fc2ブログ
プロフィール

亀さん

Author:亀さん
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

kamesan

人生は冥土までの暇潰し

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
てくのぱぱさんのメール
読者の一人、てくのぱぱさんから以下のようなコメントが、拙ブログ「人生は冥土までの暇潰し」の「拍手」欄を通して届いた。

久しぶりに投稿します。今回の亀さんのブログは特によかったっと思い拍手しました。今年初めから、亀さんの政治に関するブログはほとんど飯山さんの受け売りでその点に関してはぼくはどうしても同意できませんでした。ぼくは過去の自分のブログで崇拝者を作ってはいけないという意味の記事を書きましたが、生意気ながらそれは亀さんに発したものです。こういう私ではありますが忘年会に出席してもよろしいでしょうか。「排除」されるならそれはそれで結構です。


それに対して、亀さんは以下のように認めており、てくのぱぱさん本人の了解を得た上で、以下に公開する。

てくのぱぱさん、お久しぶりです。

さて、てくのぱぱさんのメールを拝読し、やや誤解があるようなので一言付け加えさせていただきます。

■崇拝者
てくのぱぱさんは恰も小生が飯山一郎さんを、崇拝(崇め敬うこと。信仰すること)しているといったニュアンスで書いておられますが、小生は飯山さんを崇拝しているわけではありません。「同志」(飯山さんの表現を借りれば「仲間」)と思っています。

ここで云う同志とは、文字通り〝志〟を同じうする者という意味であり、具体的に云えば、我々を生み、育んでくれた日本、そして我々の子どもや孫、さらには日本民族の未来永劫の繁栄と発展という願いが根底にあります。

加えて、拙稿「孤高たれ」に書いた、以下の小生の拙文を思い出していただければ幸いです。

人は己れを生み育んでくれた、祖国の内部崩壊を如何に食い止めるかという、大義を第一において行動するというのが本来のあるべき姿であることに思い致すに、日本社会のネバネバした納豆の糸という人間関係を断ち切り、孤高に徹する勇気が、国難に直面している今こそ必要な時はない。


■受け売り
小生のブログ記事は「ほとんど飯山さんの受け売り」との由、そう思っていただいているのだとしたら、これ以上光栄なことはありません。何故なら、飯山さんが精力的に書いておられる、政治についてのHP記事や掲示板「放知技」への投稿、ほぼ小生は同意できるからです。

一方、てくのぱぱさんの「飯山一郎と朝堂院大覚」という記事を読み、てくのぱぱさんは飯山派ではなく朝堂院派であることが、文面から暗に読み取れます。

安倍総理は売国奴だと断定し一刻も早い政権交代が必要であり、最もまともな政党は共産党だ…


ここに、てくのぱぱさんの政治観と小生のそれとは、大きな隔たりがあることが分かります。しかし、十人十色という格言があるように、人それぞれであり、意見の食い違いがあって当然ではないでしょうか。むしろ、大切なのは常に自分の考えは本当に正しいのだろうかと、自己チェックを絶えず行っていくことだと思っております。そして、自分の考えが間違っていることが分かったら、それを潔く認め、軌道修正を行っていくことが肝心なのではと愚考します。

■忘年会
パーティでは政治や宗教の話をするべからずという、先人の教えがあります。今回はパーティではなくて忘年会という違いはあるものの、忘年会や艶会(宴会)も何等変わるところはなく、それぞれの政治観や宗教観が異なるのは当然のことであり、その違いを認めた上で酒を酌み交わし、楽しい一時を過ごす、これで良いのではないでしょうか。そもそも、てくのぱぱさんが忘年会をやろうと掲示板「放知技」に投稿した言い出しっぺなのですから、いまさら参加できないなどとは言わせません象。(爆)

亀さん
こちらに投稿するのは久しぶりですが、今年飯能スリーデーマーチに参加した人、参加できなかったけど参加したかった人、その他亀さんのファンを対象に忘年会をやりませんか?
ぼくはあの時行った中華料理店が忘れられません。美味しかったし安かったし。12月あたりが無理だったら、1月、2月の新年会でもいいと思いますが。。

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16074479/153/


では、当日を楽しみにしております。


亀さん拝


【追伸】
以下は、てくのぱぱさんの掲載承諾のメールでR。

亀さん
お世話になります。
私のコメントとそれに対する亀さんのコメントを亀さんのブログでアップして良いかというお話ですが、もちろん結構です、というより光栄です。
おそらく飯山さんと亀さんの安倍首相に関するご意見に違和感を持っている(飯山さんと亀さんのブログの)読者も多いと思いますので、その代表(笑)として紹介していただけることはありがたいことです。
確かに現時点では安倍首相の評価に関しては飯山さんや亀さんよりも朝堂院の言うことの方が真実に近いのではないかと私は思っておりますが、安倍スキャンダルがジャパン・ハンドラーズによって仕掛けられたというのも真実かと思います。マスコミが一斉に報道する時には裏にジャパン・ハンドラーズがいるというのは常識ですから。
それにしても飯山さんも亀さんも朝堂院も日本と日本人を愛する国士であり、プーチンを高く評価し、ロシア・中国・南北朝鮮と仲良くすべきという考えは一緒なのに、安倍首相の評価が180度違うのはなぜかというのは私にとって謎です。
それはそれとして、今回私のコメントに過去の記事まで引用してご丁寧に回答していただき、改めて亀さんの心の広いことに感動いたしました。
忘年会、すっきりした気持ちで参加させていただきます。
コタツを出したりしていて(笑)ご連絡が遅れ、申し訳ありませんでした。


スポンサーサイト



魂の依り代
過日、「運慶」と題する記事を書いたが、その運慶の流れを汲む仏子の松本明慶氏が、NHKの「SWITCHインタビュー 達人達」に登場していたので、昨日、仕事の手を休めて録画を見始めたところ、惹き付けられるように最後まで見てしまった。以下はNHKの同番組の案内である。

人の心を癒やすロボットには何が必要なのか、新しいロボットの開発にあたり仏像にヒントを見つけようとする林。松本が仏像を彫る現場におも向いた。京都の工房で松本の彫る仏像は、精妙な技に裏付けされたもの。見る角度により表情が変わる地蔵の像などを見ながら、人の魂を救う仏像について語る。一方、林のオフィスでは、林がロボットにかける夢や、ロボットが今後人間にとってどんな存在になるのか、違う立場から論じ合う。


最初、運慶の後継者とも言うべき松本氏が、どのようなことを語るのかに注目していたが、徐々に対談相手である林要氏の語りにも、惹き付けられていく自分がいた。林氏の穏やかな表情と意志の強さを感じさせる語り口から、同氏の人柄の良さ、魂の純度の高さを感じ取った。ちなみに、林氏は孫正義から声をかけられた時、孫の誘いを「使命」と受け止め、トヨタを辞めてソフトバンクに入社、四苦八苦の末にPepperを世に送り出すことに成功している。以下は、ソフトバンク時代の林氏について報じた記事である。
孫正義氏を激怒させたPepper元開発リーダーが、その叱責に学んだ「仕事でいちばん大切なこと」

17102906.jpg

17102900.jpg

松本氏と林氏の対談は実に思うところが多く、書きたいことは沢山あるのだが、今回は特に印象に残った、「魂の依り代」という林氏の言葉について述べておこう。

17102903.jpg
「魂の依り代としてのロボットを目指す」と語る林氏。

17102904.jpg
それに対して松本氏は、「人間の心が癒やされるものを作ろう」と応じた。

1970年代前半、本田技研に勤めていた亀さんは、何十ヶ所も一度に溶接してしまうロボットを目の当たりにし、ロボットは人間に代わって、これからの大量生産に貢献するだろうと思っていたが、今日に至っては当時の想像を遙かに超えている。たとえば、チェスや将棋の世界でプロをも打ち負かすほどのAIが開発されたかと思えば、戦場で敵を倒すドローンという殺人ロボットが誕生するといった具合にである。しかし、そうした世の中の流れとは逆を行く、人の心を癒やすロボットという、林氏の発想は新鮮であった。そこに、松本氏の仏像と林氏のロボットに共通する、何かを見たような気がした。そして、運慶が二人の対談を見守っていたのではと、ふと思った。

【追記】
17102907.jpg

残業をしている社員に、おにぎりを作っているワンシーン。そこで醸し出される雰囲気はアットホームそのものであり、部門を超えた社員同士の格好のコミュニケーションの場になっていた。

健康が全て
311(福島原発事故)から6年半もの歳月が流れた。チェルノブイリの場合も事故から5年が経過する頃には、死者の数が急増したことからも分かるように、福島原発も事故から5年目に突入した頃から、日本の人口が激減していく様が、新聞やテレビといったマスコミの報道から間接的に、また親戚や知人が相次いで亡くなったことから膚で分かる。

その福島原発、拙稿「終息?」にも書いたことだが、事故以来5年以上にもわたって大量に放出された死の放射性物質も、ようやく現在に至って終息を迎えるようになり、当面は心配はないと思われる。

17102802.jpg
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16253040/12/

しかし、今までに大量の放射性物質を吸引あるいは摂取してきた人たちは、可哀想だが、確実に死期を早めた。一方、飯山一郎さんが提唱してきた乳酸菌等で、それなりに内部被曝対策を講じてきた人たちは、寿命を全うできるはずだ。

ここで、内部被曝の大量死の深層が分かる、3本の記事を紹介しておこう。
「このことは未だ書くな!」と言われたが…
いま,安倍総理を失う訳にはいかない!
短文雑感:な~んかヘンだ… (1) 311以降の投票率

ところで、亀さんは大勢の親戚や知人に対して、乳酸菌の効用を口を酸っぱくして説いてきたが、ほとんどが真剣に耳を傾けてくれることはなかった。ここに至り、内部被曝が原因と思われる親戚や知人が数名おり、中には深刻な病を患っている者もいる。そのため、最近は彼らの入院先を訪れることが多くなってきた。そんな折、NHKの「末期がんの看取り医者」という番組が先月下旬放送された。番組の内容だが、そのままNHKの解説を以下に引用しておく。

始まりは2年前の12月。末期のすい臓がんで余命わずかと宣告された医師がいると聞き、取材に向かった。田中雅博さん(当時69)。医師として、僧侶として終末期の患者に穏やかな死を迎えさせてきた「看取りのスペシャリスト」だ。これまで千人以上を看取った田中さんの「究極の理想の死」を記録しようと始めた撮影。しかし、次々と想定外の出来事が…。看取りのスペシャリストが見せてくれたありのままの最期、450日の記録。

17102801.jpg


番組を見て、死とは何かと、改めて考えさせられたのだし、同時に思ったことは、健康であることの大切さであった。以下は飯山さんが提唱している健康促進法だが、この機会に一人でも多くの人たちに、今日からでも実践してもらえたらと思う。

現在の体質を変えるための最も簡便な方法

1.発汗運動で汗をかき,血行・血流を大きく促進させる.
2.発汗運動の直後に熱い緑茶を飲み,熱い風呂に入る.
3.熱い風呂で充分に汗をかいたら,すぐに布団に入り,寝る.
4.布団のなかでも猛烈に発汗する.発汗の暑さを耐え,眠る.
5.上のことを10日間続けると,必ず「体質」が変わります!


それから亀さん家の場合、玄米やヨモギで乳酸菌を培養しているが、それを使って乳酸菌ヨーグルトを作っている他、歯磨き粉の代わり、シャンプーやリンスの代わり、目薬の代わり、入浴剤の代わり、虫刺され軟膏の代わり、畳クリーナーの代わり、トイレや部屋の消臭スプレーの代わりなど、多角的に利用している。最近、一番効き目があったのは痔だ。亀さんは翻訳を生業としているが、長時間パソコンに向かって仕事をしているため、長年にわたって痔は悩みの種だったのだが、ある日突然思いついて、ティッシュに乳酸菌を湿らせ、そのまま肛門に直接当てて仕事を続けたところ、アラ不思議、今では仕事に全く支障を来さなくなった。まさに、雨降って〝痔〟固まるとはこのことであり(爆)、乳酸菌様様である。

ともあれ、生きていくためには健康でなければならない。健康でなければ人生を全うできない。だから、健康第一なのではなく健康が全てだと、末期患者の親戚や知人を見て、つくづく思う今日この頃である。

雀百まで踊り忘れず
飯山一郎さんのHPに、「『大和心への回帰』:これぞ本物の国士のブログ」という記事が掲載、その時初めてブログ「大和心への回帰」の存在を知った。爾来、同ブログに掲載された記事は欠かさず全文に目を通している。そして、読む度に己れを生み育んでくれた日本を思う、筆者の熱い心に打たれるのである。その「大和心への回帰」の最新記事は、「219.この歴史的快挙をなぜ報じない? 今国民は、報道犯罪を糾弾して決起する時!」。

上の記事で筆者は自民党の圧勝を取り上げ、「この歴史的快挙をなぜ報じない?」と、日本のマスコミに対して強い憤りを感じているのが分かる。日本のマスコミを反安倍へと煽る黒幕(ネオコン)の存在に、筆者が気が付いていないのは残念だが、それはともかく、小池百合子と小泉進次郎を取り上げていたので注目した。最初に小池だが、筆者は以下のように評している。

小池百合子が総理の目を失ったのが、もう一つのエポックであった。
驕りと過信によって自らその道を閉ざしてしまったのである。


次に、筆者が「弁舌が爽やかで国民受けする説得力は天性の才能」と評する小泉の場合、以下のように書いている。

小泉進次郎に、将来総理総裁の野望があるならば、モリカケ問題を恰かも安倍総理の説明不足であるかのように訴えたのはいただけない。
国民受けする一方で、党内からスタンドプレーとして反感を買っているのではないだろうか。




外部(国民)には受けが良いが内部(党内)では受けが悪いというあたり、職場では顧客や上司の受けが良いが、家では粗大ゴミ扱いされている、どこにもいるようなビジネスマンを連想させるではないか(爆)。

ともあれ、小池は昨日の記者会見で「都政に注力する」と広言していたことからも分かるように、もはや復活の芽はなくなったので無視するとして、問題は小泉進次郎だ。何故に小泉が応援演説で森友・加計学園問題を取り上げ、「説明ができるのは安倍総理だけ」と言い放ったのか? そのあたりについては、放知技の以下の投稿に答えがある。

17102601.jpg
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16256324/164/

飯山さんの小泉進次郎観は正に正鵠を射ている。この飯山さんの投稿を読み、拙稿「手の指は十本」にも書いた、蜀国丞相の諸葛亮孔明率いる蜀軍と、南蛮王の孟獲率いる南蛮軍の戦いを思い出した。戦場(孟獲)と国会(小泉進次郎)という違いはあるものの、諸葛孔明が孟獲を殺らなかった理由と、安倍総理が小泉進次郎を殺らない理由とには相通じるものがある。

プーチンvs.ネオコンの対立は、現在読み進めている柴錬三国志で繰り広げられている、蜀国丞相の諸葛亮孔明率いる蜀軍と、南蛮王の孟獲率いる南蛮軍の戦いを彷彿させるものがある。ここで、三度の戦で三度とも孟獲は諸葛亮孔明に生け捕りにされている。だが、孔明は三度も孟獲を生け捕りにしたのに拘わらず、三度とも孟獲を解き放っているのだ。そうした孔明の戦術を理解できなかった武将の魏延が問うたところ、孔明は以下のように答えたことだった。

いかに不屈の執念を持っている覇王であろうとも、所詮は、人間だ。鬼神でもなければ、悪霊でもない。手の指は十本しか持って居らぬ。その十本をのこらず切断されることに堪えられぬのが、人間というものであろう。


小泉進次郎をネオコン派から民族独立派に転向させるには、安倍総理は小泉の手の指を幾本か切り落とさなければならないはずだが、いつ、どこで、どのように小泉の指を切り落とすのか、そして最終的に小泉を〝転向〟させることかできるのだろうか…。

「蛆虫」
掲示板「放知技」の場合、後から後から湧きでてくる「蛆虫」(うじむし)には事欠かない(嗤)。これは、放知技を訪れる人にとっては、「ネットはバカを映す鏡」の完璧な例を目撃できるわけで、「蛆虫」の発言を読みつつ、このような「蛆虫」にはなるまいと、哀れみの目で眺めていればE-のである。で、以下は「蛆虫」の定義…。

「蛆虫」とは、インターネットの掲示板やブログのコメント欄に、アラシに近い、あるいはアラシそのものの言葉を撒き散らす輩を指す。だから、大いにバカにしてやろう。


「蛆虫」の多くは、ハンドル名をコロッコロッと変え、何度も登場してくる。しかし、いくらハンドル名を変えても、同一人物であることは簡単に見破れるものなのだ。ましてや、掲示板の管理人ともなれば、投稿者の詳細情報はすべて手中にある。これは、「みち」という殆ど誰も訪れるすることもない、過疎のような掲示板の管理者を亀さんも務めているので、よぉ~く分かる(爆)。

また、文は人なりという喩えがあるが、一人一人の指紋が異なるように、いくら誤魔化しても文体に人間があからさまに出てしまうので、ハンドル名を変えようが何をしようが、正体がバレバレなのだ。

ともあれ、安倍晋三vs.枝野幸男という、殺し合いのゴングが間もな鳴ると思うが、今後は放知技に登場してくる「蛆虫」ドモを、遠慮なく、思い切り叩いていこうではないか。そのための蠅叩きでR(笑)。蠅叩きは何も太陽凝視をしている時に、アソコを隠すためだけのものではない。アラシや工作員を叩く時にも、まことに重宝なモノなのだ。で、試しに今日は少し、「日本自立」とやらを少し叩いておこう。

ocn.ne.jpの日本自立という輩、相変わらずコミンテルン、コミンテルンと、完璧に壊れたテープレコーダーのように幾度も繰り返している(嗤)。コミンテルンの定義すらできない日本自立某のため、せっかく飯山さんが定義してくれたというのに、お礼の一言もないのは無論のこと、相変わらずコミンテルンのオウム返し…(嗤)。まぁ、こうした「蛆虫」も放知技に居るんで、遊んでやるとE-と思う。

気が向いたら、日本自立以外の「蛆虫」も、徹底的に叩くつもりだwww ちなみに、亀さんも日本自立にコミンテルンの定義を尋ねたのだが、すべてスルー(無視)された…(嗤)。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16237327/753/

【追記1】
本物の蛆虫には失礼なので、「放知技に登場する最低の輩」というニュアンスを籠めて、「蛆虫」と括弧を付けましたぁ~♪

【追記2】
前稿「中秋の名月」で、漫画『あんどーなつ』の一部を紹介したが、以下は続きである。

17102500.jpg
『あんどーなつ』第4巻 p.136~137

俺様の知識だと言わんばかりに、知識をひけらす「蛆虫」とは違い、幼子に対しても真摯に接し、「お姉ちゃんの先生が教えてくれたのよ」と正直に答えるあたり、いかにも安藤奈津らしさ、奥ゆかしさが滲み出ている。「蛆虫」どもとは大違い…(爆)

中秋の名月
17102306.jpg

和菓子の最中が好きという読者も多いと思う。その最中、どうして「もなか」と言うのだろうか…。答えは、以下の漫画の中にある。

17102301.jpg
『あんどーなつ』第4巻 p.134~135

そう、最中とは満月を指していたのだ。満月と言えば、中秋の名月を連想するのだが、ここで飯山一郎さんの以下の記述に注目していただきたい。

今年満月の日付,暦(こよみ)が妙にヘンなのだ.
普通の年は,秋の満月(中秋の名月)は,たいてい9月なのだが…
今年2017年の中秋の名月・十五夜(旧暦8月15日)は,10月4日.
それで,月が真ん丸に見える満月は10月6日.この遅れは何だ?

地球から月を見る 月から地球を見る


亀さんも、中秋の名月は9月だとばかり思っていたが、今年に限って10月というのが頭の片隅で引っ掛かっていた。そんな折、上の記事を読んだというわけである。一読後、月と選挙後の日本を結びつけて、アレコレ考えた。日本の今後については追々と記事にしていくつもりだが、今回は月が人体に及ぼしているのは、何も重力(万有引力)に限ったことではなく、宇宙からの様々なエネルギーの影響を受けている、ということにも少し触れておきたい。そのあたりを述べた行を、『免疫力を高める生活』(西原克成 サンマーク出版)から引用しておく。

人体に影響を及ほすエネルギー
重力などのエネルギーに着目した個体発生学の研究で発見したのは、目と歯の発生過程の組織学標本の細胞の構成、つまり組織としての成り立ちが同じであるということでした。
目と歯は発生過程の組織構成のパターンが同じで、感知するエネルギーの種類が違うだけです。すなわち、目は電磁波を受ける器官であり、歯は重力作用のうち質量のある物質の咀噛という衝突の力学作用を受ける感覚器官。つまり、私たちは重力作用と電磁波を等価なものとして感知していたのです。
ほかに重力作用を感知する器官としては、骨と筋紡錘、三半規管、平衡器などがあります。
重力や力学作用とは何かというと、これは質量のある物質がもつ引力に基づくものです。質量のある物質には固体、気体、液体の三種があり、重力はこれらに対して引力として作用しますが、それぞれ作用のしかたが異なります。
なかでも顕著に作用するのが流体で、これは多細胞の生命体内では血液にあたります。七Gでヒトが簡単に死ぬのは、体液の循環が阻害されて脳に血が行かなくなってしまうからです。
そして私は、重力以外にも、以下のエネルギーに着目しました。
●太陽光線
●温熱
●寒冷
●気圧・水圧
●湿度
●音波・超音波
●流体力学
●引力
●電気
●電磁波動エネルギ-
●放射線
これら生命体に作用するエネルギーは、動物種によって受け方がそれぞれ異なります。海中の節足動物と陸上の温血動物では、温熱、寒冷エネルギーの受け方が違うのは、少し考えればわかることです。
しかし、これまでの科学や医学は、こんな重要なことも無視して進化や免疫、骨髄造血発生の謎について研究してきたのです。
いくら物貫科学的な現象だけを探求しても、人体に対するエネルギーの作用メカニズムはわかりません。
ヒトの生命活動や免疫について知るためには、どのようなエネルギーが人体の構造や機能、さらには生理や心理に、どのような影響を及ぼしているかという点に着目して、総合的な観点から研究していく必要があります。

『免疫力を高める生活』p.158~161


ここで、宇宙のエネルギーが人に及ぼしているのは、何も我々の身体だけではなく、精神、すなわち心にも影響を及ぼしていると、考えた方が理に適っていることに気づく。中でも、今年の中秋の名月の重力が人の身体と心に、実に大きな影響を及ぼしたという以下の飯山さんの指摘は重要だ。

満月の巨大な宇宙重力は,地球の森羅万象を変容させ…
それにつれて,人間社会の毀誉褒貶・人間模様が激変する!

地球から月を見る 月から地球を見る


17102304.jpg

この宇宙だが、宇宙には2兆個という途方もない数の銀河があり、我々の銀河系もそうした2兆個の一つだ。さらに、その銀河系には1000億個もの恒星があり、そうした恒星の一つが我々の太陽というわけである。そして、その太陽を公転している惑星の一つが、我々の住む地球だ。
宇宙に存在する銀河は2兆個、従来の見積もりの10倍

話を元に戻して、人類の大転換期を迎えているにあたり、今年の晩秋から初冬にかけ、以下の最悪の事態が起こりうる、ということも念頭に置いておきたい。

世界最強の米国に…,内乱に近い大混乱・騒動が起きる.
スッ高値・頂点に達したNY株式市場が,特大の大暴落.
誰の下命でもなく,トマホークが発射され,戦略核が暴発!
嗚呼 何ということだ!この魔坂の死は,暗殺か?という事態.
またもやワシらの国が,重く暗い時空を過ごさねばならぬ日々.
地球から月を見る 月から地球を見る


また、国内にも目を転じて、自民党の大勝ということに気を抜くことなく、むしろ、これからが安倍晋三vs.枝野幸男による、熾烈な殺し合いが始まると覚悟すべし。



ヒトはシトを選ぶ
掲示板「放知技」で、飯山一郎さんが以下のようなことを書いている。

17102310.jpg
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16256324/98/

亀さんはツイッターをやっているが、ツイッターには「フォロー」という機能があり、一時は50名近くの人たちのフォローをしていたこともあった。だが、今回の総選挙で「個人レベルでも大差がついた」ことを痛切、ルサンチマン型の人たちのフォローは全て止め、フォロー数を13に激減させている。一例として、東京新聞の寅さん関連の記事で、お世話になった佐藤利明氏などだ。


また、ツイッター以外にも多くメルマガを数多く購読していたが、仕事(翻訳)関連のメルマガを除き、宮崎正弘氏といった人たちのメルマガを全て購読を止めた。何故なら、どのメルマガもピント外れの記事が多く、読むだけ時間の無駄だと思ったからだ。

メルマガ以外にも、ブックマークしていたブログや掲示板の場合、読むに値しないものが大半を占めるようになった。だから、一応ブックマークだけは残してあるものの、今では記事のタイトルを斜め読みするだけとなっている。そのように読むに値しないブログや掲示板の中で、ネット界で一定の影響力を持っているものもあり、以下に数例を示しておこう。

重たい掲示板
ルサンチマン型のシトだらけの掲示板だが、この掲示板、未だにネットの世界で強い影響力を持っているようだ。ところで、その掲示板の主である副島隆彦センセーだが、予想が大好きなセンセー、最近も総選挙の予想をしたところ大外れ…、以下に証拠として残しておく(嗤)。

17102305.jpg
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

とっ、ここまで書いたところ、副島センセー、以下のような苦しい言い訳の投稿をやっていた。もう、嗤うしかないwww
[2207]総選挙は、安倍首相の 策略どおり、彼の勝ちだった。しかし、現状のままだ。

17102311.jpg

「総選挙は、安倍首相の 策略どおり」って、センセーは自民党が大敗すると、予想していたんじゃなかったのぉ~(嗤)

■植草一秀の『知られざる真実』
総選挙当日、植草氏は「雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ自公ニモ負ケナイ」という記事を書いている。相変わらず「森友学園疑惑、加計学園疑惑」に、同氏が振り回されている様が手に取るように分かる記事だ。そのあたりは、以下の同氏の記述で一目瞭然である。

臨時国会を開けば、森友・加計疑惑が追及されることは確実で、これを回避するために衆院の解散・総選挙に突き進んだのだと見られている。


それにしても「雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ」って、どこかのブログでも総選挙と絡めて書いていたなぁ…(爆)。
神風の再来!

国家百年の計を任せられるのは、今の日本には安倍総理しかいない。さぁ、雨にもマケズ、風にもマケズ、投票に行こうではないか!


■『毒蛇山荘日記』
『毒蛇山荘日記』は山崎行太郎氏のブログだ。その山崎氏、最新記事で以下のようなことを書いている。

わしは、小選挙区も比例区も、小池百合子の「希望の党」に入れて来た。

安倍晋三も小泉進次郎も「ネット右翼」以下のクズだろう。ペラペラ、内容の無い幼稚な話を喋り捲るだけの人寄せパンダ(笑)。

小生の新刊『ネット右翼亡国論』でも読んで勉強し直せ!

小池百合子の方が、まだマシだ。


どうでもE-んですが、小沢一郎のことは、どうなったんでしョ?(爆)

さー、小沢一郎の出番です。誰も予想できないことを次々と実現して行くのが小沢一郎流だ。自民党よ、右往左往するな!小泉進次郎や麻生太郎ら、「ネット右翼政治家」の出る幕ではない。

こうしたルサンチマン型ブログの紹介はキリがないので、この辺で止めておく。

【グリコのおまけ】
17102308.jpg
今朝の7:30a.m.頃に撮影した台風の目


たまたま仕事部屋の窓を開けたところ、巨大な台風の目が見えた。息子に知らせたところ、スッ飛んできて写真を撮った後、二階の屋根に登って台風の目を観察したいとのこと。まぁ、下は土なので,仮に突然の強風で転落しても骨折程度で済むだろうと、OKした…(爆)。

神風の再来!
いよいよ今日は衆議院議員総選挙の投票日。そうした最中、1959年の伊勢湾台風の再来を思わせる台風21号が本土に接近する。

17102202.jpg
https://weathernews.jp/s/topics/201710/180115/

今回の選挙は、東アジア百年の計に向けた基盤固めへの第一歩という意味で、極めて重要な選挙だ(東アジア百年の計については「ピョートル大帝」参照)。

17102201.jpg

この台風21号、750年前に元の軍船を襲った神風を彷彿させるものがある。何故なら、浮動票に最後の望みを託していた、希望の党の野望を打ち砕くものとなるからだ。論より証拠、掲示板「放知技」の以下の投稿をご覧あれ。

17102203.jpg
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16256324/31-33/

神風…、すなわち750年前の元寇来襲で、日本の命運もあわやと思われたのだが、神計らいで元の軍船を大風が襲ってくれた。そして、今回の台風21号は、希望の党というネオコン党の野望、すなわち日本の再支配という野望を打ち砕く、とどめの一撃となろう。

一方、勢いに乗っている立憲民主党はどうか? この党を立ち上げた枝野幸男の正体を知れば、同党に投票する気も失せるはずだ。そのあたり、枝野の正体をズバリ書いた、飯山一郎さんの以下の記事を熟読して欲しい。
立憲民主党は旧民主党! 最近までは民進党!

なを、上の記事では加計学園についても触れている。朝日新聞や月刊日本が必死に加計問題の責任を、安倍総理に擦り付けようとする卑劣なキャンペーン、そうした連中の愚行を打ち砕くに十分な記事だ。

17102204.jpg
「加計・森友問題を闇に葬る安倍総理」という大嘘を書いた『月刊日本』11月号p.10~11

その意味で、加計・森友問題の本質を見事に抉り出してみせた、以下の本は必読だ。

17102205.jpg

国家百年の計を任せられるのは、今の日本には安倍総理しかいない。さぁ、雨にもマケズ、風にもマケズ、投票に行こうではないか!

ピョートル大帝
拙稿「あの行政調査新聞も…」で行政調査新聞の最新記事、「突風が吹き荒れる東アジア」を取り上げたが、ウラジオストックで開催された東方経済フォーラムで、プーチン大統領が安倍総理に妖刀村正の短刀を贈った背景について、同紙が以下のように書いていたのを覚えている読者も多いことだろう。

短刀は鍔のある小刀とはちがい、一般的には霊的護身用と考えられている。プーチンは何を考えて返答品に短刀を選んだのだろうか。さまざまな憶測が流れて10日余、9月18日の朝刊各紙のトップに「解散総選挙」の文字が躍った。


と、同紙は妖刀村正の短刀を今回の総選挙と結びつけて書いてるのだが、果たして本当なのだろうか?

ここで、飯山一郎さんの以下の記事にあるように、プーチン主導の東アジア百年の計を念頭に置けば、それに向けた基盤固めという意味では、妖刀村正の短刀と今回の総選挙を結びつけた同紙の見方は正しい。しかし、同紙は目先の総選挙と結びつけただけで、プーチンと安倍との間で交わされた、東アジア百年の計に考えが及ばなかったのは惜しい。
プーチンが『妖刀・村正』を安倍晋三に送った意味

それから、同紙の以下の記述…。

プーチンは、米国トランプの状況も、米国に引きずられる安倍晋三の立場も明確に理解しているだろう。――安倍の最大の敵は身近にいる。いま安倍に必要なものは霊的護身だ。それが名刀村正の短刀の意味だったのではないだろうか。


同紙が語る「身近な最大の敵に対する霊的護身」ということだけが、妖刀村正の短刀に籠められた意味ではない。時の徳川幕府が忌避した妖刀村正の短刀で、今の日本の幕府、すなわち「横田幕府」を倒せというプーチンのメッセージが、暗に籠められていたのではないだろうか。

17101700.jpg

ところで、プーチンが最も尊敬しているというピョートル大帝について、同紙は以下のように述べている。

ピョートル大帝(ピョートル1世)とは17世紀末から18世紀初頭に活躍したロシアの皇帝である。ピョートルはオランダ外遊中に日本を知り陶磁器や絵画に巡り合う。まだ欧州に「ジャポニスム(日本心酔主義)」が芽生えていないころ、ピョートルは日本文化の虜になった。
ピョートルは海軍を創設し、バルト海を掌握、黒海から地中海に勢力を伸ばすいっぽう、清(中国)との国境を画定し、部下のベーリングに命じてアラスカ探検を行わせている。
ベーリングは当初カムチャッカの先にあるエゾを探したが見つけられなかった。ベーリングが到達出来なかったエゾ探検を命じられたアトラーソフは、カムチャッカで監禁されていた漂流日本人伝兵衛を発見、モスクワに連行する。伝兵衛と接したピョートル大帝は礼儀、しぐさから日本人の文化を理解し、勅令によりロシアの若者数名に日本語学習と日本文化習得を命じる。以降も千島、樺太周辺に漂着する日本人を招き日本研究を行っている。ピョートルの遺志を継いだ女帝アンナの時代に漂着民ゴンザの手により世界初の『露日辞典』が完成するがその日本語はゴンザの故郷薩摩弁だった。
プーチンが「尊敬するのはピョートル大帝」と語る言葉の裏に、ロシアの、いやプーチンの対日政策の基本姿勢が見えてくる。


優れた記述だとは思うが、残念ながら同紙のピョートル大帝についての理解が浅い。これでは、いかにもピョートル大帝は単なる日本贔屓の大帝、という人物像しか思い浮かばないではないか…。

ピョートル大帝は二度にわたって、世界各国を歴訪した人物であり、同大帝の〝贔屓〟というか関心の的は、日本のみならず全世界、殊にヨーロッパに及んでいたのだ。

もし、行政調査新聞が東アジア百年の計を正確に見抜いていたら、そしてピョートル大帝の肚、すなわち同大帝のロシアの近代化に懸ける、激しい情熱と強い意志を理解していたら、単なる日本贔屓の大帝ということだけで済ませなかったはずだ。

以下、大分前に録画しておいた、NHKの「ピョートル大帝 実験の都~サンクトペテルブルク誕生物語~」の一連のシーンである。

17101701.jpg
「時代が転機を迎える時、強烈な個性を持った人物が大きな役割を演じる。その典型がピョートル大帝だ」と語る荒俣宏氏。

17101702.jpg
ピョートル大帝は25歳の時に一年半にわたり、ヨーロッパ各国を歴訪、目にするものすべてに好奇心を抱いた。工場や博物館、病院や印刷所などを訪問したが、なかでも一番関心を抱いたのが造船所であった。

17101704.jpg
ヨーロッパの視察は、ピョートルのその後に決定的な影響を与えた」と語る、ロシア史が専門でピョートルの第一研究者として知られているエフゲニー・アニンモフ教授。

17101703.jpg
ロシアの近代化を推し進める父親に対して、古いロシアの伝統や宗教を愛する息子のアレクセイは、昔のロシアに戻すと反発、そのためアレクセイは反逆罪で死刑に処せられてしまう。それは、ピョートルが父親としての愛情よりも国家の大計を優先させたからにほかならなかった。それでもやはり親子、息子の死刑判決が出た時、ピョートルは涙を流したという。しかし、息子としては許せても、後継者としては許せなかったのである。

選挙参謀
17101601.jpg

総選挙というお祭り、今まさに酣(たけなわ)である。そして、選挙のたびに頭に浮かぶのが選挙参謀だ。選挙参謀とは、どのようなことをする人たちか? 実は書名もズバリ、『選挙参謀』(角川書店)という本を関口哲平氏が著している。亀さんは同書を読んだことはないが、選挙ドットコムにあった同書の書評を読み、同書の内容を大凡把握できた。加えて、筆者の関口氏自身が選挙プロデューサー、すなわち選挙参謀として多くの選挙を体験してきているだけに、真に迫った本であることが容易に想像できるのだ。
戦いに駆り立てられる男の性(さが) 『選挙参謀』(書評)

さて、選挙ドットコムの記事タイトルに選挙参謀は〝男の性〟とあるが、そのあたりを明白に物語っているのが以下の記述である。

選挙参謀という名の賞金稼ぎは、男の本能を剥き出しにして戦う魔力から、おそらく永遠に逃れることができない。たとえ愛する者を失うことになろうとも…


この記述は、見事に選挙参謀像を炙り出していると思った。なぜなら、亀さんは今東光の選挙参謀を務めたことのある栗原茂さんから、選挙参謀というものについて直接聞いているからで、そのあたりは拙稿「民のかまどより公を想ふ」に書いた。

和歌山市にある狸庵で栗原茂さんと渡辺正次郎氏について語り合った時のことだ。栗原さんの場合、参議院選挙で今東光和尚の選挙参謀を務めたことがあり、見事に和尚を当選させている(在任期間1968年7月7日~1974年7月7日)。


ところで、上の記事に渡辺正次郎氏が登場する。その渡辺氏も選挙参謀だった一人で、拙稿「民のかまどより公を想ふ」に引用した、渡辺氏の選挙参謀振りを示す同書のp.227を本稿でも再掲しておこう。

私は嵯峨天皇の皇子、融(とおる)、嵯峨源氏、源(みなもと)の融の四代目の孫の源の綱(つな)、のちの渡邊の綱で、大江山の鬼退治をした綱の子孫です。今日は、私は熊本の松岡利勝という鬼退治にきました!

これで息を呑む静寂から一転、「オウ!」という声があちこちから上がり、拍手拍手となった。

気が付くとテレビカメラが幾つかあったが、カメラマンと記者らしき連中も唖然としている。こんな選挙応援演説など聴いたこともない。

「これから渡邊の綱の子孫の私は、全選挙区を演説して回ります。皆さんと一緒に、永田町のゴロツキ、熊本のダニ、松岡利勝という鬼を退治するんです!」

『芸能人、ヤクザ、政治家は弱い者イジメが大好き』p.227


渡辺氏は松岡利勝を目の敵にしていたようだが、実は松岡は国士であったこと、本人の名誉のためにも付言しておきたい。因みに、松岡の場合は自殺ではない。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16090538/267/

亀さんは渡辺氏のブログ「正次郎のNewsToday」によく目を通すのだが、それは芸能関係のニュースに注目しているからだ(元レコードヒットチャート編集長)。一方、政治に関する渡辺氏の記事だが、渡辺氏は参議院議員迫水久常の秘書であったことから、今でも永田町に及ぼす影響が大きいだけに、同氏の政治についての発言もなかなか興味深いものがあるものの、つい最近までネオコンが日本の官邸を牛耳っていたという、事実については見抜けていないため、ピント外れの記事が多い。それでも、永田町内部を知る男だけに、正鵠を射た政治関連の記事も多いのも確かである。そのあたりを勘案して読めば、渡辺氏の生々しい永田町の話は大変参考になると思う。

ここで、もう一人の選挙参謀を思い出した。渡辺氏が毛嫌いしている鈴木宗男を当選させた、俳優のなべおさみだ。そのあたりは拙稿「高倉健となべおさみに見る任侠道」に書いているので、以下に再掲しておこう。

・選挙参謀として暗躍
なべおさみが真骨頂を発揮したのは、選挙参謀として暗躍した時だ。小泉純一郎をトップ当選させたのがなべおさみなら、中川一郎の秘書だった鈴木宗男を見事に初当選させたのもなべおさみだ(1983年12月の衆議院議員選挙)。鈴木宗男の場合、当選ラインまで六千票足りなかった。そこで、なべおさみはある手を打ったのだった。その手とは、創価学会票の囲い込みであった。その時になべおさみが使った人脈が、小針暦二と池田大作だったのである。なべおさみから相談を受けた小針は池田に電話を入れているが、以下はその時の会話内容である。

「小針です。今、サンフランシスコに電話入れといたんだけど、帯広から鈴木宗男ってのが出てんだが、六千票足りないらしいんだね。それでね先生、先生の暗黙の了解ってのが欲しいって、なべおさみって役者が今、俺んとこに来てんだよ。先生、野郎っこの作戦は、米三俵、蜜柑三十箱、先生の方から頂いたって事で飾りたいって……いゃ、それはこっちで揃えるから、一つこの話、納得しておいて……あっ、それはありがとうございます。ん、では……」

池田大作先生のお墨付きが出た。

『やくざと芸能と』p.255


このように、創価学会の持つ組織力には、毎度のことながら目を見張るものがある。その創価学会の公明党と言えば、小池百合子都知事率いる都民ファーストの会が公明党とタッグを組み、自民党に圧勝した先の都議選を思い出すだけに、今回の総選挙でも可能性としては少ないものの、公明党が自民党と袂を分かつということも、もしかしたらあるのではと思っていたが、どうやら杞憂で終わったようだ。

升田幸三と酒
今月の初め、アルコールの摂取適量を超えた高齢者(65歳以上)が多いと、厚生労働省が発表した。
飲酒 高齢者、飲み過ぎ 男性56%、女性25% 「適量」再確認を

同省研究班の発表では「1日当たり日本酒1合」が適量とのことで、65歳以上の男性の半分、女性の場合は四分の一が、この適量を超えて呑んでいるとのことで、さらには適量の三倍を毎日呑んでいる男性は5%もいると、毎日新聞は報じている。

17101501.jpg

ここで思い出したのが掲示板「放知技」で、あの升田幸三は日に三升の日本酒に加えて、煙草は300本吸っていたというから、もう人間ではないwww。亀さんの場合、飲み過ぎると仕事にならないし、また仕事(翻訳)でタイプしなければならないので、そんなに沢山煙草を吸うわけにもいかない…。



ここで、今東光和尚が升田幸三について語っていたのを思い出したんで、以下に転載しておこう。


升田名人も舌をまいた禅僧
今先生、あなたは三島竜沢寺にいた山本玄峰という禅僧を知っているだろうか。彼をどう思うか聞きたいのだ。

というのは、将棋四百年の歴史の中で最強といわれる大天才升田幸三九段が、こういうことをいっていたからだ。
「なかにひとり、衣にクツをはいてヒョロヒョロしよる坊さんがいる。わたしは、妙な恰好の坊さんやなと思うてね。しばらくうしろ姿を見ておると、何か魅きつけられるものがある。この妙な坊さんが、だんだんとぼくには大きくみえてくる。そのうちにだな、この坊さんが動くと、まるで岩が動くようにみえてきだした。わたしゃ、世の中にはえらい人問がおるもんだとびっくりした……」
それが静岡県に住む山本玄峰という人だと教えてもらったが、その人がどういう人なのかは知らないが、とにかくこんな人物に会ったのはこの老師ひとりきりだ、と言っていたからだ。
(山形県新庄市 田官俊一)

親しくおつき合いしたことはないけど、何回かはお目にかかっている。ずいぶんな年でおられましたがね。この方は臨済禅で、道場は非常に厳しくて、勤まらずに逃げ出すのが多かったというくらい辛辣無比たる老師だった。しかし、非常に愛情の深い人で、富士山の下の三島の竜沢寺という寺で教えていられたが、もう亡くなった方でね。
この人のところで修行した人のひとりに、ダダの詩人で高橋新吉という有名な人がいる。これはもう手のつけられない奴でた。ダダで無法でアウトローや。それが年とってから何を感じたのか竜沢寺へ飛び込んで、坊主にはならなかったが居士としてだいぶ玄峰老師にどつかれてね。そこで相当修行してからダダから脱却して、禅宗がかったまともな詩を書き始めたが、やがて気違いになったという噂があるくらい、無茶苦茶な奴だった。それが玄峰老師のおかげで人間らしくなってきたじゃないか。
佐藤春夫のところへも出入りして破門くったり、もう無茶苦茶だったんだ。
また晩年まで非常に老師に可愛がられ、老師に教えられ、叱られもしたし褒められもしたし、老師にもまた非常によくしたのが田中清玄なんだ。ああいう人たちに、ひとつのバックボーンを作ったのがこの人でね。大変な人だった。
ある時、ある会議に出て玄峰老師にお目にかかった。そうしたら、もう耳が遠くって何言ってっかわからない。と、「今さん、もう私はダメだよ。耳も聞こえんし、何だか生きてるんだか死んでるんだか……もうダメだよ」って。「だけどお声聞いていると、まだ若い奴など怒鳴られるようなお声してますね」と言ったら、「うん。怒鳴ることは怒鳴る」って。やっぱりその時なんか、ギロッとした声を出してね。
その時、ちょうど高松宮妃殿下がおいでになって、それでみんなで式が済んで席を立ったんだ。それで老師が、背が小さくて、もう縮んじゃって、それでこうやってお辞儀したんで、オレもしょうがないから老師と並んでこうやって、それで妃殿下をお通ししようと思った。そうしたら、スースースーッと妃殿下がおいでになったと思ったらスーッと立ちどまって、「老師、どうぞ」と言ったね。老師が遠慮して躊躇していると、「どうぞ老師。どうぞ老師」って。それでオレは老師のけつ突っついたんだ。「お行きなさい、さあ!」。そうしたら老師が「さようでございますか。ごめん」と言って行ったね。そこでオレも一緒に行こうと思ったら、妃殿下が「あなたは悪者だから後」って言うんだよ、オレに。旦那様の高松宮様が大津においでになった時、オレがそばに行って「お、これは殿下」と言って御辞儀したら、「うふん、悪い奴が来たな」と言うくらい、オレはあそこのうちでは悪者になっているんだ。
とにかく、その妃殿下がご会釈するくらいの老僧なんだ。だからオレはその時に、この老師くらい貫禄が出て、妃殿下が「お先にどうぞ」と言われるくらいまでならんと人間あかんと思ってつくづく眺めたんだがね。そういう人だよ、山本玄峰という方は。
『最後の極道辻説法』p.137~140



名人・升田幸三も感心した将棋の話
升田とはよく会うよ。升田はオレには非常にいいんだ。やっぱり怖いところがあるんだね、オレには。だから、升田はオレにはいい。
話はちがうけど、藤沢桓夫という作家がいるだろう。あれ、将棋がうまいんだ。それで、「升田がどうで、こうで……」ってよく言うんだ。升田にそう言ったら、「なに生意気なこと言ってんだ。あれは小説は書くかもしらんけど、将棋は私の弟子ですよ」って。
「弟子にしちゃあ、あまり筋よくねえじゃねえか」と言ったら、「全くおおせのとおり」なんて言って。「オレはおまえの弟子でなくてよかったよ。オレは将棋の駒をどう動かすか知らねえんだ」「それが今さんの偉いとこですよ」って、大笑い。
ただし、その時にオレはあるところで講演した話をしたら、ひどく升田が感心したんだ。
それは、オレは将棋は何も知らないけれど、将棋の駒では桂馬が一番弱いんだ。あっけなくとられちゃうし、何にでもぶつかれば負ける。
しかし、王様を詰める時に桂馬がなかったら詰まんのだそうだ。だから「お手は何?」それで桂馬もっているとピリッとする。必ず桂馬でやられるんだから。王を攻めるには桂馬しかない。だけど王を詰めないならば、桂馬くらい弱い、脆い、役に立たん駒はないんだそうだ。動きは鈍いしね。
しかしオレは、これは非常に人生の妙諦に触れている、と思う。
オレなんかは、釘一本打てない、庭ひとつ満足に掃けない。
だけど小説だけは書けるんだ、文章だけは書ける。何にも役に立たんけど、一つだけ役に立つというのが、やっばり人生に必要なんだ。
だから人間は、バカだ、チョンだ、アホだと言うけど、全部捨てたもんではない。そういう桂馬みたいな人間がたくさんいるんだ。しかし「これっ!」という時に、こいつが使える桂馬になれば、これは桂馬の桂馬たるゆえんでね。だから、オレは人間に腹立って「馬鹿野郎1」って頭から言うけど、その馬鹿野郎がなかなか大事なものなんだ、ということを知ってて、馬鹿野郎と言ってんだ、と。
そうしたら升田が、「あれは非常にいい話でした。その通りです」って言うんだ。「で、将棋の方は?」って言うから、「ちょっと待ってくれ。オレはそれだけは知っているけど、将棋はさし方も何も知らんのだよ」「はあ、これは驚いた。将棋を指せんからそういう人生観ができるんで、知っていたら、あんにことは言えんもん」言うて笑うておったがな。「それでいいんだ」って言うとったよ。

『最後の極道辻説法』p.215~219


花筐
あいば達也氏のブログ「世相を斬る」、最近は題名に一瞥を投げただけで後はスルーするようになってきたのだが、最新記事「政治に期待しない国民 自民圧勝、いいんです、スマホさえあれば 」については、あいば氏は大分自棄っぱちになってきたなと思いつつ、何気なく同氏の記事に目を通してみた。すると、以下の記述が目に留まったのである。

 日本の自衛隊が、米軍と同化して、米軍の手先として戦場に赴き、累々の屍を見せつけるかもしれないが、これも国民の選択なのだから、致しかたがない。嬉々として、美しい戦場に向かっていただこうではないか


掲示板「放知技」の読者であれば、あいば氏の戦争論や自衛隊論、デタラメであることが一読しただけで分かるはずだ。そのあたり、mespesadoさんと猿都瑠さんによる、以下の優れた自衛隊論を再読されたい。このように、mespesadoさんと猿都瑠さんの自衛隊論を引き出してみせた、天然居士氏の功績や大である。それこそが、放知技に天然居士氏が存在している唯一のメリットだ(嗤)。

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16216140/717/
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16216140/731/
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16216140/770/
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16216140/813/
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16216140/856/
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16216140/952/


戦争と云えば、亀さんが未だ高校生だった時、何等かのきっかけで戦争の話になり、母が形相をかえて以下の言葉を吐いたことがある。

戦争になったら、(戦場に送り込まれないように)お前たちを押し入れに隠す!


その母の言葉を耳にした当時の亀さんはピンと来なかったのだが、人の親となった今、ようやく母の本当の気持ち、深い愛情が分かるようになった。ここで、最近見たBS朝日の「ザ・ドキュメンタリー」を思い出す。タイトルは「時をかける 監督・大林宣彦 ~余命3カ月の闘い 」。大林監督は医師に、「肺ガンが全身に転移、余命あと3カ月」の宣告を受けた時、それならと、是が非でも撮りたかった檀一雄の『花筐』(はながたみ)の映画化を決断している。ちなみに、映画「花筐」は12月16日に公開予定。

17101403.jpg

『花筐』は後の作家に大きな影響を与えた。たとえば三島由紀夫の場合、『花筐』を読み、小説家を志す決意をしたという話は有名だ。その『花筐』について、大林監督は以下のように語っている。

17101404.jpg

17101405.jpg

17101406.jpg

そして、同ドキュメンタリーでは日本映画の巨匠・黒澤明監督が登場、黒澤監督は大林宣彦監督に、ある思いを託していた…。

17101407.jpg

17101408.jpg

17101409.jpg

【グリコのおまけ 1】
後藤利夫氏の新刊本『乳酸菌が全てを解決する』が出た。

17101402.jpg

放知技でもサムライというハンドル名の人が、後藤利夫氏の旧著『あなたの知らない 乳酸菌力』を高く評価している。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/13198350/32/

【グリコのおまけ 2】
前稿「運慶」で運慶について書いたが、明日NHKの「日曜美術館」で放送される。
仏師 運慶~時代が生み出した天才~

【グリコのおまけ 3】
写真は読者自ら製作したという「リース」。日本のある大女優も絶賛!

17101410.jpg

運慶
22日の衆議院議員総選挙を巡って、大手マスコミからは決して得ることのできない貴重な情報が、掲示板「放知技」で連日のように飛び交っている。そして面白いのは、公示日の数日前から流れが総選挙そのものから、次第に総選挙後というテーマへシフトしてきたことだ。また、「ネオコン(小池百合子)vs.民族独立派(安倍晋三)」という構図を念頭に置けば、明らかにネオコンの失策、殊に小池百合子の「踏み絵」事件が大きく響いたことが分かるのだ。ここで、ジャーナリストの田中龍作氏が、小池百合子の「選別と排除」の実態を示す、あからさまな文書を公開しているので以下を見ていただきたい。

17101108.jpg
http://blogos.com/article/249859/

そうした折、東京国立博物館の運慶展(9月26日~11月26日)に歩調を合わせるかのように、NHKで「仏像ミステリー 運慶とは何者か?」というドキュメンタリー番組の放送があった(10月7日)。そして、番組を鑑賞して強烈なインパクトを受けたのが、無著と世親の両立像である。

NHKはナレーションで両菩薩について、以下のように解説している。

兄・無著の潤んだような瞳は、慈しみ深さとも悲しみとも受け取れ、 少し俯いた表情からは、経験を積んだ老人の思慮深い人柄まで伝わってきます。一方で、弟・世親は胸を張り、若く、肉付きの良い顔を上げています。現実を鋭く見つめるかのような眼差しから、強い意志や理想に燃える思いまで伝わるようです。


また、以下のナレーションも脳裏に焼き付いた。

仏の教えを大切にする心を 運慶はそれを無著と世親の姿を借りて語りかけたのだ。無著と世親という、ここまでの仏像を彫ったということは、運慶自身の精神性の高さを表している。運慶は只の仏子ではないと改めと思った。


17101101.jpg

確かに、亀さんも番組で強く印象に残ったのが、運慶作の無著と世親の両立像であった。テレビの画面からだけでも、無著の静かだが海のように深い信仰心と、世親の荒々しくも山のように高い求道心が伝わってくるのだし、実物と対面した暁には両立像に圧倒されるに違いない。

番組の水先案内人は、ロボット専門家の石黒浩氏と女優の檀れいさんが務めた。「運慶が創る仏像も、自分がを創る人間そっくりのアンドロイドも、究極的には人間とは何かということの探求」と主張する石黒氏、なかなか含蓄のある言葉だったが、それ以上に目を見張ったのが檀さんの言葉であった。その檀さんは石黒氏と一緒に興福寺を訪問、同寺の多川俊映貫主の案内を受けたのだが、無著と世親の両立像の前で交わされた多川貫主と檀さんのやり取り、実に思うところ大であった。

17101107.jpg

亀さんは二十代の頃に宗教、殊に仏教関係の書籍を多く読んでいるが、仏像に関してはNHKブックスの『仏像 心とかたち』と『続 仏像 こころとかたち』の二冊の他、講談社現代新書の『仏像に想う』(上・下巻)の二冊に目を通したことがきっかけとなり、京都・奈良を中心に多くの仏像と接してきた。

17101103.jpg

17101104.jpg

17101105.jpg

17101106.jpg

爾来40年近くの歳月が流れ、檀れいさんのように仏、あるいは身近だった誰かに己れが観られている(見守られている)のではと思うことが、時々ある。以下は番組のワンシーンだが、興福寺北円堂に安置されている無著と世親の両立像と対面し、自然に手を合わせている檀さんとは対照的に、隣で手を合わせようとする素振りすら見せない石黒氏との違いは、仏について男性は頭で受け止め、女性は全身で受け止めるという差のように思えた。ともあれ、女性の檀さんが番組の最後で語った以下の言葉、還暦を過ぎた今、漸く納得できるようになった自分がいる。

17101102.jpg

他人は騙せても、自分、そして仏様は騙せない。運慶は仏様に見られているという感覚を持っていた人だったように思います。


この檀さんの言葉を受け、全身全霊をかけて仏像に挑んだ運慶像が浮かんできた。

あの行政調査新聞も…
最近は「櫻井ジャーナル」といった、極一握りのブログ記事しか全文に目を通すことはなくなったが、そうした数少ないブログの一つが行政調査新聞である。その行政調査新聞の最新記事「突風が吹き荒れる東アジア」を読んだ。北朝鮮が資金運用にゴールドマン・サックスを使っているという話や、ピョートル大帝を尊敬しているプーチンが安倍に名刀村正の短刀を贈ったという話も興味深かったが、それよりも亀さんの目を引いたのは以下の記述であった。

日本人の多くはマスコミ報道を信じて「安倍政権は一強独裁」だと思っている。だが「一強独裁」は安倍晋三や自民党の形容詞ではない。日本を牛耳っているのは官僚である。日本は官僚独裁の国なのだ。外交政策がその例で、すべて外務省の言いなりになっている。対米従属、対米隷属は外務官僚が好んでやっているものであり、すべてを米国基準にしないと、外務官僚の足場が崩壊してしまうのだ。だから外務官僚はマスコミを使って米国基準の情報を流す。ロシアの提案に乗って米国を弾き飛ばす安倍や河野は、米国の敵であり、すなわち外務省の敵なのだ。それが露呈したのが今回の「東方経済フォーラム」の報道だった。


「日本を牛耳っているのは官僚である」と、行政調査新聞にして未だに、日本の官僚支配が変わりつつあることに気づいていない…。このあたり、『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル)を著した矢部宏治氏にしても同様で、詳しくは拙稿「あの矢部宏治も…」に書いた。確かに、今年の2月11日に行われた日米首脳会談までの日本は、行政調査新聞や矢部氏の主張通りだったのだが、その後は安倍総理が官邸からネオコンを追放、すなわち官僚支配から抜け出す第一歩を踏み出している。

行政調査新聞や矢部宏治氏にしてこうなのだから、両者よりも遙かに劣る藤原直哉氏などの場合、さらに酷い。

藤原氏は、「ネオコン(小池百合子) 対 民族独立派(安倍晋三)という構図が、まったく見抜けていないボンクラである(嗤)。

フーテンの亀さん 2
会員数数千人を誇る東京海外旅行研究会の会報誌に、亀さんの記事「フーテンの亀さん」を掲載してもらったことがある。その記事は同じ題名の拙稿「フーテンの亀さん」に転載してあるが、今読み返してみるに、つくづく人生は思うようにいかないものだと思った。

計算では、二人の息子が大学に進学し、下の息子が大学を卒業する来春には完全に自由になるはずだったんで、フーテンの寅さんよろしく、トランクの代わりにノートパソコンを片手に、二度目の世界放浪の旅に発つはずだった(十代の時に三年間の世界放浪の旅を体験済み)。

しかし、下の息子が空自に三年間勤め終えたと思ったら、今度は大学に行きたいと言い出し、現在は予備校通いの毎日である。だから、来春大学に合格したとして、亀さんが自由になるのは早くて四年半後…。まぁ、これが人生つうもんか…。

それにしても、四年半後といったら亀さんも六十代後半、長期の海外放浪生活は無理だろうから、せめて一年程度だけでも、世界の何処かを放浪して来ようと思っている。旅行資金だが、旅を続けながら何処かの宿で翻訳の仕事をやれば、後に翻訳料金が振り込まれてくるので問題はない。う~ん、やはり人生は何某かの目標があった方がE-(爆)。それにしても、いつ、リタイヤできるんだろう…。ホント、定年のない男はつらいよ。

【グリコのおまけ 1】
定年って何だ

13072301.jpg
寅さんのことば 30

【グリコのおまけ 2】
小さな寅さん


17100701.jpg
柴又亀家おかみの独り言

【グリコのおまけ 3】
そこの若い衆、仕事とはナァ…


17100702.jpg
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16237327/328/

山中伸弥と巨大利権
NHKが「人体 神秘の巨大ネットワーク」という新シリーズを開始した。司会はタモリとiPS細胞の山中伸弥である。取り敢えず、「プロローグ」と「第1集 “腎臓”が寿命を決める」を観てみた。その内容だが、NHKの解説をそのまま以下に転載しておこう。

シリーズ「人体」第1集の主役は「腎臓」だ。“尿を作る臓器”ぐらいにしか考えられず、目立たぬ存在とさえ言われる腎臓。実は今、世界中の研究者たちが競うようにしてそのパワーの解明に乗り出している。浮かび上がってきたのは、腎臓が体中に情報を発信しながら、さまざまな臓器の働きをコントロールしているという驚きの姿だった。そんな腎臓のパワーを操れば、脳卒中や心筋梗塞の原因となる重症の高血圧を一挙に改善。多臓器不全で死の間際だった患者が一気に改善するという驚きの成果が報告され始めている。さらに、なんと「健康長寿のカギ」となる「ある物質」を、腎臓が調整していることまで明らかになってきている。世界初となる3D電子顕微鏡や、8K顕微鏡ライブイメージングによって撮影されたミクロの映像、そして、フル4Kのコンピューターグラフィックスを交えながら、腎臓の驚異的なパワーに迫っていく。
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20171001


プロローグで最も印象に残ったのが石原さとみの発言であった。石原は「心」は脳や心臓ではなく細胞から生じると語った。このあたり、掲示板「放知技」の「気が向いた時に有益そうな健康法を語るスレ(2)」というスレッドで展開されている、ハリィー今村先生のミトコンドリア論を彷彿させるものがあった。

17100402.jpg

17100403.jpg

17100404.jpg

17100405.jpg

なを、司会の一人である山中伸弥だが、放知技の読者なら山中の背後で見え隠れする、〝巨大利権〟を既にお見通しだろう。このあたり、飯山一郎さんが分かりやすく解説してくれている。

17100400.jpg
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16216140/380/

すると、以下の山中発言の背景が透けて見えてくるはずだ。

17100401.jpg

17100406.jpg

今回の総選挙が「ネオコン 対 民族独立派」同士による、壮烈な闘いであることを知れば選挙の背景が透けて見えてくるように、NHKの新シリーズも山中伸弥と巨大利権という構図を念頭に置くことによって、また別の角度で同番組を楽しめるはずだ。

濁に呑まれた月刊日本
月刊日本の最新号(10月号)が自宅に届いて久しいが、目次以外は未だに目を通していない。その目次だが、ネオコンの太鼓持ちである石破茂と、森友事件の詐欺師でレイプ未遂犯でもある菅野完の名前が、最初に目に飛び込んでくる…www。特集も「根っこから腐った安倍政権」という具合に、同誌が完全にネオコン派に転向したことが分かる。

17100501.jpg

思えば、2009年4月8日に開催された、右翼の月刊日本と左翼の週刊金曜日の協同後援会、開催された当時は画期的なことだと思っていたが、今にして思えば亀さんもナイーブすぎた。先ほど週刊金曜日の次号予告に目を通したが、売国奴ネオコン新聞の朝日色が、週刊金曜日に色濃く出ているのが分かる。たとえば、歴代編集長8名のうち、3名が朝日の出身といった具合だ。

17100503.jpg



また、週刊金曜日の次号の執筆者として、掲示板「放知技」で話題になった、内田樹、前川喜平、望月衣塑子、寺島実郎、佐高信といった面々も雁首を揃えているではないか(嗤)。

17100502.jpg

それにしても、格言に「清濁併せ呑む」というのがあるが、まさに今の月刊日本は、石破茂や菅野完といった、ネオコン派が幅を利かせる雑誌に零落れてしまったのである。つまり、濁に呑まれた雑誌ということだ。このように、ネオコン派オピニオン誌に成り果てた月刊日本、一体全体これから何処へ行く…?

【追記】
冒頭の今月号の月刊日本に平沢勝栄が登場しているが、その平沢は飯山一郎さんのホームページを勝手に削除した張本人。また、亀さんが書いた平沢に対する投稿も、勝手に削除されていたことが最近判明した。モー嗤うしかない。

17100504.jpg
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16237327/153/

ネオコンの正体
飯山一郎さんが最新稿「日本ネオコンのボス・竹中平蔵の暗躍」で、以下のようにズバリ書いた。

10月の衆院選挙が…
(竹中,小池ら)ネオコン 対 民族独立派(安倍,麻生ら)
こういう非常に分かりやすい構図になってきた.


また、昨日発行された世界戦略情報誌『みち』の「巻頭言」でも、天童竺丸さんが以下のように指摘している。

昨夏の都知事選と今夏の都議選で圧勝した「希望の党」の小池百合子代表も元を正せば、「小泉チルドレン」として政治家の第一歩を踏み出し、既成政党に対する刺客の役目を果たした出自がある。「小泉チルドレン」を擁した小泉改革が「自民党をぶっ壊す」などと威勢の良い啖呵を切りながら、その実は民営化の旗の下に国富の纂奪を狙う外国勢力の走狗であったことは、本誌に連載した稲村公望の克明な解剖によって明らかである。
そして、このような国富纂奪の手口はソ連解体後にロシアで起こった混乱と瓜ふたつであることを、当時ロシアに在って実情を具に目撃体験していた中村みつぞう「みょうがの旅」が本誌で指摘し続けている。

『みち』(10月1日号)p.1


このように、最近の『みち』は新自由主義陣営の悪業ぶりを徹底的に暴いており、その意味で稲村公望さんと中村みつぞうさんの玉稿は一読に値する。

ここで、ネオコンのルーツだが、ネオコンはトロツキー派の国際共産主義組織から誕生したとする、栗本慎一郎説を拙稿「パンツを脱いだサル 7」で紹介している。また、評論家の伊藤貫氏も動画「「アメリカのネオコンは元々トロツキスト ロシア系ユダヤ人」で、やはりネオコンの正体がトロツキストであることを指摘しているのは興味深い。



その伊藤氏、トロツキストやネオコンの正体がユダヤ人だと主張しているのだが、そうしたユダヤ人、すなわちネオコンや新自由主義者といったユダヤ人の上に君臨する、本当の世界の支配者である黒い貴族についてはご存知ないようだ。黒い貴族から見れば、彼らユダヤ人は単なる官邸ユダヤ(召使い、良くて番頭)に過ぎないのだし、このあたりについては天童さんが著した、『悪の遺産ヴェネツィア』の最終章に詳しい解説がなされており、拙稿「悪の遺産ヴェネツィア」でも同書の最終章「世界権力の正体を明かす」を転載している。

ここで、再び『みち』の「巻頭言」に目を向けてみよう。

これまで私が繰り返し述べてきたことは、ラスベガスであろうと、マカオであろうと、世界のカジノの胴元はただ一つ、ヴェネツィアだということである。
『みち』(10月1日号)p.1


ヴェネツィア、すなわち〝黒い貴族〟はカジノの胴元とある。これは、黒い貴族は国際金融資本の胴元という意味でもある。そのあたりの背景については、ヴェネツィアの出自を白日の下にさらした本邦初の本、『悪の遺産ヴェネツィア』を参照されたい。

また、官邸ユダヤの出自についても、同じく天童竺丸著『憎悪の呪縛』に詳しい。同書はユダヤ教・キリスト教・イスラム教という、一神教の正体を知る上で欠かせない本であり、一神教のルーツがエジプトのアテンに遡ることを暴露した本でもある。なを、『憎悪の呪縛』の概略については拙稿「農耕民族vs.遊牧民族」に書いた。

第二の心臓
昨日、久しぶりに所沢市の航空公園を歩いてきた。西武新宿線の航空公園駅から同公園の出口までは、速足でも20分ほどかかるので汗ばむほどだったが、緑の中を歩くのでさほど気にはならなかったし、むしろ気持ちが良かった。土曜日だったこともあり、小さな子ども連れの家族が多く、同公園が目の前にあるマンションに住んでいた時、子どもが幼い頃はカミさんとよく公園に連れ出していたなぁと、在りし日のことを懐かしく思い出した。その後はマンションで小し休んだ後、再び航空公園駅に戻った。往復40分ほどの速歩であった。

17100101.jpg
https://aso-viva.com/articles/IqjsV

速歩で思い出したのが、掲示板「放知技」にあった静脈瘤について問い合わせだ。それに対して飯山一郎さんが以下のように回答している。

17100102.jpg
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16216140/635/

特に注目したのは、ふくらはぎと心臓の関係についてであり、以下のように書いてある。
人間の心臓は,動脈血のポンプであって,静脈血を循環させるポンプではない!ということ.

しかし! 静脈血を送るための主要なポンプが,じつは,二つあります.
ひとつは,下半身の静脈血を循環させるポンプである『ふくらはぎの筋肉』.
もうひとつは,内臓が収容された腹部の静脈血を心臓に送るためのポンプである『横隔膜』と『腹筋』です.

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16216140/616/

全身の動脈に血液を送っているのは心臓、その心臓というポンプの余力で動脈を流れ終わった血液が、今度は静脈を通って心臓に送り戻されているものとばかり思っていたが、そうではなくて、足のふくらはぎの筋肉、横隔膜、そして腹筋だったとは…www

ヨガを始めて35年、それもあってか、身体が柔らかい、血行が良い、その他のメリットがあることは実感していたんだが、なるほどねぇ~、足のふくらはぎの筋肉、横隔膜、腹筋、これらを強化してくれるヨガのポーズを毎日やっているからこそ、血行が良いつうワケか…。また、静脈瘤といった病に患わされずに済んでいるのも、今更ながらだが、ようやく納得できた。放知技でゴキブリ体操が話題になっていた時、ヨガ以外にゴキブリ体操もやらなければならないのかと一時は思っていたが、どうやら敢えてやらなくても、このままヨガを続けていけばOKのようだ。

17100103.jpg