到着するとJINMOさんの奥さんが、「(嬉しそうに~)あっ、亀さん、お久しぶり!!!!!!!!!!」と、温かく迎えてくれたのだった。そして、誰一人マスクをしている者はいない…。漸く、コロナ禍以前の世界に戻れたので、ホッとした次第でR。

池袋時代の会場の場合、世界戦略情報誌『みち』の編集室で行われていたこともあり、いつも四方を取り囲む本や雑誌に圧倒されていたが、銀座の新しい会場は、ミュージシャンのJINMOさんの根城というだけあって、意外と室内はすっきりとしており、また外からの日差しも明るくて、池袋時代と違って開放感に満ち溢れ、寛げる空間が広がっていたのは嬉しかった。むさくるしかった池袋とは大違い(爆)。

高橋さんに誘われて早急に早速テーブルの席に腰を下ろし、ワインを飲み始めて開始を待った。大分酔いも回って心地良くなった頃、全員が起立、神棚に向かって二礼二拍手一礼。次に、まほろば会謹製「大祓祝詞」を全員で奉読、その後は初参加者による教育勅語の奉読、マリアさんによる和歌講話の後、安西正鷹さんの講話が数時間にわたって行われた。その後は神棚に供えた御神酒を金杯(本物の 24KGP!!!!)に注ぎ、全員で「弥栄」。後は和やかな直会《なおらい》と続いた。猿都瑠さん特製のカレー、流石は料理のセミプロフェッショナルだけあって、実に美味であった。


池袋時代のように、安西さんの講話はお金の話になるのかと思っていたら、安西さんが主テーマに選んだのはコロナウイルス。今後は暫く武漢ウイルスの話になるとのことで、今回は第一回目としてコロナウイルスの総括的な話となった。実に多岐にわたるコロナウイルスの話の中で、特に印象に残ったのが安西さんの結語であった。

 「意識が現実を創る」ことは、妄想でも迷信でも、単なる希望的観測でもない。それは量子力学というれっきとした科学の法則であり、森羅万象に等しくはたらく宇宙の法則でもある。恐怖や不安という重苦しくて波動の低い意識は、病気を創り出すもとになる。「病は気から」という諺は、先人がこの宇宙の法則を十分理解していたことの証であり、彼らが体得した英知を後世に語り継ぐために編み出した言葉である。

 感染予防やワクチンの開発といった物理的な解決手段を見つけることは、確かに大切である。しかし、それ以上に我々の意識変革の方がもっと重要だ。そこでカギとなるのが、恐怖を克服することなのである。

我々の良心がこの恐怖に打ち負かされてしまう時、身体や精神の抵抗力(免疫性)は極端に低下し、変性したウイルスのなすがままになってしまう 。せっかく「神の見えざる手」に守られていながら、自分でわざわざウイルスを凶暴化させることほど愚かなことはない。逆にいえば、ウイルスに感染しても己の恐怖心に打ち勝つことが出来れば、重症化や死に至ることはない。

 「恐怖に負けない」とは、無理に強がることではない。平常心を保ち、「自分だけは助かる」などというエゴと傲慢さも持たず、常に備えをし、出来得る万全を尽くして、自の良心に従って生きることである。

いま、世界中が金融バブルならぬ「恐怖バブル」で満ち溢れている。私は何も、恐れを 抱くこと自体がいけないと言っているのではない。恐怖は、自分の肉体的生命が危険に さらされていることを未然に察知し、その危険から逃れるために必要な感情であり、人間の本能として備わっているものだ。今回のコロナ騒動で人々が不安と焦燥に駆られるのも、生物としてはごく当たり前の反応である。だが、多くの人々は、本当に怖がるべきことを怖がらず、的外れな恐怖感を抱いてている。そして、杞憂が度を超すあまり必要以上に怖がり過ぎている。そこが問題なのだ。

 「恐怖と不安の克服とそこからの脱却」。今回のコロナ騒動はわれわれに、人々が先送りしてきた積年の課題の総決算を求めている。それなくして、我々は新文明建設の担い手となることはできない。


【追記01】
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船井総合研究所が出している『ザ・フナイ』に、安西さんの「お金」シリーズが長年にわたって掲載されている。安西さんの処女出版となった『お金の秘密』(成甲書房)をベースにしたもので、『お金の秘密』については拙ブログでも時折取り上げているが、書店に寄ることがあれば一度手に取っていただきたいと思う。そして、『ザ・フナイ』の連載も、いずれ一冊の本になることを期待したい。

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【追記02】
掲示板「放知技」でも、武漢ウイルスについて多くの意見が交わされている。特にお勧めは、ハリー・今村先生主催の「気が向いた時に有益そうな健康法を語るスレ」で、ほぼ連日のように今村先生の貴重な投稿が続いているので、一度アクセスしていただければと思う。

【追記03】
アメリカの外交専門誌『The National Interest』は、『Foreign Affairs』と並んでアメリカの二大外交専門誌の一冊だ。その『The National Interest』に最近、プーチン本人の筆による論文が発表された。内容的には、第二次世界大戦についての欧米史観を否定するもので、プーチンらしい格調高い論文である。今回の上京にあわせ、小生は論文をコピー、電車の中で貪るように読んだ。
Vladimir Putin: The Real Lessons of the 75th Anniversary of World War II

まほろば会で新しい参加者が教育勅語を奉読していた時、「一旦緩急あれば義勇公に奉じ、以て天壌無窮の皇運を扶翼すべし」を耳にし、プーチン論文の以下の行が咄嗟に脳裏に浮かんだ。

This is why I am confident that one of the characteristic features of the peoples of Russia is to fulfill their duty without feeling sorry for themselves when the circumstances so demand. Such values as selflessness, patriotism, love for their home, their family and Motherland remain fundamental and integral to the Russian society to this day. These values are, to a large extent, the backbone of our country's sovereignty.


【追記04】
アフターウイルスについて語り合っていた時、食糧危機に見舞われる恐れがあり、最悪の事態に備えようとJINMOさんが語っていた時、参加者の一人が「水の確保」について質問してきたので、小生は拙ブログで紹介した『冒険手帳』の一読を勧めている。
え、ベストセラー第1位…?

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読者におかれても、万一に備えて食糧の備蓄を検討するとよいかもしれない。上掲の『冒険手帳』が参考になるはずだ。

また、拙ブログで「サバイバル」シリーズをアップしているので、気になる読者に一読していただけたら幸いだ。

サバイバル - 準備篇その1
サバイバル - 準備篇その2
サバイバル - 準備篇その3
サバイバル - 準備篇その4


忘れるところだったが、もう一冊紹介すべきサバイバル本がある。それは、『飯山一郎の世界の読み方、身の守り方』で、同書を推薦する理由は、拙稿「若者への遺言」に書いた。

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【追記05】
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米中衝突と河野防衛相
ここへ来て、米中衝突により中共(中国共産党)の旗色が日ごとに悪くなり、オーストラリアの例を挙げるまでもなく、追いつめられつつある中共が世界の国々と無用な摩擦を引き起こしている。そうした最中、イージス・アショア計画の中止という、河野太郎防衛大臣の〝爆弾〟発表が行われた。

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北の新ミサイル迎撃困難 地上イージス中止、2つの代替案想定

予想通り、媚中派は猛反発…

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二階氏イージス計画停止に不快感 「相談なかった」

何故、官邸は陸上イージスの大幅な見直しを行ったのか。個人的な見解だが、一言で言えば河野大臣、そして安倍総理がリアリストに徹し、国防について慎重に再検討を重ねたことによるものだ。何故の再検討か? 最初に、以下の動画を観ていただきたい。


【桜便り】実は防衛戦略の大転換

上掲の動画は多様なテーマを取り上げているが、イージス・アショアを取り上げているのは、同動画の最初あたりの5分間ほどなので(12:57~18:35)、そこだけを観ていただければと思う。

上掲の動画は、水島総氏が時事問題を解説している形の番組だが、同番組で水島氏は、日本が進めてきたイージス計画は、非現実的であると喝破している。つまり、砂上の楼閣という形容がふさわしい、非現実的かつ殆ど役に立たないのが陸上イージスというわけだ。そのあたりについては、水島氏が理由を明確に述べているので、読者には直接確認していただくとして、河野大臣がイージス計画の代案として打ち出した、「電波妨害」と「サイバー攻撃」という対抗手段について、水島氏は支持を表明していたが、小生も水島氏同様、河野防衛相の新案に賛成である。

確かに、中国の軍拡に口実を与える恐れがあることから、日本は〝平和憲法〟を理由に中国に忖度してきた過去があった。しかし、トランプの登場以降、殊に武漢ウイルス禍以降は、最早中国への忖度は不要なものとなり、公に中国に対して対立姿勢を明らかにできるようになったことは、拙稿「国士渡邉正次郎10」で紹介した、テレ東のニュース動画からも伺い知れよう。


香港問題「日本がリードしたい」安倍総理、G7共同声明目指す

加えて、水島氏はトヨタの〝国賊行為〟を心配している。
トヨタ、中国5社と燃料電池を共同開発 合弁設立へ

何故に、中国の会社との燃料電池の共同開発が国賊行為なのか? それは、トヨタの持つ燃料電池技術が、上記「電波妨害」のコア(核)となる技術だからだ。詳細は上掲の動画で水島氏が述べていることなので、読者自ら確認していただきたい。

考えてみるに、今のトヨタの社長を務める豊田章男氏は、米国バブソン大学(マサチューセッツ州)のビジネススクールで、1982年に経営学修士(MBA)を取得、卒業後は投資銀行(A. G. Becker & Co.)に勤めた後、トヨタ入りをしたという過去から分かるように、拙稿「情報革命」で紹介したゴールドマン・サックスの元日本支社社長、山崎養世氏同様に豊田氏の思考行動様式が、アメリカナイズされていることは容易に想像できよう。

豊田氏のアメリカナイズされた思考行動様式、このあたりから生じる問題(たとえば、「終身雇用難しい」発言)については、トヨタから巨額の広告収入を得ている、大手マスコミやテレビが、広告費をカットされるのを恐れ、決して批判することのないテーマである。

しかし、水島総氏が社長を務めるチャンネル桜の場合、如何なる組織からも資金的な支援を受けていない、日本で唯一といってよい独立系のメディアである。それだけに、桜チャンネルの主張は客観的なものとなっており、耳を傾けるだけの価値はある。

それから、mespesadoさんも日中問題に関して、以下の投稿を放知技で行っていたので注目されたい。

ここへ来て、中国共産党が米中対立で旗色が悪くなり、窮鼠猫を噛むかのように軍拡に突き進み始めて、日本としても、もはや「相手の軍拡に口実を与えるから」などと忖度する理由が無くなった。

かわりに国内の従来的思考に引っ張られる官僚組織や媚中議員への牽制が必要になってきた…。

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17178824/425/


小生が米中衝突シリーズを執筆したり、国士渡邉正次郎氏にアプローチしたりしているのも、拙稿「米中衝突と経団連」で書いたように、「現在は米中対立という大変な時期に、我が国が直面しているのにも拘わらず、そうした世界情勢にはお構いなしに、中国に媚びて金儲けに走るといった、まさに猪突猛進という言葉がピッタシの組織」に対する牽制である。

グリコのおまけ 1

【武田邦彦】あるとき、ふと 気付いてしまいました

グリコのおまけ 2

【教えて!ワタナベさん】遂に「敵国」認定?!米国が仕掛ける反中国経済圏構想[R2/6/20]

国士渡邉正次郎11
「国士 渡邉正次郎}」シリーズの第十一号をお届けする。今回公開された新動画は、「㉗関西弁を締め出し」である。


㉗関西弁を締め出し

それに対して、小生は以下のような投稿を行った。

コメント28
大阪出身者の同じ留学生と知り合いになったのですが、最初は何を言っているのかサッパリ解りませんでした。しかし、次第に関西弁に慣れてくると、 その言葉の汚さが気になったものです。ある日、エリザベス女王のことを、「イギリスのオカアちゃん」と彼が呼び捨てにした時、小生はイギリスに四ヶ月住んでいたこともあり、「ムッ」としたものです。


ここ数日、立て続けに渡邊氏に記事を書いていただいたので、以下に紹介しておこう。最初に紹介するのは「亀さん、暑くなって」という記事で、記事の一部を引用しておく。

財務省の役人 「国民からお金を集めるのは財務省以外、許しません!

 と強めの声で言い放った。。一瞬、何?瞬時に意味を読み、正次郎の髪が立った。

渡邊氏 「貴様ら、誰に向かって言ってるんだッ!!


もう一本は、「亀さん、朗報」という記事である。やはり、一部を引用しておこう。

 ここからは極秘。あなたの頭脳を貸してください。あることが。これはお会いして、、、天下を動かすのです。


そろそろ、次のステップに進む時期に差し掛かったようである。

米中衝突と経団連
一昨日の拙記事「考える足」で、男はつらいよの「葛飾立志編」の一部を紹介したが、同シーンで寅さんが言い出した、〝己を知る〟が話題になっていたので以下に紹介しよう。その寅さんに対して、「寅、その、己を知るってのは、いったいどういうことだい?」と問うてきた、おいちゃんへの返答に窮した寅さん、博に助け舟を求めたところから以下のシーンが始まる。

 おい、博、おまえちょっと、おいちゃんに分かり易く説明してやれ。

 難しい質問だなあ…

 だから分かり易くさ、

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 自分は何故、この世に生きてるのか…。つまり、人間存在の根本について考えるっていうか…

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 根本についてか…、ん…、正しいかもしれないな…

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社長 そんなこと考えて、なにか役にたつのかい?

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 もちろんですよ! そういうことを考えない人間は、本能のままに生きてしまうってのか、早い話が、お金儲けのためにだけ一生を送ってしまったりするんですからねえ…

 いやだねえ~

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社長 それで、悪いのかい?


実は、このシーンを取り上げたのは、以下の動画を観たからだ。


【頑固亭異聞】正気を失った日本経済界の末路[桜R2/6/15]

経団連の会長と言えば、嘗ては超一流の人物が犇めいていたのを思い出す。小生が直ぐに名前を思い浮かべる人物だけでも、石川一郎、石坂泰三、植村甲午郎、土光敏夫、河野文彦、稲山嘉寛…。在野にも戦後の人物として、松永安左衞門、松下幸之助、本田宗一郎、藤沢武夫、盛田昭夫、井深大、 出光佐三と、綺羅星の如くいた。小生が実際にお会いしたのは本田宗一郎のみだったが、そんな僅かの体験だけでも、一流の人物はやはり違うと思うのである。それぞれ大企業を造り上げた人たちであり、加えて、自分の会社だけではなく、広く日本全体のことを考え、日本人の為に生涯を捧げた先達であった。

翻って、今の経団連はどうか。小生は昨今の経団連の会長をはじめとする役員が、どのような顔ぶれなのかは知らないので人物評価は控えるが、上掲の動画を観るかぎり、今の経団連という組織は、己を生み育んでくれた日本の将来について、あまり深くは考えてはいないように思えてならない。つまり、現在は米中対立という大変な時期に、我が国が直面しているのにも拘わらず、そうした世界情勢にはお構いなしに、中国に媚びて金儲けに走るといった、まさに猪突猛進という言葉がピッタシの組織が、今の経団連だと感じたのである。その意味で、「それで(金儲けだけの人生を送ることに)、悪いのかい?」という、タコ社長を今の経団連は笑うことができないだろう。

拙稿「米中衝突と半導体」でも書いたように、万一、ファーウェイを巡って5G戦争が米中間で一層激化し、米国が禁輸措置を強化して実際に発動したら、どうなるのということは経団連の役員を務めるほどの人たちなら、少なくとも頭の中では分かっているとは思うが、それでも中国に向かっての猪突猛進を止めることができないあたり、祖国の将来よりも金儲けを優先しているからであり、視野狭窄な人たちだと言うよりほかはない。

また、先日の人民会で中共が、香港に国家安全法を導入することを決定、この八月に正式に導入された場合、香港ドルと米ドルの交換の優遇措置を米国が廃止するという、最悪の事態が想定されるのであり、不幸にしてそうした事態に陥った場合、中国は香港と共に衰退の一途をたどっていくことだろうし、経団連の役員らは右往左往するしかなさそうだ。

日本のガン02
今回の記事だが、放知技の読者(特に本スレ)で、メスペサド理論について十分に理解している読者であれば、以下は拙記事は読む必要はないので、読み飛ばしていただいて結構だ。しかし、「メスペサド理論? 何それ?」という読者であれば、以下は必読である。

最初に、題名もズバリ、「メスペサド理論」を書いた後、続けて「メスペサド理論(1)」も書いているが、小生は同稿でmespesadoさんの放知技への投稿を紹介している。

 「国家がオカネを支払わなければならない場面で支払うことが不可能になった場合」

 もしもこの国家が日本のように通貨発行権を持っていて、しかも支払うべきオカネがこの自国通貨建てだったらどうでしょう?

 その場合は、支払うべきお金は自分でオカネを刷って渡せばいいのですから、「支払うことが不可能になる」ということはありえません。当たり前のことです。

 また、もし支払いが外貨建てであっても、国家の生産力が高ければ、自国通貨を刷って、それを為替で相手の通貨に交換する場合も為替が安定するのでちゃんと支払うことができます。

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16340424/312/


多分、放知技の読者以外で、上記のmespesadoさんの言葉にピンと来る読者は殆どいないと思う。ここで、メスペサド理論を極めたい、理解したいという読者がおられたら、以下のビデオまたは小冊の入手をお勧めする。その上で、ビデオをじっくりと鑑賞するなり、眼光紙背に徹して小冊に取り組んで欲しい。なお、同ビデオと小冊の入手方法は、はぐらめいさんの投稿を参照のこと。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16639517/47/

では、本題に入ろう。

ここ数日、給付金に絡めた国債というテーマで、数多くのネット記事を読んだり動画を観たりしてきた。しかし、国債の本質を理解している記事や投稿は、ほぼ皆無なのには驚いたものだ。よって、今回はそうした例を幾つか挙げておこう。最初は、世界戦略情報誌『みち』の最新号(令和2年6月15日)号の「巻頭言」から…。

巻頭言を書いた天童竺丸さん、「日本の国債発行とビザンチン帝国の官位販売」と題する、我が国の国債についての記事を書いているのだが、「天童さん、どうしたの?」と思うほど、あまりにもピント外れの記事であった。たとえば…

武漢禍で青息吐息の日本人や日本経済にそんな余力があるだろうか? 誰も買ってくれなければ、日銀が買って当面の辻褄だけは合わせることになっているのだが、いずれそのツケは日本国民に重くのしかかってくる。


そして、天童さんは東ローマ(ビザンチン)帝国を引き合いに、日本の〝借金〟について以下のように心配しているwww

元々不足していた国家財政を補うためだったが、ついにはその俸禄を支払えなくなり、官位を廃止する暴挙に出て、ビザンチンは滅んだのだ。日本はいつまで保つか?


上掲の巻頭言を読み、小生は唖然としてしまった…。

天童さん本人が覚えているかどうかは分からないが、数年前のまほろば会で天童さんから、「遠慮なく『みち』批判してくれても構わない」、という言質をとっている上、ここ十年以上にわたって毎年定期購料を払い続けている身として、ここは〝遠慮〟なく言わせていただく。

一年ほど前、天童さんを野崎晃市博士に池袋で引き合わせた時、mespesadoさんが東北一郎会(南陽市)で行った講演の黄色い小冊を、小生は天童さんに一冊謹呈しているが、同小冊に目を通してないのが一目瞭然である。もし、小冊に目を通していれば、上掲のような記事内容にはならなかったはずだ。

日本はいつまで保つか?」と心配する天童さんに、愚生、以下のように言っておこう。

天童さん、まったく心配には及びません。国債を発行しても、日本びくともしません!


尤も、かく言う小生もメスペサド理論を知る以前は、天童さんと同様な国債観だったので、あまり大きなことは言えないのだが…

次に、最近小生が取り上げることの多い、武田邦彦氏の以下の動画…


【武田邦彦】絶対にテレビでは言えない 奴らの無言の言論統制があるのです

武田氏の場合、国債は国民の借金ではなく国の借金であるとする点、大いに評価したい。一方、コロナ禍が治まったら、〝政府〟は復興税とかいった名目で、国民から税金を取り立てようとしていると、武田氏は思いこんでいるのは残念な思いをした。「政府はけしからん」と武田氏は憤っているのだが、憤るべき相手を武田氏は間違えている。真に怒りを向ける対象先は政府ではなく、日本最大のガンである財務省だ。

では、何故に国債は国民の借金などと、財務省は平気で嘘八百を並べ立てているのか? そのあたりは、拙稿「日本のガン」に書いたので再読していただきたい。

ともあれ、武田氏は財務省のことを上掲動画で、「悪徳団体」と斬り捨てているが、悪徳団体どころか日本を亡国に導こうとしているのが財務省なのであり、こんな組織は一刻も早く取り潰すべきだとすら小生は思っている。それが日本が今後も生き延びていく上で、唯一の残された道と云えよう。その意味て、官邸(武田氏の言葉を借りれば政府)にとっても、財務省は〝〟であるという視座が、今の武田氏に求められよう。ちなみに、テレビや新聞に登場し、財務省を持ち上げている経済評論家について武田氏は述べていたが、小生も同感である(詳しくは上掲の動画を参照のこと)。

最後に、元財務官僚OBの高橋洋一氏に御登場願おう。最近の高橋氏は以下のような記事を書いた。
コロナ国難でも「減税に絶対反対」財務省の「ポチ」の提言がヒドすぎる

元OBだけあって、実に鋭く財務省の正体を見抜いていることは評価できると思う。特に、最終節の「財政健全化は命より大事なのか」は、本当に優れている。

仮にコロナショックでGDPの3~4割が失われ、何ら有効需要創出がされないと、失業率は4%程度、失業者は250万人程度、自殺者は1万人程度、それぞれ増加する。

そうしたときに、社会保障を口実として消費減税に反対するのは、人の死よりも財政健全化を選ぶのかと疑ってしまうほど、酷い話である。財務省は、東日本大震災後の復興増税のようなことを目論んでいるとも言われるが、財務省シンパの提言はそれを想起させる。


ただ、高橋氏の記事にも問題がないというわけではない。たとえば、以下の高橋氏の文章…

先週の本コラムでは、補正予算の財源が「血税」というのは間違いであると指摘した。これを、あるマスコミの人に言ったら、「財源が『血税』だからバラマキに怒るという、いつものマスコミのパターンが否定されて困る」ということだった。

「それはウソをついて煽っているということではないか」と筆者が言うと、「マスコミの読者・視聴者の認識はその程度なので、仕方がない」と開き直っていた。なお、「血税」はもともと「徴兵」を意味することを、マスコミに勤める人たちはご存じだろうか。もっといろいろと勉強したほうがいい


高橋氏は、テレビや新聞に登場する経済評論家らに、「もっと勉強をしろ」とお門違いのことを言っている。実は連中の場合、武田氏も上掲の動画で語っているように、頭がいいだけに本当のこと、すなわち国債は国の借金であって、決して国民の借金ではないことを百も承知なのだ。それなのに、連中は日本最大のガンである、財務省の方にばかりに向いていて、決して国民の方に振り向こうとはしないのである。つまり、自分たちさえ良ければ(保身できれば)、国民が死のうがどうしようが関係ない、とすら思っている連中だ。そうした連中の国賊行為をこそ、高橋氏は弾劾すべきなのだが、もしかしたら、このあたりについては高橋氏も、すでに気がついているのではと小生は思っている。やはり、高橋氏もマスコミに記事を書くなどして、己れの生計を立てている以上、本当のことが言えない立場にあるのかもしれない。

かくなる上は、渡邉正次郎氏といった熱血漢(国士)に、我々は期待するしかない。

財務省が妨害すると龍神・渡邉正次郎が乗り込むぞ!
自公ならやれる全国民救済案


考える足
再びコロナ禍前の仕事量に戻りつつある気配が感じられた先週後半、依頼された仕事を四苦八苦して先週末に片付け、ホッとした昨日の月曜日は、お気に入りのブログ記事を読んだりYouTubeを鑑賞したりして過ごした。そして、その間に「六甲山」という新ブログ記事を書いている。昨日発売された世界戦略情報誌『みち』(6月15日号)を校正時、村上稿にあった「神功皇后は三韓貴族の出身」という記述に触発されたからだ。

詳しい解説なしに書いた記事なので、恰も万華鏡に映し出される不思議な映像を眺めるが如く、「石屋」、「平等」、「カタカムナ」等々、一見お互いに何等脈絡のない言葉がポンポン飛び出してきて、頭が混乱した読者も少なからずいたのではないだろうか。

ただ、「石屋」という言葉一つとっても、この言葉を誰もが理解できるような形で、詳細な解説記事の形にするとなると、数十ページの記事になってしまうのが容易に想像かつくのだし、そんな長大な記事を、一つ一つの言葉ごとに書いている時間的な余裕がないことから、あのような読者を突き放した記事になってしまったわけである。

よって、本当に気になる言葉があったら、その言葉をキーワード(鍵語)に、小生のブログや他のブログ記事、書籍、ネット記事などに当たり、「石屋」なら「石屋」という言葉の意味を歴史的な観点から探り、己れ自身の「石屋」像を構築していっていただきたいと思う。何となれば、人間は考える足、もとい葦なのだから…

そういう点で、オレはガンになったことを非常に感謝しているんだ。というのも、オレみたいな奴は、考える先に殴ったり、ケンカしたり、バカなことに精力を費してきた。それがガンにとりつかれたおかげで、動いちゃいけない、激しい運動しちゃいけないというんで、ジーッとひとつの問題を追究していけるようになった。よその奴が持てない時間をもらったんだと思っているから、前途の不安も何もありゃあしねえ。未解決な問題をいくつか残してくたばるより、そのうちのひとつだけでも、自分で「これが結論だ」というものを見つけるまで物を考えるべきだと思うんだ。人間は〝考える葦〟なんだから、考えなかったら何にもならないじゃないか。
どんな命も花と輝け


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礼子 大事よ、考えるって。ほら、『人間は考える葦だ』って言うでしょ。


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 え……? 誰がそんなこと言ったの?

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礼子 西洋の偉い哲学者…

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 へえー、偉い人は足で考えるのかい。オレは頭で考えるのかとばかり思ってたよ。
男はつらいよ「葛飾立志編」


六甲山
本日発行の世界戦略情報誌『みち』の校正を手掛けていたところ、村上学さんの深層潮流シリーズ第18話、「神戸の街と六甲山」に目が留まった。村上さんは六甲山について以下のように書いている。

六甲山の南側には、神功皇后が三韓征伐の帰途に直接指示して作らせたとされる長田神社、生田神社、住吉神社が並んでいる。光輝く禿山の南側に、まったく違う祭神の神社を三つ並べた理由は、神功皇后の大切な身内の中に、祀る神を異にする違う民族が三つあったということを意味する。どの民族も大切にする証として、それぞれの神を同等に扱ったのだ。そうすれば三つの民族はここにルーツを感じて争い事は絶対起こらない。ヒッタイトが支配地の民族をコントロールしたのと同じである。
世界戦略情報誌『みち』(令和二年六月十五日号)p.3


「ヒッタイトが支配地の民族をコントロールしたのと同じである」という記述から、咄嗟に連想したのが、ヒッタイトと日本が遠祖を一にしているツランである。拙稿「天武天皇 14」でも、ヒッタイトについて言及した記事を引用している。

大量に鉄を生産して強大な覇権を建てたのがヒッタイト、スキタイ、そして突厥だった。彼らはいずれも、古代ミヌシンスク文明の影響下にあり、いわばツランの末裔たちだった。
世界戦略情報誌『みち』(令和二年一月十五日号)p.1


同時に、「三つの民族」、あるいは「どの民族も大切にする」という村上さんの記述は、最近書いた拙稿「貴族の時代 03」を彷彿させるものがあった。

これは、日本列島に住む人たちが、彼らの中から一人だけ長(おさ)を選び、長以外の全員が「平等」であるという社会を、世界で唯一実現した国だったことを意味する。要するに、階級(身分)制度や奴隷といったものが、日本列島には生じなかったということ。これが、武田氏が言う所の世界唯一の「平等」の国として、日本列島を挙げる所以である。


「ヒッタイト」以外に、小生が注目したのは「石屋」という言葉である。

神功皇后の頃に、巨大な石の切断や加工が必要な用途としては、古墳や石棺くらいしか思い浮かばない。日本の伝統的な建築様式は、伊勢神宮がそうであるように、掘立柱を四方に立てた木造の米蔵建築である。ピラミッドや石造りの宮殿は無かったのではないか。石の文化は日本には無かったことになっている。

石の文化は無くても、なぜか石屋の文化は古代から存在していて、今に引き継がれている。

世界戦略情報誌『みち』(令和二年六月十五日号)p.3


この「石屋」という言葉から、舎人学校での栗原発言を小生は思い出した。舎人学校とは、まほろば会とほぼ同じメンバーが集い、皇室情報に詳しい栗原茂さんを囲んで、月に二回のペースで開かれていた会合である。幸い、「ヒッタイト」と「石屋」に関する、栗原さんの発言メモ(2010年12月22日)が残っていたので、以下に一部引用しておこう。

・ヒッタイトと云えば、鉄である。しかし、現代科学が懸命に取り組んでいるのにも拘わらず、未だに解明されていないのが鉄という金属だ。鉄民族たるヒッタイトは、今までの青銅文明を壊して直ぐに消え去ったのは何故なのか…。

・ベネチア、ツラン、日本は三つ巴。(日本国内に目に見えぬベルリンの壁あり)

・草原の道をつくったのは、紀元前800年代のスキタイであり、日本ではサンカと呼ばれている民族である。彼らは天皇の墓つくりのプロ集団であった(石屋)。→ 現在の北鮮をつくったのが、日本のサンカである。


村上説では日本に鉄を持ち込んできたのがヒッタイト、栗原説ではスキタイという違いがあるにせよ、どちらも遠祖がツランという点で共通している。拙稿「天武天皇 14」でも紹介した、以下の記事を思い出していただきたい。

大量に鉄を生産して強大な覇権を建てたのがヒッタイト、スキタイ、そして突厥だった。彼らはいずれも、古代ミヌシンスク文明の影響下にあり、いわばツランの末裔たちだった。
世界戦略情報誌『みち』(令和二年一月十五日号)p.1


因みに、拙稿「蘇我一族 04」で栗本慎一郎の本から、スキタイについての行を一部引用している。

蘇我氏や聖徳太子はおそらくは、一般にスキタイと呼ばれる遊牧民の特定の一角にあった人たちでミトラ教的価値観を持つ人たちであった。
『シリウスの都 飛鳥』p.3


蛇足ながら、上掲の村上稿に「出雲」、「伊勢」といった言葉が登場しているが、上記の2010年12月22日の舎人学校でも、やはり出雲や伊勢についての栗原発言があった。今回の主テーマとは外れるので、以下に当時のメモに挟んでおいた二枚のイラストのみを以下に掲示しておこう。

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それから、村上さんの「六甲山」で思い出したのが、六甲山系の金鳥山、そしてカタカムナだ。旧ブログでも「謎のカタカムナ文明」と題する記事を書いている。

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久しぶりに『謎のカタカムナ文明』(阿基米得著 徳間書店)を紐解くと、第Ⅰ章「カタカムナ文献とは何か?」の冒頭が、以下の記述で始まっていた。

樋口清之氏も調査した金鳥山
 本書で論ぜられるであろうテーマの直接の起源は、槍崎皐月が兵庫県六甲山系の金鳥山近くの山中で体験したひとつの事件にあるとされている。この金鳥山は、高級住宅街として知られる阪急沿線の芦屋と岡本のちょうど中間あたりに位置する標高五百メートルの低い山で、一見したところ、この幻想小説じみたストーリーの舞台としては、はなはだふさわしくないようにも思われる。

 しかし、山の中腹には保久艮神社があり、平安時代に編纂された『延書式』の「神名帳」にも掲載されていることからすれば、いずれ由緒ある古社にはちがいない。この神社の社殿をとりまいて、巨石を環状に配置した遺跡が鎮座している。いわゆる〝磐境〟である。

 それは社殿などの形式が現われる以前の、神道の原初的段階における祭祀形式とされており、戦前には現国学院大学の教授、樋口清之氏も実際に調査にあたったことがある。また磐境の周辺からは銅鉾が、境内や山中からは土器や住居跡が発掘されており、いずれも弥生時代のものとみられている。

磐境については、単なる原始神道的な遺跡というよりは、何らかのオカルト的パワーと密接な関係があるとする確信が、一部のエキセントリックな郷土史家たちの間には根強くあるようで、なかなか意味深長であるとこじつけられなくもない。

 昭和二四年の一二月から翌二五年の三月にかけての六四日間、樽崎皐月は助手の青年数名とともに、この金鳥山中の狐塚とよばれる塚の近くに穴を掘ってこもっていたという。それは「大地電気」の測定という研究目的のためであった。

 ある夜のこと、彼らは一人の猟師の訪問をうけた。猟師は鉄砲をガチャつかせながら、恐い顔をしてこう言った。

「お前たち、なんのためにやって釆たんだ? 泉に妙なものを仕掛けるから森の動物たちが水を飲めなくて困っているじゃないか。すぐに取り除け。それから狐は決して撃つんじゃない。兎ならあるから、ホレくれてやる」と腰に下げたものを投げだして行ってしまった。「妙なもの」とは微動量検出のために取りつけた装置である。槍崎は言われたとおりに装置を撤去した。

 つぎの夜、またも猟師は現われた。今度はすこぶる上機嫌。

「お前さんたちは感心だ。穴居しなければ本当のことはわからんもんだよ」

とほめた上、お礼にと古い巻物をとり出して見せてくれたのである。それは江戸時代の和紙に筆写したとみられ、八〇個の渦巻状に、丸と十字を基本とした図象が記されていた。

『謎のカタカムナ文明』p.21~22


上掲の引用文にある猟師こそが、あの平十字(ひらとうじ)である。もしかしたら、平十字は村上さんのいう「祀る神を異にする三民族」のうちの一民族の末裔だったのかもしれない。

最後に、今回の村上稿で最も注目したのが、「神功皇后は三韓貴族の出身」という記述だった。当時(古墳時代)は朝鮮半島から続々と豪族が日本列島に渡来していた時代であり、神功皇后が三韓貴族の出身だったとしても不思議ではない。否、三韓貴族の出身だったからこそ、新羅征伐に半島へ乗り込んだということになろう。

なを、神功皇后時代を遡った話になるが、百済、高句麗、新羅が建国される以前の前三韓について、拙稿「天武天皇 09」で触れているので、再読していただければ幸いである。

国士渡邉正次郎10
「国士 渡邉正次郎}」シリーズの第十号をお届けする。今回公開された新動画は、「㉖裏切った奴は、二度三度やる」である。


㉖裏切った奴は、二度三度やる

裏切りというテーマなので、誰が裏切者として登場するのか興味津々だったが、やはりというか当然というか、渡邊氏が取り上げていたのは、田中角栄を裏切った竹下登であった。一読後、小生は【コメント26】を投稿している。

コメント26
渡邊先生の言葉が総理に届いたのでしょう、ついに総理が中国に対する態度を鮮明にしました。有難うございました。以下は、中国に対して毅然とした態度をとることを宣言した、国会での総理の発言が収められた動画です。
香港問題「日本がリードしたい」安倍総理、G7共同声明目指す


最近の小生のブログにアクセスする人たちで、在東京の読者が増えてきている。議員関係者だとは思うが、渡邊氏の影響は大きいようだ。

小生のコメント全文は、たとえば【コメント26】をクリックのこと。ご参考までに、今回は特別に全文を以下に公開する。

コメント
渡邊先生、新動画「㉖裏切った奴は、二度三度やる」、拝見しました。

先生が仰せの裏切った輩とは誰なのかと、興味津々に動画を拝見しましたが、田中角栄を裏切った竹下登だったので納得です。竹下登といえば、岩瀬達哉氏の著した『われ万死に値す』(新潮文庫)、20年ほど前に目を通したのを思い出しました。

もう、ほとんど同書の内容は思い出せなかったため、どのような内容の本だったのかと、アマゾンの「カスタマーレビュー」で確認したところ、「Ken」という読者の言葉に目が留まりました。

竹下の抱える「闇」の深さ。そのよってきたるもの何なのか?結局本書では分からなかった。
Ken


昭和の終わりから平成の御代にかけて、わずか一年半という期間だったとはいえ日本の総理大臣を務め、消費税を導入した首相というのが一般的なイメージだと思います。

ここで、小生は竹下の出自、田中角栄を裏切った理由、竹下の人脈などを個人的に調べていた一時があり、ある程度は竹下の正体を攫んだつもりです。

つまり、政治家のタイプを「グローバリスト派」と「民族派」とに分けるとすれば、田中角栄は明らかに、我が国の国益を最優先させた民族派であり、一方の竹下は日本の国益については眼中になかったグローバリスト派だったということです。

『田中角栄 封じられた資源戦略』(山岡淳一郎 草思社)、アマゾンの同書についての「商品の説明」に、以下のような記述があります。

七〇年代に宰相・角栄は自ら世界を駆け回って直接交渉する「資源外交」を大々的に展開した。石油ではメジャー支配を振り切ってインドネシアやソ連と交渉し、原子力ではフランス、オーストラリア等と独自に手を結ぼうとした。角栄の失脚はこの資源外交の報復だとも言われている。


トランプ登場までのアメリカは、グローバリストの支配する国だったといっても過言ではなく、そうした中で独自の「資源外交」を推し進め、日本の国益を優先させた田中角栄だっただけに、グローバリストが支配するアメリカに睨まれ、失脚に追いやられたのでしょう。

一方、竹下登の場合、日本の国益については眼中になく、ひたすらグローバリスト派に忠実な僕でした。IMFといったグローバリスト派の一組織から、言われるままに消費税を導入するといった具合に、日本の国益を大きく損なった首相として歴史に名を残すことでしょう。


次に、新記事「亀さん感謝。青山繁晴氏も半端」、有難うございました。

渡邊先生の言葉が総理に届いたのでしょう、ついに総理が中国に対する態度を鮮明にしました。有難うございました。以下は、中国に対して毅然とした態度をとることを宣言した、国会での総理の発言が収められた動画です。


香港問題「日本がリードしたい」安倍総理、G7共同声明目指す

この安倍総理の発言に対して、当然乍ら、中国は猛反発しています。
香港問題、安倍首相の“G7共同声明発言”に中国反発

ともあれ、世界は米中の二極化に進むことだけは、今のところ間違いなさそうです。


また、「民を殺気立たせた秘書官」も拝読しました。

仕事ですが、結局五月の仕事はゼロ、今月に入って漸く一件だけ仕事がありました。何故か、毎年五月と六月は仕事量がガタンと落ちる月で、七月に入ることから再び忙しくなるというのが、ここ数年のパターンです。幸い、昨年の夏あたりから先々月の四月中旬までは目一杯仕事をしていたことから、貯えもあり、今のところ焦りはありませんので、どうか御安心いただければと思います。お心遣い、有難うございました。

亀さん拝

| 2020-06-11 06:06 | 亀さん | URL | 編集 |


米中衝突の黒幕
掲示板「放知技」の常連さんの一人である、suyapさん(在ヤップ島の日本人女性)が、拘束死したミネアポリスの黒人男性を巡って、瞬く間に世界中に広がった抗議デモの黒幕について、鋭い指摘を行っていたので以下に報告する。実はこの黒幕、米中衝突にも深く関与している…。

きっかけは、suyapさんの以下の投稿だった。

しかしまあ、米国フェイクメディアもすごい援護射撃で暴動デモをあおっているし、トラちゃん、がんばって~!
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17178824/340/


それに対して小生は以下のように応答…

小生は>>218でフーバーとトランプを比較、今秋トランプが落選となれば、まさにトランプはフーバーと全く同じ道を歩んでしまうことになる。その意味でも、失業率、デモと悪材料が揃ってしまったトランプだが、suyapさん同様「(当選に向かって)頑張れ!!」と声を大にして言いたいですね。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17178824/342/


すると、suyapさんは貴重な動画や記事を、惜し気もなく次々に教えてくれたのでR。そうした動画や記事のリンク、記録に残す意味で以下に張っておこう。

下のFB動画は私のまわりでもゴンゴンLikeをもらってます。
MAN EXPLAINS WHY HE STILL SUPPORTS PRESIDENT TRUMP
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17178824/345/


そして、小生は>>351で以下のように書いた。

こうした動画を観ていると、トランプの「アメリカ・ファースト」を本当に分かっている、有色アメリカ人が今でもいるんだなと分かり、嬉しくなります。


電光石火、今度はsuyapさん、以下の記事を教えてくれた。

General Mattis Is Wrong
Ignoring history and facts is divisive.


suyapさんが>>355で紹介してくれた上掲記事、注目すべきはスペースシャトル発射時に行われたトランプのスピーチで、その格調の高さ、ホレボレとする。英文だが、辞書を片手に是非、トランプのスピーチだけでも通読することをお勧めする。何故なら、決して大手メディアが報道することのないスピーチであり、本当のトランプが分かるスピーチだからである。ご参考までに、本稿の最後にトランプのスピーチを引用しておいたので、目を通してもらえたらと思う。

それから、>>356でsuyapさんが紹介している抗議デモの黒幕を炙り出した動画、これもお勧めである。これで、今回の抗議デモの黒幕が誰なのか、はっきりとするはずだ。


アンティファ🎭ジョージソロス♟️拡散希望

そして、2016年の大統領選時のトランプの選挙演説、英語も簡単明瞭、実に力強く優れたスピーチである。


This Video Will Get Donald Trump Elected

最後に、>>358でsuyapさんが紹介してくれた、カルロ・マリア・ヴィガーノ大司教のトランプ宛ての激励の手紙、名文である。
Arbp. Vigano to Trump: 'I Bless You' in 'Biblical' Battle Against the 'Deep State,' the 'Children of Darkness'

こんなに素晴らしい、トランプへの激励文を紹介してくれたsuyapさん、モー足をヤップ島に向けて眠れませんwww

以下、スペースシャトル発射時のトランプのスピーチ…

Before going further on this exciting day for all America in space, I want to say a few words about the situation in Minnesota. The death of George Floyd on the streets of Minneapolis was a grave tragedy. It should never have happened. It has filled Americans all over the country with horror, anger and grief. Yesterday, I spoke to George’s family and expressed the sorrow of our entire nation for their loss. I stand before you as a friend and ally to every American seeking justice and peace and I stand before you in firm opposition to anyone exploiting this tragedy to loot, rob, attack and menace. Healing, not hatred, justice, not chaos, are the mission at hand.

The police officers involved in this incident have been fired from their jobs. One officer has already been arrested and charged with murder. State and federal authorities are carrying out an investigation to see what further charges may be warranted, including against sadly, the other three. In addition, my administration has opened a civil rights investigation and I have asked the Attorney General and the Justice Department to expedite it. I understand the pain that people are feeling. We support the right of peaceful protestors and we hear their pleas, but what we are now seeing on the streets of our cities has nothing to do with justice or with peace. The memory of George Floyd is being dishonored by rioters, looters and anarchists. The violence and vandalism is being led by Antifa and other radical left wing groups who are terrorizing the innocent, destroying jobs, hurting businesses and burning down buildings.

The main victims of this horrible, horrible situations are the citizens who live in these once lovely communities. The mobs are devastating the life’s work of good people and destroying their dream. Right now, America needs creation, not destruction, cooperation, not contempt, security, not anarchy and there will be no anarchy. Civilization must be cherished, defended, and protected. The voices of law abiding citizens must be heard and heard very loudly. We cannot and must not allow a small group of criminals and vandals to wreck our cities and lay waste to our communities. We must defend the rights of every citizen to live without violence, prejudice, or fear. We support the overwhelming majority of police officers who are incredible in every way and devoted public servants. They keep our city safe, protect our communities from gangs and drugs and risk their own lives for us every day.


General Mattis Is Wrong
Ignoring history and facts is divisive.


情報革命
本日アップされたJBpressの新記事、「コロナ禍がもたらす新産業革命と新世界秩序」は、個人的に過去三十年以上にわたって、実に様々な角度から考察を重ねてきた「情報革命」について、改めて考察してみようと駆り立たせてくれた記事であった。

同記事に一通り目を通し、冒頭の写真も含め、早速全文を一枚のPDFに纏めた。何故なら、JBpressの場合は同じ筆者による次の新稿がアップされると、旧稿は最初の一ページしか読むことができなくなり、残りは有料会員のみが読めるスタイルをとっているからだ。読者におかれても、これはと思うJBpressの記事があったら、テキストだけでも良いし、写真や図表が載っていたら、WorrdやPDFにして保存しておくのも悪くないかもしれない。

さて、本題に入ろう。

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マクロメガの視点による重大事件年表

上掲図は本ブログでも時々公開しているが、巨視的に全宇宙史を俯瞰する上で、実に様々なヒントをもたらしてくれる図と言える。今回は、右上の「情報革命」という語彙に注目していただきたい。

この「情報革命」について思索を巡らしていくにあたり、コンピュータ、殊にその頭脳に相当するCPU(中央処理装置)を念頭に考えていくと理解しやすいはずだ。このコンピュータの基本概念が曲がりなりにも形として登場したのが、紀元前二千年の古代バビロニアであり、「アバカス」という手動式デジタル計算器が最初だったのではと思われる。

ここで、時計の針を一気に近代に進めてみよう。電気が発明され、やがて1940年代に最初の実用デジタルコンピュータが登場した。爾来、数十年の助走期を経て、二十一世紀に突入、最近に至って漸く情報革命が開花するという声が、世界の識者の間から聞こえてくるようになった。そこへ突然世界をコロナ禍が襲ったというわけだが、そのコロナ禍と情報革命を結びつけた記事が、上掲のJBpressの記事というわけである。

筆者の山崎養世氏は、元ゴールドマン・サックス投信株式会社代表取締役社長とあり、現在は独立して実業家として活躍しているようだ。日本の支社とは云え、ゴールドマン・サックスの社長を務めていただけあって、なかなかの切れ者だということが容易に想像がつく。

この山崎氏の上掲記事を一通り読んでみた。同氏の旧稿「新型コロナ禍がもたらす戦後最大の経済危機に備えよ」、および「21世紀型世界大恐慌の足音が聞こえる」は、すでに有料記事となっているので全文を読むことはできなかったが、今回の新記事の冒頭で左の自身の旧校を紹介しつつ、以下のように述べていることから、放知技で展開されているメスペサド理論を超えるものではないことが瞬時に分かった。

 新型コロナウイルス感染症による世界的な財政赤字が国債発行の限界を招き、そこから21世紀型の大恐慌をもたらす可能性については、これまで説明してきた。


それはともかく、山崎氏の頭の中にある、「情報革命」とは如何なるものか、そのあたりを物語っているのが以下の記述である。

 さて、それでは今回のコロナがもたらす経済の変動は、インダストリー4.0の見方によるインターネットとAIがいっそう普及するというものなのか、あるいは産業革命のように社会構造や世界構造に大きな変化をもたらすものなのか。

 もしくは、インダストリー4.0と新しい世界システムの大きな構造変化の両方がやってくるのだろうか。

 そして、個人は、企業は、国家は、そして人類はどのような行動を取るべきなのだろうか。


つまり、どのような情報革命の世界が到来するのかについて、山崎氏は明瞭に同記事では書いておらず、次稿「21世紀人類の旅」で述べていくようなことを同記事の結語としていたので、取り敢えず次稿を待って目を通してみるしかないが、ネットで確認するに山崎氏は1958年生(61歳)とあり、どうも情報革命について語るには薹が立っている感がある。ともあれ、実際に次稿に目を通して期待外れであれば、山崎氏の次稿をブログ記事にするまでもないだろう。

ところで、元ゴールドマン・サックスの元日本支社社長というだけあって、同氏の史観がアメリカナイズされているあたりを、如実に示していたのが同氏の以下の記述だ。

 そのためにフランクリン・ルーズベルト大統領(当時)が提唱したのは、1945年当時では革命的な世界経済システムだった。

 それは、自由貿易、国連を中心とした世界の安全保障、植民地支配を認めない各国民の権利の平等、といったイノベーションであり、第2次大戦後に米国と世界が採用して戦後世界の繁栄をもたらすこととなった。

 この経済システムによって、戦勝国だった英国やフランスはそれまでの世界支配の座から脱落し、戦後はヨーロッパの有力な国家という位置づけに軟着陸した。


小生は拙稿「貴族の時代 04」で、植民地だった世界の各国の独立こそ、大東亜戦争の最終的な目標だったということを書いたが、そこに山崎氏が触れていないあたり、山崎氏の「智の限界」を見た。

国士渡邉正次郎09
「国士 渡邉正次郎}」シリーズの第九号をお届けする。前回紹介した「㉑中国の恐るべき脅威と真実」、「㉒ダメ政治家が何故増える?」、「㉓イケメンという言葉に激怒」、および「㉔政界進出のジャニタレ」以降、公開された新動画は以下の通りである。


㉕兄弟姉妹は、他人の始まり

前稿でコメント21を渡邊氏のブログに投稿して以降、新たに投稿したコメントは以下の通り。

コメント22
結論として、昨今の国際情勢を俯瞰するに、グローバリズム派vs.反グローバリズム派という、巨大な対立が根底にあると小生は確信しております。無論、習近平=中共、朝日、東京、枝野らはグローバリズム派、それに対して、「アメリカ・ファースト」のトランプ、そして安倍総理は反グローバリズム派と云えそうです。


コメント23
昨日アップされたジャーナリスト須田慎一郎氏の動画で、どうやら例の渋谷でのデモに参加していたとされる〝アンティファ〟は、アメリカのアンティファとは全く関係の無い組織とのことで、この点を訂正させていただきます。
米国でテロ組織認定「ANTIFA」!! だが、日本版は単なる日本共産党の何でも屋!?


コメント24
日本は北半球では唯一の温帯に属する列島、それだけに四季折々の自然の美しさだけではなく、山の幸や海の幸に恵まれていることは世界に誇ってよく、かつ豊葦原瑞穂国でもあります。特に、四月に咲く桜の美しさは譬えようもなく、また、散り際が潔いあたり、日本の心を見事なまでに現わしているとさえ思います。そして、小学校の入学式の日、校門前の桜の木の下で母と並んで撮った一枚の写真、一生の宝物になりました。


コメント25
小生は共同通信社を、朝日新聞・毎日新聞・東京新聞といった左巻の各新聞社と同列に扱っており、同社の報道には常に眉に唾をつけて読んでいます。そして、同社の記者には阿保が多い証拠を示しているのが、以下の動画です。
【大村知事リコールへ団体設立記者会見】


上掲の【コメント25】とも関係することだが、「亀さん、真紀子について」という新記事をアップして戴いたので報告しておく。

次の26番目の動画、「裏切るヤツは、二度三度!実名暴露??」(6月10日)が明日公開の予定だという。楽しみに待とう。

米中衝突と民衆
小生は十代の頃に八ヶ月間ほど、マンハッタンの日本レストランでバイトをしていたことがある。その時に一緒に働いていたのが信州出身の山ちゃんこと、山崎さんだった。

小諸市と云えば、山ちゃんこと山崎さんを思い出す。山ちゃんとはニューヨークの「江戸」というレストランで、一緒に働いて以来の仲だ。時期的には1973年前半で、亀さんは皿洗いから板前の見習いに昇格した頃であり、山ちゃんはレストランの三階にある雀荘のマネージャー兼ウェイターをやっていた。
小諸なる古城のほとり


その山ちゃんが当時、口癖のように言っていたことは、「俺はアメリカ政府は嫌いだが、アメリカ人は陽気で好きだ」というものであった。

山ちゃん同様、小生も現在の米中衝突を考察する際、政府と民衆とを分けて考えている。また、アメリカと中国の両国に滞在した体験があるので、尚更その傾向が強い。ただ、アメリカは二年という長期にわたって滞在していたが、中国の場合は飯山一郎さんが居を構えていた青州に、四日間ほど滞在しただけではあるが…。しかし、幸いなことにアメリカ同様、中国の地元の人たちとも毎日のように接していたので、彼らと同じ民衆として気脈が通じ合っていたと思う。

また、青洲の飯山邸前の公道で地元の農家の人たちが、採れたての野菜や果物を並べて売っていた。だから、飯山邸で御馳走になった食事には、そうした新鮮で安心できる野菜をふんだんに使った料理が並び、本当に美味しかったのを今でも覚えている。

このようなことを書くと怪訝な顔をする読者が、あるいはいるかもしれない。何故なら、日本では〝中国野菜は危険〟という、変な先入観があるからだ。しかし、拙稿「青州で思ふ(2)」でも紹介した、堺のおっさんによる放知技への投稿にもあるように、事実は違うのだ。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15862681/371/

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その堺のおっさんが放知技で、中国民衆についての良記事を紹介していた。
“中国の貧困”をまさかの暴露、李首相の真意とは?

はぐらめいさんも、堺のおっさんの投稿に触発されたのだろう、以下のような中国民衆との体験記を発表している。
「ガンバレ李克強首相」(堺のおっさん)

ここで、JBpressの上掲記事だが、筆者の澁谷司氏の以下の言葉に小生は心から同意する。

胡錦濤系「共青団」(李首相の出身母体)は、以前、微妙な立ち位置だった。だが、現時点では「反習派」の一翼を担っているのではないだろうか。


小生も放知技で李首相の政治について、以下のように書いた。

失態続きの習近平なので、最近は胡錦涛派である李克強の発言力が強まってきましたが、これは非常に良い傾向です。ちなみに、胡錦涛の胡という姓は遠祖がツランであることを示ています。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17178824/62/


念のため、同記事の巻末にあった澁谷司氏のプロフィールを確認したところ、台湾の明道管理学院で教鞭をとった体験を持ち、かつ、『中国高官が祖国を捨てる日』、『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』、『2017年から始まる!「砂上の中華帝国」大崩壊』といった、一連の著作のタイトルから親台派であることが分かった。

一方でアメリカの場合だが、今回の武漢発ウイルスが猛威を振るい、10万人以上のアメリカ市民が亡くなった。この数字はベトナム戦争による米軍の戦死者数よりも多い。

そうした最中、ミネアポリスで黒人男性が白人警察官によって、拘束死させられるという事件が発生、瞬く間に同事件に対する抗議デモが全米どころか、今や世界をも巻き込むものに広まりつつある。この抗議デモに関する記事は、日本語だけでも数多いのだが、何故に今回の抗議デモが世界的な広がりを見せたのかという、納得できるだけの記事には未だに小生は出会っていない。たとえば、東洋経済の以下の記事…。
日本人に知ってほしい「抗議デモ」の根深い真因

一応は目を通してみたものの、何故に抗議デモが全世界に波及したのか、という点で小生が納得できる見解は示されていなかった。しかし、一方で同記事にある以下の記述から、凡そ著者の思考的傾向が分かった。

ジェームズ・マティス前国防長官は「ドナルド・トランプは私の人生で初めて、アメリカ国民を団結させようとせず、その素振りさえ見せない大統領だ。その代わりに、彼はアメリカを分断しようとしている」と述べている。社会の分断をここまで煽る大統領は、おそらくアメリカ史上初であろう。


今回の一連の抗議デモだが、その背景には中共や反トランプ勢力といった組織が、背後に控えていると小生は睨んでいるが、小生と同様な見解を示していたのが以下の動画だ。


【全米暴動の真実!】白人警官による暴行で黒人男性が死亡!アメリカ各地で暴動に発展!

上掲動画の作者は、あくまでも個人的な見解だと断っているものの、小生はほぼ肯定できる内容の動画だと思う。ともあれ、この抗議デモでトランプの再選に黄信号が灯ったことだけは間違いない。拙稿「米中衝突の背景」にも書いたことだが、再選ならずにアメリカの政界から去った、フーバー元大統領と同じ道をトランプも辿るのだろうか…

貴族の時代 05
貴族の時代 03」では、日本史を俯瞰する上で不可欠な三つのキーワード(日本列島・天皇・日本人)、「貴族の時代 04」では、武田(邦彦)史観について言及、本来の飯山史観の内容から大分横道に逸れてしまった感があったが、今回より再び本来の飯山史観の記述内容に戻したいと思う。よって、藤原氏の出自あたりから飯山史観を再開することとしたい。

さて、この藤原氏だが、始祖の中臣鎌足は中臣氏の一族とされている。通説によれば、中臣氏は忌部氏とともに神事・祭祀をつかさどった中央豪族で、始祖は天児屋命(あめのこやねのみこと)という神とのことだ。

しかし、天皇(天武天皇以前は大王)を頂点とする日本列島の支配者たちは、大方が渡来人(3~7世紀にかけて、主に中国大陸や朝鮮半島から、日本列島に移住してきた人々)であり、それ以前に日本列島にいた原日本人とは異なる人種だった。

ここで、原日本人と書いたが、元々彼らの遠祖も遥か昔に、日本列島に流れ着いた〝渡来人〟であったことに変わりはない。

尤も、原日本人といっても、脱アフリカを果たした人類が、日本列島に到着して棲み始めた遥かな昔を考えるに、我々の祖先という祖先は全員、朝鮮半島を含むユーラシア大陸から渡来、あるいは南方から黒潮の流れに乗って日本列島に辿り着いた、〝渡来人〟だ。
天武天皇 17


上掲の拙稿「天武天皇 17」で中臣氏の出自について、ソグド人説・南方系説という具合に諸説があることを紹介、小生自身は中臣氏の出自について以下のように書いた。

中臣氏は原日本人という可能性も僅かだが残っているので、今の時点での判定は控えたい。


その後の小生は、古墳時代に豪族たちが渡来する前、日本列島にいた原日本人の民族性を多角的に考察してみた。それで改めて思ったことは、原日本人は外来のもの(人・物)を一旦は受け容れ、やがて自分たちのものにするという、寛容性を持っていた人たちで、同時に人としての優しさを兼ね備えた人たちあったということだ(「貴族の時代 03」参照)。

だから、拙稿「天武天皇 19」で紹介した、「多武峰縁起絵巻」(一部)に描かれている中臣鎌足は、クーデター(乙巳の変)を起こした側だったが、蘇我入鹿の首を刎ねる側にまわった中臣鎌足、原日本人が本来持っていたはずの「優しさ」というものが欠片もない人物、ということが容易に想像できよう。確かに、原日本人のDNAを引き継ぐ我々から見ても、蘇我入鹿の首を刎ねた〝中大兄皇子〟、そして弓矢を手にしている〝中臣鎌足〟にしても、絵巻に描かれているのは残忍な人物像だ。このあたりを考えれば、やはり中臣氏は間違いなく、古墳時代に日本列島にやって来た渡来人の豪族の一つで、それも渡来して日も浅い一族だったのではと思っている(尤も、乙巳の変が史実だった場合の話だが…)。

とすれば、中臣氏は古墳時代の何時頃、何処から渡来してきたのか? このあたりについての正確な情報は、現時点で確認することはできないので当面の宿題とし、今回は『天皇系図の分析について』(藤井輝久著)を叩き台に、鎌足本人あるいは鎌足の遠祖が日本列島に渡来した時期、および何処から渡来してきたのかについて検討してみよう。

最初に、上掲書の第四章「有名な貴族の故郷「本貫」は朝鮮半島だった」の冒頭で、藤井氏の書き出しは以下のように始まっている。

日本列島での主要な「支配者=貴族」の殆どは、早いか遅いかの違いがあるにせよ、、皆、渡来人だった


続いて、同章の第一小節「藤原氏の本貫は南韓の「昌寧」伽耶」(p.163)で、藤井氏は中臣氏の本貫を以下のように書いた。

「藤原氏=中臣氏(中=ナガ=蛇=朴氏。倭人)」であり、その本貫は、朝鮮半島南部の比自㶱(昌寧伽耶)

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上代語で読む日本書紀〔仲哀天皇-神功皇后(1)〕


ここで、「倭人」という言葉が出てきた。小生は藤井氏の『天皇系図の分析について』を通読したわけではなく、確認作業で必要な箇所を都度、目を通したに過ぎないこともあり、藤井氏の倭人観は知らない。しかし、改めて強調しておきたいのは、倭人は日本人ではなかったという点である。拙稿「応神天皇の秘密(3)」で引用した、山形明郷先生の言葉を思い出していただきたい。

倭人は現韓半島の南部、すなわち慶尚南道の海岸地帯から、全羅南北道の広汎な地域にわたって住んでいた『在地原住民』なのである。その居住区域は、極めて広く、また、その数は厖大なものであったと思われるのである。
『卑弥呼の正体』p.210

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倭国の版図紹介ついでに、時代を下った百済・新羅・伽耶の正誤版図を以下に並べておこう。この両版図を載せたのは、拙稿「青州で思ふ(5)」であった。

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尤も、倭人=日本人が今の日本における通説になっているので、注意が必要だ。たとえば、デジタル大辞泉は「」を以下のように定義している。

1.日本人の住む国。古代、中国から日本を呼んだ名。
2.(和)日本のものであること。日本的であること。「和の技術」「和に親しむ」


ところで、藤井氏の著した『天皇系図の分析について』の要諦は、最近の世界戦略情報誌『みち』(六月一日号)シリーズの一つ、「常夜燈」(p.16)にあった、以下の記述が語っていたので、一部引用の形で紹介したい。藤井氏の師匠筋にあたる鹿島曻氏の書籍の多くに目を通した身として、鹿島氏の主張する「日本書紀は百済記のコピー」は正しいと思っているので、素直に読める記事であった。

▼藤井輝久氏の主張は「古事記偽書説」などというような生やさしい代物ではない。偽書説ならば、問題の書物が後世にデッチあげた偽物だと糾弾しているだけで、本物が別にあることは何も否定されていない。だが、藤井氏の言うところは、もっと激しく辛辣で容赦がない。

まず、そもそも日本に独自の天皇などはいなかった。扶余系の百済勢力に属する豪族と、長らく高句麗の属国だった新羅に組する豪族とが各地に割拠・対立していた半島勢力による草刈場であったに過ぎない、と藤井氏はにべもない。

この主張は相当にショックである。日本列島には各地に自生した独自の勢力があって、その勢力が互いに殲滅し尽くすのではなく、ある時点で連合国家を作ろうと「談合」した結果として、大和朝廷が成立したと、古事記と日本書紀に従って素朴に私は考えてきた。前方後円墳もまた半島オリジナルで日本が模倣したと主張する韓国人をもうわれわれは笑えないのか?


つまり、以下の飯山さんの言いではないが、日本書紀といった書籍だけではなく、実は人物も百済の〝コピー〟だったことが、藤井氏の本に書かれていることが分かる。流石は鹿島氏の高弟と思ったものだが、それはともかく、上掲の記事は中臣鎌足も、実は実存の人物ではなかったことを暗に示していると云えよう。

では、中臣鎌足は誰のコピーだったのか、このあたりについては、次稿で取り上げることにしよう。

「天智天皇」も「壬申の乱」も,百済や新羅や伽耶の歴史書のコピーだった!

ま,この「説」が↑↑正解でしょう.

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16057898/936/


米中衝突と半導体
前稿「米中衝突の行方」で小生は、渡邉哲也氏の動画「どちらが勝つか?米国vs.中国 半導体覇権」を紹介、以下のコメントを残した。

米中間で繰り広げられている5G戦争で、中国が完全に息の根を止められることを意味している


何故に5G戦争で中国が完全に息の根を止められるのか…、そのあたりを分かりやすく解説していたのが、JBpressの最新記事(6月1日)だ。
半導体の歴史に重大事件、ファーウェイは“詰んだ”

ここで、小生は半導体製造装置メーカーに1年半(1985年11月~1987年6月)、ディスクリート半導体メーカーに11年(1987年7月~1998年9月)と、計12年近くにわたって半導体業界に身を置いた人間だ。しかし、半導体業界から離れて20年以上になることから、今では最近の半導体業界の内情には疎い。

それでも、半導体というものを理解するには、電気・電子工学、半導体の設計・製造・試験、化学といった、多岐にわたる分野の基本を押さえないことには、半導体の基本を理解したとは言えず、当時はあらゆる分野の入門書を貪欲に漁ったものである。それだけに、半導体が絡んだ上掲記事、「半導体の歴史に重大事件」の意味するところ、一般読者よりは理解しているつもりだ。

上掲のJBpressの記事に戻って、何故にファーウェイが完全に息の根を止められるかと言えば、それは同記事の以下の記述に集約される。

2020年5月14日、米商務省が中国のファーウェイ(華為技術)への輸出規制を強化すると発表した。それを受けて、TSMCは2020年9月以降、ファーウェイ向けの新規半導体の出荷を停止する。


これは、中国にとって米国との5G戦争敗北を意味する。何故なら、携帯電話の市場シェアで、第一位のサムソンを猛追しているファーウェイだが、台湾のTSMC社からの半導体供給が近く止まる、つまり、今後のファーウェイは携帯電話の新製品を、市場に送り出すことが不可能となるだけではなく、習近平が主導する一帯一路の頓挫をも意味するからだ。

ともあれ、今の米中衝突の成り行きは予断を許さないが、日本を含めた世界経済に大きな影響を及ぼすのは必定で、日本にも影響が及ぶのは言うまでもない。よって、慎重に今後の展開を見守りつつ、臨機応変に対応していくべきだろう。

蛇足になるが、小生は半導体業界に身を置いていた当時、社長のお供で世界各地を訪れており、今後の米中5G戦争を大きく左右するであろう、TSMCの台湾にも1986年の1月に訪問、台湾の半導体製造メーカーで商談(小生は社長の通訳を担当)を行っている。一通りの商談を終えた後、相手の会社の幹部が〝クリーンルーム〟へ案内してくれた時は、カルチャーショックを受けた。

当時、小生は日本の大手メーカー各社のクリーンルーム(工場の一角にある半導体を製造する部屋)に、仕事で入室することが日女茶飯事にあり、入室前は必ず白衣のような防塵服を着て、エアプロー室で身体や衣類の塵埃を吹き飛ばしてから入室したものだ。だから、自分なりのクリーンルームのイメージができていた。

ところが、台湾の半導体メーカーの半導体製造工場を訪れた時、日本のクリーンルームとのあまりにもの違いに愕然としたものである。以下の写真は奈良市立飛鳥小学校の昭和二十年代の写真で、ガラス窓や石炭をくめるストーブが写っているが、小生が通った小学校や中学校も、今の鉄筋コンクリートの校舎とは違って木造だっただけに、その当時を懐かしく思い出させてくれる写真だが、台湾の〝クリーンルーム〟も、そうした光景を思い出させるような部屋だったのである。一緒に〝クリーンルーム〟を見学した社長も呆れ顔で、「これ以上、台湾の半導体メーカーを訪問しても時間の無駄だ」ということで、翌日には帰国の途に就いている。

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昭和20年代の奈良市立飛鳥小学校(奈良県)

それから34年が経った。その台湾が今や世界の半導体業界の頂点に立っているのが、俄かには信じられない気持ちなのだが、これは現実であり、当時を知る者として隔世の感がある。

話を米中衝突に戻す。ここで、JBpressの他の半導体関連の記事に載っていた図表を眺めていただきたい。

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新・半導体戦争が地政学リスクから勃発する必然的理由【図解・3分完全理解】

同記事は今回のファーウェイを巡る一連の事件を、「第3次半導体戦争」としているが、小生に言わせれば、第1次が日米間、第2次が日韓間の局地戦争とすれば、第3次は単なる米中間の局地戦争ではなく、半導体を巡って全世界をも巻き込んだ、初の〝世界大戦〟だ。

しずかちゃん
読者の皆さんは子供時代、『ドラえもん』に夢中になった一時があったのではないだろうか。また、主人公の野比のび太が好きだったクラスメイトの女の子、しずかちゃんという女の子を今でも覚えているはずだ。

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しずかちゃん

小生、しずかちゃんを今でもテレビで目にすると、時々だが思い出すもう一人の「しずかちゃん」がいる。元代議士の亀井静香(かめい・しずか)氏だ。

「お前はどうして、可愛いしずかちゃんと、おっさんで寅さんのような四角い顔をした、亀井静香なんかを一緒にするのだ」と、しずかちゃんファンの読者には怒られるかもしれないが、実は二人に共通するものがあるのだ。それは、「人情」。「任侠」と言い換えてもよい。

元警察庁長官官房調査官であり、自民党の元政務調査会長を務めた亀井静香氏、小生は同氏の講演に二回ほど足を運んだことがあり、生の同氏の醸し出す人間性に直に触れている。

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亀井静香氏の左側に座る二人、何処かで見たような…

上掲の写真は、『月刊日本』主催のパーティで撮られたものだが、写真に写る亀井氏、何処にもいそうなおっちゃんに見える。その亀井静香氏を掲示板「放知技」の常連さんの一人、はぐらめいさんが記事に取り上げていた。
大量の国債発行と自由に使える地方交付税を!(亀井静香)

はぐらめいさんが同記事で紹介していた、FNNプライムオンラインによる亀井静香氏のインタビュー記事、やはり放知技の常連さんの一人、mespesadoさんも同記事を読んで、「何と、今回は凄まじく善いことを言っていました」と感想を述べているが、小生も同感でR。

小生は毎朝、首相動静に必ず目を通しているが、二~三ヶ月に一度のペースで、亀井氏は安倍総理と毎回30~40分ほど、差し(本音)で語り合っている。もし、近く総理と再び差しで語り合うようなことがあれば、是非、「大量の国債発行と自由に使える地方交付税」を、総理にも強く訴えて欲しいと思う。


亀井静香代議士の「お母さん」

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