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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
洞察歯観のすすめ(24)
今朝届いた歯科&音楽ウォッチャーさんの便りは、珍しく調理に関するもの。それもフライパンだ。歯科&音楽ウォッチャーさんと調理…、最初はなんかピンと来なかったんだが、よく読むと最近テレビのコマーシャルによく登場する、テフロン加工の調理具の話で、このテフロン加工つう調理具は怖いんだと…。だから、世の中のお母ちゃんは必読デス。また、今回の便りを読んで、今のフライパンから「鉄打出しフライパン」に替えようと思った読者には、以下の記事をお勧めしたい。
一生モノ☆山田工業所・鉄打出しフライパンと中華鍋

歯科&音楽ウォッチャーさん、次回は是非、自慢の野生料理についてお願い! たとえば、自宅前をウロウロしていたイノシシを仕留め、解体し、肉を調理する方法とか…。今から楽しみに待っています~♪

【追伸】
本文中にあるシェルヘンのベートーヴェンは、以下を参照。
【ベートーヴェン】交響曲第9番-4楽章【シェルヘン爆演】

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ヘルマン・シェルヘン指揮 ベートーヴェン:交響曲全集+「運命」リハーサル2015

亀さんも先ほど、同CD集をオンラインで注文しましたぁ~♪

ーー鉄フライパンへの想いーー

つい先頃、定年退職した友人が都心から郊外へと引っ越し、飯を食いに来ないかとの誘いを受け、引越祝いにコーヒーカップ・セットと、ワインを持って新居訪問することにしました。奥さんが自慢の手料理でもてなしてくれたのですが、料理に使うフライパンは、見るからに重そうな鉄のフライパン。食後、珈琲を飲みながら雑談する中、なぜ鉄のフライパンを使うのかと聞いてみたところ、思いもよらぬ話しをしてくれました・・・。

「フライパンはいつもう使うものだから、軽い方がいいですよね。でも私はずっとこの鉄のフライパンを愛用してます」
と、そう前置きして、
「デパートやホームセンターなどで調理器具のコーナーを見るとたくさんのフライパンがありますけど、フライパンを手に取ってみると、フッ素加工と、テフロン加工があり、どちらも焦げ付かない。くっつかない。使いやすくて、洗うのも手間いらず!といったことが書かれてあるんですけど・・・じゃあ、この両者の違いはどこにあり、どちらが良いのか?ご存じですか?」
と、逆に質問されたので、
「とりあえずは、フッ素加工とあるのは避けたいですね」
そう答えると、
「それじゃあ、テフロンにしますか?私もフッ素加工よりテフロンのほうが良いのかなと思っていたのですが、実は、フッ素加工とテフロン加工は同じものなんですよ・・・」
その後、奥さんのフライパン講座が長々と続いたのですが・・・フライパンのフッ素コーティングについて細かに調べているようで、調べてノートに書き出したことを色々と聞かせてくれました。
後日、仕事の合間にホームセンターにある調理器具コーナーの女性スタッフに、フッ素加工とテフロンの違いを質問してみたのですが、説明を聞いてまたビックリ!
実は、テフロン加工の正体は、フッ素樹脂!!
これは、アメリカ・デュポン社の登録商標で、デュポンの扱うフッ素樹脂でコーティングしたものをテフロンと言っているだけのこと。フッ素加工もテフロン加工もお互い、ホームセンターなどでは、他人の関係を装ってはいるものの、実は双子のようなもの。
また、ダイヤモンド・コーティング。マーブル・コーティング・・・といったカタカナ文字が見られますが、これも同じくフッ素加工!フライパンの表面にダイヤモンド粒子や大理石粒子を鏤めてフッ素樹脂の強度を増すためのワンポイントとして使われているとのこと。

友人の奥さんからコピーしてもらったメモを見ると・・・
「フッ素」=PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)
フッ素加工で使われる物質で、調理器具、医薬品、工業製品に至るまでさまざまな分野で利用されている。
このフッ素樹脂は、熱に強く電気を通さない。くっつかない。滑りやすいなどの特徴があり、さまざまな分野で活用されており、フッ素樹脂加工フライパンが焦げ付きにくいのは、摩擦係数がきわめて小さいため。氷よりも摩擦係数が少なく、表面に触れているものは良く滑る。
フッ素樹脂は摩擦係数が少ないため、通常なら金属と密着しにくいため、PFOA(パーフルオロオクタン酸)という助材を使うことで、金属と密着させやすくする。
このPROA(パーフルオロオクタン酸)は、自然界には存在しない人工的な化学物質で、2005年、アメリカ合衆国環境保護庁から発がん性が指摘され、その毒性は分解されにくく、体の中に蓄積され、癌を発生させ、未熟児、胎児の奇形などを引き起こす懸念があるとしている。加熱し260度でPTFEの酸化した超微粒子が飛び始め360度を超えると有毒ガスが発生する。
このガスを吸い込むと、喉の痛み、発熱、頭痛、動悸など、ポリマーヒューム熱と呼ばれる、インフルエンザに似た症状を引き起こす」
ついでながら、フッ素樹脂製品の加工をする、ある企業のフッ素についての説明を見ると、下記のように記されてありました。
**「フッ素とは、正式名称は、ポリテトラフルオロエチレン(Poly Tetra Fluoro Etylerne)と呼ばれ頭文字をとってPTFEと呼ばれています。PTFEは、1938年に米国デュポン社のロイ・プランケット博士が四フッ化エチレン(TFE)ガスの実験をしているときに偶然発見しました。
実験用の圧力容器に四フッ化エチレンを保存しており、圧力容器を使用する際にガスが出てこなかったので、容器を切断して中のガスの状態を調べ多ところ、容器の内側に白い粉が付着しており、これがPTFE(フッ素樹脂)だったのです。フッ素樹脂原料は蛍石という珍しい石からできています。
蛍石は外観が七色のキレイな色で光るのでこのように呼ばれています。この蛍石に硫酸を反応させると、フッ酸というものができます。
このフッ酸とクロロホルムを反応させた物質を熱分解するとPTFEの原料が出来上がります」**
友人の奥方様曰く、
「料理に毒をコーティングして食卓に出すようなもの」
有毒物質の入れ墨のある調理器具は遠ざけた方が良い。ということでしょう。


ーー情熱のシェルヘンーー
二週間ほど前のこと。
ヘルマン・シェルヘン指揮による、ベートーベン:交響曲全集(CD6枚組ボックス)を購入。オケは、スイスのイタリア語地区にあるルガーノ放送管弦楽団。
シェルヘンは、ドイツの名指揮者(迷指揮者と言われることも・・・しばしば・・)にして作曲家。そして、ヴィオラ奏者。シェーンベルクとの出会いから「月に憑かれたピエロ」の上演で指揮者としての道を歩み始める個性派音楽家。
作品は今から半世紀前・・・1965年のもので、ステレオレコーディングされているのですが、シェルヘンは、1891年生まれで1966年6月に亡くなっているので、晩年も晩年の作品。貴重なコンサート・ライブ音源。
晩年に行われたコンサート・ライブというと、情熱も気力も体力もとうに消え失せた、ただのレコード(記録)ではないかと思われるかも知れませんが・・・ところがどっこい!いざ聴いてビックリ玉手箱。情熱・気力・体力が熱く溶け合い、灼熱の大彗星が如く爆発的なエネルギーと猛烈なスピード感をもっで聴き手の心をわしづかみ(引っ掻き回すと言った方がいいかも知れませんが)。
本当に晩年のレコーディングなのだろうかと疑ってしまうほどで・・・それ行け!やれ行け!とことんイケ!「英雄」も「田園」も、「運命」も「合唱」も、指揮棒を大胆に振りつつ、シェルヘンが吠える、叫ぶ!野性味たっぷりの演奏が、もう、どうにも止まらない。
「こんなベートーベン・・・聴いたことがない」
ため息漏らすこと請け合い!
ラストの9番は、第3楽章あたりから情熱のエネルギーが大爆発。指揮者も歌い手も、オケの面々も真剣勝負のバトルロイヤル状態。
聴いているだけで我が心も野生の王国に。フルトベングラー好みの亀さんも一度耳にすると、シェルヘンと一緒に雄叫びを上げたくなるほど、虜になる・・・かも知れません。


ーー 追記ーー

毎年、学校で健康診断や身体検査が行われる。これは、医療機関による患者狩りイベントの一つ。イベントのメニューには、歯科検診もある。一通り検診が終わると、その後、あそこが悪いの、ここが虫歯だのと何かしら病名らしきもが記入された用紙が親の手元に届けられる。すると親は、治療が必要と記された検診結果を持って子供と歯科医院へと足を運ぶ。歯医者は、早期発見、早期治療が一番と言って、削って埋める。ついでに治療の必要がない部位までどつきまわしてくれる。更に、子供の治療だけではなく、親の口腔内も診ましょうかと、お誘いをかけてくる。
虫歯の進行状況をアルファベットのCを用いて、C1からC4と分類され、「C」は、CARIES(カリエス)の頭文字。C1は、歯の一番固いエナメル質がわずかな虫食い状態。この小さな虫歯をさして、「ほっといたら、えらいことになる。検診で気づいて良かった」とばかり、遠慮容赦なく削って埋める。
更に、フッ素塗布して強い丈夫な歯にしましょうと迫る。

フッ素推進派の歯医者が、
「フッ素は、体に悪影響を与えるのではないか」
との声に答えて言うには、
** 幼児に使う歯磨き剤の量は1回あたり約30mg程度であり1日に2回使ったとしても、体重10キロの子供が飲み込んでも安全とされる(アメリカ環境庁による)フッ素量のわずか10分の1。このような量で体に悪影響が出るようなことは、まずありません。
歯磨きは、歯が生え始めた時点で始めることが基本で、フッ素とキシリトールで虫歯予防をする。幼児が、味覚を受け入れる時期に強い歯をつくる習慣を付ける。
歯のエナメル質は、生えてきたときは不完全な状態で、エナメル質が完全に出来上がるのに必要な時間はとても長く乳歯なら訳2年、永久歯なら、2~3年かかります。この間に歯質を強化する物質=フッ素の入った歯磨き剤で歯を磨き、歯質を強化することは先進国の常識。**
そんなの常識~と宣う。

この先進国の常識とは違い・・・
**ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンス(NAS)のフッ素の評価委員会の議長を務める著名な毒物学者、ジョーン・ドール博士は、フッ素の安全性は決着がついておらず、長期的にどのような影響が出てくるかについて考慮するのに必要なデーターをまだ十分に得ていないと言い。ドール博士とNASは、2006年にフッ素の毒性評価に関する資料を出版。その報告は、フッ素は、内分泌攪乱物質で、松果体、甲状腺、脳、骨等の身体の多くの部位に影響を及ぼし、血糖値にまで影響があると結論づけた。その他、糖尿病、認知症、知能低下、甲状腺疾患、骨疾患など慢性の健康問題にも関連しているかも知れないと警告している。
加えてもうひとつ。
中国でなされた研究で、フッ素は知能を低下させる可能性があることが明らかになったという。**
(注 上記は、欧米の研究者によるフッ素毒の警告ネットワーク「FLUORIDE ACTION NETWORK」による資料の一部)

体に悪影響なく、虫歯予防になり、歯質強化できるならそれに超したことはない。しかし、そのようなものの存在は怪しい。医者から勧められるクスリや治療法は、毒と拷問と心得た方が良さそうです。

数多い歯科医院の中、
「当医院では、フッ素は使用しておりません」
という歯科医院もあります。ここは手間暇かけて、探し出すしかありません。


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売国奴から国士へ
今年の1月2日、亀さんは「落日の電通」という記事で以下のように書いた。

岸は日本国民に知らせることなく、秘密交渉を通じて日本をアメリカに売り渡した売国奴である。


しかし、一ヶ月後の2月11日に行われた、トランプ大統領と安倍首相による日米首脳会談を境に、亀さんの岸信介(のぶすけ)観は、売国奴から国士へと大きく変わった。何故か? それは、掲示板「放知技」の飯山一郎さんによる、以下の岸信介に関する投稿に接したのが大きい。換言すれば、マキャベリズムを取り戻したということなのだ。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16090538/399/

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16090538/453/

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16090538/512/

ここで、改めて拙稿「落日の電通」で紹介した『月刊日本』(一月号)の目次を再掲しておこう。

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「影の支配者・電通」と題する同誌の特集は優れた特集であり、殊に、同誌編集部の筆による「電通の歴史 - CIAにつながる影」は、電通の影にCIA、すなわち戦争屋ネオコンの影がちらついていることを仄めかした、極めて優れた記事であった。このように、反ネオコンのオピニオン誌だった月刊日本が、今では親ネオコン誌に激変してしまったことは、拙稿の「月刊日本が死んだ」や「共謀罪の罠?」で述べたので、ここでは繰り返さない。

共謀罪の罠?
『月刊日本』(七月号)の特集の一本に、「共謀罪の罠」というのがある。以下は同特集の冒頭で、続いて早川忠孝氏(弁護士・元衆議院議員)、佐高信氏(評論家)、乙骨正生氏(ジャーナリスト)、宮崎学氏(評論家)、横山孝平氏(國の子評論社社主)といった論者のインタビュー記事が掲載されている。五名の論者のインタビュー内容は各々異なっているものの、一貫して反共謀罪の立場を貫いている論者たちである。関心のある読者は、直接同誌を手にとって確認していただきたい。

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上記の論者の顔ぶれからも容易に想像できるように、月刊日本の共謀罪についての立ち位置は、以下の結語が明白に物語っている。

本誌は今後も断固として共謀罪に反対していく決意である。


一方、月刊日本とは逆の立場を示しているのが、ロシアのスプートニクである。以下の記事を参照されたい。
なぜ日本人は反テロ法に横断幕を持って街頭に出るまで反対するのか?

さらに、以下の飯山一郎さんの記事を読めば、本当の敵は〝誰〟なのかが分かるはずだ。
ロシア,自民党の「共謀罪」法案を全面支持!

次に、月刊日本の特集の「共謀罪の罠」に登場する、二つのキーワード(●)について簡単に解説しておく。
朝日新聞
朝日新聞がネオコンの代弁紙であることを知る人は多い。そのネオコンの代弁紙である朝日新聞のインタビュー記事を、何の疑問を抱かずに引用するあたり、月刊日本は朝日新聞の正体が丸で分かっていない何よりの証拠だ。

国連人権理事会
また、月刊日本は「国連人権理事会」についても、まったく分かっていないようなので、その辺りの勉強に、掲示板「放知技」の論者の一人、mespesadoさんの投稿を以下に列挙しておこう。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16117851/245/
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16117851/403/
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16117851/405/
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16117851/655/

最後に、月刊日本は以下のような疑問を呈している。

いったい何を目的とした共謀罪であるのか。


このようなことを書くこと自体、「私は世界情勢が分かっていません」と告白しているようなものだ。そのため、上の飯山さんの記事中にある、以下の一連の記述を読んでも、恐らくピンと来ないはずだ。

戦争屋ネオコン勢力は,戦争だろうが,テロだろうが,邪魔な政権を倒すためには何でもヤル!
実際に,カダフィやフセインは,戦争屋ネオコンに殺された.
ネオコンの敵であるトランプに安倍晋三はスリ寄った…
そうして,首相官邸から米国戦争屋どもを追い出した!
安倍晋三は,戦争屋から見れば,憎っくき裏切り者!
こんな裏切り者が首相で居続けることは,許さない!
安倍を辞任させろ! 内閣をフッ飛ばせ!の猛攻撃.
それには,醜聞(スキャンダル)のデッチ上げ攻撃が一番!


祖国日本のため良かれと思ってやったものの、実際は戦争屋ネオコンの片棒を担いでいた…、という事実に月刊日本が一刻でも早く気づけば、以前のような反ネオコンのオピニオン誌として、復活するチャンスも残されていると思うのだが、果たして…。

悲喜こもごも
昨日は、悲喜こもごもの思いを抱いた一日であった。

■悲
一昨日の6月23日、小林麻央さんが逝去した。享年三四。「頑張れ、麻央さん」という記事を今年の1月に書いているが、その時に勧玄君(四歳)についても触れている。その勧玄君と姉の麗禾ちゃん(五歳)、母親の愛情を最も必要とする時期だっただけに、二人の幼子を残しての旅立たち、麻央さんの無念の気持ちはいかばかりかと、言葉もなかった。

現在、放知技で麻央さんのガンについて、いろいろと意見が交わされている様子を見て、飯山一郎さんが以下のように書いている。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16117851/893/

医者に頼らず、己れの免疫力を信じて病を克服せよという、飯山さんの具体的かつ実践的なアドバイスは、上に紹介した「頑張れ、麻央さん」に載せてあるので、参考にしていただければと思う。否、実践して欲しいと心から願っている。

■喜
気になっていたダルとマー君の投げ合い、先ほど日刊スポーツで確認したところ、互いに譲らぬ白熱の投手戦であったことを知った。そして、何よりも嬉しかったのは、六連敗中だったマー君の復活である。麻央さんのことで憂鬱な気持ちだったのだが、それを一時だったとは云え、忘れさせてくれたニュースであった。

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マー君vsダル白熱投手戦 ともに無失点勝敗付かず

マー君については、「ヤンキース入りを決めたマー君」と題した記事を書いたことがあるが、爾来、亀さんはヤンキースでのマー君の活躍に注目してきた。だから、昨日のマー君の復活が殊の外嬉しかったのである。

さて、今日は久しぶりに仕事のない日曜日。外は雨だし、読書三昧の一日を過ごすつもりだ。

【別報】
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今朝の東京新聞に載った吉永小百合の「私の十本」(17)


月刊日本が死んだ
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上は最新号『月刊日本』(七月号)の目次である。その中で同誌は特集を三本組んでいるが、執筆者の名前を見るに、ネオコンの石渡茂、詐欺師の菅野完の他、植草一秀といった、〝陳腐で狭量な正義感だけ〟の執筆陣のオンパレード、目眩がしてきた…。特集の一本に「新聞が死んだ」というのがあるが、これは同時に、「月刊日本が死んだ」ということではないだろうか…。

取り敢えず本稿では、詐欺師の菅野完の記事を取り上げてみよう。菅野の寄稿は皮肉にも、「読売新聞は死んだ」(p.25~27)とある(嗤)。ここで、最初に菅野の正体が詐欺師であることを、いち早く見抜いたのは掲示板「放知技」の読者らである。特に、詐欺師としての菅野完の正体を、徹底的に暴いているスレッドが以下だ。以下にアクセスして[Ctrl]+[F]とクリックすれば、検索フィールドが出てくるので「菅野完」と入力し、[Enter]キーを押せば次々とヒットする。
飯山一郎と紳士・淑女の歓談室 -24-

菅野完の正体が掴めたところで、本人が「月刊日本」に寄稿した「読売新聞は死んだ」に目を通してみよう。

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特に目を引くのは以下の記述である。

自分で書いた記事の責任をとろうとさえしません。


はて? では菅野本人が書いた以下の記事、責任を取れるのかな…(嗤)
https://news.yahoo.co.jp/byline/suganotamotsu/20170317-00068806/

山口氏は田崎氏のように以前から本を書いていたわけではなく、TBSを辞めた後に安倍総理のケツを舐めるような本を二冊書いただけです。記者としての実績や能力、専門性、どの角度から見てもテレビ局が起用する必然性のない人物です。


{ケツを舐めるような本」という菅野の言葉、本人が意識するしないとにかかわらず、菅野本人の人間性があからさまに出ている貴重な行なんだが、ここで菅野とまったく逆の見方をする放知技の論客の一人、mespesadoさんの投稿を以下に転載しておこう。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16117851/786/

山口敬之氏が菅野の言うように、「安倍総理のケツを舐めるような本を二冊書いただけ」の人物かどうか、じっくりとmespesadoさんの投稿に目を通していただきたい。mespesadoさんは、山口氏が書いた『総理』を入手して目を通し、菅野とは全く逆の山口氏の人物像を捉えているのだ。殊に、同書の「あとがき」に書かれているという以下の山口氏の記述について、mespesadoさんが「至言である」と高く評価している点に注目されたい。

「最も総理にしてはいけない人物」
「安倍は人間じゃない。叩き切ってやる」

これは酔客の戯言ではない。れっきとしたテレビキャスターや大学教授による、公の場での安倍に対する発言である。一方、保守層のなかには「安倍以外に総理を任せられる人物はいない」とか、「戦後最も実績を挙げた総理」などという最大限の賛辞を贈る人もいる。立場の左右を超えて、これほど評価が分かれる首相はほかにいないだろう。そして、安倍への評価は、ポジティブなものもネガティブなものも極めて感情的である。
一般人の感想ならまだしも、もしジャーナリストや学者を名乗る人物が「最も総理にしてはいけない」と断定するなら、根拠を示す必要がある。(中略)これができないのであれば単に感情的に批判していることは明らかであり、その論評はジャーナリズムにもアカデミズムにも属さないといわざるを得ない。


最後に、呆れたのは菅野の以下の結語だ。

まっとうな道を歩いていると言えるかどうか、しっかりと考えてもらいたいと思います。


この発言、そっくり菅野にお返ししよう。

ともあれ、数少ない反ネオコンのオピニオン誌と思っていた『月刊日本』、このまま行けば、朝日新聞と同じ穴の狢(ネオコンの提灯持ち)と思われても仕方がないではないか…。月刊日本が死につつあるのが、本当に残念でならない。

【別報】
例の迷惑電話の確信犯、「0492462590」は相当慌てているようだ(嗤)。実は、第二弾では迷惑電話で被害を被っている人たちのため、ネット上の様々な迷惑電話対策サイトに、輩の電話番号を公開してやるつもりでいたが、ナント! すでに拙ブログの読者が先回りをして、「電話帳ナビ」に投稿してくれていた…。ということで、もうしばらく第二弾の実施は延期することにしよう。

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電話帳ナビの0492462590

それにしても…、拙稿「無言電話への対応」では「事業者名」は無記入だったのに、奴さん、よほど慌てたのか、久しぶりに「電話帳ナビ」を確認してみたところ、ナント! 「リフォーム営業」だと…(嗤)。まぁ、川越にいる同窓生の中には、リフォーム業者と親しい者がいるので、電話一本で確認すれば済むことだが、「リフォーム営業」なんつうのは嘘っ八であることは分かり切っているので、敢えて同窓生の手を煩わすまでもない。迷惑電話の確信犯「0492462590」、本当に川越市のリフォーム業に関係する者なら、堂々と社名を名乗りな(嗤)。

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2017年6月10日

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2017年6月24日

また、今回はワザワザ「PR文」で、ドーシテ、「【重要】電話の相手先を事前に知る方法」なんてことを書くんだい? 亀さんの電話番号を知っているのだから、堂々と亀さんに電話をして〝抗議〟すれば済む話なのに…。元営業マンの端くれとして、これでリフォーム営業になるのかと大変シンパイである(嗤)。いいかい、「PR文」つうのは、お前さんの営業実績を上げるためにあるのであって、「【重要】電話の相手先を事前に知る方法」なんかではなくて、一軒でも多くの見込み客をゲットできるような文章を書くんだよ。営業のイロハからやり直せ!

人の一生
人の一生は四季に喩えられることが多いが、この人生と四季について考えを巡らす時、亀さんが必ず紐解くのが、『草木の本』(文 湯浅浩史 写真 木原浩)である。同書については、拙稿「我家の植物図鑑」でも紹介しているが、この機会に改めて人生というものを振り返ってみた。

光琳社の『草木の本』(文 湯浅浩史 写真 木原浩)という、今や絶版となった本がある。全ページがコート紙という贅沢な本で(値段も3200円と高価)、それぞれのページに美しい植物の写真が載っている。ご先祖様の調査に欠かせない研究対象の一つが家紋だが、その家紋のベースとなっているのが実は植物なのだ。その点、『草木の本』は一種の植物図鑑となっているだけではなく、各々の植物が関係する、伝統、神事、古典などが、いつの間にか頭の中に入っているという魔法の本で、今や亀さんのご先祖様の調査に欠かせない本となっている。

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『草木の本』 ツクシ p.15

『草木の本』は、春の三月からページが始まる。まさに、春は新しい命が芽吹く季節、荒涼とした何も無かった大地から、若芽が小さな顔を覗かせ、それがグングンと成長していく様は、赤ん坊がこの世に誕生し、可愛い盛りの幼児期を過ぎ、小学校、中学校、高校、大学へと進むにつれ、集団生活の中で社会性を身につけ、知識を習得していくのにも似ている。やがて、親元から巣立つ二十歳の頃、本格的な夏を迎えるのである。


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『草木の本』 ヒマワリ p.86

人生で最も輝いている季節だろう。あたかも夏のヒマワリの如く、暑い夏を楽しんでいるかのようだ。年齢的には二十歳から四十歳の頃。「人生とは何ぞや」などと、振り返る余裕もなく、只、ひたすら仕事や家庭に没頭する季節だ。夏は、草刈り、塩撒き、乳酸菌液撒き、土の鋤きなど、秋の収穫に向け、汗水垂らして一所懸命に働く季節なのである。


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『草木の本』 イネ p.112~113

若い頃は徹夜の一つや二つ、苦にもならなかったのに、いつの間にか身体の衰えを感じるようになるのが四十歳過ぎあたりからで、秋の入口に差しかかったのである。人生の折り返し点だ。春に種を撒き、夏に畑仕事で汗水を垂らしていたかと思っていたら、いつの間にか、稲が黄金色に染まっているのに気づく自分がいる。今までの苦労を収穫する季節の到来だ。その稲刈りを終えると、過去を振り返る心の余裕が生まれてくる。畑仕事(子育て)から解放され、ようやく自分の時間を持てるようになったのだ。

同じ秋でも、亀さんの場合はすでに晩秋を迎えているのだが、そのあたりの心情を掲示板「放知技」で告白している。

お互いの人生は晩秋の季節を迎えていますが、楽しい晩秋と冬の季節を過ごしませう。そして、眠るようにあの世へ旅立つことができれば、最高に幸せです。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16074479/50/



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『草木の本』 キリ p.152

人生五十年と言われていた信長の時代ならいざ知らず、今や男女とも平均寿命が八十歳前後に延びている(フクイチ事故による内部被曝は取り敢えず脇に置く)。だから、人によって異なるが、晩秋から初冬にかけての季節は、還暦を迎えた六十歳から七十歳前後あたり…。そろそろ身辺整理という終活(人生の終わりのための活動)の季節に入ったのだ。また、人生の先輩として、若い人たちにお節介を焼く爺さん婆さんになる季節でもある。

もし奇跡が起きて、時間が戻せるなら、今度は、ゼッタイに後悔しないように、自分の思うように生きてみようって思ったんです。
お節介爺さんと婆さん


読者の皆さんにおかれては、悔いのない人生を歩んでいただきたい、と心から願う。

君主論、第一位!
マキャベリの『君主論』をアマゾンで確認したところ、ナント! 中公文庫の『君主論』が堂々の第一位…! どうなってんの…、というのが正直な気持ちなんだが、もしかしたら、過日アップした「どうした、櫻井ジャーナル」を読んでくれた読者が購入したのだろうか…。まぁ、それはどうでもE-ことなんだが、実は、『君主論』を巡って会田雄次氏と開高健氏との間で交わされた対談で実にE-のがある。関心のある読者は、以下にアクセスして読んでみて欲しい。
マキアヴェリの周辺

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『君主論』、アマゾンで堂々の第一位…!

それはともかく、「お菓子な話」にも書いた仕事が、お陰様で先ほど漸く終わった。依頼者の話によれば、菓子関連メーカーのホームページの日本語版にするということで、ヘンな日本語を書くわけにはいかないし、同時に同社の製品で製造した菓子を食べてみたい、と思わせるような日本語にしなければならないんで、少々時間がかかったのだ。でもまぁ、これでお菓子な翻訳の仕事も終わり、残るは得意な自動車・半導体・電子機器関連といった翻訳だけ。だから、いつもの通りマイペースで仕事を進めることができるワケで、実に有り難い(喜)。

さて、多忙だった数日の間に録り溜めておいたTV番組が沢山ある、次の大量の仕事が入る前に、気になった番組だけでも順に見ておこうと思い、先ほど一番気になっていた番組を見たのだが、これが実に良かった! NHKの「100分de名著」という番組なんだが、毎月一冊のペースで名著を取り上げており、今月はナント! あの『維摩経』…。で、実は亀さんは今月に入って同番組を録画済みだったのでR。特に、大乗仏教の中心的な概念とも云える、「」を取り上げてくれたのは嬉しかった。この「空」を巡って、維摩と文殊菩薩(野崎博士のブログ「文殊菩薩」のことではない、念のため…)との間で交わされた問答が面白い。『維摩経』は拙宅にもあるはずだと探してみたが、無い…。後ほど一冊注文するつもりだ。

ところで、「100分de名著」では過去に『君主論』も取り上げており、いずれ時間が取れたらNHKオンデマンドで観賞するつもりでR。

【別報】
例の埼玉県川越市から亀さん宅に迷惑電話をかけてきた、川越市の固定電話「0492462590」の主が、心臓麻痺を起こしかねない第二弾を、近日中に【別報】として報告するので、楽しみに待っていてくれ(嗤)。ちなみに、「電話帳ナビ」に載っている輩の情報は以下の通り。
https://www.telnavi.jp/phone/0492462590

獅子搏兎
獅子搏兎(ししはくと)という諺がある。意味するところは、「ライオンは兎のような弱い動物を捕まえる時も、全力で捕まえる」というところから来ている。

埼玉県川越市の「0492462590」という電話番号の主、亀さんが拙稿「無言電話への対応」を書いた後も無言電話をかけてきたので、続く拙稿「一晩寝かせたが…」にも書いたように、グーグルなどの検索エンジンで迷惑電話の主としてヒットするよう、敢えて文字にした。

以降、輩は一度も亀さん宅に無言電話をかけてこないんだが、「一晩寝かせたが…」にも「お前が土下座するまで徹底的に叩く!」と書いたように、今回は徹底的にやる! グーグルなどにもヒットするように文字にしたので、すでに亀さんの記事が以下のように上位に来た。

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グーグルで検索した「0492462590

輩が無言電話をかけてきた、最近の日時は以下の通り(すべてNTTの「136」で確認済み)。


049-246-2590 06/07(水)10:11a.m. 川越
049-246-2590 06/09(金)15:30p.m頃(頃というのはメモ紛失のため). 川越


ブログ記事「無言電話への対応」をアップ 06/10/04:14a.m.

049-246-2590 06/10/11:00a.m. 川越


ちなみに、拙稿「安倍晋三のルーツ」をアップした翌日の5月31日(水)にかかってきた、輩の無言電話の時間帯は以下の通り。

7:26a.m.
7:29a.m.
7:30a.m.
8:32a.m.


これで分かることは、輩は社会人が仕事をしている時間帯に、迷惑電話をかけることができる身分というわけで、無職のニートか定年を迎えた(仕事のない)輩であることが容易に想像がつく。このような迷惑電話をかけてくる輩の心理については、以下の記事を参照されたい。亀さんへの無言電話は、最後の「5.嫌がらせ」であることは明らかだ。

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無言電話をしてくる人の心理や目的。空き巣やストーカーの可能性


それから、ファックスの時もそうだったが、亀さんが輩の流してくる迷惑ファックスについてブログ記事にしたところ、執拗に白紙のファックスが流れてきたものだ。そして、今回は拙稿「無言電話への対応」という記事を書いてから7時間ほどが経った、11:00a.m.に〝最後〟の無言電話をかけてきたことから、輩が亀さんのブログにアクセスしていることは一目瞭然でR(嗤)。

ともあれ、輩の住んでいる川越市には、高校時代の同窓生が大勢おり、亀さんは120名を超える同窓生のために、パスワードを入力せずには入室できない掲示板も立ち上げた管理人なので、そこの同窓生に輩の電話番号「0492462590」を公開、心当たりのある人は連絡してくれと投稿済みでR。同窓生には警察関係や裁判所関係の仲間もいるので、輩の正体が掴めない時は協力をお願いするつもりでいるし、それでも分からない時は、渡辺正次郎氏かやったように、メールアドレスや電話番号が分かれば、たちどころに犯人を突き止めることが可能なルートを使う手もあるが、暫くは自分なりに楽しみたいと思っている。

まぁ、川越市の「0492462590」のようなツマラネェ輩のことを、拙ブログで記事にするのもあれなんで、今後は【別報】として簡単に経過を報告するに留めるが、迷惑電話をかけてくるような輩を徹底的に叩く見本として、迷惑電話の被害を受けている読者の参考になれば幸いだ。

なお、現在の仕事が一段落した水曜日あたり、輩が心臓麻痺を起こしかねないような第二弾を、遠慮なく実行させて貰うつもりだ。どのような第二弾かって? それは当日のお楽しみ…(爆)。

どうした、櫻井ジャーナル
森友学園事件を境に、学者やジャーナリストといった多くの識者が、狂い出してきたのに気づいた人が多いのではないだろうか。思い出しただけでも、植草一秀、副島隆彦、新井信介、カレイドスコープ、ネットゲリラ、山崎行太郎、天木直人といった面々の顔が浮かぶ。この人たちに共通しているのは、森友学園問題の本質を知らない、あるいは知っていても、知らんぷりをしていることだ。森友学園問題の本質、すなわち黒幕の正体を知らないというのであれば、単なる無知だと言って済ませることもできるが、知っているのに知らんぷりをしているのであれば、これは極めて悪質であり、売国奴だと断言しても差し支えなかろう。

単刀直入に言えば、森友学園や家計学園を陰で糸を引いているのはネオコンであり、日本、韓国、比国で起きているのは、まさしくアジア版カラー革命なのだ。このあたりは、拙稿「月刊日本に期待する」にも書いた。

左の朝日新聞、〝中立〟のNHK、右の産経新聞に至るまで、判で押したように森友問題や加計問題で馬鹿騒ぎをしているのも、ネオコンに首根っこを押さえられているからに他ならない。だが、一連の騒動は安倍政権を倒すためにネオコンが仕組んだ、日本版カラー革命の一環であることに気づけば、騒動の背景が透けて見えてこよう。


これが見抜けない識者の一人が、ブログ「世相を斬る」のあいば達也氏である。同氏は以下のように、ピント外れの記事を連発するようになったのだから、哀れを催す。今後、同氏のブログ記事は見出しだけで、本文は滅多に読むことはないだろう。

●安倍晋三の“戦後レジュームの脱却”は国家の衰退につながる
●言葉を弄び詐術・詭弁・恫喝などの限りを尽くす安倍官邸
●民主主義の建前を捨てたデマゴーグ政権 まさに安倍官邸を指す


もはや、本文も目を通すだけの価値ある情報源は、スプートニク、飯山一郎HP、放知技、文殊菩薩の他、一握りのブログだけとなった(大手マスコミは論外)。そうした一握りの、信頼できると思っていたブログの一つが、「櫻井ジャーナル」だったのだが、亀さんは以下の記事を読んで愕然となった。
共謀罪を強行成立させた安倍政権が従属する米支配層にとってテロリストとは反戦平和を願う人々

以下の櫻井春彦氏の結語…

盗聴法にしろ、秘密保護法にしろ、安保関連法にしろ、共謀罪にしろ、緊急事態条項にしろ、目的は平和を愛し、戦争に反対する人びとの弾圧だろう。歴史はそう語っている。日米支配層にとっての犯罪者、テロリストとはそういう人びとのことである。つまり、戦争を愛し、平和に反対する人びとは心配する必要がない


櫻井氏は丸っきり、政治、そして政治家の本質というものが分かっていない。亀さんは昨秋、「櫻井ジャーナルトーク」に出席、櫻井氏本人に会っている。その時の櫻井氏に対する印象は、〝学者さん〟というものであったが、上記の記事はまさに、学者さんとしての限界が露呈している。ここで、櫻井氏に勧めたいのは、マキャベリの『君主論』なのだが…。

【別報】
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今朝の東京新聞に載った吉永小百合の「私の十本」(16)。


一晩寝かせたが…
以下は、昨日ブログ記事にしようと思ったんだが、内容が内容なので、一晩寝かせた上で公開するかどうかを決めようと思っていた。一晩経ち、いろいろと考えた末、敢えて公開することにした。なお、これは亀さんの頭が〝放射脳〟にやられたためではない、念のため(爆)。


先ほど、何の気なしに和香園の「あらびき茶」をアマゾンで確認してみた。すると…

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ナント! 半額に下落ゥ…。バナナならぬ、和香園のタタキ売り…(嗤)。これって、スゴクネェ…(嗤)。特に青矢印…、ナント三分の一…。

信用ゼロになった和香園デスタ。やはり、消費者は賢い! 

【追伸1】
今後、和香園関連の記事は、本カテゴリ[悪徳商法]に入れます。

【追伸2】
過日、川越から無言電話をかけてきた輩0492462590について、拙稿「無言電話への対応」で叩きましたが、その後の6月10日11:00a.mちょうどに、再び無言電話が入っていたのを先ほど確認しました。よって、今回は画像データ(検索エンジンにヒットしない)ではなく、グーグルなどにもヒットするよう、容赦なく文字(検索エンジンにヒットする)にして公開します。川越の0492462590は、迷惑電話の確信犯!

※ 迷惑電話をかけまくってくる0492462590、仏の顔も三度と覚えておきな。こうなれば、お前が土下座するまで徹底的に叩く! 今の今まで、お前はネット界では真っ白だったが、今後は迷惑電話の0492462590として、一躍有名になるであろう(嗤)。

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グーグルでヒットする0492462590


【その他】
てくのぱぱさん、私信を有り難う。今後の返信は、掲示板「放知技」の以下のスレッドに書くことにします。4649!
第15回 飯能新緑ツーデーマーチ

お菓子な話
久しぶりに亀さんの本業である、翻訳について書こう。

亀さんは「ProZ.com」(プロズドットコム)という、翻訳者のコミュニティに所属しているんだが、毎日のように仕事打診のメールが沢山届く。そうした打診メールのほとんどは、亀さんが他の翻訳で多忙であったり、料金で折り合わなかったり、得意な分野でなかったりといった理由で、ほとんどがゴミ箱に直行だ。しかし、時には初めてのメールというのに、引き受けることもある。それは、上記のProZ.comに相手(翻訳会社)のプロフィールや、相手に対する仲間の翻訳者の評価が載っているので、ある程度は信頼できそうな会社かどうかは判断がつくし、信頼できそうだと判断したら、次は相手のメールをじっくりと観察するのを常としている。すると、やはり文は人なりで、相手の会社の大凡が分かるものだ。

昨日届いたヨーロッパからのメールは、同業のフリーランスの翻訳者からのメールだったが、本人のプロフィールをProZ.comで確認、顔写真その他から信用できると判断した。そこで、当方の希望料金や納品可能な期日を書いて返事を出したのである。仕事の内容は菓子に関するもので、亀さんが経歴書と一緒に、和菓子に多少の知識はあると、拙稿「笑顔になる菓子」を紹介したところ、同記事に載っていた「あんどーなつ」の動画(英語の字幕入り)を見たのだろう、忽ち意気投合。仕事を承ることになった。料金だが、初めての取引ということで、1 wordあたり15円ていどでE-ということになった。まさに、お菓子の取り持つ縁であり、お菓子な話であった(笑)。

最近、亀さんは英語の〝家庭教師〟を務めるようになった。来春受験の息子が受験科目に英語を選択したので、予備校では理解できなかった英文解釈について、質問してきたのがきっかけだった。その後、時々質問をしてくるようになった。昨日は「“a”と“the”」の違いを質問してきたので、簡単に説明した後、詳しくは電車の中で読むとE-と、以下の本を貸している。

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『日本人の英語』(マーク・ピーターセン著 岩波新書)

分厚い英文法の本とは違い、読みやすい上に、日本人の英語の盲点を突いた内容となっており、亀さんも30年近く前に同書を紐解き、多くを学んだし、今でも翻訳の仕事に大変役に立っている。英語に関心のある読者に一読をお勧めする。

終息?
前稿「飯山一郎の“新日本建国神話”第8話」で、フクイチ(福島第一原子力発電所)事故が、終息を迎えそうだと亀さんは書いた。それを知ったのは、飯山一郎さんの「祝杯をあげるのは魔だ早いが…」と題する記事を読んでからである。

あの凄まじかった濃霧と,高湿度と,豪雨.止んでるでしょ!
これは↑間違いなく,フクイチのデブリが沈んだ! 温度が下がった!ということなのだ.


そう言われてみれば……。ちょうど一年前に九州で発生した、記録的な豪雨を思い出した。

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http://weathernews.jp/s/topics/201612/060075/

また、亀さん宅でも昨年の夏、生まれて初めての床下浸水があったし…。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15817120/432/

このように、ここ数年は空梅雨が続いたかと思うと、突然の集中豪雨が日本列島を局所的に襲い、今までに体験したことのない、深刻な被害をもたらしていたものだが、それが今年はナイ!

それから、内部被曝についてだが、掲示板「放知技」で以下のような投稿があった。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16117851/691/

また、在海外の読者の一人が以下の報告を送ってくれた。

5月末に関西に行った際に湿度がものすごく低かったので、もしかして止まった??と思ったのですが、やはりそうでしたね。良かった!マスク使用&食べ物に気を付ければ今後は一時帰国が出来ます。


2号機には依然として核燃料棒が残っており、これがデブリになるのではという懸念が残されているものの、最悪の事態は避けられたわけで、しばらくは落ち着いた生活を続けられそうだ。

一方、過去六年間にわたり何等対策を講じて来なかった人たちは、今頃は深刻な内部被曝が症状に出始めていることだろう。周囲を見渡しても、そうした徴候を示す知人・友人が数人いる…。

ともあれ、飯能市も人口減少に歯止めがかかりそうになく、救急車のサイレンが毎晩のように鳴り響いている。それを物語るかのように、ここ数年、葬儀場が増えた。たとえば、フクイチ事故から半年近くが経った2011年8月22日、母校の飯能第一小学校近く、飯能市本町に新しい法要殿が新規オープンしたかと思うと、左とん平が専属タレントを務める、さがみ典礼の関係者なのだろうか、数日前に亀さん宅を訪問、オープンした旨を知らせるチラシを置いていった。

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飯能市の葬儀会場

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【飯能市】人口・世帯数の推移

ともあれ、内部被曝対策を講じてきた我々は、怠ることなく、今後も免疫力の維持・向上を心がけていこう。

飯山一郎の“新日本建国神話”第8話
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『StarPeople』夏号(Vol.63)が発売された。今回掲載された飯山一郎さんの「新日本建国神話」シリーズで注目すべきは、なんと言っても「日本の独立」だろう。同記事の小見出しにある、「2017年2月11日、日本は独立した!」が意味するものは途方もなく大きく、日本を牛耳ってきたネオコンを安倍首相が、官邸から追放したことにより、一条の希望の光が射してきたからだ。この点については同記事でも指摘しているように、「まだ一部の人たちにしか知られていない」のが本当のところだ。

しかし、ごく一握りだが気づいている人たちもおり、そうした人たちが熱い眼差しを向けているのが、掲示板「放知技」の「吠えるE爺と 燃える同志たちの闘議場 -26-」というスレッドだ。同スレッドは飯山一郎さんと堺のおっさんが中心となって引っ張っているのだが、このお二人以外に注目すべきは、mespesadoさんと猿都瑠さんの二人の論客である。お二人については、拙稿「最近のEGボード」で少し触れているので確認していただくとして、この二人の論客が示すインテリジェンスは見事の一言に尽きる。

それから、同記事でも取り上げていることだが、フクイチ(福島第一原子力発電所)問題。その後になって状況の変化があり、どうやら終息に向かう可能性が出てきた。ただ、2号機に核燃料棒が残っており、これがデブリになるのではという懸念が残されている。詳しくは以下の記事を参照されたい。
祝杯をあげるのは魔だ早いが…

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16117851/707/

なお、同号では村田光平氏の記事の他、渡辺京二氏の記事も載っているが、拙稿「蘇るのか、逝きし世の面影」でも、同氏の『逝きし世の面影』を取り上げており、貴重な示唆に富む玉稿なので、飯山さんと村田氏の記事と併せて一読するといいだろう。

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無言電話への対応
拙稿「安倍晋三のルーツ」を書いた翌日の5月31日から、亀さん宅に無言電話が一昨日の6月8日までに、計10回近くかかってきた。亀さん同様に無言電話やイタズラ電話で困っている読者を念頭に、今回は無言電話をかけてくる輩の正体を、突き止める方法について簡単に書いておこう。

無言電話やイタズラ電話をかけてくる相手を知る方法は簡単だ。無言電話がかかってきた電話機で「136」にダイヤルし、プッシュボタン「1」を押すだけだ。すると、無言電話がかかってきた時間と電話番号を音声で知らせてくれるのだ。なお、一回確認するごとに30円が課金されるので注意されたい。
ナンバーディスプレイ契約なしでも発信者がわかる!◆ 発信者の電話番号を調べる方法

ちなみに、一昨日まで亀さん宅に無言電話をかけてきた輩のデータは以下の通りだ。「電話帳ナビ」にアクセスし、「136」でアナウンスのあった電話番号を入力するだけである。

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ちなみに、以下は亀さん宅の電話番号を「電話帳ナビ」で確認したものだが、「検索結果表示回数」の数字に注目していただきたい。亀さんは無言電話やイタズラ電話をするような人間ではないので、「10回未満」だ。一方、無言電話をかけてきた輩の「検索結果表示回数」の数字、ナント!「2317回」…。どうしてなんだろう~(嗤)? これは、上記の「136」といった方法で、無言電話をかけてくる輩の電話番号を突き止めた人たちが、「電話帳ナビ」で確認しているからだと容易に想像できる。

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むろん、これはFAXでも有効だ。イヤガラセFAXがかかってきたら、同様に「136」で確認すれば済む。このイヤガラセFAXも亀さんは体験しており、そのあたりは拙稿「また、始まったぁ~(爆)」を参照していただきたい。

武士の情けということで、イヤガラセFAXの時は輩のデータを公開しなかったが、今度は容赦せず、輩のデータを公開する。

まぁ、無言電話やイヤガラセFAXは、どうってことはないんだが、面倒なのは自宅に押しかけてくる輩だ。こうしたケースも想定して、以下の今東光和尚の対策を参考にするとE-だろう。

和尚独白
オレには子供がいないから孫もできない道理だ。弟の日出海なんか娘が三人もいるんで、孫ができて、もう〝おじいちゃん〟だもんだからヨッタヨッタしてやがる。オレより年とってるよ。
そこへくると、オレなんざまだやる気十分でな。いつも私の側には小太刀を置いてケン力に備えているくらいだ。最近は、中世の騎士が使ったラ・プロンメという凄い武器を、オレが図面をひいて鍛冶屋に南部鉄で造らせた奴を置いているんだ。どんな武器だかは秘密。でもその破壊力たるや凄いもんでね。創価学会でも共産党でも殺し屋でも、なんでもきてみやがれっていうんだ。
うちの女房は「いい年をして・…・」と言うけど、いい年をして腕力が衰えたからこそ、こういう武器を手もとに置いておくんでね。こういうとこみると、オレは死ぬまでケンカが好きなんだなあ。

『続 極道辻説法』p.102


秋元才加という女優
「もっと、スミカスミレについて書いて欲しい。ネタ切れでしょうか?」というメールが、読者の一人から昨日届いた。そこで、その読者の期待に応えるべく、スミカスミレ関連の記事を一本アップさせていただこう。

亀さんがスミカスミレに出演した女優で注目したのは、松坂慶子と秋元才加の二人である。松坂慶子については幾度か取り上げてきたので、今回は秋元才加について取り上げてみよう。

最初に、松坂慶子と秋元才加が共通していることの一つは、ともに赤貧洗うが如しの子ども時代を送っている点だ。松坂慶子が困窮した子ども時代を送ったことは、拙稿「松坂慶子を女優にした「事件」 その2」にも書いた。

大竹しのぶは1957年7月17日生まれなので、1952年7月20日生まれの松坂慶子とはほぼ5歳違いだ。その大竹しのぶも含め、松坂慶子、そしてシルビア・クリステルは、全員が全員、子ども時代は赤貧洗うが如しの生活を体験している。だから、同じように子ども時代は貧乏だった亀さんなので、三人の女優の生い立ちに深く共鳴するのだ。


秋元才加の場合、貧乏だった子ども時代をテレビで語っている。



その秋元才加、最近のNHKの「バリバラ」にゲストとして登場、番組のテーマは「“外国ルーツ”の子どもたち」であった。同番組での秋元の発言も良かったが、最も感動したのは高校生の女の子の発言で、「私のように日本語で苦労している、子どもたちを助ける仕事がしたい。日本と中国の懸け橋になりたい」には、グッと来るものがあった。

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東京帝国大学文科大学長だった外山正一が、「君は何の為に勉強するのかね」と、新入生の新渡戸稲造に問うと、「我、太平洋の架け橋とならん」と新渡戸は答えたという。その新渡戸の言葉を引用しつつ、亀さんが私淑する同時通訳の泰斗・國弘正雄が、「架け橋は無理でも、せめて橋桁の一つになりたい」といった旨のことを、本か何かに書いていたのを今でも思い出す。亀さんの場合、橋桁にすらなれずに一生を終えそうだが、それでも、せめて橋台の一つになりたいと思う、今日この頃である。

【別報】
以下は5月15日付の東京新聞夕刊の記事で、日比国際児が来日、実の父との面会を果たすという、心温まる記事だ。

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日本で演じる心の葛藤 「日比国際児」フィリピンに数万人

考えてみれば、アジアの貧しい子どもたちのために活動している、映画監督の四ノ宮浩氏、元テレビ番組制作会社社長、後に八戸大学教授に就任した大谷真樹氏といった人たちが、亀さんの周囲にいるのを思い出した。

2014年6月24日、ぽんぽこ笑店から和香園のあらびき茶を初めて購入、爾来3年が経つ。和香園のあらびき茶は実に美味しく、家族や親戚で愛飲してきたものである。ところが、その和香園のあらびき茶に、深刻な品質問題が発生した。そのあたりの経緯は、以下のスレッドを一読されたい。
あらびき茶の効果

和香園のあらびき茶は、飯山一郎さんが苦労して商品化し、アマゾンでの販売を軌道に乗せ、さらには海外での販売も計画中だっただけに、突然の今回の品質問題、飯山さんの心中を察するに余りある。これは、手塩にかけて育ててきたわが子が、人の道に外れるようになってしまったのに等しかろう。

ともあれ、今後は飯山さんが徹底して目を光らせ、監修した「飯山一郎ブランド・あらびき茶」以外、和香園のあらびき茶は購入するべきではない。尤も、その「飯山一郎ブランド・あらびき茶」も、間もなく売り切れになるだろうが、心配は無用だ。何故なら、あらびき茶以外にも、放射能対策はいくらでもあるからだ。たとえば、乳酸菌ヨーグルトもあるし、ぽんぽこ笑店が販売している玄米で乳酸菌液を仕込んだり、あるいはヨモギ漬け物でも乳酸菌液を仕込むことはできる。そして、それを飲むだけでも、十分にあらびき茶の代用になるはずだ。

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福の神来る

また、亀さん個人としては〝水〟をお勧めしたい。たとえば、飯山さんが今後、あらびき茶の代わりに飲むという「霧島の秘水」がある。

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なお、拙稿「清水精一と山窩」で、紀州なる人物を亀さんは紹介しているが、紀州は実に水というものを知る人であった。以下、『サンカとともに 大地に生きる』(清水精一 河出書房新社)から引用。

紀州は生水が好きであった。いつも生水をがぶがぶと飲むのであった。決してお茶だのまたお湯だのは飲まなかった。井月も水が好きであった。生命だ生命だと言って喜んで水を飲んだ井月に、うまいうまいとほんとうにうまそうに水を飲んでいる紀州はそのままであったと思う。これも層雲派の俳人で、今山口県小郡の其中庵にいる種田山頭火という人は、
へうへうとして水を味ふ
と言った。ひょうひょうとして生水を味わう。そこに人世の真の味がある。
紀州はいつも私に、若、人間も生水の味わいを知らねばまだ駄目だ。など云っていた。今の世の中はなんとなく刺激の強いものでなくては味わえないようにすら考えている。そしてものの真の味わいに対しては麻癖しているようにさえ思われるのである。ウイスキー、ブランデー、サイダーなどを求めている。こうした飲料は酔うには好いであろう。一時的刺激を与えるには効果もあろう。しかし人間を真に生かすものにはならぬのである。
西行や芭蕉も水を好んで飲んだらしい。私は先年吉野の奥の西行庵を訪れたことがある。庵の辺りには巌の中からぽたりぽたりと雫になって落ちてる苔清水がある。西行はあの堅い巌石の底から出て来る清水を毎日毎日心ゆくばかりに味わい得たことと思うのであった。その苔清水の巌に「露とくとく試みに浮世すすがばや」と芭蕉の句が刻みつけてあった。私はそれを見て、紀州が水の好きであった事を今さらのように思い出したことであった。
紀州は、今の人間は水の味を忘れている。飯は俺にはとても贅沢だがその飯の味さえも解らんのか、と言ったことがある。水は水以外の特別な美味さは持たないであろう。しかし人間になくてはならぬものである。唐辛子やわさびはぴりぴりしてお酒の肴には時には好いかも知れぬ。しかし人間を生かすには飯がなくてはならぬ。今の人間はそうした真物を見失って、特別のものを求め過ぎているのである。紀州の一言は今の世の人には尊い言葉だと思う。紀州の言葉は、ドン底から出て来る、しかも堅い巌の中からぽたりぽたりと雫になって出て来る生水の言葉である。
紀州は酒が好きであった。仲間の貰いの多い時には、相当に量も飲めるのである。嬉しそうな顔をして、千両だ千両だと言いながら飲む姿は、言葉もそっくり井月そのままのように思える。そして紀州は酔うて来ると、「丸い玉子も切りようで四角」と童顔そのままで口癖に歌うのであった。
俳人には酒の好きな人が多いようである。放哉、井月、山頭火、みな酒仙である。私はあまり多くは飲めないが、ちょうど六七勺というところであるが、ある時紀州と一緒に秋月のよい夜、胡瓜一本に味噌をつけて飲んだことがある。紀州は胡瓜一本もあれば一升くらいは平気である。そして童顔で歌う。酔えばそのままごろりと横になるのである。
紀州の一番好きであったムクという犬は、いつもその側でころりと寝ているのが常であった。紀州は犬も虫も人も皆同じようになつかしい友であったのである。
酒は辛いものである。その辛い中に味わう美味である。その辛いものを真に味わうものこそまた真の水の美味さを味わうことが出来るようでもある。酔い醒めの水の美味さは一段と美味いものであるが紀州は人世の辛みも美味さも味わい尽くして、そして生水の美味さに徹して来ているように思える。
灘の酒はその水の加減で芳醇なのであると聞いている。水と酒とは離すことの出来ないもののようにさえ思われるのである。紀州はその水と酒とが好い加減に調和して芳醇なものになっているものでもある。円く練られた人間は乞食の中にいてもやはり光っている。

『サンカとともに 大地に生きる』p.192~194


また、以下のような記述もある。

へうへうとして水を味ふ     山頭火
暑さの頃清々しい苔清水を口づけつつ味わうのも永い一生にまことの味わいである。また病に疲れた身体を腹ばいながら深山の谷川の水を心ゆくばかり味わうのも、人生のまことの味わいである。人の生涯と水。人間は真に水の美味さを味わい得るほど幸福はない。また水の美味さを味わい得ずしては人生の妙味は解るまい。

『サンカとともに 大地に生きる』p.72


この行を読み、懐かしい青春時代を思い出した。亀さんは二十代の頃、夏の中央アルプスだったか尾根歩きをしたことがある。あの時の下界の蒸し暑さを忘れさせる爽やかな涼風、今でもこの身体が覚えている。そして、ヘトヘトになって下山していた時、道ばたに清水が湧いていたので飲んでみたところ、これが実に美味しかった。爾来、あの時に飲んだ湧き水を超える水を、亀さんは飲んでいない。

ともあれ、和香園のあらびき茶は飲めなくなってしまったが、、「人間、なんとかなるさ」くらいの気持ちで生きていけばいいではないか。和香園のあらびき茶が駄目になったていどで、精神的に落ち込む必要はまったくない。

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朋あり遠方より来る
一週間にわたり、仕事の締め切りに追われていたが、それも漸く一段落した昨夕、地球の裏側のパラグアイから、一人の朋友が飯能を訪ねてきた。掲示板「放知技」の常連の一人、vagabundo1431さんである。3時間ほど多岐にわたり語り合ったが、時折、脳裏に浮かんだのが論語の「朋あり遠方より来る」で、この格言の持つ重みを改めて噛みしめたものである。

 多くの友人があっても、趣味が一致しているとか、おなじ志で一筋に生きている人と掛合うチャンスは稀であり、折角出合いがあっても、いろいろの事情で、遠隔の地に住まなければならないことも少なくありません。そのような遠い場所から訪ねて来た親友と久しぶりに近況を報告し合ったり、意見を交換したりするのは、人生の大きな楽しみであると同時に、人生そのものを豊かなものにします。


その意味で、vagabundo1431さんは、物の見方・考え方が亀さんとほとんど一致する、数少ない朋友の一人である。だから、フクイチの現状と乳酸菌+あらびき茶による免疫力アップ、プーチン・習近平・安倍晋三の人物評、その他多くの点で一致をみた。

vagabundo1431さんは、今回の帰国で当面は祖国に根を下ろし、飯山一郎さんのいる志布志市を訪問、何等かのお手伝いをしたいと語っていたが、これは是非に実現して欲しい。下の息子は来春から大学に通いながら、日本を含むアジアを拠点に起業の準備を考えていることもあり、帰宅してからvagabundo1431さんと語り合った内容を伝えたところ、自分も会いたかったと、羨ましそうな表情を浮かべたので、受験の終わった来春にでもvagabundo1431さんに泊まってもらい、いろいろと話を聞いたらどうかと言うと、今度は表情がパッと明るくなった(笑)。

それにしても、どうしてvagabundo1431さんと物の見方・考え方が、多くの点で一致するのか? それは、二人とも世界放浪の体験をしているからで、相手の膚の色は違っても、同じ人間として接することができるからだと思う。この点、飯山さんも同様であることは、中国の青州にある飯山事務所で確認済みだ。

飯能駅まで戻り、「来年は泊まりがけで来てくれ」と約束、後ろ髪を引かれる思いで家路に就いた。

【別報】
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日曜日の東京新聞に載った吉永小百合の「私の十本」(15)。


洞察歯観のすすめ(23)
歯科&音楽ウォッチャーさんから便りが届いた。飯能市で開催されたツーデーマーチの拙稿、「亀とアルコール」に対する読後感である。てくのぱぱさんが書いてくれた「飯能新緑ツーデーマーチに参加した」に、「歩いている時間の倍の時間飲んでいました、という会になった」が目にとまったのだろう、「雨降り後の山道を歩きに歩いて全員完歩。その後、アっと驚くスーダラ大宴会三部作?飲んだビールが、5万本!?」と、歯科&音楽ウォッチャーさんは書いている(笑)。

ところで、掲示板「放知技」の「吠えるE爺と 燃える同志たちの闘議場 -26-」スレで、エイズ問題が取り上げられていた。エイズはHIVが原因ではないと、飯山一郎さんが本当のことを書いたところ、「厚生省や日本医師会から弾圧を喰らった」とある。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16117851/415/

今回紹介する歯科&音楽ウォッチャーさんの記事、高血圧に関する記事なんだが、どうも同じ目に遭いそうだ…(笑)。

ーー笑顔のウォーカー*緑と清流*ひとつになって、さあ、歩こう!奥武蔵の緑の森が呼んでいるーー

埼玉県飯能市で行われたウォーキング大会「第15回 飯能・新緑ツーデーマーチ」
「燃える亀さんウォーキング部隊!」
ツーデーマーチ参加の記事を読みました。
雨降り後の山道を歩きに歩いて全員完歩。その後、アっと驚くスーダラ大宴会三部作?飲んだビールが、5万本!?
亀さんは、十八番!「網走番外地」を歌って、自慢の喉を披露したのでしょうか???
ウォーキング大会といえば、デジタル・ニュースをみておりましたら、ツーデーマーチの二日目。歌手の麻倉未稀(56)が特別ゲストとしてミニライブを行ったという記事が目がとまりました。ゲストによるライブがあったとは知りませんでした。
~~ギャンブル・パワー~~

こちらも負けじと・・・というわけではありませんが、このところ、デジカメ持って「川沿い散歩」して楽しんでおります。
つい先日のこと。川沿いを歩いていると、公園で数人のじーちゃん、ばーちゃんが集まって、お茶のみ宴会をしておりました。
「美味しそうですね」
と声をかけると、
「お茶、いかがですか」
と、ついつい誘われ、ご一緒することに・・・・
どちらにお住まいですか・・・と簡単な自己紹介から、お茶をご馳走になり、あれこれと世間話をしたのですが、参加者の中で最年長が、92歳のばーちゃん。
このばーちゃん・・・趣味が、麻雀!それも、三度の飯より大好物というからビックリしました。雀卓囲んでパイを引っかき回して、
一瞬考えてはパイに指をおく。勝てば鼻歌を歌って次なる一戦。負けると悔しいから、リベンジとばかり心の炎に油を注ぎ、脳みそフル回転。
ばーちゃんが、お茶を飲みながらニッコリ笑って言いました。
「ボケてるヒマないよ!」
ここで一発。高得点!裏ドラ乗せて大勝利・・・等々、麻雀戦記の一節を聞かせてくれましたが、なんともボケや鬱など、つけ入る隙がない・・・そんな、おばーちゃまでした。
ーー血圧狂想曲。第二楽章ーー
さて、一週間ほど前のこと・・・のんべェー友人のMさんが数枚のDVDと、ワインにみたらし団子を持って訪ねてきました。暫く珈琲を飲みながら映画の話などした後、Mさんが鞄の中から本を一冊取り出しながら、
「うちのカミさんが買ってきたものだけど・・・今、これを持ち歩いて読んでる」
と言って見せてくれたのが、大櫛陽一(著) 「血圧147で薬は飲むな」というタイトルの一冊。著者は、東海大学医学部名誉教授の肩書きを持つ人物。目次をひらいてみると、いくつか面白そうな内容があり、事務所の戸棚に置いても良さそうだと思い、早速買い求めて一読してみました。
本文中、Mさんが、
「なんと言っても、ここが傑作!もうこれは、ギャグの世界!」
と言って、ページを開いて見せてくれたところがあり、そのページ部分を紹介しておきます。
大櫛氏によると、降圧剤で血圧を無理に下げると脳梗塞が起こりやすくなり、死亡率も上がる。高い血圧を放置しておくことよりも、急激に血圧を下げることは危険だという。
また、降圧剤を服用するリスクについて、次のように語っている。
***道で転倒して骨折する。階段から転がり落ちて大けがをする。お風呂で気を失い溺れてしまう。更に危険なのは、車の運転でしょう。
高齢者の車が突然センターラインを超えてしまったという事故がよくニュースで報じられてますが、血圧が急激に下がるとこのような事故を招くことは十分に考えられます。脳と目に十分血液が行かないので視野も狭くなってしまう。また、知人の医者でも降圧剤を服用していて、ビールを飲んだときに転倒しました。医者のなかですら、降圧剤という薬の危険を正しく理解せず服用している人が多いのです。
では、むやみやたらと医者から降圧剤を処方されないようにするには、どうすればいいのか?
医師から、血圧が高いので降圧剤を服用するべきと言われたら、
「血圧が高めということですが、高い原因はなんでしょうか?」
と質問してみることです。この質問に対して、
「本態性高血圧ですね」
と医者が答えたら、要注意!!
本態性とは、原因不明という医学用語。あなたの高い血圧の原因は「分からない」と言っているわけです。
日本では、高血圧というものを示すときに大半はこの、本態性高血圧(ほんたいせい こうけつあつ)という言葉が使われる。現実に原因がなくて血圧が上がるなどということはありません。裏を返せば、本態性高血圧というのは医者が原因追究をサボった高血圧と言えなくもない***

血圧が高い原因は、何が何だかわからない。わからないから、病名らしきものを適当な言葉遊びで組み合わせてつくる。病名は、降圧剤を飲ませるための方便。
Mさんが笑って話したように、高血圧と診断され、降圧剤服用を必要に迫る医者は、変態性ギャグそのものかも知れない。

そういえば、思い出したことが・・・以前、血圧が高いと医者から言われ、あるトクホの血圧サプリを使用していた知人がいました。
知人に聞いてみると、その血圧サプリの宣伝ペーパーに、
「本態性高血圧とは、血液検査をしても精密検査をして調べても原因を特定することができない高血圧のことを言います。反対に、原因が特定できる高血圧症は二次性高血圧と言います。高血圧症患者の約90パーセントが、この本態性高血圧と診断されています」
と書かれてある・・・とのこと。
医者に高血圧と診断され、「クスリを飲め」と脅されたら、どのような原因で高いのか。わかりやすく説明してほしいと、優しい口調で何度でも聞きただした方が良い。
医者は、脅しがきくと思った患者に対しては、とことん脅す。また、患者の家族に対しても、言うこと受け入れなければ、大変なこと
(大病を引き寄せること)になるなどと、揺さぶりをかけることもある。
また、医者と連動して介護士部隊が介護訪問などで患者宅を回り、
「お薬飲みましょうね。飲まないと治りませんよ~」
と呪文を唱えては、リスク!を飲ませようとする。
医者の役目は、患者の健康回復・・・ではなく、半病人状態に改造し、その状態を長~~く!持続させることにある。そして、医療機関と末永くお付き合いさせて、
生き血を吸い続ける変態性吸血鬼のようなもの。だから近づかない方が良い。
それでも、中には、ろくにクスリも使わず、切り刻むこともせず、患者が健康を取り戻せるよう手助けをする医者もいる。これは、医療ビジネス集団からすれば、患者が心身ともに健康を取り戻す手助けをする医者など以ての外・・・医者の風上にも置けない、医療犯罪者と映っているのかも・・・。

さて、ワインとみたらし団子を抱えて遊びに来たMさんに、お土産代わりに近藤誠氏の本を一冊プレゼントしました。
「放射能被ばく CT検査でがんになる」
後日、Mさんから、一気に読みましたと連絡が来ました。
帰宅途中、電車に揺られながら、読み始めたら止められなくなり、二日で読了したとのことで、二度、三度と読み返した箇所がいくつかあると言って教えてくれたのですが、二つ、下記に紹介しておきます。
(1)***日本は、唯一の原爆被爆国なのに、診療用放射線による被曝大国です。これに関しては2004年2月に読売新聞が、
「がんが3/2パーセントは、診療被ばくが原因。十五カ国で、日本が最も検査回数が多い。発がん寄与度は、英国の五倍。」
という英国初の研究結果を、一面トップで報じた。この記事が出て、放射線関係者は慌てました。彼ら彼女らの反応を言い表せば、
「あぁ、バレちゃった」
でしょう。指導的立場にあるものたちは、国民被曝ばく線量が多いことや、発がんリスクについて、十分認識していたからです。***
(2)***「少しの被ばくなら心配ない」
という言明には、二つの問題が含まれています。
第一に、ある被ばく線量によるリスクを心配するかどうかは本人の自由だから、専門家が心配ないというのは僭越ではないか、です。
第二には、専門家たちの発言にある「少し」というのが、100ミリシーベルト以下の線量であることが問題です。100ミリシーベルト以下でも発がん死亡リスクの上昇が認められているのですから、その言明はウソになっている。このように専門家が口々に言うウソが、内容においてあまりに一致しているので、気味が悪くなるほどです。
多様な意見があってしかるべき学門の世界で、これほど同じウソが横行する背景には、少なくとも二つの事情があるでしょう。一つは、仮にテレビに出た専門家、低線量被ばくのリスクについて正確なところを話したらどうなるか。視聴者はパニックになりかねない。混乱や非難を恐れるテレビ局にとって、視聴者に安心感を与える専門家は重宝な存在なのです。
第二の事情は、原発推進派や電力会社がこれまで周到に用意してきた種々の仕掛けが、この緊張時にうまく働いているのです。その仕掛けの一端として、例えば、「低線量被ばくは問題ない」と発言してくれる専門家を囲い込む。専門家がいる大学に巨額の研究費を流し込み、大学退職後は、原子力安全研究会などのポストで処遇する。そのようにして、何か原子力関係の緊急事態が生じたときに、都合のよいことを言ってくれる専門家たちを揃えておいたのです。しかも、専門家たちは、緊急時に際し、どういう言い方をするかまで研究していた。こうして、少なからぬ数の専門家が、「100ミリシーベルト以下は安全だ」と言い出すと、それまで中立的だった専門家まで感化されてしまう。この点たとえばテレビ番組に出演した中川圭一氏が、「原爆の被害を受けた広島、長崎のデーターなどから、100ミリシーベルト以下では、人体への影響がないことは分かっています」とまで述べている。ただ、彼の名誉のためにいうと、原発関連企業から研究費をもらっていたとは思わない。中立的な意見だったのでしょう。しかし、普段から被ばくリスクに関して調べていたとは思われない。テレビ出演を受けた後、にわかに勉強したところ、それまで(原発企業より)専門家たちがあちこちに張り巡らしておいた「100ミリシーベルト以下は安全だ」という言葉の網に引っかかってしまったのだろうとみています。
いずれにしても、テレビ番組に準レギュラー的に登場して安心感を振りまく専門家には、信用できる人は一人もいないと考えておくのが「安全」です。***

追記
血圧手帳というものがありますが・・・毎度、血圧を測り、記録しては通院時に医者に見せる。これも、お医者のギャグ。破り捨てた方が良い。あちら様は、記録された数字を脅しの材料にするだけのこと。

追記 その2
今日、一杯飲んだ帰り道、酔い覚ましにふらりと入ったある珈琲店。狭い店内に、懐かしいメロディーが流れておりました。
ゴールデ・ンハーフの「黄色いサクランボ」。
確かこれも・・・亀さんの、カラオケ十八番!!



網走番外地(放送禁止版)・高倉健


ゴールデンハーフの黄色いサクランボ