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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
イチローズ
一昨日の12月28日は帰省中の下の息子と、丸一日かけて東京見物を挙行したこともあり、昨日の29日は溜まった仕事(翻訳)に一日中追われていた。今回の上京の最大の目的は、東京を見物しながら下の息子の来年の計画を聞き出すことにあった。その間、すみだ北斎美術館で開催中の「北斎の帰還」(拙稿「乳酸菌と漫画」参照)を見てから、長年お付き合いをさせていただいている、中野文博さんのショットバーに久しぶりに寄り、全国カクテル大会で一位になったカクテル「白梅」を息子に飲ませ、帰宅するつもりでいた。ところが、東京行きの電車に乗った途端、予定変更と相成った。電車の中吊り広告の一枚を目敏く見つけた息子、西武デパート池袋店で「岩合光昭の世界ネコ歩き」写真展が開催中であることを知り、絶対に行きたいと言い出したのでR。亀さん家の息子たちは大のネコ好きで、岩合光昭のネコ番組の大ファンなのだ。

電車が発車したので、じっくりと息子の語る将来計画について耳を傾けた。彼は高校を卒業後、大学なんかに行くのは時間の無駄ということで、親元を離れ社会人として巣立っていったのだが、このあたりは拙稿「二つの別れ」でも以下のように亀さんは書いた。

翌日の3月31日、下の息子が独り元気に巣立っていった。駅まで見送りに行ったが、これから新しい生活が始まるということで、期待と不安で一杯なのが手に取りようにわかる。駅での別れ際、「頑張れよ」と息子の肩を叩いて送り出した。あっという間の18年間だった。


それから三年近くの歳月が流れ、社会の荒波に揉まれた下の息子、将来は世界、特に成長著しいアジアを拠点に仕事をしてみたいということで、大学に進学することにしたようだ。彼は日本の大学を考えていたようなので、簡単に世界情勢、殊にロシアと中国の台頭について語り聞かせ、中国かロシアでの留学を勧めた次第である。中国に関してはブログ『文殊菩薩』に載った「青島留学の勧め」の記事のコピーを見せたところ、食い入るように同記事のコピーに目を通していた。その他、ロシアでは積極的に留学を政府が後押ししていることも伝えた。特に、「ロシアNOW」(日本語版あり)の場合、貴重な留学情報で満載なので、一度目を通すように伝えておくのを忘れなかった。また、親米から親ロシア・中国に大きく舵を切ったドゥテルテ大統領の比国も、物価が安いので同地の大学も検討する価値があると伝えた。なお、『月刊日本』の坪内隆彦編集長のブログ「国を磨き、西洋近代を超える」が、最近は比国の記事に力を入れているので、一度アクセスすると良いというアドバイスもしておいた。

国内の大学進学しか視野になかった下の息子、大いに刺激を受けたようだった。そうこうするうちに池袋に到着。早速、西武池袋店で開催中の「岩合光昭の世界ネコ歩き」写真展に寄った。素晴らしい世界のネコの写真に、息子はすっかり魅入られている様子が、傍目からも分かった。文豪ヘミングウェイで有名なキーウエストの写真の前では、同地を十代の頃に訪れた思い出話を語り、その他にもウルグアイ等々の懐かしい土地の思い出について、語り聞かせた亀さんであった。

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西武池袋店を後にして、地下鉄を乗り継ぎ、すみだ北斎美術館へと向かう。亀さん家では母方のルーツに芸術肌の祖先が多い。例えば、亀さんの母方の祖父は家紋を描く紋章上絵師だったし、祖父の職人芸を受け継いだ一番下の息子、亀さんから見れば叔父にあたるが、その叔父も紋章上絵師になった。叔父はその他にも、絵画を中心に素晴らしい作品を多く描いている。因みに、旧稿「舎人学校」の表紙を飾る、ダルマの木彫りは叔父の作品である。そうした祖父や叔父の血を最も色濃く継いでいるのが亀さんで、若い頃は本気で漫画家を志していたほどだ。そして、亀さんの下の息子も、やはり絵の素質があるようで、単に漫画好きというだけではなく、多くを描いている。だからこそ、車中で漫画表現技術の祖こそ葛飾北斎その人だといった、亀さんの話に熱心に耳を傾けていたのだろう。現に同美術館では、北斎の作品を食い入るように見つめている姿が目に焼き付いたほどだ。なお、日本漫画の祖である北斎像については、拙稿「乳酸菌と漫画」にも書いているので、以下に再掲しておこう。

こんにちの漫画の出発点は葛飾北斎にあったのだ。葛飾北斎がヨーロッパに渡り、そしてアメリカに渡った。葛飾北斎の漫画が世界中を巡り、明治維新以降の日本に里帰りした。日本の漫画表現技術が優れているのは当然なのだ。出発点がここ日本にあったのだから。
『まんが★漫画★MANGA』p.150


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じっくりと時間をかけて北斎の作品を鑑賞した後、夕方の6時頃に中野文博さんのショットバーを訪れた。店内に入ると若い女性のバーテンダーが笑顔で出迎えてくれ、隣のテーブルでは気品のある年配の女性が弁当で食事をとっていた。亀さんが女性のバーテンダーに、「今日、中野さんいますか?」と尋ねたところ、弁当の女性が、「あら、マスターのお知り合い? 失礼ですけど、お名前は?」と訊いてきたので、「亀さんです」と答えたところ、「亀さん…、もしかして飯能の?」と、その女性が驚いたような表情を見せたのである。ナント、中野さんの奥さんであった。ン十年ぶりの再会であった。そうこうするうちに、隣の銭湯で一風呂浴びてきた中野さんも戻り、色々と昔話に花が咲いた次第である。21歳の下の息子、以外と社交家のようで、72歳のマスターやマスターの奥さんとも、色々と話が弾んでいるのには驚いた。今後は飯能に帰省する度に、BAR うなばらに寄ることになりそうだ。

帰り際、中野さんから来年の2月19日、秩父ウイスキー祭があるので来ないかというお誘いを受けた。途端に、中国の青州市で会ったパン食うべーさんが、飯山一郎さんにイチローズモルトをお土産に持ってこようとしたものの、入手できなかったという話をしていたのを思い出し、その話をしたところ、「なんだ、亀さんイチローズが欲しいのか。秩父蒸留所の肥土(伊知郎)君とは昵懇の仲だから、亀さんに回すように言っておくよ」ということになった。ただ、2月の秩父の寒さを知っているだけに、行くかどうかは即答しなかったものの、帰宅後にネットで確認したところ、ナント、イチローズに200万円以上もの値段が付いていたのを知ったのでR…。それだけ価値のある酒なら、2月に中野さんと一緒に飲みに行ってみるかと、すでに心は傾いている(爆)。尤も、BAR うなばらにもイチローズが置いてあったので、寒い秩父まで行かずとも、うなばらで飲めるんだが…。ともあれ、お陰様で楽しい一日を過ごせたワイ。

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http://event-checker.blog.so-net.ne.jp/chichibu-whisky2015

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以下、サントリーが載せた「BAR うなばら」の紹介記事。写真に写っているのが、マスターこと中野(博文)さんだ。

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http://bar-navi.suntory.co.jp/shop/0338316677/

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健康延命を図るべし
若者を取り巻く社会経済状況の変化」と題した、〝意味深長〟なデータを国土交通省が公開している。

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図表2 我が国人口の長期的な推移

図が意味しているのは、日本の人口が2010年の12,806万人をピークに減少、33年後の2050年には9,708万人と1億人を割り込み、83年後の2100年には3,795万人と、享保改革から明治維新にかけての150年間と、ほぼ同水準の人口になるということである。このような急激な人口減少は、日本に何をもたらすのだろうか…。以下の記事が詳しい。
日本人は「人口急減の恐怖」を知らなすぎる
日本人は「人口急減の恐怖」を直視するべきだ

ここで注意を喚起しておきたいのは、上記の数字は国土交通省という、お役人が公表した数字であるということだ。もしかしたら、すでに日本の人口が1億人を割っているのではと、お役人の発表を疑う必要がある。そこで、最初に「カウント・ゼロA.K.A最後の呼び声」というツイートをご覧いただきたい。身近な人たちを病で亡くした市井の人の悲痛な声を集めたツイート集だ。

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また、最近はやけに救急車のサイレンが増えたような気がしないだろうか? 亀さん宅でも深夜から早朝にかけてほぼ毎日サイレンの音を耳にしている(本日も早朝にサイレンの音が耳に飛び込んできた)。サイレンの増加は一般的に、高齢者の急増によるものと思われている。ところが、日本の急激な人口減にはもう一つの大きな原因があるのだ。その原因は何かと答えを示す前に、以下の写真をご覧いただきたい。

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この写真は、「内臓を蝕む“薬漬け” 安倍首相は再び政権を放り投げるのか」と題する、日刊ゲンダイの記事に載っていたもので、要するに同記事は4年前と今の安倍首相の顔がゼンゼン違うよと言っているのだ。

日刊ゲンダイは原因として、安倍首相の持病(潰瘍性大腸炎)を理由の一つに取り上げている。そして安倍首相の持病が完治しているわけではなく、未だに十種類ほどの薬を服用しているとのことだ。薬の危険性については、拙ブログでも多角的に取り上げてきたので詳述は避けるが、関心のある読者は拙ブログの検索機能を利用して、「病」または「薬」で探していただきたい。

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日刊ゲンダイは安倍首相の持病以外に、もう一つの他の原因、すなわち安倍首相の「ストレス」についても書いている。確かに、国内に目を向けるにアベノミクスの失敗、天皇退位を巡る国体と政体の対立など問題が山積みであり、一方で海外に目を転じてみても、ここのところの安倍外交は目も当てられない有様で、問題が山積みどころの話ではない。そのあたりをズバリ書いているのが、週刊現代の以下の記事だ。
トランプとプーチンにナメられて…安倍官邸「大パニック」実況中継

ところで、安倍首相の顔の変化だが、本当に「持病」と「ストレス」だけが原因だろうか…。実は、日本の急激な人口減にはもう一つの大きな原因がある。「」、すなわち福島原発事故だ。事故から6年近くの歳月が流れ、その間に日本列島の住民は放射能で汚染された大気を吸い、放射能で汚染された食糧を食してきた。つまり、ほとんどの人たちは手遅れ状態の内部被曝を患っている、と言っても差し支えないのである。

お役人は未だに日本の人口は1億人以上と発表しているが、大手の民間企業はお役人の言うことを鵜呑みにしてはいないだろう。独自の調査を極秘に進め、シビアに〝本当の人口〟を割り出しているはずだ。すでに日本の人口は1億人を割り込んでいると、推測している大手企業すらあるらしい。意味するところは、33年後の2050年に、日本の人口が1億人を割るとする国土交通省の予測が、2017年の今日、すでに現実のものとなっている可能性が極めて高い…、と言うよりは間違いなく1億人を割っているだろう。

こうした状況にあって、我々はどうすれば良いのか、どのようにすれば延命できるのか…。そのあたりの答えが、以下の記事に明瞭に示されている。
「一日一食は聖者の食事。一日二食は人間の食事。一日三食は動物の食事」

今日も太陽凝視
一昨日までは連日好天気だったこともあり、上半身裸で太陽凝視+日光浴をやっていたんだが、あいにく今日は曇り空のため太陽凝視はできそうにない。それにしても、年末というのに日光浴ができるとは夢にも思っていなかった。これで、今年から来年にかけての冬は、風邪を引かずに済みそうだ。

ここで、掲示板「放知技」でも太陽凝視が取り上げられていたので、以下に代表的な2本の記事を紹介しておこう。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15951444/406/

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15951444/415/

ところで、飯山一郎さんが自身のHPの記事「◆2016/12/20(火)  Surface Pro3と Surface Pro4が合体!」で、以下のように書いていた。

きのう会ったヒトの名前が思い出せない….これはいかん!


思わず凄いと思った。なぜなら、亀さんなんか数秒前のことすら忘れてしまうからだ。たとえば、仕事に没頭している時、ふと用事を思い出して居間に下りたまでは良かったんだが、「あれ、何しにココに来たんだっけ?」ということが多いのだ。そして、もう一度仕事部屋に戻って暫くすると、「あっ、そうかコーヒーを煎れようと思ったんだっけ」とか、「TV番組を予約しようと思っていたんだっけ」といった具合なのでR…(;へ;)

だから、木枯らし紋次郎さんが書いてるように、アルツハイマーにならないようにするためにも、今後も積極的に太陽凝視+日光浴を実践していくつもりだ。それにしても、「飯山先生ご指摘は太陽凝視によって松果体が強化される」という紋次郎さんの文章を読み、『スターピープル』誌(48号)に載った飯山さんの記事を覚えているんだから凄い。亀さんなんか、とっくに忘れていた…(爆)。

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【追記】
おゆきの日々」というブログにも、太陽凝視について書かれている。

日本語は生き残れるか
『月刊日本』の最新号(一月号)の「読者より」に、松野孝之氏という一読者の興味深い投稿が載っている。言霊に関する投稿であり、どのような内容の投稿であるかは、本稿の最後に掲載しておくので一読していただくとして、亀さんは概ね松野氏の主張に賛成するものである。

松野氏の投稿は、巷に氾濫している「日本はこんなに素晴らしい国云々」といった類いの本や雑誌、声高らかに「嫌韓嫌中」を叫ぶヘイトスピーチなどとは一線を画しており、特に、「個人主義に呆けさせられ、我の病にとりつかれた今の日本人がどうなるかは分らないし、知ったことではない」という行、我が意を得たりという思いであった。ちなみに、亀さんも「GHQが恐れた崎門学」という記事を書いており、一読していただけたら幸いだ。

月刊日本十二月号の記事「言葉を失った民族は亡びる」についてですが、大丈夫です。個人主義に呆けさせられ、我の病にとりつかれた今の日本人がどうなるかは分らないし、知ったことではないですが、日本語は滅びません。何故なら日本語は言霊を生む力が絶大だからです。
『月刊日本』(一月号)p.142


上記の松野氏に対して、『月刊日本』の編集部は以下のように書いている。

私の読解力不足のためにご主張の一部が理解できないのですが、日本人が滅びても日本語は残るということでしょうか。その場合、文書として残った日本語と、生言霊の関係はどうなるのでしょうか。ご迷惑でなければご教示いただければ幸いです。なお、紙幅の都合により、一部省略させていただきました。(中村)
『月刊日本』(一月号)p.143


ここで肝心なことは、言霊について正確に理解することである。幸い、『月刊日本』には、言霊の大家であった小笠原孝次に教えを受けた、同誌論説委員の山浦嘉久さんがいる。山浦さんは同誌で毎月二ページにわたり山浦史観を展開しており、最新号(一月号)は「近代という名のバビロンの終焉」(p.74~75)という記事だった。同記事を読めば、明らかに山浦さんが「歴史の背後に神の姿を見ている」ことが分かるのだ。こうした山浦史観の深奥を理解するには、小笠原孝次の一連の著作に目を通すのが一番の近道だと思う。幸い、今年に入って小笠原孝次の著作の復刊が相次いでおり、いずれも七沢賢治が監修を担当、出版元は和器出版である。

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ただ、小笠原孝次の一連の著作の場合、初めて接する人たちには難解だと思われるので、最初は『コトバの原典―アイウエオの神秘』(松下井知夫・大平圭拮著 東明社)あたりから入ると良いかもしれない。ちなみに、拙稿「乳酸菌と漫画」で志波秀宇さんの新刊本、『まんが★漫画★MANGA』を紹介しているが、同書でも『コトバの原典―アイウエオの神秘』が取り上げているのだ。

松下井知夫は日本語の魅力を鋭く分析し、『コトバの原典―アイウエオの神秘』(昭和六〇年・東明社刊/共著=大平圭拮)の著作がある。同書はNHKをはじめ多くのマスコミで教材として使用された。
『まんが★漫画★MANGA』p.123


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また、山浦さんが取り上げることの多い伯家神道についても、以下のような書籍があり、山浦史観に迫る上で一度は目を通しておきたい本である。

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拙稿「乳酸菌と漫画」の〝乳酸菌〟で思い出したが、乳酸菌を世に広めた飯山一郎さんが以下のような気になることを書いている。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15951444/531/

乳酸菌と日本人」にも書いたことだが、ここでも言霊が深く関係しているのである。こうしたことを踏まえ、では、どのような中国・ロシア進出計画を飯山さんが立てるか、今から大変気になるところだ。なぜなら、この移住計画が実現するかどうかで、日本語、すなわち言霊が生き残るかどうかが決まるからである。実現に至れば、「日本人が滅び、日本語も残らないのでは…」という、『月刊日本』編集部の心配も杞憂で終わる。

日本語は日本人の力の根源
松野孝之(62歳)

月刊日本十二月号の記事「言葉を失った民族は亡びる」についてですが、大丈夫です。個人主義に呆けさせられ、我の病にとりつかれた今の日本人がどうなるかは分らないし、知ったことではないですが、日本語は滅びません。何故なら日本語は言霊を生む力が絶大だからです。
言霊という単語には霊という文字が使われます。霊とは想念のことです。厳密に言えば想念そのものではないですが、我々が霊を感じる時は想念として感じるのですから、霊とは想念のことであると言っても取り敢えず語弊はありません。そして言霊とは言葉に宿った想念、もしくは、想念が乗った言葉のことです。たとえば「ア」と発音するその声には「明るい、赤い、熱い、開く」等々の想念が宿っています。

「心の技」を約めて声と言います。人が想いを乗せて声を発すると生きた言霊が生まれます。この生言霊は一は顕界に響きわたります。さらに心の世界である幽界にも響きわたります。そして、「正しく」発せられた言霊には幽界を浄化する力があります。どんな人も人生で一度や二度は他人の言葉に「ハッ」とさせられた経験があるでしょう。そして、この場合、人の心は無意識の領域で互いに繋がり合っているので、心が洗われたのはその言葉を聞いた当人だけではないのです。これが「幽界に響きわたる」ということの意味です。
顕界はうつし世と言って幽界が映ったものですから、幽界が浄まれば見解も自ずと浄まる道理です。顕界においては、人は肉体を持って活動できますから、汚れを処理する手段はいくらでもありますが、幽界を浄めずに顕界だけを掃除したとしても、それは徒労に終わることでしょう。幽界の汚れが形を変えてうつって来るからです。幽界が顕界にうつるというのは神律ですから、それを阻止するのは「人力の及ぶところにあらず」です。
このように「正しく」発せられた言霊には世界を浄化する力があるのです。日本語が地上から消失したとしたらどうでしょう。世界は汚れが蓄積される一方になり、ついには亡ぶことになるのではないでしょうか。日本語が滅びるときは世界が亡びるときです。言い換えれば世界が存続する限り日本語は滅びません。
日本語の言霊の力の秘密は「アイウエオ」の母音にあります。「アイウエオ」は自然界に存在しない音で、喜怒哀楽の声であり、意念の声です。今では電子技術の発達で「アイウエオ」らしき音を合成することが出来ますが、それは心に染みてきません。生言霊でないからです。これに対し子音は自然界に見出せる音です。
英語はアブジャドと言って予音を表現する文字しかない言語の系統を引いています。アブジャドを使用した場合、母音は文脈から推測するしかないと言われますが、そもそもこの文字を使っていた同族にとっては、「アイウエオ」は互いに明確に区別され得ず、言葉を発する場合、単なる膠着音としての意味しかなかったと推察されます。その証拠に英語では、たとえばaは、アと読まれたり、工、オ、エイ、アエと読まれたりして、そこに何らかの規則性があるかも知れないにせよ、一定しません。とにかく、子音優位の英語は言霊の力が弱いように思えます。
近頃海外進出を強化すると称し、社内で日本語の使用を禁じ、社員に英語の使用を強制する企業が現れているようですが、そういうのは放っておけばよろしい。そのうち活力を失くして消えていきます。
幼児が無心に遊んでいる時発する声、あれが本物の生言霊です。最近は、地域に保育所を作ろうとすると近隣の住民が反対するようになりました。子供の声がうるさいというのですが、日本人の言霊に対する耐性が弱くなっているように感じます。
また、日本には古来から御神前で連綿と奏上されてきた大祓詞(中臣祓詞)という神宝とも言うべき強力な祝詞があります。この祝詞は神主の専有物でなく、誰が唱えてもかまわないものです。心ある方には是非とも、言わば「大祓奏上運動」に参加していただいて世界の汚れを日本から祓っていこうではありませんか。祈りの活動は今日、非科学的だとか、金にならないと言って流行りませんが、そういう風潮が日本をつまらなくし、その活力を矯めているのは間違いありません。
日本はかつて言霊の幸ふ国でした。日本を取り戻すとは、日本を再び言霊の幸ふ国に戻すことだと思いますが。

■編集部より
私の読解力不足のためにご主張の一部が理解できないのですが、日本人が滅びても日本語は残るということでしょうか。その場合、文書として残った日本語と、生言霊の関係はどうなるのでしょうか。ご迷惑でなければご教示いただければ幸いです。なお、紙幅の都合により、一部省略させていただきました。(中村)


昭和の音楽
拙稿「初恋はカルピスの味(2)」に目を通したという、ブログ友てくのぱぱさんが、以下のような「拍手」コメントを寄越してくれた。

亀さん「スミカスミレ」、ユーチューブで全話公開していましたので2日間ですべて見ました。特に最終回は感動したので2回見ました(笑)。やはり松坂慶子の演技力あってこそ最終回の感動の盛り上がりがあったのだと感心しました。良いドラマをご紹介していただきありがとうございました。次は「ジュリエットからの手紙」を観なくちゃ。ではまた。


確かに、「スミカスミレ」が成功したのも、松坂慶子の演技力がモノを言ったのは間違いない。そのあたりは、拙稿「松坂慶子を女優にした「事件」」、そして「松坂慶子を女優にした「事件」 その2」にも書いた。

ともあれ、「スミカスミレ」を見たよと言ってきた野郎の読者は、てくのぱぱさんが第一号であり、やはりお互いに還暦を過ぎたこともあって、酸いも甘いも噛み分けた人間に、いつの間にかなっていたちゅうわけだ…。

念のため検索エンジンで確認したところ、スミカスミレを取り上げた拙稿は今日の段階で35本に達していた。ここで明らかにしておきたいことがある。それは、亀さんにとってスミカスミレの土台になっているものこそ、実は山田洋次監督の「男はつらいよ」に他ならないのだ。これは、他にも気に入っているTVドラマの「深夜食堂」、そして「あんどーなつ」も、亀さんにとって原点はすべて「男はつらいよ」に行き着く。その原点なるものを一言で言い表すとすれば、「昭和」ということにでもなろうか…。ともあれ、今後も日替わりメニューのように、「男はつらいよ」、「深夜食堂」、「あんどーなつ」、そして「スミカスミレ」について記事にしていきたいと思う。

なんか、前置きが長くなってしまったので、今回は「映画音楽」についてだけ取り上げておこう。この映画音楽という言葉、今日ではすっかり定着した感がある。以下、「男はつらいよ」の主題歌…。



TVドラマの場合、まだ「ドラマ音楽」といった言葉で定着はしていないようだが、TVドラマの場合も、やはり音楽は欠かせない存在だ。最初に、「深夜食堂」の主題歌…。



続いて、「あんどーなつ」



そして、「スミカスミレ」



最後に、昭和と音楽を結びつけた、「昭和生まれには懐かしい音楽」をお届けしよう。



一番の色男
一息ついた昨日、ホッとしていたのも束の間、海外の翻訳会社から急ぎの仕事を数本ねじ込まれ、再び仕事に追われるという慌ただしい一日を送っていた。尤も、明日は(ローマ法王によれば最後の)クリスマスイブということで、たぶん仕事の打診メールは来ないはずだ。だから、ここ数日は久しぶりにノンビリできそうなので、、あと1~2話ほどノンビリした記事を書いた後、時事問題を中心とした記事を書いていきたいと思っている。

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さて、先週の土曜日、毎週楽しみにしているBS朝日の「ザ・インタビュー」で、「芸能界一番の色男」こと火野正平が登場、インタビュアは野際陽子だったんだが、なかなか見応えのあるインタビュー番組だった。特に印象に残ったのが、野際と火野の以下のやり取りである。

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野際 68(歳)なんて、今から思うと、本当に若かったと思います。69歳で屋久島の縄文杉に登ってきましたから…。自転車じゃないですよ。

火野 あっ、じゃぁ大変なんでしょ、あそこに行くまで。

野際 行くまで結構大変なんですよ…。60代はまだまだ。

火野 まだまだ…。

野際 まだまだです。

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火野 本当にやった方がいいと思う?

野際 もう、やった方がいいですよ。

火野 なんで?


ここで、火野の「本当にやった方がいいと思う?」の意味だが、これはNHKの「こころ旅」という、火野がスタッフ数名と一緒に自転車で、全国を尋ね回る番組のことを指している。市井の人たちが火野宛てに手紙を認め、その手紙を受け取った火野が視聴者の思い出の地を訪れるという、何てことのない番組なんだが、見終わっていつも心が温まる番組なのだ。

それにしても、当時69歳の野際陽子が屋久島の縄文杉まで、歩いて行ったというのだから凄い。山田洋次監督の「十五才」という映画があるんだが、主人公の少年が屋久杉を目指して、どこかのお姉ちゃんと一緒に山道を歩くシーンが登場する。15歳という若者でも大変な屋久杉までの登山道を見て、まだ歩ける今のうちに縄文杉に挑戦してみたいと思った亀さんであった。

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旅と言えば、香港に拠点を置く読者の一人が、面白い体験談を語ってくれた。ハワイはカウアイ島で亀さん…、ではなくてカメと毎日遊んでいたとのこと。

亀のお兄様、こんにちは!わたくしはしばらくハワイに来ておりまして、カウアイ島のビーチで亀さんと一緒に泳いでおります。


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http://www.plus-hawaii.com/blog/breeze/e56.html

「なんとも羨ましいハワイの亀さんだ」と、火野正平なら言うに違いない(爆)。火野正平も毎年同島に行っているようだから、気をつけてくれ…(大爆)。

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それから、大阪のおばちゃんもコメントを寄こしてくれたんで、亀さんは以下のように回答している。

大阪のおばちゃん wrote:
> いやいやお兄様、70越えのEGに負けてはおられませぬ。
> 体力をつけましょうぞ。

体力は有り余るほどあるんだけどね…(笑)
でわ、その小生を次の記事で証明してみせませう。火野正平が登場します!

http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-entry-1293.html#comment929


ということで、火野正平を今回登場させたので、次回の記事はブログ友、てくのぱぱさんを登場させよう。亀さんの記事「初恋はカルピスの味(2)」を読んだという、てくのぱぱさんのコメントを中心の話となる(笑)。

ネズミとカメ
11月17日、懇意にしている海外の翻訳会社から、優に10万語を超える英日翻訳の打診が届き、すべてを12月23日までに終わらせるという約束で、今日まで遮二無二に頑張ってきた。その間、他の翻訳会社数社からも、仕事を無理矢理ねじ込まれたこともあり、連日にわたり青息吐だったのだが、数時間前に最後の訳文をメールに添付して送信、すべてが終わって気が抜けてしまい、ボーッとしているところでR(笑)。

それにしても、つくづく五十代の頃と比べて、今では集中力がガクンと落ちているのを痛切した次第である。10年前なら今回程度の量の仕事は、もっと短期間で、かつ楽にやり通せたはずだが、今や集中力も落ち、「鶴瓶の家族に乾杯」(拙稿「テンパ」)など、録画しておいたTV番組を見たり、映画で気に入ったシーンを見直したり(拙稿「初恋はカルピスの味(2)」)、太陽凝視+甲羅干しをしたりと、昔なら睡眠時間を除く16時間前後は仕事に集中できていたのに、モー今ではタートル…、ではなくてトータルで10時間も仕事をすればE-方で、あとは専ら好き勝手なことをやっていたのだから、文字通り冥土までの暇潰しを実践していたようなモンだ。いかん、修行が足らん…。


ハツカネズミの如く、運動量(仕事量)もスピード(仕事の早さ)もモーレツだった五十代


今やカメの如く、運動量もスピードもガクンと落ちた六十代…

【追伸】
今日は床屋に行ったり、庭の手入れをしようとアレコレ考えていたところ、今、別の翻訳会社からメールが届いた。半導体関連の翻訳の仕事のようで、ナント20万語、今回苦労した仕事量の二倍だ…。さて、どうしよう…。

洞察歯観のすすめ(19)
9月18日のメールを最後に、歯科&音楽ウォッチャーさんからのメールがパッタリと途絶えたので、十日ほど前に「生きてる?」とだけ書いてメールを出しておいたところ、昨夕数ヶ月ぶりにメールがあった。どうやら、まだ生きたようでホッとした次第…(爆)。

亀さんも、これまでに、虫歯予防に歯科医からフッ素塗布を勧められたことがありませんでしたか?


小生が通っているのは近所の歯科病院なんだが、Y先生にフッ素を進められたことは一度もない。年に一回程度見てもらっており、大抵は軽い虫歯があればサーッと削って終わるので有り難い。

ところで、友人が高尾山に行き、人混みの中で計測したところピーンと数値が上がったのは、内部被曝している大勢の人たちによるものと思って間違いない。小生も幾度か高尾山に登っているけど、高尾山で人が集まる頂上付近は樹木が少なく、そこに人が集まった状態で測定すれば、数値がグゥ~ンと跳ね上がるのも当然の話だ。

さて、今年も残りわずか、歯科&音楽ウォッチャーさんには、佳い年を迎えて欲しいと思っている。そして、亀さんと読者のため、また来年も便りを頼む!

長らくご無沙汰を致しております・・・・生きておりますよ(^-^*)
ご無沙汰中の出来事は、何れゆっくりとしたいと思いますが・・・拠ん所ない事情から暫く人里から離れておりました。

さて、それはそれとしまして、人混み世界に戻って先ずは,仕事仲間の事務所へ足を伸ばし、留守中に仕事のカヴァーを全面的に引き受けてくれたN社長とT君に信州の酒と信州名物の「おやき」を届け、仕事上の打ち合わせをした後、いつものように、酒を片手にい炉端ミーティングとなりました。
酒を口にし始めて間もなく、T君が、「先月の勤労感謝の日のことなんですけどね・・・」と話し始めた。
「友人に誘われて、高尾山へ行ったんですよ。天気、悪いし、雨も降りそうな感じなんで、あまり乗り気じゃなかったんですけど・・
・。まあ、友人が紅葉をどうしても撮りたいって言うんで、付き合って高尾の頂上まで行ったんですが、高尾山口の駅前から数珠つなぎのような混雑で、この数珠つながりが頂上まで続いて、上に着いた時は人の山で一息つく場所も確保できない状態で、三脚立ててカメラ撮影なんかとても出来ないので諦めて下りながら場所を探してみようということになり、来たコースを戻ろうとしたときにエアーカウンターを出して見たんですが・・・そうしたら、これがビックリ! 数字が0.16になってるんでずよ。えっ、まさかと思って、再度スイッチをオンにしてみても、同じなんですよ。友人に見せたら、これ、ちょっと、ヤバいんじゃねーか。っていうから、そのまま下ることにしたんですけどね・・・頂上から半分ちょっと下る間、0.16~0.14の数字になってました」
実は、T君もN社長も放射能汚染については強い関心を抱いていて、いつもバックにエアーカウンターを忍ばせて持ち歩いてます。身近でなかなか「ホ」の字の話しはまともに出来ないのですが、N社長、T君とは大っぴらに出来る唯一の仕事仲間です。T君の話では、当日、どんよりとした曇り空でありながらも何時にない大混雑状態で、「こんな人の山状態はこれまでに見たことがない」とのこと。
エアーカウンターが示した数字は、山に山ほど群がった観光客が持ち込んだ・・・ということなのでしょうか!
N社長の事務所へと足を伸ばす途中で活字恋しく書店を覗き、新刊コーナーであれこれと手にとって立ち読みしたのですが、ちょっと刺激的なタイトルが目にとまりました。
「大ウソ医学にだまされない極意」。著者は「医学不要論」「精神科は今日もやりたい放題」等々、医療・医学界の裏方事情を紹介したことで話題を集めた内海聡氏です。
手にした本は内海氏が健康雑誌「壮快」に連載していた「大ウソ医学にだまされない極意」を一冊にまとめたもので、全80ページ(オールカラー)。
数回の立ち読みで済ませようと思ったのですが、少々気に掛かる内容が紹介されていたので買い求めることにしました。
気になるところというのは、「虫歯予防に歯科医が勧めるフッ素はガンなどを招く猛毒」とのタイトルで、フッ素による人体への悪影響についての記述。下記、内容を紹介してみます。

「フッ素は原子番号9の元素で、非常に強い酸化作用がある猛毒です。さまざまな物質との反応性が高く、ほとんどがフッ素化合物(フッ化物)として存在します。野菜や果物、茶、水などにも微量にふくまれていますが、必要以上にとると危険・・・フッ素は、強い神経毒があり、殺鼠剤の主原料としても用いられています。また、蓄積性のある毒物で、私たちが口から摂取したフッ素のほとんどは、消化器官から吸収され、血液とともに体の組織へと運ばれます。その半分は、腎臓を経由して排出されますが、残りは、歯や骨、脳の松果体、大動脈などに蓄積されます。
腎臓の排泄能力を超えたフッ素を摂取すると、さまざまな症状が現れてきます。水道水にフッ素を添加している国では、歯に茶色い斑点が増えるフッ素症が少なくありません。フッ素を高濃度に含有された水を飲んでいるインドのある地方では、手足に骨の奇形がある子供たちが多数発見され、骨フッ素症(痛みを伴う骨の病気)と診断されました。
アメリカ・フォーサイス神経毒学研究所の実験では、多動性障害、知能障害、知能障害の危険性があることがわかりました。中国の研究でも、知能を低下させる可能性があると判明」

「アルミニウム製品の世界的メーカーであるアルコア。アルミニウムの精製の際に発生する、フッ素の処理に困っていたアルコ社が、関連企業の研究所を使って、フッ素の安全性や有効性をねと造。虫歯予防のために、公用の水道水にフッ素を添加することを提唱した。それが、1939年(昭和14年)のことです。その後、欧米で宣伝広告の父と呼ばれるエドワード・バーネイを利用して、「虫歯予防にフッ素」という誤ったイメージが、広く世界中に定着しました。
現在、日本では、多くの歯医者がフッ素は虫歯予防に有効と、その使用を推奨。子供の歯へのフッ素塗布や洗口は、積極的に行われています。そして、ほとんどの歯磨き剤にフッ素が添加されている。
フッ素濃度は、塗布が9000ppm(1ppm=0/0001%)前後、洗口が、200~500ppm,歯磨き剤が950ppm前後と、含有量は決して少なく合いません。誤って飲み込んだりしたら、当然、危険です。フッ素が虫歯予防に有効というのはもちろんウソです。元・明治大学しか口腔解剖学分野の筧光夫氏らが行った実験(2006年の講演記録)では、フッ素による歯質の強化や
、歯の再石灰化(ダメージを受けた結晶の修復)は見られず、その一方で、骨組織への悪影響が心配されるとあります。「フッ素が歯の表面を酸に溶けにくく、かたい歯にする」という、歯磨き剤のメーカーが宣伝するような効果は、認められなかったのです。
もし、虫歯予防に効果があるというのなら、それはフッ素の毒が酸を作る組織を殺したからでしょう。そんな毒性の強いものを使う価値はないのです」
・・・ なるほど、フッ素は百害あって一利なし。フッ素塗布や歯磨き剤などに注意して遠ざけるようにすれば良いと考えたいところですが、歯科において、もうひとつ付け加えてほしいと思うポイントがあります。
これが意外なところで使用されていることになかなか気づくようでいて、気づかない・・・のですが。
歯科通いをしているなか、削った部位にかぶせ物や詰め物をセットする時に歯科用セメント・・・というものが使用されます。
このセメントには、さまざまな種類が有り、インレー、クラウウン、ブリッジなどを歯に接着させるための材料として使われるわけですが、このセメントのひとつに、グラスアイオノマーセメント(GLASIONOMER CEMENT=略してGIC)と呼ばれるものがあります。これにはフッ素が仲良くジョイントしており、この接着材料の説明をみると、「エナメル質と象牙質、金属にも優れた接着性があり、フッ素徐放性がある」とあり、これは、「GICの粉末成分に、フッ化アルミニウムやフッ化カルシウムが含まれており、これが、GICの液成分と水分中で反応することで、フッ素イオンが放出されセメント周囲の拡散する。歯の裂溝部、隣接歯にフッ素が拡散されることから、虫歯対策になる。また、歯磨き剤やフッ素塗布することによって、セメント本体にそのフッ素イオンを取り込み蓄積して再放出する。これはフッ素のチャージ効果となり持続させることが出来る」と記されてありましたが、このセメントを使用して詰め物などをセットした後、毎日、せっせと歯磨き剤を使い歯を磨いているとフッ素効果が低下することなく持続する・・・PASMOのカードチャージより簡単にできるわけですが、・・・
亀さんも、これまでに、虫歯予防に歯科医からフッ素塗布を勧められたことがありませんでしたか?
虫歯予防にフッ素塗布を勧めている歯科医の声に耳を傾けてみると、「フッ素塗布すること、歯にフッ素の膜を作り歯を汚れから遠ざけ虫歯から歯を守ることが出来る。また、フッ素が歯に蓄積すると歯が変化を起こし酸に対する耐性が高い丈夫な歯に変わります」というようなことを囁いてくれます。
ここで、再度、上記の内海氏の本の内容を見ると、フッ素はガンなどを招く猛毒。と記されてあり、GIC使用の上、歯磨き剤で歯磨き三昧するということは、口腔内で猛毒まき散らす河豚を飼って阿波踊りさせているようなものかも知れません。
少なからず、フッ素使用に異を唱える医者もおります・・・が、「フッ素で丈夫な歯にしよう」と旗振りするところが多いのではないでしょうか。旗振り組のなかには、猛毒が含まれていようが、化け物が紛れ込んでいようが、そんなことはお構いなし。といった、ビジネス・ファースト・デンタルも、ちらり、ほらりと、おります。


少々、赤ワインで気持ちよくなってきたので、この辺でキーボードをたたみます。
・・・そう言えば、もうひとつ。虫歯予防でキシリトールガムが良いと勧められることもありまが、これは、遺伝子組み換え食品。



追記
先月、久しぶりに幼なじみから連絡が入り、約二年ぶりに再会。お互い、顔を合わせた時の第一声が、「生きてたか!!」。
少々音信が途絶えた友人、知人には、「生きているっていってみろ!」と声をかけてやることが必要かも知れません。

亀さんの中国、大阪公演ツアーの記事、読みました。熱烈なる女性ファンがまた増えたのではないでしょうか。そんな女性ファンから、「いとしの君 いつ また帰る・・・」と迫られませんでしたか・・・。

今夜は、今夜は、アルコーのルお供に、テレサ・テンの歌う 「何日君再来」 でもいかがでしょうか!




初恋はカルピスの味(2)
クリスマスイブ前後まで終わりそうにない仕事(翻訳)を抱え、四苦八苦している亀さんなんだが、こんな時こそ息抜きをと思い、今までに見た映画で気に入ったシーンだけ、先ほど立て続けに見てみた。その中で、特にジーンときたのが「ジュリエットからの手紙」という映画だった。この映画を未だ見たことのないという読者は、どのような映画かについてはネットで確認してもらうとして、、同映画はTVドラマ「スミカスミレ」同様、アラカン(還暦)に達した人間でないと、多分、以下のシーンの重みがピンと来ないはずだ…。

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50年前という台詞で咄嗟に思い出したのが、亀さんの初恋の人だ。50年前と言えば亀さんは13歳、中学二年生の時であり、初恋を体験した年でR。亀さんの初恋の人を知っているのは地元の悪友だけなんだが、このあたりは拙稿「初恋はカルピスの味」にも書いた。また、青州で飯山一郎さんをはじめとする一部の人たちに、亀さんの初恋の人の写真を見せている。それは「青州で思ふ(8)」にも書いた、青州花卉博覧会を見学した後の昼食会の時である。拙稿「初恋はカルピスの味」で、「亀さんの初恋の人と桐谷美玲は、実によく似ている」と書いたが、実際に写真を見た人たちは、亀さんの初恋のAさんの方が、桐谷美玲よりも遙かに可愛いと思ったことだろう。

ところで、最近は大勢の読者からメールやブログへのコメントをいただく。有り難いんだが、あまりにも大勢なので、実際に会った時に、「亀さんから返信いただきました」と言われても、直ぐにはピンと来ないことが多い。例えば、青州でお会いした「パン食うべー」さん、亀さんと同じ関東はチベットの出身ということで、小生とメールのやり取りをしたとのことだが、そのあたりのことは全く覚えてないんだが…(爆)。

それはともかく、印象としては女性の方が鋭いコメントを寄こしてくることが多い。たとえば、亀さんにとって中国語の厳しい先生である、在香港の女性(ひと)は毎回鋭いコメントを寄こしてくるし、「スミカスミレ」をもっと書けと言ってくる蓮ねさんも、毎回素晴らしいコメントを寄こしてくれる。それから、神戸のおばちゃんは亀さんと同期だが、やはり「テンパ」を亀さん同様、天然パーマの意味と思っていたようだ(爆)。また、横浜のおばちゃんや◎◎(都市名)のおばちゃんなどからも、時折コメントをもらっているが、どれもこれも励みになるので有り難い。

さて、今日もそろそろ仕事をお仕舞いにするか…。

日本の運命
今日は12月10日、明日からは中旬というのに、断り切れない得意先からの仕事が次々に舞い込み、毎日回し車で全力疾走しているカメ、ではなくてハツカネズミのようだワイ…。どうやら、クリスマスイブあたりまで今の多忙モードが続きそうだ。

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回し車で全力疾走中(?)の亀さん

12月15日の〝プーチン〟の来日まで、残り一週間を切った。多分、来日するのはプーチンの影武者のはずだが、今回の来日は日本民族の運命を左右するものとなる。換言すれば、2011年3月11日の東日本大震災以来という、民族として節目の日を迎えるのである。

それにしても、戦争屋(米国軍産複合体)にとって最後の巣窟である日本に、単身乗り込んでくるのだから〝プーチン〟は胆力のある漢である。ここで、矢部宏治氏の著した『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』(集英社インターナショナル)を一読すればお分かりのように、表向きには日本は主権国家ということになっているものの、実際に日本列島という領土の主権を握っているのはアメリカ、正確には上述の戦争屋だということを思い出そう。このあたり、一番良く分かっているのが沖縄の人たちだ。

なお、日本は主権国家ではないという事実については、すでに拙稿「もし、自宅にオスプレイが墜落したら…」にも書いた。

実は、亀さん家は米軍機の航路下にあるため、住宅防音工事の助成対象となっている。そして、仮に米軍機が亀さん家あるいは近くに墜落した場合、どうなるか? そのあたりが容易に推測できる行が同書に書かれている。

米軍機の墜落事故が起きたとき、米軍はその事故現場の周囲を封鎖し、日本の警察や関係者の立ち入りを拒否する法的権利を持っている。
『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないの』p.31


つまり、仮の話として墜落時に亀さんが外出していた場合(自宅にいたら、モー助からない)、急ぎ戻って自宅に近づこうとすると、確実に米兵に銃をつきつけられ、自宅への接近を拒まれるのだ。


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プーチンについては色々と書きたいところだが、本業に追われている身、ココまでとしたい。なお、プーチンの年次教書演説についての記事は、今後の日本、そして世界を占う上で必読である。この記事を読めば、最近NHKで放送された「プーチンの道 ~その権力の秘密に迫る~」というドキュメンタリー番組、あまりにも独断と偏見に満ちた番組であり、典型的なプロパガンダ番組であることが一目瞭然となるはずだ(嗤)

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人間vs.人工頭脳
ここ数日の掲示板「放知技」で亀さんが注目しているのが、「てんやわんやの異論スレ 5」というスレッドだ。今までは蛙ナントカという御仁の戯言が続いたので、ほとんど目を通すこともなかったスレッドだったのに、何故今になって急に注目するようになったのか…。それは、第一に蛙ナントカが同スレッドから追い出されたこと、第二に飯山一郎さんが「今後,カブの話は,ココに書きたい」と書いていたからである。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15947645/522/

以前から飯山さんの株価予想に注目していたが、最近特に驚いたのがトランプが圧勝した翌日、世界中で大多数の投資家が大損をした中、飯山さんは勝負に勝った極少ない投資家の一人だったということだ。なぜ、世の中のほとんどの投資家が読み間違え、飯山さんを始めとするひと握りの投資家の読みが当たったのか…、このあたりの背景については、以下の投稿に答えが書いてある。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15947645/530/

ここでAI(人工知能)が出てきた。最近はプロを負かすほどのチェス、将棋、囲碁のソフト(AI)が登場、特にチェスに関しては、世界チャンピオンですらソフトに勝てない時代に突入している。それだけ進歩の目覚ましいAIなのに、何故に株価予想で人間を超えるソフトが未だに登場しないのかというと、アルゴリズム電子取引の場合、人間の判断力に基づいたデータを入力しているからなのだ。つまり、入力する人間を超えた判断力をAIが持てるわけがないという、ごく当たり前の話に行き着く。換言すれば、AIに入力される人間の判断力よりも、優れた判断力を持つ他の人間に、AIが勝てるわけがないという道理だ。

なお、以下の飯山さんの投稿を一読するに、株価チャートを正確に読み取る手法である、昔ながらの「酒田五法」や「一目均衡表」を超えるAIは、未だ存在していないと明言している。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15947645/547/

別の観点から考えてみよう。なぜ、チェス・将棋・囲碁の世界ではプロを圧倒するソフトが誕生し、株価予想の世界では未だに人間を超えるソフトが誕生しないのか。それは、チェス・将棋・囲碁の場合、一定のルールに支配された世界、すなわち計算化(データ化)が可能な世界であるのに対して、株式市場はコンピュータには計算のできない世界、すなわち予測不能な世界だからである。だからこそ、株式市場は世界の潮流を読み取る上で、最高の修行の場となるのだ。このあたりは亀さんも、拙稿「チャートとウンコ」に以下のように書いた。

これは腸とウンコの話なんだが、ここで腸を「世界経済」、ウンコを「チャート」というアナロジーで捉えてみよう。すると、上記の「三段下げ」のチャート(ウンコ)は、今の世界経済(腸)の状態をズバリ示しているんだなと、分かるノダ。


ところで、拙稿「チャートとウンコ」に、安西正鷹さんの安西ファイルが登場している。ここで思い出したのが、安西ファイルについて書いた最近の拙稿「波乱の年末年始」で、同稿で将来の米国大統領に人工知能が就任すると予想している安西説を取り上げたところ、読者から感想コメントが届いたので、亀さんは以下のような回答をアップしている。

ロボットに支配される世界?
人工知能を装備したロボットに世界が支配される…。何ともオカルトチックな安西正鷹さんの未来予想ですが、ロボットとまでは行かなくても、サイボーグ程度であれば、すでに一部は実用化の段階に入っているし、サイボーグ型の人間が世界を支配するといったことは、大いにあり得ます。ちなみに、以下は電子大辞林に載っている「サイボーグ」の定義です。


********************
サイボーグ
〔cybernetic organismから〕生物に、生物本来の器官同様、特に意識しないでも機能が調節・制御される機械装置を移植した結合体。宇宙空間など、生物体にとっての悪環境下での活動のために考えられたが、現在は電子義肢・人工臓器など、医療面での研究が進められている。
********************

安西説で疑問に思うのは、喜び、悲しみ、切なさ、ドキドキする気持ち、勇気といった、本来は人間だけが持っていると思われる感情を、果たして無機体で造られたロボットが獲得できるものなのだろうか、といった点です。

無論、電子大辞林の定義にある「サイボーク」なら実現可能であり、「サイポーク」の米大統領が誕生する可能性は否定しません。しかし、ロボットが米大統領に就任して世界を支配するなどといった話、今の亀さんは全く信じていません。それだけ、ロボットという無機体と、人間という有機体の間に横たわる溝は、埋めることなど不可能なほど途方もなく広く深いのです。

その理由は、「喜び、悲しみ、切なさ、ドキドキする気持ち、勇気といった、本来は人間だけが持っている感情」は、何処から発生しているのかを考えるに、人間の脳ではなくて、人間の内臓から発生するものだからです。亀さん頭が可笑しくなったんではと思う読者がいるかもしれないが、西原克成博士の「内蔵説」を支持している亀さんなので、本気です- ( ̄^ ̄)キパッ このあたりに関心のある読者は、以下の旧稿を参照してください。
http://pro.cocolog-tcom.com/edu/2005/06/post_2c24.html

ともあれ、内蔵を持てるのは有機体であるヒトだけだということを念頭に、ロボットによる世界支配説を批判的に読む(critical reading)べきだと思います。


喜び、悲しみ、切なさ、ドキドキする気持ち、勇気などは、人間だけが持っている感情である。そして、人間のように感情を持つロボット(AI)は、当面にわたり出現することはないだろうと、亀さんは思っている。それでも遠い未来に、ロボットにも「愛」という感情が芽生える日が来るのだろうか…。

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如月澄 あなたと出会って、
私、たくさんの宝物をもらったんです。
私が65年間持っていなかった、
喜びも、
切なさも、
ドキドキする気持ちも、
それから、
勇気も…。
なにもかも、あなたが私にくれた。


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如月澄 真白君、
私、あなたのことを愛してます。


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「スミカスミレ」第八話(最終回)


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乳酸菌と漫画
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半年ほど前、人生の先輩である志波秀宇さんの新刊本、『まんが★漫画★MANGA』を拙ブログで紹介しているが、同書で最も重要と思われる志波さんのメッセージ、すなわち志波さんが読者に伝えたかったメッセージは、終章のタイトルにもなっている「日本の漫画は人類を救う」だったと思う。

どうして志波さんは、「日本の漫画は人類を救う」と言い切ることができたのか? ここで、本稿の表題「乳酸菌と漫画」に注目していただきたい。拙ブログを時折訪問している読者なら、「(飯山一郎さんの)乳酸菌が人類を救う」と書けばピンと来ると思うが、志波さんの主張する「日本の漫画人類を救う」となると、首をかしげる読者が多いのではないだろうか。だが、乳酸菌と漫画、この両者は切っても切れない関係にあるのだ。その両者を結びつけるものこそ、〝言霊〟である。

拙稿「乳酸菌と日本人」を思い出していただきたい。同稿は乳酸菌を叩き台に、「言霊」について多角的に言及したものだが、今回は漫画と言霊の関連性に焦点を当ててみよう。

最初に、志波さんの『まんが★漫画★MANGA』には、実に興味深いことが書かれている。

『鳥獣人物劇画』に登場するサルやウサギ、あるいは『百鬼夜行絵巻』に出てくる愛くるしい器物の妖怪は、単に人の言葉を口にする生き物なのではない人格(霊格)を持った「生きている存在」なのだ
『まんが★漫画★MANGA』p.166


この志波さんの発言に対して、比較の意味で取り上げられているのがウォルトディズニーのミッキーマウスである。志波さんに言わせれば、『鳥獣人物劇画』のサルや『百鬼夜行絵巻』の器物は、〝人格を持った生きた存在〟であり、一方でミッキーマウスは、〝単に人の言葉を口にする生き物にすぎない〟とのこと。なぜ、志波さんはそのように考えるのか? その答えが以下の行に示されているので引用しておこう。

日本ではむかしから万物に神が宿るという考え方があった。あらゆるものには精霊や地霊が宿るという思想は、日本だけの専売特許ではなく、古来洋の東西を問わず世界中に存在した考え方だった。それがやがて、中東に誕生したユダヤ教、キリスト教、イスラム教あるいはインドのヒンズーなどといった宗教の発展とともに消えていったが、日本にはこの思想がずっと残され、いまだに日本人の心の片すみにその記憶が存在する。擬人法が使われるのは、日本では当たり前のことだった。
『まんが★漫画★MANGA』p.162~163


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どうだろう? 『鳥獣人物劇画』のサルや『百鬼夜行絵巻』の器物は、〝人格を持った生きた存在〟であることが、朧気ながらお分かりいただけたのではないだろうか。

念のため、以下も引用しておこう。

日本のあちこちに道具塚、包丁塚などがあるところからも、人々が道具を愛し、たいせつにし、言葉すら交わしていたことが想像できる。釜と親しく会話することで、ときに水加減をまちがえても釜は見事に米を炊く。わが身を守る刀剣や甲冑と会話する武士も多かったという話もある。名刀として誉れの高い五郎入道正宗は口をきくというが、所有者に思い込みがなければ刀の声が聞こえるはずがない。
こうした感情があればこそ、日本の古典には擬人法がふんだんに使われ、それが基本的なところで漫画としての発想につながっていった。

『まんが★漫画★MANGA』p.164~165


志波さんは日本の漫画の特色として、上記の擬人法の他に擬声語についても言及している。以下の志波さんの発言に注目されたい。

日本の漫画は、手塚(治虫)の文章にある「フッ」、「ポーッ」、「ヒラヒラ」といった擬声語が描かれていることと、日本語の擬声語が表現する微妙な感覚があるから、漫画に限らず文章もまた、緻密で繊細になっていった。前の章でも触れた擬人化にも関係してくるのだが、日本の漫画の秘密は一にも二にも擬声語に起因するところが大きい。そしてそれはたぶん、漫画に限ったものではなく、日本の文化そのものに関係してくる。
『まんが★漫画★MANGA』p.171


日本の文化そのものに関係してくる」とは、どういうことか? その答えを同書から以下に示しておこう。

根幹となった大和言葉の起源はどこにあるのか。

さまざまな説が唱えられるが、どれも仮説に過ぎず、定説はない。かつて可能性が高いとされた古朝鮮、高句麗、百済を起源とする説はほころびが目立ち、最近はあまり評価されていない。大野晋が提唱したタミル語説も批判の嵐の中で立ち往生状態。南方言語を基底としてアルタイ語が覆い被さって生まれたとする混合言語説が現在の主流となっているが、これでも説明のつかない面が指摘されている。

日本語の根幹部である大和言葉を、日本人はいつ、どこから手に入れたものなのか。その答えが出されるには、なお相当の年月が必要と思われる。音韻や形態を分析する手法では日本語の実体に近づけそうにないが、もしかしたらある日とつぜん、目の前に宝物が出現するかのように日本語の秘密が現れるかもしれない。

その秘密の一端が、すでに三〇年以上も前に示されていた可能性がある。それも言語学などとは無縁の学者によって明らかにされたものだ。謎に満ちた日本語の秘密のべールの一部を引き剥がしたのは、東京医科歯科大学の角田忠信医学博士である。角田は難聴の患者を調べていくうちに、日本人の脳が非日本人とは異なる働きをしていることに気づいた。それも、とくに聴覚の分野で日本人の脳は独特の動きを見せるというのだ(『右脳と左脳』小学館/昭和五三年、『日本人の脳』大修館/昭和五六年)。

『まんが★漫画★MANGA』p.176~178


角田忠信医学博士の理論については、前稿「乳酸菌と日本人」でも簡単に触れたし、参考サイトのリンクも張ったので、そちらを参考にしていただくとして、以下の志波さんの結語に注目されたい。

生き物たちの声や自然があげる声は、日本人にとっては言葉なのだ。八百万の神という原始的アニミズムの延長で、すべての物に神宿ると考えていたわけではない。そういうところもあったかもしれないけど、何より日本人はすべての物から直接言葉を授かっていた。生き物や自然、あるいは器物が発する音を「声」と聞き、言葉と捉え、その言葉を理解しようとしてきた。

…中略…

なぜ日本の漫画は面白いのか。それは日本語の持つ能力に起因している。動物の声を聞き、虫の音を理解し、風や水の流れを言葉と判断する。すべてが語りかけてくるから、すべてが命を持ち。人の言葉をしゃべるアヒルを描いているのではない。読経するサルは人間そのものとして描かれている。

『まんが★漫画★MANGA』p.179~181


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ここで、突然だが大祓祝詞を取り上げたい。世界戦略情報誌『みち』の執筆者と読者による、まほろば会に亀さんは時折顔を出しているが、志波さんも幾度か参加されている。まほろば会では安西ファイルを巡っての講話が中心だが、その講話が始まる前に「大祓祝詞」が奏上される。以下はまほろば会で奏上される、「大祓祝詞」に最も響きが近い動画である。



加えて、拙稿「乳酸菌と日本人」でも紹介した、掲示板「放知技」にある大阪のおばちゃんの以下の投稿にも注目されたい。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15817120/769/

乳酸菌の好きな周波数が528ヘルツとある。その記述を目にして、咄嗟に思い出したのが大祓祝詞であった。528ヘルツとクラシックとを結びつけてみることで、528ヘルツの持つ意味について、読者にも考えていただきたいのだ。


『J.S.バッハ』メドレー25曲 癒しのクラシック音楽 528hz(DNA Repair 睡眠 作業用BGM)


『モーツァルト 』メドレー20曲 癒しのクラシック音楽 528hz(DNA Repair 睡眠 作業用BGM)

日本人の心の奥底にアニミズムが生きていると、志波さんは繰り返し主張されている。意味するところは、我々は廃仏毀釈以前の神道、すなわちアニミズムの精神に戻る必要があるということらしい。このあたり、野崎晃市博士による以下のブログ記事が参考となろう。
古代出雲王朝の謎

最後に、日本の漫画の特色として擬人法擬声語を取り上げた志波さんが、漫画表現技術として葛飾北斎を取り上げているのに注目されたい。

こんにちの漫画の出発点は葛飾北斎にあったのだ。葛飾北斎がヨーロッパに渡り、そしてアメリカに渡った。葛飾北斎の漫画が世界中を巡り、明治維新以降の日本に里帰りした。日本の漫画表現技術が優れているのは当然なのだ。出発点がここ日本にあったのだから。
『まんが★漫画★MANGA』p.150


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今週(11月22日)から来年の新春(1月15日)にかけて、東京のすみだ北斎美術館で「北斎の帰還」が開催中だ。亀さんも、年末から年始にかけて一度は足を運びたいと思っている。葛飾北斎については、拙稿「高井鴻山の生涯の夢」でも取り上げているので、参照していただければと思う。

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【連絡】

相変わらず本業の方で忙しくしていますが、そろそろ仕事の峠が見えてきたので、今月半ばあたりから以前のペースでブログ記事を書けそうです。

亀さん@人生は冥土までの暇潰し拝


【追伸】
志波さんに再び書評をアップしたと伝えたところ、以下の返信をいただきました。勝手に志波さんの返信メールを以下に転載しておきます(爆)。

亀山 信夫 様



ご無沙汰いたしております。

拙著をここまで丁寧に分析、紹介していただき

真にありがとうございます。感謝感激であります。

以前から2度にわたりご紹介くださり、光栄至極でした。

前のときにも知人たちに紹介してまわったものです。

今回もまた、仲間うちに(少々自慢げに)拡散したいと考えております。



あの『まんが★漫画★MANGA』という本は

名古屋造形大学で講義した内容がベースになっております。

本当に書きたかったのは、外国人が日本文化に憧れる本質、

外国人が日本文化に憧れる本当の意味みたいなものです。

出版社に提出した書名は

『どうして日本の漫画は世界一なのか』または

『日本の漫画はなぜ世界一なのか』

それが『まんが★漫画★MANGA』と変わり、一生懸命訴えて、やっと

サブタイトルとして『日本の漫画はなぜ世界一なのか』と付けられました。



名古屋造形大学にも海外からの留学生がいます。

中国人もいますが、独仏など欧州勢が多いです。

漫画コースだけではなく、

日本画、陶芸、書道など日本的な分野に多いのです。

本当に日本文化に何かを求めているように感じます。

彼らが日本文化に憧れる本質はどこにあるのか。難しいです。

正答は引き出していません。わかりません。でもたぶん……。

そんな気持ちを『まんが★漫画★MANGA』の中に閉じ込めてみました。



亀山さんにいろいろ書いていただき、たいへんありがたいです。

本当にありがとうございます。ところで、最近面白い情報を入手しました。

ちょっとご紹介させていただきます。

Scientists From Germany Show That Water Has Memory. This Video Blows My
Mind.

http://www.lifebuzz.com/water-theory/



またぜひお会いできれば幸いです。今後ともよろしくお願い申し上げます。



志波秀宇拝