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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
物部氏の繋累
20年近くのお付き合いのある人生の先輩で、紛うことなき物部氏の繋累である先輩が一人いる。IBD(国際事業開発株式会社)の石上進社長その人である。今世紀に入ってからの数年間は、石上社長の事務所に幾度お邪魔したことか…。多分、50回は訪れているはずだ。

ある日、その石上社長がふと、自身のファミリーヒストリーを語ってくれたことがある。聞けば、石上社長は物部氏の末裔であり、本来なら生琉里の石上神社の神主を継ぐはずだったと、ポツリと語ってくれたことがある。その言葉を耳にした20年近く前は、石上神社の神主になるはずだったと言われても、ドンガメの亀さんはポカンとしていただけだったのだが、ここ数年に至って石上氏(いそのかみうじ)=物部氏の末裔であるという事実の重み、少しずつ分かるようになってきた自分がいる。

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ここで、改めて藤井輝久氏が著した『天皇系図の分析について』を書架から引っ張り出し、久しぶりに目を通して見たところ、第十八章が目に飛び込んできた…。

第十八章「蘇我氏と物部氏の対立の真相


絶句…。それからは同章のページをパラパラと捲りながら、しばらく蘇我氏と物部氏についてアレコレ思索を巡らせていたが、少々疲れたので(深夜の3時頃から仕事に没頭していた)、一端休憩の意味でアメスピ(アメリカン・スピリット)に火をつけ、ネットサーフィンをしながら何気なく掲示板「放知技」にアクセスしたところ、道友の堺のおっさんの以下の投稿に思わず目が釘付けになった…。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16340424/280/

これだけではピンと来ない読者も多いかと思うが、実は堺のおっさんの言葉には重大な意味が隠されているのだ。ともあれ、急ぎ『天皇系図の分析について』の第十八章「蘇我氏と物部氏の対立の真相」に、腰を据えて取り組まねばならぬと、改めて思ったことである。

ここで一言。

藤井輝久氏の『天皇系図の分析について』に取り組むにあたって、拙稿「青州で思ふ」シリーズに目を通し、さらに藤井氏の浩瀚な著書の第九章「卑弥呼の生家は満州の遼東半島」に目を通した上で、たとえば第二十三章の「天智天皇と天武天皇の正体」等に目を通すことをお勧めしたい。何故なら、堺のおっさんがいみじくも語っているように、物部氏には従来の定説をひっくり返すほどの秘めたパワーが籠められており、そのあたりを正確に理解するには、拙ブログ「青州で思ふ」シリーズで描いた飯山史観を、肚で受け入れられるだけの柔軟性、度量が必要だからだ。

物部氏についてのデータを整理し、思索を重ねた上で、来月にでも久しぶりにIBDの石上社長にお目にかかり、物部氏=石上氏についての話をしてきたいと、心の底から思った。

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仁徳天皇陵(大仙陵古墳)

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プロパガンダ誌
世界戦略情報誌『みち』は、執筆者と読者の集い「まほろば会」というのを月に一回のペースで開催している。亀さんは10年近くほぼ毎回出席してきたが、仕事で多忙なこともあって最近は欠席が続いている。それでも、まほろば会で中心となって講話を進めている安西正鷹さん、まほろば会の後で必ずレジメを送ってくれており、実に有り難い道友である。今月行われたレジメも届いており、メールには「引用の件はOKです。好きなところから取っていただいて構いません」とあった。流石に安西さんは度量が大きいと、改めて思った次第でR。

早速お言葉に甘えて、今月のレジメの中心テーマであった英国のEconomist(エコノミスト)誌の表紙について、思うところを書いておこう。

その前に、安西ファイルは【ポイント】と【私見】に別れており、【ポイント】では安西さんがネットや書籍・雑誌などから収集した記事の要約を箇条書きで並べており、【私見】では【ポイント】のテーマをベースに、安西さん自身の意見を述べていることを指摘しておく。今回、流石と思ったのは【ポイント】で以下を引用していることだ。

世界寡頭権力(ワン・ワールド主義者)たちはこの雑誌を通じて読者を洗脳しようしている。


出典が書かれていなかったので、何処のネット記事あるいは書籍・雑誌から引用したのかは分からないものの、エコノミスト誌はワンワールドの広告塔(プロパガンダ誌)という主張、全く以て同感でR。

次に安西さん自身の思うところを述べた【私見】で、最近号のEconomist誌の表紙の解説に注目した。

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以下は上の最新号(2018年)の表紙を、左から右に向かって上から順に安西さんが辿ったものだ。

雨と太陽、太った猫、撮影カメラ、幼児、自由の女神像、トランプ米大統領、スマイル、星が1つ欠けた欧州旗、杖を持った老人、無表情な顔、棒グラフ、車、ロケット、ペンデュラム、聖ワシリイ大聖堂、蚊、戦車、王冠、隕石、WiFi、北朝鮮の金正恩、ハンドバッグ、工場、山、ラクダ、きのこ雲、中国の習近平主席、インドのモディ首相、塔、ヘッドセット、花、自転車、戦闘機、ドイツのメルケル首相、クラシックギター、コーヒーカップ、ゴムボート、投票箱、柱、エッフェル搭、プーチン露大統領、吊り橋、ロボット、ピエロ、惑星、アフリカ、星付きの軍隊帽、キリスト教・イスラム教・ユダヤ教のシンボル、本、DNA、トロフィー、ロック解除のスマートフォン、魚、フランスのマクロン大統領、傘、石油掘削装置、米国の国会議事堂、望遠鏡、旭日旗の上半分、スキー板、ドローン、電気自動車の給電ステーション、ギリシャ神話の神ポセイドン


今回の安西ファイルは、最下段中央の「旭日旗の上半分」の解説が中心だったが、上の【ポイント】にあるEconomist誌はワンワールドの広告塔という何処かの主張、安西さんも肯定しているのが文面(【私見】)から読み取ることができた。その具体的な言及については割愛するとして、安西さんの【私見】を読みつつ思ったことが二点ある。

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一つは、我が国の首相・安倍晋三の評論が一切無かったが、安西さん自身、どのように我が国の首相を評価しているのか知りたいと思った。もう一つは対談だ。対談とは、掲示板「放知技」で鋭い経済論を矢継ぎ早に投稿している、mespesadoさんとの対談である。このお二人が何処かの雑誌で対談をすれば、これは実に面白い企画になると思った次第でR。

亀さんの下の息子は何処かの大学の経済学部か商学部に進学するつもりで、現在は受験勉強の真っ最中だが、ドーセ大学の商学部や経済学部の教授なんて大したことないんだから、安西さんの『お金の秘密』(成甲書房)を読むなり、「放知技」でmespesadoさんの投稿を読む方が遙かにベターだと、受験勉強が終わったら伝えるつもりだ(爆)。さらに、飯山一郎さんの株関連の記事を読めば、マサニ鬼に金棒だとも伝えるつもりでR。大学卒業後は東アジアを拠点に、ビジネスを展開したいという下の息子にとって、長い目で見れば必ずや武器になると確信している。

神々との交感
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昨年12月18日に再放送された「栗山千明 愛と官能のタンゴ~ブエノスアイレスの想い出~」、仕事が一段落して漸く観賞することができた。ブエノスアイレスが「南米のパリ」と称されていることからも分かるように、アルゼンチンはヨーロッパ系の移民でほとんどを占めている。それだけに、同番組を観ながら西洋を感ぜざるを得ず、どことなく違和感が残ったものだ。明らかに、東洋の舞踊と大きな隔たりがあるのが分かるのであり、そのあたりを明確に述べていたのが、『月刊日本』の坪内隆彦氏のブログ記事である。殊に、同記事で強く印象に残ったのが以下の記述だ。

アジアの舞踊の重要な特徴は、神との交感に集約することができるだろう。


さらに、宮尾慈良氏の著作からという、以下の引用も素晴らしい。

「反自然的で、反日常的な状態になったときに、舞踊はそうした状態を正常にするために必要な物質世界と精神世界の媒体であるといえる。こうした目に見えない神々と人間が交霊する舞踊を演じることで、俗なる世界は聖なる時空間へと変化するのである」
(宮尾慈良「アジア舞踊の研究」『東亜の舞踊』26頁)。


物質世界と精神世界の媒体」、まさに言い得て妙…。ここにこそ、ダンス(西洋)と舞踊(東洋)との違いを見る。

ところで、日本の舞踊だけに限定してみても、能、狂言、文楽、歌舞伎、日本舞踊と、読者はいろいろと思い浮かべることだろう。ここで注目していただきたいのが、むすびの会という日本伝統芸能教育普及協会HPにある、「その3 舞と踊り:どう違うの?」という一節だ。殊に、同節で注目していただきたいのが舞についての説明で、「古くは天皇などの高貴な身分の方の代わりに、神様に祈りをささげる為に舞を舞った」とある。

ここで、天皇の祈りにが出てきたので、この機会に少しだけ、〝新しい〟死生観誕生について述べておきたい。ブログ「大和心への回帰」の最近の記事、「戦後の終焉」で以下の記述を見つけた。

積氏によれば、敗戦による唯物思想に洗脳された時代が行き詰まり、戦後精神が死を迎えることに言及されている。

氏によれば、天皇の役割の終わりと西部邁氏の死は、戦後精神の終わりを告げる象徴であるとされる。

死んだら終わり…という価値観の終焉は、新しい時代の精神的価値観の到来を示唆するものであると共に、それは私たち日本人が、更なる高い次元にステップアップするために、天から与えられた試練といえるであろう。


人間死んだら終わりという死生観から、どのような「新しい時代の精神的価値観の到来」、すなわち新しい死生観が誕生するのだろうか…。このあたりについては稿を改め、いずれ書きたいと思う。

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洞察歯観のすすめ(28)
信州の雪深い田舎で暮らすウォッチャーさんから久々の便り。早速以下にアップさせていただこう。小生のブログ記事「金正恩の健康」と深く関連するので、今回も必読デス!

アルトゥール・ルービンシュタインという名を聞けば、鍵盤の王者と言われるほどの偉大なピアニストであり、人当たりのよいジェントルマンというイメージがある・・・らしい。
先日、スーダラ新年会に参加した時のこと、ある女性にCDをプレゼントしました。昨年末、ルービンシュタインが聴きたいと話していたので、適当なものを選んでおいたのですが、ビールを片手に暫く音楽談義をしていたところ、
「ルービンシュタインって、どんな感じの人だったんですかねェ・・・?」
と彼女に聞かれました・・・どうも、名ピアニストにして、優しいジェントルマンというイメージが彼女の胸の内に染みこんでいるようで、そのイメージをテーブルごとひっくり返すようなエピソードを紹介するわけにもいかず・・・7歳でデビューして、8カ国語を話し、人並み外れた記憶力の持ち主であったらしい等々、差し障りのない程度に止めたのですが、この世界的ピアニスト・・・実は、丁半博打に目がない。
「飲む打つ買う」これが、三度の飯より大好物。ギャンブル狂いで、稼いだギャラはすっからかん。飲みに行けば、綺麗どころを集めてどんちゃん騒ぎ。
分かっちゃいるけど、やめられない、人生をばく進していた人物。40半ばで結婚した後は、分かっちゃいるけど・・・は、下火になったようです。
新年会がお開きとなった後、ほろ酔い加減で帰宅したその翌日、PCを開いてみると・・・

亀さん、ブログを見てビックリしました。
金正恩の健康状態。腎臓機能低下の可能性ーーてっきり、イギリス・BBCあたりが音声分析したのかと思いきや・・・
韓国専門家が音声分析。とあり、早速、あれこれとニュースを拾ってみましたが、聯合ニュースに下記の内容がありました。

***韓国の音声分析専門の趙東旭(チョ・ドンウク)忠北道立大教授は、金正恩氏の新年の辞の音声を分析し、金委員長の腎臓機能が低下している可能性があるとの見方を示した。
心臓機能は舌音。肺機能は歯音。腎臓機能は唇音と関係があるという韓医学の聴診論に基づいて行われた。分析の結果、唇音の音声エネルギー(71,657 dB)が舌音(76,077dB)と歯音(74,232dB)に比べて低かったという。一方、発音の正確度を示す周波数の変動と振幅の変動率は、唇音が最も高かったという。発音が正確な場合は周波数の変動率と振幅の変動率が低くなる。趙氏は、唇音の音声エネルギーが低く、発音が不正確というのは腎臓機能が低下している証拠として、一般的に体重が急増すると糖尿や高血圧となり、腎臓機能が落ちる可能性があると説明。
音声だけで健康状態を正確に診断することは難しいが、太った体型から推測すると、腎臓機能に問題が生じている可能性が高いと述べた。***

韓医学の聴診論とは、どのようなものなのか分かりませんが、記事は音声だけで健康状態を判断するは難しく、腎臓機能に問題が生じている可能性が高いと結んでおり、この後は読者が勝手に考えてくださいね・・・ということなのでしょうか。では、信州ワインでも飲みながら、勝手に妄想してみます。
腎臓機能低下の可能性といわれても、これは健康診断などで、医者から、
「検査数値がよくないですね」
と、不安を煽られているようで、今ひとつピンとこない。どうも、
「金正恩の健康状態は、悪化する方向へ進んでますよ」
暗に誘導しているかのように感じられます。新年早々、このタイミングで健康不安説は何か別なるサインを示しているかも知れません。
また、デイリースターを見ると、ミサイル沈黙の60日、北朝鮮のボスの健康に懸念と題した記事があり・・・

***33歳の北朝鮮指導者の体重は、そのぜいたくなライフスタイルにより増え続けており、ここ数年は彼の健康状態を疑問視する声が上がっていると指摘。金正恩氏が気球のように激太りしていること、夫人や妹との外出時に椅子に座る前にすでに大汗をかいていたこと、化粧品工場を視察した際、足に不安を感じているかのように机に寄りかかっていたこと、靴工場でも顔が汗で覆われ、手にしていた荷物を降ろす必要があるほどだったことなどが、最近撮影された写真から分かると伝えた。
また、金正恩氏は通風、糖尿病、心臓病、高血圧に苦しんでいると報告されているとし、彼が愛する高価なチーズとビールは特別に輸入されたものであり、寿司やピザを含む高脂肪の食生活のために世界各地からシェフが集められられているとも指摘。***

このデイリースターの記事は、食い倒れデブと罵っているようで、ファミレス・ワイドショーの美味しいジャンク・メニューになりそうです。
美食する欲に身を沈めるようなタイプとは、思えませんが・・・。

腎臓が悪くなると、浮腫(むくみ) 頻尿 だるさ 貧血 かゆみ などの症状が現れると医者から聞いたことがありましたが、音声情報だけで健康状態をどれほど把握できるのか、興味がわくところです・・・それにしても、イギリス・BBCではなかったんですね。
世界の音声情報収集・分析・加工は、イギリス・BBCあたりも、趙教授に勝るとも劣らぬマル秘技を持っているように思うのですが・・・。

さて、金正恩朝鮮労働党委員長が、1日に発表した、「新年の辞」。(YouTubeで見てみました。 2014年 2016年 2017年、そして今年と、4パターンがYouTube上で確認できました)
声でその人の健康状態を瞬時にピタリと当てる・・・ということはできませんが、日頃お付き合いのある人であれば、見聞きするなか、そんな感じがする・・・あくまでも、そのような感じを受けるという程度のことです。当たるも八卦当たらぬも八卦・・・。(声を通じて相手の心の奥底まで感じ取ってやろうとエネルギーを注ぐのは、女性を口説くときだけです)
といったところで、金正恩氏の声に耳を傾けてみました。
YouTubeで、2018年ー2017年ー2016年ー2014年の順番で、「新年の辞」をざっと見たのですが、2018年の映像は始まって数分、少々違和感を覚えました・・・・。
声を聞くと、2014年の映像と比べて2018年の映像は、声量、声の色艶が冴えないように思います。2014年を見るに、その声は・・・力強く、響きもよいと感じます。ピーマンの肉詰めに喩えると、具がはち切れるほど詰まっているようで。
2018年になると、具の量がかなり削られてしまった感がありますが、そこから重大なる病魔が潜んでいるというところに繋がるような印象は特に受けませんでした。趙教授による韓医学の聴診論に基づいた音声分析に、例えば、2014年あたりから2018年までの声の変化についての考察が加えられていたなら、もう少しニュースに深みが増し濃厚なものになったようにも思うのですが・・・
過去において、音声分析をしたデーターはないのでしょうか。
健康に問題あり・・・この先は、悪化するとみることもできれば、回復に向かっているともとれます。
ついでながら、2018年の映像から腎臓機能のほかにケチをつけるとしたら、亀山さん・・・どのあたりをピックアップしますか。
ブレス。息継ぎ部分が、ちょっと気になると言えば、気になりませんか。少々深く息継ぎをする場面で聞きとれる音から、
「肺機能に問題が生じている可能性あり」
そのような指摘でもよかったのではないでしょうか。肺機能低下の可能性。いびき。心臓病悪化等々、続編が出てくるかも知れません。

ところで、2018年の「新年の辞」における違和感ですが・・・新年の幸(信州ワイン)を味わいながら、モニターを前にしていたので、アルコールで濡れた目の錯覚だろうと思いますが、一時・・・腹話術を見せられているような気分になったものです。

追記

ルービンシュタインが、こんなことを言っておりました。
「ピアノの練習を1日サボると、自分に分かり、2日サボると、ジャーナリストに。3日サボると、聴衆にバレる」
ギャンブルと、らんちき騒ぎに明け暮れる遊び人ピアニストだったものが、結婚後は、かみさんの愛のムチにしごかれ、偉大なピアニストに変身。しかし、ルービンシュタインの音楽家人生を支えたのは、もっと大きな存在であり・・・そのあたり、イギリス・BBCに聞いてみたいとところですが・・・ワインもなくなってきたので、寝るとします。




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亀さんが所有している唯一のルービンシュタインCD

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『クラシックCDの名盤』(中野雄 文藝春秋)p.187~189

金正恩の健康
スプートニク紙が1月8日、金正恩の健康状態について言及した朝鮮日報の記事を転載していた。
金正恩氏、腎臓に問題か 声の分析で判明

具体的な記事内容だが、この1月1日に金正恩が国民に向けて行った、「新年の辞」を同記事では取り上げており、新年の辞を発表する金正恩の様子を見た趙東旭(チョ・ドンウク)忠北道立大教授が、「金氏の腎臓には問題がある」という見解を示したのである。ご参考までに、以下が金正恩による新年の辞である。



同記事を読んで思い出したのが、道友であるウォッチャーさんと共通の知人Fさんだ。その知人がYouTubeで話しているのを見たウォッチャーさん、知人の健康に何等かの問題があるのではと指摘したのである。ちなみに、ウォッチャーさんは声でその人の健康状態を瞬時に見抜く達人である。その意味で、上の記事にあるように、本当に金正恩の腎臓に問題があるのかどうか、ウォッチャーさんの見解を聞きたいと思うのである。

ところで、そのウォッチャーさんが年末に送ってくれたメールに、以下のようなことが書いてあった。


亀さん…声の響き良く、以前より健康体なったのではと感じましたが…低音の魅力は、フランク永井に近づいているかも知れません!?


ウォッチャーさんは亀さんと同じ同じ飯能市に住んでいたことがある。そのウォッチャーさんが引っ越してから一年ほどが経過した2016年6月19日、亀さんは一日一食の生活に入っている。爾来、一年半以上が経過したが、どうやら大きな効果があったようで、それがウォッチャーの上の言葉となったのだろう。そう言えば、「喧嘩は男の華」の本郷七郎さんも、四半世紀振りに受話器に飛び込んできた小生の声を耳にして、「元気そうだね!」と言ってくれたのを思い出した。

ここに来てトランプと金正恩が急接近しつつある今日、外見からして心配なのが金正恩同委員長の健康である。プーチンを筆頭に、今後は世界をリードしていく一人であるだけに、一日一食の生活を実践する等、健康管理に気を配って欲しいと思った。以下は、亀さんが一日一食を実践すると、周囲に言いふらしていた頃の記事でR。
まるで行者…

代父
数週間に及んだ仕事の締め切りが迫り、一昨日までキリキリ舞いしていた亀さんだったが、それも無事に終わり、今は久しぶりにのんびりしている。

ところで、昨年末にクリスマスカードを兼ねて、アルゼンチンの親友(女性)からメールが届いた。その時、彼女の母親、すなわち〝アルゼンチンのお袋〟の逝去を初めて知ったのである。言葉には言い表せない深い悲しみに包まれたが、さらにメールを読み進めると、ナント親友が近くアルゼンチンに来ないかと書いているではないか…。その晩、色々と考えた末、つうか即断で、アルゼンチン再訪を決心した旨のメールを返信している。

彼女には息子(28歳)と娘(26歳)の二人の子どもがいるが、カトリックの親友は娘が誕生した時、娘の代父(ゴッドファーザー)、つまり後見人(保証人)として亀さんを指名してくれている。遠く離れた日本人の小生を、敢えて娘のゴッドファーザーに親友が指名してくれたのも、それだけ互いに価値観を多く共有していたからだと瞬時に理解できた。そのきっかけとなったのが、親友が46年前に半年ほど亀さん家に滞在していた時、両親とも日系のアルゼンチン女性某が、たまたま亀さんの地元のとある窯元へ研修に来ていたのだが、受け入れ先の日本人の人の良さを弄ぶような形で、その日系人某は好き放題なことをやっていたようで、それに気づいた親友は、お互いの母国語(スペイン語)で徹底的にその日系人を叩きのめしたのである。その親友の任侠心に深く感じ入った亀さんは、爾来、彼女と生涯の心の友になったのだと、今にして思う。

さっそく、今年の夏にアルゼンチンを再訪することを家人に話したところ、今春大学生になる下の息子が同行してくれることになった。無論、今回の第一目的はアルゼンチンの〝親父とお袋〟の墓参り。そして、46年振りに再会する彼女の妹をはじめ、現地の親戚や友人との再会にある。また、親友の実家があるパンパ(大草原)の真っ只中で、亀さんが若い頃に体験したように、下の息子にも乗馬、狩り、キャンプファイアーと、友人の子どもたちである同い年の若者と交流を深めるような体験をしてもらいたいという親心もある。そのあたりについては、以下の記事にも書いた。
思い出のアルゼンチン

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また、以下は親友が飯能を初めて訪れた時の記事…。
寅さんのことば 20

願わくは親友が下の息子のアルゼンチンの〝母〟に、なってくれたらと密かに期待している…。

喧嘩は男の華
早いもんで、三が日を過ぎて今日は1月4日…。未だに仕事が納期日まで終わるかどうか、四苦八苦している亀さんである。

ところでは、1992年に亀さんは結婚式を挙げているが、その時に仲人を引き受けてくれたのが本郷七郎さんという人生の大先輩。その本郷さんの今年の年賀状を読んでビックリ仰天…

謹賀新年

年を忘れた男より
一般に この年頃になるとやれ
ボケだ介護だと云われるが
年、年若くなっている様な気が
する ボケ、介護なんて遠い未来
の事しか思えない
全く楽な人生だよ 暮らしにこまら
ない 金にこまらない 健康に不安
もない これと云った持病が
無い このまま楽して行け
そうだよ。


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「健康に不安もない」という行を読み、「エッ!」と亀さんは叫んだ。確か、本郷さんは亀さんより10歳ほど歳上のはず…。ドーシテ元気なのかと是非に知りたく、早速電話してみた。

受話口から飛び込んできたのは、懐かし本郷さんの声…。聞けば、毎日365日、4kmを走り、腹筋を100回、その他に何とかを100回…。モー、ビックリ仰天亀の助…。「失礼ですが、お歳は…」と恐る恐る尋ねると、ナント御年77歳になったというではないか…www 掲示板「放知技」の「EG・堺のおっさん等 爺さんが元気なスレ」のスレ主、堺のおっさんは漸く還暦を迎え、Gさんの仲間入りを果たしたばかりつうのに…。恐るべし、日本のGさんパワー…。

話が一段落した後、互いの近状報告を行い、桜の花が散った以降、東京は池袋で再会することになった。四半世紀振りなので、今から楽しみ…

その本郷さんとペルーはリマの喫茶店で語り合っていた時、本郷さんが以下のように語っていたことがある。

もし、自分の命の危機が迫った時、自分が殺られるにしても、確実に刺し違いで敵も殺す…。


亀さんも時々過激なことをブログに書いているので、常に鉄砲玉一つや二つが、いつ、何時拙宅に押しかけてくるか分からないので、常にそのあたりの準備はしている。自分としては準備万端のつもりだが、今度桜の花が咲く頃に拙宅に訪問してくれる、自己防衛に関してはプロ中のプロのvagabundo1431さんに、拙宅の仕事部屋などを案内してチェックしてもらうつもりだ。

ここで、喧嘩が好きだった今東光和尚のエピソード一つ…。

〈和尚前白〉 ケンカの必勝法はただ一つ。必ず勝つと思ったケンカ以外は絶対にやるな、だ。オレが和泉のボロ寺を預ってた時、村中の野郎どもが寺の所有権は村にあるということで裁判沙汰になったことがある。村じゃ弁護士を二人立ててな。一人は社会党で大阪府知事選挙にも出たことのある有名な弁護士でね、今まで一度も裁判では負けたことない男なんだ。
そいつが一審で却下されてた。オレが言ってやったんだ。
「菅原クン、あなたは何十年も弁護士やっていながら、却下されるような恥ずかしい訴訟をするな! 生涯の瑕瑾だぞ。裁判は相手を見てやれよ。どうだ別オレを相手にするなら、弁護士を五十人くらい集めて知恵を絞ってかかってもまだ追っつかねえぞ!」そうしたら村の連中が控訴するなんて言いだしやがった。そこでオレがラジオカーに乗ってな。
「おめえらやりたいなら孫子の代までやれ! 訴訟の金が無くなったら畑売れ。畑なくなったら娘をパン助に売れ。そしたらオレがいの一番に買ってやらア。でも、おめえらは絶対勝てっこねえんだ。弁護士の食い物にされるのが気の毒で言ってやるんだ。ここいらでやめたらどうだい?」
これで奴等も降参よ。ケンカっていうのはこうやらなけりゃあいけねえ。

『極道辻説法』(今東光 集英社)p.104


ついでに、モー一つ…。

☆☆若者の空手修業をどう思うか
和尚は極真会空手の名誉初段で、実際に空乎の練習をされたそうだが、空手を修業している若者をどう思うか答えてほしい。
(岐阜県大垣市丁・K)


空手というのは少林寺拳法から来ているんだ。それが沖縄に入った。沖縄では初めは少数の人が普通にやっていたんだが、薩摩が沖縄を征服してからガラリと様相が変わった。というのも薩摩の奴らは沖縄の人に武器を持つことを禁じた。そのため、薩摩の武士が沖縄の女を荒らしたり、人の女房でも何でも強姦したり無茶したんだ。そこで沖縄の人は自衛手段として空手をマスターした。だから、空手はある意味においてはプロレタリアの武器だし、レジスタンスの武器だ。
そういうわけで、プロレタリアの味方であるオレとしては、空手を大いに奨励しとるわけだ。アッハハ……。男女ともに、ひとつぐらいこういうのをやることは非常にいいことだよ。
日本舞踊というのがあるだろう。あれ、女のコが踊っていると、体がしゃんとしてくるんだ。ピャッと片手足で立っても倒れなくなる。体が非常に安定してくる。あれ、武道にかなっているんだよ。そして踊りに幾つか武道の手が入っているんだ。当て身とか肘鉄砲とかの形で。踊りの仕草のままピュッといけば、男がワッと抱きついてきた時、男の水月にドバッと当るようになっている。これはいけるんだ。
面白いのが合気道。女のコもずいぶん習っているけど、合気道には逆に踊りの手が入っているんだ。だから、女が習ってもいやらしくないんだ。股開いて闘ったりしないから。股をすぼめてピョンと蹴とばすとか、いろんなのが入ってる。だから日本の踊りというものは、単に優美なだけでなく、一朝事ある時に役立つための嗜みでもあるわけでね。踊りさえやっておけば、後ろから突き飛ばされても、ベターッと蛙みたいに倒れたりですむんだ。必ず倒れるのにちゃんとシナを作って、次の挙動に移れる。第一挙動から第二挙動に移れるようにできているのが日本舞踊だ。男は空手、女は日本舞踊というわけだな。
オレの空手はケンカ空手だよ。ケンカの実践で作りだした。だけどオレなんか、片手だ両腕だと腕押えられてもすぐに外しちゃうよ。だいぶ力のある人でもオレには外される。外した時には、いま言った踊りじゃないが、もうすぐに次の挙動に移って敵に打撃を与えているからね。
そのぐらいのことはオレ、やれるんだ、いまでも。

『続 極道辻説法』(今東光 集英社)p.222~223


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喧嘩というのは男の華というか美学なんだが、そのあたりについて、若い人は川北氏の本を読んでみるとE-。
『男の品格を磨く事典』(川北義則著)

魔王様としゅんくん
いつもの年であれば、必ず元旦に届くように年賀状を12月中旬までには投函していた亀さんだったのだが、今年に限って未だに年賀状を認めていない。それだけ、連日仕事の締め切りに追われていたっつうワケだ。

しかし、先方から届く年賀状は毎年楽しみ(爆)。今日の元旦も、全国各地の友人知人から年賀状が届いたんだが、その中の一枚に思わず目が釘付けになったwww。

それは、和歌山は田辺市の親友からの年賀状である。実に、ほのぼのとした漫画が描いてあり、そんな友人の年賀状を毎年受け取るのを楽しみにしている亀さんなのだが、今年の場合、友人の下手くそな字で以下のように書いてあるのを目にして、亀さんはアッと驚く為五郎…

まんが家の娘
カドカワより
コミックの2巻目
好評発売中
(PR)


と、あるではないか…。えっ、彼奴の娘が漫画家として天下のカドカワからコミックを…。早速友人に電話を入れ、アレコレ聞いてみた。「娘さんが出したコミックの題名、そしてペンネームは?」

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それが以下のコミックだ。


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魔王様としゅんくん 1


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魔王様としゅんくん 2


話が一段落した後、娘さんのほのぼのとしたイラストを毎年見て、こちらまで心が温まるヨと伝え、それから友人と四方山話をしたのだが、実に興味深いエピソードを教えれてくれた。たとえば、叔父が南方熊楠に会っているつう話や、別の叔父が結婚する時、仲人を合気道の開祖・植芝盛平が快く受けてくれたといった、実に興味深いエピソードの数々を友人は披露してくれたのでR。

ついでに友人に訊いてみた。友人の若い頃は南方熊楠にソックリなので、つい、「もしかして、お前は南方熊楠と姻戚関係?」と尋ねてみたのである。残念ながら、ソーではなかった(ガッカリ)。ソーだよね、ソーであれば今頃は田舎のGさんで、終わっているハズがない!(上のイラストの左端が亀さんの親友のK君…)

電話の後、アマゾンで確認したんだが、実に味わいのあるコミック…、掲示板「放知技」の堺のおっさんが大ファンだという、『よつばと』をつい思い出した。ついでに、亀さんは同コミックについて記事にしているので、関心のある読者がいたら、読んでもらえると嬉しい。
いぃ~ねぇ、よつばと!

ここで、亀さんから読者の皆様に心からのお願い…。この若き漫画家を世に送り出すため、アマゾンで友人の娘さんの漫画を「なか見検索!」で確認し、気に入ったら買ってやっていただきたいんだが………。拙ブログで、こんなお願いを読者にするのは、実は初めてなんで慣れていないんだが、親友の娘さんともなれば、心から応援したくなるつうのが亀ごころ…、ではなくて、おじさんごころつうワケなのだ。

時代を拓く
絶望の正月が続いた過去七年間とは異なり、平成三十年の正月は希望に満ちた年になった。なぜなら、陛下の「東日本大震災など過去の災害」という御言葉が如実に示すように、昨年は福島原発事故の終息という、文字通り福島原発事故を過去の人災に追いやった記念すべき年だったからだ。

一方、昨年を振り返って至る所で目についたのは、デジタル・デバイドに由来する、パーセブション・ギャップである。拙稿「サルマン皇太子の肚 3」で、亀さんは以下のように書いた。

新しい世界が、プーチンを中心に、トランプ、習近平、安倍晋三、サルマン皇太子といったリーダーたちによって、切り拓かれる日も近い。


このあたりを理解するには、プーチンの〝原点〟に改めて思いを致す必要がある。その意味で、昨日の大晦日に掲載された、以下の翻訳記事は一読の価値がある。
アメリカ世界覇権の終焉を予見していたプーチン大統領

以下の記述に注目されたい。

果てしないロシア憎悪キャンペーン、プーチン大統領に向けられたワシントンと、その支配下にあるマスコミによる悪者化と中傷を目にするのは驚くべきことだ。この悪者化の根源は、プーチンが十年前に行ったミュンヘン演説に見いだせよう。


代表例がアメリカのロシア疑惑だが、その日本版がモリカケ騒動だと気がつけば、確信犯の朝日新聞を中心に、フェイクニュースを垂れ流し続けているマスコミの正体も、一目瞭然となるはずだ。その朝日新聞、『森友・加計事件』を著した小川榮太郎氏に対して、損害賠償請求訴訟を起こしたというのだから嗤える。
朝日に提訴された小川榮太郎氏激白

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確信犯の朝日新聞、その朝日新聞に盲従して未だにモリカケ問題で大騒ぎしているマスコミは、上のプーチンの記事を読めば分かるように、いずれ消えていくことだろう。ちなみに、拙宅では東京新聞を購読していたが、今月一杯で契約を打ち切る旨、販売店に伝えている。

ともあれ、時代に取り残されたマスコミや識者よりも、今の若い人たちの方が余程まともである。たとえば、今朝のネットサーフィンで目に留まった以下の記事…
スプートニク日本
「僕は、12歳。職業は、中島芭旺」= 最年少の日本人哲学者へのスプートニク独占インタビュー


また、二日前に偶然見たテレビ朝日の「大谷翔平の来た道~二刀流の現在・過去・未来~」、二刀流という、゛今までに誰も歩んだことのない道を切り拓いていこうとする大谷を見て、日本の若者が持つ無限の可能性を垣間見たような気がした。