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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
女性は太陽だ!
雑誌『青鞜』(せいとう)創刊号に、「元始、女性は太陽であった」という記事を書いたのは平塚らいてうであった。そして、最近の世界の大きな地殻変動に関連しているのだろう、男性から女性の時代へと、世の中が大きく変わりつつあるのを肌で感じるようになった今日この頃である、より具体的に言えば、一神教の世界を除き、太古の昔より多神教の世界では当たり前だった女性の時代に、世の中は振り子を戻しつつあるということだ。そのあたり、拙ブログにコメントを寄せてくれている読者のなかで、優れたコメントの大半が女性からということからも頷けるのだ。

そうした時代の流れもあり、最近の亀さんは女性の活躍に大いに注目しているし、亀さんが最近読んだり見るようになった漫画やテレビドラマも、女性が主人公のものが殆どである。ともあれ、再び女性が太陽になるというファクト(事実)は、これからも精力的に記事にしていくつもりだ。

ところで、今日は『マウンドファーザー』という漫画に登場する〝亀さん〟を紹介したい。

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『マウンドファーザー 4』

同漫画に登場する〝亀さん〟は、ドスケベーな爺さんとして登場しているんだが(オイ、そこ!、笑い声が五月蠅いョ…)、ドーシテ亀さんが助平として描かれているのか、亀の頭で考えても、ドーモよく分からなかった(爆)。赤色の傍線に注目…。

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『マウンドファーザー 4』

今日は深夜の01時から午後の15時まで、ぶっ通しの仕事をしてきたので疲れたこともあり、今日のブログ記事は簡単なものでご勘弁願いたい。また、今日は一時間ほど前から呑んでいるので、支離滅裂な(ハレンチな?)文章になってしまったことをお許し願いたい(ペコリ)。それにしても、(今、気がついたんだが…)今日は日曜日、海外や国内の翻訳会社から、五月蠅いメールが来ていないのは、ホント天国だワイ(爆)。

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親子丼


世の中は ふたりがよければ 良しの川…


棄民から脱藩人へ
ビッグコミック誌に、ちばてつやの「ひねもすのたり物語」が連載中だ。同誌の最新号(8月10日号)では、日本の敗戦で棄民となり、命からがら帰国の途に就く千葉一家を描いている。ちばてつやは、先日亡くなった水木しげるより、数年若いだけと思っていたら、敗戦の年は就学前の子どもとして描かれているのを見て、自分で勘違いしているのが分かった。1939年1月11日生まれとあるから、敗戦当時は6歳、そして現在は77歳ということになる。

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さて、ちばてつやの漫画を見て、在りし日の父を思い出したのだが、実は数日前も父のことを思い出している。それは、上海に住む読者からのコメントがきっかけで、亀さんは父のことを思い出しながら、以下のような返信を認めた。

いつも拙ブログをお読み戴き、ありがとうございます。ままchocoさんのお子さん、ジブリ映画に嵌まったことがあるとか、拙宅のバカ息子たちもジブリ映画で育った口です(笑)。

ところで、現在は上海にお住まいとのこと、実は大正12年1月生まれの亀さんの父も、1年間ほど上海に居ました。正確には昭和20年1月7日から昭和21年3月14日までの1年2ヶ月ほどです。昭和20年8月15日、父は上海でどう過ごしていたのか、そして生きて再び踏んだ祖国の地は博多港で、上陸は昭和21年3月19日でした。それまで、どのような生活を父は上海で送っていたのか、生前に聞きておきたかったと、今では後悔しています。

もう一つ、折角上海にいるのですから、日本の任侠に触れてください。日本の元暴力団組長が、上海の日本人村の〝司法・警察〟を一時代行したという事実を、以下の拙稿で簡単に紹介しました。

暴力団について語ると、顔を顰める人たちが非常に多いのですが、ここは清濁あわせ飲むという広い心が必要です。その意味で、拙稿で紹介した『和僑』(安田峰俊)という本、一度手にとっていただけたら幸いです。、
http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-entry-1089.html

今後ともよろしくお願い申し上げます。

亀さん拝


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中国大陸における父の足跡

ところで、ちばてつやが使っている棄民という言葉、、この言葉は拙稿「海を渡った移民たち」、あるいは「殺られる前に…」でも少し言及している。ここで、「殺られる前に」に書いた、以下の行を思い出していただきたい。

ここで脳裏に浮かぶのが〝棄民〟という言葉だ。国民を一人残らず死の放射能に晒し、致命的な内部被曝にしておきながら、何等対策を講じないヌッポン政府、これでは〝棄民〟よりもタチが悪く、殺人と何等変わるところがない。ここは一つ、殺られる前に、進んで棄民になろうではないか!


ちばてつやの漫画では、棄民の意味を「国から棄てられた民族」としているが、われわれは国に棄てられるのではなく、自ら進んで「国を棄てる民族」になるべきだ。だから、棄民と言う言葉は止して、今後は「脱藩人(国を棄てる人)を用いたい。

掲示板「放知技」で一帯一路という若者が、「大家好!」というスレッドを立ち上げた。一帯一路氏の投稿すべてに目を通したが、謙虚さを失わない若者という好印象を持ったし、ここに、一人の若きサムライ・脱藩人を見る思いがした。

亀さんも十代の時に半年ほどかけ、南米大陸を放浪している。ロンドンで知り合ったガールフレンドの祖国アルゼンチンにも寄った。パラグアイの首都アスンシオンから、夜行バスでアルゼンチン国境に向かい、翌日の早朝、同国に入国してからは専らヒッチハイクで移動した。最初はブエノスアイレスに向かって南進した後、今度は南米のスイスと言われたバリローチェに向かって西進している。結局、一ヶ月半ほどかかった。その間、実に多くの体験をしており、書こうと思えば一冊の本になるほどだ。全土をヒッチハイクで通すつもりでいたが、時々バスを利用する時もあった。泊めて戴いた友人のご両親が、次の目的地までのバス代を払ってくれたのだ。当時の自分と同じ年代の息子を持つ身となって、友人のご両親が当時の自分にしてくれた好意が、身にしみて分かったものである。

当時の亀さんは、英語もスペイン語もからっきしダメで、“This is a pen.”の意味が辛うじて分かる程度の英語力(今の亀さんは翻訳を生業としているので、読者は嘘と思われるだろうが、本当の話だ。だから、よくぞ高校に進学できたものだと、今にして思う…)と、ロンドンでアルゼンチン人のガールフレンドに教わった片言のスペイン語だけで、どうにかこうにか半年の放浪を乗り切った。こんな亀さんにもできたのだから、掲示板「放知技」に集う若い読者にできないはずがない。ここは一つ、思い切って日本を脱藩してみてはどうだろうか。

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アルゼンチン バリローチェ トロナドール山

六十、七十は働き盛り

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四十、五十は洟垂れ小僧、六十、七十は働き盛り、九十になって迎えが来たら、百まで待てと追い返せ。


これは、亀さんを生み、育んでくれた埼玉が生んだ、近代日本資本主義の父、渋澤栄一のことばだ。その伝でいけば、飯山一郎さん(70歳)も亀さん(63歳)も、まさに働き盛りちゅうことになる。

それはともかく、時々亀さん宅に来る二十代前半の息子の友人たち、彼らを何と呼ぶべきなのだろうか…。四十、五十が洟垂れ小僧なら、差し詰め「二十、三十は赤児」ということになりそうだ。つまり、未だに親の庇護を必要とする存在というわけだ。その意味で、二十代の若いカップルが結婚して、子どもを産むことを亀さんの親の世代は、「子どもが子どもを産む」などと口さがなかったんだが、ナルホドと今にして思う…(爆)。でも、これって、飯山さんの場合、これから9年も働き続けることができるということを意味する…。でも、亀さんの場合、あと16年も働き続けなければならないちゅうことか…。一週間ほど前に帰省した息子に、「お父さん、もう還暦を過ぎたのだから、そろそろ仕事量をセーブしろ!」と叱られたんだが、渋澤栄一のことばを思い起こせば、少なくともあと15年は現役で頑張れるちゅうことになる…。

ところで、以下の記事を一読戴きたい。
父急死で預金が下ろせない!「口座凍結」の恐怖

ここで、いくら敬愛する渋澤栄一に「六十、七十は働き盛り」と言われても、これは渋澤栄一が活躍していた幕末から明治にかけての時代の話だ。「スミカスミレ」に登場していた及川光博演じる化け猫と、桐谷美玲演じる如月すみれの以下の会話を思い出していただきたい。

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 すっきりした顔で戻ってきましたね。

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すみれ 初めて、人前で歌いました。

 頑張りましたね、65の老婆らしく。

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すみれ 65は、まだ老婆なんて言われる歳じゃありません。

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 私の知っている時代では、65歳は立派な老婆でしたので…。


化け猫・黎の言う、「私の知っている時代では、65歳は立派な老婆でした」ということばに注目。最近の爺さん婆さんは、無理して若返ろうとしている…(爆)。たとえば、テレビのコマーシャルを見るに、最近テレビに登場する、ナントカ化粧品で60代や70代の爺さんや婆さんが、あたかも30代や40代に若返ったような錯覚を起こさせるコマーシャル、最近は多いような気がする。だけど、吉永小百合といった極わずかなケースを除けば、テレビのコマーシャルの例って、極希な例外だろうって…(嗤う)。

ナンカ、話がずれてしまったが、言いたかったのは60代や70代の読者の皆さん、ダイヤモンド誌が報じているように、子どもたちに確実に自分の預金を残すためにも、生前にキチンと対策を講じておくことが肝要ということだ。決して、お上を信用するべからず! 

ともあれ、ダイヤモンド誌の記事が意味するところは、円の崩壊が近いという言外のメッセージとして、亀さんは捉えた(爆)。

洞察歯観のすすめ(17)
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歯科&音楽ウォッチャーさんから、久方に頼りが届いた。現在、本業(翻訳)に追われているだけに有り難い。やはり、持つべきモンは道友だワイ(爆)。今回は亀さんが西原克成博士の著書、『歯はヒトの魂である―歯医者の知らない根本治療』の書評を頼んでいたのだが、どうやら書いてくれたようで、実に読み応えがあった。西原先生に冷たい物は、食べたり飲んだりするなどと、いろいろと忠告を受けた身だが、玄米・キムチ・カレーもダメと言っておられたことは、すっかり忘れている…(爆)。でも、今の亀さんは逆に、玄米・キムチ・カレーは食べるべきだと思っている。

NHKの話も面白かった。かつて所沢で生活をしていた時、本多勝一氏が著した『NHK受信料拒否の論理』を読み、マンションの玄関に、以下のようなステッカーを貼っていたことがある。NHKの集金人が五月蠅かったからだ。そのうちに集金人も来なくなったと思ったら、ある日、帰宅してみると勝手にステッカーを剥がされていた。今なら、証拠写真を撮ってネットに公開していたことだろう。現在は田舎の実家に戻ったが、実母が世間体を気にしていることもあり、親孝行と思って仕方なく受信料を払い続けている。

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また、NHKに関連して以下の記事もお勧めなので、一読されるとよい。
●NHKニュース報道 事実確認、いかに国民を洗脳していくか?

ここ暫く多忙な日々を送っておりましたが、つい先日、久しぶりに仕事仲間が集い事務所で宴会を致しました。今回、参加者の中には保険屋のおばちゃんがおりまして、長い付き合いになるのですが、仕事柄なのかあちこちの企業情報・人間模様等々、いろいろと酒のつまみに聞かせてくれます。
その保険屋のおばちゃんが、「東京都都知事選挙・選挙公報」なるものを机の上に広げて見せてくれました。候補者たちの公約・政策など顔写真入りで一人一人紹介されているのですが、その中で飲み会参加者全員が、「これは面白い!」と注目した人物がひとりおりました。
NHKから国民を守る党 立花孝志という候補者なのですが・・・公約に、 「東京都迷惑防止条例を改正し、悪質なNHK集金人の戸別訪問を規制します」
「受信料を払わなくてもいいように放送法の改正を目指します」とし、受信料不払いを薦める理由として、
「NHK職員の給料が高すぎる」
「NHK関係者は犯罪者が多すぎる」(犯罪者がNHK職員をしていると言っても過言ではない)
「NHKは、弱いものいじめをしている」
「NHKはウソの番組を放送している」
等々、8項目ほど記されてあります。

更にNHKだけ映らないアンテナ(イラネッチケー)を設置して、合法的に受信料の不払いが出来るように。また、ワンセグで受信料を払わなくても良い事を確認するための裁判をしています。・・・と力強いアピールをしております。

アルコールが程よくまわっていることもあり、NHKだけ映らない「イラネッチケー」には、みな大爆笑でした。


仕事の合間を見つけては、田舎の四畳半倉庫の整理、片付けをしております。亀さんがドクターミトコンドリアのファンであったとは知りませんでした。倉庫内の段ボールを引っ張り出して、久しぶりに「歯はヒトの魂である」を手にしました。10年ほど前に出版された一冊ですね。

著者の西原克成氏は、臨床医を40年続けるなか、1988年、人工歯根を世界で初めて開発。また、ハイブリッド型の人口骨髄造血器を1992年に開発。、魚類から人間に至るまで脊椎動物の形状と進化の研究を続けており、単に歯(歯科)だけではなく、口や顎をどのように使えば長く体を健康に維持できるかということにも取り組んでいる口腔科医師。日本免疫治療研究会会長。生命エネルギー医学会代表。
西原氏は、自身のクリニック西原研究所の診療について、
「私の医院は、大学病院でどうにもならない患者が多く来院し、駆け込み寺の状態となっています。私は、病気を治せなくても病院が儲かる現代の医療体制に対して、率直な意見や批判をしているので、保険での診療はしておりません。診療科目は、歯科も医科も含めて全部です。私は歯科医師なんですが、当院は、医科の先生もいて全身を診療します」
と語っており、一般歯科とは違い口腔内だけでなく歯とからだ全体を診る研究所であるとのこと。
今の医療体制に対して率直な意見、批判・・・例えば、
「今の日本の医者は、難病にかかれば一切治さない医者ばかりで、それこそ延々と数十年にわたり死ぬまで見当違いの薬が投与されつつ寿命が縮められています。小児科、皮膚科、免疫病の各科。精神神経科、癌や白血病の悪性腫瘍科の専門医の大半は、生涯にわたってただの一人として本当に治した患者を持ち合わせていない医者ばかりで、ただただ、対蹠的に薬を使って病気とじゃれているだけ」
といった痛烈な指摘をしており、ストレートな物言いが災いしたのか、医学界から異端視されているようですが・・・。最近では、西原ドクターの名前は記憶の外で、久しぶりに思い出しました。著書もたくさん出ているようですが、このところの新しいものは手にとってはおりません。

西原ドクターは、
「東大の歯科口腔科にいた頃、「顔の科学について」など色々な本を書き、それが切っ掛けでマスコミに取り上げられるようになり、テレビ番組にも50本ほど出演。その結果、歯科や口腔科に関わる分野以外の様々な患者が来院するようになり、それで、あらゆる科の病気を手がけたいと思うようになった」と
インタビューで語っておりましたが、{歯はヒトの魂である}の内容についても触れていて次のように話しています。

1=「体の不調は現代人に増えている口呼吸と冷たいものを摂取していることが原因。そもそも口腔というのは、全身に関連している。
顔や顎の歪みから骨格の歪みが起こると考えている。顎の歪みは物を食べるとき、片方ばかりで食べる(噛む)片噛みで起こります。片噛みを続けていると顔が変形したり歯並びが悪くなり、噛まない方の歯が歯周病になったり、また顎関節症になることもあります。
大半の人が利き腕側で噛む癖があるので意識して逆でも噛む必要がある。頬杖や横寝など、毎日の些細な習慣も顔を歪ませます。これらの癖が顎への外力となるからです。
現代の病気は、哺乳動物が持つ命の決まりを破る人間特有の行動様式や癖から起こっている。特に問題のある習慣は、口呼吸。腸を冷やす。寝不足です。これらの習慣によってアレルギーから癌に至るまで現代のほとんどの病気が発生する」

2=「 骨休めが必要。人間が健康を保つために大人は本来一日の3分の1を休む必要がある。大人は8時間。子供は10時間寝ることです。4~5時間睡眠は、脳の休息に限定されたもので身体は回復しません。睡眠中は60兆の細胞のうち1兆個が一晩で新陳代謝しています。新陳代謝によって身体は病気や怪我から回復し、血液が造られます。その新陳代謝が十分行われるには、熟睡できなくても良いので身体を横にする十分な骨休みが必要です。
人間は二足歩行なので、四つ足の動物よりたくさんの重力がかかります。座っていても重力がかかります。横になることではじめて重力のストレスから身体が解放され、新陳代謝が行われるのです。調子の悪いときは、半日ぐらい横になっていても良いでしょう。また、運動した後も十分な骨休めが必要。
寝相も重要です。日本人の半数は横寝です。寝相は小の字型になって、必ず上を向いて寝ることです。横向きやうつぶせ寝は歯や顎にとってマイナスで、口呼吸になりかねないのです。顎や脊椎の歪みの原因にもなります。横寝の癖のついている人は寝る前に、手や足を伸ばし背中がまっすぐになるように軽い体操をしましょう。背中の歪みがとれたり、全身の筋肉がほぐれたりすると、無理なく仰向けで眠れるようになる」

そして、人工歯根とインプラントの違いについて。

3=「人工歯根とはインプラントとは全く別物です。人工歯根は、本物の歯と同じように、歯根膜というクッションがあります。インプラントは現代工学の理論に合っていないシステムなんです。骨の柔らかい部分を無視して、剛対のみで考えているからです。骨の多くの部分は固いわけですが、歯根膜というジョイントにあたる部分は毛細血管で出来ている。それを無視して、剛対剛でガシッとつないでしまうと脱灰といって骨のミネラルがすべてぬけて軟組織だけになってしまうという現象が起きてしまう。すると、そこがバイ菌の巣となって、体中に回り、癌などになってしまうわけです。ところが、人工歯根については、もともとある歯と同じようなシステムのため脱灰は起きません」
この著書は、一般実用書としては少々取っつきにくい感じがあり、読み進めるには忍耐が必要です。
顎や骨格の歪みや病気は、口呼吸、寝相、頬杖、片噛み、寝不足などの習慣が招く。とありますが、ここにシュガーブルース(ジャンクフードも含め)を加えて考えた方が良さそうです。シュガーブルースも体中に影響するわけですから。
寝相、頬杖が顎と歯列アーチを変形させる・・・頬杖はなんとかなるとして寝相は厄介です。少々深めに身を沈めることが出来るハンモックでも使用するか、せめて枕を工夫するか・・・等々、考えこんでしまいましたが、この慎重に扱わなければならない顎にインプラント・人工歯根を使用するのは、はたして大丈夫なのかと些細な疑問がわきます。人工歯根を植立。その上に人工歯をセットする。たとえそれが親和性に優れている本物と同じようなものとしても、寝相などの習慣から、またシュガーブルースの影響から、後々思いもよらぬトラブルが舞い込んで来るのではと不安を覚えます。また、骨休めのため、8時間は寝る必要があるとのことですが、小食が板についてくると4~5時間程度の睡眠で十分であると感じます。これは、寝相からくる悪影響の時間短縮にもなるかと思いますが・・・。本文中、第5章「入れ歯と歯科インプラントと人工歯根の話」においてインプラント治療の問題点と人工歯根の利点について触れておりますが、人工歯根がよりよいものとなるのは未だ未だ先のことではないでしょうか。久しぶりにざっと読み返してみて思うことは、体と相談しながら、小食から超小食。更には不食へとシフトできるようにする・・・ここにエネルギーを注いだ方が良いのではないかと。つい先日のこと。ある書店で知人と待ち合わせをしているとき、「不食という生き方」というタイトルが目に入り手に取ってみました。著者は、弁護士・」医学博士である秋山佳胤氏。パラパラとページを捲りつつ流し読みしていると、ある一文に手が止まりました。
「人間の体は飢餓に強く、過食には弱い」
と記されてあり、また、
「食べる量を減らすときは、無理なく少しづつ減らす。先ず、肉、乳製品、白砂糖、ジャンクフードからやめてみる。そして、玄米菜食に切り替える」
これなら魂である歯もからだも背負うリスクが軽く、財布のウエイトはわずかながら増える・・・のではないでしょうか。



追記
西原ドクターのインタビュー。飲食について、

「冷たいものは絶対に飲みません。飲むのは40度ほどの暖かいものだけです。トマトは煮て食べることをお勧めします。刺身もしゃぶしゃぶにして熱を通してから食べると良いでしょう。カレーもいけない。香辛料が良くない。それから、干し物、キムチ、明太子、ビーフジャーキーなどもダメです。意外に思うかも知れませんが、漢方薬もいけません。
絶対にたべてはいけないのが、玄米や雑穀類、パンです。これらに含まれるグルテンによって、腸内のばい菌が極端に悪くなるんです。
鼻呼吸を意識すること、毎日8~9時間睡眠をとるなどの骨休めをすることが大切」

と語っております。 玄米はアウトで、刺身はしゃぶしゃぶで・・・・。


殺られる前に…
相模原市の津久井やまゆり園は、亀さん宅から南南西に直線距離で25kmの所にある。昨日、そこで大量殺人という何とも悍ましい事件が起きてしまった。ここに、亡くなられた方々へ心からご冥福をお祈りする次第である。

同事件をニュース番組で耳にした時、咄嗟に思ったことが二つある。一つは事件の直接的な原因だ。そのあたりをズバリ指摘していたのが、「相模原大量殺人事件 ネトウヨの禁断症状」という記事で、特に注目して欲しいのは以下の行だ(赤字は亀さん)。

今年2月19日に緊急入院措置を受けています。
病院内では大量の
向精神薬を処方されます。


ちなみに、向精神薬については「向精神薬は「特効薬」。効きます!」という記事が参考になる。向精神薬の恐ろしさが分かれば、今回の相模原大量殺人事件の直接的な原因も掴めるだろう。また、亀さんも拙稿「練馬区小学生切りつけ事件の裏」で、向精神薬についての記事を書いているので参照されたい。

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東京新聞(7月27日付)

次に、同事件の〝間接的な原因〟、すなわち、今回のような重大事件が起きた背景について、最良の記事が以下である。
障害者は抹殺すべきだとする考え方は庶民をロボット化しようという支配層の思いを反映したもの

特に、以下の行に注目していただきたい。

 日本でも思想統制を強めようと考えているわけだが、その目的は、支配者たちに命令されたことを疑うことなく実行するロボットのような人間を作ることにある。したがって、思考力だけでなく、運動能力が原因で「ロボット」になれない人びとも排除される。安倍政権の周辺は考える国民を望んでいない。教祖や権威などの言うことを疑わずに信じ、行動する国民を望んでいる。要するに、カルトの信者のような人びとだ。


ここ数日のポケモンGO騒動を見れば、相当数の人たちがロボット化しつつあるのが分かるのだが、仮にほとんどの人たちのロボット化に成功したにせよ、フクイチから大量に流れている死の水蒸気のため、ロボットがバタバタと壊れてしまっては、元も子もないだろうに…。


ここで脳裏に浮かぶのが〝棄民〟という言葉だ。国民を一人残らず死の放射能に晒し、致命的な内部被曝にしておきながら、何等対策を講じないヌッポン政府、これでは〝棄民〟よりもタチが悪く、殺人と何等変わるところがない。ここは一つ、殺られる前に、進んで棄民になろうではないか!

信長の正体
今朝、現代ビジネスで興味深い記事を読んだ。
信長はなぜキリスト教を保護したか?

なかでも、目を引いたのが以下の行であった。

(ポルトガルの宣教師ルイス・フロイスが残した貴重な記録を)真剣に読んでいると、かれらの圧迫してくる精神に(日本の習俗をすべて廃させようとするその心根に)とても疲れてくる。ほんと、よくぞ国を鎖してキリスト教徒たちを追放してくれたものだと、個人的にではあるが、秀吉・家康ラインの政策をありがたくおもってしまう。


ここで、家康の名が出てきた。掲示板「放知技」で、飯山一郎さんが以下の発言をしているのに注目(赤色傍線は亀さん)。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15749312/754/

以上を念頭に、信長の正体に迫ってみよう。世界戦略情報誌『みち』の編集室、ここで月に一回行われるまほろば会で、〝信長はイエズス会の信徒であった〟とする、興味深いテーマが最近飛び交っている。果たして、多神教の風土に生まれ育った信長が、本当にイエズス会の信徒であったのかどうかといった詮索はさておき、ここでは故井尻千男氏が著した『明智光秀―正統を護った武将』(海竜社)について言及したいところだが、残念ながら同書はすでに絶版である。よって、『明智光秀―正統を護った武将』が手許にない読者のため、少々古くなるが2010年7月号の『月刊日本』に載った、故井尻千男氏の記事を以下に転載しておこう(赤傍線は亀さん)。

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月刊日本 2010年 07 月号14~22

信長は本当にイエズス会の信徒だったのだろうか…。亀さんはそうは思わない。むしろ、信長は今日で言うところの〝新自由主義者〟だったと思っているんだが、読者はどう判断したのだろうか…。

【追記】
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同書は、皇室とイエズス会の関係を説いた良書である。

【グリコのおまけ】
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コメントは不要かと…(嗤う)

大量の仕事(翻訳)を承ったため、数日更新が滞る見込み…。

私は家族を殺した
ニーステロ事件やトルコクーデータ未遂事件など、大きな事件を拙ブログで連続して取り上げたが、そのために用意していた日常記事のアップが遅れに遅れている。そうした日常記事のうち、7月13日に放送されたNHKの番組について、今回は取り上げたい。

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私は家族を殺した“介護殺人”当事者たちの告白

昨日の日曜日、TOEIC時代の仲間と久しぶりに会い、酒を酌み交わすのを楽しみにしていたのだが、前日になって急に中止になった。理由は仲間の一人、Oさん(70歳)の息子さん(三十代前半)で、彼は青年に達した頃に下半身不随となり、爾来寝たっきりの生活を送っているのだが、前の晩になって血尿が出たため、Oさんが病院へ付き添いで行くことになったからだ。Oさんの息子だが、彼が就学前の可愛い盛りの頃、Oさんの自宅で初めて会っている。彼の元気な頃の記憶が強いだけに、下半身不随となって寝たきりの生活を送っているのが、未だに亀さんは実感できないでいる。七十代に突入したOさん、息子の将来に思いを致すと辛いだろうなと、友人としてやりきれぬ気持ちになる。

そうした暗い気持ちになりかけていた時、昨日(7月24日)、東京新聞の以下の記事を読み、救われたような思いをすると同時に、実に清々しい気分になった。涼しくなった秋口にでも会おうと、OさんらTOEIC時代の仲間に再び声をかけたが、その時に以下の記事の切り抜きを持って行き、Oさんに手渡したいと思った。

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ピカソと園山俊二の〝線〟
志波秀宇さんの新刊本、『まんが★漫画★MANGA』を読み進めている。志波さんが、村上もとか、かわぐちかいじ、森秀樹といった、一流の漫画家と交流があることは、まほろば会に志波さんが寄贈してくれたという、『沈黙の艦隊』や『墨攻』から、ある程度の察しはついていた。その後、まほろば会の主である天童さんが、『沈黙の艦隊』と『墨攻』を全巻、亀さんの愚息にプレゼントしてくれたことは、拙稿「いぃ~ねぇ、よつばと!」に書いた。

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ところがである、家に届いた『まんが★漫画★MANGA』の腰巻きを見て、文字通り「そうそうたる漫画家」を、志波さんが担当していたことを知り、腰巻き…、ではなくて腰が抜けた。現在、沢山の本と並行して読み進めているが、最も強く印象に残ったのが以下の行である(傍線は亀さん)。

定規の使いすぎにも注意してほしい。設計図を書くのではなく漫画を描くのだから、直線一つにしても定規よりフリーハンドの直線のほうが味がある。何といっても美しい。大学の漫研の大先輩に園山俊二という漫画家がいた。「ビッグコミック」誌で二、三年間担当をしたこともあるが、ほんとうに優しく気をつかう人だった。大学の漫研にはその園山俊二の伝説が残っていた。
―――園山先輩は定規よりまっすぐな直線を引けた。
ちなみに園山俊二の名作『ギャートルズ』に描かれた地平線は、たしかに無限の地平を描くまっすぐな直線に見える。見ていただければわかるが、語義的に「まっすぐ」ではない。だがそこには無限に広がるまっすぐな直線が見えるのだ。

『まんが★漫画★MANGA』p.42~43


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園山俊二の〝線〟

上記の行を読んで思い出したのが、今東光のピカソ観である。以下に転載しておこう(傍線は亀さん)。

ピカソの絵のどこがいい?

和尚が二科展に入選したと聞いたので、質問したい。いったい和尚は、ピカソの絵に価値があると思うか?
先日、オレが見た高価な絵は、ただ有名な画家のサインの入ったきたならしい絵としか見えなかったが、他の安物の中には何とかいい絵にしようとしたあとが見うけられ、さわやかた感じを受けたものがあった。だいたい絵というものは、人に何か感動を与えなくてもよいものであろうか?あのピカソの絵をオレはどうしてもよいとは思わたいし、その価値というか高値についても不満だ。なにも心に訴えてくるものがなくとも、「いい絵だ」といわれると、そう思わざるをえないような風潮があるようだ。何だがだまされているみたいでくやしい。和尚はその点をどう思うのか教えてくれ。

(北九州市小倉南区 18歳 児玉敦)

てめえみたいな奴は、絵なんて見る資格ないよ。ピカソの凄さもわからねえくせにだな、「さわやかな絵」って、一体どんな絵なんだい?アメリカあたりのビスケットの箱の蓋の美人画なんか見て、「縞麗に描いてあるな」と感心してりゃあちょうどいい程度だ。もっともっとたくさん良い絵を見て、できればルネッサンス初期の絵あたりから見ていって、そして近代絵画まで発達してきたのをずうっと見て、はじめてピカソというものがわかってくるもんでね。てめえみたいな無知な野郎にピカソなんざ、とても無理だ。絵を何十年も描いた奴じゃないと、あのピカソの線一本ですら出ないほどだ。てめえなんぞはビスケットの箱の絵がちょうどいいってとこよ。ピカソなんぞを論ずる資格なんかない。

また絵の値段というものは、あって無きがごとくなもんなんだが、画商の手に渡ると、いわゆる市場価値というプライスが出てくる。特にピカソなんか、画商の手に渡ったら宝石と同じ。ダイヤモンドクラスだよ。そのダイヤモンドを考えてみればわかるだろうが。原石の時はただの石ころと同じで、土人にとってもなんの価値もありゃあしない。だけどいったん加工されて市場に出れば、一カラット何十万何百万という値がつけられる。そういう原理がわからなげりゃあ、絵の値段についていくら説明したってわかりゃあしねえよ。

オレの絵だって、ダイヤだぞ。ワハハハ……。

『続極道辻説法』p.133~134


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     ピカソの〝線〟

亀さんも中学生の時に漫画家を夢見ていたが、結局夢で終わった…。

【おまけ 1】
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『昭和のこども』第3巻

【おまけ 2】
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7月23日付け東京新聞朝刊

【おまけ 3】

店主 あんたこれ売るんだね?いくら?え?いくら?

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 そうねえ、いくらって…

店主 断っておくけどそんな高い金は出せないよ。落書きのようなもんなんだから。いくら?早く言いなさい!

 それじゃあ電車賃使ってきたことだし…

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店主 そりゃ高い。いくらなんでもそんな高い金出せないよ。

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 負けるよオ、オレもちょっと高いんじゃなえかなと思ったんだ。

店主 これでどうだ?これなら買う。

 半分か…?

店主 じゃ、もう一本色つけようこれだな、これ。

 まー、まーしょうがねえな。

店主 吉田、6万円の領収書いて!

 おじさん、今何て言った?6万円!?

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「男はつらいよ第17作 寅次郎夕焼け小焼け」


田中角栄を葬ったのは誰だ
昨日届いた『月刊日本』(8月号)で、最初に目を引いたのは特集「ロッキード事件 四十年」であった。

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同時に月刊日本誌は、『田中角栄を葬ったのは誰だ』と題する本を出版しており、筆者は小沢一郎の懐刀・平野貞夫氏だ。平野氏とは一度だけだが、月刊日本が主催する講演会でお会いしたことがある。その平野氏、「権力に屈した朝日新聞」と題する記事で、以下のような衝撃的な結語を述べている(傍線は亀さん)。

田中角栄を葬ったのは誰だ--究極的には我々日本国民自身である
『月刊日本』p.29


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詳細は平野氏の同記事や新著で確認していただくとして、「田中角栄を葬ったのは我々日本国民」とする平野氏の結語に、亀さんも同感だ。

換言すれば、田中角栄が葬られた最大の理由は、戦後の日本に主権が存在していなかったためと云えよう。主権を取り戻そうと声をあげ、行動に移さなかった日本国民、すなわち、我々が戦後の総決算を行わなかったツケが、今となって大きく我々に伸し掛かっているのだ。

なお、戦後の日本に国家主権が存在していなかったという論拠は、矢部宏治氏の『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』が明白に述べている。

国家という概念を成立させる三つの要素とは、「国民」「領域(領土)」「主権」だといわれています。日本という国には、たしかにわれわれ日本人が住んでいますから、国民はいる。しかし事実上、国境がないわけですから、領域(領土)という概念は成立していない。また首都圏の上空が外国軍によって支配されているわけですから、もちろん主権もない。
ですからこの時点でもう、日本は独立国家ではないという事実が、ほとんど証明されてしまうんですね。

『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』p.22


ここで、拙稿「長い間、日本をありがとうございました」の以下の記述を思い出していただきたい(赤太字は亀さん)。

首都圏の病院が麻痺する頃には、大勢の人たちが何が起きているのかに気づいてパニックに陥り、間もなく日本の行政は停止、間髪入れずに主権国家でなくなった日本に、ロシアと中国を中心に日本に進駐してくるだろう。


換言すれば、日本に巣くうアメリカの戦争屋から主権を取り戻さない限り、福島原発事故の鎮圧に向けて駒を進めることができないということなのだ。以下の【号外】を一読いただければお分かりのように、事態は刻一刻と深刻の度合いを増しており、我々に残された時間はあまりにも少ない。だが、テレビのスイッチを入れると、相も変わらずノーテンキな報道のオンパレード…。昨日の場合、何処のテレビ局もポケモンGOのニュース一色だったのには呆れたし、この国はオワタと、改めて実感させてくれた瞬間でもあった。

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【号外】
過日の掲示板「放知技」に以下のような投稿があった。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15749312/736/

これは、九州は福岡の話だ。偶然だが、海外に住む読者の一人が、出張で昨日福岡に寄ったとのことで、以下のような感想を寄こしてくれた。

のどが凄く痛い。街中では咳をしている人が多い。快晴なのにもかかわらず、異常に湿度が高い。


そう言えば、現在の奥日光では異常気象が続いているのを思い出した。以下を参照されたい。


三宅洋平の正体
カレイドスコープが、安倍昭恵、小池百合子、三宅洋平についての記事を書いた。
本性が露呈された小池百合子と選挙パフォーマー三宅洋平

亀さんは、もう選挙で誰が選ばれようと、日本が復活するとは思っていないし、過日の拙稿「敵は本能寺にあり」にも書いたように、白昼堂々と不正選挙が罷り通っている国なので、あまり選挙について書くのは気が進まないんだが、カレイドスコープが三宅洋平を取り上げていたので、それに便乗する形で一本記事を書いておこう。

10年ほど前、旧稿「覇王不比等」を巡ってブログ友の明月さんと、メールで意見を交わしたことがある。その明月さん、最近は三宅のような男に入れ込んでいたので、大変心配していたんだが、ここに来て漸く三宅の正体を少しは分かってくれたようで、ホッとした次第だ。
李下に冠を正さず (三宅洋平氏のことについて)



さて、今回のカレイドスコープ氏の記事は長いので、亀さんは飛ばし読みしただけだが、その中で以下の記述に目がとまった。

根強く不仲説が流され、一時期は「離婚秒読み」とまで報じられた安倍昭恵、そして、党本部から、「劇場型候補者に都政を任せるわけにはいかない」とまで言われた小池百合子。

ふたりとも、それでも「さらば安倍晋三」、「さらば自民党」と言わない。お人好しの愚民たちは、彼女たちの正体が、まだ分からない。


まぁ、〝彼女たちの正体〟が分かっている人たちは、今回のカレイドスコープ氏の記事は読む必要はない。ただ、まだ正体を掴んでいない場合、今回のカレイドスコープ氏の記事を熟読して欲しいと思う。

ところで、亀さんは鳥越俊太郎その人については評価している。
一族に脈々と受け継がれるDNA

一方、鳥越氏を批判しているのが、渡辺正次郎氏、週刊文春、週刊新潮等である。そこで、公正を期す意味で、以下の記事を紹介しておこう。
都知事選の最中、有力候補者の怪しげな「スキャンダル」を週刊誌が掲載する背景に都が抱える問題

【追伸】
以下のビデオは、三宅洋平の人間性が良く出ているので必聴だ。


乞食選挙と言われ、チンピラ口調で脅す三宅洋平

執念でビデオを消火!
執念でビデオを消火!

4日ほど前、金属が焼き付いたような臭いがしたので、発生源をイロイロと調べてみたところ、ナント! 5年以上前、まほろば会の同志がプレゼントしてくれた、ビデオプレーヤーが発生源と分かった。臭いから判断して、基板が何等かの理由で焼けたためと直ぐに分かった。亀さんはもともと半導体メーカーで、基板製造の職場リーダーをやっていたので、この種の臭いは直ぐに分かるのだ(笑)。

悩んだ末、新しいビデオプレーヤーを購入することにした。近所の電気屋さんに電話して来てもらい、新しいビデオプレーヤーを即決した。だから、予想外の出費となったことから、少し稼がねばならず、慌てて昨日から仕事を承っている塩梅だ(爆)。でもまぁ、火事にならなかっただけでもヨシとしよう。

ところで、新しいビデオプレーヤーを購入するていどで、なぜ亀さんは悩んだのか…。それは、昨日の拙稿「なんたる幸運」でも書いたことだが、この一年間、首都圏の麻痺が今年の梅雨明けあたりと、想定して色々と準備してきたからだ。つまり、人間が住むような土地でなくなった東北と関東、いずれ立ち去らなければならないとは思うが、持って行けるものは限られている。だから、持って行けそうにないモノは、極力購入を控えてきたのだ。たとえば…。

・車…今年の11月で車検が切れる。福島原発事故がなければ、亀さんは迷わず新車を購入しただろう。しかし、今年来年にも西日本あるいは海外に、逃げなければならなくなった場合のことを考え、車検が切れる少し前に廃車にするつもりでいた(今でも思案中)。新車を買っても、海外に持って行くのは無理だからだ。子どもたちにはオートマチック車ではなく、マニュアル車の免許を取らせたのは、モチノロンである。
・本…ここ数年、極力購入しないようにしている。今年も未だ11冊しか購入していない。そこで、海外でも読めるように、Kindleを一台購入しようと前々から検討している。だから、日本の物流が止まる前に、Kindleを一台手に入れておくつもりだ。このあたり、同業者のあきーらさんのブログ記事を参照にしている。
Kindleの使い方について気がついたこと
・家電…冷蔵庫、扇風機、蛍光灯など、新品に替えたいモノが多いのだが、いつ関東を出なければならなくなるか分からないので、故障しない限りは新品を買わないことにしている。ビデオプレーヤーも本当は購入したくなかったのだが、映画やドキュメンタリーなど、DVDに焼いておきたいものが多いので、やむを得ず購入することに決めたちゅうわけだ。だから、8月に入った途端、東日本から強制的に立ち退きを命じられたら、目も当てられない…。冷蔵庫は購入してから25年近く、エアコンに至っては30年を優に超えている。最新のものにすれば、電気代も安くて済むことは分かっているが、持ち運びできるようなものでないので、多少電気代がかかっても、壊れるまでそのままにしておくつもりだ。
・写真…段ボール4箱もの大量の写真を2枚のDVDに収めることができた。かつ、兄弟や子どもたちにもコピーを持たせているので、誰かが紛失しても安心だ。拙稿「来年を思う」を参照のこと。
・食糧…物流がストップして原始生活に突入した場合、数ヶ月にわたり放射能で汚染された関東で、原始生活を送らなければならなくなったとしても、それなり覚悟と準備はできている。尤も、まだ霞だけで生きていくレベルには達していないので、一日一食、お茶碗一杯ていどの玄米、あとは味噌汁・自然塩・漬け物だけで生きていくつもりだ。テレビで何とかサプリメントだの、何とか食品だのを盛んに宣伝しているが、物流がストップしたら、どうやって入手すんの…(嗤う)。
薬…こんなものは一切不要だ。最近、現代ビジネスが日本の医療を批判する記事を多くアップしている。是非、参照されたい。例えば…。
日本の医者が「ムダな薬と手術」をやめられない理由
第一、物流がストップしたら病院も薬を手に入れることができない。そうなった場合、薬に頼る生活をしている人たち、どうすんだろう…。


【追記】
拙稿の題は当初、「TVの宣伝に騙されるな」にするつもりだった。だが、以下のHP記事を読み、急遽「執念でビデオを消火!」に変更した。

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なんたる幸運
なんたる幸運

昨日(7月19日)の朝8時過ぎ、今年初めて蝉(ミンミンゼミ)が鳴いているのを耳にし、思わず心の中で「ヤッタ!」と叫んだ。



また、4ヶ月ほど前に拙稿「今夏、日本で起こること…」で、亀さんは以下のように書いた。

これはあくまでも予測だが、梅雨も明けているであろう今年の7月下旬頃は、すでに日本の物流が誰の目から見ても明らかな混乱を来している可能性が高い。


首都圏麻痺が麻痺する前兆として、最初に物流が目立って滞るようになるはずで、それが梅雨も明けた7月下旬頃に現れるだろうと予測していた。ところが、今のところ大混乱には至っていない。こうした予測外れは大歓迎だ。が、手放しで喜べる状態でもないことは確かである。

ここで福島原発に目を転じるに、相も変わらず死の水蒸気が、連日モクモクと撒き散らされている。そして、死の水蒸気を止める目途が未だに立っていない…。そのため、残された手段として自分の身は自分で守るしかなく、政府の発表やマスコミの報道を信用せずに、信頼できるネットサイトから情報を収集していこう。



【追記】
拙稿の題は当初、「嬉しいセミの初鳴き」にするつもりだった。だが、以下のHP記事を読み、急遽「なんたる幸運」に変更した。

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まんが★漫画★MANGA
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まんが★漫画★MANGA

世界戦略情報誌『みち』の読者は、同誌の「常夜燈」の執筆者の一人、黄不動さんをご存じと思う。この度、その黄不動さんが新刊本を著した。以下に転載する世界戦略情報誌『みち』の「巻頭言」で、天童竺丸さんが黄不動さんの正体は志波秀宇さんであることを、本邦で初めて明かしている。亀さんは志波さんとは幾度かお会いしており、その都度貴重なお話を伺っているので、機会があればエピソードの幾つかを、拙ブログでも紹介していきたいと思っている。

漫画ファンならずとも、同書を手にしてもらえたら嬉しい。プロの漫画家を目指している、てくのぱぱさんなら尚更だ(爆)。

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オンナ壺振り師
ブログ「カレイドスコープ」の最新記事、「人民元を軸とする「英国・中国」連合による英連邦王国の復活」を読んだ。内容は、オンナ壺振り師を〝米ドル姐さん〟から、〝中国元姐さん〟に、〝英国〟胴元が替えるちゅう話だ。

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左は米ドル姐さん(藤純子)、右は中国元姐さん(比嘉愛未)

まぁ、衰えの目立つ米ドル姐さんから、ピチピチした中国元姐さんに、オンナ壺振り師を替えたいという、英国胴元のスケベーな気持ちは良ぉ~く分かるんだが(爆)、綺麗な〝中国姐さん〟にはロシアという、怖ぁ~い胴元がついている…。このあたり、英国胴元はどう折り合いをつけるつもりなんだろうか…(嗤う)

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〝ロシア〟胴元

また、思い起こせば中国元姐さんの御母堂の場合、英国胴元に阿片戦争(1840年6月28日 - 1842年8月29日)、さらにはアロー戦争(1856年6月28日 - 1860年8月)で、二度も慰み者にされた過去がある。母親が受けた屈辱を、娘の中国元姐さんが知らないはずがない…。

前置きが長くなった。以下はカレイドスコープの記事で印象に残った行、そして亀さんのコメントだ。

メディアを自由自在にコントロールできる彼らにとっては、ロンドンを中国人民元優位の世界的金融のハブにすることによって、米ドル、ユーロ、円などの国際通貨と闘わせる主戦場にすることこそが、世界金融支配のステップを一歩も二歩も進めることにつながるのです。


あのー、円はやがて消えていく運命にあるんですが…(笑)。このあたり、拙稿「日本のラテンアメリカ化?」を参照のこと。また、米ドル姐さんも欧州ユーロ姐さんも、最近は衰えが目立つようになったこともあり、いつまでも現役のオンナ壺振り師でいられるとは思えないんだが…。

そもそも、「ロンドンを中国人民元優位の世界的金融のハブにする」っちゅう話、拙稿「日本のラテンアメリカ化?」で紹介した、飯山一郎さんの以下の発言を支持する者として、荒唐無稽な話にしか聞こえない(嗤う)。

現在,世界中の国家の中で「欧米の帝国主義資本」,とくに「軍産複合体資本」に支配されてない国家は,ロシアと中国だけである。


まぁ、拙稿「植民地化する日本、帝国化する世界」にも書いたことだが、響堂雪乃氏と同様、カレイドスコープ氏もワンワールド信者ということだ。

響堂 ウラジーミル・プーチン率いるロシアもまた資本帝国の成員である。
『植民地化する日本、帝国化する世界』p.45~46


イスラエルの新聞「ハアレツ」も、「イスラエル・タイムズ」も、そして、「ザ・ナショナル」も、テリーザ・メイが英国の次期首相に決まる前にすでに、その正体を暴露しています。
「テリーザはイスラエルと深いコネクションを持っている」と。つまり、テリーザは、ハザール・ユダヤであるということを。


あの~、〝ハザール・ユダヤ〟って、何?(爆) ハザールユダヤについて拙稿で疑問を示したので、以下を参照されたい。
文明の原郷ツラン

最後に、まったく関係のない話なんだが、藤純子姐さんや比嘉愛未姐さんのオンナ壺振り師もE-けど、トリンドル玲奈小姐の壺降振り師もE-!(爆)

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其の逝く処を知らず
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時折、拙ブログにコメントを送って寄こすYさん、拙旧稿「阿片王 満州の夜と霧」を読み、「里見甫という人物に惹かれていく自分がいました」と書く亀さんに、大変驚いたという内容のコメントをくれた。そのYさん、「下劣で姑息で卑怯な人物」と、亀さんとは全く逆の里見甫評なのである。加えて、「この男(里見甫)はアヘンで巨万の富を築き上げたばかりか、戦争者の手羽先として動き人殺しの手伝いをした大悪党だと言っても過言ではない」と、Yさんは断言してはばからなかった。

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満州の「阿片王」里見甫

そのようにYさんが思う気持ち、分からないでもない。確かに中国大陸の阿片を取り仕切り、大勢の中国人を阿片中毒者にした所業、決して許されるものではない。だが、阿片の本当の黒幕は関東軍、すなわち泣く子も黙る大日本帝国陸軍であったことに思いを致すべきで、また、里見甫か本当に「下劣で姑息で卑怯な人物」であるかどうかといった判断を下す前に、少なくとも佐野眞一の『阿片王』には目を通すべきである。同書は450ページにも及ぶ浩瀚な本だが、幸い初めて同書に目を通した11年前、主観的に重要と判断した箇所に線を引いておいたので、その中から里見の人柄について述べた行、ならびに里見が戦後の日本に残した、〝置き土産〟について述べた行を以下に列記しておこう。

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阿片を吸引する満州の中毒者たち(毎日新聞社提供)

最初に、以下は『阿片王』の腰巻き(裏表紙)で、同書の内容を的確に表している。

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次に、、満州には、「戦後」の核心が眠っているの一例として、電通と同盟(共同通信・時事通信)を以下に示しておこう。

その後、電通と同盟の間で、電通は通信とニュース写真に関する事業を同盟通信社に委譲する、電通は広告専業会社となり、同盟の広告部門を引き継ぐといった内容を主旨とする契約が取りかわされた。
戦後、同盟は共同通信と時事通信に分割された。一方、広告専門会社となった電通には里見の息がかかった元国通の社員たちが戦後、大挙して入社し、今日の電通の隆盛を築く礎となった。国通を立ち上げた里見は、現在の日本のメディア体制の基本的枠組みを満州でつくったともいえる。
「阿片王」といわれた里見の業績は、アヘン販売による独占的利益を関東軍や特務機関の機密費として上納する隠れたシステムをつくりあげた点に目が向けられがちである。だが、現在への影響力でいうなら、それよりもむしろ、今日の共同通信と電通を発足させる引き金となった国通設立に尽力したことがあげられる。
見逃してならないのは、ここにも、満州の地下茎が戦後日本に延び、その上に現在の日本の通信、広告の帰趨をなす陣容のプロトタイプが築かれたことが瞥見できることである。
里見遺児の〝芳名帳〟には、国通設立の過程で里見が知遇を得た鈴木貞一、古野伊之助、松井太久郎といった男たちの名前が登場する。
そしてその人脈は、里見が満州の中枢部に食い込むに従って、やはり〝芳名帳〟に名を連ねる岸信介、難波経一(満州国禁煙総局長)、古海忠之(満州国総務庁次長)などのエリート官僚から、阿片工作に密接にからむことになる楠本実隆、塩沢清宣、岡田酉次、岡田芳政らの軍人に、不気味な翼を伸ばしていくことになった。

『阿片王』p.118~119


また、里見甫その人について述べた行を、幾つか紹介しておこう。以下を読めば、なぜ亀さんが里見という人物に惹かれたのかが分かるはずだ。これは、亀さんが山口組の司忍組長を、任侠を解する人物として評価する理由と相通じるものがある。

他人にすべて罪をなすりつけて口をぬぐう田中隆吉の節操のなさや、自分を大きく見せることだけに躍起となる児玉誉士夫の小物ぶりとは対照的に、自分の知っている範囲のことはすべて答えるが、知らないことは知らないときっぱり断る里見の答弁は、男らしくてほれぼれする。
『阿片王』p.256


A級戦犯の大部分は、位人臣をきわめた連中だったが、残飯を争って貰うようなあさましい人間ばかりであった。その点里見は極めて小食で、そういうことはまったくなかった。同房の牧野(伸顕)内大臣が人を推し退けて残飯をあさっていたことを、里見が嗤いながら恬淡として語っていたことを覚えている。
『阿片王』p.264


そういえば、確かロッキード事件のときだったと思いますが、義父に児玉誉士夫について訊いたことがあります。それ以前に里見さんの名前を聞いたことがあったので、「児玉さんというのは里見さんみたいな人なんですか?」って尋ねてみたんです。すると義父の顔色がさっとかわって、不機嫌な声でこう言うんです。
「児玉なんかと人間性がまるで違う。一緒にしてもらったら困る!」
返ってきたのはその一言だけでした。それ以上尋ねたら怒られそうな雰囲気でしたから、私もそれ以上は訊けませんでした。

『阿片王』p.278


里見さんについては、父から「私欲のない人だった」と聞いてます。たしか、テレビに笹川良一が出演していたとき、父は「笹川と里見はまったく違う。里見は私欲のために動かなかったが、笹川は私欲で動いて財産を築いた。里見はもしカネに困っていたら笹川のところへ行けばいくらでももらえる立場の人なのに、そういうことは一切しない人だった」と言っていました。
『阿片王』p.278~279


最後に、岸信介や里見甫が東京裁判で何故に極刑にならなかったのか、その理由が朧気ながらも分かるのが以下の行である。英国と中国については、明日以降にでも以下のブログ記事と関連させて述べたいと思う。
人民元を軸とする「英国・中国」連合による英連邦王国の復活

里見が起訴されなかった背景には、おそらく、当時の国際政治状況から派生したパワーポリティックスの力学も複雑にからんでいる。里見自身が被告となって極東国際軍事裁判で裁かれることになれば、その過程で、〝戦勝国〟中国のアヘンとの深い関わりが必然的に出てくる。ことは容易に想像できる。そうなれば、蒋介石政権も無傷では済まなくなる。蒋介石が率いる国民党軍の資金の少なからぬ部分が、アヘンによってまかなわれていたことは、いわば公然の秘密だった。
『阿片王』p.259


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晩年に生まれた長男と

【参考サイト】
満州の妖怪  と その末裔  安倍一族  巻の2
きけ 伊丹万作 の こえ

トルコのクーデータ未遂事件
昨日の拙稿「善悪の報いは山彦のごとし」は、今年に入って頻繁にテロ事件を引き起こしているIS、その報いはいずれ我が身(ISを飼っているアメリカやイスラエル)に返ってくるのは間違いなく、その好例がアメリカで起きたダラス事件だったことを、木枯らし紋次郎さんの投稿を例に言及するつもりでいた。ところが、暑さで惚けたのだろうか(泣)、ナント放射能で汚染された日本列島で、懸命に生きる若者にエールを送る内容の記事に、いつの間にか切り替わっていた…。そのため、読者を混乱させたかもしれず、申し訳ない。

ところで、トルコで起きたクーデタだが、現時点で日本のマスコミが流している報道を確認してみた。以下は日本を〝代表する〟読売新聞のクーデタに関する記事であり、魚拓として残しておく。

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トルコ、クーデタ鎮圧…市民含む194人死亡[読売新聞]

読売新聞の記事だけを読めば、エルドアン大統領がクーデータ鎮圧に成功したと、思い込まされてしまうことだろう。では、スプートニク(日本語版)はどのようにクーデタを報道しているか、確認してみよう。

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速報に、「トルコ閣僚 クーデタは米国が企てたものと非難」とある。ここで注意すべきは、米国は米国でも14日のニーステロ事件の黒幕であったIS、すなわちISを飼っている米国のネオコンの企みだったと、スプートニク紙、もといプーチンは断言しているのであり、亀さんも全く以てそのとおりだと思う。

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次に、スプートニク(英語版)に目を転じると、やはり“Turkish Minister Blames US Authorities for Organizing Coup Attempt”と、米国(ネオコン)の企みであったとズバリ指摘している。以下の速報記事を参照のこと。
Turkish Minister Blames US Authorities for Organizing Coup Attempt

また、未確認情報だが、スプートニク(日本語版)が以下のような記事も掲載していた。エルドアン大統領を背後で支援していた、ネオコンがトルコでのクーデタに失敗した今、同大統領が歴史の舞台から姿を消す日も近い。
トルコ大統領 イスタンブールから何処ともなく飛び去る[スプートニク 日本語版]

以上、、欧米や日本のメディアだけを追っていたのでは、世界の動きを完全に見誤るという一例を示した。バランスを取るというか、本物の情報を得るためにも、スプートニクの報道を追っていくことを強くお勧めする。その方が、日本のマスコミだけを追っていくよりも、遙かに正確に世界の動きが掴めるのだ。ただし、同紙の背後にロシアのインテリジェンス機関が控えていることを、常に念頭に置いて読むことも忘れてはならない。

ともあれ、凋落していく米国から台頭しつつある中露に、覇権が移行して日も浅いことから、当面はニーステロ事件やトルコでのクーデタ未遂事件といった、不可思議な事件(ネオコン最期の足掻き)が今後も数多く起きるだろうが、心して生きていこう。

善悪の報いは山彦のごとし
今朝の拙稿「一連のテロ事件に見るISの正体」で、ニースのテロ事件を書いたと思ったら、トルコで軍事クーデターが勃発、僅か数時間で、スプートニク紙の第一面が、ニースのテロ事件一色から、トルコのクーデター一色に切り替わっていた(その後、どうやらクーデターは未遂に終わった模様だ)
Turkish Authorities Claim Coup Attempt Suppressed, Mutineers Being Arrested

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さて、表題の「善悪の報いは山彦のごとし」だが、これは中江籐樹の『鑑草』に出てくる言葉だ。この言葉を持ち出したのは、掲示板「放知技」で塒(どくろ)を巻いている、大勢の常連の一人、木枯し紋次郎さんの以下の発言を思い出したからだ。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15749312/557/

今日、久しぶりに仕事(翻訳)から手が離れたので、『あんどーなつ』を書架から引っ張り出してみた。この漫画はビッグコミックオリジナル誌に連載されていたもので、亀さんお気に入りの漫画の一つである。その『あんどーなつ』第15巻に、以下のようなシーンが登場する…。

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『あんどーなつ』第15巻 p.151~152

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上のページを見て思い出したのが、拙稿「今のわたしがあるのも あなたのおかげです」に書いた、以下の記述である。

戦後懸命に働き、日本を復興させたのがホー氏の父親にあたる世代の日本人なら、その父親の世代が残してくれた戦後の日本で、豊かな生活を享受してきたのがホー氏の世代の日本人である。番組にはホー氏の息子夫婦も登場するが、彼らには明るい未来が待ち受けているのが分かるのだ。ここで日本に目を転じるに、間もなく滅んでいく祖国日本、こうした希望の見出せない祖国日本を思うと、ホー氏と同世代の日本人は、自分たちの父親が築き上げてくれた、豊かな日本での生活を享受したが、ホー氏の子どもたちと違い、自分の子どもたちへは輝く未来をバトンタッチすることができない…、このあたり、かなり辛いところではないだろうか…。


漫画に出てきた、「ぬるま湯の中で甘やかされたのでは碌(ろく)な人間には慣れない」という台詞に注目していただきたい。亀さんの父母の世代が、戦後の焼け野原から、死に物狂いで日本を復興させたのであり、一方で掲示板「放知技」で塒を巻いている、飯山一郎さん、すでに爺さん、木枯らし紋次郎さん、堺のおっさんといった大人(たいじん)、さらには亀さんのように隅っこで小さくなっている世代は、大した苦労もせずに父母の世代が遺してくれた、豊かな日本という遺産を当たり前のにように、食い潰しながら生きてきた世代なのだ。ところが、ふと気がつくと、我々の子どもたちの世代は、正社員になれるのは夢のまた夢、六人に一人の子どもたちが貧困に喘ぐという境遇に、いつしか墜ちていた…。

それに加えて、福島原発事故が未だに収束していない。それどころか、事態は悪化の一方を辿っており、今や東北関東圏は人間が住むような土地ではなくなっている。そうしたなかでも免疫力を高めていくことで、放射能地獄を生き抜いている若い世代が、いずれ日本列島を飛び出し、中国、ロシア、その他で生き延びていって欲しいと思う。慣れぬ異国の土地では大変な苦労を伴うだろうが、「回り道をしようが、時間がかかろうが、苦労を惜しんではダメ」を時折思い出し、苦境を乗り越えて生きていってくれと切に願う。

一連のテロ事件に見るISの正体
フランスの革命記念日てある7月14日、世界中を震撼させるテロ事件がニースで起きた。フランスの内務省によれば、84人が死去、18人が重体だという。今回の事件の背景を探るため、一連の報道や写真を確認していたなかで、最も胸が痛んだのは、APが公開した写真であった。

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テロが起きた現場で、子どもを失い、抱き合って悲しむ母親ら=フランス・ニースで15日、AP

以下はスプートニク紙の記事だが、ロシアのプーチン大統領も、今回の事件に心を痛めた一人であった。
プーチン大統領、ニースのテロ事件の残虐性とシニシズムに驚愕

今回のテロ事件の背景だが、日本の大手マスコミは何処も明言を避けていた。一方、犯人がISの指示を受けてたことを、ズバリ指摘したのがスプートニク紙である。
ニーステロ犯、ダーイシュ(IS)の指示を受け行動していた

同紙の英語版も確認したところ、一面がニースで起きたテロ事件で埋め尽くされていた。

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拙ブログで過去に繰り返し述べてきたことだが、ISを操っているのは、イスラエル、米国に加えて、サウジアラビアといった岸産油国であることに、改めて思いを致すべきだ。そのあたりを大分前から指摘してきたのが、ブログ「櫻井ジャーナル」である。1年ほど前になるが、ISの正体をズバリ書いた以下の記事を、この機会に熟読していただきたい。
日本人を拘束したISの背後には米国、湾岸産油国、イスラエルが存在、交渉はこの3カ国とする必要

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ところで、ブログ「中東TODAY」の佐々木良昭さんの最新記事…。
NO4194『10万人のムスリムを日本の警察は監視下に』

ブログ「櫻井ジャーナル」の記事内容に納得できる読者であれば、日本の警察や公安は取り締まるべき対象間違えているのがお分かりいただけるだろう。

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【備考】
ネットゲリラも…

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NHKのフライング報道 その2
昨日の拙稿「NHKのフライング報道」を書いた後、リテラが以下の記事をアップしているのに気づいた。
明仁天皇の「生前退位の意志表明」は安倍政権と日本会議の改憲=戦前回帰に対する最後の抵抗だった!

注目すべきは以下の記述である(傍線は亀さん)。

NHKがここまで踏み込んで報道したというのは、それくらい天皇の意志が強いということだろう。実はNHKは参院選を前にこのニュースを出そうとしたものの、官邸からストップがかかって、一旦、報道を断念している。普通ならそれでたち消えになるところを、NHKはもう一回、参院選が終わったタイミングで出してきた。これは、官邸を超える存在、つまり天皇サイドからの絶対的な後押しがあったとしか考えられない。


ここで、生前退位についての陛下の意志は、本物であることは間違いないだろう。だが、「官邸を超える存在」と言うが、本当にそのような勢力が存在しているのかという疑問は残る。 

別の見方として、NHKが〝スクープ〟として生前退位を発表することで、官邸側にもメリットがあるといった見方もあったが、以下の記事にあるように、既に菅官房長官によって否定されている。

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http://www.asahi.com/articles/ASJ7G5HSNJ7GUTIL056.html?iref=comtop_8_08

と、ここまで書き上げたところで、東京新聞(共同)が以下のような記事をアップしているのに気づいた。アップしたのは本日の午前2時で、いまから4時間前だ。この情報が本当だとすれば、考えられるのは二つ。一つは、「官邸を超える存在、つまり天皇サイドからの絶対的な後押し」、あるいは別の原因によって、皇室典範改正の道が開けたというもの。もう一つは、君側の奸ではという疑惑の目を向けられないよう、官邸が煙幕を張っているという見方だ(だから、改正に本腰を入れる気持ちは毛頭ない)。このあたりの見極めは、もう少し時間が必要になりそうだ。

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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016071401002134.html

【追記】
冒頭の記事の著者・エンジョウトオル氏の以下の記事も参照のこと。
安保法採決へ! 天皇・皇后が“逆賊”安倍首相に抗した言葉は踏みにじられてしまうのか(2015.07.15)
天皇家と安倍政権が対立!? 護憲姿勢強める天皇・皇后を首相の側近が批判!(2014.11.05)

NHKのフライング報道
昨日、天皇陛下が生前退位の意向を示されたというニュースが、日本はおろか世界中を駆け巡ったのは記憶に新しい。そのニュースの震源地について調べてみたところ、ナントあのNHKであった。NHKという安倍政権の太鼓持ちが、〝率先〟して生前退位について報道しているのが、最初はどうも腑に落ちなかったのだが、あいば達也氏も同様だったようだ。

今夜も、時間がないと云うのに、NHKのすっぱ抜き“特ダネ”のような形で、天皇が生前退位に関して、ご希望を述べられた云々と云う、情報源を「関係者によると」と曖昧にした状態で、日本中、否、世界中を驚かせた。
●天皇の譲位意向報道 籾井NHKの特ダネ“陰謀”の臭いも?


ここで、過去において故意に今上陛下のおことばを、カットしてきたのは他ならぬNHKであることを思い出していただきたい。例えば以下の記事…。
NHK、天皇陛下の「お言葉」を恣意的に一部カットして報道~蜜月・安倍政権への“配慮”

今回の場合は真逆で、トップを切って陛下の生前退位をNHKは〝リーク〟しているのだ。尤も、その数時間後に宮内庁の山本信一郎長官が、NHKをはじめとする一連の報道を否定したので、NHKのそれはフライング報道と断定して差し支えないし、東京新聞もそのあたりは適当にボカして、「政府関係者への取材で分かった」などとと書いており、さらに、「宮内庁の山本信一郎長官は“そのような事実は一切ない”と否定した」と、付け足すのも忘れていなかった。

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この宮内庁だが、実は戦前の宮内庁と、日本が植民地になった戦後の宮内庁とでは、中身がまるで違うのだ。そのあたり、中川八洋氏が著した『悠仁天皇と皇室典範』(清流出版)の以下行を読めば納得いただけるだろう。

今や宮内庁こそは、天皇制度廃止を確信的に促進する日本最悪の官庁である。宮内庁幹部職員に関しては、そのイデオロギーを徹底的に調査して免職できるよう、国家公務員の身分を離脱させ皇室財産で雇用する旧来のシステムに緊急に戻す必要がある。
『悠仁天皇と皇室典範』p.30


改憲勢力が3分の2を超えた先週日曜日の参院選から、3日も経たないうちにNHKが今上陛下の生前退位の意向を、〝すっぱ抜き“特ダネ”のような形で〟報道したこと、そして同じ穴の狢である宮内庁が、NHKの報道を否定するという、一連の流れから見えてくるものが、陛下の護憲思想に対する反発である。つまり、改憲を目指す安倍官邸にとって、陛下の存在は目の上のたんこぶなのだ。だから、何故今回のような騒動になったのか朧気に見えてこようというものだ。

なお、ここで中川八洋氏の著作の書名に、改めて注目していただきたい(赤太字は亀さん)。『悠仁天皇と皇室典範』

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今日は本業に追われているため、これにて打ち止め。

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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160713/k10010594271000.html

敵は本能寺にあり
大切なブログ友の一人であるてくのぱぱさんは、ほぼ毎日のように多方面にわたる情報を提供してくれており、感謝の念に堪えない。そして、今日送ってくれた情報は、〝さゆふらっとまうんど〟氏の不正選挙に関する動画であった。てくのぱぱさんの情報に基づき、幾つかの〝さゆふらっとまうんど〟氏の動画を見てみたが、同氏の不正選挙に関する動画で、一番良かったのが以下であった。


リチャード・コシミズ独立党が不正選挙追求する目的と私の不正選挙追求 全編

リチャード・コシミズ氏の素性が怪しいというのは、飯山さんのHPなどで亀さんは把握していたが、コシミズ氏の正体を見事に暴いたという意味で、上の動画はオススメだ。以下、印象に残った画面を紹介するが、同動画を一通り見てつくづく思ったことは、「敵は本能寺にあり」という格言であった。何故か? それは同動画を一通りご覧いただければ納得いただけるはずだ。なお、一点だけ注意すべきことは、さゆふらっとまうんど氏の一連の動画は、最近になって権力側が精力的に削除していることから、上の動画もいつ消されるか分からない。よって、早めに目を通しておくことをお勧めする。まぁ、ジャンスカ消されているちゅうことは、権力側にとって世の中に知られたくない情報で、盛り沢山ということの証に他ならないんだが…。

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さゆふらっとまうんど氏

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さゆふらっとまうんど氏、リチャード・コシミズ氏に直接電話を入れ、同氏の正体を見事に暴く…

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やはり、敵は本能寺にあり!

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本能寺…、そう総務省のことである。

以下は東京新聞の選挙に関する記事だが、当然ながら、不正選挙、ムサシ、総務省といったことは一切触れていない。むしろ、「人のミスを完全に防ぐことは難しい。どうやって減らすか。河村准教授は「電子投票によって減らせるミスはある」と言う」という具合に、大学の先生の発言を東京新聞は引用しているのだが、これってもしかして、電子投票のすすめの記事ではと疑いたくなる…、ちゅうか、露骨に電子投票おすすめの記事になっている(爆)。

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無論、亀さんは選挙なんかには行っていない。大きなお世話!

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亀さんの地元でも……。ドーシテ今回の選挙に限って、投票用紙誤交付の記事が多いワケ(爆)

素顔のイラン
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イラン人女性に囲まれた鶴田真由

今やすっかり皆様の……ではなくてアベ様のモノになった感のあるNHK、政治・経済・歴史などは、目も当てられない番組が多いんだが、一方で自然・芸術・紀行の場合、良質の番組を数多く制作している。数日前に見た「鶴田真由のイランふしぎ体感紀行」も、そんな番組の一つであった。これは、鶴田浩二の娘・鶴田真由がイランを旅する番組で、以下のようなルートで旅している(ダブリーズ → テヘラン → シラーズ → イスファハン)。

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番組を通して印象に残ったシーンが二つある。一つは、列車で移動中に客室で知りあった、若いイラン人女学生との語らいのシーンだ。同国における大学の医学部の場合、女学生がナント70%占めているという。そんなシーンを見て、イラン女性は美しいだけではなく、実に聡明であることを思い出したのである、亀さんがサンフランシスコで学生生活を送っていた時、クラスメートに一人のイラン人の美しい女学生がいた(名前は失念)。ちょうど、イメージとしては日本で活躍しているイラン人女優、サヘル・ローズ似の女性であった。今思うに、一回くらいはデートに誘えば良かったと、深ぁ~く反省しているんだが…。

サヘル・ローズの場合、松坂慶子や大竹しのぶ同様、子ども時代に大変な苦労を重ねており、拙ブログにも「施設で育った私」と題する記事を書いた。

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サヘル・ローズ

もう一つ印象に残ったシーンは、鶴田が旅の最後に訪れたイスファハンで、ガシュガイ族の一家を訪ねるシーンである。今でも羊や山羊を追い、テント生活を続けている遊牧民のガシュガイ族を見て、どことなく親しみを感じたのも、お互いにツラン同士だからなのかもしれない。

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【追記】
カセム・スレイマニを取り上げた拙稿。
精神と顔との関係

日本文化と実に深い関わりがある、ペルシア(イラン)文化について取り上げた拙稿。
鳳凰堂に見るペルシアの影

東洋経済に載った、サヘル・ローズの最新インタビュー記事。
「知ったかぶりは大嫌いです」

【訂正とお詫び】
鶴田浩二の娘・鶴田真由」と書きましたが、読者から指摘があり、鶴田真由は鶴田浩二の娘ではないとのこと。調べましたが、確かにその通りでした。よって、該当箇所を訂正させていただきました。申し訳ございません。
亀さん拝


戦争屋とヌッポンの心中
昨日の参院選から一夜が明けた今朝、早速パソコンを立ち上げて選挙結果を確認、改憲勢力が3分の2を超えたことを知るに及んで、やはりなと思った次第である。今回の選挙でムサシが、どのような操作を行ったのかは追々と情報が出てくるだろう。それまでに、ムサシに関する以下の記事の一読をお勧めしたい。
<不正選挙疑惑を調べてみた> 選挙開票・企業株式会社ムサシにまつわる事実
選挙の票の不正は、実はバーコードです。僕は証拠写真を掴んでいます。

今回の選挙で目についたのが、時の権力によってすっかり去勢されてしまった感のある、ヌッポンのマスコミである。このあたりは欧米のマスコミも同じようで、以下の記事を一読されたい。
退職後の計画は立てておられるだろうか? 忘れて頂きたい。それまで生き延びられないのだから。

最近のサンクト・ペテルブルク国際経済会議で、プーチン大統領は、アメリカ政府のウソを果てし無く繰り返し、世界を核戦争へと押しやっている欧米ジャーナリストを酷評した。欧米マスコミを構成する、アメリカ政府に金でとりこまれた淫売、人間のくずに、彼はこう質問した。“世界が、核戦争へと向かって戻ることのできない方向に引きずりこまれつつあることを、皆さんは、一体どうして理解できないのですか?”


ヌッポンにとって今度の都知事選よりも、昨日行われた参院選の方が重要だったが、参院選よりも遙かに重要で、結果によっては人類の運命をも左右しかねないのが、アメリカの大統領選挙だ。だが、ヌッポン同様に権力によって去勢されてしまっている、欧米のマスコミによって欧米の読者の目が曇り、最終的に世界核戦争に突き進むという、最悪のケースも想定できるのだから始末が悪い。

こうしたアメリカという狂犬(戦争屋)を相手に、立ち回ることのできそうな戦略家は、今やロシア大統領のプーチンをおいて他はない。幸い、最近になってアメリカの戦争屋を囲む環境が、大きく変わりつつあるのが救いだ。掲示板「放知技」に投稿された、以下の記事を一読されたい。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15749312/556/

アメリカの戦争屋と縁を切りつつあるのは、何も新大統領に就任したフィリピンのドゥテルテ氏だけではない。トルコのエルドアン大統領も、最近に至ってロシアに謝罪したことは記憶に新しい。このように、世界が大きく変わりつつあるなか、相も変わらずアメリカの戦争屋に尾っぽを振り続けている、情けない国がヌッポンなのである。

さて、そろそろ本腰を入れて、矢部宏治氏の『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』を紐解いていこう。

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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016071101000997.html

滅び逝く国・ヌッポン
昨日、NHKや民放のニュース番組を見比べていたが、どこも判で押したように都知事選の話題が中心で、肝心な明日の参院選については、ほとんど話題に上らなかったのが妙であった。そんな亀さんと同じような印象を受けたのが、「マスコミに載らない海外記事」のようだ。

この参院選が始まって以来、いやもっと前から、今回の選挙が自民党の「壊憲」草案を許すか許さないかの天王山の戦いになることは明らかでした。それでも、マスコミが参院選を盛り上げようとしてきた様子はありません。
ロシアの泣き所 - サンクト・ペテルブルクで思ったこと


ともあれ、マスコミによる安倍政権への献身的な協力により、明日の選挙で改憲案の発議に必要な、3分の2(162議席)以上を占めそうな勢いだ。自民党と公明党の他、改憲派のおおさか維新の会と日本のこころをたいせつにする党を加えて、必要な78議席以上を占めることができるかどうか、また、ムサシがどのように動くか、注目していこう。

仮に78議席以上を占めることに成功し、改憲への道が開かれた場合、以下のような展開になると思ってほぼ間違いない。最悪の場合、同記事にもあるように、ヌッポンで全面的な核戦争が勃発することも覚悟しておくべきだろう。
民主主義と平和を捨て去る改憲を目論む安倍晋三を支持するマスコミに操られる国民を待つ地獄

ここで知事選だが、昨日は条件付きだが石田純一、さらに増田寛也が出馬を決めたようだ。この場合も、ムサシの動きに注目だ。

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なお、出馬を決めたという増田寛也元岩手県知事、一昨日の拙稿「小池百合子vs.自民党都連」で、〝増田元県知事は、岩手県民に不評であった〟と亀さんは書いたが、それを裏付けるかのように、日刊ゲンダイが以下の記事を書いてくれた。ここは…、益々ムサシの腕の見せ所となりそうだワイ(嗤う)。
岩手に残した借金1.4兆円 自民が担ぐ増田寛也氏の“正体”

ともあれ、昨日のNHKや民放は、当然ながらムサシについて全く言及することもなく、さらにはヌッポンはおろか世界にとって、最優先事項である福島原発事故については黙りを決め込んでいた。この福島原発事故に関連して、ヌッポン政府は中国政府の警告を完全に無視しているが、ここは中国政府の警告に耳を傾けるべきだ。
(新華国際時評)日本は「福島の疑問」を直視すべき

(新華国際時評)日本は「福島の疑問」を直視すべき
発表時間 2016-05-24 16:55:35 | 新華網 | 編集: 王珊寧

新華網北京5月24日(新華社記者/劉石磊、楊駿)日本政府が設置した放射能測定器は「一切正常」で、安倍首相は放射能の汚染水は「制御された」、「全く問題はない」と断言した。もう一方で、民衆が自発的に福島で測定した放射能値は、その「正常」値の8倍から10倍で、放射能汚染水は依然として海に放出されている。

この5年間に、福島原発事故の影響は絶えず拡大しているが、日本政府は異常なほどに「淡泊で楽観的」で、福島の小児甲状腺がんの発症率が平均水準を数十倍、上回ることについても、放射能漏れとの関連性を断固として否定している。

5年が経過したが、被害者と影響を及ぼす周辺国に対し、日本は 相応の説明を行っていない。福島の上空は尚、濃い疑問の雲に覆われている。

実際に、被害の発生から「福島の疑問」は途絶えることがなく、回答が得られないだけでなく、ますます疑問が増えている。日本が故意にか知らずにか事実を誤魔化す処置を行うことは、関連国際機関と専門家の一般的な見解となっている。

例えば、事故当初に国際原子力機関(IAEA)は関係情報が不足していた。このため、機関の総幹事が日本に赴いて政府から状況を把握してはじめて、日本からより多くの関係情報が提供された。ロシア放射能防止科学委員会のヴァレリー・ステパネンコ氏は、福島原発の被災者に被ばく線量の遡及的分析を実施しないのは何故かと日本の同業者に何度も質問したが、彼らは沈黙するか、詳しく答えないと指摘した。

今日まで、資料が乏しく、独立調査を数多く実施しておらず、福島原発事故は人類史上、2回だけの7級原発事故の一つだが、各国の専門家はその影響に対し依然として多くを知らない。苦痛と孤独に耐える甲状腺がん患者の家庭は軽視され、蚊帳の外に置かれ続けている。

仏紙『ル・モンド』は3月に掲載した社説「国の忘却の願い」で、日本政府の原発事故へのたくらみに対する見解を総括した。

 人々は災難という1ページが早く終わることを望んでいるが、重要なことは、どんな姿勢で現実に対処し、どんな出発点から善後処置を行うかということだ。

 日本政府が原発事故の影響を故意に薄れさせることは、国際的に見ると、道義と責任感に欠ける姿勢だ。国内から見ると、その目的は各種の政治的重圧から逃避し、日本のイメージへの影響を回避し、特に外部から2020年の東京五輪が安全で信頼できるのかどうかを疑問視されることが懸念している。

 国家のイメージ、食品の安全性、観光への影響、放射能対策、医療保険の負担、公害訴訟など、確かに、日本政府が懸念すべきことは多い。一方で、どれ一つを挙げても、「天機漏らすべからず」の口実になるべきではない。

 これほど重大で、影響力が深遠な原発事故を前に、影響が及ぶ国民にしても、国際社会にしても、日本が重大な点を避けて枝葉な点ばかり採り上げる理由にならない。

 米国のウッズホール海洋研究所の高級研究員、ケン・ブエッセラー氏は、次のように率直に述べた。将来的に独立した第三者調査機関などの相応の国際調査委員会、又は国際科学者が事故の影響に対する長期的な研究を実施すべきだ。ステパネンコ氏は日本で暴露された問題を見ると、国際社会が国境を越えた重大事故情報開示を監督する基準を研究し、制定する必要があると考えている。

 政治、又はその他のいかなる目的によっても、災難を無視することは災難自体よりも恐ろしい。「福島の疑問」で日本は尚、世界に答えを出していない。


大丈夫! 大丈夫だから… その2
過日、「大丈夫! 大丈夫だから…」と題する記事を亀さんは書いた。大学病院の担当医から余命2年の宣告を受けたという、同記事に登場する親戚のK君、時間がかかったものの、やっと亀さんの勧める方法、「ガン手術・抗がん剤・放射線の拒否」を受け容れる決心をしたようだ。以下は昨日、K君宛に送った手紙である(一部修正)。

K様
7月6日付のメール拝読。大学病院の担当医に徹底して問い合わせたものの、心から納得できる回答を得られなかったということで、その担当医の勧めるガン治療を全て拒否したとのこと、心から安堵しました。

昨日、件の大学病院に行って担当医と話しましたが、自分の疑問に対して納得できる説明を受ける事は無理でした。
治療を拒否したら、今後症状が悪化して救急搬送された場合の延命処置をどうするか?と聞かれてまるでもう死ぬ事を前提とした問い掛けに唖然と致しました。(怒り!)


担当医からすれば、一人のお得意様を逃したということで、さぞかし悔しかったことだろう(笑)。医者も車のセールスマンと同様、もう少しセールストークを磨くべきなんだろうなぁ…。ともあれ、ガンとは何かを見直す意味で、先日送った『飯山一郎の世界の読み方、身の守り方』の第2部「体 免疫力」(p.104~232)を再読してください。特に、第12章の「歩く」(p.222~225)は重要です。今日も小生は暑い中、用事があるため酷暑の街中を、カメのように…ではなくてウサギのように歩く予定です。

それから、カネは天下の回りものと言うが、実は近く円は紙切れになります。そのあたりは同封した拙記事(「日本のラテンアメリカ化?」)を一読ください。10月上旬大学病院の担当医と、再び面会予約を入れたとのこと、ガンが縮小または消滅したのを見せて、その担当医を驚かせるといいでしょう。尤も、それまでに首都圏が麻痺していなければ、という条件付きですが…。

では、これから夏本番を迎えるが、くれぐれも健康に留意の上、暑い夏を乗り切ってください。

平成28年7月8日(金)
亀さん拝


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NHKの「ファミリーヒストリー」に矢野顕子が登場。矢野の父親の実兄は90歳を超えているが、今でも現役の医者だという。その実兄は父親からう医者としての心構えとして、「医者は金儲けをしてはならぬ」と戒められたとのことだ。街の医者には未だにそのような医者が残っていたのだと知り、嬉しく思った。拝金主義に染まってしまった大学病院とは、大違いである(嗤う)。このあたりは、拙稿「大学病院が患者を死なせるとき」を参照のこと。



小池百合子vs.自民党都連
福島原発事故のため、亡国に向けて突き進んでいる祖国日本を思えば、今度の都知事選なんかドーデモE-ことなんだが、昨夜の午後5時に行われた小池百合子議員の正式な出馬表明、テレビで見ていて思うところがあったので一筆書いておこう。注目したのは、小池議員が掲げた以下の三つの公約だ。

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【東京都知事選】「しがらみない都民目線で戦う」小池百合子氏、フリップ掲げて訴える

小池議員が語る三つの公約を聞き終えて、小池議員の背後に控えている、あの知謀に思いを巡らせた。そして、この三つの公約、大きな騒動になるだろうなと思った次第である。案の定、一夜明けてネットで確認したところ、蜂の巣をつついたような騒ぎになっていた。たとえば、おときた駿氏という現役の都会議員のブログ記事、これを読むだけでも衝撃の大きさが分かろうというものだ。
小池百合子氏の爆弾発言、都議会「冒頭解散」の真意は?そんなことって実際に可能なの??

特に同記事で目を引いたのが以下の行である。

内田茂氏を筆頭とする都議会の権力構造はまさに「伏魔殿」と称するにふさわしいもので、私自身も「都知事をどれだけ変えたところで、都政は変わらない」と繰り返し訴えてきました。


この都議会という「伏魔殿」をからかっていたのが、あの渡辺正次郎氏である。以下の記事を参照されたい。
こりゃ駄目だ!舛追い込めば墓穴自民!!

また、昨日アップされた以下の記事も注目だ。
警告!産経新聞の田中真紀子、小池百合子叩きは異常!

権力寄りの産経新聞が、昨夕の小池議員の三つの公約に、一番カッカしていたのは誰(組織)だったのか、親切にも教えてくれている(嗤う)。

なお、自民党が推そうとしている増田寛也元岩手県知事だが、地元岩手の読者から以下の情報が送られてきた。

・増田元県知事は、岩手県民に不評であった。
・増田元県知事は、県庁職員のヤル気を削ぐような人物だった。
・仕事を外部に出すようなことをしたため、県庁職員の信頼を失った。


この情報の真偽のほどは読者に任せるが、同投稿者は貴重な情報を時々送ってくれており、内容的に信頼できると亀さんは思う。そうなると、増田議員を当選させるための最後の手段は、やはり〝ムサシ〟しかない…(爆)。

現実味を帯びる「東アジア核戦争」の恐怖
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行政調査新聞が以下の新記事をアップした。
現実味を帯びる「東アジア核戦争」の恐怖

今回亀さんが注目したのは、同記事の以下の結語であった。

現在東アジアでは中国と米国が厳しく対立している。「中国VS米国」という構図が、南シナ海では米中直接対峙の形をとり、朝鮮半島では米中が韓国の奪い合いで対立する。大陸と台湾との関係にも、また日本と中国の関係にも、微妙に米国が関係して、東アジア全域で「中国VS米国」という構図が危険な雰囲気を高めている。その「米中対峙」をますます強めているのが北朝鮮なのだ。奥深く、じっくりと情勢を俯瞰していただきたい。北朝鮮は米中の本格激突を煽っていると考えられるのだ。朝鮮戦争は韓国対北朝鮮の戦争だったが、最終的には米国と中国が激突した。いま北朝鮮が望んでいるのは、東アジアを舞台に米中が全面戦争を開始することなのだ。


上記の結語からも明らかなように、行政調査新聞は未だに米軍が世界最強という世間の〝常識〟に囚われているようだ。尤も、中露に覇権が移行してから半年程度しか経っていないので無理もないのだが…。加えて、中国の背後に控えているロシアについて、同紙が全く言及していなかったのが気になった。

熊本地震に秘められたメッセージ Part2
6月度の安西ファイル最終弾、「⑤熊本地震に秘められたメッセージ Part2」をお届けする。

⑤熊本地震に秘められたメッセージ Part2
●隈本地震M7.3~阿蘇神社倒壊

・2013年の伊勢出雲同年遷宮を中心とする今回のシクミは、福岡県西方沖地震と伊勢神宮式年遷宮開始の2005年にはじまる。
・2005~2007年は、イザナギを中心とする伊勢の父なる禊の段階。安倍政権下の2007年。トリニティ原爆実験の日、7月16日に中越沖地震が発生。世界最大の柏崎刈羽原発が被災した。
・出雲大社大遷宮開始の2008~2012年までが、イザナミを中心とする出雲の母なる禊の段階。菅政権下の2011年。柏崎刈羽原発とおなじ北緯37度25分ラインの福島第一原発が東日本大震災で大爆発した。全原発が停止し、2012年5月21日の金環日蝕で、天照大神の岩戸がひらかれる。
・そして伊勢出雲同年遷宮の2013年以降は、父なる禊+母なる禊の段階だ。本来は禊ではなく、この段階でイザナミはイザナギと再会し、復活した天照大神に託すべく、イザナギとともに天の御柱を立て、再生の国生みをしなければならなかったと思う。
・だが2013年9月9日、イザナミは黄泉にもどり、2014年3月3日、再会への道は閉ざされた。原因はあきらかに安倍政権の核外交。トルコのシノップ原発受注である。
・フクシマはイザナミの母なるメッセージだった。だが僕らは変わらなかった。2014年11月23日。長野県神城断層地震の翌日のこの"御神渡りの雲"を契機として、前回の母なる禊とおなじ、というか、たぶんもっと濃い、闇の放出がはじまった。こんどのテーマは、"終わりの未来"だ。
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(写真)2014年11月23日に発生した御神渡りの雲(朝鮮半島から若狭湾に達する帯状の雲)

・いま闇の中心は、"御神渡りの雲"が示したその場所にある。とくに福井の高浜原発。そこでは光と闇との攻防戦がくりひろげられている。再稼動したばかりの4号機がスクランブル停止したのも、あの「3・11」直前の3月10日に3号機「みらいくん」が大津地裁の決定をうけて運転を停止したのも、そして熊本地震のさなかに40年廃炉ルールを破って老朽炉1、2号機の審査合格が発表されたのも、そういうことだ。
・発表があった4月20日は、2008年に幽界のオオナムチと荒魂アラハバキ(いずれも東日本大震災の主役)が登場した日。すなわち出雲大社大遷宮開始と砥鹿神社奥宮地震。そしてトゥーレ=浄土が示された日だ。(のちに那智の渡海船が目ざした補陀洛浄土のことだと判明)ナチ(那智)のヒトラーの誕生日でもある。
・去年の12月12日、日印原子力協定最終合意。"核の補陀洛渡海"のはじまりだと書いた。那智の補陀洛山寺はインド僧の開山だし、渡海船が目ざした補陀洛浄土もインドである。
・12月25日の「終い天神」には、高浜原発3号機「みらいくん」が核燃料装填。再稼動にあわせて北朝鮮が核ミサイル開発を本格化させたのは偶然ではない。いずれも核の補陀洛渡海=終わりの未来への布石だ。
・その事象中枢は母なる熊野。人類初の核実験「トリニティ」とおなじ北緯33度40分ラインの熊野那智大社。主祭神の熊野夫須美神はじつはイザナミではなく、死んだイザナミを祀ったクマノクスヒのことだが、逆にいえば、黄泉のイザナミを祀ったのがはじまりってことになる。そして境内の那智の滝は、オオナムチのご神体である。
・出雲大社の幽界のオオナムチは、黄泉津大神イザナミとともにある。母なる熊野は黄泉の入口。闇はそこから流出している。
・流出した闇がとぐろを巻いているのが、"御神渡りの雲"が示した原発銀座の若狭湾。とくに高浜原発プルサーマル3号機の「みらいくん」だ。プルサーマルはプルトニウム+サーマルリアクター(軽水炉)。幽界に黄泉とくれば、おなじくあの世を意味する冥界。その王がプルート。プルトニウムは冥界の元素。トリニティ原爆実験もそう。
・やっかいなことにオオナムチとイザナミがターゲットにしてるのがそのプルトニウムである。前回の禊では、プルサーマルの福島第一原発3号機が大爆発を起こした。もし「3・11」の直前に「みらいくん」が停止してなければ、大地震は若狭湾だったかもしれないなと思う。まだ終わったわけじゃないけどね。
・放出された闇には土蜘蛛や鬼、時代時代の「まつろわぬもの」たちが共鳴し群がっている。その中心的存在が、青葉山(若狭富士)の土蜘蛛、陸耳御笠(くがみみのみかさ)だ。高浜原発の主である。
・酒呑童子で知られる大江山鬼伝説の最初の鬼。2013年8月15日に由良川の花火大会で露店爆発事故を起こした鬼たちのドンだ。
・わかってもらえるだろうか。高浜原発といえば「みらいくん」。僕らの「みらい」を、土蜘蛛や鬼たちがにぎっているわけだ。
・4月14日の震度7にはじまる熊本地震は、僕らの未来がまさに土蜘蛛ににぎられていたことを示していた。もし益城町が震源でなければ、言葉遊びの域をでなかったんだけどね。益城といえば朝来山のウチサルとクビサル。陸耳御笠とおなじ崇神朝に滅ぼされた土蜘蛛が、先陣を切った。
・つづいて共振したのが、速見の土蜘蛛アオクモとシラクモである。益城のふたつの震度7(布田川断層帯)に連鎖して発生した、大分の速見郡日出町~別府市(万年山別府断層帯)の群発地震がそうだ。
・※)かつて日出JCTで起きた宇佐神宮のY高校球児のバス横転事故を憶えてるだろうか。一昨年は玉突き事故が発生した。いずれも速見の土蜘蛛がらみ。亡くなられた方が示したワードは「関」と「門」。関門。そういった意味でも、阿蘇神社の楼門の倒壊はブキミだ。
・前回、熊本はもともと「隈本」だったと書いた。隈本だけに、地震は隈(くま)の大本を示唆している。もちろん熊本のことじゃない。熊野(隈野)だ。
・「隈」はこの国のケガレを意味するキーワード。そのケガレを一身に受けて、かつてイザナミは黄泉に落ちた。それがカグツチ出産神話の真相であり、2011年にフクシマとして表現された。汚染された大地や海、だれもいない町や村そのものが、黄泉のイザナミの姿だ。
・かつてイザナミの隈宮(くまのみや)があった母なる熊野には、この国の「隈」が集中する。とくに隈宮をうけついだと思われる熊野那智大社。イザナミの墓所、花窟神社も気になる。熊野のミサキ神であるカラスは、「隈」を枯らす役目。熊野の森の木々もそう。「隈」を浄化してくれている。
・だがいまや、黄泉の入口はひらきっぱなし。母なる熊野から放出されるのは闇のような「隈」だ。もちろん霊感ではない。事象的に判断するとそうなるってこと。
・だからとうぜん「隈(熊)」のワード連鎖は考えていたし、熊本も可能性として気になっていたのだが、たしかブログには書いてないし、あと出しになる。
・個人的には熊襲(クマソ)に出ると思っていた。川内原発が再稼働した鹿児島である。熊襲は襲(曾)の国のこと。姶良カルデラの桜島や天孫降臨神話の霧島をふくむ鹿児島の大隅半島北部地域。720年には律令制に抵抗する隼人の大乱が起きた。東日本大震災の蝦夷に対応する、西の隼人。西の「まつろわぬもの」たちだ。
・その大隅半島の高隈山地に、埼玉の入間=入魔(未来容疑者の殺人事件で説明した)の自衛隊機U125が墜落したのは4月6日。墜落というより、なぜか高度を保ったまま一直線につっこんでいる。「闇」の流れが八尾空港の墜落事故から、U125墜落に連鎖し、結果、高「隈」山に魔が注入された。これはただごとじゃないなと思った。だから「125」の意味をずっと考えてた。
・十日後の4月16日1:25、ふたたび益城町を震源とするM7.3の大地震が発生。鳥肌が立った。ああ125ってこれだったのかと。熊襲に注入された闇のエネルギーが、熊本の土蜘蛛から放出された。この地震で27kmにおよぶ亀裂が走ったのは、朝来山や船野山のふもとの布田川断層。まさに益城の土蜘蛛、ウチサルとクビサルの地元だ。
・おまけにM7.3である。「73(ナミ)」は、巨大津波の予告だった巨大空母73(ジョージワシントン)出動など、過去にも示されてきたイザナミの事象数。まちがいない。表層の土蜘蛛だけならまだしも、「隈」の大本=黄泉からきたヤバい地震だ。だから"日本列島の十字"の中央構造線だったんだろう。キーワードはイザナギ(プレート)+衝突だし。
・2014年11月22日の長野県神城断層地震はもろフォッサマグナの糸魚川静岡構造線だった。あれから大きな被害をともなう地震は起きてなかったから、列島の十字のタテからヨコにきれいにスイッチした感じだ。
・東日本大震災とおなじ、母なる禊がはじまった。いや、とっくにはじまってるんだった。去年の鬼怒川も母なる禊だ。黄泉のイザナミの使いは黄泉醜女。イザナギを追撃した鬼女。それを撃退した桃も、国民の期待をうけたフクシマの桃が「闇」カジノに染まってた。鬼の怒りにつづく「隈本」地震は、この国のケガレを根本からやってやるってイザナミの決意表明に思えてならない。

(メルマガ「神々が動いている」2016年4月23日付「隈本地震M7.3~阿蘇神社倒壊」より引用・一部編集加工)

●熊本の地震について
・2016年4月14日に発生した熊本の地震の二日ほど前、神様から御神託がありました。
『神が10年前から伝え続けてきたことは何も変わっていない。いよいよ時が来る。火と風と水とで清められる。』という内容のものでした。
・熊本で起きた地震は神様、宇宙の決意のあらわれです。これまで神様はたくさんの手段で人に気づきを与え自ら立て替え立て直しを進めてほしいと警告を続けてこられました。
・人は宇宙の循環をよりよく整えていくために生み出された神の子です。それを無にしてしまうことは、神様にとって大きな悲しみなのです。
・私が神示をブログでお伝えするようになり丸10年が経ちました。この10年の間に人々の意識も変わってきたとは思います。ですが、まだまだ人が自ら世界を浄化する、立て直すという段階には至っていません。
・東日本大震災であれほど危険性が露呈し、人の身の丈には合わない文明と認識が広まった原子力も、見直されるどころか、稼働が続いていますし、さらに原子力を活用する方向に動いています。このような状況では地球を守ることはできません。地球の生態系のバランスはもう限界が近いのです。
・神様は驚くようなお仕組みで多種多様の動植物を生み出し、地球の絶妙なバランスを生み出しましたが、それが人が誕生して短い期間に限界が来るまでに崩されてしまったのです。地球を守るための改革は自然の摂理として必ず起こるという状況です。
・熊本は阿蘇山という火山があり、火の国として知られていますが、一方で水源が豊かな水の国でもあります。火と水の国、すなわち火水(カミ)の国から龍神様が現れて全国を駆け抜けていかれました。
・地震の発生から、全国を縦断するように台風のような風が吹きました。東京では工事現場の足場が強風で崩れてしまうという大事故がありました。
・熊本の数霊は『地軸』『母体』を表しています。熊本は、日本の土台、母体のような土地なのだと言えます。その熊本が大きく揺れたことは、いよいよ立て替え立て直しが本格化する。覚悟しなさい。準備を整えなさい。という神様の御意志なのです。
・熊本は長年大地震が起こっておらず安全だと思われていました。その熊本に最大震度である震度7の地震が2回も続けて起こると誰が想像したでしょうか。
・東日本大震災の時も神様は『想定外』などという言葉は通用しない。これからはいくらでも人の想像を絶する出来事が起こると仰せでした。今回の地震をきっかけに私たちは腹を括らなければなりません。
・立て替え立て直しにどのくらい時間がかかるのかは分かりませんが、このような思いもよらない出来事が増えてくるはずです。
・今回被害に遭わなかったからと言って安全などということはもうありません。被害に遭わなかった時は、被災地や大変な目に遭っている人を何らかの方法で支えましょう。祈りましょう。行動しましょう。そして、自分自身の浄化と成長に努め、来るべき時に備えてください。

(書籍『人類浄化大作戦』(著者:天杵万乃)より引用・一部編集加工)


【ポイント】
・2013年の伊勢出雲同年遷宮を中心とする今回のシクミは、福岡県西方沖地震と伊勢神宮式年遷宮開始の2005年に始まる。
・2005~2007年は、イザナギを中心とする伊勢の父なる禊の段階。出雲大社大遷宮開始の2008~2012年までが、イザナミを中心とする出雲の母なる禊の段階。2012年5月21日の金環日蝕で、天照大神の岩戸が開かれた。
・伊勢出雲同年遷宮の2013年以降は、父なる禊+母なる禊の段階。本来は禊ではなく、この段階でイザナミはイザナギと再会し、復活した天照大神に託すべく、イザナギとともに天の御柱を立て、再生の国生みをしなければならなかった。
・フクシマはイザナミの母なるメッセージだった。だが僕らは変わらなかった。2014年11月23日。長野県神城断層地震の翌日のこの"御神渡りの雲"を契機として、前回の母なる禊よりもっと濃より闇の放出がはじまった。こんどのテーマは、"終わりの未来"だ。
・いま闇の中心は、"御神渡りの雲"が示した原発銀座の若狭湾にある。とくに福井の高浜原発。そこでは光と闇との攻防戦が繰り広げられている。
・2008年4月20日は、幽界のオオナムチと荒魂アラハバキ(いずれも東日本大震災の主役)が登場した日。出雲大社の幽界のオオナムチは、黄泉津大神イザナミとともにある。母なる熊野は黄泉の入口。闇はそこから流出している。
・オオナムチとイザナミがターゲットにしているのがプルトニウムである。前回の禊では、プルサーマルの福島第一原発3号機が大爆発を起こした。
・放出された闇には土蜘蛛や鬼、時代時代の「まつろわぬもの」たちが共鳴し群がっている。その中心的存在が、青葉山(若狭富士)の土蜘蛛、陸耳御笠(くがみみのみかさ)。高浜原発の主であり、酒呑童子で知られる大江山鬼伝説の最初の鬼。
・高浜原発といえば「みらいくん」。僕らの「みらい」を、土蜘蛛や鬼たちがにぎっている。
・4月14日の震度7にはじまる熊本地震は、僕らの未来がまさに土蜘蛛ににぎられていたことを示していた。益城といえば朝来山のウチサルとクビサル。陸耳御笠とおなじ崇神朝に滅ぼされた土蜘蛛が、先陣を切った。
・つづいて共振したのが、速見の土蜘蛛アオクモとシラクモである。益城のふたつの震度7(布田川断層帯)に連鎖して発生した、大分の速見郡日出町~別府市(万年山別府断層帯)の群発地震がそうだ。
・熊本はもともと「隈本」だった。隈本だけに、地震は隈(くま)の大本を示唆している。もちろん熊本のことじゃない。熊野(隈野)だ。
・「隈」はこの国のケガレを意味するキーワード。そのケガレを一身に受けて、かつてイザナミは黄泉に落ちた。それがカグツチ出産神話の真相であり、2011年にフクシマとして表現された。汚染された大地や海、誰もいない町や村そのものが、黄泉のイザナミの姿だ。
・かつてイザナミの隈宮(くまのみや)があった母なる熊野には、この国の「隈」が集中する。とくに隈宮を受け継いだと思われるのが熊野那智大社。
・だがいまや、黄泉の入口は開きっぱなし。母なる熊野から放出されるのは闇のような「隈」だ。
・大隅半島の高隈山地に、埼玉の入間=入魔の自衛隊機U125が墜落したのは4月6日。「闇」の流れが八尾空港の墜落事故から、U125墜落に連鎖し、結果、高「隈」山に魔が注入された。
・十日後の4月16日1:25、ふたたび益城町を震源とするM7.3の大地震が発生。熊襲(クマソ)に注入された闇のエネルギーが、熊本の土蜘蛛から放出された。この地震で27kmにおよぶ亀裂が走ったのは、朝来山や船野山のふもとの布田川断層。まさに益城の土蜘蛛、ウチサルとクビサルの地元だ。
・おまけにM7.3である。「73(ナミ)」は、巨大津波の予告だった巨大空母73(ジョージワシントン)出動など、過去にも示されてきたイザナミの事象数。表層の土蜘蛛だけならまだしも、「隈」の大本=黄泉からきたヤバい地震だ。だから"日本列島の十字"の中央構造線だったのだろう。キーワードはイザナギ(プレート)+衝突。
・2014年11月22日の長野県神城断層地震はもろフォッサマグナの糸魚川静岡構造線だった。あれから大きな被害をともなう地震は起きてなかったから、列島の十字のタテからヨコにきれいにスイッチした感じだ。
・東日本大震災とおなじ、母なる禊がはじまった。いや、とっくにはじまっている。去年の鬼怒川も母なる禊だ。黄泉のイザナミの使いは黄泉醜女。イザナギを追撃した鬼女。それを撃退した桃も、国民の期待をうけたフクシマの桃が「闇」カジノに染まっていた。鬼の怒りにつづく「隈本」地震は、この国のケガレを根本からやってやるってイザナミの決意表明に思えてならない。

・熊本で起きた地震は神様、宇宙の決意のあらわれだ。
・人は宇宙の循環をよりよく整えていくために生み出された神の子。それを無にしてしまうことは、神様にとって大きな悲しみなのだ。
・熊本は阿蘇山という火山があり、火の国として知られているが、一方で水源が豊かな水の国でもある。火と水の国、すなわち火水(カミ)の国から龍神様が現れて全国を駆け抜けていかれた。
・熊本の数霊は『地軸』『母体』を表している。熊本は、日本の土台、母体のような土地。その熊本が大きく揺れたことは、いよいよ立て替え立て直しが本格化する。覚悟しなさい。準備を整えなさい。という神様の御意志。
・これからはいくらでも人の想像を絶する出来事が起こる。今回の地震をきっかけに私たちは腹を括らなければなりません。自分自身の浄化と成長に努め、来るべき時に備えてください。

【私見】
・暦や数字はそれ自体で意味を持つ。古神道の数霊(かずたま)や西洋の数秘術は数のもつ意味を理解し、それを実生活で応用すべく体系化されている智慧の宝庫である。
・数をキーワードにして熊本地震を読み解くと、実にさまざまなことがわかる。神々は地球の立て替え・立て直しをするにあたってロードマップを作成し、具体的なスケジュールを立てている。日付や数字には深い意味と意図が込められており、将来の予定や警告につながっていることが少なくない。これを読み解く術を知っていれば、進むべき道標として活用することができる。

・熊本地震は今後よりいっそう立て替え・立て直しを進めていくという神々の決意を示したものである。また、人類がこのまま悔い改めなければさらなる天災が引き起こされるという警告でもある。熊本地震は、それにまつわるさまざまなキーワードや数字の意味を読み解くと、「神工地震」であることが明らかとなる。
・例えば「熊本」の「熊」は「隈」に置き換えられるが、「隈」は日本の穢れ(ケガレ)を意味する。隈または熊を含む言葉や地名、人名などには、穢れが鬱積していたり、穢れを生み出したものに対する憎悪や怒りが封じ込められている。そこには、神武天皇以来の神倭(かんやまと)朝に迫害され滅ぼされた土蜘蛛や鬼、「まつろわぬもの」たち、そして、悪神や邪神に糾弾され、汚名を着せられて不遇をかこった神々の屈辱と怨念で渦巻いている。
・文字通り「隈」の大本で起きた熊本地震は、熊襲(クマソ)由来の大隅半島の高隅山に注入された闇が放出されたものだった。それは大分へと波及し、中央構造線を東に伝っていく気配を見せている。さらに、濃い闇がうごめく福井県の若狭湾近辺の土蜘蛛や和歌山県の熊野のイザナミなどが次の機会を虎視眈々とうかがっている。イザナミは2011年の東日本大震災と福島第一原発の事故で警告を発したが、多くの日本人や人類はそれを無視して悔い改めなかった。だから、2013年以降、アラハバキのはたらきは年々苛烈さを増している。
・新文明への移行(立て替え・立て直し)は予定された神々の行動計画であるが、それをどのような形で進めるのかは人類の意識に委ねられていた。穏やかに移行していくソフトランディングの選択もあったが、多くの人類は悔い改めなかったので、父なる禊+母なる禊というダブルの禊を受けるハードランディングを選択しているようだ。それが火水(カミ)の仕組みとして、最近の異常気象や噴火・洪水・地震などの大規模災害となってアラハバキのはたらきが荒れ狂う様相を呈しているのである。
・2014年11月22日の長野県神城断層地震によって、既にフォッサマグナの糸魚川静岡構造線にスイッチが入っており、今回の熊本地震を機にもう一つスイッチが入った。つまり、これによって日本列島の十字のタテからヨコにスイッチが入ったわけである。これは、いま復権しつつある神々がアラハバキのはたらきで浮上する過程で、日本はこれから産み苦しみとして「十字架」に掛けられる(闇の審判を受ける)ことを型示ししている。
・熊本地震はそうした神々や宇宙の決意の現れであることを厳粛に受け止めて、覚悟を固めなければならない。いまわれわれに出来ることは、自分自身の浄化と成長に努め、来るべき時に備えることだ。人類全体の大きな枠組みの中では大難であろうとも、こうした準備が個人的には大難を中難さらには小難に変える力を持っている。それを信じてひたすら洗心に努めることが大事だ。


都知事選という名の代理戦争
昨日の午後、自民党都連会長の石原伸晃議員との会談を終えた小池百合子議員が、大勢の記者に囲まれて受け答えをしているシーンを一部テレビで見た。そして印象に残ったのが、小池議員の「私への包囲網できている」という発言であった。
小池百合子氏「私への包囲網できている。離党はない」…石原氏と会談後の一問一答

小池議員の「私への包囲網できている」という発言の背景だが、石原伸晃vs.小池百合子の会議は、ある意味で〝代理戦争〟という一面があった。つまり、石原伸晃(安倍晋三)vs.小池百合子(小泉純一郎)という構図の代理戦争であると捉えると理解しやすく、そのあたりを理解するのに役立つ情報が、やはり渡辺正次郎氏の記事だ。
緊急!!都知事選、小池都知事で安倍、菅を潰し、「東京から脱原発!」宣言世界発信が企み?

渡辺氏の記事を読んで浮かんでくるのが、〝福島原発事故〟というキーワードだ。新井信介氏も自身のブログで村田光平前スイス大使が、小泉純一郎および小池百合子に原発事故の現状を訴えた手紙を認めたと語っている。
村田先生がフクシマにタックル!!・・・まだまだあきらめません!!

ただ、村田氏の福島原発事故についての理解は本物だが、小泉純一郎の福島原発事故についての理解は怪しい。その点は小池百合子も同じだろう。それはともかく、小泉純一郎の究極の狙いは、ゆくゆくは息子の進次郎を総理の座に就かせる腹づもり、という渡辺氏の推測に同意する。そのあたりを念頭に、渡辺氏の以下の発言に注目されたい(傍線は亀さん)。

ま、議員歴10年超えて、議員立法一本も出来ない無能進次郎に首相は無理と断言する。が、“小池揺る子都知事„は間違いなく実現す


今の流れで行けば、小池議員が都知事に当選するのは間違いないだろうが、万一、7月10日の参院選を終えた自民公明が、増田寛也議員を担ぎ上げることに成功した場合、増田vs.小池の一騎討ちとなる。その場合、父親の安倍晋太郎がムサシの大株主だったことから、どのようにムサシが増田議員の票を操作してくるか、今から楽しみだ。

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会談を終え、記者の質問に答える自民党東京都連会長の石原経財相(左)と小池百合子氏(5日午後、自民党本部)