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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
貴族の時代 04
前稿「貴族の時代 03」では、本来の飯山史観シリーズの流れから外れて、「日本列島」、「天皇」、「日本人」という、日本史を俯瞰する際に不可欠となる、三つのキーワードについての話に始終してしまったことから、今回こそは今までの飯山史観の流れに筆を戻すつもりでいた。

しかし、別の拙稿「米中衝突と香港」で武田邦彦氏の動画シリーズ、「終戦の日から人類解放の日へ」(全17話)を紹介、今朝から見始めたところ、グイグイと引き込まれ、結局、全17話を通しで見てしまった。そして思ったことは、今までに飯山一郎、栗本慎一郎、鹿島曻、落合莞爾、天童竺丸といった先輩方の史観の影響を受けていたこともあり、ここ飯山史観カテゴリでは先輩方の史観を時々取り上げていたが、今後は武田(邦彦)史観も加えることになるだろうということだった。

よって、今回筆を進める予定だった、藤原氏の出自についての記事は次回に回し、今回は武田氏の動画シリーズ、「終戦の日から人類解放の日へ」を一本ずつ紹介するとともに、何故に同シリーズに引き寄せられたのかについて、時々コメントを挟む形で述べてみたいと思う。

最初に、「米中衝突と香港」でも紹介した、「終戦の日から人類解放の日へ」の第一回目を再掲する。


終戦の日から人類解放の日へ(1)人類の歴史は鉄器ではじまった

【コメント】
小生が中学生あるいは高校生だったのは、1960年代後半から1970年代前半にかけてだったが、当時の学校で小生に歴史を教えていたのは、ほぼ全員と言っていいほど日教組の息のかかった教員だった。だから、我々の国日本は、先の大戦で他国を侵略した悪い国という先入観を、彼らに植え付けられたというわけだ。しかし、その後は高校を卒業して一年間働いて旅行資金を貯め、三年間の世界放浪の旅を体験、その時に日本を祖国として捉えるという、当たり前の感覚を取り戻せたように思う。例として、拙稿「暗黒時代を生きる若者」に載せた、パナマ運河での体験の一部を以下に再掲しておこう。

展望台でパナマ運河を眺めているうち、遠方から近づいてくる貨物船に気づいた。そして近づいて来る船の船首に掲げていた日の丸を目にした途端、父そして母のいる遠い故郷を思い出し、不覚にも涙がこぼれてしまった。

20060105.jpg


帰国後、近隣のアジア諸国、たとえば、台湾、マカオ、香港、サイパン、インドネシア、フィリピン、シンガポールなどの国々を、会社の夏休み等を利用して訪れた。どの国も戦中は日本の〝植民地〟だったのにも拘わらず、何故か接する人たちに親日的な人たちが多く、次第に学校で習った、「侵略した日本軍」との落差に気づくようになり、何故なのかと考え込んでしまったのである。

爾来、落差の正体を突き止める〝追究の旅〟が始まった。多くの書籍に目を通したり、多くの識者の言葉に耳を傾けたりしてきた。やがて、学校で教わったの全容が掴めた頃、民族派ジャーナリストの山浦嘉久さん、世界戦略情報誌『みち』の天童竺丸編集長と知己になり、完全に本当の日本を自分に取り戻せたといっても過言ではなく、今ではお二方に大変感謝している。だからこそ、昨日から今朝にかけて観た、武田氏の動画「終戦の日から人類解放の日へ」、武田氏の云う「人類解放」の深い意味が瞬時に掴めたのだろう。

終戦の日から人類解放の日へ(2)鉄器と分化の後は上流階級の人が変わだけ

終戦の日から人類解放の日へ(3)歴史家は私生活だけ

終戦の日から人類解放の日へ(4)技術の進歩も悲惨さを増やしただけ



終戦の日から人類解放の日へ(5)ピラミッド型社会構造の発展と最後

【コメント】
上掲図の左側に三角形が三つ並んでいるが、一番右側の大きな「世界ピラミッド」こそ、小生が日頃書いている「世界権力」である。大東亜戦争当時、世界の諸国のほとんどが世界権力の支配下に入ったが、一国だけ抵抗した国、それが日本だった。そのあたりを図解で示しているのが、上掲図の右側の世界地図である。


終戦の日から人類解放の日へ(6)白人世界帝国・最後の攻撃

【コメント】
先の大戦で日本が白人世界帝国から、総攻撃を受けたことを示しているのが上掲の世界地図だ。日清戦争で白人側に寝返った清国を破り(1894~95)、日露戦争(1904~05年)で日本の植民地化を狙っていたロシアを破り、第一次世界大戦と日中戦争を挟んで、大東亜戦争では、フランス、イギリス、オランダ、といった白人世界帝国を次々に破ったものの、アメリカに対しては前半は勝っていたが、後半では原爆を二度にわたって落とされて敗れた。しかし、戦争には敗れたが、究極的に大東亜戦争の目標を実現できたことは、その後に至って多くの国々が独立したことからして明らかで、まさに1945年8月15日は人類解放の日となったのである。


終戦の日から人類解放の日へ(7)日本の戦争で国と人が平等になる

【コメント】
上掲の図が示す意味は大きい。550万年前に誕生した人類の祖先は、今から3000年前に鉄を発明し、それまでの石器による農業よりも生産性が10倍に高まった。その後も多少の技術的な進歩は見られたものの、3000年前から1945年まで、世界の生活様式は殆ど変化はなかったと云えよう。しかし、1945年8月15日の終戦を機に、史上初めて人類解放を実現、全く新しい世界が目の前に広がったのである。

終戦の日から人類解放の日へ(8)人類を新しい時代に導いた英雄たち(1)

終戦の日から人類解放の日へ(9)人類を新しい時代に導いた英雄(2)

終戦の日から人類解放の日へ(10)終戦の日→人類解放の日

終戦の日から人類解放の日へ(11)その結果(日本、黒人、女性)

終戦の日から人類解放の日へ(12)日本は戦争に負けたのか?

終戦の日から人類解放の日へ(13)科学技術も解放された!


終戦の日から人類解放の日へ(14)お金はまだ解放されていない

【コメント】
1945年以降、人種・性別・科学技術(家電製品等)といった分野で、人類は着実に「平等」に向かって進んでいるが、今日に至っても未だに「平等」を実現できていないのが「お金」だ。しかし、今の世界で「お金」の平等社会を実現できそうな国は一握りで、そのうちの一国が日本である。これが事実であることは、メスペサド理論を追ってきた放知技の読者であれば言わずもがなだろう。今回のコロナ禍を機に、一人でも多くの人たちが声を上げれば、人類史上初めて「お金」で平等な国造りを、日本で実現できる。

終戦の日から人類解放の日へ(15)日本とナチスドイツ

終戦の日から人類解放の日へ(16)なぜ、日本の学者は間違ったのか?

終戦の日から人類解放の日へ(17)なぜ、おじいさんは悪いことをした

ご参考までに、その他にも武田氏の歴史シリーズが幾つかある。

全26話の「反日の根源」
全14話の「大きな歴史・小さな事件」


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国士渡邉正次郎08
「国士 渡邉正次郎}」シリーズの第八号をお届けする。前回紹介した「⑲田中真紀子殺しに加担したテレビ番組」、および「⑳政治家にあだ名をつけました」以降、公開された新動画は以下の通りである。


㉑中国の恐るべき脅威と真実


㉒ダメ政治家が何故増える?


㉔政界進出のジャニタレ

前稿でコメント21を渡邊氏のブログに投稿して以降、特に小生の新しいコメントは投稿していない。

それから、23番目の動画「TVの「イケメン」連発に怒髪止めさせた?? 601」、6月1日に公開予定とあるので、明日公開されることを期待したい。6月4日公開予定の24番目の動画、「政界進出のジャニタレ」が先に公開されているが、動画アップ時の誤操作によるものと思われる。なを、25番目以降に予定の動画は以下の通りのようだ。

25番目動画「血を見る兄弟姉妹は、他人の始まりシーン??」(6月7日)
26番目の動画「裏切るヤツは、二度三度!実名暴露??」(6月10日)


【追加】
その後、「㉓イケメンという言葉に激怒」が公開されたので、以下に転載する。


㉓イケメンという言葉に激怒

また、その後追加したコメントは以下の通り。

コメント22
コメント23
コメント24


米中衝突と香港
前稿「米中衝突の行方」を執筆して以降、 全人代が香港版国家安全法(草案)を可決したこと巡って、米中衝突の狭間で揺れていた香港が一層激しく揺れ動いている。それに反応したのが放知技の常連さんの一人、ひとことじーさんだった。そして、ひとことじーさんの投稿に対して、mespesadoさんが早速レスという展開となった。

ひとことじーさんは、(中国が)香港を併呑した後、次は、中共による台湾侵略だろうと意見を述べた後、以下のような疑問を呈している。

中共軍が、その先の世界戦略を描いているのかどうか・・・。


それに対してmespesadoさん、ひとことじーさんの問いかけに答える代わりに、ひとことじーさんがが引用した福島香織女史の記事内容についてレス、そのレスで小生の目に留まったのが、mespesadoさんの「工作員」という言葉だった。

mespesadoさんは香港の暴徒について、「実際は西側の黒い勢力の実際の工作員」と考えているようで、さらに「中共と対立する側も所詮は西側資本主義の利権者であって、どっちも黒いことにかわりはなく、どちらかの肩を持つというのは無邪気過ぎる態度だと思う」と述べているが、小生も全くその通りだと思う。

mespesadoさんの云う、「香港の暴徒の黒幕は西側の工作員」説を裏付ける記事には事欠かないが、少々古くなるものの、一本だけ引用しておこう。それは、「香港デモが「テロ活動」へとエスカレートする日」という記事で、以下の記述に注目されたい。

トランプ米大統領との戦いで劣勢に立たされている米エスタブリッシュメント層(=反トランプ派)、および習近平政権との戦いに敗れつつある上海閥から、林鄭氏が少しずつ距離を取ろうとしていることの兆候かもしれない。


上掲記事の筆者である丸谷元人氏(危機管理コンサルタント)は、「米エスタブリッシュメント層」と表現しているが、小生は米エスタブリッシュメントの代わりに、国際金融資本という言葉を用いて、拙稿「米中衝突の背景」で以下のように書いた。

巨視的に見れば、平和派の国際金融資本と戦争派の国際金融資本との間における、代理戦争ならぬ代理対立こそがトランプvs.習近平対立の本質なのだ。


つまり、丸谷氏は恰も「米エスタブリッシュメント層」は一枚岩のように書いている。一方で小生は、米エスタブリッシュメントは一枚岩ではないとする違いがある。つまり、戦争嫌いというか、基本的に平和志向のトランプは、明らかにハト派エスタブリッシュメント側に属しおり、一方、南シナ海をめぐって中国とベトナムの対立が激化している例を挙げるまでもなく、強硬路線を貫く習近平は、背後にいるタカ派エスタブリッシュメント側に属している。このように、国際金融資本が二派に分かれているのが、昨今の米中対立の本質であると小生は思う。

さて、ひとことじーさんの問いかけ、「中共軍が、その先の世界戦略を描いているのかどうか」について、小生なりに思っていることを以下に書いておこう。最初に、中共の正体から…

■大東亜戦争時、白人側に立った中国
数日前に見た武田邦彦氏の動画の中で、強く印象に残った動画がある。それは、先の戦争、すなわち大東亜戦争は、人類解放の戦争であったとする武田氏の話だ。たとえば、日本軍に〝占領〟された台湾、当時の日本軍は台湾人を「平等」に扱っていたこともあり、今でも台湾は親日国の一つだ。台湾以外にも、大東亜戦争で日本が自国を植民地支配から解放してくれたと、日本に感謝している親日国が実に多い。そうした中、例外的な国がある。中国だ。何故なら、中国は大東亜戦争当時(そして今でも)、白人側に付いた国だったからだ。だから、現在では親日の振りをしているが、その腹は反日であることは今も昔も変わりはない。その点、中国の属国である韓国も同様だ。その意味で、少し古い動画になるが、武田氏の「終戦の日から人類解放の日へ」シリーズ、飯山史観を編集中の身として一通り観ておきたいと思っている。ちなみに、以下はシリーズ第一号。


終戦の日から人類解放の日へ(1)人類の歴史は鉄器ではじまった

■習近平と安倍晋三の違い
拙稿「800年周期」で、小生は以下のように書いた。

アフリカを巡る中国と日本の鍔迫り合いにしても、日中の姿勢の違い、今やアフリカの人たちにも見抜かれてしまっている。
アフリカ開発会議「安倍演説」に込められた、中国と日本の大きな違い


このように、中共の正体が分かれば、「その先の世界戦略」も凡そ読めてくる。つまり、一帯一路といった現行の路線を、強行に貫くしか残された道はなく(そうしないと中共が崩壊する)、行き着く所まで行って、最後は崩壊の道を辿るだろうと小生は思っている。

【追記1】
ここで、過去に幾度か取り上げたことのある、行政調査新聞の最新記事を紹介したい。
<海外情勢>火を噴く東アジア

一通り目を通すに、香港版国家安全法の及ぼす影響は単に香港だけではなく、北朝鮮と台湾を含めた東アジア全体に及ぶことが分かる。ただ、同紙が主張する諸点で同意できかねぬ箇所が多々あり、そのあたりを割り引いて読むことをお勧めする。例えば…

・『フォーリン・アフェアーズ(Foreign Affairs)』を高評価
(亀さん評)同誌のバックは外交問題評議会であり、名誉会長にデイヴィッド・ロックフェラーが就いていることを頭に置いて、同誌を手に取るべきだと思う。
・日本はバブルを迎える
(亀さん評)メスペサド理論を知る放知技の読者なら、笑止千万だろう。
・中国は強大化の道を歩んでいる
(亀さん評)世界の警察官を辞め、アメリカ・ファースト路線を貫くトランプ政権を見れば、確かにアメリカの衰退と見えなくもない。しかし、アメリカだけではなく、コロナ禍を契機に他国においても、反グローバリズムの動きは世界的な潮流となっている。また、拙稿「米中衝突の行方」にも書いたように、米国がファーウェイ製品の使用禁止を1年延長した影響を思えば、とても「中国は強大化の道を歩んでいる」とは思えない。


その他、黒川事件を引き合いに、「安倍政権に激震が走った」といった主張だが、確かに支持率低下などを見れば、そう主張したくなるのも分からないでもないが、政治は最終的に結果がモノを云う世界であって、一般人の物差しでは推し量ることのできない世界だ、ということを同紙は忘れているように見受けられる。

それにしても、最近の行政調査新聞は、一体全体どうなってしまったのか…。かつては同紙を熱心に読んだ一人として、実に残念な思いがする。

【追記2】
本文で、「台湾以外にも、大東亜戦争で日本が自国を植民地支配から解放してくれたと、日本に感謝している親日国が実に多い」と小生は書いたが、そのあたりを正確に理解する上で、以下の動画をお勧めする。この動画により、大東亜戦争の本質が分かるはずだ。


【武田邦彦】洗脳により消されかけた事実!是非皆さんもご自分で調べてみてください。

貴族の時代 03
コロナ騒動が勃発してからというもの、小生は奇妙な感覚に陥っている。それを一言でいうなら、シンクロニシティ…。

つまり、「日本列島」、「天皇」、「日本人」についての見方・考え方で、互いに共鳴(シンクロニシティ)できる人たちが、意外と周囲に多いことに気づいたのだ。今回は、そうしたシンクロニシティを感じた人たち数名に登場していただこう。

■水島総・林千勝
拙稿「米中衝突の背景」で紹介した、水島総氏と林千勝氏による特別対談の動画について、小生は放知技で以下のような感想を述べた。

ちなみに、同動画の後半は、日本人の心の中にある天皇についての話で、小生は二人(林千勝氏と水島総氏)の天皇論に同感である。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17178824/218/


■武田邦彦
どのような点を以て、小生は水島氏と林氏の天皇論に同感したのか? そのあたりについて述べるにあたり、シンクロニシティを感じたもう一人の識者、武田邦彦氏の物の見方・考え方を紹介しなければならない。何故なら、上掲の林氏の場合、「天皇は世界の宝」と指摘しているだけに過ぎないのだが、武田氏の場合、さらに深く掘り下げ、日本人が天皇というものを誕生させたものこそ、「日本列島」に他ならないことを突き止めているからだ。そして、その武田氏の解は、小生が前々から考えていたことと一致していた! 以下、武田氏の動画、および小生のブログ記事・掲示板「放知技」への投稿を、時系列で紹介しつつ、武田氏と小生が共通して抱いている、「日本列島」、「天皇」、「日本人」について紹介するとともに、簡単な解説を加えてみたい。

5月10日、小生は「天武天皇 18」と題するブログ記事をアップ、「■日本人と天皇」という小節で以下のように書いた。

なぜ日本列島に天皇が誕生したのか…、こうした他国にはなく日本人だけにある民族気質が醸成されたのも、やはり日本列島に答えを求めるしかない。なを、日本列島についてさらに深く知りたくなった読者は、拙稿「奇跡の日本列島」に一度目を通していただければと思う。


すると、一週間後の5月16日、武田氏が以下のような動画をアップ…。


【武田邦彦】ついに来ます!本当の「日本」が復活する日が。私は心からそう思っています

最初に、武田氏はコロナ禍についての総括から話に入り、続いて日本が成功した理由として、日本人の民族的な気質にあると言及した。

つまり、今回のコロナ禍を日本が乗り越えることが出来たのは、日本列島そのものに解があると武田氏は指摘しているのだ。換言すれば、日本列島に住む人たちの間で醸成された「平等」という概念こそ、日本が世界で最もコロナ克服に成功した国の一つになったと、武田氏は主張しているのである。

この「平等」という思考行動様式が、日本人の民族気質になったのも、日本列島が北半球では唯一の温帯に属する列島だったからだと武田氏は語っていたが、このあたり、上掲のブログ記事で小生が主張した、「日本列島に答えを求めるしかない」と根底で繋がっているのだ。そうした他の地域にはない、「平等」という民族的気質を醸成した、日本列島に住む人たちの間から世界唯一の「天皇」が誕生した。つまり、世界の他地域で誕生した「王様」とは、根本的に異なるのが天皇なのである。

これは、日本列島に住む人たちが、彼らの中から一人だけ長(おさ)を選び、長以外の全員が「平等」であるという社会を、世界で唯一実現した国だったことを意味する。要するに、階級(身分)制度や奴隷といったものが、日本列島には生じなかったということ。これが、武田氏が言う所の世界唯一の「平等」の国として、日本列島を挙げる所以である。

もう一点、加筆しておきたいことがある。それは、「高き屋に登りて見れば煙立つ民のかまどはにぎはひにけり」(仁徳天皇を偲ぶ詠歌)だ。

5月22日、上掲の武田氏の動画「ついに来ます!本当の「日本」が復活する日が」について、小生は放知技で報告を行った。

シンクロニシティとでも云うのでしょうか、最近小生が取り上げるようになった日本列島と霊性の結びつきについて、武田邦彦氏も以下のような動画をアップしていたのも、とても偶然とは思えず、武田氏と小生というか、コロナ禍を体験中の現代人の深層心理が、何処かで結びついた(顕在=シナプス伝達)ような気がしてなりません。
【武田邦彦】ついに来ます!本当の「日本」が復活する日が。私は心からそう思っています

……中略……

ともあれ、古の人々は、『新古今集』に見出せる仁徳天皇を偲んだ詠歌、「高き屋に登りて見れば煙立つ民のかまどはにぎはひにけり」を例に挙げるまでもなく、精神の崇高さでは現代人よりも遥かに上でした。しかし、三千年前に誕生した寄生虫(DS)のため、一部あるいは大半の人類の精神は、寧ろ退化していく一方だったのも紛れもない事実です。

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17178824/261/


5月25日、武田氏が新動画をアップしたので観たのだが、非常に驚いたことがある。


【武田邦彦】15分だけ時間ください!私が生きているうちに皆様にお伝えしたい重要な話。

何に驚いたのかと云えば、5月22日に小生は放知技の投稿に以下を書いたことと関連する。

古の人々は、『新古今集』に見出せる仁徳天皇を偲んだ詠歌、「高き屋に登りて見れば煙立つ民のかまどはにぎはひにけり」を例に挙げるまでもなく、精神の崇高さでは現代人よりも遥かに上でした。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17178824/261/


なんと、武田氏も上掲の動画「15分だけ時間ください!」で、「高き屋に登りて見れば煙立つ民のかまどはにぎはひにけり」を、数度にわたって言及していたのだ。このあたり、偶然を超えた「神計らい」を感じたものである。

ともあれ、同動画は天皇を唯一の長とする発想は、世界の他地域の何処にもなく、日本(およびツラン)独特の体制だった上、それを可能にした背景を具体的に武田氏は述べているので、それだけでも同動画を観る価値はある。

また、〝特殊な組織論〟を教えてくれた動画でもあった。金儲けしか頭にない今の日本の組織のトップ連中にとって、武田氏の話は実に耳の痛い話になったはずだ。

その他、放知技で活発に行われた男系天皇を巡っての議論、そのあたりを武田氏はサラリと、実に的を得た見解を述べていた。

ところで、上掲の動画で武田氏は、「日本人は天皇陛下の子どもだ。だから、日本人全員が血が繋がっている」と述べた。こうなると、最近の拙ブログで連載している、「国士渡邉正次郎」の渡邊氏に、ここで登場してもらわなければならない。

■渡邉正次郎
最近、「国士渡邉正次郎」と題するシリーズを、小生は時折ブログ記事にしているが、今までに紹介してきた渡邊氏の動画を観た読者は、同氏が今の国会議員に最も恐れられている、漢であることが分かったと思う。その渡邉氏、遠祖を辿ると嵯峨天皇に行き着く…。

私は嵯峨天皇の皇子、融(とおる)、嵯峨源氏、源(みなもと)の融の四代目の孫の源の綱(つな)、のちの渡邊の綱で、大江山の鬼退治をした綱の子孫です。
『芸能人、ヤクザ、政治家は弱い者イジメが大好き』p.227


渡邊氏の実父・渡邉政直についてだが、「永田町の性器に天罰!」というブログ記事で、渡邊氏は以下のように実父について述べている。

「会津小鉄会」、「山口組」「稲川会」「住吉会」「極東会」も、正次郎の父、浅草「大羽組」二代目の渡邉政直が、「山口組」田岡一雄三代目と五分兄弟だった
永田町の性器に天罰!


渡邊氏の本やブログを長年にわたり追ってきた小生が、コロナ禍をきっかけに、渡邊氏にアプローチすることにしたのは、史上初めての独立国家を果たせるかどうかという、絶妙のタイミングに日本があるということが一点。そして、コロナ禍以降に訪れるであろう、世界的なパラダイムシフト(大転換)を肌で感じ取り、日本を動かすには国会議員からと判断したからだ。だから、今の国会議員に最も恐れられ、最も影響力のある渡邊氏にアプローチしたのも、こうした理由に依る。

ところで、本記事の冒頭で小生は、シンクロニシティという言葉を登場させた。実は、「シンクロニシティ」そのものの題名で過去に記事を書いたことがある。
シンクロニシティ

同稿の最後に、中央公論社の世界の名著シリーズの『マキアヴェリ』で、ヴィルトゥとフォルトゥナについて言及した箇所を引用したが(p.38~40)、それを久しぶりに読み返すに、今回のウイルス禍は人類が劇的に変わり得る千載一遇のチャンスだ、と改めと思ったのである。よって、ヴィルトゥとフォルトゥナについての行を以下に再掲しておこう。

マキアヴェリ以前の人々はフォルトゥナは気まぐれで彼女のお気に入りの人々にのみほほえみかけるものだと考えていた。しかし、マキアヴェリの独創的なこれらの考え方は、以前からの一般の見解を修正した。彼によれば、事態をコントロールする機会は、短い瞬間においてのみ人閲に与えられている。つまり、好ましい情勢をつかみとることこそヴィルトゥなのである。このように好ましい情勢にヴィルトゥを一致させるという考えは、マキアヴェリの政治思想のうちのもっとも菟命的た姿を示すものなのである。この相対主義は、『君主論』の全巻を通じてひろがっていくことになる。ここにおいてヴィルトゥは、観察と選択と果断によって構成されることとなった。
『マキアヴェリ』p.38


それから、天皇と日本人について追記しておくことがある。〝血縁〟の観点から見るに、我々一人一人の遠祖の誰かが、皇室と血縁で繋がっているという事実だ。拙稿「民のかまどより公を想ふ」で、小生は以下のように述べた。

渡邉氏の選挙演説の内容を伝えながら、「(渡邉正次郎氏のように)高貴な血筋の方は、小生なんかと違いますねぇ…」と言うと、栗原さんは以下のように語ったのだった。

亀ちゃん、お前にも皇室の血が流れているんだよ。いや、日本人なら何処かで皇室の血が流れているのだ。しかし、だからと言って、それが偉いということでも何でもない。

民のかまどより公を想ふ


当初、本稿では飯山史観の「貴族の時代」の続きとして、貴族型政治を実現させた藤原氏の出自について書くつもりでいた。しかし、貴族型政治や藤原氏の出自を語る前に、どうしても、「日本列島」、「天皇」、「日本人」について、ここで俯瞰しておくべきだと判断したので、今回のような記事内容になった次第だ。

次回は、藤原氏の出自について筆を進める予定。

米中衝突の行方
5月16日の拙稿「米中衝突の背景」で、小生は以下の動画を紹介した。


米大統領の本気|断交示唆|米上院議員提出の対中制裁法案の中身とは?

上掲の動画は、「最早、習近平との対話を望んでいない」と、5月14日にトランプが公の場で発言したニュースについての動画で、トランプのアメリカが中国と断交する意志を示した動画であった。その時、小生が注目したのは、60日以内に武漢ウイルスの説明責任を果たすよう、アメリカが中国に対して要求したことだった。だから、向こう二か月間、米中の間でどのような動きがあるのか、事の成り行きを慎重に見守っていくつもりでいた。

20052701.jpg

ところが、翌日の5月15日、衝撃的なニュースが流れた。
米国がファーウェイ製品の使用禁止を1年延長

しかも、今回の延長は単なる延長ではなかった。アメリカがファーウェイに対する規制以外に、ECRA(米国輸出管理改革法)を科したことで、一層規制が厳格化されたこととなり、小生は思わず目を剥いた。それは、今秋の大統領選、台湾のTSMCがファーウェイとの取引を止め、米国に新工場を建設することを決定する等、今までの様々な一連の動きが一本の線になったからだ。そのあたりの詳細は、渡邉哲也氏が以下の動画で解説している。


【教えて!ワタナベさん】どちらが勝つか?米国vs.中国「半導体覇権」[R2/5/23]

この動きは何を意味するか? これは、米中間で繰り広げられている5G戦争で、中国が完全に息の根を止められることを意味しているのだ。こうなると、窮鼠猫を噛むではないが、米中間で本物の戦争(熱戦)が勃発、最悪の場合は核戦争を想定しなければならなくなる。

以下の動画は三時間半以上に及ぶ長い動画だが、コマーシャルを挟んで主に三つの主テーマに分けて識者の間で議論が交わされており、上掲の米中衝突の可能性については、最初の一時間をかけて熱い議論が交わされてるので、最初の一時間だけでも耳を傾けることをお勧めしたい。


【経済討論】ウイルス後の恐るべき未来[桜R2/5/23]

同動画の場合、米中間で熱戦(本物の戦争)になると主張する識者がいる一方、今まで通り冷戦状態を保つと主張する識者とに明確に分かれていた。具体的な議論の内容は同動画で確認していただくとて、小生は中国の歴史を鑑みるに、熱戦にはならずに今の状態、つまり冷戦状態を今後も保つと見ている。第一、本物の戦争となれば(最悪の場合は核戦争)、米中が相互に受ける損害は想像を絶するものがあり、〝平和派の世界権力〟も、決して本物の戦争を望んでいないはずだからだ。

今後、米中の間で新たな動きがあれば、再び米中衝突について記事にする予定だ。

堕落した医師会
武田邦彦氏の最近の動画で、タイトルに引かれた動画があったので見てみた。


【武田邦彦】冗談じゃない!この事実に耐えられますか? 私は耐えられません!とくに一番悪いのは・・・

動画を拝見するに、どうやら今回のコロナ禍における日本医師会の対応や、出鱈目な報道を流した大手マスコミに対して、武田氏の怒りが爆発した動画だと分かった。

日本医師会と言えば、医師会代表を25年間の長きにわたって務めた武見太郎を思い出す。拙稿「ロスチャイルドとノーベル賞」にも書いたことだが、武見の心友であった藤井尚治について多くを小生は知っているが、武見が信頼し切っていた藤井博士は、紛う方なき名医中の名医で、武見が自身の診断を任せたのは藤井博士ただ一人であった。

武見亡きあとの医師会だが、今日に至っては目も当てられないほど堕落し、単なる金の亡者に成り下がっていることが、今回の武田邦彦氏の動画で良く分かった。ここで、ふと思い出したのが、飯山一郎さんが掲示板「放知技」に書いた、以下の投稿だ。

厚生省や日本医師会から弾圧を喰らった.
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16117851/415/


厚生省や日本医師会から、どのような弾圧を飯山さんが食らったのかについては、上掲の本人の投稿で確認していただくとして、ふと思って念のため日本医師会のホームページにアクセスしてみたところ、ホームページの冒頭に以下の文句が掲げてあったのには嗤ってしまった。

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ついでなので、もう一つ健康に関する飯山さんのHP記事を紹介しておこう。

乳酸菌サプリも含め、サプリなんかは一切買うな!
◆2013/01/10(木) 儲ける商売人は説明も上手い


あまりにもストレートな物の言い方…、いかにも飯山さんらしいと改めて思った(見直した)。国民から高い受信料を取り立てる詐欺師紛いの反日放送局NHKを除き、民放では連日のように、これでもかこれでもかとウンザリするほど、薬、サプリメント、健康器具、健康食品の大量のコマーシャルを流している。上掲のHP記事で飯山さんが書いていたが、玄米を主食にした食事を、最低百回は咀嚼して一日一食を貫き、あとは適度にゴキブリ体操、ヨガ、散歩、太陽凝視等をするだけで、我々の健康は保てるものであり、医者知らずの健康な身体になるものなのだ。

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薬で思い出したんだが、数年前、拙稿「〝最後〟の同窓会」に、敬愛する今東光和尚の薬についての逸話を書いたことがある。関心のある読者は一読されるとよい。

編集者 「で、薬は効くんですか?

和尚 「冗談じゃない。こんな薬、効くわけがないだろうが

以来、全国の製薬会杜から、一個の試供品も送ってこなくなった。
『最後の極道辻説法』p.258


貴族の時代 02
今の小生は、天武天皇シリーズ(計19回)という、「飯山史観」最大の山場を終えてホッとしている。何故なら小生にとって、天武天皇シリーズを終えたということは、マラソンに喩えるなら、ちょうど折り返し地点を通過したことを意味するからだ。勢いに乗って次のシリーズ「貴族の時代」にも早速着手、最初の「貴族時代01」を先日アップした。さらに続けて、貴族の時代の続きを書くつもりでいたが、思うところあって、今まで書いてきた飯山史観を振り返り、これから飯山史観の完成に向けて何を書いていこうかと、一旦立ち止まって考えてみることにした。

■今までの飯山史観
最初に、今までに書いてきた飯山史観を振り返ってみた。

宇宙開闢から飯山史観の連載を開始、人類誕生まで一気に時間の針を進めた。その後の人類は脱アフリカを果たし、主に三つのルートに分かれて世界各地に散っている。一つはヨーロッパに向かったグループ、もう一つはインド亜大陸経由でオーストラリアに向かったグループ、そして最後の三つ目のグループはシベリアへと向かった。シベリアに流れて当地に定住したグループから、様々な民族が誕生、ツランという民族大集団となり、人類初の文明が誕生した。そのツラン文明を源流として、やがて黄河、インダス、メソポタミアで文明が開花している。

次に、視点を日本列島に移してみた。

北方から来たツランの民、そして南方から来た黒潮の民が日本列島で合流、やがて古代日本語の母胎となる言葉が誕生した。その日本列島は北半球で唯一の温帯列島であり、日本列島でしか醸成し得なかったであろう、他地域にはない独特の民族気質を持つ原日本人が誕生した(紀元前1万5千年前頃)。

日本列島に根を下ろした原日本人は最初、狩猟中心の生活を営み、列島各地を流浪していたが、やがて縄文時代に入ると、三内丸山遺跡に見られるように、狩猟型から農耕型へと生活様式が大きく変化、それに伴って定住化が進んだ(紀元前5千年頃)。

約二千年ほど前、古墳文化を背景にした幾つかの集団(豪族)が日本列島に侵入、古墳時代が幕を開けた(紀元前後)。

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天武天皇

諸豪族による群雄割拠が続く日本列島に、今度は百済が侵入、天武天皇によって日本の建国が成し遂げられ、ほどなくして貴族(官僚)型の時代へと移行した。爾来、千年以上にわたって貴族型の社会が今日に至っても続いている(7世紀)。

以上が、今までの飯山史観(計66回)で書いてきた主な流れである。

■今後の飯山史観
次に、飯山史観の完結に向けて、どのような内容で今後は筆を進めていくべきかを考えてみた。

まず、手始めに前稿「貴族時代01」を読み返してみた。藤原氏(藤原不比等)以降、千年以上にわたって今日に至るまで綿々と続く〝貴族支配〟の日本、そして、「中央集権」と「地方分権」という〝リズム〟が、交互に繰り返されてきたことを同稿で確認した(出世外人さんの物差しに基づく。拙稿「貴族時代01」参照)。

日本で歴史が始まって以降、貴族支配型国家という国の形を基本的な骨格として、その後千年を超えて日本の歴史が続いている。その期間の表層的な国の形を大雑把に分類するとすれば、以下のようになろう(飯山さんの二本の物差しに基づく。拙稿「天武天皇 19」参照)。

1.貴族の時代(~平安時代) 藤原道長の時代に藤原氏は絶頂期を迎えた
2.武士の時代(鎌倉時代~江戸時代) 武士が誕生、やがて徳川家康が武家国家の礎を築いた
3.立憲君主の時代(明治維新~大東亜戦争敗戦) 明治維新を迎え、立憲君主型の国家に変貌を遂げた
4.属国の時代(敗戦~平成末期) 敗戦によるGHQ占領が始まった
5.半属国の時代(平成末期~) ネオコンを官邸から追放、半独立国家を勝ち取った


大体以上のような流れで筆を進めていく予定だ。そして、最終章となる完結編では、半属国からの脱皮を図るべく、コロナ禍を引き金とする大転換期の波に乗り、日本史上初の独立国の時代を目指している最中であることを筋道を立てて述べ、日本精神(霊性)を取り戻すまでの道程を示すことができればと思う。

つまり、我々は日本人として何ができるかということを、一人一人が考え、実行に移すことを促すような内容の最終章にしたいと思っているのだ。そうした我が国が歩むべき将来への指針(羅針盤)を書き終えるのは、早くて一年後、あるいは数年が必要になると思うが、最終的に150本前後の飯山史観ブログ記事を、一枚のPDFファイルに纏め終えた時点で、飯山史観の完成となる。

今までのように飯山さんの記事や投稿を単に読んで、「なるほど、なるほど」と感心するだけの時はもう過ぎた。これからは、自分の頭で考え、判断し、行動に移していくことが肝心で、それこそが、飯山さんへの何よりの供養となろう。
『飯山一郎最終講義』p.154


ここで、大きな日本史の流れというか、マクロの視座で飯山史観を執筆していくことを念頭に、取り上げたいテーマは数多くある。そうしたテーマで思いついた項目の一部を、時系列を無視して以下に列記してみた。

・藤原氏の出自(正体)と深謀
・藤原氏の最盛期(藤原道長)
・武士の台頭
・東北の地におけるアテルイと突厥
・明智光秀と天海
・武家国家を成立させた徳川家康の偉業
・律令国家(令和の令は律令の令)
・失敗だった明治維新
・GHQの仕掛けた罠、その罠にはまった日本
・米中対立に見る世界権力(黒い貴族)の正体
・現在進行形のパラダイムシフト
・バクス・ブリタニカ→バクス・アメリカーナ→日本
・南北朝時代の真相
・織田信長の正体
・楠木正成と世阿弥
・日本列島・日本人・天皇・霊性
・日本とツラン
・日本と黒潮
・サンカ(山窩)と部落民
・天皇と金王朝
・日本語の成立
・『近代日本の精神構造』(神島二郎)の解剖
・和食の凄さ

  …………………………………………


上掲のテーマすべてを必ずしも記事にするわけではなく、また、それ以外にも多くの記事にしたいと思うテーマも多々あるが、すべてを取り上げていったら、何時まで経っても飯山史観が終わらないような気がする。よって、マクロの視座(大局的観点)で眺めた、大きな日本史の流れを中心に筆を進め、それ以外にミクロの視座(局所的観点)のテーマを、時折織り込んでいく形で筆を進めたいと、今のところは思っている。

■折り返し地点
以上、冒頭でも述べたように、「天武天皇 19」を以て飯山史観の折り返し地点に到達、続く「貴族の時代 01」を書き終え、さぁ、ゴールに向かって頑張ろうと、本腰を入れて今日も飯山史観に取り組むぞと張り切っていた矢先、渡辺正次郎氏のブログに投稿したコメント21でも述べたように、早ければ今週、遅くとも来週にも再び仕事に追われそうな気配が濃厚だ。よって、仕事が再スタートしたら、再び月数本という記事数に減少すると思うが、そのあたりは予めご勘弁願いたい。

今回のコロナ禍で、欧州の自動車メーカーや機械メーカーが自社工場を一時閉鎖、それに伴って4月29日の仕事を最後に、今日に至るまで仕事ゼロの日が続いていましたが、欧州で経済活動が再開されたこともあり、懇意にしている南欧の翻訳会社からも昨夜連絡があって、「近々大量の仕事を依頼するから、時間を空けておくように」、という依頼のメールが届いて一安心しているところです。


ともあれ、ゴール到達(飯山史観の完成)は大分先の話になる。最後まで無事に完走できるかどうか、今の時点では約束はできないものの、健康に留意し、何とか頑張ってゴールイン(完走)を果たしたいと願っている今日この頃である。

国士渡邉正次郎07
「国士 渡邉正次郎}」シリーズの第七号をお届けする。渡邊氏の新動画を紹介する前に、本日の5月23日に「亀さんへ御礼と」と題する、記事をアップして戴いたのでここに報告しておきたい。その渡邉氏の記事に対して、小生は【コメント21】を投稿したことも併せて報告しておく。

次に、前回紹介した「⑱ジャニーズの悪質実体」以降、以下の新しい動画が公開されたので、紹介しておこう。


⑲田中真紀子殺しに加担したテレビ番組


⑳政治家にあだ名をつけました

コメント21
恩師である中川一郎を追いつめ、死に至らしめた人物として永田町や地元では知らぬ者はいません。


男と女
前稿「800年周期」にも書いた仕事部屋の大掃除、昨夕、漸く終わった。今回はコロナ禍もあって、時間的な余裕があったことから、単に本や書類の整理だけではなく、不要な本、あるいは良書でも残りの人生の時間を考えると、多分今後において読むことはないだろうと判断した本など、次々に(思い切って)ボール箱に入れていった。お陰様で、大分書架に空白スペースができたことから、当面は書架スペースを気にせずに、安心して次の書籍を購入することができそうだ。

段ボールに仕舞う本、書架に戻す本とに仕分けしていた時、ふと目に留まった二冊の本があった。それは、『枕草子』と『徒然草』…、両書が仲良く並んでいたのだ。小生は、あまりの偶然の一致に唖然…

と言うのも、実は本の仕分け作業の少し前、以下の記事を読んでいたからでR。
もし「清少納言」が「兼好法師」と語り合ったら

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記事の筆者は、イザベラ・ディオニシオさんというイタリア人で、母国の大学で日本古典を専攻した女性だ。現在は日伊の翻訳を生業にしているようで、同じ翻訳者として彼女の翻訳観に関心を持ったことから、同記事に目を通し始めたのだった。そして面白いと思ったのは、彼女は日本の古語(古典)を今風な現代語、しかも超意訳の日本語に訳していたことだ。たとえば、以下は兼好法師が赤裸々な女性観を述べている行…。

かく人に恥ぢらるる女、いかばかりいみじきものぞと思ふに、女の性はみんなひがめり。
人我の相深く、貪欲甚だしく、ものの理を知らず、ただ迷ひの方に心も早く移り、詞も巧みに、苦しからぬことをも問ふ時は言はず、用意あるかと見れば、また浅ましきことまで問はず語りに言ひ出だす。深くたばかり飾れることは、男の智慧にも勝りたるかと思へば、そのこと後より顕るるを知らず。素直ならずして、つたなきものは女なり。


イザベラさんは、以下のように超意訳していた。

イザ流圧倒的意訳
オトコがオンナに対して気を遣わないといけないというけど、じゃあその肝心なオンナってのはすごいかと言えば、全然逆で、もう最低で最悪、みんな性格が腐っている。我が強くて、欲も深くて、非合理的で、くだらんものにだけ飛びつく。口が達者だが、せっかく聞いてやっているのにくだらないことでも言わない、そのくせに黙っているかと思ったら、聞かれもしないことをペラペラとしゃべる。企んだり、ごまかしたりすることに関してはオトコよりも一枚も二枚も上手だけど、いざバレると気づきやしない。素直なところが一つもなく、つまらん存在、それがオンナというものだ。


う~ん、まさにその通りだわい、と小生は思った(てなことを書くと、放知技の女性読者に張り倒されそうなんだがwww)。

それにしても、イザベラさんが取り上げた二冊の古典、『枕草子』と『徒然草』、長年にわたって仕事部屋の書架に仲良く並んでいたのは、果たしてコレ、偶然だったのだろうか、と暫し考え込んでしまった次第…。

ただ、これだけは言える。小生は吉田兼好のような生き様に共鳴している。というよりは、法師のような生き様を自分も歩んできたようなところがあるのだ。だから、上掲の法師の言葉を読みながら、「いいねぇ、法師、そして、その生き様」とつくづく思ったのだ。

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ふと、ドラマ「深夜食堂」を思い出した。マスター(小林薫)が開いている「めしや」に、みゆき(田畑智子)という売れない若い演歌歌手が、猫まんまを食べに来るようになった(第二話・猫まんま)。みゆきのポスターを店内にマスターが貼っていたところ、なじみ客の男連中が騒ぎだした…。それを見ていたお茶漬けシスターズ、そうした男連中を呆れたように見つめながら、「(女が)若けりゃ誰でもいいのよ。男は簡単ねぇ~♪)という台詞を吐くシーンを咄嗟に思い出した次第…(爆)。

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なんとも男に対する強烈なカウンターパンチwww イザベラさんが同記事の冒頭に、「男は火星から、女は金星からやってきた」と書いていたのも頷けるというものだ。

表題の「男と女」に目が留まり、「亀さんなら、スケベー満載の記事を書いたに違いない!!」と、本記事に速攻でアクセスしてきた読者の皆さん、実際は真面目な古典の話だったのでガッカリつうか、拍子抜けしたことだろう。ご期待に添えずに申し訳ない…(爆) 

最後に、今日のテーマを書きながら、親しくしていただいた故宍戸幸輔翁が謹呈してくれた、『摩訶不思議な男と女の関係』を思い出したことを告白しておく。ちなみに、宍戸翁は渡辺格博士とは無二の親友であった。
渡辺格博士と宍戸幸輔翁

800年周期
前稿「貴族の時代01」にも書いたとおり、昨年末はバタバタしていたこともあって、予定していた仕事部屋の大掃除、今頃になって漸く着手したところだ。当初は溜まった書籍や書類を、整理する程度で済ませるつもりでいたが、今回のコロナ禍で時間的な余裕ができたことから、不要になった本や雑誌を段ボール箱に詰める作業も行うことにした。そして、本の仕分け作業をしていたところ、『文明と経済の衝突』(村山節・浅井隆共著 第二海援隊)にふと目が留まった。この本は、四年前(2016年10月3~6日)に青州を訪れた時、堺のおっさんに謹呈してもらった本だ。

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同書の中心テーマは文明の800年周期で、ネットにも「文明法則史学」というサイトがある、知る人ぞ知る文明周期説だ。そこで、この機会に文明800年周期について少し触れておきたい。

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同書をパラパラと捲っていたところ、「日本文明の波動発展」なる図表が目に飛び込んできた。

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同時に、拙稿「貴族の時代01」で取り上げた、出世外人さんの物差しの中心テーマ、「中央集権」と「地方分権」が脳裏に浮かんだ。そして、つくづく文明も人の一生も同じだなと思ったのだ。小生は以前、「人の一生」という人生を季節に喩えた記事を書いたことがあるが、文明も人と同様、誕生と死を繰り返していると、再確認した次第である。

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少し前までの小生は、今後は覇権が米国から中国に移行する可能性が、極めて高いと思っていた。しかし、どうやらその考えを改めなければならなくなったようだ。「米中衝突の背景」にも書いたことだが、中国の隣国である、日本、台湾、ベトナムといった国々では、とっくの昔に中共の正体はお見通しだったが、それが今や世界中の人たちに中共の正体がばれてしまい、もはや一帯一路などといった悠長なやり方で、世界を圧していくことが困難になってしまったからだ。例えば、アフリカを巡る中国と日本の鍔迫り合いにしても、日中の姿勢の違い、今やアフリカの人たちにも見抜かれてしまっている。
アフリカ開発会議「安倍演説」に込められた、中国と日本の大きな違い

このように、中共が馬脚を顕わしていくにしたがい、世界は日本の霊性(「天皇霊性の時代」参照)に目を向ける時代が到来するのかもしれないと、ふと思った。

【追記】
八幡書店から今月のカタログ(『八幡書店特報』)が届いた。パラパラとページを捲りながら目が釘付けになったのは、「フルトヴェングラーで魂を鎮める」だ。小生は旧ブログで、フルトヴェングラーを取り上げたことがある。

彼(フルトヴェングラー)の有機的音楽観には、まぎれもなくゲーテの思想が流れ込んでいる。自然研究家としても知られるゲーテは、つねに有機体をプラスとマイナス、拡大と収縮、弛緩と緊張、呼気と吸気などの極性作用を通して生成発展する生命として把握していたのである。
『フルトヴェングラー』(p.85)

クラシックのすすめ


また、「モーツァルト+528Hz」も少しだが言及している。

乳酸菌の好きな周波数が528ヘルツとある。その記述を目にして、咄嗟に思い出したのが大祓祝詞であった。528ヘルツとクラシックとを結びつけてみることで、528ヘルツの持つ意味について、読者にも考えていただきたいのだ。
乳酸菌と漫画


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国士渡邉正次郎06
「国士 渡邉正次郎}」シリーズの第六号をお届けする。

最初に、先週末(5月17日)に「亀さん、無理しないで。。」と題する記事を、渡邊氏にアップして戴いたのでここに報告しておきたい。その渡邉氏の記事に対して、小生は【コメント20】を投稿している。

ところで、同記事に以下のような記述があった。

  学生たちやシングルマザー、シングルファザー、妻子がいて解雇され、家のローンも払えない人々、共働きでお子さんがいるご夫婦、、、小泉北朝鮮強姦好き 男、竹中部落平蔵、南部キムチ靖之、宮内義彦らが産んだ、年収100万円~150万円の派遣労働者(約2300万人)たちを救うのは税金高給取りの国会議 員の義務です。

 声なき声の若者たちの代わりに、こいつらの動きを監視しましょう。そして何もしない政治家どもに鉄槌を加えるのです。暴力ではなく、ペンの力で。大手新聞の記者など力はありません。


苦学生については、渡邊氏の尽力による賜物なのだろう、給付が正式に決まった。アルバイトをしつつ専門学校に通う息子のいる身として、心から渡邊氏には感謝を申し上げる次第である。
困窮学生への現金給付を閣議決定 最大20万円、対象43万人

また、同記事には以下のような記述もあった。

 ところで、亀さんのコメントのある「YouTube正次郎の遺言」案内メールが、石破茂の水月会議員の選挙区の全政党の県議、市議に絨毯爆弾されて参ったのか、ある衆議院議員は自分の「お問い合わせ」を工事中に。。。

恐 らく、地元の市議、県議らの問い合わせが殺到したんでしょう。。。笑いながら自民党本部にメールし、宛先に議員名を書き、また送信してやりました。まとも な意見ですから嫌がらせではありませんし、私の力を知っていますから困り果てているんでしょう。これも天罰の一つです。弘法大師・空海も笑っているでしょ う。


一部の国会議員が、拙ブログ記事を読んでいることが分かる渡邊氏の言葉だ。

最後に、拙稿「国士渡邉正次郎06」で紹介した「⑰小泉は売国奴」以降、新しい動画が公開されているので紹介しておこう。


⑱ジャニーズの悪質実体

コメント20
それにしても、昨今の政治家は二世・三世が多く、勉強不足ということもあるのだと思いますが、まさに官僚のいいように使われている議員が大半であり、こうした現実を見るにつけ、日本の将来に暗澹たる気持ちになります。


貴族の時代01
早いもので、今日で五月中旬も終わり、明日からは下旬に突入する。今のところ、今月手掛けた仕事(翻訳)はゼロ…。この仕事を始めてから20年が経つが、もし今月の仕事がゼロとなれば、これは初めての体験となる。それだけ、今回のコロナ騒動が如何に深刻なものだったかということが分かるだろう。無論、五月に入っても仕事の打診メールが数本あったものの、得意な分野ではなかったり、翻訳料金で折り合いがつかなかったといった理由で、すべて断った。先月中旬まで、ほぼ連日十時間以上のペースで半年にわたって仕事を熟してきたこともあり、今年一杯は仮に仕事ゼロでも大丈夫な状況にあることから、特に焦りといったものは感じていないものの、いつまでこうした状況が続くのかと、気にはなることが時々あるのも確かだ。まぁ、仕事量が元に戻るまでは、精力的に飯山史観に取り組み、未だ終わっていない昨年末の大掃除をやったり、溜まりに溜まった書籍を読んだり、録画しておいた大量の動画から特に気に入ったものを選んで観たりするなどして、自分なりの充電期間として当面は過ごしていくつもりだ。

では、早急に飯山史観について筆を進めていこう。

大唐帝国の軛から脱し、国造りを成し遂げた天武天皇が崩御して以降、中臣鎌足を始祖とする藤原氏が台頭、貴族支配型の時代に突入したというのが、奈良時代から平安時代にかけての主な流れだが、この貴族支配型、実は千年以上が経過した今でも続いているのだ。より正確に言えば、「天武天皇 19」で述べたように、藤原氏の台頭により貴族支配型政治が暫く続いた後、今度は武士が台頭してきて徐々にその勢力を強め、徳川家康によって武家支配型の時代が確立したわけである。それでも、貴族は日陰で生き延びてきたのだ。その貴族支配型の時代が、再び息を吹き返す切っ掛けとなったのが明治維新で、爾来、今日に至っても貴族支配型が継続しているということになる。ここで、「貴族支配が続いている?」と、首を傾げる読者が少なくないかもしれないので、このあたりを今回は詳述しておこう。

最初に、小生は「天武天皇 19」で飯山さんが遺してくれた、歴史を観る〝物差し〟を二本紹介しているが、実はもう一本ある。それは、2019年4月12日に掲示板「放知技」で発表された、出世外人さんの以下の〝物差し〟だ。

 *大和政権草創期:分権的
    ↓
 *奈良時代~平安時代中期:中央集権的(大宝律令制定 現在に続く徴税機構と官僚機構の成立
    ↓
 *平安時代後期~鎌倉時代:地方分権的
    ↓
 *建武親政:中央集権的
    ↓
 *室町時代~戦国時代:地方分権的
    ↓
 *織豊期:中央集権的
    ↓
 *江戸時代:地方分権的
    ↓
 *明治時代:中央集権的
    ↓
 *大正時代:分権的(大正デモクラシー)
    ↓
 *昭和・平成:中央集権的(大政翼賛、国家総動員法)、グローバリゼーション

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16675542/349/


ここで、奈良時代の「現在に続く徴税機構と官僚機構の成立」という説明文に注目していただきたい。これが、冒頭で述べた貴族支配型、別の表現を用いるとすれば官僚支配型を指しているわけで、紆余曲折(一時の衰退)はあったものの、現代にわたっても生き永らえてきたのが貴族(官僚)であり、それが千年以上にわたって続いているわけである。そうした官僚支配型国家の礎を構築した人物こそが、中臣鎌足の〝子〟である藤原不比等ということになる。

ここで横道に逸れるが、通説では藤原不比等は藤原鎌足(中臣鎌足)の〝子〟とされているが、実は不比等は人ではなく、組織を指していると主張していたのが栗原茂さん、そしてシバちゃんことマヨさんだった。今でもネットに残っているブログ「シバちゃんのため息」にある、「サンカの親分」という記事に注目して戴きたい。

結局のところ、藤原不比等という四部族の合成家系がその頂点にあり、その四家がそれぞれの全国ネットを築いたのである。大江山霊媒衆というのは近江に渡来した佐々木源氏部族で、その主家が藤原北家となったため、それ以来影となって北家を支え続けてきたのだ。そしてその配下には全国の渡来職能集団がいて、それらがサンカだったのである。


一読して、頭が混乱した読者が多かったのではないだろうか…。

実は小生、シバちゃんことマヨさんと不比等を巡って議論を交わしたことがあり、お互いに平行線をたどるばかりで埒が明かなかったことから、判定役として小生が懇意にしていた、皇室情報に詳しい栗原茂さんに直接確かめたところ、マヨさんの説に軍配が上がったという次第である。

つまり、不比等の四人の子されている、房前(北家)、麻呂(京家)、宇合(式家)、武智麻呂(南家)は、それぞれ四部族を指しているとする、マヨ説を栗原茂さん支持したわけだ。爾来、十年の時間が流れたが、小生は今でも完全にお二人の部族説あるいは組織説に納得しているわけではない。ただ、不比等と四人の息子が人であれ、組織あるいは部族であれ、どちらでも構わないと今では思っており、歴史という大河から見れば、こうしたことは些細な小波に過ぎないのだ。要は、不比等以降は藤原北家が栄えて今日も続いているという事実を指摘しておけば、今のところ十分かと思う。そのあたりは、拙稿「天武天皇 17」で北家について簡単に述べた。

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出世外人さんの物差しに話を戻す。改めて出世外人さんの物差しを眺めるに、日本という国家は二つの型、すなわち「中央集権」と「地方分権」とが交互に繰り返されてきたことに気づくことだろう。実はこれ、昨今の堺のおっさんが主張する道州制と根底で繋がっているのだ。

そして、刮目すべきは出世外人さんの以下の言葉である。

それでは「和」時代はどちらに向くのかというと、やはり地方分権化の方向で、「道州制」的な体制は自然な流れに思えます。

グローバリズムがオールドファッション化し、ネオコンが弱体化、トランプ氏やプーチン氏など、非介入路線のリーダーが世界を守っています。

日本も、国内をしっかり固めて、日本を取り戻す、調整の時期に入る、といったところではないでしょうか。


過去において、日本列島では「中央集権」と「地方分権」が繰り返されてきた要因(引き金)こそが、飯山さんの言葉を借りれば「外圧と占領」なのだということを念頭に置きつつ、改めて出世外人さんの上掲の投稿を熟読玩味していただければと思う。

それから、上掲の引用で「和」と、小生は令和の令を赤文字で示した。それは、令和の「令」は律令の「令」を指しているのではないかと、指摘する道友(小ボンボンさん)がいたのだ。実に鋭い指摘だし、かつ意味深長だ。

【追記1】
小生は最近、拙ブログで「日本列島」について多角的に述べたが、そうした小生の日本列島観を後押ししてくれる動画が、二日後に公開されたので以下に紹介しておこう。


【武田邦彦】ついに来ます!本当の「日本」が復活する日が。私は心からそう思っています

武田氏の「温暖な列島は日本だけだった」、という発言に注目していただきたい。この言葉の意味するところは深長だ。

【追記2】
旧ブログで、「覇王不比等」という記事を書いたことがある。執筆したのは2007年4月10日と、今から13年前の記事であり、その後は小生の不比等観の変化もあって、今では見直したい箇所が多々あるものの、関心のある読者に一読していただけたら幸いだ。

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同棲時代
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今年の3月14日(土)、BS朝日「ザ・インタビュー」に由美かおるが登場、録画してあったので見てみた。インタビューで由美かおるが嘗て自分が主演した映画、「同棲時代」撮影時のエピソードを語るシーンが登場、同映画を映画館で観た在りし日のことを思い出した。

同映画は1973年4月14日に封切されたというから、小生が見たのはサンフランシスコにあった、日本映画専門の映画館だったことは間違いない。当時の由美かおるの裸体は息を呑むほど美しく、また、可愛かったのを覚えている。

そして、時の流れを感じさせたのが、「ザ・インタビュー」に登場した由美かおるだった。確かに、当時の可憐な面影が残ってはいたものの、彼女の手が映し出された時、それは六十代後半の女性の手であった。手というのは、年齢を誤魔化すことのできない身体の一部で、そのあたりは拙稿「うちは生きているのが申し訳けないの」でも以下のように書いたことがある。

年齢と言えば、同監督(山田洋次)が撮った「小さいおうち」についての映画サイトか何かで、同映画で老婆を演じた倍賞千恵子さんのシワだらけの手を見て、歳月の流れを感じたというコメントを残した映画ファンの言葉が記憶に残る。亀さんの場合、未だに映画「男はつらいよ」に登場する、寅さんの妹さくらのイメージしか思い浮かばないのだ。以下は記念すべき第一回「男はつらいよ」だが、1966年公開なので倍賞千恵子さんが26歳の時だ。若いなぁ~と、つくづく思う。

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そして、以下は「小さいおうち」で倍賞千恵子が登場するワンシーンだ。2014年公開の映画だから、倍賞千恵子さん73歳の時の作品であり、映画「男はつらいよ」に初めて登場してから47年、実に半世紀近くの歳月が流れたことになる。亡くなった亀さんの祖母とほぼ同年齢であり、あのさくらがお婆さんになってしまったのが、ナンカ信じられないなぁ…。


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アマゾンで確認したところ、「同棲時代」を購入したのは2015年9月22日とある。今の今まで一年ほど前に購入したものとばかり思っていたので、五年近くもの年月が経っているのには驚いた。そして、未だ一度も鑑賞していない…。幸い、今なら時間があるので、今日あたり、当時(1970年代)を思い出しながら鑑賞してみるか…。

日本のガン
最近、立て続けに二人の元財務官僚の動画を見た。一人は松田学氏、もう一人は高橋洋一氏だ。

最初に松田学氏。最初に見たのは同氏の以下の動画だった。


『ほんとの財務省おしえます!!』紹介編 解説:松田政策研究所代表 松田学

動画の冒頭で松田氏は、嘗ての大蔵省の組織について解説しつつ、大蔵省が日本経済を動かしていたと正直に発言していたので、次に財務省の正体についての突っ込んだ発言が続くのかと思い、小生は身を乗り出したのだが、「(今日では)その当時の大蔵省の面影はまったくありません」と、尻切れトンボで動画は終了…。同動画のタイトルに「紹介編」とあったので、『ほんとの財務省おしえます!!』の続編があるのかと思って検索したものの、ヒットせず…。

掲示板「放知技」で、mespesadoさんの投稿を追ってきた読者であれば、今の財務省は当時の大蔵省の〝面影がない〟どころか、姿かたちを変えて相も変わらず日本経済を牛耳っていることを知るだけに、松田氏の「面影がない」という発言には到底納得できなかったと思う。

そこで、財務省を糾弾した松田氏の他の動画が無いかチェックしていたところ、以下の動画を見つけた。タイトルから、松田氏の頭の中にある「世界秩序」とは如何なるものか興味が湧いたので、一通り見てみたのだが…


号外【ニュースを斬る!】ポストコロナを考える!どうなる世界新秩序!?

見終えて思ったことは、すでに雑誌やネット記事で紹介されている「ポストコロナ」を述べているだけで、特に目新しい発見は無かったものの、コロナ禍後の「世界秩序」について松田氏が述べた、「これからの世界は利己主義ではなく利他主義でいくべきであり、また、自然やコロナとも共存していくという、共存型の社会を目指すべきだ。その意味で、利他国家である日本の果たす役割は大きい」という発言には、昨日アップした拙稿「米中衝突の背景」で、「お互いの違いを許容し合うという行動様式を、自家薬籠中の物にしている民族こそが、我々日本人に他ならない」と述べた直後だっただけに、大いに頷けるものがあった。

しかし、最後まで同動画を見ても、日本経済を衰退させた元凶である財務省についての言及はゼロ。代わりに安倍政権への批判に始終する松田氏を見て、同氏の正体を見たような気がした。

次に、高橋洋一氏。


OB高橋洋一が語る!「財務省の実態と安倍倒閣運動!」衆議院議員 まつばら仁

見終えて、一種の清々しさを感じたほどだ。殊に、インタビュアの松原仁氏が、「安倍総理を引きずり降ろそうと、総理が進めている十万円の給付を遅らせているのは、財務省の誰なのでしょうか? トップの財務事務次官あたりでしょうか?」と、高橋氏に尋ねたのに対し、高橋氏はズバリ、「財務省という〝組織です」、と回答していたのは流石であり、まさに我が意を得たりと思った次第である。

ただ、mespesadoさんが指摘しているように、高橋洋一氏の場合は貨幣理論で間違いを犯しており、そのあたりを念頭に、今後は同氏の動画や記事を読んでいくべきだろう。

>>187

 高橋洋一さんも、経済・貨幣論そのものはリフレ派という、積極財政派で

はあるけれど貨幣の理論としては誤っている(つまり本当は通貨発行権を持

つ日本政府についてそもそもPBを考えること自体に意味は無いのだが、高

橋氏は意味があると主張した上で日本政府は同程度の資産もあるから財政赤

字は大したことが無い、などと主張している)けれども、もと財務省に在籍

していただけあって、こういう財務省の暴露話は実に迫力があるし、説得力

も抜群ですね。この動画に付いたコメントを見てもそれはわかる。

 こういう動画はどんどん拡散してほしいです。

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17178824/190/


【追記1】
以下の動画は優れている。是非、見ていただきたい。


「この歴史的転換点を機に”新自由主義”から”経世済民”へ」西田昌司×安藤裕 MMT対談 最終話

【追記2】
小生は、あまりモノに頓着しない性質だが、どうやら不動産屋のおっさん(榊淳司氏)も、同じような考えの持ち主のようだ(笑)。


モノを欲しがる人とそうでない人の価値観の違いはかなり大きいと思う by榊淳司

米中衝突の背景
武漢ウイルス(COVID-19)を世界中に蔓延させた中国に対して、責任を取らねば国交断絶すると、公の場でトランプ大統領が示唆したというニュースが流れた。そのあたりを詳細に解説していたのが以下の動画である。


米大統領の本気|断交示唆|米上院議員提出の対中制裁法案の中身とは?

しかし、米中対立は何も今回の武漢ウイルスに始まったことではなく、二国間の貿易戦争を例に挙げるまでもなく以前から存在していた。アメリカと中国、より具体的に云えばトランプと習近平は何故に対立するのか? 様々な見方ができると思うが、巨視的に見れば、平和派の国際金融資本戦争派の国際金融資本との間における、代理戦争ならぬ代理対立こそがトランプvs.習近平対立の本質なのだ。これに関連して、小生は掲示板「放知技」で以下のような投稿を行っている。

>>216 堺のおっさん

> 国際金融資本


>>215 mespesadoさん

> 国際金融資本


テーマは違うが、お二人とも国際金融資本について言及している。それで、昨日見た以下の動画を思い出した。
【特別対談】林千勝×水島総「やはり世界はそうなっているのか」[桜R2/5/1]

なお、上掲の動画で林氏は国際金融資本を、ロックフェラーとロスチャイルドとに分けて発言していた。

それはともかく、面白かったのは林氏による、歴代のアメリカ大統領にトランプとそっくりな人物がいたという話だった。その人物とはフーバー大統領その人で、以下は二人の共通点…(動画の10:55あたりから)

1. 二人ともロスチャイルドの支援を受けて大富豪になった。
2. 二人とも反グローバリズム派のアメリカ人の期待に応える形で大統領になった。
3. 二人とも株式市場を大切にした。つまり、二人が大統領に就く時期とアメリカ経済の上昇期とが一致した。

一点だけ二人の間で異なるというか、もしかしたら今秋には共通点に加えられるかもしれないのが、フーバー大統領が二期目に落選したこと。当初はフーバー大統領の勝利は間違いなしと思われていたが、そこへ大不況が襲来、ルーズベルトの登場でフーバー大統領は落選の憂き目に遭った…。今回の武漢ウイルス騒動で、現在のアメリカの失業者数は二千万人を超えていることもあり、楽勝と思われていた今秋の大統領選挙も、決して楽観できるものではなくなった。そして、もしかしたら…ということもあり得る。

ちなみに、同動画の後半は、日本人の心の中にある天皇についての話で、小生は二人(林千勝氏と水島総氏)の天皇論に同感である。


ところで、フーバー大統領と言えば、稲村公望さんが共著の形で出した、『日米戦争を起こしたのは誰か』(勉誠出版)を思い出す…。



亀さん@人生は冥土までの暇潰し

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17178824/218/



上掲の林千勝氏と水島総氏による特別対談の動画、「やはり世界はそうなっているのか」で、林氏は小生の言う平和派の国際金融資本を「ロスチャイルド」、戦争派の国際金融資本を「ロックフェラー」と言い表している。つまり、林氏はトランプと習近平の対立を、ロスチャイルドをバックに持つトランプと、ロックフェラーをバックに持つ習近平の対立と見ているのだが、大枠において小生も林氏の意見に同意である。


【特別対談】林千勝×水島総「やはり世界はそうなっているのか」[桜R2/5/1]

神計らいか、昨日発行された世界戦略情報誌『みち』(令和2年5月15日号)の巻頭言でも、天童竺丸編集長が新稿「武漢風邪── その光と闇」の結語で、以下のような見解を述べていた。

●光が当たって実態が見えてくると、武漢風邪は意外にも軽いのだ。では、なにゆえに連日連夜、毎時毎分、報道のほとんど八〇パーセント、.否九〇パーセントを動員して人々の恐怖心を煽りまくっているのか? それこそが世界権力の意図する所である。つまり、出来の悪いウイルスで世界中の人々を恐怖に突き落とし、震え上がらせて、脅威に対する抵抗を限りなく減少させること──これである。前号に書いたように、世界中の人々が瞬時に連絡を取り合ってお互いのことが分かるようになると、絆は深くなる。まずます一体化する。だが同時に、人類は一体化すればするほど、嫌でもお互いの違いを許容し合わなければならなくなる。人は一人ひとり驚くほどに違うからである。そこに世界権力の闇の盲点があり、われわれの希望の光がある。


やはり天童編集長も、国際金融資本の背後にいる世界権力と、武漢ウイルスを利用した連中の企みについて語っているのが分かる。ここで、天童編集長の「人類は一体化すればするほど、嫌でもお互いの違いを許容し合わなければならなくなる」、このお互いの違いを許容し合うという行動様式を、自家薬籠中の物にしている民族こそが、我々日本人に他ならないのだが、このあたりは拙稿「天武天皇 18」で、「■日本人と天皇」と題した小節で簡単に解説している。

今回の武漢ウイルスをきっかけに、世界中で大きな地殻変動が起きつつあるが、何が我々を日本人たらしめているのか、これからの日本人は、世界でどのような役割を担うべきかといった指針(羅針盤)を示すことが、現在進めている飯山史観の結語になるような気がする。


天武天皇 19
思えば、天武天皇シリーズを開始したのは昨年の6月11日(「天武天皇 01」)、かれこれ一年近くの月日が経過したことになる。その間、本業(翻訳)で多忙を極めたこと、その他が重なり、遅々として天武天皇シリーズの執筆が進まなかった。

そんな矢先、降って湧いたような新型コロナウイルスの発生、瞬く間に世界中に伝染し、人々を恐怖のどん底に陥れた。それに伴い、最終的な顧客である世界各国の自動車メーカーや機械メーカーが、軒並み自社工場の閉鎖を余儀なくされたこともあり、それに伴って小生の仕事(翻訳)も激減、ここ半年にわたる多忙だった日々が嘘のようだった。しかし、物は考えようで、今までの飯山史観編集の遅れを一挙に取り戻すべく、精力的に飯山史観に取り組める時間ができたことは有難い。それでも、いつまでもこの状態が続くようであれば困るし、秋口には従来の仕事量に戻るだろうと思っているのだが、果たして…

さて、18回に及ぶ天武天皇シリーズを振り返り、いろいろと検討を重ねた結果、一年近くにわたって続けてきた天武天皇シリーズ、今回を以て一応終了することにした。再び本業(翻訳)で忙しくなる前に、天武天皇以降の時代について出来るだけ筆を進めていきたいと思う。よって、今回は計18回続いた天武天皇シリーズの総括とする。

本記事のカテゴリ名「飯山史観」が示すとおり、本カテゴリに書いている記事内容は、故飯山一郎さんの古代史観を一枚のファイルに纏めるにあたって、飯山さんが遺してくれたHP記事と掲示板「放知技」への投稿を中心に、飯山さんの古代史観を纏めていく過程で思ったことや、気づいたこと書き連ねた、謂わば作業日誌である。今のところ、150本ほどの記事数になる見込みだが、最終的に一枚のPDFファイルに仕上げる段階で、重複している箇所や削除すべき箇所、逆に追記すべき箇所が多く出てくるものと思われることから、すっきりと一枚のファイルに纏める作業に着手するのは、150本の記事を書き終えてからにしたいと思っている。ただ、何分にも総編集に向けた確認作業に多くの時間を取られている現状から、そうした仕上げの段階に進むまでには、当初計画していたよりもかなり時間がかかりそうで、もしかしたら二~三年がかかるかもしれない。よって、完成するまでは、健康に留意し、ヨガや散歩等を積極的に行い、玄米を中心にした一日一食主義を貫徹していくつもりだ。

では、さっそく天武天皇シリーズの総括に入ろう。

まず、飯山一郎さんが遺してくれた、飯山史観の〝物差し〟二本を以下に再掲してみよう。

「日本」という国家の出発点は,歴史的には,五つある.

 1.天武天皇の「日本建国」による脱唐国支配国家

 2.藤原(不比等)氏による貴族支配型律令国家

 3.徳川家康による武家支配型・幕藩体制国家

 4.明治政府による脱植民地型海外進出国家

 5.敗戦後の米国による占領・属国支配型国家

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16034724/370/


続いて、もう一本…

日本の歴史は,外圧と占領により大変化します.
その「外圧と占領」は,今までに7回半ありました.

第1回目は,紀元前1万5千年前頃.コロポックル小人族や石器文化人が住む日本列島に土器文化人が侵入.縄文文化が始まる.

第2回目は,紀元前5千年頃.定住稲作民族が移住してきて,移動型の縄文人に代わり農作定住民族が主流になる.いわゆる「弥生時代」.

第3回目は,西暦紀元前後,古墳文化をもつ豪族たちが侵入してきて,日本は豪族・古墳文化の時代になる.


第4回目は,7世紀.豪族・古墳文化の日本列島に,百済国が侵入してきて,天皇制国家「日本」を建国する.

第5回目は,9世紀.奥羽地方に獰猛なアテルイ族や突厥族が侵入(外圧),京の征夷大将軍が征伐するも,日本は貴族社会から武家国家に変容.

第6回目は,19世紀.英国が「カラー革命」を策謀し,坂本竜馬,高杉晋作らの「尊王派」や「倒幕派」を扇動して,幕藩体制の徳川国を倒し,西欧文化万歳!の明治新国家を建国させ,英国による間接支配が始まる.

ただし,高杉晋作は上海から帰国後,西欧列強の「カラー革命」を見抜いていたが…,明治維新の前年,29才で死去.
この高杉晋作の「無念と残念」を,安倍晋三は熟知している.

第7回目は,20世紀.大東亜戦争に敗北した日本は,米国の占領下に入り,以後70年間,米国の植民地・属国となる.

第8回目は,現在進行中だが,日本は,米国の支配下から脱するため,ロシアとの同盟関係に入る.← いまココ.

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赤文字で示すは、今回で終わる天武天皇の御代だ。天武天皇を以て日本の歴史は始まったということを、過去の「天武天皇」シリーズで小生は度々書いた。それは、歴史を記録するもの、文字が誕生したからであり、それが天武天皇が編纂した日本書紀、そして古事記だ。

加えて、当時の日本列島、そして東アジア情勢を考えるに、大唐帝国は想像を超える大きな影響を周囲に及ぼしていたことに気づく。その唐から命を狙われ、命からがら済州島から九州へ天武天皇は逃れた。それを飯山さんは、上掲の「脱唐国支配国家」という表現を用いたわけだ。無事に日本に逃れた天武天皇は、日本列島に新しい国の形を造る、すなわち日本建国という大戦略(グランドストラテジー)に着手した。だから、日本書紀の編纂目的も唐による暗殺から逃れ、脱唐国支配国家への重要な第一歩だったのだが、そのあたりは飯山さんの日本書紀についての投稿に詳しい。

しかし、藤原氏の台頭で、次第に天武天皇の系統は追いやられてるようになった。再び飯山さんの言葉を借りれば、「貴族支配型律令国家」への移行が始まったのだ。つまり、奈良時代が天武天皇の時代だったとすれば、続く平安時代は「貴族支配型律令国家」の時代、すなわち藤原氏の時代へと移行したことになる。そのあたりは、たとえば天武天皇が編纂した日本書紀が何よりも多くを物語っており、改訂を幾度か重ねた日本書紀、改訂する度に藤原氏寄りの内容になっていったことからして一目瞭然だ。

天武天皇の話に戻る。天武朝は日本の歴史の幕開けという、まさに日本史のターニングポイントであった。だが、何分にも千年前以上も前の出来事だけに、未だに解明されていないことが多く、書物やネット界は、たとえば大化の改新一つとっても百家争鳴といった感があり、賑やかなことこの上ない。小生の場合、大分前から気づいていたことだが、最近になって漸く日本史の核心に一歩迫ることができたように思う。それは、拙稿「天武天皇 18」で述べた「日本列島」で、これをキーワードに置けば、巨視的に日本史の骨格が把握できると思うに至ったのである。

なぜ日本列島に天皇が誕生したのか…、こうした他国にはなく日本人だけにある民族気質が醸成されたのも、やはり日本列島に答えを求めるしかない。


「日本列島」は日本史の骨格を攫む上でのキーワード…、人から見れば牽強付会の謗りを免れないかもしれない。また、後になって訂正をするかもしれない。それはともかく、太古の昔に日本列島に定着した人々は、他にはない日本列島という独特の風土に感化され、次第に寛容さを身につけるようになったのではと思う。それだけ、我々の住んでいる日本列島には不思議な力が潜んでいる気がしてならないのだ。

日本に入ってきた佛教、その後は大きく変容を遂げ、日本の風土に溶け込んでいった…。このあたりに、他国にはない日本人の持つ寛容の精神、受容力といったものを感じます。それが猿都瑠さんの佛教の神道化あるいは日本化を指しているのだと思います。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16711142/130/


上掲は放知技に投稿した小生の一投稿だが、佛教に限らず人も日本列島に定住するようになってから変わった…。そして、定着して日も浅い者は、自身が生まれ育った国の言葉・習慣・思考形式を暫くの間にわたり引き摺っていたということになり、一方、世代を重ね、すっかり日本列島に溶け込んだ人たちは、その思考様式もすっかり今の日本人に見るそれになった(「日本人の心」参照)。そのあたりを確認する意味で、以下の絵巻を叩き台に確認してみよう。

20051400.jpg

この絵巻は多武峰縁起絵巻と言い、江戸時代に住吉如慶・具慶が合作の形で描いたものとされ、拙稿「天武天皇 16」でも一度紹介した。この多武峰縁起絵巻、数年前に世界戦略情報誌『みち』の執筆者と読者が集うまほろば会で、講師役を務める安西正鷹さんが言及したことがあり、その時に安西さんが言い放った、「首を刎ねるあたり、温和な日本人には似合わぬ残酷な絵巻」という言葉が、今でも耳にこびり付いている。

安西さんの云い放った「温和な日本人」についてだが、そうした温和な日本人を醸成したものこそ、日本列島そのものに他ならないと思うに至ったのである。そのあたりについて思うところを、拙稿「天武天皇 18」に「■日本人と天皇」と題した小節にも書いている。

我々日本人にとって、天皇とは何なのかと考えることは、実はこれ、己れのアイデンティティそのものを問うことなのである。


天皇について深く追求するようになったきっかけは、まほろば会に顔を出すようになった頃からで、様々な角度から日本と天皇について多くの人たちの話に耳を傾け、また天皇に関する書籍を多く読んできた。そして現在は寛容で優しい日本人が誕生したのも、天皇が誕生したのも、日本列島という風土にこそ解があるのだと思うに至った次第だ(「奇跡の日本列島」参照)。

ここで、上掲の絵巻に話を戻す。天武天皇シリーズの中でも、「天武天皇 16」で一部引用した、『扶桑国王蘇我一族の真実』(渡辺豊和)の一節と、その一節についての小生のコメントを追記した行があるので、以下に再掲しておこう。

蘇我氏は聖徳太子・馬子以来、隋唐との交流に全力を尽くしていて、朝鮮半島には継体系の人々ほどには興味を示していない。彼らは開明型国際派であり、それは入鹿になっても一貫して変わらなかった。それが「韓政」という注記であろう。また聖徳太子が作った法隆寺の仏像や絵画等の芸術品のほとんどが太子時代のものであるが、例外なく北魏様式であって朝鮮洋式ではない、という伊東忠太の指摘は重要である。蘇我氏と北魏の関係を思わせるからである。北魏は聖徳太子・馬子時代には、滅びて五〇年以上経っていたのになぜ北魏様式なのか。実は北魏の都洛陽(平城のあと)のことを書いた『洛陽伽藍記』には、倭館がなく扶桑館があった……。(六九頁)


渡邊氏は聖徳太子が実存していたものとして筆を進めているが、飯山史観に基づけば、聖徳太子は架空の人物である。そのあたりは、上掲の『天皇系図の分析について』も第12章「聖徳太子」は架空の人--「憲法十七条」も架空」(p.501)で述べている通りだ。それよりも、小生が注目したのは「北魏」という記述である。拙稿「天武天皇 06」で北魏について言及しているので、再読していただきたい。


ここで、、「天武天皇 16」で渡辺氏が記した「聖徳太子が作った法隆寺の仏像や絵画等の芸術品のほとんどが太子時代のものであるが、例外なく北魏様式」の行は、蘇我氏の一族は北魏にルーツを持っていたことを暗示している。そして、天武天皇のルーツも北魏である。そのあたりは、架空の人物である聖徳太子ではなく、実存の人物であった天武天皇の息のかかった十七条憲法からして明白だ。そして、実際に十七条憲法の作成にあたったのは、土地が温暖で温厚な人たちが住む日本列島にすっかり溶け込み、正真正銘の日本列島の住人になった役人たちだったのだろう。

一方、架空の人物と思われる〝中大兄皇子(後の天智天皇)はともかく、中臣鎌足(後の藤原氏)〟の場合、蘇我入鹿の首を刎ねるという残忍性を示す上掲の絵巻から明白なように、後に藤原氏を名乗る中臣鎌足の出自は、日本に渡来したばかりの者たちの持つそれである。中臣鎌足は未だ日本人の間に溶け込みきれていなかった、つまり渡来して日が浅かったのが中臣一族、後の藤原一族だったのではあるまいか。

そうであれば、果たして藤原氏は何処から来たのか…。次稿から平安時代、すなわち藤原氏が着手した貴族支配型律令国家のラフスケッチあたりから筆を進めたい。

【追記1】α群とβ群
掲示板「放知技」で、mespesadoさんが重要な投稿を行っている。これは日本書紀の正体を考証する上で、欠かすことのできないα群とβ群についての発言だ。ここで、α群とβ群と書くだけでは、何のことやらさっぱりという読者もいるかもしれないので、そのあたりの解説は以下のサイトを参照していただければと思う。
九州王朝説批判

【追記2】守谷史観
天武天皇シリーズを終えるにあたり、多くの民間歴史研究家の研究成果を参照にさせていただき、本当に有難かった。そうした一人として、放知技の常連さんの一人、はぐらめいさんが推薦する、守谷健二氏の「日本書紀と天武天皇の正統性の問題」について」を紹介しておこう。

「日本書紀と天武天皇の正統性の問題」について(1)
「日本書紀と天武天皇の正統性の問題」について(2)
「日本書紀と天武天皇の正統性の問題」について(3)


守谷氏の天武天皇観と合せて、はぐらめいさんの上記三本の解説記事を読めば、飯山さんの天武天皇観と共通する点、そして異なる点が浮き彫りになり、参考になると思う。

【追記3】『天皇系図の分析について』
晩年、熱心に同書に取り組んでいた飯山さんも仰せだったが、同書の場合、例えば第九章の「卑彌呼の生家は満州の遼東半島」や、第十二章「聖徳太子は架空の人--憲法十七条も架空」といった、賛同できる章があるかと思えば、第二十三章の「天智天皇と天武天皇の正体」のように、同意致しかねる章もあるという具合に、玉石混合の感のある本だ。そのつもりで同書に接すると良いと思う。

【追記4】その他
上掲の『天皇系図の分析について』は、韓国について多くのページを割いている。よって、韓国人の持つ民族性を一度考察してみたいという読者向けに、動画を数本を紹介するとともに、併せて小生のコメントも付記しておく。


【武田邦彦】テレビが絶対カットする彼らの起源!彼らはいったいどこから来たのか?なぜ日本人とこうまで違うのか?日本人全員が思っているこの大疑問

→ 日本人と韓国人をDNAの観点から見ると、かなりかけ離れていると武田氏は説く。


【武田邦彦】誤解?日本の文化は大陸から来たのではく南方から来た。昔は寒くて大陸にはとても住めなかった。夏でも氷が3メートルも積もっていた。

→ 小生は日本列島の遠祖は北方系(ツラン民族)と南方系(黒潮民族)に大分されると思っているが、北方系からの流入、殊に小氷河期の流入を考えるにあたり、様々なヒントを武田氏は上掲の動画でもたらしてくれる。


新羅人 韓国人のルーツは何者なのか? 劣等感発祥、中国化の元凶は新羅だった!!

→ 嫌韓の人が制作した動画ではと思うほど、偏見に満ちた動画である。そして、間違いも多い。例えば「馬韓」。拙稿「天武天皇 09」ても指摘したことだが、馬韓は朝鮮半島南部にあったのではなく、遼東半島にあった国だ。

【追記5】日本列島
以下の記事は上掲の『みち』(平成20年12月1日号)に掲載されたもので、日本列島をテーマとした過去の拙稿でも度々紹介した記事だ。今回の拙稿でも、日本史を紐解く上でのキーワードとして「日本列島」を取り上げていることから、以下に再掲させていただく。

19090301.jpg

国士渡邉正次郎05
「国士 渡邉正次郎}」シリーズの第五号をお届けする。今日アップされた渡辺正次郎氏の新動画は、「⑰小泉は売国奴」。


⑰小泉は売国奴

コメント19
今回の動画、郵政民営化の闇についてのお話をお聞きしながら、小生が関係する世界戦略情報誌『みち』に、日本郵便副会長であった稲村公望さんが、「日本郵政民営化の闇を暴く」(上・中・下)と題する記事を執筆したのを思い出しました。そこで、先生への援護射撃になればと思い、拙ブログに全文を公開しました。
http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-entry-1749.html


同動画は、日本郵便、より正確には国民の財産を食い物にした、小泉純一郎・竹中平蔵・宮内義彦らを、渡邊氏が怒りを込めて糾弾するという内容となっている。渡邉氏の声に耳を傾けながら、脳裏に浮かんだのが元日本郵便副会長であった稲村公望さんの記事、「日本郵政民営化の闇を暴く」(上・中・下)であった。これは、世界情報戦略誌『みち』の平成29年7月15日号、8月1日号、および9月1日号に掲載された、上掲三者の悪行の数々を余すところなく暴露した内容となっており、日本の将来を憂う読者にとって見逃すことのできない記事だ。以下、全文を公開する。


日本郵政民営化の闇を暴く 上

●ふと顧みると、遠い昔の話のような気がするが、まだ五年にもならない。竹中平蔵氏による同僚の研究成果の盗用問題をはじめとして、長年にわたり同氏を取材対象に追い続け、その取材の成果の集大成として『市場と権力「改革」に憑かれた経済学者の肖像」』(講談社)と題する単行本を佐々木実氏が世に問うたのは二〇一三年の五月のことであった。佐々木実氏は一九六六年生まれ、日本経済新聞社記者を経てフリーのジャーナリスト。

佐々木実氏のこの労作は同年の新潮ドキュメント賞と翌年の大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した。出版界にとっては軒並みに取り上げて然るべき大きな栄誉である。にもかかわらず、新聞各紙は何を怖れているのか一片の書評すら掲載しようとはしなかった。筆者の知る限りでは、共同通信の配信を受けて新潟日報だけが書評を出した。

その『市場と権力』の第七章は郵政民営化の闇について詳述している。

同氏による「郵政公社『資産売却』の闇民営化ビジネスの虚実」と題する記事が月刊誌に掲載されたが、閲覧が困難となっている。だが幸いにも、気鋭のジャーナリストによる渾身のレポートの要旨を筆者はメモしていた。佐々木実氏の快諾も得て、郵政民営化の無明の闇に光をあてる縁にすべく、佐々木実氏の記事のメモを以下に転記することにした。

豪州のトール社を買収して四〇〇〇億円を越える巨額の損失が確定したことが表面化したこともあり、民営化の開始早々から開始された不動産売買に対して、関係者からも指摘されて懸念の声が上がっていた。ただし、不動産売買そのものはすでに郵政公社時代からバルクセールとして始まっていたのだ。こうしたことを記録に残し、外国勢力が主力になった郵政民営化の闇に光を当てることは、日本再興を目指す者たちにとって必ずや貴重な参考情報となるはずで、時宜にも叶っていると信じる。

●日本郵政が「かんぽの宿」をオリックス不動産に一括売却しようとしたところ、鳩山総務相(当時)はストップをかけた。白紙撤回に至ったことが大々的に報道されたことは未だに記憶に新しい。しかし日本郵政は、前身である郵政公社時代にも一括売却(バルクセール)の手法を用いて六〇〇件を超える大量の資産売却を行なっていた。このバルクセールの実態はどのようなものだったのか。転売先や資金の出所にまで視野を広げて追跡したところ、謎の有限会社や小泉政権時代に「勝ち組」としてもてはやされた企業の名前などが浮かび上がってきた――。民主党の城島光力氏に話を聞いたのは総選挙の準備に忙しい二○○九年七月のことだった。「いま思い出しても腹が立ってきますよ」落選中の身の城島氏はそう言うと、六年前の出来事を昨日のことのように話しはじめた。きっかけは二○○三年五月の衆議院厚生労働委員会での質疑だった。民主党の「次の内閣・雇用担当大臣」でもあった城島氏は労働分野の規制緩和に強い懸念をもっていた。「派遣期間を一年から三年に延長し解雇もしやすくする法案でした。オリックスの宮内義彦さんが議長の総合規制改革会議から出てきた流れだ。それでこの会議のメンバーについて調べてみようと思ったわけです」

◎「最高権力者」
調べてみると、人材派遣に関わる経営者が委員のなかに二人いることに気づいた。ザ・アール社長の奥谷禮子氏とリクルート社長の河野栄子氏。ザ・アールのウェブサイトを見てみると、第二位株主がオリックスで、主要取引先はリクルートと記されていた。総合規制改革会議は首相の諮問機関。小泉総理が提言を尊重するので政策への影響力は大きい。ビジネスでつながりをもつ三人がそろって委員というのは問題ではないか。城島氏は厚生労働大臣に質した。城島氏は国会の外で思わぬ反撃に遭う。奥谷氏自らが議員会館の部屋を訪ね激しく抗議してきた。抗議は執拗で、面談のあとも、衆議院厚生労働委員長宛に内容証明郵便を送付し、「不適切な部分を速記録から削除」すること、城島議員を「悪質な場合は処分」することを求めてきた。だがこれで終わりではなかった。追い討ちをかけるように、総合規制改革会議議長の宮内氏も抗議文を送りつけてきた。

「貴職の見解を問いたい」「総合規制改革会議に対しての大変な侮辱である」「到底承服できるものではない」……まるで目下の者を叱責しているかのような文章だった。

憲法第五一条は国会議員に国会での発言の責任を問われないという免責特権を与えている。抗議を逆手にとって問題にしようと城島氏が考えていた矢先、後に大臣にもなる自民党の有力議員が声を潜めるように忠告してきた。「城島さん、あなたのいうことはそのとおりだよ。でもね、宮内義彦はいま日本の最高権力者だ。戦ってもいいことは何もない」。ぼくは「郵政民営化ビジネスは政官業の癒着よりひどいじゃないか」と指摘して、宮内さんや奥谷さんの猛烈な怒りを買った。ずばり本質を衝かれたから彼らはあんなに激しく怒ったんだと思いますよ」過剰反応の背後に利権の存在があるのではないか。城島氏は郵政民営化の利権について調べる決意を固めていたが、頓挫した。○五年九月の「郵政選挙」で落選してしまったからだ。奥谷氏は郵政民営化後の日本郵政株式会社の社外取締役に就任している。郵政審議会委員を務めるなど郵政事業とは縁が深いが、奥谷氏が経営する人材派遣会社ザ・アールが日本郵政公社からマナー研修など総額七億円近い仕事を受注していたことが明らかになっている。オリックス不動産が「かんぽの宿一括譲渡」を落札したことに端を発したかんぽの宿騒動で、宮内氏が渦中の人になったことは記憶に新しいところだ。郵政事業にからんで両氏が仲良く登場してきたのは偶然だろうか。かんぽの宿一括売却はまさに郵政資産の民間市場への放出だが、郵政資産の売却には前史がある。日本郵政公社(郵政公社)時代の不動産の大量売却だ。郵政公社は二〇〇三年四月に発足した。政府が全額出資する国営企業で、郵政事業庁から郵便、郵便貯金、簡易保険を引き継いだものの、郵政民営化が蒸し返された「郵政選挙」で小泉政権が大勝して、郵政事業は分割された株式会社にゆだねられて短命に終わる。日本郵政株式会社にとって替わられる形で郵政公社は○七年九月に解散した。活動期問はわずか四年半だったが、この問、保有する不動産を大量に売りさばいていた。売却した不動産は優に六〇〇件を超える。北は北海道から南は沖縄まで、土地や建物を短期問に大量に売れたのは、「バルクセール」という売却手法に依るところが大きい。たくさんの不動産をひとまとめにして売る方法だ。もともと不良資産を大量に抱えた銀行が不良資産の処理を迅速に進めるために用いた方法で、買い手の付きにくい不良物件と資産価値の高い物件を抱き合わせて売りに出す。米国でも日本でも、不良債権問題が深刻化した時期、不良資産を金融機関から早く切り離すための資産流動化策が打ち出され、バルクセールなどの取引がしやすくなるよう制度的な環境が整えられた。もっとも、郵政公社がバルクセールで売却した不動産は全国各地の社宅や郵便局舎建て替え用地などで、東京や大阪あるいは地方都市の一等地もたくさん含まれる。不良資産の処分と同じ方法を選んだのはなぜか、その経緯はいま一つはっきりしない。二〇〇四年一〇月、郵政公社は唐突に「不動産売却促進委員会」なるものを立ち上げている。郵政公社の高橋俊裕副総裁(トヨタ出身)が委員長、執行役貝七人が委員という構成だ。初会合の議事録に、委員の奇妙な発言が記されている。「この委員会で何を決めるのか。バルク売却することを決定するのか。なぜバルク売却するのか」。こうした発言が出たのは、初会合で「バルクセールの必要性」を説く資料がいきなり委員に配られたからだ。資料を作成した事務局は不動産売却を批当する施設部門。「売れ残しをなくすために行なう。資料の売れ筋欄にあるようになかなか売れない物件もある。これを売れやすい物件と併せて売却する予定」と説明。しかし別の委員だちからも、「情報公開はどうするのか」「売却物件の全体額はいくらか。データとしてないのか」などの声が相次いでいる。ちなみに高橋委員長は出張で欠席している。リクルートコスモスが三回落札結局、郵政公社は大型バルクセールを三回実施する。ひとまとめで売りに出した不動産は○五年三月が六〇件、○六年三月が一八六件、そして〇七年三月に一七八件。合計四二四件で売却総額は五〇〇億円近くにのぼる。驚くことに、すべて同じ企業グループが落札している。リクルートコスモス(現在はコスモス・イニシア)を代表とするグループだ。郵政公社から一括購入した不動産は落札した企業グループ内で分配される。どの企業に何件渡ったかを調べると、リクルートコスモスは大きな不動産を収得してはいるものの物件数は少ない。残る多数をほかのメンバーが購人しているわけだが、転売しているケースがほとんどで、二回三回と転売が繰り返されている例も珍しくない。不動産の流れ追いかけると、奇妙な事実が顔を覗かせる。郵政公礼から物件を購入したメンバー企業が購入直後に会社ごとファンドに買収されていたり、転売リレーに登場する実態不明の会社を追跡すると有名企業が後ろに控えていたり、複雑怪奇な取引関係は民営化ビジネスの虚実を物語る。○五年三月の初めてのバルクセールから見ていく。入札にはリクルートコスモス、ゴールドクレスト、長谷工コーポレーションをそれぞれ代表とする三つの企業グループが参加した。売却される不動産は六〇件。リクルートコスモス・グループが一六二億円で落札した。メンバー企業と購入件数は次のとおり。株式会社リクルートコスモス(一件)、株式会社リーテック(五件)、株式会社穴吹工務店(一件)、株式会社穴吹不動産センター(五件)、有限会社CAM5(リクルートコスモスとの共同購入、二件)、有限会社CAM6(四六件)、グループ代表のリクルートコスモスは当時リクルートグループに屈する不動産会社。実はこのバルクセール直後にリクルートグループから独立する。リーテックはリクルートコスモス出身の社長が二〇〇〇年に設立した会社。穴吹工務店は香川県高松市が本拠で、全国でマンションの建設・販売や不動産売買などをしている。穴吹不動産センターはグループ会社だ。残る二つの有限会社、CAM5とCAM6はリクルートコスモスが出資した特別目会社(SPC、特定の不動産取引のために設立された会社)。リクルートコスモスは大型物件を獲得してはいるものの、購人物件数は少ない。物件数でいえば、主役は全体の七七%にあたる四六件を単独で手に入れたCAM6だ。CAM6について、リクルートコスモスは「弊社が設立したSPCに相違ない」という関係証明書を郵政公社に提出している。ところが郵政公社から不動産を購入した直後に、ケネディクスという企業に出資持分の五〇%を取得されている。ケネディクスの関連会社になったわけだが、まもなくケネディクスはCAM6を「スティルウォーター・インベストメント」と改称し、郵政不動産を次々と転売している。ケネディクスは米国の大手不動産会社ケネディ・ウィルソン・インクの日本の拠点として九五年に設立された。不動産や不良債権への投資を行なっている。CAM6はバルクセール前に設立されたが、設立時から取締役(代表者)はケネディクスの中堅幹部社員で、郵政公社のバルクセールにケネディクスが投資することはあらかじめ決まっていたとみていい。CAM6の取締役には後に米国穀物メジャーのカーギルの関係者も就任している。カーギルからも出資を受けた可能性がある。

◎資金源はオリックス
CAM6が購入した不動産を調べてみて意外なことがわかった。購入した不動産四六件のうち二二件がオリックスの担保に入っていた。福岡香椎用地(郵政公社の評価額約二七億円)、神奈川県葉山用地(同約一八億円)、北海道函館用地(同約九億円)はいずれも極度額二八億八〇〇〇万円の根抵当権を売買日に仮登記。小さな物件はまとめて共同担保にしている。CAM6が郵政公社の不動産を大量に買い付けることができたのは、オリックスが資金を提供していたからだった。落札した企業グループにオリックスは入っていないが、全体のスキームのなかにあらかじめ参加していたとみなしていいだろう。表には顔を見せない資金提供者だ。いずれにしても、かんぽの宿問題の四年も前から、オリックスは郵政資産ビジネスと関わりをもっていたことになる。リクルートコスモスは郵政公社の初めてのバルクセールを落札した二ヶ月後、リクルートグループからの独立を発表する。ユニゾン・キャピタルが運営する三つのファンドが九〇億円を出資、ユニゾンはリクルートコスモスの六〇%強の株を保有して筆頭株主になり、経営権を掌握する。ユニゾン・キャピタルの創業者で代表の江原仲好氏はゴールドマン・サックスで活躍した経歴をもち、同社勤務峙代に日本人として初めてパートナーに選ばれている。ところで、オリックスがリクルートコスモスと資本関係をもつのもリクルートグループから独立したときからで、優先株を引き受けて二〇億円を出資している。ユニゾン・キャピタルの方とも接点がある。ちょうどリクルートコスモスの経営権を握るころ、ユニゾン・キャピタルは経営への助言機関「エグゼクティブ・カウンシル」を社内に設け、メンバーの一人として宮内義彦氏を迎え入れた。リクルートコスモスはリクルートグループから独立したあとも、郵政公社のバルクセールを立て続けに落札していく。参議院で郵政関連法案が否決された後、「郵政民営化の是非を問う」と訴える小泉総理が衆議院を解散、○五年九月の総選挙で大勝した。郵政関連法案の作成を一手に取り仕切った竹中平蔵郵政民営化担当大臣は総務大臣も兼任、郵政公社を所管する総務省に乗り込む。大臣は郵政公社の資産売却に関する権限も持っていて、二億円以上の資産を売却する場合、郵政公社は総務大臣の認可を受けなければならない。完璧な郵政民営化体制が敷かれるなかで実施された二○○六年三月の郵政公社バルクセールは、最大規模のものとなった。一括売却された不動産は一回目の三倍を上回る一八六件。当時郵政公社で資産売却を担当していた関係者は、売却リストにたくさんの社宅が入っているのを発見して驚いた。「どうしてこんなに社宅を売るのかと同僚に聞いたら、社宅売却計画があるとかで、その初年度なんだと言ってました。いつそんな計画ができたのかはわかりません」。郵政公社の当時の内部資料を見ると、二回目のバルクセールの核となる目玉物件が記され、例えば東京では「国分寺泉町社宅用地」、「旧赤坂一号社宅」、「旧中目黒三丁目社宅」などが挙げられ、いずれも地価が極めて高い。入札前から問い合わせが殺到、実際の入札には一一社が参加、住友不動産、野村不動産、丸紅などのほか、オリックス・リアルエステート(現オリックス不動産)なども参加している。結果、リクルートコスモスのグループが再び落札。落札額は二一二億円だった。

●郵政民営化とは、駅前の一等地を財閥がぶんどり合戦をすることだと揶揄する向きがあった。東京駅前は三菱地所とJR東日本、札幌は三井不動産、名古屋は名工建設、博多はJR九州との合弁で高層ビルが建った。大阪は、住友が勧進元になってビルを建て、東京でディズニーランドを経営するオリエンタルランドが協力してカナダのサーカスの劇場を入れる話もあったが、まだ更地のままである。(つづく)


日本郵政民営化の闇を暴く 中

●株式会社リクルートコスモス(三件)有限会社CAM7(一三七件)株式会社穴吹工務店(一件)株式会社穴吹不動産センター(七件)有限会社G7ー1(二〇件)有限会社G7ー2(リクルートコスモスと共同購入)(二八件)がその内訳である。

◎郵政資産転がし
CAM7はリクルートコスモスが出資するSPC、G7ー1とG7ー2は一回目のメンバーだったリーテックが出資するSPC。全体を見渡すと、CAM7が大量購入していることがわかる。ところがCAM7はこの後、会社ごと買収され、リサ・パートナーズという投資ファンドが全出資持分を買い取り、会社を丸ごと買い取ることで一三七件の不動産を手に入れた。そして、リサ・パートナーズは一三七件のうち一件だけを個人に売却したあと、一三六件を別の会社に一括売却している。購入してからわずか三ヵ月のちに再びバルクセールで転売しているわけだ。リサ・パートナーズが一括売却した先は有限会社ティー・ジー・ファンド。聞きなれない名前の会社だが、有限会社ティー・ジー・ファンドはさらに法人や個人に転売し、ほぼ全物件を売り抜けている。まるで「郵政資産転がし」といってもいいような見事な転売リレーが成立している。リサ・パートナーズは旧日本長期信用銀行出身の井無田敦氏が九八年に設立した投資ファンドで、取引直前の○五年一二月に東証一部に上場している。○六年一二月期の中間決算書をみると、不動産の主要販売先として有限会社ティー・ジー・ファンドが特記されていて、販売額は一三億七八〇〇万円とある。謎の有限会社リサ・パートナーズは、CAM7を会社ごと買収し、手に入れた郵政物件一三六件を有限会社ティー・ジー・ファンドに一三億七八〇〇万円で転売した。この売却額は、郵政公社の評価額を基準にすれば、破格の安さだ。郵政公社の評価では一三六件の合計は約二三億円。有限会社ティー・ジー・ファンドは四割引きで購人した計算になる。転売でかなり儲けたのだろうか。そもそもこの有限会社は何者なのか。連絡をとろうにも、会社のウェブサイトもなくNTTの電話帳にも記載はない。

◎ゴールドマン・サックスのファンド
そこで、同社から不動産を購人した人を訪ねてみた。東海地方の郵便局用地を買った個人宅に電話をすると、「実は、こんな田舎の不動産を東京の名前を聞いたこともない会社が本当に所有しているのか不安になりましてね。うちの主人が束京に出張したおり会社をこっそり見にいったんです。きちんと表札が掲げてあったのでうその話ではないんだなと」東北地方の不動産会社の担当者は、「値段は妥当だけど、郵政公社が売った土地の転売ですよね。会社が匿名を希望しているみたいな変な名前だし、なにか事情があるのかなとは思いました」話を聞いてわかったのは、東急リバブルが仲介したケースが多いこと、不動産を買った当人も売り主ティー・ジー・ファンドについての情報はほとんど持ち合わせていないこと。あらためてティー・ジー・ファンドの代表者を調べた結果、ゴールドマン・サックス・リアルティ・ジャパンの社員であることがわかった。有限会社ティー・ジー・ファンドは米国の大手投資銀行ゴールドマン・サックスの会社だった。正確にいえば、投資のための資金はゴールドマン・サックス・グループの不動産投資ファンド「ホワイトホール」から出ている。有限会社ティー・ジー・ファンドは不動産投資する際の受け皿にすぎないので、資本金三〇〇万円で専属の社員はいない。なぜゴールドマン・サックスが郵政資産の転売リレーなどに参加したのか、問い合わせてみたが、個別取引については答えられないとのこと。事情に詳しい金融関係者は郵政資産の転売では大きな利益はあげていないともいうが、正確なところはわからない。リサ・パートナーズ経由で購入して理由もよく判らない。ファンド関係者に意見を求めると。「ゴールドマン・サックスは何か事情があって表に名前を出したくなかったんでしょうね。リサはゴールドマンへの転売を前提に買っているはず。この世界はみんなお友達みたいなもので、貸し借りはありますから」ティー・ジー・ファンドから不動産を買った人で売買時に「ゴールドマン・サックス」の名前を耳にした人はいない。ライブドア事件の余波でファンドや外資への風あたりが強かったからだろうか。それにしても、不動産を売る相手にさえ正体を明かさないのだから不思議としかいいようがない。オリックスについてもふれておかなければならない。不動産の分配状況をみると、G7ー1とG7ー2が目玉物件を多数手に入れていることが目を引く。郵政公社は内部資料でバルクセールの核となる優良物件一四件を特記しているが、そのうちG7ー1が四件、G7ー2が六件を購入している。リーテックの子会社二社が一四件の優良物件のうち一〇件までを押さえ気いるわけだ。不動産登記を調べてみると、ここでもオリックスが顔を出す。じつは、G7ー1とG7ー2は郵政公社から不動産を購入してからおよそ半年後の一〇月一日、リーテックに吸収合併されている。オリックスは合併直前に、G7ー1が郵政公社から買い入れた優良不動産を担保にして、リーテックに融資している。オリックスが共同担保の形で担保にとったのは「旧赤坂一号社宅」「旧中目黒三丁目社宅」「旧沼部三号社宅」など。優良物件リストの不動産ばかりだ。リーテックに吸収される前、G7ー1の保有物件には三井住友銀行や東京スター銀行が担保権を設定していた。融資を肩代わりしてオリックスが入って、優良物件を担保にしていた。

◎赤坂六丁目プロジェクト
オリックスとリーテックはこのあと関係を深めていく。オリックスが資金を提供しリーテックが土地を購入するという共同作業で進めたのが赤坂六丁目のプロジェクトだ。郵政公社から手に入れた旧赤坂一号社宅周辺の土地買い集めに動いたのである。旧赤坂一号社宅は日本銀行氷川寮に隣接する都心の一等地。「(オリックスはリーテックに)赤坂だけで五〇億円以上出してくれている」(リーテック)というから、相当力を入れたプロジェクトだったのだろう。二○○七年九月に企業が所有する三七六㎡の土地、○八年三月には独立行政法人水資源機構が所有していた二四五㎡の土地といった具合に、リーテックはオリックスから資金提供を受けながら次々と近隣の土地を買い進めた。リーテックによると、赤坂六丁目のこれらの土地は不動産市況が冷え込む前は一〇〇億円以上の鑑定評価が出ていたという。旧赤坂一号社宅の郵政公社の評価額は五億円あまりだから二〇倍以上の金額だ。現場を訪れてみると、リーテックとオリックスが組んで進めてきたプロジェクトがどこの土地かはすぐにわかった。郵政公社が売った旧赤坂一号社宅はすでに建物はなく原っぱのような空き地。水資源機構からリーテックが購入した土地には寮のような建物は建っているが、人の出入りはない。旧赤坂一号社宅前で近所の住人に聞いてみると、{リクルートが買ったんですよ」リクルートコスモスと思い違いしているようだが、リーテックとオリックスについてはまったく知らないようで名前を聞いてもきょとんとしていた。民営化ビジネスの虚実関係図( 五二ページ)を見ながらあらためて考えてみると、影の部分、ゴールドマンーサックスやリサ・パートナーズやオリックスが取引している領域はまるで見えない領域ででもあるかのようだ。ティー・ジー・ファンドから不動産を買った人はゴールドマン・サックスが見えていないし、赤坂六丁目プロジェクトの隣に住む人はオリックスもリーテックも知らない。郵政公社が一八六件の不動産を引き渡し、六社グループが二一二億円を支払う。 二本の矢印であらわされた動きだけを「官から民へ」と捉えると、全体像は見えない。ビジネスの領域は影の部分まで広がっているからである。「郵政利権」が醸成されるのなら、不可視の領域にこそ目をこらさなければならない。

◎高橋副総裁の懸念
実をいうと、二回目のバルクセールが終わった直後に、郵政公社幹部が懸念の声をもらしている。三月二〇日に開かれた「不動産処分検討委員会」の席上だ。委員長を務める郵政公社の高橋福総裁は。「昨年のバルクでは、リクルートは転売して相当儲けたと聞いている。クルーピンクの方法やもっと高く売れる方法を考える必要がある」と発言している。「昨年のバルク」とは一回目、「リクルート」はリクルートコスモスのグループのことだ。どのような意図で発言をしたのか、高橘氏に直接たずねてみると、「郵政公社の内部では『バルクセールはうまくいった』という話になっていたんですよ。しかし外部の不動産関係者に聞いてみたところ、彼ら(落札企業グループ)は損なんかしてませんよ、といわれた。『高く売った』といっているけど本当なのか、もっとやり方を考える必要があるんじゃないかということでああいう発言をしたわけです」外部の不動産関係者が「転売で儲けている」ことを知っていたのだから、業界の一部で噂になっていたのかもしれない。不思議なことに、高橋副総裁がかなり踏み込んで疑問を呈したのにもかかわらず、特段の改善策も講じられないまま三回目のバルクセールが実施され、やはりコスモスイニシア(旧リクルートコスモス)のグループが落札している。売却された不動産は一七八件、売却額は一一五億円だった。二○○七年二月のバルクセールに関わった関係者が解説した。「バルクセールが成立するのかどうか心配でした。優良物件が少なかったし、不動産業界も二回目のときのようなイケイケドンドンの雰囲気はまったくなかった。どこのマンションに売れ残りがでたとかいう話が聞こえてきたりして」小泉政権を引き継いだばかりの安倍政権下で

三回目のバルクセールは実施されたが、投資ファンドの影は消える。一方で、三度も連続して同一企業グループが落札した気の緩みからか、おかしなことが頻出している。たとえば、入札に参加した企業の顔ぶれ。コスモスイニシア(旧リクルートコスモス)グループと、有限会社駿河ホールディングスと合同会社CKRF4の二社グループの二グループのみの入札だったが、CKRF4の代表は一回目でリクルートコスモスのグループに入っていたCAM6の代表と同じ人物。前にも述べたようにケネディクスの社員だ。駿河ホールディングスの代表にいたっては、読売新聞の収材に「名義貸しだけなので、入札についてはわからない」と、名前を貸しただけであることを認める発言をしている。おかしなことは他にもある。バルクセールの仲介をしていた中央三井信託銀行は入札前に、落札企業が転売する相手先を探して購入希望価格まで聞きだしていた。鳥取県の岩井簡易保険保養センターについて、東京都内のある不動産業者は中央三井信託銀行の担当者から「いくらか」と聞かれ、「三〇〇〇万円」と答えた。買い付け証明まで提出したが、入札前に再び「六〇〇〇万円にならないか」と打診された。のちに、リーテックの子会社の有限会社レッドスロープがたったの一万円で郵政公社から購入し、地元の福祉施設に六〇〇〇万円で転売していたことを知ったという。

◎ファンド時代の終焉
オリックスとリーテックが二人三脚で進めた赤坂六丁目プロジェクトの後日談である。もともと郵政資産「旧赤坂一号社宅」をリーテック子会礼のG7ー1が手に入れたところからスタートした郵政ビジネス。オリックスから軍資金を得てリーテックが周辺地を買い進めたことは既にのべた。土地の所有権はリーテックにあるが、登記を確認すると、すべての不動産にオリックスが「代物弁済予約」を○八年九月末に設定している。リーマン・ブラザーズが破綻した直後だ。カネが返せなくなれば土地は貰うというわけだが、リーマン・ショックを境に、プロジェクトに黄信号が点っていることを物語っている。そもそもオリックス自身、一時株価が急落し、厳しい状況におかれていた。郵政公社のバルクセールをすべて落札したコスモスイニシア(旧リクルートコスモス)は多額の債務超過に陥って、後に私的整理の新手法である事業再生ADRを申請した。郵政公社のバルクセールを振り返ると、小泉政権下で実施された一回目、二回目は投資ファンドが触手を伸ばしてきたが、安倍政権下の三回目になるとファンドの影は消えている。それはひとつの予兆であり、不良債権ビジネスの手法を延長して民営化事業を推し進めることが難しくなっていることを示していた。そしてリーマン・ショックがとどめを刺す。投資ファンドの終焉である。かんぽの宿問題では、一括譲渡を落札したオリックスに鳩山邦夫総務大臣が待ったをかけ、郵政民営化劇の監督兼脚本家、竹中平蔵慶大教授は強く反発し、「かんぽの宿は不良債権」と言い切った。郵政民営化の根底に横たわる発想が口をついて出てきたのだろう。麻生政権下で鳩山大臣は更迭され、西川善文氏は日本郵政株式会社の社長の椅子にとどまった。小泉構造改革推進派がところを替えてすさまじい抵抗勢力となり、西川善文社長を守り通したのである。政局の次元では巻き返しに成功したけれども、しかし金融資本の流れにまかせ、すべてを洗い流してもらう金融資本による「改革」の時代が終焉した。はしなくも郵政民営化ビジネスの現状がその終焉を証明した。

●学生時代に故鳩山邦夫代議士との付き合いはなかった。学習院と教育大付属大塚の卒業生の御曹司だから、ズボンに蒼線の入ったスマートな制服を着た姿を学内でみかけた記憶はある。赤いスポーツカーの愛車を見たこともあったが、直接口をきいたことはなかった。成績抜群だったそうだ。当方はトレパン姿で授業に出て気位の高い教授から怒られた田舎者の貧乏学生だった。舛添要一氏との方が、同じ西洋政治史のゼミに所属していたから話すことが多かった。後に、都知事選挙で石原慎太郎氏の圧倒的な人気の下で、二人が競争して立候補して両方とも落選したことがあった。鳩山氏と、赤坂の蕎麦屋で月いち集まって清談会を開いたのは卒業してからだ。テレ朝の萩谷順氏、法政大学の下斗米伸夫教授、南足柄市長(当時)の澤長生氏などが常連だった。幹事役の高橋進東大教授が急逝して立ち消えになった。久留米に選挙区を変えた時は困った。同級生の古賀一成君と競争することになり、筆者は古賀氏を応援して、選挙妨害にならないようにして、どうせ鳩山邦夫氏は当選するから古賀君をせめて比例区で当選させて欲しいと街頭演説を筑後の大川市内でぶった。タイヤ会社の会社ぐるみの選挙で、休日に選挙運動をせずに当選する実力には驚いた。総務大臣の時は殊更に会わないようにした。入れ智恵でもしたと思われるのが厭だったのだが、かんぽの宿の事件の最中は特にそうだった。(つづく)


日本郵政民営化の闇を暴く 下

●「岩崎芳太郎の「反・中央集権」思想」と題するブログがあり、その一部に「JAL再建策にモノ申す」、副題を日本航空債権問題は「小泉竹中改革の延長戦」とする論説記事が載っている。岩崎芳太郎氏は、鹿児島市に本社を置く岩崎産業の社長で、二○一三年十一月八日から鹿児島商工会議所の会頭を務めている。二○○九年には、「地方を殺すのは誰か」と題する単行本をPHP研究所から出版して「事業と社会正義を守るため、次々と降りかかってくる火の粉を払い、中央集権思想と新自由主義に敢然と立ち向かう」、地方経営者の主張ここにあり。とする論客である。ブログに、「郵政民営化の欺瞞」と題する論説があり、「国全体を対象としたネットワーク事業は民営化にそぐわない。民営化政策の絶対的矛盾を明らかにする」と副題をつけ、「郵政不動産払い下げ問題」と題する論説の副題を「それは明治政府の「官有物払い下げ事件」を上回る大疑獄事件だ」とする。筆者は、黒潮文明論の紙面を拝借して、郵政民営化の闇の部分に光をあてるべく三ページに拡大して拙論を提示しているが、今回は、七月二二日の早朝に岩崎社長に直接電話して前掲ブログの郵政民営化部分からの引用と転載を申し出て、快諾を得た。ちなみに、平成元年の七月二十二日は、長男の稲村周祐が薬効甲斐無く新宿の榊原病院で息を引き取った命日だから、筆者は遠慮することもなく、優れた論説を今にブログに残している岩崎社長に敬意を表しながら、気後れ無く電話をしてお願いするとができたように思う。

郵政不動産払い下げ問題の論説は「かんぽの宿払い下げ」不正の構図を暴くと見出しをつけているが、まずその核心部分を次の通り引用する。

●「なぜふつうに営業可能なかんぽの宿がたった一万円で売り飛ばされそうになったのでしょうか? 一定の価値のある国民の財産でも、不良債権の評価は低い」、このロジックで国民の財産は収奪されてきたのです。

竹中氏が郵政事業を「不良債権」と呼びたがる理由
二○○九年初めのかんぽの宿の払い下げ問題のおかしさは、だれが見てもわかることですが、鳩山総務大臣にストップをかけられなければもう少しで国民の大切な財産は、格安でオリックスに下げ渡されてしまうところでした。なぜこんなバカなことが起こってしまうのか? それを理解するためには、ユダヤやアングロサクソンの金融資本が日本に持ち込んだ弱者からの収奪を正当化するためのロジックである「減損会計」や「収益還元法」を用いたデューディリジェンス(資産評価)の手法をかんぽの宿に適用された背景を理解する必要があります。今回は、とても簡単な説明を試みてみましょう。

(中略)竹中氏は郵政民営化について、産経新聞紙上で「不良債権処理はやってよかった。やらなければ大変だった。郵政民営化では二一九の隠された子会社を洗い出し、利権をむさぼっている人の既得権益がなくなり、納税も増えた。時間はかけなければならないが成果は表れている」と語っています。さらに、赤字の出ているかんぽの宿を早期に売却したのはよいことだと述べているのですが、私には全く彼の言っていることの意味はわかりません。そもそも、郵政事業というのは、不良債権なのでしょうか?そうではないはずです。しかしそれをあえて「不良債権だ」と強弁しているのは、「一定の価値のある国民の財産であっても、不良債権であるから、減損会計とか収益還元法といった不良債権処理の時に使われた評価方法を使って、安く売却してもよいのだ」という収奪のロジックを働かせるために敢えてに言っているだけだとしか思えません。それはモノの評価の中で、特殊な状況のときにだけ使われる「安く買いたたくための特殊な方法」であって、一般的な評価方法とはいえないはずです。郵政事業に不良のレッテルを貼ることによって、一億二〇〇〇万人の国民の目から見て信じられない安値でかんぽの宿を売却しようとしたことを、竹中氏は本当に正当なことだと自信を持って言えるのでしょうか。もっと不思議なことは、二一九社の郵政ファミリー企業が不良債権なのであれば、どうしてその中の中核会社である日本郵便逓送の株の公開買い付けに二四○億円もの巨費が必要だったのでしょうか?ぜんぜん話に筋が通っていませんね。

◎リンゴ畑をむりやりたたき売りさせられたようなもの
簡単なたとえ話をすると、こういうことだと思います。リンゴ畑にリンゴがなっているのですが、ちょっと作柄が悪くて傷んでしまっていました。「このリンゴは、そのままにしておくと一〇日くらい後には腐ってしまうので、一刻も早く売りましょう。それも安く売らないと買い手がつきませんよ」と他人から言われて無理矢理に畑ごと売却されてしまったような無茶な話です。リンゴが痛んでいたからといって、それはたまたまその農家が下手だっただけで、他の人が同じ木でリンゴを作ればまったく立派なリンゴがとれるのに、売らなくてよい畑まで含めて売らせてしまったわけです。リンゴ畑をむりやりたたき売りさせられたようなものこんなことを、関係者全員(郵政会社経営者、第三者委員会、天上がりした民間人)が正当化しようとしているというのは、私には全く理解できないことです。このケースが正当化されるのは、畑の持ち主がどうしても明日にでもキャッシュが必要だとか、すぐにでも売却しなければ銀行債務の個人保証を待ってくれない切羽詰まった状況である場合だけです。

しかし日本国が、郵政の財産を明日にでも売らなければならない状況に追い詰められることなどありえないことです。しかもリンゴ畑の「土地」を売ったことになっているのですが、買った人はそのままリンゴ農家を続けていて、翌年には立派なリンゴを収穫しているのです。つまり「かんぽの宿は郵政事業の本業ではないからやめなさい」と言われて売却したのですが、買った人はそのままホテルを続けて収益を上げているというのが現状です。ということは、かんぽの宿は竹中氏の言うような「不良債権」では全然なかったわけです。それなのに、不良債権として減損会計や収益還元法をといったテクニックを駆使して安い価格で売るのはまったく筋の通らない話でしょう。そうした評価方法は収奪を正当化するためのロジックでしかありません。しかも、オリックスに売られるはずだった〇九年初めのかんぽの宿七九件一括売却のケースでは、「リンゴ農家を続ける人は他にないのでオリックスに買ってもらう」、つまりオリックスがかんぽの宿を存続させることを前提にして従業員も引き取ることになっていたわけですが、契約書の上では雇用契約は一年しか保証されておらず、「オリックスは従業員を一年後に解雇してもよい」という契約になっていたようです。まったくもってひどい話です。

当事者しかいない第三者委員会による「問題なし」報告これついては日本郵政から依頼された第三者検討委員会が「売却は不適切なものとは考えない。違法性はない。」とした最終報告を出しています。しかしこの「第三者委員会」メンバーは、元日弁連副会長、日本公認会計士協会副会長、日本不動産鑑定協会常務理事の三人のメンバーからなる委員会だったのです。八回の会議はすべて日本郵政の社内で開かれ、毎回日本郵政の関係者も出席していたそうです。何のことはない、日弁連や会計士協会、不動産鑑定士協会は、今回かんぽの宿を不当に安く評価したような収益還元法や減損会計といったテクニックを駆使して不良債権処理を外資にたたき売ってきた専門職の総本家ですし、ここに並んだ人たちは彼らの親玉ではないですか。そんな人が「第三者」とは片腹痛い。彼らは第三者ではなくて当事者そのものです。そんな人が、まともな判断ができると考える方がおかしいでしょう。なぜこのような形で国家や国民が一部の民間企業に資産を収奪されなければならないのでしょうか?この一〇年間、地方の人々や、東京でも役所や大企業、金融機関に関係のない市井の人たちは、そのようにしてずっと自分たちの財産、すなわち国民の富を収奪をされつづけてきたのです。当事者しかいない第三者委員会による「問題なし」報告自分がストレートに現ナマをもらうよりは、自分の組織がなるたけ肥大化し、役所に富を集中させるように貢献すれば、官僚組織にはしっかりした分配の論理が組み込まれていますから、自分がしかるべき出世の序列から外れさえしなければ、最終的には大きな得をすることになっています。つまるところ官僚が振りかざす「公」というのは、たいてい私利につながっていると考えたほうがよいのです。日本人がすごく勘違いしている点だと思うのですが、「私利」というのは、個人の利得には限りません。役所は省益を追求して動く組織なのですから。その組織にとっては、「私利」なのです。福沢諭吉は「私益はいづれ公益となる」という言葉を残したそうです。最近、公益法人法が改正されましたが、役所が考えている公益というのは、限定的な人たちの利益を守るためのものです。決してパブリックの利益を考えたものではありません。

(中略)
例えば、問題になった簡保関連資産のオリックスへの払下げ事件。これは未遂だったものですが、固定資産税評価額が八五六8億円の土地・建物等を一〇九億円で売却しようとしたものです。ここにはいつもなぜか公認会計士と弁護士と不動産鑑定士の姿がちらついています。」

●岩崎芳太郎氏が経営する岩崎産業は、傘下の子会社で、郵便物を輸送する会社を経営していたので、郵便事業のユニバーサルサービスについての見識があり、郵政民営化にともなって、郵便輸送部門の直営化にともなう疑惑についても分析と見識を吐露している。「JAL再建等にモノ申すーー日本航空債権問題は「小泉竹中改革の延長戦」と副題を付けた論説の中に、郵政民営化の郵便事業の子会社作りの不正について言及している。該当部分を引用して、マスコミ報道の対象にもされなかった郵政民営化の闇の一端を江湖に開示する。「民営化関連の法律でできた郵便事業(株)という一〇〇%の資本を国が持つ会社は三六〇億円の資金(当然、これは国のお金といっていいですが)を使って、郵政官僚の天下り先であった日本郵便逓送(株)ファミリー企業一三社をTOBや、キャシュアウトマージャーという手法を使って、いわゆる(M&Aをして、資本金一八二億五〇〇〇万円の日本郵便輸送という一〇〇%の子会社を作りだしました。本来、民営化で非効率は親方日の丸体質組織を効率的な事業体にしようとしたにもかかわらず、実際は逆に親方日の丸体質をそのまま郵便事業の本体に取り込んでしまったのです。それだけではなく、実はこの時、このファミリー企業の株の買収価格の決定について、大きな疑惑があります。例えば、二四〇億円以上の巨額な資金を使った日本郵便逓送のTOBについて、一株のTOB価格一九四〇円を決定するにあたって、中立的な第三者機関で売買価格決定の為のデューデリジェンスさえしていないのです。長銀破綻処理と相似形のJAL破綻処理策に問題はないのか自社で「修正純資産価格法」という手法を使って、一株二八一八円と評価して、それから八七八円減額した一九四〇円を自分達だけで決めてしまっているのです。当然、八七八円の減額には、何の根拠もありません。つまり、このパターンは、買手側にいる首謀者が、三六〇億円という国のお金で買い物をしようとする時、買う物の値踏みを不正に行い、売り手側にいる共謀者が正しい価値評価と異なる恣意的な価格で即ち不当な値段で、国へ売り付けることを可能にしたというスキームです。それが、高かったのか安かったのかは正しいデューデリジェンスが行われていないのですから、わかりませんが・・・・・余談ですが、この日本郵便逓送⑭のTOBでは、悪事は意外に露呈してしまうものでおもしろい現象が起きてしまいました。恣意的な値付けが、売り手側の共謀者の彼らさえ予期せぬ違法行為を作りだしてしまったのです。どういうことかというと、三八%を所有する最大の株主が元々は国家公務員の共済組合だった郵政共済組合だったのです。そして、この共済組合代表者は日本郵政⑭のトップだったN氏です。共済組合代表者は、自分がトップを務める郵政グループ五社の一社である郵便事業(N氏は同社の取締役でもある。)が、正当な方法で資産査定して一株二八一八円の価値があると認めている日本郵便逓送の株を八七八円も安く、郵便事業⑭に売り渡してしまったのです。この代表者は、一株八七八円の損害を共済組合に被らせており、これは立派な特別背任という犯罪なのです。ちなみに、共済組合の所有株式数は五二二万株ですから、共済組合が被った損害は約四六億円となります。郵政の関係者だったら、東京地検に告訴できますし、第三者だったら同じく東京地検告発の対象となります。共済組合の資金を任されていた某金融機関が運用で大穴を開けたため、その大損を穴埋めする目的で共済組合はその株を売却したという噂もあります。これだけの疑惑をかかえる「郵政民営化」です。地検も当然動いてくれるでしょうし、マスコミが大騒ぎすること間違いなしです。」と岩崎芳太郎氏は書いた。N氏とあるが、それは当時の日本郵政の社長であった西川善文氏のイニシャルであることは、岩崎氏から、直接確かめたことであるが、マスコミは何等関心を示すこともなく、検察も全く動かなかったばかりでなく、最近は、そのN氏が日本郵政に乗り込んできた際の四組の一人といわれる横山邦男氏が、日本郵便の社長に就任するという奇怪な人事すら行われている。未だに旧聞に属する話とはなっていない。

●JPエクスプレスは、郵政民営化直後の二○○八年六月に、日本郵便と日本通運の宅配便事業のペリカン便を統合する受け皿会社として設立され、件のN氏が関与している。JPエクスプレスは、最終的には、日本郵便が二○一○年度通期で一一八五億円の赤字を計上した上に、宅配便事業での黒字化が全く達成されないままに倒産している。その間の日本通運の株式のチャートを眺めていると分かることであるが、株式市場は、日本通運の宅配便の切り離しを悪材料と捉えたのか、二○○七年の基本合意から、二○○九年一月の宅配便からの撤退方針を決めるまでの間、株価は下落を続けている。更に興味深いのは、外国資本の投資がこの期間に頻繁に行われ、キャピタルグループとゴールドマングループとが頻繁に大量保有と売却とを繰り返して利益を稼いでいる。外資は日本通運のプレスリリースの発表前に売買を完了する興味深い動きが観察され、推定でしかないが、何らかのインサイダー情報を入手していたのではないかとの見方ができる。郵政民営化の闇は漆黒の闇だ。


女優魂
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久しぶりに「男はつらいよ」を楽しんだ。鑑賞したのは「浪花の恋の寅次郎」…。同作品を久方振りに見ようと思ったのは、録画してあったNHKのSWITCHインタビュー達人達シリーズ、「松坂慶子×秋吉敏子」を見たことによる。登場する松坂は昔と比べて大分ふくよかになっていたが、その松坂の口を衝いて出る言葉の端端に、七十年近くを生きてきた一人の女の生き様が滲み出ていたように思う。だから、親子ほどの年齢差のあるジャズピアニスト、秋吉敏子との対話も含蓄あるものになったのだろう。

その松坂に小生が初めて接したのは二十代後半の頃で、そのあたりは拙稿「胸を張って厚かましく生きろぉ!」にも書いた。

最後に、主演の松坂慶子。亀さんはメルシャンの勝沼工場長と親しかった中野さんというバーテンダーと一緒に、ブドウ狩りの季節に同工場に幾度かお邪魔しているのだが、ある日松坂慶子が何かの催しに来ていた。遠くから見ても透き通るような肌の美しい松坂慶子を見て、亀さんはすっかりファンになってしまった。時期的には松坂が「男はつらいよ」の第27作、「浪花の恋の寅次郎」が上映された1981年あたりだったと思う。当時の松坂は29歳、最も美しかった時期だったのではないだろうか。


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その松坂の生い立ちだが、小生は少しだけ松坂の生い立ちを拙稿「松坂慶子を女優にした「事件」 その2」に書いたことがある。

大竹しのぶは1957年7月17日生まれなので、1952年7月20日生まれの松坂慶子とはほぼ5歳違いだ。その大竹しのぶも含め、松坂慶子、そしてシルビア・クリステルは、全員が全員、子ども時代は赤貧洗うが如しの生活を体験している。だから、同じように子ども時代は貧乏だった亀さんなので、三人の女優の生い立ちに深く共鳴するのだ。


さて、今までは松坂の生い立ちの事実について、書くのを躊躇っていた自分がいたが、NHKのSWITCHインタビュー達人達シリーズを見て、もう書いてもよいだろうと思い、少しだけ松坂の生い立ちの事実に触れておきたい。

前述の男はつらいよシリーズの「浪花の恋の寅次郎」では、マドンナ役を演じたふみ(松坂)が芸者を辞めて結婚を告白するシーンが登場するが、その嫁ぎ先が対馬…。同映画が公開された1981年当時は遠いところに嫁ぐんだなあ程度にしか思っていなかったのだが、12年後の1993年、『娘・松坂慶子への「遺言」』という衝撃的な本が出版された。執筆者は松坂の両親である松坂英明と松坂つね子…。小生は同書に目を通したことはないので、実際に同書に目を通したという一読者の読後感を以下に引用しておくが、父の祖国に近い対馬でのロケ地で、松坂はどのような気持ちで撮影に臨んだのかと思うと、胸に迫るものがある。

松坂慶子さんのご両親が1993年に書いた本です。
戦中朝鮮半島から渡ってきたお父さんと戸籍のなかったお母さんの生い立ちや、戦後慶子さんが生まれてから女優として活躍する現在までの家族の日々や葛藤が事細かに描かれています。

https://www.mercari.com/jp/items/m28380426418/

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こうした松坂の生い立ちが、松坂の女優魂を昇華させたといっても過言ではあるまい。

国士渡邉正次郎04
国士 渡邉正次郎}」シリーズの第四号をお届けする。

最初に、小生についての渡邊氏のブログ記事として、「国士 渡邉正次郎03」で紹介した「亀さん、、、世直しです!!空海が正次郎を動かしているのです。」、何等かの先方の操作ミスで、渡邊氏のブログから削除されてしまったようだが、幸いにも「国士渡邉正次郎03」に残っている。よって、渡邊氏の同記事に関心のある読者は一読願いたい。

さて、その後も渡邊氏には、小生についてのブログ記事を二本書いていただいている。

亀さん、拝見。ありがとう。
亀さん、石破茂も立法ゼロ!!


次に、以下は拙稿「国士渡邉正次郎03で紹介した、「⑫宗教とは麻薬なり」以降にアップされた渡邊氏の新し動画で、前回同様に各々の動画に小生のコメントを一部引用しておいた。コメント全文を読みたいという読者は、【コメント】をクリックしていただきたい。


⑬今の国会議員の化けの皮

コメント15
コメント15】は、上述の「亀さん、、、世直しです!!空海が正次郎を動かしているのです。」の記事に、投稿したものであったために削除されてしまっている、かつ、小生も投稿のコピーを残していなかったので再現はできないのだが、凡そ以下のような内容のコメントだったと記憶している。

1.「亀さん、、、世直しです!!空海が正次郎を動かしているのです。」を拝読したこと、小生のコメントを取り上げて戴いたことに対してお礼を述べた。
2.加えて、最新動画「⑬今の国会議員の化けの皮」を拝見したことも併せて述べた。
3.同記事にあった渡邊氏の「世直し」のお手伝いについて、渡邊氏の「強いブレーンになるのかも」という言葉に対して、小生はしがない高卒なのでブレーンとして力不足。しかし、お役に立てるようなことがあれば、何なりとお申し付けくださいといった旨のことを書いた。
4.さらに、母の逝去を伝え、親より先に死ぬという最大の親不孝をせずに済んだ。また、その後は心境の変化があったことを書いた。
5.小泉進次郎について書いた過去の拙コメントのURLを紹介し、また、小淵優子についての簡単なコメントを添えた。
6.最後に、次の新動画アップ時に感想を投稿をするという約束の言葉で結んだ。



⑭中国の新しい疫病

コメント16
武漢ウイルス以外にも新たなウイルスの発生という情報、実は小生も既に掴んでいました。ともあれ、こうした一連のコロナ禍がきっかけとなり、中共に対する見方が世界の人たちの間で大きく変わり、習近平の一帯一路が挫折すればと願うばかりです。



⑮国会議員の給与を半額に

【コメント17
それにしても、「日本の国会議員は半額でもやっていける(生活していける)というよりは、議員として半額の価値すらない」という先生のお言葉、あまりにもズバリそのものだったので、思わず頷いてしまったほどです。



⑯総理に向いてる人物

コメント18
ただ、政治というのは結果が全て。政事家としての河野大臣には、我が国の国益を最優先させ、会田雄次と開高健による対談「マキアヴェリの周辺」を一読戴き、一層のマキャベリズムに徹した政事を今後は行って欲しいと切望します。
マキアヴェリの周辺


小生が今までに渡邊氏のブログに投稿したコメントで、どのコメントかは分からないが、衆参議員全員に小生のコメントを渡邊氏にメール配信して戴いたとの由。今後、どのような反応があるか、今から非常に楽しみである。

天武天皇 18
掲示板「放知技」で、実に興味深いmespesadoさんの投稿が二本あった。

聖徳太子が架空の人物だとしたら、この十七条の憲法って誰が作ったんだろう???
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17178824/189/


「皇室典範」については、自民党の安藤議員が主張しているように、これを国民の意見で決まる国会に改正権を持たせるのは問題でしょうね。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17178824/196/


以下、上掲のmespesadoさんの二本の投稿に小生の私見を示した後、日本人にとっての天皇について述べることにする。

十七条憲法
最初に、十七条憲法を定めたとされている聖徳太子が、架空の人物であることを明らかにした藤井輝久著『天皇系図の分析について』、および小生の旧ブログ記事「聖徳太子と日本人」を紹介しておこう。

『天皇系図の分析について』については、第十二章の「聖徳太子は架空の人物--憲法十七条も架空」p.501~を再読していただきたい。聖徳太子が架空人物であることを言及した、拙稿「聖徳太子と日本人」も併せて一読いただけたら幸いだ。

拙記事をアップしたのは2007年4月9日とあるから、13年前の記事ということになる。当時は飯山一郎さんの日本書紀観を知る前だったので、上掲の記事に飯山史観が反映されていないのは仕方がない。もし、当時において飯山史観を知っていたとしたら、多分、違った内容の記事になっていたはずだ。ちなみに、飯山さんも聖徳太子は架空の人物と考えていた一人だった。

天武天皇以前に,推古天皇や聖徳太子は,存在しなかったのです!
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/13047287/5/


さて、十七条憲法だが、大山誠一氏が十七条憲法について、言及している行を引用しているので以下に再掲しておこう。

720年に編纂された『日本書紀』の中で、聖徳太子という人物が出現し、彼の名において憲法十七条がだされたのである。くどいようであるが、それは、推古朝の出来事ではない。すべて、『日本書紀』が完成した養老4年(720年)当時の出来事である。日本の古代史を正しく理解できるか否かは、そこの所を正確に認識できるかどうかにかかっている。
『聖徳太子と日本人』p.121


藤井氏も上掲の第十二章の第六節、「憲法十七条も架空だった」p.538~で、やはり同様のことを記述の上、聖徳太子が架空の人物である証拠を二つ示しているのだが、本稿では割愛するので詳細は同節に目を通していただきたい。ちなみに、藤井氏も大山氏同様、「憲法十七条は、後世に(日本書紀と共に)作られた」、つまり「天武朝以降」の作(p.539)と明記している。従って、日本書紀の編集に携わった者が、十七条憲法を作成したということで間違いないと思うが、具体的に誰かということまでは不明だ。ただ、言えることは、確実に天武天皇の大御心が反映された憲法であることは間違いない。

皇室典範
次に、皇室典範に関しては、小生は世界戦略情報誌『みち』の執筆者や読者が集う、まほろば会で皇室情報に詳しかった、栗原茂さんや山浦嘉久さんらに多角的な皇室典範論を耳にしている。たとえば2011年12月17日の場合、山浦さんから直接お聞きした内容は以下のようなものであった。

民主党現政権の発足を直前にひかえた2009年9月10日、皇室典範の改正問題に取り組むよう鳩山新内閣に要請する意向を、記者会見で表明した羽毛田信吾宮内庁長官は、今度は野田佳彦総理大臣に対して、女性皇族による宮家の創設について進言したことが明らかになっている。こうした動きに徹底的に反対したであろう立場の元祖的な人物こそ、神道思想家の今泉定助に他ならず、その今泉定助の言葉が今日蘇りつつある。

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今泉定助


その他にも栗原さんや山浦さんに皇室典範について、多くを教わったこともあり、それが中川八洋氏の著した『皇統断絶』(ビジネス社)との出会いとなった。同書の読後感は拙稿「皇位継承」に書いている。ただし、中川氏の文体は灰汁が強く、自説をグイグイと押し通すタイプなので、そのあたりを念頭に読むと良いだろう。

ともあれ、皇室典範問題とは、詰まるところ「皇統護持」か「皇統断絶」に行き着く。そのあたりの理解を深めるには、上掲の『皇統断絶』第四章、「旧・皇室典範」の精読を勧めたい。並行して、皇室典範作成に携わった井上毅(拙稿「教育勅語の真実」参照)の思想を理解することも役に立つ。何故なら、明治時代の皇室典範の解釈を巡り、世の中に多大な影響を及ぼしたのが井上だったからだ。

なを、『皇統断絶』は悠仁親王が誕生される前に執筆された本なので、そのあたりを頭に置いて読む必要がある。ちなみに、中川氏は悠仁親王誕生後、『悠仁天皇と皇室典範』(清流出版)と題する本を著していることを追記しておく。その他、中川氏は『国民の憲法改正』(清流出版)等、多くの本を著しているので、関心のあるテーマの中川氏の本に目を通すと良いかもしれない。

ただ、一点だけ注意しておくべきは、中川氏の近衛文麿観、そしてコミンテルン観である。拙稿「二・二六事件と現代」をきっかけに、山口富永の著した『近衛上奏文と皇道派』に目を通した読者であれば、中川氏の近衛文麿観あるいはコミンテル観の間違いを容易に見出すことができよう。

■日本人と天皇
我々日本人にとって、天皇とは何なのかと考えることは、実はこれ、己れのアイデンティティそのものを問うことなのである。このあたりは、飯山史観の編集が最終段階に進んだ時、最終章に盛り込みたいと思うが、ここで誤解を恐れずに書くとすれば、現在我々が住んでいる日本列島そのものに答えがあるということである。そのあたりについては、放知技に少しだけ自己見解を示した、拙文を投稿しているので以下に転載しておこう。

実際に同書(『コトバの原典』)に目を通せば、何故日本人の間に「陰徳」といった思考行動様式が誕生したのか、朧気ながらも分かってくると思います。さらに深く追求するのであれば、小笠原孝次といった言霊に関する一連の著作に取り組む、四季折々の日本列島を旅し、各地の神社を訪れ、神事を体験し神楽を観る、時には自然に身を投げるといった、長い真理追究に向けた旅を貫いていく覚悟が必要になるでせう
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17178824/157/

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なぜ日本列島に天皇が誕生したのか…、こうした他国にはなく日本人だけにある民族気質が醸成されたのも、やはり日本列島に答えを求めるしかない。なを、日本列島についてさらに深く知りたくなった読者は、拙稿「奇跡の日本列島」に一度目を通していただければと思う。

今回の武漢ウイルスをきっかけに、世界中で大きな地殻変動が起きつつあるが、何が我々を日本人たらしめているのか、これからの日本人は、世界でどのような役割を担うべきかといった指針(羅針盤)を示すことが、現在進めている飯山史観の結語になるような気がする。


天武天皇 17
天武天皇 14」で、小生は以下のように書いた。

最初に、「天武天皇 01」を読み返してみて、『扶桑国王蘇我一族の真実』という本からの引用に改めて注目した。何となれば、天武天皇の御代から現在に至るまでの我が国のかたちを俯瞰する上で、改めて吟味する必要がありそうな引用だったからだ。

大化の改新(乙巳の変)で中大兄皇子(天智天皇)と中臣鎌足(藤原氏)という“一神教派” が天下を取り、それが壬申の乱で大海人皇子(天武天皇)という“多神教派”の天下となった。そして公になっていないが三度目の乱が起こって再び藤原氏による体制=“一神教派”の天下に戻り、それが今日に至っても続いている。


今回は、上掲の引用に出てくる中臣鎌足(藤原鎌足)にスポットライトを当ててみよう。何故なら、通説によれば中臣鎌足は藤原氏の始祖とされており、今の皇室、そして日本社会に深く根を張っているのが藤原氏だからである。

最初に、中臣鎌足の出自だが、外来説を念頭に置けば、蘇我氏同様に中臣氏の遠祖も渡来人であったと小生は睨んでいる。よって、出自は北方系(ツラン民族)か南方系(黒潮民族)のいずれかということになるが、中臣氏は北方系であると考えているのが飯山さんの道友であり、『古代天皇制研究』(風詠社)を著した小川秀之氏だ。小川氏は掲示板「放知技」に以下のように書いている。

どこかで藤原氏の元の中臣氏は「倭胡連」とよばれていたとある本で読んだことがある。
狡猾な人々を多くだした藤原氏ももとはソグド人を祖にもっていたのかもしれない。

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15862681/475/


他方、中臣氏は南方系とする説もあり、諸説あって本当のところは今のところ不明である。このあたりの究明は難しい上、中臣氏は原日本人という可能性も僅かだが残っているので、今の時点での判定は控えたい。尤も、原日本人といっても、脱アフリカを果たした人類が、日本列島に到着して棲み始めた遥かな昔を考えるに、我々の祖先という祖先は全員、朝鮮半島を含むユーラシア大陸から渡来、あるいは南方から黒潮の流れに乗って日本列島に辿り着いた、〝渡来人〟だ。ご参考までに、以下は拙稿「北満州と日本列島 03」に載せた作図である。

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次に、飯山一郎さんの以下の投稿を思い出していただきたい。

「日本」という国家の出発点は,歴史的には,五つある.

 1.天武天皇の「日本建国」による脱唐国支配国家

 2.藤原(不比等)氏による貴族支配型律令国家

 3.徳川家康による武家支配型・幕藩体制国家

 4.明治政府による脱植民地型海外進出国家

 5.敗戦後の米国による占領・属国支配型国家
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16034724/370/


「2.藤原(不比等)氏による貴族支配型律令国家」とあるように、藤原不比等が貴族支配型律令国家の礎になったとする飯山さんの主張、藤原不比等から四家が誕生して以降の歴史を振り返れば、確かに不比等以降に貴族支配型律令国家が確立したことは間違いない。

以上、中臣鎌足の出自、そして貴族支配型律令国家の誕生以降を頭に置いて、先を急ごう。

以下の図を眺めて戴きたい。これは、藤原道長(藤原北家)を中心にした藤原氏の家系図だ。

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藤原道長の祖先と子孫を家系図で簡単に説明

北家系の藤原道長以降、藤原忠道から近衛家、松殿家、九条家が誕生している。さらに孫の代になって、近衛家、鷹司家、九条家、一条家、二条家に分家、現在に至っているわけだが、このうち、近衛家に的を絞り、今という時点で脈々と息づいている近衛家について簡単にお浚いをしておこう。

最初に、小生は「二・二六事件と現代」という拙稿で近衛文麿を登場させているが、この近衛文麿は五摂家の近衞家の第29代当主、後陽成天皇の12世孫に当たる。また、旧熊本藩主細川家第17代当主・細川護貞と近衛文麿の次女・温子との間の長男として誕生したのが後の内閣総理大臣細川護熙だ。

それから、毎年一月に催される歌会始の儀では、三笠宮百合子大妃殿下の孫である近衛忠大が読師を務めているが、この近衛忠大の父は五摂家筆頭の近衞当主であり、社団法人日本赤十字社名誉社長を務める近衞忠煇だ。このように、近衛家一つとっても、現代でも皇室との結びつきは深いものがあり、令和という御代においても依然として、現代日本で高い地位に就いていることが分かる。

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読師を務める近衛忠大

ご参考までに、以下は近衛家家系図である。

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以上、渡来人を遠祖に持つ中臣氏を始点に、今でも日本社会に深く根を張る藤原氏の全容(正体)を、飯山史観を基に捉え直すことは多大な時間を要するのは想像に難くなく、そうした理由からも藤原氏についての追究は一端ここで中断し、次稿では飯山史観の別テーマについて筆を進めることとしたい。

【補足 1】
以下の二本のシリーズ動画は、中臣鎌足の時代に起きた諸事件、および現代日本にも影響を及ぼす藤原北家についての動画だ。(架空の人物である)聖徳太子などを登場させたり、フェイク(嘘)なのに壬申の乱を史実として扱っていたり、天智天皇と天武天皇は実の兄弟とする間違いを書いていたり、日本書紀が編纂された本当の背景を把握していなかったりと、飯山史観を識る読者であれば、かなり不満な点が多々あると思うが、同動画の作者が冒頭で、「あくまでも〝一つ〟の仮説としてお楽しみください」と断っているように、適当に〝楽しむ〟だけで良いと思う。


【衝撃】日本史最大のクーデター『大化の改新』 日本の歴史に藤原氏が生まれた日


日本を支配する?歴史の裏に現れる名家『藤原氏』について

【補足 2】
以下の二本の記事は、飯山史観に基づけばフェイクである乙巳の変を取り上げており、ネット世界では乙巳の変をどう捉えているのかを把握するだけで、あとは読み飛ばせば良いだろう。
【大化の改新と乙巳の変】古代史のターニングポイントを知る!
「韓人(からひと)」とは誰か?

【補足 3】
以下のサイトは、藤原氏の始祖中臣鎌足から現在に至るまでの藤原氏の流れ、あるいは藤原氏の家系図を確認する際に役に立つかもしれない。
尚富鎌足の子孫は現代にも続いていた!鎌足は百済人だった説は本当か?

国士渡邉正次郎03
渡邉正次郎シリーズ第三号をお届けする。

最初に、前稿「国士渡邉正次郎02」アップ以降も、渡邊氏の新動画が公開されたので紹介しておこう。


⑫宗教とは麻薬なり

そして、いつものように小生は、新動画の感想を渡邊氏の新記事「世界は元に戻らない!!」に投稿した。

コメント14
しかし、先生の今回の新記事「世界は元に戻らない!!」にもありますように、我々は決して元の生活に戻ることはないのだし、我々が体験したことのない未知の世界が、我々を待ち構えているのは間違いありません。


その後、前稿「国士渡邉正次郎02」同様、「正次郎の遺言」動画シリーズが数本になった頃を見計らって、「国士渡邉正次郎03」として、渡邊氏の新動画を数本一挙に紹介するつもりでいたのだが、上掲の拙投稿に目をした渡邊氏、思うところがあったのだろう、「亀さん、、、世直しです!!空海が正次郎を動かしているのです。」と題する、新記事をアップしておられた。よって、急遽、本稿「国士渡邉正次郎03」に同記事を紹介することにした次第である。

小生、長年にわたり、渡邊氏のブログ記事や著書に目を通してきており、国会議員に〝最も恐れられている〟渡邊氏の思想・経歴・人物を熟知している身として、武漢ウイルス禍(COVID-19)の今、渡邊氏に強く訴えたいことがあった。それは、武漢ウイルスによって、経済的な苦難を強いられている民の声を、直接、国会議員に届けて戴くことである。

殊に、武漢ウイルスによって職を失い、塗炭の苦しみに喘ぐ母子家庭、あるいは職を失って路頭に迷う人々など、現在最も苦しんでいる同胞のため、国会議員に対して掲示板「放知技」を代表し、彼らを救うべく強力に国会議員に働きかけて戴くことを、渡邊氏に心からお願いしたい。

最後に、小生が渡邊氏の新記事、「世界は元に戻らない!!」に投稿した【コメント14全文、続いて渡邊氏の新記事、「亀さん、、、世直しです!!空海が正次郎を動かしているのです。全文を以下に転載しておく。

コメント14全文

渡邉先生、「⑫宗教とは麻薬なり」を拝見しました。

今回の動画で最も感動したのは、先生が執筆された『空海に教わる親子学』(イースト・プレス)についての逸話でした。小生は同書を所有しており、十年くらい前に購入しているものとばかり思っていましたが、アマゾンで確認したところ、「お客様は、2015/2/27にこの商品を注文しました」とありました。現在は絶版のようですが、中古本として五冊ほどアマゾンに在庫がありました。しかし、最安値で8129円もの値がつけられています…。小生は五年前に同書を定価の1400円+税で入手しており、つくづく同書を購入しておいて良かったと思います。

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小生は埼玉県飯能市に居を構えておりますが、我が家の菩提寺は観音寺、真言宗智山派のお寺です。小生が子供のころ、お寺から檀家に子供向けの空海をテーマにした絵本が、毎年のように配布されていた一時期があり、無我夢中で絵本に目を通していた在りし日を思い出します。だからこそ、今でも小生の心の中に空海が生きているのでしょう。

また、小生は空海について、簡単なブログ記事を数本書いています。たとえば…
http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-entry-1346.html

ここで、再び『空海に教わる親子学』に戻りますが、武漢ウイルスで世界が大混乱に陥っている現在、今までは自分の仕事や家庭について、あまり深く考えもせずに漠然と日常を生活を送ってきた人たちの場合、今回の外出規制によって家に閉じ籠もるようになり、先の見えない未来に日々不安が増しているように見受けられます。家庭内暴力も増加の一途で、正規雇用ではなかったため首になり、生活苦に陥った人たちも大勢出てくるようになりました。

しかし、先生の今回の新記事「世界は元に戻らない!!」にもありますように、我々は決して元の生活に戻ることはないのだし、我々が体験したことのない未知の世界が、我々を待ち構えているのは間違いありません。

そうした時代の大転換期の真っ只中に我々はいるだけに、改めて先生の『空海に教わる親子学』、今の我々にとって必読の書であると確信するに至りました。そこで、先生のブログを訪問してくる読者のため、以下に『空海に教わる親子学』の目次を載せておきます。

家に閉じ籠っている人たち、殊に未来を生きる若者が同書に目を通せば、必ずや今後を生きるための羅針盤に、『空海に教わる親子学』はなるのではないでしょうか。それだけに、同書の再販を願っているのは、何も小生だけではありません。

亀さん拝


『空海に教わる親子学』目次

プロローグ --- 弘法大師空海はいまも生きている
突然、空海が夢枕に…
これまでの宗教はまやかしではないのか
「母の教え」「母の愛」が根本精神

第一章 太陽の子・真魚誕生とその母
- 母の強い愛が正義感の強い真魚を育てた -

厳しい母の躾は食事の作法から
悪いことをしたら、あなたを殺して私も死にます!
犬嫌いの私が犬と猫の育ての親
目標を定め、念じて念じて、念じ切れ!
天から『太陽の子・真魚』の言葉が…
お大師様が乗り移っています
どうしても不止は許せない!
私が見いだしたスターたち
田中眞紀子は必ず総理になる
どの世界にあっても円本一になれ!
空海の「四恩十善戒」とは
言葉の乱れが世の中を狂わせた

第二章 真魚に愛する母を捨てさせたもの
- エゴがはびこり、人を見殺しにする無秩序国家 -

苦しみ、のたうつ民を救いたい!
この世の中はおかしい
子供の間引きはあたりまえ
自ら〝山〟に行くことを望む時代
寝たきりで長生きして本当に幸せだろうか
空海と真名井姫
実らぬ恋

第三章 子殺し・親殺しに見る末世の前兆
- 欲望を理性で抑え切れない現代人の弱点 -

飽食の時代なのに、なぜ凶悪犯罪が多いのか
母親の理性なき欲望がキレる子供をつくる
ご飯にコーラをかけて食べる少年
親の見栄が子供の精神を歪めている

第四章 モラルなき秩序なき国家にした罪と罰
- 目を覆うべき指導者たちの退廃と堕落 -

子供に人権はない
日本人に絶望したモンデール元駐日大使
子供一人叱れないで教育などできるはずがない!
人間社会にはいつの時代も規則、規律は必要
日本崩壊の元凶は倫理なき政・財・官にあり
何を信頼していいのかわからない時代

第五章 宇宙の生命への尊厳を見失った人類
- 空海は今日の地球と宇宙の崩壊を予言していた -

水は生きている!
人類が地球を破壊している
大日如来こそ宇宙の原理
すべての宗教はひとつ
こんなにある世界の異常気象
核の脅威は海外だけではない
「森林の白骨化」「海の砂漠化」の犯人は誰だ!

第六章 人類は滅亡の危機から逃れられるのか!
- 『人類の犯した九つの社会的犯罪』を悔い改めよ -

いますぐ人間社会に道徳を取り戻せ
人類の犯した九つの犯罪
金に狂うと自分を見失う
異常なほど解放されてしまった性
侵攻に疑いの心を持ってはならない
「医は仁術」の原点に還れ
国を憂う心が日本を救い、地球を救う

エピローグ --- 二匹の白蛇が天空に昇った……

二十一世紀、〝国が動く〟予感がした
追記
追々記




亀さん、、、世直しです!!空海が正次郎を動かしているのです。」全文

亀さん、、、世直しです!!空海が正次郎を動かしているのです。

 亀さんが真言宗、、、驚きました。実は、この正次郎の遺言を始めるきっかけ、、、これがまた空海が動いていると思わせる事があったのです。


 正次郎の遺言をカメラで撮って、編集しているのは某テレビにいたMという私の教え子でなんです。このMに「日本一のプロデューサーになると念じろ」と教え続け、見事になったのです。正次郎を信じて疑わない男で、家族ぐるみの付き合いです。


Mとは30年近く会っていなかったのですが、昨年秋、突然電話があり、「田中角栄をドラマに」と、正次郎には「田中角栄が残したもの」もあり、真紀子本は正次郎しか許されていないんで、是非、真紀子を口説いてと。


OKを出した数日後、今度は正次郎がYouTubeを始めたいとMに電話。少し時間が掛かり、やりましょうと、、、それでいろんな話を何度かするうちに、Mに

「オイ、君の家は真言宗じゃなかったか?」

 と何気なく電話。

「真言宗です。ボクの誕生日は空海が入定(死を決めて石室に入った日)した日です。空海の生まれ変わりだと言われて育った」

 と。。私は、

「M、このYouTubeはどうも君と僕に世直しをヤレと空海が導いているぞ。。。まさに人類は修羅地獄にの空海の予言が的中してしまった」

 と。彼も今は完全にそれを感じたようです。

 それに加えて、加えてという表現は失礼ですが、亀さんとのコンタクトが始まったことです。しかも、亀さんも真言宗とは

 私に空海を書いてと、しつこく来た編集長もおかしな男です。無神論者と知っていてしつこく。その結果、我が家が真言宗だったことが判明、、、しかも、空海を庇護した嵯峨天皇の皇子で、臣下に下り、嵯峨源氏を起こした融皇子が遠祖で、融皇子の四代目の孫、源の綱(後の渡邉の綱)の37代目が正次郎で直系だと。遠祖、融皇子からは44代目になると、


これも不思議でならないのは、空海の取材であちこち飛び回っていた時、何故か自分の戸籍謄本を持っていて、それを何気なく東寺の高僧に渡していたのです。これはいまも何故、赤の他人に自分の戸籍謄本を渡したのか判らないのです。高僧も何で戸籍謄本を渡されたのか判らなかったと。

それでその高僧が全国の末つ寺の過去帳を調べ、この結果となって、ただただあ然としか。


こんなことから現在、渡邉家の位牌は京都「東寺」で、、、畏れ多くも桓武天皇、嵯峨天皇、淳和天皇、昭和天皇・皇后両陛下と並べられています。


 明らかに空海が私に「世直しをせよ」と命じているとしか、ですから自然に教え子のMを選ばせ、それが亀さんにまで繋がることに。。。いま、こうして文をまとめていても驚き、興奮しています。

 恐らく、亀さんにも何かが起きる筈です。そしてこのYouTube正次郎の遺言の強いブレーンになるのかも。。。兎も角、不思議なのは正次郎と長く付き合う人物は必ず出世するんです。


実は、正次郎の遺言、としましたのも、Mの会社で打ち合わせの時、参加していたMの知人が私と一時間程話していて、即座に「正次郎の遺言」と云い出したのです。最初はなんだか本当に死ぬのか、とあまり気が乗らなかったのですが、収録の時にはまったく抵抗なくでした。

 それから昨日、2日、12本収録しました。現在、Mが編集しています。これまでよりもっと厳しい言葉で政治家達を名指しで糾弾しています。小泉元総理は国賊、売国奴、竹名平蔵も売国奴と、、、進次郎は議員を辞めろ!!等々、、、物議を醸すでしょうが、彼らは全員、正次郎を怖がっていますから。。。取り急ぎ、乱文、お許しを。。。正次郎 拝
    
 先ほどMから電話があり、亀さんのことを話し、亀さんも真言宗の話をしましたら驚いて、興奮し、自信を持った声でした。

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ウイルスと日本人02
昨秋から今年の二月末にかけ、ほぼ連日、十時間以上の仕事(翻訳)を強いられていたが、武漢コロナ渦(COVID-19禍)の発生で、先月の四月下旬あたりから皆無ではないものの、仕事量(翻訳)がガクンと落ちた。幸い、昨秋から四月中旬あたりまでに、ほぼ一年分近くの仕事をこなしたこともあり、今年一杯は仕事が激減、最悪ゼロでも大丈夫そうなのが救いだ。

ともあれ、時間的な余裕ができたことから、これからしばらくはブログ記事を数多く執筆できそうなのが嬉しい。また、飯山史観の執筆が大分滞ってしまったので、そろそろエンジンを全開にして精力的に筆を進めるつもりでいるが、その前に、一ヶ月ほど前に書いた「ウイルスと日本人」の続編を書いておきたい。

最初に、前稿の「ウイルスと日本人」のメインテーマであった、「日本では感染速度が遅い」理由だが、思い出していただく意味で、以下に羅列書きの形で再掲しておこう。

1.清潔感
2.和食
3.国民性


今回、追記するのは以下の項目だ。

4.日本列島
5.AI
6.油断大敵


日本列島
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2015年10月10日、NHKの「SWITCHインタビュー 達人達(たち)」シリーズで、「畠山重篤×宮崎学」が放送されたことがある。特に、日本列島の土壌について畠山氏と宮崎氏が語り合っていたシーンが、個人的に強く印象に残ったこともあり、小生は以下のような感想を書いた。

畠山重篤氏のトークも宮崎学氏のトークも実に素晴らしかった。宮崎氏の森と動植物の話は目から鱗の連続だったし、畠山氏の「東日本大震災後“十年は死の海だろう”と覚悟していた漁師たちは、わずか数か月で海が驚異の回復力を見せるのを目の当たりにした」という話は、咄嗟に広島長崎に投下された原爆以降を思い出したほどである。原爆投下後、数年は草木1本すら生えないと言われていたのに、翌年には嘗ての自然が戻っていたのだ。実はコレ、乳酸菌などの菌力豊かな日本の土壌だからこそ可能だったのである。
NHKの“気配り”


これが日本列島以外だったら、こうまで短期間に自然が復活するのは困難だったのではという気がする。欧米と違って、思いのほか武漢ウイルスが日本列島で大暴れしなかったのも、このあたりに理由を見出すことが出来るのではないか…。そうした日本列島の土壌をこよなく愛する日本人の一人に堺のおっさんがおり、放知技で最近、以下のような一連の投稿を行っている。

日本は武漢ウイルスと言う未知のウイルスとの共生を選択した。

自覚的かどうかはわからないが、結果的にそうなっていく。

まさに日本でなければできないことである。

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17003576/814-816/


それに対して、小生は以下のようにレスを書いた。

こうした「共生」という〝知恵〟、決して昨日今日に突然飛び出てきたものではないはずで、昨日アップした拙ブログ記事にも書いた、「日本の感染速度が遅かったのは、何も今回の新型コロナウイルスだけではない。過去にあったペスト、コレラ、スペインかぜの時も、日本列島での感染速度が遅かった」というのは、民族としての知恵だったのか何だったのか…。このあたりは飯山史観の執筆と絡め、今後の己れの課題にしたいと思います。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17003576/817/


上掲の拙投稿で下線を引いた箇所、「日本の感染速度が遅かったのは、何も今回の新型コロナウイルスだけではない。過去にあったペスト、コレラ、スペインかぜの時も、日本列島での感染速度が遅かった」…、実は、拙ブログで既に回答を書いていたのだ。その拙記事は、「先人の知恵」…。

かつて幾度も東北は大津波に見舞われており、その都度神社が流されてきた。それらを教訓にした先人が絶対に津波が到達することのない高台に、新しい神社を建てたということなのだ。換言すれば、神社のある高台まで避難すれば津波から逃れられるという貴重な情報を、神社という形で後世に遺してくれたことになる。このあたりは以下のサイトに詳しいので、関心のある読者は一読されるとよい。
大地震後の津波の被害を受けない神社仏閣の秘密


古(いにしえ)の神社の位置と、「日本列島での感染速度が遅かった」、いずれも先人の知恵の賜物と云って過言ではない。つまり、「日本列島での感染速度が遅かった」ことが可能だったのも、一つには日本の風土、もう一つは先人の知恵によるものなのだ。そして、そうした「先人の知恵」が生まれたのも、日本列島だったからこそなのだろう。

■AI
何故、武漢ウイルスとAIなのかと、訝る読者も多いのではないだろうか。ここは、小生の下手な解説よりも、ネット大衆紙「ブルーカラー」が作成した、以下の動画を紹介するに留めたい。


新型コロナ|NECが快挙!AI技術を駆使・ワクチン設計図を作成

天気予報などでスパコンを活用しているのは知っていたが、ウイルスにスパコンを利用するとは思いもよらなかっただけに、将来においてAIがどのように展開していくのが、実に興味深い。

■油断大敵
上掲の動画作者は、再陽性というテーマの動画も作成している。


新型コロナの謎|再陽性増加|未知の特性?

再陽性以外にも、武漢ウイルスは低酸素症という、不思議な症状を伴うことがあるようで、そのあたりは放知技でもmespesadoさんらが警鐘を鳴らしている。
コロナ「突然重症化した人」の驚くべき共通点

どうやら、人類が武漢ウイルスと「共生」していくには、もうしばらくの時間がかかりそうな気配だ。

国士渡邉正次郎02
国士 渡邉正次郎」に引き続き、第二号をお届けする。

最初に、小生についての渡邊氏のブログ記事、「亀さん人生は冥土拝見」および「亀さん、感謝!」を書いていただいたことは前回書いたが、その後、「亀さん、拝見」、そして「亀さん」という記事も新たに書いていただいている。斯様に小生のことを取り上げて戴けたことに、【コメント07】として御礼の言葉を小生は述べた。

さて、以下は新しい渡邊氏の動画で、小生は基本的に動画毎にコメントを投稿しているので、関連する動画に小生のコメントを一部引用しておいた。コメント投稿の全文を読みたいという読者は、【コメント】をクリックしていただきたい。


⑤政財官の危機管理の無さ

コメント06
IMFといった国際金融資本、そして財務省といった各省庁が総理に勝手なことはさせじと睨みを利かせている上、経済については素人の大勢の自民党議員に取り囲まれているからです(彼らが足枷となっているため、国民一人あたり10万円ていどの現金支給すら実現に至っていない)。



⑥世襲議員の駄目さ加減

コメント08
石破茂議員の北朝鮮での〝行為〟、国会議員云々以前に、一人の人間として有るまじき行為であり、かつ、政治家に仕掛けられる罠・ハニートラップについて無知だったようで、これでは議員を名乗る資格すらありません。



⑦正次郎が議員たちを当選させた戦略

コメント09
実は小生、赤坂の山王グランドビルの地下にあった、北海道料理を出す店で偶然、中川一郎と顔を合わせたことがあります。



⑧正次郎が発掘した大物歌手たち

コメント10
さて、先生の新しい動画「⑧正次郎が発掘した大物歌手たち」ですが、カルメンマキ、藤圭子、ちあきなおみ、五木ひろし、山本リンダといった歌手を先生が発掘されたことは、先生のブログや本で既に知っていましたが、このように改めて先生の口から彼らのエピソードを拝聴すると、なかなかのインパクトがありました。



⑨細木数子の恐ろしい本当の正体‼

コメント11
実は、千葉で農業を営む道友が二十代の頃に安岡師に師事、森羅万象にわたって多くを学び、安岡師から教わったこと、そして安岡師その人について、顔を合わせる度に語り聞かせてくれたのが、まるで昨日のような気がします。



⑩正次郎と関東連合

コメント12
暴走族はオートバイで、青春時代の持て余すエネルギーを発散させたように、小生の場合は海外放浪という形で持て余すエネルギーを発散させたことになりますが、昨今の若者の場合、生まれた時から日本は不況の真っ只中だったこともあり、我々の青春時代と異なって、委縮した青春時代を送っているように思えてなりません。



⑪石原慎太郎の本当の正体‼

コメント13
どうやら、今回の武漢ウイルス、日本人が本来持っていた「暖かい心」を取り戻す、絶好の機会になるような予感がします。


渡邊氏の言葉、慣れない読者が読めば、非常にきつい言葉のように感じるかもしれないが、日本の若者のため、遺言として渡邊氏は動画を撮り続けているわけで、そうした渡邊氏の心意気を汲んでいただきたい。小生は、そうした渡邊氏の心意気に共鳴し、動画がアップされる毎にコメントを投稿させて戴いている。