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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
洞察歯観のすすめ(32)
20年にわたる翻訳者生活で、かつてないほどの大量の仕事(翻訳)が5月連休前にスタート、終わるのは9月中旬あたりで、ブログ再開もそれ以降になりそうだ。その間は歯科&音楽ウォッチャーさんの便りを頼りに、掲載していく予定でR。

大型連休の後、予期せぬ野暮用が飛び込んできまして、休む間もなく労働しておりました。
恋をするのも家庭の事情。便りが遅れたのも家庭の事情・・・であります。

連休中はと言いますと、草刈り 四畳半倉庫の掃除 散歩に喫茶店で暇つぶし!夜は音楽三昧!安く*近く*短く楽しむ、安近短ライフを送っておりました。

草刈り作業をしている時は不思議なことに心爽快で、作業終了後は、土の上で裸足になり一休み。これが気持ち良い!

四畳半倉庫の掃除は、ダンボール箱を引っ張り出してみたものの・・・中から本や雑誌を取り上げては読むことに気をとられ、肝心の作業が全く進まず・・・再読したい本をいくつか選び出したところで終了。掃除の続きは、7月の連休あたりになりそうです。

さて、四畳半ライブラリーから引っ張り出してきたなかの一冊。「治る医療 殺される医療 医者からの警告」小野寺時夫(著)を読み返しております。著者の小野寺氏は、元・多摩がん検診センター所長。日本の医療の現実を診察室から告発する・・・といった内容で平成10年に書店に並んだものです。

下記 危ない治療を患者に奨める医者たちの心内に小野寺氏がメスを入れている下りを紹介しておきます・・・・

***医者の説明に要注意

外科医には、患者に対して、手術が出来ないとか手術してもそれだけの効果は期待できないと言うのは、ガン治療に対する敗退を告げるように思えたり、やり慣れた手術を普通にやるだけでは物足りず、より困難な手術に立ち向かうという押さえがたい潜在的な欲望があったり、また進行した大きいガンほど四苦八苦して切除することに快感を覚える、といった傾向にある。このため、手術するのが本当に患者のためになるかということを慎重に考えずに、出来る限りの切除に挑んだり、通過障害を起こしている消化管をどうにかしてバイパスを作れないかと挑んだりする傾向が強い。やってみなければ分からないが、手術をしてこういう良い経過をとった人もいる、などという医者の説明は当てにならない。医者によっては、十人に一人でも少し良い結果が得られたことがあると、良くない患者のことは頭になく、良い例のことだけが残っていることがあるからである。
私は高度進行ガンや再発ガンの手術に当たっては、受け持ち医に、自分自身や家族のことだったらどうするか、をよく考えて適応を決めるように念を押してきた。がんセンターの医者や大病院で、主にガン患者を診療している医者自身あるいはその身内の進行ガンの時、手術も抗がん剤投与も放射線治療も受けずに、自宅で過ごした人が何人もいる。
医者は最善を尽くすことが医学のためと言うが、自分自身や身内だったらやらないような治療でも、患者には積極的に奨めることが少なくないので注意が必要である。
高度進行ガン患者は、苦痛があったり衰弱していることが多いのに、更に手術ストレスを加えると苦痛が一段と増し、そのまま悲惨な経過で死に追いやることが多い。進行ガン患者といえども、生体の抵抗力でガンの増殖を抑制する作用も働いているが、手術ストレスで身体の抵抗力が弱まると、大部分のガンは切除したとしても、取り残したガンが急激に増大することがしばしばある。ガンを切除すると、一般の人は、治るかも知れないとか、治らないまでもある程度長生きできるかも知れない、と考えがちだが、ある程度以上進行したガンは、無理に切除しても命を縮めこそすれ治ったり長生きできることは稀である。高度進行ガンの場合、肉眼では見えないがん細胞の浸潤や転移をすべて切除することは不可能だからである。医者の言っていることと患者側の理解に大きな違いがあることがしばしばあることなので、患者側も手術を受けるか否か慎重な判断が必要である。
ガン学者として高名な人が、再発の度に手術を繰り返して何年間か生きた例を自慢げに話したり本に書いたりするので、再発しても名医なら長生きさせられるような誤解を与えるが、事実は増殖の遅いガンがたまたま手術できるような再発をした例外的なもので、一般
的なことではないことが多い。***

本の帯に、「これを読んだら医者にかかるのが怖くなる!」と書かれておりますが・・・いかめし殺医の館には足を向けないことが一番ということでしょう。


ーーーつい先日のことーーー
友人からスマートレターが届き、中を見ると一冊の本が入っておりました。手に取ってみるとタイトルが面白い。
*日本初「薬やめる科」の医師が教える 薬の9割はやめられる*松田史彦 (著)*

著者は医師なのですが、医療現場で一生懸命治療しているにもかかわらず、なかなか効果が上がらないのは、多量に飲んでいる薬が治療の邪魔をしているのではないかとの思いから減薬・断薬サポートをするようになり「薬やめる科」を開設したという変わり種。
松田氏は、薬が不要な3つの理由を挙げております。
一つ目は、明らかに病気ではないのに、病気と診断され薬を飲んでいるケースがよくある。
二つ目=薬にはほぼすべて副作用がある。
三つ目=何故か突然、OO症候群、OO病といった新しい病気が提唱され、テレビで宣伝され、まるでそれに合わせたかのように、新しい薬が準備されている。新しい薬に合わせるかのように新しい病名をつけられた人が増え、その薬を飲んで多少は楽になっても、副作用が増えていく。
早速読み進めておりますが、医原病について触れているところがありましたので紹介しておきます。

***医原病という言葉を聞いたことがありますか?
文字通り、投薬の副作用や手術の後遺症、医師の不適切な言動、または患者さんの誤解・自己暗示による心因的異常など、医療が原因で起こる障害を意味します。病気を治すのが医療のはずなのに、こんな言葉があること自体、なんだか不思議な感じがします。
しかし、それどころか医原病は死因の中でも大きな役割を占める、というデーターがあります。たとえば、アメリカ栄養研究所のゲーリー・ヌル博士が2004年に発表した論文では、アメリカ人の死亡原因の1位が医原病とされています。人数は年間78万3936人にも上り、2位の心疾患(69万9697人)、3位のガン(56万3251人)より多いのです。これが事実だとすると、なんと毎日、約2千人が医原病で亡くなっている計算になるではありませんか。日々、大型旅客機4~5機が墜落しているようなものです。
日本では同種の調査・研究はないものの、現代医療の現状から見れば、その結果は推して知るべしでしょう。
また、「ヘルシンキビジネスマンスタディ」 俗に「フィンランド症候群」と呼ばれる研究でも、注目すべきデーターが提示されています。これは、1974年から18年もの歳月をかけて国家的な大研究。38歳から54歳の男性会社員を次のA・B二つのグループに分けて行われました。
Aグループ(610人)は、健康調査のみで、医学的指導も投薬も定期的通院もなし。要するに放置した非介入群です。一方、Bグループ(612人)は、介入群。食事・禁煙の指導を行い、血圧・コレステロールの値によって投薬を行いました。特に最初の5年間は定期的に通院させ、その後13年間は通常の受診としました。
果たして18年後、彼らはどうなったでしょうか。死亡率で見ると、Bグループは、Aグループに比べて、死亡率が1.5倍も高かったのです。病因別に見ても、ガンこそあまり差はありませんが、ほとんどの疾患でAグループのほうが死亡率が低いことがわかりました。この結果を前にすると、積極的医療を行うことがいかに意味のないものかが見てとれます。現代医療はもちろん必要ですが、医療行為によって病気を増やす側面がある、ということです。個人的には、日本ももしかしたら死亡原因の隠れた1位は、医原病ではないかと想像します。***

また、松田氏は、本の中で降圧剤の副作用について取り上げているのですが、
***血圧の薬は多種多様。1960年代までは利尿剤が中心で、現在はARBとカルシウム拮抗剤が主に使われています***
と記されてあり・・・この部分を読んで思い出したのが、薬物性歯肉増殖。薬物性歯肉肥大ともいいますが、薬の副作用で歯茎が腫れた状態になります。ニフェジピン、アダラートなどカルシウム拮抗剤でも歯肉肥大が起こることがあるといわれており、
***血圧を下げるというただ一つの目的のために、全身の細胞を犠牲にしたり、多大なストレスにさらされるのです。***
と、松田氏は指摘しておりますが、多大なストレスは口腔内にも影響を及ぼしているということです。
この本は店頭に並んでまだ間もないようで、新刊平積みコーナーなどで目につくと思いますが、先ずは手に取り立ち読みで・・・一回の立ち読みで4~50ページほど読み進め、4~5回で読了できます!



ーー追記ーー

連休後半= 朝から川沿い散歩しておりましたら、カラオケ倶楽部のおじさん・おばさんグループと遭遇。何故か意気投合し、音楽談義などしながら一緒に歩くことに・・・聞けば熱烈な美空ひばりファンの集まり!カラオケで歌うだけでなく、ボーリングも楽しんでいると話しておりました。
ボーリングといえば、中山律子や須田開代子といった美しきチャレンジャーたちが活躍していたボーリング・ブームの時代、あるプロボーラーが、語っておりました。
「ストライクは、破壊の楽しみ。スペアをとるのは、計算と想像の楽しみ。緻密な計算と創意工夫がなければ、スペアを制服することはできない 」
と・・・誰だったか、名前が・・・
ムーミン谷駅(飯能駅)にもボーリング場があったと記憶しておりますが・・・今でも快音響いているのでしょうか?

今宵は、美空ひばりの一曲を。
美空ひばりの人気曲ランキングで、上位にランクされることは、まずないだろうと思いますが、一度聴いたら耳の奥・・・いや、胸の奥に染みこむこと請け合い!エルヴィス・プレスリーも魂消た?・・・ひばりの「ロカビリー剣法」!!



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