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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
ヌッポンで生き抜く方法
昨日の拙稿「病院に行くと殺される!」では、病気苦の人たちを対象にした記事を書いた。今回は〝ヌッポン〟シリーズで取り上げた、生活苦に陥っている人たちが対象である。

若者の未来を貪り食らう国・ヌッポン
女性を女郎屋に売り飛ばす国・ヌッポン
団塊世代を見殺しにする国・ヌッポン
ヌッポンでの結婚や出産はキチガイ沙汰
若者を見殺しにする国・ヌッポン


ところで、昨日相談に乗ると書いたところ、早速来た。昨日も書いた通り、原則として最初は病気苦の人たちとの面会、あるいはメールによる相談を最優先させていただく。続く優先順位は、生活苦の人たちとなる。よって、それ以外の相談者は暫くお待ちいただきたい。

■日本という国家は、すでに無い
昨日の拙稿「病院に行くと殺される!」で、5年以上にわたる福島原発からのタダ漏れのため、日本は間もなく滅ぶという予測を書いた。ここで、別の観点で日本の終焉について書くとすれば、すでに日本は多死社会に突入したという冷酷な事実がある。背景には高齢者が増えたこともあるのだが、より大きな要因は内部被曝によるガン・心筋梗塞・脳梗塞を患う人たちの急増であり、大勢が亡くなりつつあるということだ。高齢化に加えて放射能というダブルパンチを、我々は喰らっているというわけだ。

さて、本小節の表題「■日本という国家は、すでに無い」だが、何を意味しているのか直ぐにはピンと来ないと思うので、最初に以下の記事に目を通していただきたい(赤字は亀さん)。
◆2016/05/28(土)  これからワシの人生はど~なってゆくのか?

「国民あっての国家!」 これが国家の最低条件なのだが,国民を平然と見殺しにしている“日本”という「国家」は,実際は「国家などでは全くない!」ということ。


上記の行を十全に理解してもらわないことには、同記事の以下の結論が意味するところがまるで分からなくなる。だから、どうか以下の行を理解できるまで、同記事を繰り返し読んでいただきたい。

“日本”という国家は,すでにない!


以上、日本という国家はすでにないという現実を、飲み込んでもらったものとして、では、国民を守らぬ無法国家ヌッポンで、我々はどのように生きていけばよいのかについて、以下に述べる。

■ヌッポンで生き抜く方法
福島原発から連日タダ漏れしている、大量の放射能を何等かの手段で止めない限り、すでに人間の住む土地ではなくなった東北関東だけではなく、日本列島全体が死の列島になるだろう。ただ、例外は九州で、多分5~10年ほど持つ可能性が高い。その根拠は英国が背後に控えた薩摩ワンワールドの存在だ。関心のある読者は以下の記事を一読されるとよい。
川内原発と薩摩ワンワールドのパラドックス

九州以外の土地に住んでいる人たちの中で、内部被曝の恐ろしさに早くから気がつき、それなりの対策を講じてきた少数派の人たちの場合、ここ5~10年のタイムスパンで見るのなら、九州に引っ越すか海外移住という選択肢がある。その間、中国やロシアで日本人に門戸を開放するようことがあれば、彼の地に移住して生きていくのも良いと思う。その場合は飯山一郎さんが中国で展開しようとしている、乳酸菌事業に加わるのも一つの生き方だ。

仕事・老親・子どもなどの理由で、当面は九州以外の日本列島で、生活を続けなければならない人たちの場合、辛うじて日本の産業界が回っている間は、何等かの仕事に就いていると良いだろう。また、さまざまな事情により仕事か見つからない場合、市役所に自ら出向いて生活保護を申請すると良い。何も遠慮することはない。どっちみち、「大企業を厚くもてなし、庶民からは徹底的に搾り取る」という、悪行の限りを尽くしてきた現内閣なのだ。もし、我々の税金を正しく使っていたら、今頃は生活保護を受けなくても済んだかもしれないではないか。だから、何も遠慮する必要はなく、堂々と受給するれば良い。

亀さんの場合は翻訳者として、英語を日本語に翻訳する英日翻訳を専門としている。だが、ヌッポン政府が政権を放棄、あるいはヌッポンの大企業が崩壊する頃は、もはや英日翻訳の需要はガタ落ちとなっているはずで、覇権が米(英語)から中露(中国語・ロシア語)に、移行した現実に歩調を合わせるように、いずれ露日または中日翻訳の時代が到来するのは間違いない。そうなると、英日翻訳が専門の亀さんは失業だワイ(爆)。飯山さんをはじめとして、若頭の破武さんとか堺のおっさんに雇ってもらうつもりだ。便所掃除でも宴会本部長でも何でもやります- ( ̄^ ̄)キパッ

ともあれ、ここまでの亀さんの記事を参考に、各自の生き方を見つけていって欲しい。ここで、敬愛する今東光和尚の口癖だった言葉を、読者の皆さんにも贈ろう。

絶望するなかれ


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病院に行くと殺される!
最近、亀さんのところに色々な相談が舞い込むようになった。若者からは仕事関係の相談、福島原発事故の実態を知った友人・知人からは、内部被曝の対策についての相談、最近に至っては、飯山一郎さんが中国で展開している、乳酸菌事業が話題になってきたためか、香港で四半世紀にわたり貿易商として活躍している、亀さんの高校時代の友人O君について、数日前に掲示板「放知技」に書いたところ、数名から中国についての相談メールが届いている。また、深刻な命に関する相談も届くようになった。たとえば、ガン等の病気苦に関する相談、新自由主義がもたらした生活苦に関する相談といった塩梅である。

今回は、一番深刻な命の相談を優先させ、万人向けの簡単な回答を以下に書いておく。なお、直接相談したい読者は、拙ブログの「拍手」をクリックし、本名・住所・電話番号を公開してくれれば、亀さんが仕事(翻訳)で煽られていない限り、いつでも相談に応じる。なお、コメント欄を使って連絡する際は、必ず非公開コメント扱いとし、「管理者にだけ表示を許可する」にチェック印を入れて送信すること。そうすれば、亀さんだけにメッセージが届くという仕組みで、他の人の目に触れる心配はない。ただし、相談者が殺到した場合、先着順および深刻度で決めさせていただくので、場合によっては暫くお待ち願うこともある。

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上記の在香港25年の友人から得た中国ビジネス情報をはじめ、約束していた「ソ連と瀬島龍三」シリーズ、テレビドラマ「スミカスミレ」の話など、拙ブログに発表したいテーマを数多く抱えているのだが、今回はガン・その他で、余命数年あるいは数ヶ月と医師から宣言され、絶望感に襲われている人たちを優先したいのでご了解願いたい。

■日本は間もなく滅ぶ
最初に、未だに多くの人たちが気づいていない、あるいは気づいていても、敢えて目を反らそうとしている、福島原発事故の実態について、以下の記事を熟読していただきたい。福島原発事故以来5年が経過し、今までに内部被曝について、何等対策も取らなかった人たちは、老若男女を問わず、つまり、あなたの連れ合い、子どもたち、孫たち全員が、ほぼ時期を同じくして死を迎えるという冷酷な現実が、容易に予想できる内容の記事となっている。
◆2015/05/09(土)  地下で沸騰する核燃料に触れた水蒸気

むろん、上記の記事内容について、疑問を感じたり、信じなかったりしたとしても、それはそれで読者の自由だ。ただ、最悪の事態を常に想定して、それなりの対策を講じて生きていくことの大切さだけは強調しておこう。なお、上記の記事を読んで事の深刻さに気づき、慌てて今から対策を講じたとしても、残念ながら最早手遅れに近い。なぜなら、過去5年間にわたり、致死量のホットパーティクルを、日本列島の住民全員が、大気を通して大量に吸引し、食物を通して大量に摂取してきたのだから…。

■病院へ行くと殺される
■日本は間もなく滅ぶ」は、日本列島に住んでいる、不特定多数の人たちを対象にした話だったが、以下は個人レベルの話になる。脳内出血等で倒れ、ICU(集中治療室)に緊急搬送された場合はやむを得ないとして、そうではなくて、ちょっとした風邪ていどで病院などに行くべきではない。その理由として、人体には自然治癒力が備わっているからなのだ。特に、内部被曝の恐ろしさに気づき、一日一食や乳酸菌ヨーグルトの摂取などにより、免疫力を高めるための対策を講じてきた人たちは、対策を講じる前に比べて、むしろ健康体になっているのに気づくはずだ。

亀さんの場合、福島原発事故以降、年に一回の無料健康診断を受け、年に二回ほど歯科医に行っているだけだ。あと、一度だけ眼科医に行ったこともある。無料健康診断だが、こんなもの本当は受ける必要はないのだが、病院の雰囲気や通院している人たちを観察することで、年を追う毎の病院の変化を確認したいので受けているのに過ぎない。

さて、今回の記事で最も大切なことを書こう。なんらかの事情で病院に行ってガンを宣言されたとしても、絶対に、抗がん剤だの、X線だの、手術だのといったものは、受けるべきではないということ。一度受けてしまうと、自ら死を選んだのに等しくなる。その意味で、以下の記事は必読であり、納得のいくまで繰り返し読んで欲しい。
人間は癌では死なない。癌の治療で死ぬ。

ところで、上記の記事には「武田鉄矢が海援隊・中牟田俊男の食道がんを公表」とある。実は食道ガンの場合、タバコとか酒と食道ガンとは、あまり関係はない。注意して周囲を見渡せば、タバコを吸っているのに、酒を毎日呑んでいるのに、百歳を超えてもピンピンしている(同い年の息子のことではない…)長寿者が多いのに気づくはずだ。その代表例が泉重千代さんだろう。

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泉 重千代(いずみ しげちよ、1865年8月20日-1986年2月21日)

繰り返す。助かりたいのなら、長生きしたいのなら、病院などに行くべきではない。手術・放射線・抗癌剤のいずれかを、無理矢理受けさせられ、やがて身体もボロボロとなって、後は死を待つのみということになりかねないからだ。

既に始まっている意識とシステムの変化
安西ファイル最終弾(第五弾)の「既に始まっている意識とシステムの変化」をお届けする。

⑤既に始まっている意識とシステムの変化
●収奪と寄生の意識文明に完全に決別するための意識変化がはじまっている

・これは、いままで繰り返し書いてきたことなんですが、2014年にはいって、とくに表面化していることなのではないかとおもいます。
・それは、人間関係におけるエネルギーの奪い合いがどんどん激しくなって、 結果、人間関係が大きく変化している…という状況です。これはどんな人もそのパターンのどちらかに属することになるので、自分自身のこととして、感じいただければとおもいます。
・いままでの人間関係は、どちらかというと、エネルギーを受け取る側とエネルギーを与える側、という関係性が大半を占めていたともいえます。(関係性をどこの視点でみるかによって、別の関係性もみえてくるので一概にはいえないということ)
・たとえば、夫婦関係で夫が経済的にも精神的にも妻にエネルギーを与えて、妻はそのエネルギーを受け取るポジションにいる…という関係。その逆もあります。この関係性の場合、夫は妻や家族を養うもの、妻は夫に養ってもらうかわりに、自分自身のことは夫や家族のために後回しにする…、という関係性で夫婦関係の安定性を保ってきました。
・いままでの時代は、それでそれぞれの立場が社会的にも「常識的な関係」として保証されてきたので、夫も妻もそれぞれ不満はあるものの、不満の代償になるエネルギーが循環していたので、それでなんとか家庭という構造は安定してきました。しかし、21世紀に入るとその構造がさまざまな理由で崩壊過程に入ってきました。
・まず、日本では雇用形態、経済成長の鈍化、企業のグローバル化、インターネットによる個人の情報発信力の拡大などが急速にすすみ、夫婦のようないままであたりまえだった関係性の意味自体が無効化されていきました。すると、それまで抑圧されていた「不満」が一気に顕在しはじめます。エネルギーを与える側とエネルギーを受け取る側の関係性が加害者と被害者の関係性に変質してきます。
・つまり夫は妻に対するエネルギー供給がもう無理になってきたのに、妻が求めてくることに怒りを感じ自分が被害者であると感じ、妻は自己表現や主張を抑圧して、エネルギーを受け取る側にとどまってきたこと…つまり我慢してきたことに対して自分が被害者であると感じる…。結果、互いに相手を加害者に仕立て上げて、自分自身の抑圧されてきたエネルギーのはけ口にしているわけです。
・この現象は、なにも夫婦だけではなく、社会全体に相似形的に蔓延しています。近隣諸国に対する過剰な敵対心、異民族に対するレイシズム、排他主義、行政や自分が所属する組織に対する攻撃心…などです。このエネルギーが結果的に集合意識の渦となって、いまさまざまなエリアを呑み込んでいます。
・しかし、この現象は、もうすこし俯瞰して観察すると、個人の意識がいよいよ急激な変化をはじめている…ともいえます。なぜなら、旧い関係性…つまり弱い立場にある存在だと自ら認めている人々が強い立場だと認識されている人々のエネルギーを奪い続ける関係性、あるいは、圧倒的な多数派のエネルギーをごく一部の少数派が寄生するようなかたちで吸い取りつづける…これも共依存の典型なのですが…そういった他者、外部から「豊かさ」を収奪する、あるいは吸い続けないと生きていけないという信念に囚われた…言い換えれば、自分自身の内なる創造力が完全に欠如していると刷り込まれている奴隷意識に囚われた無数の個人が、いよいよ自立の意識にめざめようとしていることで、それまでエネルギーを吸い取りつづけるポジションの側が慌てて必死になって、そのエネルギー供給源を手放すまい…としているという図式がみえてくるのです。
・ここで注意してほしいのは、Aという人物がエネルギーを被害者、弱者のポジションのBという人物にエネルギーを与えていたとしても、まったく別の関係性では、AさんはCさんからエネルギーを奪っているポジションも持ち合わせている…つまり、だれもが、他者との関係によって、どちらかのポジションを使い分けているともいえるのです。
・ですから、もしあなたがある「被害者的ポジション」の人物から強力な執着や心理的に罪悪感を抱かせるような言動を受けていても、もう一方では、あなたが別の人物に対して、強力な執着や心理的に罪悪感を抱かせるような言動を与えている可能性もあるということです。このような状況をまずだれもがいま認識して、ハイアーセルフ的な意識ポジションから自己内省する必要が高まっています。
・とくにあなた自身が「被害者」を演じているかどうか、よく俯瞰してみると、あなたがこれからどんな方向へ意識をシフトしていけばよいのか…というテーマがはっきりと見えてくるでしょう。そして、その各個人のテーマの根底にある基本的なベクトルのもつエネルギーは、やはり、意識の自由の獲得と自立の獲得でしょう。
・世界中の個人の大多数が完全に、インナーセルフとハイアーセルフをつなぎ、自己の意識のエネルギーがもつ「意図と方向性」を自由に動かせるようになったとき、地球の集合意識は、次の意識段階へシフトできるのです。収奪と寄生に毒された意識文明に完全に決別できるでしょう。


(ブログ「ミカエルブレイズ」2016年4月15日付「収奪と寄生の意識文明に完全に決別するための意識変化がはじまっている」より引用・一部編集加工)

●世界の反転
・世界が反転したということはどういうことなのでしょうか。今生きている私たちが実感できる「世界の反転」とはどういう意味を持つものなのでしょうか。まず初めにその意味を説明しておきましょう。
・ところが、この説明がいかに難しいものか…特にこれまで精神世界に縁のなかった方たちに理解していただくのは中々骨が折れる作業だと思っています。またたとえ精神世界やあらゆる宗教関係に関わっておられた方でも、固定観念にとらわれた思い込みの激しい方などは(ほとんどそうですが)、到底ついて来られないような内容になっています。

・これまで私たちは「こんなに一生懸命働いているのにどうして幸せになれないのか」という思いを持ったことがないでしょうか。また「この世界は戦争など人とのいさかいも絶えなくて、人を蹴落とし、憎しみ合い、殺し合う何と殺伐とした世界なんだろう」と思ったことはないでしょうか。世界はこれまでそういうふうに造られていました。
・私たちから税金を集めそれで国を動かしていく人たちは、私腹を肥やし、人々を愚かなままにしておくために様々な政策を生み出していきました。しかしこのような世界のそうしたカラクリは、すでに多くの少しばかりよく気がつく方たちによって常に暴かれ続けていました…が、いつまでたってもこのカラクリが改善するということはなかったのです。あるいは人々がそれに気づいて「もうこんな世界はいやだ」と気つくこともなかったのです。たとえ「もういやだ」と思っても、どうしようもなかったというのが現実でした。
・そういう世界が反転したのです。そういう世界が変わっていきます。それもたったの20年足らずで。そんなことがあり得るのでしょうか。
・実際に2013年の暮れに世界は反転しています。そして、その実態がこの世界に如実に反映され始めたのが2014年の2月からでした。それでは世界の何が反転したのでしょうか。
・それは私たちの人類の大半を搾取し続けていたシステムが反転したのです。そういうシステム自体があるということ自体誰も知りませんでしたが(表面上の国や企業体、組織がまかなっているものは分かりやすかったのですが)、これまた誰も知らぬ間にそのシステムが現在崩壊しつつあるのです。
・それがどういうシステムであるのかということは、この本の中で追々明らかにされていきますが、今は世界が反転することで、これまで報われなかった方たち、そういう人々の魂が自由になり、自分の本当にやりたいこと、生きていて本当に楽しいと思うこと…それが出来るようになり、許される、そういう地球になっていまきす。

●移行期に死んでいく人々
・この20年間という時間の中で、人々は彼らの潜在意識の中で、自ら「生き残るか」「滅びていくか」を選択していきます。その結果として天変地異か自然災害、遭難や交通事故などの日常の要因も含めて、単なる病死、疫病等で亡くなっていく人が増えていきます。
・基本的に死んでいく人々というのは、これまで人々を搾取してきた人ということなのですが、少しややこしいところがありますので、詳しく解説していきます。
・例えばこれまで一生懸命働いてきて、それでもちょっとも生活が楽にならない、苦労ばかり、つらい事ばかりで少しもいいことがないという方達も死んでいきます。
・これが「滅びを引き受ける」ということで、潜在意識の深いところでそれを選択してしまっています…いや選択させられているのです。それは搾取者たちが造り上げた「厄を請け負ってしまう」といいますか、「厄を付け替えられた」という構造によるところが大きいのです。それがこの世界の基本的な構造です。
・20年後には人口が半分になるといっていますが、この方たちの気づきが薄いと実際には8割9割の人々が亡くなっていくことになります。

●自分の思い・価値観がないと引きずられてしまう
・他人の価値観が自らの価値観である人たちは消えていくことになりそうです。トレンドを追ったり、人に押しつれられたりしても別に悪い人ではないのですが、人の価値観で生きていてそれに染まっているということは、自分の思いがないということなのです。
・これからの地球では生きていけない人がほとんどですから、この地球に残れない人は7割、8割にも達するかもしれませんが、気づくことが出来ますとそういう素直な人たちは(いわゆる善人というのでしょうか)反転しやすいことはしやすいのです。
・ここで少し整理しておきます。
① これまでの地球における支配層(搾取する大元)は、搾取しているゆえにやはりエネルギーは持っている。
② その下で搾取されている人々は、その下の人々からエネルギーを吸い取らないと上納できないので、搾取されてはいるのですが、搾取する側でもあった。
③ そして今後この地上から消えていく人たちは搾取する側が消えていくのですが、まずエネルギーの薄い人から消えていきます。
④ つまり常に搾取されている弱い人から消えていかざるを得ないのです。
⑤ 最終的には搾取している人間はすべて地球から消えていきますが、この「搾取されているが搾取もしている」人々が出来るだけこの事態に気付いて、「もうやめた」となれば、多くの人がこの後来る20年後の地上のユートピアに住めることになります。
・簡単にまとめますと以上ですが、実際は様々なバージョンがあり段階があって各人各様の気づきがあります。

●知らないうちに吸い取られて続けているエネルギー
・ここで少しだけエネルギーのお話をしておきます。一般的にエネルギーといいますと、石油を燃やして出て来る熱や圧力、電気の流れ、生物の中で炭水化物を燃焼することなどが浮かびますが…それもエネルギーなのですが、精神世界では物理的なエネルギーを超えたエネルギー、例えば「気」や「やる気」「運気」「幸運」「知覚能力」もっと抽象的になりますと、意識の波動(振動数)などが主なエネルギーとして扱われます。そしてもっと具体的なものに「お金」というものがあります。
・労働の対価として支払われるお金は、まさに具現化したエネルギーで、それを求める方は多いと思います。また「地位」や「名誉」「名声」などもその範疇に入ります。ちょっと難しくなりますが、物理的なエネルギーと精神世界のエネルギーをつなぐ概念としまして「エントロピー」という物理概念があります。ここでは詳しくは書きませんが、研究なさりたい方はそのあたりから入られると面白いかも知れません。
・エネルギーのお話をしたのは、私たちが知らぬ間に取られているエネルギーのことをお話したかったからですが、それが「運気」つまりバイオリズムの高い部分だけをいい所取りで吸い取られ、低レベルのバイオリズムで生活しなければならない人は「ああ何でこんなに懸命に働いても働いても楽にならないのだろう」という人生を死ぬまで、いや何生にもわたって繰り返さざるを得ないのです。この後どんどん出て来ますが、私たちから搾取していた存在は、そういうエネルギーだけではなく、本来人間が持っていた(いわゆる)超能力といわれるものや、寿命なども奪って自分たちのものにしていたのです。
・私たちを取り囲む本当の世界は、皆さんが思っているようなものではなく、もっともっと可能性を秘めて、謎に満ち、不思議がいっぱい詰まっている面白くて奥深い存在です。
・それをありきたりの、同じことの繰り返し、規則と不自由と鉛色の空にしていたのは、私たちから狡猾なシステムで搾取し続けてきたそうした存在がいたからでした。


(書籍『宇宙全史別巻 20年後地上の人間は半分になる』(著者:みわ、虚空蔵55、発行:まんだらけ)より引用・一部編集加工)

【ポイント】
・2014年に入ってから、人間関係におけるエネルギーの奪い合いがどんどん激しくなって、その結果、人間関係が大きく変化している。
・いままでの人間関係は、夫婦の関係に象徴されるように、エネルギーを受け取る側とエネルギーを与える側、という関係性が大半を占めていた。ところが、21世紀に入るとその構造がさまざまな理由で崩壊過程に入ってきて、エネルギーを与える側とエネルギーを受け取る側の関係性が加害者と被害者の関係性に変質している。それは、夫婦だけではなく、社会全体に相似形的に蔓延している。
・この現象は、個人の意識がいよいよ急激な変化をはじめているとも言える。自分自身の内なる創造力が完全に欠如していると刷り込まれている奴隷意識に囚われた無数の個人が、いよいよ自立の意識にめざめようとしていることで、それまでエネルギーを吸い取りつづけるポジションの側が慌てて必死になって、そのエネルギー供給源を手放すまいとしている、という図式が見える。
・ここで注意したいのは、だれもが、他者との関係によって被害者(エネルギーを奪われる側)と加害者(エネルギーを奪う側)のポジションを使い分けていることだ。世界中の個人の大多数が完全に、インナーセルフとハイアーセルフをつなぎ、自己の意識のエネルギーがもつ「意図と方向性」を自由に動かせるようになったとき、地球の集合意識は、次の意識段階へシフトできる。収奪と寄生に毒された意識文明に完全に決別できる。

・2013年の暮れに世界は反転し、2014年2月からその実態がこの世界に如実に反映され始めた。私たちの人類の大半を搾取し続けていたシステムが反転し、誰も知らぬ間にそのシステムが現在崩壊しつつある。世界が反転することで、これまで報われなかった人々の魂が自由になり、自分の本当にやりたいこと、生きていて本当に楽しいと思うことが出来るようになり、許される、そういう地球になっていく。
・今後20年足らずの時間の中で、人々は彼らの潜在意識の中で、自ら「生き残るか」「滅びていくか」を選択していく。その結果として天変地異か自然災害、遭難や交通事故などの日常の要因も含めて、単なる病死、疫病等で亡くなっていく人が増えていく。
・死ぬ者は、潜在意識の深いところで「滅びを引き受ける」ことを選択してしまっているというより、選択させられている。それは搾取者たちが造り上げた「厄を請け負ってしまう」、より正確には「厄を付け替えられた」という構造によるところが大きい。それがこの世界の基本的な構造である。約20年後には人口が半分になるが、彼らの気づきが薄いと実際には8割9割の人々が亡くなっていくことになる。
・他人の価値観が自らの価値観である人たちは消えていく。人の価値観で生きていてそれに染まっているということは、自分の思いがないということ。気づくことが出来れば、そういう素直な人(いわゆる善人)たちは反転しやすい。
・今後のタイムスケジュールを整理すると、以下の通り。
① これまでの地球における支配層(搾取する大元)は、搾取しているゆえにやはりエネルギーは持っている。
② その下で搾取されている人々は、その下の人々からエネルギーを吸い取らないと上納できないので、搾取されてはいるが、搾取する側でもあった。
③ そして今後この地上から消えていく人たちは搾取する側が消えていくが、まずエネルギーの薄い人から消えていく。
④ つまり常に搾取されている弱い人から消えていかざるを得ない。
⑤ 最終的には搾取している人間はすべて地球から消えていくが、この「搾取されているが搾取もしている」人々が出来るだけこの事態に気付いて、「もうやめた」となれば、多くの人がこの後来る20年後の地上のユートピアに住めることになる。

・精神世界では物理的なエネルギーを超えたエネルギー、例えば「気」や「やる気」「運気」「幸運」「知覚能力」もっと抽象的になると、意識の波動(振動数)などが主なエネルギーとして扱われる。
・労働の対価として支払われるお金は、まさに具現化したエネルギー。「地位」や「名誉」「名声」などもその範疇に入る。
・私たちは知らぬ間にエネルギーを取られている。「運気」、つまりバイオリズムの高い部分だけをいい所取りで吸い取られ、低レベルのバイオリズムで生活しなければならない人は、「ああ何でこんなに懸命に働いても働いても楽にならないのだろう」という人生を死ぬまで、いや何生にもわたって繰り返さざるを得ない。私たちから搾取していた存在は、そういうエネルギーだけではなく、本来人間が持っていた(いわゆる)超能力といわれるものや、寿命なども奪って自分たちのものにしていた。
・私たちを取り囲む本当の世界は、もっともっと可能性を秘めて、謎に満ち、不思議がいっぱい詰まっている面白くて奥深い存在だ。それをありきたりの、同じことの繰り返し、規則と不自由と鉛色の空にしていたのは、私たちから狡猾なシステムで搾取し続けてきた存在がいたからである。

【私見】
・人々は物質的なエネルギー(石油、石炭、核、電気など)を巡って、少しでも多く奪おうとして争い、時には戦争まで引き起こす。それは、物質的なエネルギーは目に見えるので、その流れを実感しやすいからだ。
・一方、物理的なエネルギーを超えた精神的エネルギー(「気」や「やる気」「運気」「幸運」「知覚能力」といった意識の波動(振動数))は、目に見えないので、多くの人々は気付かないか無関心である。
・お金は精神的エネルギーの一種である。われわれはお金を「儲ける」「損する」「稼ぐ」「取られる」といったように、物の授受や蓄積という形でとらえているが、精神世界の視点から見ると、エネルギーの授受や蓄積といえる。

・現代文明の社会構造は、「支配者(寄生者)vs被支配者(宿主)」という単純な構図ではなく、被支配者(宿主)の中にも「支配者(寄生者)vs被支配者(宿主)」という構図が入れ子構造のように多層的に組み込まれており、複雑な様相をなしている。
・いま地球はアセンション(次元上昇)の最中にあり、あの世(多次元世界)でのルールが変わるに伴い、タイムラグを経てこの世(三次元世界)にもその影響が及び、2014年頃から精神的エネルギーを巡るベクトルが反転した。これによってエネルギーの流れが従来の「被支配者(宿主)」→「支配者(寄生者)」から「支配者(寄生者)」→「被支配者(宿主)」へと逆転して、搾取・収奪されてきた被支配者(宿主)へと還流していく。
・さらに、あの世(多次元世界)の事象がこの世(三次元世界)に投影されるとき、メビウスの輪のように鏡像反転して現象化する。また、寄生性が機能しなくなると、現在の収奪的な社会構造(マトリックス)はやがて崩壊し、「寄生者」と「宿主」という二元論的な役割分担がなくなり、自立した意識を持つ自由な「独立個人」が集う新しい社会構造が誕生するだろう。
・これらが精神的エネルギーを巡るベクトルの反転と重なり合うと、エネルギーの型と流れは「被支配者(宿主)」→「支配者(寄生者)」へと一方的に奪われるだけの収奪的なものから、「独立個人」⇔「独立個人」へと互恵的に与え合う贈与的なものへと変貌を遂げていくだろう。

・アセンション後の新生地球では、このような新しいエネルギーのあり方だけでなく、ありとあらゆる面で世の中のあり方がこれまでとはすっかり変わる。自らも新生地球へと移行しようとするならば、自分自身の内なる創造力が完全に欠如していると刷り込まれている奴隷意識に自分が囚われていることに気付き、新しい社会に適合する考えや価値観を喜んで受け入れ実践しようという、意識変革が必要となる。こうした意識改革を拒否したり、無視したり、あるいは無関心である者は、今の地球と同じような境遇の惑星や霊界に転生するといわれる。
・各人がどのような道に進むのかという選択の決定は、これから始まるのではなく、実はもうほぼ終わりに近づきつつあるという説もある。その選択決定開始と終了の時期の真偽はともかく、より正確に言えば、各自が潜在意識の領域で「自らの意思に従って自由に」進みたい道を「選択する」のが基本だが、実際には大多数の人々が「自らの意思に反して」無意識のうちに「選択させられている」のである。多くの人々はエネルギーとは何かがわかっていないため、それをわかっている者たちによって、都合よく利用されていることにも気付いていない。
・今年は、アラハバキのはたらきがますます激しさを増していき、地震や噴火などの天変地異や疫病、事故などによる災害が頻発するだろう。その被害の程度が大難となるのか小難となるのかは人々の気付きと内省の度合いにかかっている。アラハバキのはたらきにより天の岩戸が開き、この世の立て替え・立て直しで世の中が一変した後、人々は自分が無意識のうちに選択していた(あるいは、させられていた)自分の進路がどのようなものであったのかを、目の当たりにすることになる。


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エバレット・ブラウンの見た日本
今朝の東京新聞に、素晴らしいインタビュー記事が載った。インタビューを読み、特に印象に残ったのは以下の二行だ。

江戸から明治にかけての日本が好き


過日の拙稿「蘇るのか、逝きし世の面影」で紹介した、『逝きし世の面影』(渡辺京二 平凡社ライブラリー)を彷彿させる言葉ではないか…。

自分は何を残せばいいのか。コミュニティに何を残せるか


昨日、亀さんは拙ブログに以下のようなコメントを書いた。

今回の中国〝進出〟を足がかりに、その後はシベリアも視野に入れた上で、放射能地獄から生き延びた数千万人単位の日本人が集団で移住、聖徳太子以来の和の精神を発揮し、民族のアイデンティティ(要)である、日本語を幾世代にもわたって維持していくことに努め、数十年あるいは数百年単位の時間が経った後、再び日本列島に集団で戻るという基本戦略を念頭に、お互いに行動していきませう。今はそのための土台作りという時期に相当します。
http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-entry-1116.html#comment634


エバレット・ブラウン氏の語る〝日本〟を、幾世代後も残したいものだ。なお、松岡正剛との対談本もある。

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気づきから始まる権力崩壊
安西ファイル第四弾「気づきから始まる権力崩壊」をお届けする。また、明日最終弾(第五弾)の「既に始まっている意識とシステムの変化」をお届けした後、安西ファイルの「大麻編」を続けてお届けする予定でいる。

④気づきから始まる権力崩壊
●お金の仕組みを変えていくパナマ文書

・ニュースでも時々紹介されているパナマ文書ですが、大変な量の情報が詰まっています。どういう情報なのかというと、税金のかからないパナマの銀行に、世界中の大金持ちがお金を預けるケースがあり、その内容と動きがすべて網羅されているものです。
・いくらのお金が誰の名義で、いつ、どこから預けられ、その後、そのうちのいくらのお金がどこそこの誰にいつ支払われた、、、というような詳細がこと細かに記載されているわけです。
・お金を海外の銀行に預けること自体は違法はないのですが、何と言っても巨額なお金です。そのお金の動きを追っていけば、いくら隠しても誤魔化していても、何が本当だったのかが、すべてお金の動きからわかってしまいます。あの人のこと、大嫌い、、、と口先では言っている人でも、何千億のお金がしょっちゅうその人に振り込まれていたとしたら、一体何があったのか、、、と誰でも疑うでしょう。脅されて振り込んだのか、、、それとも、口先では悪くいいながらも、本当はグルだったのか、、、というようなことがわかってしまうわけです。
・もしそれが政治家同士、、、政治家と企業間で、、、さらに国家同士で行われていたなんてことになれば、一体この世はどうなっているのか、、、と。例で上げるとしたら、例えば、大事件の真相究明などにもしお金の動きと流れで追いかけることができたら、本当は誰が何の目的でそうした事件を起こし、誰が実行犯だったのかなどがわかってしまう。
・例えば、アルカイダが犯人とされているような事件があったとして、その背後でお金の動きを紐解いていけば、本当は誰の命令でそうした事件が起きたのか、、などがかなりの確率でわかってしまう。どこかの宗教団体と政治家が関連する企業間で大きなお金が動いていたとしたら、その意味は何だったのかなど、お金が動いた時期の出来事などと照らし合わせたら、ものの見事に事実が判明できる。
・もし、この世に裏があるとしたら、その裏にかかわるお金の動きもあり、その部分が白日の元にさらされた、、、、というのが、パナマ文書となるわけです。ですので、これは大変重要なリークなのです。
・なぜこのような情報が開示されたのかは、今のところ不明ですが、聞くところによると、この情報を開示した勢力は、世界の超大金持ちへの不信とその告発であると言っているようです。一方で、これはアメリカが仕組んだ罠で、政敵などを葬る方法に利用している、、、と考える人もいます。
・例えば、プーチンや習近平の親類や知人の口座が開示されているため、アメリカが有利になるという考えです。また一方では、これは1対99の争いがさらに上を行ったもので、1対99の勝者の1の中の争いである、、という考えもあります。1パーセントのこれまでの勝者をさらに1パーセントにしてしまおう、、とする流れだというのです。
・もちろん私には何が本当であるかはわからないのですが、パナマ文書の内容自体にはインチキはおそらく無いと思います。政治的な争いや利用はあるのかもしれませんが、だからと言ってインチキな内容になっているはずはありません。
・時間経過と内容が克明に網羅されているのですから、インチキかそうでないかはすぐにわかるでしょう。なので、パナマ文書には基本的にインチキ内容は含まれていないと考えるほうが自然です。
・しかし、今後マスコミはこの文書の一部の誤解を大げさに取り上げて、パナマ文書は大したものでなく、間違いがなんか多いみたいですね、、、という顔を作っていくと思います。菅官房長官に至っては、パナマ文書公開と同時に日本では詳細は調査しない、とすぐに断言している始末。ここに日本の深刻さがむしろ見えてきます。
・あまりに重要な情報であり、この世の構造と仕組みをお金の動きから解き明かす一級の資料ですから、解読には多少の時間がかかると思いますが、これは一度出てしまった以上は、いくら時間がかかろうとも結局は情報が勝利します。知ったらしまい、、、ということで、どんな悪事もその内容がわかってしまったら、もう続けることはできません。
・パナマ文書から逃げたい政権や政治家、企業家は日本にも相当いるはずで、たとえ今回逃げることができたとしても、同じ手はもう二度と使えなくなるのです。その意味で、パナマ文書は決定的に重要なものとなります。もうできないのです。これまで同様の悪事を。となると、世界はやはり変わります。うまく逃げた人でも、仲間に脅される可能性も高くなります。
・どんなものでしょうか。日本という枠組みすらもう不要になるはずですから、そう考えるのもおかしいのかもしれませんね。日本と脅しあい、だまし合いのあい打ちがこれから始まるでしょう。悪の内部崩壊が始まるゴングが鳴らされたのです。マスコミは権力に常におもねますが、いくらマスコミが嘘をつき通しても、同じやり口が今後通用しなくなりますので、その結果、既得権益が得られなくなった悪人同士の仲間割れが起き出すのは見えています。
・もし、国家犯罪が暴かれるような事態になれば、おれは知らない、、、と逃げ出す際に、他の悪人を血祭りにあげなくてはならなくなるなど、修羅の世界が繰り広げられるはず。俺じゃない、お前の方だ、、、と。勝者1パーセントの内部抗争がこれから華やかになるわけです。そうなると世界の権力構造は内部から壊れるようになりますから、あっという間かもしれません。こうなると早いのです。
・今年は何か起こらざるを得ない年になります。パナマ文書、、、マスコミはあんなものは実は本当はたいしたものじゃない的な報道を行なうでしょうが、事実を知らせたくないなら、それでもいいのです。もう悪事が働けなくなる、、、権力の内部崩壊が始まる、、、それだけでも時代を動かす力になってくれるからです。
・知ったらおしまい。早く改心して皆でよい世界を築きたいものです。悪かった人もまだ力はあるのですから、今度は本当に良い方に力を使ってください。
・悪い人の力なくして良い世はつくれません。良い人がビジョンを持ち、悪い人が実際に現実を作る、、、このコンビネーションがうまく行った国から混乱を抜け出すことになります。それが日本であってほしいと思うのですが、かどの国だとかは。同じ人間なのですから。


(ブログ「水瓶座時代~マドモアゼル愛オフィシャルブログ」2016年5月11日付「パナマ文書のゆくえ」より引用・一部編集加工)


【ポイント】
・パナマ文書はこの世の裏にかかわるお金の動きが白日の元にさらされたので、大変重要なリークである。
・今後マスコミはこの文書の一部の誤解を大げさに取り上げて、パナマ文書はたいしたものでないと矮小化し、静かに終息を図るだろう。日本政府は公式見解としてパナマ文書の詳細は調査しないと断言しており、ここに日本の深刻さが見える。
・パナマ文書がいったん出てしまった以上は「知ったらしまい」ということで、どんな悪事もその内容がわかってしまったら、もう続けることはできない。たとえ今回逃げることができたとしても、同じ手はもう二度と使えなくなるので、パナマ文書は決定的に重要なものとなる。
・日本と脅しあい、だまし合いのあい打ちがこれから始まる。悪の内部崩壊が始まるゴングが鳴らされた。いくらマスコミが嘘をつき通しても、同じやり口が今後通用しなくなるので、その結果、既得権益が得られなくなった悪人同士の仲間割れが起き出す。世界の権力構造はあっという間に内部から壊れるようになる。
・今年は何か起こらざるを得ない年になる。もう悪事が働けなくなる、権力の内部崩壊が始まる、それだけでも時代を動かす力になってくれるので、事実を知らせたくないなら、それでもいい。
・悪い人の力なくして良い世は創れない。良い人がビジョンを持ち、悪い人が実際に現実を創る、というコンビネーションがうまく行った国から、混乱を抜け出すことになる。

【私見】
・この世の支配者は、寄生性を最大限に発揮し得る社会体制を創り上げた。収奪的なお金の仕組み(金融制度)や経済の仕組み(資本主義経済)は、その中心的な役割を果たしている。人々は、これらの仕組みが優れているという教育やプロパガンダによって洗脳されているので、その本質が寄生性にあることになかなか気付かない。
・リーマンショックは全世界を不況に陥れたが、相次ぐQE(量的緩和政策)やマイナス金利等の金融政策によっても景気は一向に回復せず、その後遺症はいまだに続いている。リーマンショックは、デリバティブがレバレッジを際限なく機能させ、巨額のお金を一気に奪うことができる危険な金融取引であることを人々に思い知らせた。だが、デリバティブは主に金融機関や機関投資家など多数の資金を運用するプロ向けの取引であり、一般庶民が取引することはあまりないため、その危険性をいまひとつ実感できない。
・リーマンショックの原因究明と再発防止を検討する過程で、タックスヘイブンやオフショア市場の問題点はすでに指摘されていた。しかし、これらを利用する者たちの巧みな工作によって改革は形だけの中途半端なものに終わってしまい、生きながらえたタックスヘイブンとオフショア市場は息を吹き返してますます活発に拡大発展して今日に至った。
・ところが、今回のパナマ文書の発表は、タックスヘイブンやオフショア市場の息の根を止める可能性を秘めている。それは全世界の数多くの著名な人物や企業が実名で暴露され、一般庶民にもその名が広く知れ渡ったことと、税金という生活に直結するテーマだけに、人々の関心がデリバティブに比べてかなり高いからである。
・マドモアゼル・愛氏が主張するように、知られてしまったら悪事がはたらけなくなるのでおしまいであり、世界の権力構造は内部から壊れるようにあっという間に崩壊するかもしれない。


収奪と搾取の根本原理は「寄生性」
安西ファイル「お金編」の第三弾は、[収奪と搾取の根本原理は「寄生性」]だ。以下の第三弾に目を通し、〝寄生虫〟に対する厳しい安西正鷹さんの姿勢に、思わず背筋を正した読者も多いことだろう。なお、安西さんが謂うところの「寄生虫」とは、天童竺丸さんが著した『悪の遺産ヴェネツィア 黒い貴族の系譜』(文明地政学教会 刊)に詳しい。世の中の実相を炙り出した良書として、一読をお勧めする。

③収奪と搾取の根本原理は「寄生性」
●「寄生性と知的謀略」 世界経済を認識する基礎

・歴史的に存在しない国家なので遠慮なく言わせてもらうと、「カルタゴ」支配層的存在の危険性は、「寄生性」と「知的謀略」に尽きると思っています。少し遠慮して付け加えると、人種的価値観的に極めて近いユダヤ支配層(金持ち層)にもこのような危険因子を指摘できます。(欧米及び中東での反ユダヤ主義の蔓延には、内なる規律と外に対する規律の落差が大きく影響しています。利息も同胞からは取得禁止ですが外からは自由です。タルムードによれば、ユダヤ人以外はゴイムとされ、嘘をつくことも許されています。コーランを読むと、そのような態度のユダヤ人に対する批判が数多く出てきます)

●「寄生性」
・寄生性とは、地理的に継承される共同体ではなく価値的つながりを基礎に、地理的に継承されているほかの共同体との経済取引を通じて利益を得ようとする構えを意味します。
・土地(地域)ではなく宗教(価値観)的つながりで一体性が保たれているのですから、空間的に近い場所に集まって生活する必要もなければ、過去・現在の居住(活動)拠点に執着する必要もありません。
・利益を吸い上げたことで寄生対象(宿主)がやせ衰えたら、別の宿主を探します。元の宿主がどうなるかについては無考慮です。寄生するほうがそれでいいのでしょうが、寄生されるほうはたまったものではありません。寄生された共同体は、利益を吸い上げられてボロボロになります。
・米国植民地時代の話として、「ユダヤ人は21番目の家族としてやってくる」というのがあります。これは、植民者20家族が集落をつくった頃にユダヤ人家族が雑貨屋としてやってきて、酒を売ったり金貸しを行ってお金を吸い上げていくことを揶揄したものです。
・効率的に寄生するために、宿主共同体の制度を変えようともします。百貨店という商業形態は、寄生者が生み出したものです。ご存知のように、それまでは、ギルドという排他的相互扶助形態で商工業が営まれていました。靴屋は靴を売り、鍛冶屋は鍋釜包丁を売るという棲み分けです。そのような棲み分けを崩すための価値観が「営業の自由」です。
・(欧州で)このような共同体破壊がそれなりにスムーズにできたのは、アジアやアメリカなど欧州外から貨幣的富の流入があったことや、その結果生じた経済困窮者がアメリカに移住できる条件があったからです。
・このような条件がなければ、寄生者が価値観でいくら煽ったとしてもうまくいかず、彼らを放逐する動きにつながったでしょう、
・(第一次世界大戦後のドイツで国家社会主義が熱狂的に受け入れられた所以でもあります。ナチスは、たぶん、将来予測されるそのような動きを“悪魔の所業”として封じるためにつくり上げられたものでしょう。そのおかげで、味噌もクソもいっしょたくたにナチズム=国家社会主義は悪という価値観が蔓延しています。侵略戦争や外国人迫害を主張しているわけではないフランスやオーストリアの“極右”が、ナチスと結びつけられてどのような扱いを受けているかを見ればわかります。日本の民族派も、戦前の体制と結びつけられて際物のように扱われています。支持はしていませんが、“極右”や民族派は、寄生者の価値観や論理よりもずっとまともです)

●「知的謀略」
・寄生したいと思っても、現実として寄生者が共同体に寄生するのは容易なことではありません。宿主は、すぐに寄生者に不信感を抱くようになります。
・寄生者は、自分たちが寄生者ではないこと、自分たちが求める取引形態は正当であること、自分たちの価値観はまともなものであることなどを宿主に認めさせよう(錯誤させよう)と努力します。
・寄生者は、「騙されるほうが悪い」という価値観を持っています。騙されるのが嫌だったら、知性を使って騙されないようにすればいいと思っています。また、宿主共同体の価値観に基づく規制(法など)を邪魔な存在だと受け止めています。しかし、法には犯した場合の罰が付き物ですから、規制をうまくかいくぐろうとしたり、嘘や罪のなすりつけを行います。そして、罰を食らう結果になってしまったら、不運だった、知恵が足りなかったと思うだけで、悪をなしたという意識は持ちません。(価値観が違うので当然の思考過程です)
・宿主に寄生する最高の方法は、自分たちが効率的に養分を吸い上げられる価値観や制度を宿主共同体が持つようになってくれることです。
・端的には、収奪者(寄生者)ができるだけ自由に収奪活動に励むことができ、被収奪者(宿主)が収奪されるための仕掛けだとは思わず、それを素晴らしい考え方だと信じる理念・価値観・制度を普及させることです。
・このために、宗教・学問・政治制度などを利用します。ユダヤ教とキリスト教(ローマカソリック以降)は、寄生者が宿主を収奪するために普及させた宗教です。(同根であるイスラムは、それを否定した近似的宗教です)
・民主主義・個人主義・自由主義・経済学・科学的世界観なども、寄生者が宿主から“養分”をスムーズに吸い上げるためにつくり普及させた論理的説明体系です。(民が共同体の主であることや個人の自由を尊重することがそうだという主張ではないのでくれぐれも注意を)
・19世紀にドイツで百貨店が生まれたとき、それまで禁止されてきた「広告宣伝」が行われました。人々の欲求をくすぐり心を引くうたい文句が刷られたチラシが撒かれました。
・民主主義・個人主義・自由主義・経済学・科学的世界観などは、“高尚な”「広告宣伝」でしかないのです。宿主共同体の構成員が寄生者の「収奪システム」を嬉々として受け入れるよう、空虚な言葉(美辞麗句)をさも論理的であるかのように組み立てて普及させたのです。
・さらには、共産主義をマルクス主義的に脚色(理論強化?)することで、収奪システムが引き起こす人々の不満を筋違いの相手に向けさせるという凝った防御手段も用意しました。(背後にいる国際金融家ではなく、直接の雇用主である産業資本家が搾取しているという説明)
・また、下位にいるユダヤ人国際金融家を「陰謀論」で叩かせることで、上位の自分たちには害が及ばないようにもしています。
・「土地に縛られるのは悪いこと」、「思想・信条の自由」、「個人の自由は家族や国家(共同体)の利益より優先される」、「利潤追求が経済活動の基礎」、「営業活動の自由」、「グローバリズム」、「コスモポリタン市民」などを冷静にじっくり考えれば、寄生者の価値観が色濃く示されていることがわかるはずです。
・「思想・信条の自由」が純粋に内面の問題であれば、それを覗いたり規制することは原理的に不能ですから、憲法などでその自由をことさらうたう必要はありません。ですから、「思想・信条の自由」は、それを言葉・文字・映像などで表現し社会に広めることの自由ということになります。
・美意識や好みなどは規制する必要はありませんが、「ゆえなく人を殺してはいけない」、「盗みはダメ」、「利息をとってはいけない」、「相互扶助を心がけなければならない」など基本的な規範は、個々人が個々の価値観で自由に否定する運動を行っていいものではなく、“不可侵”のものです。
・共同体として存続していくための共有規範がばらばらだったらどうなるかを考えればわかるはずです。共有規範のなかでの個人の自由があるだけです。
・ですから、共有規範をなくそうとしたり無効化しようとする動きは、自由なものではなく規制されてしかるべきものなのです。
・共同体の規範を壊そうとしている寄生者が、「思想・信条の自由」を獲得し、学問世界やメディアを支配していたらどうなるかを想像してみたら(現実ですが)、その危険性がわかると思います。

●宿主共同体が陥る罠
・じゃあ、これまで、世界中が寄生集団に騙され続けてきたのかという疑念を持たれた方もいるでしょう。残念ながら、そうなのです。しかし、それは、世界の多くの人が知性で劣っていたとか愚かだったからというわけではありません。ただ、そこまで強欲で平気で嘘もつける人がいるとは想像だにできない人が多いというだけのことです。
・そんじょそこらにいる詐欺師ではなく、自分たちの強欲のために、国家を丸ごと、世界を丸ごと取ってしまおうという人が現実にいるなんてことに思い至らないのです。(このような思考は、健全な精神の持ち主であるがゆえのことです)
・しかも、悪魔を天使と言い立てられるほどの嘘を平気でつける人たちですから、人殺しや強奪を耳触りのいい美辞麗句で正当化するのはお手のものです。それでは、身近にいる一般的な嘘吐きを見破るようなわけにはいきません。
・また、なかなか見破られないよう、学校教育やメディアを通じて、それをもっともらしく受け入れる価値観や世界観を形成しています。(米国や英国の政治支配層の言動はTVでも腐るほど流されているので、それを見れば、これがよくわかるはずです。竹中大臣はまだまだ悪魔崇拝者になりきれていません)
・これは、9・11以降のイスラム世界の反応を見ていても感じます。イスラム世界の多くは、9・11をウサマ・ビンラディン氏らの犯行ではなく、モサドやCIAの犯行だと信じています。
・そこまでは見事な思考成果だと思いますが、その目的がイスラム世界に「効率的収奪システム」を持ち込むための起爆剤だとはまだ思っていないようです。(モサドやCIAの犯行という見方が正しいという意味ではありません)
・ムスリムにしてみれば、強欲者はいるとはわかっていても、そこまでしてその目的を遂げようとする強欲者がいるとは思っていないし、米国や英国の国家支配者たちがそれほどとんでもない人たちだとも思っていないようです。
・イラク攻撃も、イラクの原油が目的だと思われています。まさか、イスラム社会にとって重要な価値規範である“利息取得禁止”を「近代化」の名のもとに捨て去らせようとしているとまでは思い至らないのでしょう。(西欧的政治参加制度を少しずつ導入すれば危難を避けられるのかなというくらいに思っています)

●日本にも存在する“危険因子”
・日本は、戦後世界構造のなかで破格の経済発展を遂げました。「近代経済システム」(寄生システム)は、本来的商業のみならず、産業・サービスそして農業までを商業化してきました。(貨幣経済社会という表現は、生存活動全域の商業化を意味するものです)
・商業化が進んでも、それが国家(共同体)内の取引であれば、共同体共通利益が考慮されます。そうでなければ、成功者(金持ち)と破綻者(貧乏人)に分裂し、商業活動が行き詰まってしまいます。
・しかし、商業活動の対象が外に広がれば話は変わってきます。輸出が100%であれば、国家(共同体)内の人たちは、輸出するための財を生産する手段としてしか見えなくなります。(輸出比率が高くなるほど、国家(共同体)のことはかまわないという意識になります)
・国内で売れなくても広い世界で売れればいいのですから、国内は売れる品質の財を安く生産できる体制さえあればいいという気持ちにもなります。それがさらに進めば、外国にもっと安く生産できる場所があるならそこで生産したほうがより多くの利益が得られると判断し、それを実行に移すことになります。
・国家(共同体)のなかからも寄生者が生まれるのが「近代経済システム」なのです。戦後日本の経済価値観史は、高度経済成長のなかで寄生者が育ち、米英の新自由主義潮流とシンクロするかたちで寄生者的経済価値観がじりじりと浸透し、“社会主義政策”を切り捨てながら、グローバリズムという究極の寄生システムまでを好ましいものと受け入れるようになったというものです。このような経済価値観の変容こそが、「デフレ不況」の固定化につながっている元凶です。
・会長が「消費税率16%」や「カジノ公認」そして「年金削減」を主張している日本経団連の会長であり、副社長が英国で物議を醸す発言をしたり、1兆円の経常利益を上げながらベースアップ0としたトヨタ経営者の言動は、まさに彼らの「寄生性」を物語るものです。(それらの政策が日本という共同体をいかにおかしくするものであるかは、これまでも書き込みをしたように経済論理できちんと説明できるものです)
・彼らは、自覚していないとしても、日本や日本国民を宿主とする寄生者の価値観や論理を日本の国策にしようとしているのです。(たぶん、米国流の経済理論や経済価値観を素晴らしいものと考えているだけなんでしょうが)
・「小泉改革」とやらを支持する国会議員・経済学者・経済評論家・メディアも、意識的寄生者か、寄生者の価値観に絡め取られた人たちです。(「財政拡大」を叫ぶ人は、寄生者ではなく、ただ経済論理がよく理解できていないだけですから救いがあります)
・日本の国際商人(輸出優良企業)は、真似事の国際商人でしかありません。日本の国際商人は、意識的に「近代経済システム」をつくり上げてきた国際商人=国際金融家に対抗することはできません。
・このまま寄生者の価値観が跋扈する日本が続けば、日本国民がずたずたになるだけでなく、偉そうに寄生者の価値観や論理を振り回して企業もおかしくなり国際金融家の手に渡ることになります。
・そうなっても、“優良企業”経営者・国会議員・経済学者・経済評論家などは、これまでに蓄えた資産や代理支配者・御用学者・御用評論家としての収入で豊かな生活が維持できるはずです。経済的災厄の荒波をもろに受けるのは圧倒的多数の勤労者であり、年金生活者であり、その家族です。
・9・11は、寄生者としても乾坤一擲の大嘘「テロ」のはずです。米国の権力機構・主要メディアを活用しなければ、嘘が見破られてしまう危険な賭けでもあります。そのために、WTCの崩壊まで演出し、ペンタゴンまでが攻撃されたように見せかけ、犠牲者を6千人と誇大発表し、映像的衝撃の強さで人々をパニック状況に落とし入れ正常な思考を奪うことまで行いました。
・(もちろん、まもとな国々の口もつぐませなければなりませんが、それは、軍事力と経済力で可能です。まもとな外国の統治者が9・11の真相をつかんだとしてもそれを公言すれば、軍事攻撃の対象になったり、“経済制裁”の対象になってしまいます。世界最強の軍事力を保有し、世界銀行やIMFなどの国際諸機関を支配しているのは米国支配層です)
・9・11は、彼らがやろうとしていることの大きさや決意の固さを如実に示しています。世界は今、世界が丸ごと寄生者の宿主になってしまうのかどうかという重大な岐路に立たされています。
・それを阻止するためには、イラク攻撃を断念させ、9・11の見直しを通じてアフガニスタン侵略を停止させ、その後に、「近代」を世界中みんなで問い直すという価値観論争が求められます。これは、近代国家(=先進国)国民の歴史的使命です。
・それができなければ、イスラム世界にとてつもない大災厄を振りまき、信仰篤きムスリムたちの命がけの戦いを通じて「近代」を問い直すというとんでもない歴史過程を招来することになります。


(インターネット電子掲示板「阿修羅♪掲示板」2003年3月6日付「『寄生性』&『知的謀略』が国際金融家や国際商人の『危険因子』-トヨタなど日本の国際商人(輸出優良企業)も『危険因子』を持ちつつある -投稿者 あっしら」より引用・一部編集加工)

【ポイント】
・「カルタゴ」支配層的存在の危険性は、「寄生性」と「知的謀略」に尽きる。人種的価値観的に極めて近いユダヤ支配層(金持ち層)にもこのような危険因子がある。欧米及び中東での反ユダヤ主義の蔓延には、内なる規律と外に対する規律の落差が大きく影響している。利息も同胞からは取得禁止だが外(異邦人=ゴイム)からは自由に取って良いとされ、むしろ美徳として称賛される。

・寄生性とは、地理的に継承される共同体ではなく価値的つながりを基礎に、地理的に継承されているほかの共同体との経済取引を通じて利益を得ようとする構えを意味する。土地(地域)ではなく宗教(価値観)的つながりで一体性が保たれているので、空間的に近い場所に集まって生活する必要もなければ、過去・現在の居住(活動)拠点に執着する必要もない。
・利益を吸い上げたことで寄生対象(宿主)がやせ衰えたら、別の宿主を探す。元の宿主がどうなるかについては全く関心がなく、寄生された共同体は利益を吸い上げられてボロボロになる。

・寄生者は、自分たちが寄生者ではないこと、自分たちが求める取引形態は正当であること、自分たちの価値観はまともなものであることなどを宿主に認めさせよう(錯誤させよう)と努力する。
・寄生者は、「騙されるほうが悪い」という価値観を持っている。騙されるのが嫌だったら、知性を使って騙されないようにすればいいと思っており、宿主共同体の価値観に基づく規制(法など)を邪魔な存在だと受け止めている。

・宿主に寄生する最高の方法は、自分たちが効率的に養分を吸い上げられる価値観や制度を宿主共同体が持つようになってくれること。端的には、収奪者(寄生者)ができるだけ自由に収奪活動に励むことができ、被収奪者(宿主)が収奪されるための仕掛けだとは思わず、それを素晴らしい考え方だと信じる理念・価値観・制度を普及させることである。
・このため、宗教・学問・政治制度などを利用する。民主主義・個人主義・自由主義・経済学・科学的世界観なども、寄生者が宿主から“養分”をスムーズに吸い上げるためにつくり普及させた論理的説明体系だ。
・下位にいるユダヤ人国際金融家を「陰謀論」で叩かせることで、上位の自分たちには害が及ばないようにもしている。
・「土地に縛られるのは悪いこと」、「思想・信条の自由」、「個人の自由は家族や国家(共同体)の利益より優先される」、「利潤追求が経済活動の基礎」、「営業活動の自由」、「グローバリズム」、「コスモポリタン市民」などを冷静にじっくり考えれば、寄生者の価値観が色濃く示されている。
・悪魔を天使と言い立てられるほどの嘘を平気でつける人たちなので、人殺しや強奪を耳触りのいい美辞麗句で正当化するのはお手のもの。それでは、身近にいる一般的な嘘吐きを見破るようなわけにはいかない。
・また、なかなか見破られないよう、学校教育やメディアを通じて、それをもっともらしく受け入れる価値観や世界観を形成している。

・「近代経済システム」(寄生システム)は、本来的商業のみならず、産業・サービスそして農業までを商業化してきた(貨幣経済社会という表現は、生存活動全域の商業化を意味する)。
・国家(共同体)内の人たちは、輸出するための財を生産する手段としてしか見えなくなる(輸出比率が高くなるほど、国家(共同体)のことはかまわないという意識になる)。
・国家(共同体)のなかからも寄生者が生まれるのが「近代経済システム」。戦後日本の経済価値観史は、高度経済成長のなかで寄生者が育ち、米英の新自由主義潮流とシンクロするかたちで寄生者的経済価値観がじりじりと浸透し、“社会主義政策”を切り捨てながら、グローバリズムという究極の寄生システムまでを好ましいものと受け入れるようになったというものだ。

・このまま寄生者の価値観が跋扈する日本が続けば、日本国民がずたずたになるだけでなく、偉そうに寄生者の価値観や論理を振り回して企業もおかしくなり、国際金融家の手に渡ることになる。

【私見】
・自分たちの利益だけを重視し、その他大勢の被支配層の利益など眼中にないというのが政治家や官僚など国家を動かす支配層の本音であり、それは昔も今も変わらない。彼らは自分で汗をかいて物を生産したり他者に奉仕することはエネルギーの浪費・無駄であり、それは他者がやるべきことで他者のエネルギーを使えば良いと、心の底から思っている。
・彼らは、手足を動かすことは卑しい身分の者や奴隷がすることで、頭を使うことこそ優れた高貴な者にしかできないと誇らしげに語る。だが、彼らが誇る知識やら知恵といったものは、利己主義に基づく独善的で偏狭なものであり、神の法則(天の理)とは真っ向から反逆するものだ。それは、ユダヤ教では「タルムード」やイエス・キリストの時代に生きたパリサイ派、現代国際政治・経済の世界では、一部のフリーメーソンやイルミナティのメンバーなど世界寡頭権力に見られる。東洋では歴史上、支那の中華思想、朝鮮半島の両班制度(特に文官=東班(文班))に見られる。これらのネガティブな考えは過去の遺物ではなく、現代人にも脈々として受け継がれている生きた思想である。

・寄生性は支配層や権力者たちだけでなく、一般大衆や庶民といった被支配層にもある。そして、ユダヤ民族だけでなく、すべての民族のなかにもある。寄生性は誰にでも感染するウイルスのようなものだ。寄生性が支配する側にも支配される側にもあるため、収奪的な「近代経済システム」が機能し続けるのである。
・この寄生性というウイルスを呼び込むのが、人々の心の中にある自我である。自我は肉体をもって活動するこの世(三次元世界)に生きるうえでどうしても付きまとうものだが、本当の自分ともいうべき真我(ハイヤーセルフ)の目覚めが浅いと、悪霊や邪霊に唆されやすく、利己的な言動をとりがちになる。宗教や精神的指導者が自我やエゴをなくすように教え諭すのは、個人の解脱や覚醒のためではあるが、社会や共同体を収奪的なものから与え合うものへと変えるためでもある。

・お金が他人から奪うために使われているのは、寄生性のある者たちがお金を創ってこの世を支配しているからである。寄生性はありとあらゆる悪やネガティブなものを生み出す根源であり、不幸や問題を噴出させる源泉となっている。
・寄生者は宿主に知られない限り生きて機能し続けるので、寄生者は宿主に知られないことに最大の注意を払う。だから、そのためにありとあらゆるエネルギーを注ぎ込むことを惜しまず、さまざまな戦略を編み出した。「知的謀略」は寄生者が生死存亡をかけて編み出した究極の戦略であり、彼らの生命線である。


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我が良き友へ
拙稿「人生、なめんなよ」に「拍手」してくれた読者の中に、拙ブログがきっかけで、「深夜食堂」に〝嵌まってしまった〟ちゅう、てくのぱぱさんというブロガーが名乗り出てくれた。E-機会なので紹介させていただこう。ブログ名は「我が良き友へ」。

ちなみに、同ブログで深夜食堂について取り上げているのは、「深夜食堂に嵌ってしまった」という記事だ。亀さんのことも書いてあった(爆)。

てくのぱぱさんのコメントで、飯島奈美というフードスタイリストが、深夜食堂に一役買っていたということを初めて知った。亀さんはニューヨークのレストランや、東京の居酒屋で板前の仕事をしていたので、料理の難しさも十分に分かっているつもりだが、一度機会があれば目を通してみたい本だ。

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『深夜食堂の料理帖』(飯島奈美著 安倍夜郎イラスト)

てくのぱぱさん、今後とも4649

【追伸】
てくのぱぱさんのブログでも紹介されていたが、映画「ペコロスの母に会いに行く」が、最近テレビで放送されたので見た。実に、心温まる映画であった。また、放送されるカモョ…。

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【追伸2】
てくのぱぱさんの描く漫画、素晴らしい! で、以下に無断転載(笑)。

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パナマ文書がもたらす巨大な衝撃波
安西ファイル「お金」編の第二弾である。安西ファイル以外に、本稿最後に紹介した安西正鷹さんの著書、『お金の秘密』に関する問い合わせも大歓迎。亀さんが責任を持って安西さんに転送するので、質問やリクエストなどは遠慮なく送って欲しい。

②パナマ文書がもたらす巨大な衝撃波
●パナマ文書の提供者が初の声明、「革命」を予見

・世界の富裕層によるタックスヘイブン(租税回避地)を利用した節税の実態を暴いた通称「パナマ文書」を提供した人物が5月6日、匿名のまま声明を発表し、超富裕層の腐敗が資本主義を崩壊させ、革命を引き起こす可能性があると論じた。
・パナマ文書の提供者の声明は、身元不明の人物を表すときに一般的に使われる仮名「ジョン・ドウ(John Doe)」の署名で、同文書を最初にリークした独日刊紙・南ドイツ新聞(Sueddeutsche Zeitung)に発表された。
・匿名の提供者は、脱税やその他の犯罪行為を裁くために当局への協力を申し出ている。一方で内部告発者として、米政府による大規模な情報収集活動を暴露したことで指名手配されている米国家安全保障局(NSA)元職員のエドワード・スノーデン(Edward Snowden)容疑者のような運命を、自分がたどる可能性への不安を訴えた。
・また自らについては「直接であれ契約であれ、どこかの政府や情報機関のために働いたことは、過去にも現在にも一切ない」と述べている。
・パナマ文書はパナマの法律事務所モサック・フォンセカ(Mossack Fonseca)の内部文書約1150万点を暴露し、世界各国の企業や資産家らがオフショア企業を大々的に利用して行ってきた資産隠しを明らかにした。
・匿名提供者は声明の冒頭で「所得の不平等はわれわれの時代を特徴づける問題だ」とし、その大半に非があるのは、弁護士や政治家、メディアの支援を受けた世界の裕福なエリート層による「巨大で広範にわたる腐敗」だと非難している。
・情報提供に至った動機については「モサック・フォンセカの創始者、従業員、顧客らがこうした犯罪の中で果たしている役割──まだ一部しか明らかになっていない──について、答える必要があると思ったからだと説明し、「卑劣な行為の全容が明らかになるには数年、いやおそらく数十年かかるだろう」と述べている。
・また「こうした過ちが集積した影響として、倫理基準は完全に侵食され、ついには、われわれがいまだに資本主義と呼んでいる新たな制度をもたらしたが、これは経済奴隷に等しい」とし、さらに租税と権力の不均衡が「革命につながる」ことは歴史が示してきたと述べ、「次の革命はデジタルによるものだろう。もう始まっているかもしれない」と記している。
・声明は「司法当局が文書の実物を入手し、評価することができれば、パナマ文書からは何千という訴訟が生じ得るだろう」とも述べている。


(HP「AFP通信」2016年5月7日記事「パナマ文書の提供者が初の声明、『革命』を予見」より引用・一部編集加工)

●国民の怒りを代弁する声の一例
・国連人権理事会から特別報告者に選ばれたカリフォルニア大アーバイン校教授のデビッド・ケイさんは、一度は去年の12月に予定された調査を、日本政府になんたらかんたら理由をつけられ先送りされた。しかし、世界で「国連の調査を妨害している」と日本批判が起こったため、今回は予定通りに調査できたみたいだ。
・日本政府は、デビッドさんの視察を、「今年の秋以降で」といっていた。秋といったら、選挙が終わってから。それまで不都合な事実を隠したい、それこそ報道の自由を軽くみている証拠だわ。
・「国境なき記者団」の「報道の自由度」ランキングが発表された。「報道の自由度」、2010年に日本は過去最高の11位だったこともあるけど、安倍政権になって順位は下がってゆき、去年は過去最低の61位。今年はさらにその下の72位になっちゃった。そのうち、ロシアや中国や北朝鮮なみにするつもりか?それらの国は、ほかの国から白い目で見られているんですけど。
・菅官房長官も高市総務相も、デビッドさんの面談から逃げ回っていたというから、今現在、自分らはヤバイことしてるって自覚はあったに違いない。わかってやっているんだから、ほんとうのワルだよ。
・熊本地震は、震度7という巨大地震で、本震が起きてからも、ぐらぐらと揺れつづけている。熊本と大分の避難者は4万人を上回るらしい。しかし、熊本県知事が求める「激甚災害指定」を安倍首相はすぐに出さなかった。「激甚災害指定」は被災自治体に対し、国が迅速にふんだんな財政支援を行えるものだ。
・結局、お金を出すのを渋っているのか。できることはぎりぎり地方でやれ、そういいたいのか。冷たいよな。海外にいっては、金をばらまいてきているのに。海外で自分らだけがいい顔をできればそれでOKか。でも、そのお金は血税だ。こういうときにこそ、使うべきお金。
・それと、あたしたち国民に向かって、「税収が足りない」とか二度といわないでほしい。そのまえにやることあるでしょう?世界を揺るがしたパナマ文書。4月20日付「日刊ゲンダイ」の「金子勝の天下の逆襲」にはこんなことが書かれていた。「国際決済銀行(BIS)の公表資料によると、タックスヘイブンであるケイマン諸島に対する日本の金融機関の投資や融資残高は、2015年12月末時点で5220億ドル(約63兆円)もあるという」
・パナマ文書を調査しない国は、ロシアと中国と日本くらい。税収が足りなくば、法の抜け道を閉ざし、適正に課税して金持ちからお金をとったらいい。

(雑誌「週刊朝日」2016年5月20日号「室井佑月『税収が足りない』とか二度といわないで」より引用・一部編集加工)

●「パナマ文書」の税逃れ問題に各国が本腰を入れない真の理由
・タックスヘイブンに隠匿された資産の一端を暴いた「パナマ文書」が世界を震撼させている。アイスランドで首相が辞任、英国ではキャメロン首相が窮地に立たされている。ロシアのプーチンも中国の習近平も強烈なボディーブローを食った。
・隠匿資産にはいろいろある。権力者が私腹を肥やした財産を隠すのは途上国に多く、先進国では金持ちが税金逃れの財産を隠す。どちらも国家・国民に対する重大な背信行為だが、利用者たちは「法に触れることはなにもしてない」と言いつのる。
・先進国はどこも財政難で、増税や歳出削減が叫ばれている。だったら真っ先にすべきは、税金を払うべき企業や個人が、合法的に逃げる「租税回避」の解消ではないか。ところが対策は遅々として進まない。なぜか。
・タックスヘイブンを必要とする勢力が強いからだろう。多くの国で、指導者が関与していたことをパナマ文書は明らかにした。「警察署長が事件の黒幕」みたいな話である。背後には、もっと深い闇がある。金融ビジネスの闇である。

●「伊勢志摩でタックスヘイブン対策」も茶番に終わる公算が大
・安倍首相が議長を務める伊勢志摩サミットで「タックスヘイブン対策」が話題となる、という。各国では手が及ばない難題こそサミットにふさわしい。首脳が集まりながら「パナマ文書」を無視することはできまい。
・5月14日のG7財務省・中央銀行総裁会合の議題に上がるという。納税は国家の土台だ。財政・金融の責任者が真剣に向き合う課題だろう。だが、結論は見えている。「経済開発協力機構(OECD)の作業部会で進められている対策の進展に一層の力を入れる」というような文言が声明に盛られ、お茶を濁すことになるだろう。
・タックスヘイブンは2013年、北アイルランドのロックアーンで開かれたG8サミットで主要議題として取り上げられた。議長は英国のキャメロン首相。この年は多国籍企業の脱法的節税が問題になっていた。
・グーグル、アマゾン、マイクロソフトなどの多国籍企業がタックスヘイブンにペーパーカンパニーを作り、帳簿上の資金を経由させることで税金を逃れていた。英国では、スターバックスが積極的な事業展開をしながら税金はほんのわずかしか払っていないことが議会で問題になった。「徴税の公平を歪めるタックスヘイブンの利用」を声高に批判していたキャメロンはサミットの議題に取り上げたのである。
・納税回避だけではない。「テロとの戦い」はテロ資金を封ずることなしに進まない。対策は米国にとっても重要度を増していた。
・このサミットが茶番だったことは「世界かわら版・第38回」に書いた通りである。議事を仕切ったキャメロンは、形ばかりの対策で問題を先送りした。タックスヘイブンの裏でロンドンの金融街シティが重要な役割を演じているからである。
・英国が敢えてサミットのテーマに選んだのは、フランスやドイツが議長国の時に国際租税問題が議論されることを避けたかったからと推察できる。英国の金融界が節税に一役買っていることにEUの大陸諸国は厳しい目を向けている。

●ロンドン金融街シティと英政府、タックスヘイブンの密接な関係
・キャメロン首相は親の代からタックスヘイブンに深くかかわっていたことが今回明らかになった。当事者だからこそ自分の手で穏便に済ませたかったのだろう。キャメロン家の構造に、タックスヘイブンと政府の関係が見える。家系はエリザベス女王の遠縁にあたるという。
・「近代英国の金融界で重きをなした人物が多く、父・イアンに至るまで代々投資銀行パンミュア・ゴードンの経営に携わっている」ウィキペディアにそう書かれている。シティの有力者であった父親はカリブ海の租税回避地に会社を設立し、財産を運用していた。息子は上流階級の子弟が集まるイートン校に入れた。デビッドはオックスフォード大学に進み哲学・政治学・経済学で優秀な成績を残し、22歳で保守党調査部に入った。サッチャー・メージャー両政権で政策の作成に従事し、財務大臣のスピーチライターも務めた。
・シティの金融業者は、いわば「ベニスの商人」で、隠然たる力はあっても政治の中枢にはいない。この流れが変わったのが金融資本主義の到来である。貴族に代わって実業家が力を持ち始める。製造業が衰退した英国は、サッチャー政権の下でシティの大改革「金融ビッグバン」に踏み切る。大胆な規制緩和で世界からカネを呼び込む金融立国への道は、キャメロンが調査部にいたころ築かれた。金融取引には不正や暴走を防ぐ様々な規制(ルール)が設けられている。一方でカネ儲けしたい人たちは規制を嫌う。「抑制的なルール」と「金儲け願望」が綱引きしているのが金融市場である。
・サッチャー首相は「自己責任」を掲げ、金融の自由化に舵を切った。典型が「オフショア市場」だ。シティの銀行が扱う「海岸線の外側での取引」にサッチャーは活路を見出した。預金者からカネを預かる銀行は、損失や不正が起きないよう厳格なルールが欠かせないが、それとは別に「金融特区」のような別勘定をシティの中に広く認め、国外から来て、国外に出てゆく「外―外取引」はオフショア勘定で自由にどうぞ、という政策である。
・自由=緩いルール=金儲け願望の全開、である。そこにタックスヘイブンがからんだ。「緩いルール」だけでは安心できない金持ちは少なくない。他人に知られたくないカネを抱えている人だ。オフショア勘定であってもロンドンの街中に置いておくのは心配だ。そこで金融業者が目を付けたのが、女王陛下の属領であるカリブ海やドーバー海峡の島である。
・金融街も取引所もないヤシの繁る風光明媚な島が、実体のない「ペーパーカンパニー」の巣窟になった。小さなオフィスビルに数千社が登記されている。「パナマ船籍」の貨物船が世界中の港にあるように、名義だけがタックスヘイブンにあり、カネを運用するのはシティの投資銀行、という仕掛けだ。キャメロン首相の父親は、こうした仕事をしていたのだろう。
・パナマ文書の漏洩元であるモサック・フォンセカ社は、現地で会社登記など実務を担当する会社だ。いわば司法書士のような仕事である。「口が堅いことで知られていた」というが、経営者が頑固だったからではないだろう。聞かれても言わないで済む、強い後ろ盾があった、ということだ。背後には、顧客を紹介し、その財産を管理・運用する銀行が控えている。モ社はその手先という役回りである。
・おカネは現金とは限らない。ほとんどは銀行口座の預金となっている。あるいは国債やデリバティブのような金融商品として口座で管理されている。タックスヘイブンの会社には現金や財宝は保管できない。会社の登記があるだけで「隠匿資産」の管理運用は銀行抜きにはできない。タックスヘイブンは金融資本の便利な道具に過ぎない。

●英国と香港のコネクションから習近平首席らの名前も浮上
・パナマ文書には、モ社は1万5600社のペーパーカンパニーの設立にかかわった記録がある、という。スイスのUBS、クレディスイス、英国のHSBCなどが関係していた。スイスの銀行は元祖タックスヘイブンである。永世中立の国家を盾に個人情報の秘匿を売りに世界から資金を集めていた。ナチに処刑されたユダヤ人の資産を独り占めにしたことや脱税協力などが問題にされ、秘密主義に風穴があき、海外のタックスヘイブンとの連携が必要となった。
・HSBCは、前身が香港上海銀行である。英国が中国支配のために設立した銀行だ。かつては上海の金融街の中心にあり、共産党が政権を取ったあとは香港に拠点を移し、中継貿易を裏で支える銀行だった。
・シティの強みは植民地ネットワークである。カネを糸口に権力とつながり情報ルートや人脈を太くしてきた。香港返還でHSBCは英国に本店を移し、英国第3位のミッドランド銀行を合併して今や世界屈指の銀行に成長した。膨張する中国経済がビジネスを大きくした。中国の風土で育った銀行である。危ない橋を渡る銀行としてHSBCは有名だ。
・今回、習近平国家主席ら中国要人たちの親族の会社も明らかになった。中国をカリブ海の島につないだ誰かがいるのだ。キャメロン政権は中国が主導したアジア国際投資銀行(AIIB)にいち早く賛成するなど、金融では米国と一線を画した政策をとっている。香港を通じてつないできた人脈を生かし、中国マネーをシティに取り込む英国の姿が浮かぶ。
・香港、シンガポール、マレーシアのラブアン島。英国がアジアに育てた金融拠点だ。今や発展著しいアジアの資金を吸い込むネットワークとなり、カネと情報が一緒に流れる。
・キャメロン政権がEU内で「英国特別扱い」を主張してきたのは、外交と金融で生きる英国の特殊性を守りたいがためだろう。
・投資銀行の家系に生まれ、絵に描いたようなエリートコースから政界入りしたキャメロン。影の支配者だった金融資本が表舞台に送り込んだ政治家ともいえる。その足元からシティのスキャンダルが噴き出たのである。

●近代資本主義・民主主義からの明らかな逸脱 タックスヘイブンは金融危機とも無関係ではない
・バドミントンの有名選手が五輪目前に出場資格を剥奪された。違法カジノに出入りしていたことで処分された。有名な元野球選手が覚せい剤で捕まった。違法カジノも覚せい剤も、お客が罰せられた。悪事に手を染めたのだから当然の報いだろうが、「悪事のシステム」を作った供給者の責任はどうなのか。当然、捜査の対象になる。
・パナマ文書で「お客の悪事」が世界で大問題になっている。お客に「悪事のシステム」を供給した側、すなわち金融資本の責任追及はどうなっているのか。
・タックスヘイブンは「悪いこと」ではないのか。利用者は「合法的な節税」という。だれもが利用できる制度なら、節税という言い訳も成り立つかもしれない。だが、海外に会社を設立して資金を移す、ということは誰もができることではない。
・高額所得者は、それなりの納税をして国家社会を支える、ということは民主主義の要ではなかったか。金持ちはタックスヘイブンで合法的に節税ができるが、中・低所得者は厳格に徴税される、という仕組みで社会は成り立つのか。勤勉と公正を大事な価値として発達してきた近代資本主義や民主主義の思想から明らかな逸脱が起きている。
・パナマ文書には、日本を代表するメガバンクの名が英文で書かれている。タックスヘイブンで税金逃れを手伝っている疑いがある。事実だったらとんでもないことだが、菅官房長官の反応には仰天した。 「文書の詳細は承知していない。日本企業への影響も含め、軽はずみなコメントは控えたい」。政府が率先して調査すべき問題ではないのか。
・「タックスヘイブン――逃げてゆく税金」(岩波新書)の著者、故・志賀櫻氏は、「タックスヘイブンは金融危機と無関係ではない」と筆者に次のように力説した。「10兆ドルともされる隠匿資金は決して眠ってはいない。儲け口を求め世界を駆け巡り、ある時は通貨、またある時は株式に流れ込み、マネー奔流が市場を不安定にする。バブルをかき立てるのは国境を超える投機資金です」
・投機資金の暴走を抑えるため、金融機関には様々な規制が設けられている。それでは商売にならないと業者の要請を受け、サッチャー以後「規制緩和」が金融ビジネスを全開にした。合言葉は自己責任。タックスヘイブンは新自由主義経済が産んだブラックホールでもある。
・投機資金の暴走が招いた典型がリーマンショックだった。加担した銀行・証券は壊滅的打撃を受けたが、自己責任を果たせなかった。公的資金が注入され救済されたのである。
・大金持ちは税金を免れ、銀行はタックスヘイブンを利用してカネを呼び込む。隠匿された投機資金が暴走しても銀行は救われる。投入されるのは納税者のカネだ。負担はいつも中・低所得者。これでは世の中おかしくなる。
・元財務官僚として国際租税の歪みと戦ってきた志賀は昨年末、急逝した。著作の末尾に書かれた一節をここに記す。「タックスヘイブンは、富裕層や大企業が課税から逃れて負担すべき税金を負担しないことに使われ、犯罪の収益やテロ資金の移送に使われ、巨額の投機マネーが繰り広げる狂騒の舞台にも使われている。その結果、一般の善良かつ誠実な納税者は、無用で余分な税負担を強いられ、犯罪やテロの被害者になり、挙句の果てにはマネーゲームの引き起こす損失や破たんのツケまで支払わされている」
・政治は誰が動かしているのか。パナマ文書は民主主義の在り方を問うている。


(HP「ダイヤモンド・オンライン」2016年4月18日付「『パナマ文書』」の税逃れ問題に各国が本腰を入れない真の理由」より引用・一部編集加工)

【ポイント】
・「パナマ文書」を提供した人物は、匿名のまま声明を発表し、超富裕層の腐敗が資本主義を崩壊させ、革命を引き起こす可能性があると論じた。彼は「所得の不平等はわれわれの時代を特徴づける問題だ」とし、その大半に非があるのは、弁護士や政治家、メディアの支援を受けた世界の裕福なエリート層による「巨大で広範にわたる腐敗」だと非難している。
・また、「こうした過ちが集積した影響として、倫理基準は完全に侵食され、ついには、われわれがいまだに資本主義と呼んでいる新たな制度をもたらしたが、これは経済奴隷に等しい」とし、さらに租税と権力の不均衡が「革命につながる」ことは歴史が示してきたと述べている。

・日本政府は、パナマ文書を調査しないことを表明しているが、国連人権理事会の特別報告者デビッド・ケイ氏による調査を妨害したことを思い起こさせる。不都合な事実を隠したいからそのような言動をするのではないか。税収が足りないのであれば消費税を引き上げるのではなく、法の抜け道を閉ざしてタックスヘイブンを利用させないようにし、適正に課税して金持ちからお金をとれば良い。

・タックスヘイブンの問題点は以前から指摘されているが、タックスヘイブンを必要とする勢力が強いので、対策は遅々として進まない。「警察署長が事件の黒幕」みたいな話だが、背後には金融ビジネスという深い闇がある。
・パナマ文書で叩かれているキャメロン首相の家系は、エリザベス女王の遠縁にあたり、タックスヘイブンとの関係が深い。キャメロンの父親のようなシティの金融業者は、金融ビッグバンのもとで盛んになったオフショア取引とタックスヘイブンを結び付け、英国に世界中のカネを引き込み、金融覇権を恣にしてきた。
・タックスヘイブンは新自由主義経済が産んだブラックホールでもある。
・大金持ちは税金を免れ、銀行はタックスヘイブンを利用してカネを呼び込む。隠匿された投機資金が暴走しても銀行は救われる。投入されるのは納税者のカネだ。負担はいつも中・低所得者。これでは世の中おかしくなる。
・タックスヘイブンは、富裕層や大企業が課税から逃れて負担すべき税金を負担しないことに使われ、犯罪の収益やテロ資金の移送に使われ、巨額の投機マネーが繰り広げる狂騒の舞台にも使われている。その結果、一般の善良かつ誠実な納税者は、無用で余分な税負担を強いられ、犯罪やテロの被害者になり、挙句の果てにはマネーゲームの引き起こす損失や破たんのツケまで支払わされている。

【私見】
・パナマ文書は全世界に衝撃を与えたが、5月に正式なリストが公表されたこともあり、富裕層や大企業の倫理性の欠如と、不公平で歪んだ税制に対する怒りの声がますます大きくなっている。
・しかし、日本では、政府は調査しないと逃げの姿勢を貫き、リストに載った大企業や個人も「決して脱税・節税目的ではない」と言い訳したり、「他社もやっているから仕方ない」などと開き直る有様で、その対応ぶりの酷さとモラルの低さによって、世界的に浮いた存在となっている。
・安倍政権や金融当局は、日本の財政危機を解決する方法として消費税の増税に固執している。3年前の消費税率8%引き上げで庶民の生活は苦しくなる一方、大企業などの法人には法人税率の軽減などで優遇している。後述するパナマ文書でほとんどの超大企業がタックスヘイブンを利用していることが明らかになったにもかかわらず、大企業の調査をサボタージュするなど、安倍政権や金融当局は異常なまでに大企業に肩入れしている。「強きを助け、弱きを挫く」姿が、政府が目指す「美しい国、日本」なのであろうか。
・目に見えない場所やものに隠され、封印され、遺棄されてきたあらゆるものが、いま、神々のアラハバキのはたらきによって目に見える場所やところに表面化させられ、その現象はますます強く、かつ激しくなっている。このような時代において、個人から企業や公的団体などの組織、国家を問わず、それぞれが良くも悪くもアラハバかれている。日本の実態が、日本を愛する者が理想と期待を込めて好んで用いる「神国日本」という美名とはあまりにもかけ離れていることが、誰の目にも明らかになっている。
・パナマ文書問題は、アラハバキのはたらきが作用して引き起こされた事件である。税制がますます不公平で歪んだものとなってきていることは、もともと日本という国家に内包されていた収奪的・寄生的な価値観がアラハバキのはたらきによって浮き彫りになっていることを示している。


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エスカレートする国民からの収奪
昨夕、「人生、なめんなよ」で書いたように、数日ほど本業(翻訳)の方でバタバタするので、その間は安西ファイル「お金」編を5本アップしていきたい。以下の内容だが、早速「①エスカレートする国民からの収奪」を公開しよう。なお、文中の私見は安西正鷹さんの私見であって、亀さんの私見ではない。念のため。

①エスカレートする国民からの収奪
②パナマ文書がもたらす巨大な衝撃波
③収奪と搾取の根本原理は「寄生性」
④気づきから始まる権力崩壊
⑤既に始まっている意識とシステムの変化



①エスカレートする国民からの収奪
●マイナンバーと預金封鎖と財産課税

・日銀のマイナス金利発表を聞いて「預金からカネを取られる」と勘違いした大口預金者が預金を下ろしているそうだ。暴落局面でも金庫会社の株式は値上がりし、金庫が売れていると言われている。そのこと自体は早とちりも良い所だが、感の良い人はその後に控えている金融動乱を見越している。
・日本銀行とはFRBの日本支店に過ぎず、ドル高円安を維持する事を常に求められている。それでも、日銀生え抜きの人達は中央銀行の本分に従って、精一杯の抵抗を続けてきた。白川総裁は日銀券ルールの死守を前提に、月額2兆円の量的緩和に留めてきた。これをアベが送り込んだ黒田総裁は月額8兆円の緩和水準に引き上げ、更なる緩和を仄めかしている。しかし、市中には買い上げる国債がないので、マイナス金利という暴挙に出た。
・よく考えて欲しい。年率80兆円の金融緩和自体が自滅的最終手段であり、加えてマイナス金利などという方策を行使した時点で、財政や金融が危機的状態にあるとみなせる。大口預金者が危機を察して預金を下ろすに値する理由がある。
・次なる手段として、日銀は法制度を改正して、国債の直接引き受けを行うと思われる。その際には、日本銀行及び日本円の与信に疑問符が付く。最悪は資本逃避(キャピタルフライト)が発生する。
・資本逃避を防止するために、マイナンバーが付与された。マイナンバーこそは「海外から見れば明らかに、預金封鎖の準備」として見られている。既にゲートキーパー法で200万円以上の資産の動きや資産捕捉はされており、マイナンバーの導入は資産課税(財産課税)や預金封鎖の口実にすぎない。
・マイナンバー制度が、2016年1月から開始され、2018年度から預金口座にも、マイナンバーを紐付けると言われており、2021年に適用の義務化が検討されている。併せて、預金封鎖時に備えて日本国籍の人の口座と、外国籍の人の口座の識別も行われている。
・1997年から大蔵省において預金封鎖及び財産課税の検討が始まった。マイナンバーは財産課税法整備の一環である。
・しかし、ドイツやハンガリーでは国民総背番号制は人権侵害として憲法違反判決が出ている。運用上漏洩のリスクも高いのに、日本ではマイナンバーを導入する。一つには、米国からしてみれば、植民地の奴隷は番号で管理した方が効率が良い。マイナンバーとは奴隷番号なのである。奴隷に刻印の焼きごてを押すのと同じである。
・アベ政権というのは日本の国富を米国へ献上することを第一義としている。個人資本の資本逃避は「献上金にカウントされない」だろう。資本逃避が起きれば財務省や霞ヶ関は動揺する。財産的な意味での逃散は行政府の弱体化を意味するからだ。
・庶民が預金引き下ろしや保険の解約を進めれば、ドル転している資産を円へ戻さなければならない。そうなると、米国は激高し日本に懲罰を加える。
・自民党の丸山和也法務部会長は2016年2月17日の参院憲法審査会で、「日本が米国の51番目の州になれば、『日本州』出身者が大統領になる可能性が出てくる。世界の中心で行動できる日本になりうる」と発言したが、これこそはギャグ漫画やネット上の流言飛語の類である。
・「植民地」が「州」に「格上げ」されるわけがない。日本の未来は米国自治領プエルトリコが象徴している。産業を支配され、盗むものが無くなれば、軍事基地を撤去して廃棄物置き場にする。これがプエルトリコで実際に行われたことであり、プエルトリコは8兆円を超える借金で破綻しているが、FRBは放置している。
・日本でも同じ事が行われているが、日本は金融資産があるので、まずは米国により金融資産を抜き取られつつ有る。米国に応諾する外資族=自民党清和会が日本人民の金融資産を抜き取り米国へ献上している。次にTPPに批准し、産業を米国に献上する。日本国内が疲弊しきり、盗むものもなくなり、米国内の騒擾状態が強まれば、在日米軍は本国へ帰っていく。極めつけは日本を核燃のゴミ捨て場にすることであり、日本が保有する44tのPuの所有権は実際には米国のものである。濃縮ウランの所有権は米国にある。そこから抽出されたPuも米国に所有権があると考えるのが筋だろう。日本はPu抽出によって発生する膨大な核汚染を受忍し、核廃棄物の最終処分列島となる。
・未来予測できる冴えた人や能力のある人は既に海外へ移住するなり、海外を視野に入れている。私のようなDQNは衰亡する日本と命運を共にするしかない。私自身が放射能禍と加齢で体力も気力も失われつつ有る。


(ブログ「わんわんらっぱー」2016年2月18日付「マイナンバーと預金封鎖と財産課税」より引用・一部編集加工)

●政府内で密かに進む「貯蓄税」と「死亡消費税」導入への布石
・日本経済の足踏み状態に業を煮やした安倍政権は、個人や企業が貯め込んでいる資産を吐き出させようとなりふり構わぬ「北風政策」を打ち出し始めている。
・要は「太陽政策」とは異なり、辛い目に遭わせることで、カネを出させようという作戦なのである。政府内で検討されているのが「貯蓄税」と「死亡消費税」だ。
・貯蓄税は、今年から運用開始されたマイナンバー制度の導入により、国民の貯金額の把握が容易になったことで現実味が増しつつある。文字通り、貯蓄に対する税で、「貯める者にペナルティ」を与えることで、強制的に口座からカネを掻き出す乱暴な政策だ。
・死亡消費税は3年前、首相官邸で開かれた「社会保障制度改革国民会議」で飛び出した。死亡時に残った遺産に一定税率をかけて徴収しようというもので、控除額が設けられている相続税と異なり、すべての国民が課税対象になる。
・新税に対する布石はすでに着々と打たれている。昨年1月から相続税が増税され、最高税率が55%に引き上げられた。これに伴い、生前贈与(子供や孫へ住宅購入資金や教育資金を非課税で贈与する仕組み)の件数が急増し、潤沢な資産を持つ高齢者から現役世代へ資金の大移動が起こったのだ。
・昨年8月からは介護保険制度が改正され、特別養護老人ホームなどの介護保険施設を利用した際、これまで「所得」を基準に適用されていた低所得者向けの負担軽減制度に資産基準が新たに設けられた。単身で1000万円、夫婦で2000万円以上の資産を持つ高齢者は、負担軽減制度が受けられなくなったのだ。
・「夫の死後、自分の年金収入だけで暮らしていましたが月7万円にも届かない。夫が生前に中古で買った一軒家に暮らしていたのですが、その資産価値が1000万円を超えるということで、ホームの利用料が軽減されなくなりました。これまで食費と居住費を合わせて月6万3000円だったのが、昨年夏以降、月額10万5000円にまで跳ね上がり、年金収入では払えなくなった。仕方なく家を売って施設利用料を捻出しました」(関西地方在住・70代女性)
・税制が専門の立正大学教授・浦野広明氏の指摘だ。「消費増税や資産への課税強化などは『取れるだけ取る、持っている者から取る方法を編み出す』というものばかりです。それが見え透いているからこそ、貯金族はさらに資産防衛に走る。北風政策の典型的な失敗パターンです」
・しかし、一連の「税制改悪」を支持する層もいる。60代以上に対して、50代以下は実質賃金は下がり続け、貯蓄に回すおカネがそもそもない。その分、投資には積極的だ。
・「メディアが年金制度の世代間格差など、現役世代の不満を煽る報道に熱心なため、彼らからの妬みは肌で感じる。この空気にはウンザリだよ。誰もが散財していたように思われているバブル時代にも俺たちの世代は貯金していた。カネが貯まらないのは俺たちのせいじゃない!」(都内在住・70代男性)

(HP「NEWSポストセブン」2016年2月2日付「政府内で『貯蓄税』と『死亡消費税』を検討 すでに布石も」より引用・一部編集加工)

【ポイント】
・年率80兆円の金融緩和自体が自滅的最終手段であるが、加えてマイナス金利などという方策を行使した時点で、財政や金融が危機的状態にあることがわかる。
・今年から日本では資本逃避を防止するためにマイナンバーを導入したが、海外では「預金封鎖の準備」として見られている。既にゲートキーパー法で200万円以上の資産の動きや資産捕捉はされており、マイナンバーの導入は資産課税(財産課税)や預金封鎖の口実にすぎない。
・マイナンバーとは奴隷番号であり、奴隷に刻印の焼きごてを押すのと同じである。米国からしてみれば、植民地である日本の奴隷は番号で管理した方が効率が良いので、導入を強要された。
・貯蓄税は文字通り、貯蓄に対する税であり、「貯める者にペナルティ」を与えることで、強制的に口座からカネを掻き出す乱暴な政策。マイナンバー制度の導入により、国民の貯金額の把握が容易になったことで現実味が増しつつある。
・死亡消費税は3年前、死亡時に残った遺産に一定税率をかけて徴収しようというもので、控除額が設けられている相続税と異なり、すべての国民が課税対象になる。
・消費税の税率アップやこうした資産への課税強化などは、資産防衛に走る貯金族から「取れるだけ取る、持っている者から取る方法を編み出す」というものばかり。だから、貯金族はさらに資産防衛に走るという悪循環に陥っている。北風政策の典型的な失敗パターン。

【私見】
・海外では「アベノミスクは破綻した」との見方が支配的となりつつあるなか、国民にはその実態を知られないよう、日銀の金融緩和策により公的資金で株価を意図的に釣り上げて資産インフレを引き起こしている。また、芸能人やスポーツ選手など著名人のスキャンダルやゴシップを過剰に垂れ流しているのも、国民の不満と憤怒のエネルギーを他者に付け替えようとする支配層の防衛策である。
・政府や当局などの支配層が、メディアを私物化して、年金制度の世代間格差など現役世代の不満を過剰に煽る偏向報道をさせているのも、その防衛策の一つである。本来なら支配層に向かう現役世代の不満と憤怒のエネルギーの矛先を、高齢者に対する嫉妬と怨嗟のエネルギーにすり替えている。


人生、なめんなよ
読者の皆さん、申し訳ない。来週の月曜日まで、再び仕事に追われることになった。だから、それまでは拙ブログの更新はない。実は今朝、アメリカの翻訳会社の姐さんから、無理矢理仕事を一本ねじ込まれ、最初は断ったものの、「ウチの翻訳の仕事をせんと、シカゴからマフィアを送るで!」と脅されたからだ…(と言うのはウソ。最初は断ったものの、綺麗な姐さんということもあり、亀さんとしては、どうしても断り切れなかったというだけの話でR)。

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アル・カポネ

ところで、最近「深夜食堂」を2本ほど紹介したこともあり、久しぶりにTVドラマ「深夜食堂」を観賞している。先ほど観たのは、第十話「ラーメン」だ。特に以下の台詞が響いた…。


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世の中は、さすらい迷って、戻り河。人生、なめんなよ…。

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う~ん、今宵(こよい=今晩)はラーメンを食べよう。それにしても、この10年間に気に入ったTVドラマは、「深夜食堂」、「あんどーなつ」、そして「スミカスミレ」であると、昨日の拙稿「猫まんま」に書いたが、やはり「深夜食堂」が一番E-。かつて、まほろば会に「深夜食堂」をダビングして持って行ったことがあるんだが、同番組を天童竺丸さんが大変気に入ってくれて、稲村公望さんに亀さんがダビングした「深夜食堂」を是非観ろと、DVDを渡したそうな。だが、その後は稲村さんから、「深夜食堂」について全く話が出ないのは、稲村さんのような超のつくエリートには、チト〝難しかった〟かなと、反省しきりの亀さんであった。



猫まんま
この10年間、亀さんが気に入ったTVドラマは3本ある。「深夜食堂」、「あんどーなつ」、そして「スミカスミレ」の3本だ。「深夜食堂」と「あんどーなつ」については、今までに何本か拙ブログで記事にしてきた。「スミカスミレ」の場合、最近のドラマということもあって記事数こそ少ないものの、これから色々と書いていくつもりだ。また、以上の3本のドラマの場合、共通しているものがあるんだが、それについてはいずれ書く。

で、今日は久しぶりに昔のTVドラマ「深夜食堂」の第二話「猫まんま」について取り上げたい。どんなドラマかということに関心のある向きは、以下を見て欲しい。



ところで、拙ブログはFC2というサーバー元にお世話になっているんだが、亀さん同様にFC2ブログを開設している読者の場合、だれが、いつ、亀さんのブログにアクセスしたか分かる仕組みになっている。そして、音楽の通なら名前を出せば誰でも知っている、実力派の歌手某が拙ブログにアクセスしてくれていることを今回お伝えしておこう(エヘン!)。

マイクを握らせれば、音痴どころか落語の域に入ってしまう亀さんだから、その人のプロとしての実力のほどは、正直言って良ぉ~く分からないんだが(涙)、同じ曲を歌う30名を超えるプロの歌手を聞き比べたところ、「一番気に入ったのでCDを購入した」という歌手こそ、亀さんのブログにアクセスしてくれている歌手なのだ。断っておくが、そのプロ歌手ちゅうのは、あの歯科&音楽ウォッチャーさんのことでは断じてない象、念のため…(爆)。

で、歯科&音楽ウォッチャーさん、そろそろ次の原稿…。

日航機事故と明石家さんま
日に一回は必ず訪問している掲示板「放知技」で、明石家さんまについての興味深い投稿が昨日あった。

1985年8月12日、大阪でMBSラジオ『ヤングタウン』レギュラー出演のため伊丹行きの日航機に搭乗予定だったが、直前の仕事である「ひょうきん族」の収録が早めに終わり、一便早い全日空の便に振り替えたため、日本航空123便墜落事故を逃れた。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15711778/731/


また、同投稿で紹介されていた以下の記事、さんまが大竹しのぶとの間でもうけた娘に、「いまる」という名前を付けた背景を知るに及んで、咄嗟に思い出した人物がいる。
日航機墜落事故と明石家さんま…「IMALU」の名前に込めた想い - NAVER まとめ

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10年近く前になるが、光寺(神奈川県大和市)住職の玉井禮一郎さんと一緒に、日蓮上人縁の保田妙本寺(千葉県安房郡鋸南町)を訪ねたことがある。訪問した目的は創価学会の土台を揺るがせかねない、歴史的事実の確認の旅であった。このあたりに関心のある読者は、たまいらぼ出版の一連の出版物を参照されたい。

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保田妙本寺(左)と陰陽二相一対の曼陀羅本尊(右)

それはともかく、その日の夜は玉井さんの友人宅で一晩お世話になろうということで、玉井さんの長年の親友Xさん宅のある木更津市に向かった。木更津駅に着くと、駅のロータリーでXさんが我々を待ってくれていた。その晩はXさん宅で酒を酌み交わしつつ、話は深夜に及んだ。そのなかで、特に印象に残った話が、Xさんの「運命」に纏わる話であった。

明石家さんま同様、実はXさんも日航機123便に搭乗する予定だったというのだ。事故のあった当日、大阪に向かうため最初は日航機123便に搭乗するつもりでいたが、都合で別の便にしたことにより、明石家さんま同様に命拾いをしていたのだ。Xさんの話にじっくり耳を傾けていた玉井さん、突然次のように言い出したのであった。

その体験を本にしてみないか?


実は玉井さん、光寺の住職であると同時に、たまいらぼ出版の社長なのである。一緒に話を聞いていた小生にも、編集を手伝って欲しいと言ってきた。結局、話は流れてしまったものの、あの時のXさんの話に耳を傾けながら、人の持つ運命というものの不思議さについて、つくづく考えさせられた亀さんであった。

運命で思い出したが、拙ブログでも「人生は〝運〟だ」という記事を書いている。その時に取り上げた『運命の研究』(武市雄図馬著 東明社)、未だに全ページに目を通していないのを思い出した…。

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若者の未来を貪り食らう国・ヌッポン
拙稿「若者を見殺しにする国・ヌッポン」の続きである。昨夜、NHKの7時台のニュースを見ていたら、「貧困家庭の子ども教育支援 高校生や大学生らが対策会議」という特集を放送していた。最後まで見たものの、どうして日本の子供の六人に一人が、貧困に苦しんでいるのかという真の原因について、相も変わらず〝皆様のNHK〟は完璧にスルーしていた(嗤う)。

NHKといったテレビばかりではない。新聞も完全に堕落しており、特に酷いのが読売と産経だ。

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『月刊日本』五月号 p.50~51(赤線は亀さん)

ほとんどのマスコミが、安倍政権の太鼓持ちと化している世の中にあって、権力からの圧力に屈することなく、堂々と正論を吐いているのは、今や『月刊日本』と『レコンキスタ』くらいのものではないだろうか。若者の未来を貪り食っている〝〟の正体を知る意味で、『月刊日本』が出した以下の図書を推薦したい。

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スパイウェア Windows10 に注意しよう
昨日の朝、起床してパソコンに向かうと、見慣れぬ画面が表示されていた。

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ここ数ヶ月、平均して月に2~3回パソコンのWindows7が更新されているが、更新の都度、〝無償Windows10にアップグレード〟させようとする手口が、狡獪になってきている(嗤う)。

タダより高いものはなく、マイクロソフトが必死こいてWindows10をインストールさせようとしている背景は、カレイドスコープの以下の記事を読めば分かる。
最強のスパイウェア「Windows 10」をインストールするな!

以下は、上記記事からの一部引用だ。

マイクロソフトは、今度のWindows10で、それをはっきりと公言しています。
「あなたがWindows10をインストールすることに同意するということは、われわれマイクロソフトが、あなたのパソコンの中身を覗くことに許可を与えたものと考えます」と。


マイクロソフトの狡獪な手口で、勝手にWindows10をインストールされたとしても、別に慌てる必要はない。以下のサイトを参照に、元のWindows7に戻せばよいだけの話だ。
(2016年3月)Windows10への半強制アップグレードが再び猛威を奮っている

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「スミカスミレ」に英語の字幕が…
昨冬、BS朝日で放送されたドラマ「スミカスミレ」に字幕が付いた。念のため、ネーティブの学生(カナダ人)に確認してもらったが、概ね問題ないと言う(“She will said”と、一部可笑しな翻訳があるものの、まぁ愛嬌ちゅうことで…)。また、化け猫の話でも問題はないかと尋ねたところ、キリスト圏の人たちに紹介しても、ダイジョウブというお墨付きをもらった。だから、今後は海外の友人にも紹介していくつもりだ。



禿のお悩みに…
禿は禿でも〝禿ネズミ〟の話ではない(爆)。
●禿ネズミ・舛添マターに関わるな 巨悪を見失う愚を犯す!

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飯山一郎へ伝言・密告・質問・短信etc -16-

堺のおっさん、グッジョブ! 禿(励)みになります (^▽^)/

文明の原郷ツラン
世界戦略情報誌『みち』5月15日号から、天童竺丸さんの「文明の原郷ツラン」と題する新シリーズか開始された。その中で、思わず目が止まった行がある(p,15)。

アーサー・ケストラーが私に突きつけた問題は難問だった。ユダヤ人の大部分を占めるアシュケナジーが、実はツラン民族の末裔であるとケストラーは主張していることになるからである。


断定はしていないものの、「アシュケナジーはツラン民族の末裔ではない」と、天童さんが思っているのではと匂わせる行である。そこで、昨日久しぶりにお会いしたので確認したところ、やはり亀さんの思っていた通りだった。

天童さん同様、ツラン民族の一人として自らを誇りに思っている飯山一郎さんも、「アシュケナジーはツラン民族の末裔である」という点を気にしておられたので、半年ほど前になるが亀さんは以下のように回答している。

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飯山一郎へ伝言・密告・質問・短信etc -9-

どうして、亀さんは上記のように回答したのかというと、アーサー・ケストラーが著した『第十三支族』を読めば、ツラン民族について言及してはいないものの、「アシュケナジーはハザール(カザール)帝国の末裔(すなわち、ツラン民族の末裔)である」と明確に述べているからだ。そして、そのアーサー・ケストラーのことを前世紀において、世界最高の頭脳の持ち主の一人だとする栗本慎一郎氏も、アーサー・ケストラーの説を全面的に支持していたのである。だから、いくら飯山さんが否定したくとも、否定のしようがないと小生は上記の投稿をしているだけに、天童さんの新シリーズに目を通して、アーサー・ケストラーや栗本慎一郎氏の説を、もしかしたら否定できるのではと思い、天童さんに直接問い合わせたという次第だ。

天童さんの話をじっくり聞くに及んで、「アシュケナジーはツラン民族の末裔である」という説を、否定できる可能性が高いことを知り、内心嬉しく思った。詳しくは今後シリーズで続く「文明の原郷ツラン」を追ってもらうとして、現時点ではっきりさせておきたい点は以下の通りである。

・アーサー・ケストラーも栗本慎一郎氏も、〝ツラン〟という概念が念頭にないこと。
・ハザール帝国がユダヤ教(一神教)に改宗したと言っても、それはあくまでも同帝国の支配層に限っての話であり、その他大勢の一般民衆は、先祖代々の宗教(多神教)を変わらずに信仰し続けていたこと。


ともあれ、今後の「文明の原郷ツラン」シリーズの展開を期待しよう。また、天童さんが『みち』に著したツラン関連の記事は、巻頭言赤文字で示した記事を参照されたい。
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再び、読書に耽ることのできる喜び
先日の拙稿「寄る年波に克つ」、「里子のブログ」で紹介してくれたこともあり、お陰様で多くの反響を呼んだようだ。特に、記事の「拍手」ボタンを押してくれた読者で、数名の人たちがコメントしてくれており、大いに参考になった。2例だけ紹介しておこう。

太陽凝視、乳酸菌液で洗眼しています。お陰で、老眼が軽減されて、まだ、裸眼でPC操作ができています。……中略……PS:乳酸菌液はハーブを入れています。


(亀さん) 乳酸菌にハーブを入れているという行を読み、NHKの「猫のしっぽ カエルの手」に登場するベニシアさんを思い出した。彼女もハーブを使った料理、化粧水、その他を番組で頻繁に紹介しており、相当ハーブ好きな女性(ひと)である。

“乳酸菌は何も痔だけではなく、目にも効くんだなと思い当たったのだった。”に何か笑えてしまいました(とても有用なお話なのに、何かが面白かったです^_^*)


(亀さん) この行を読み、あそこにスプレーしたら、一体全体どうなるんだろうと、思わず連想してしまったんだが…(爆)。

その他、いつも大勢の人たちのコメントに、感謝感激雨霰! 本業に追われていることもあり、一つ一つに返事を出せない状態にあるんだが、必ず目を通て記事に反映させるよう努めているので、今後ともどうかヨロシク!

さて、太陽凝視は昨日から再開したばかりだが、それでも視力が少しは回復してきたことが実感できる。だから、一週間もしないうちに、以前のようにラクラク文庫本が再び読めるようになるはずだ。そうなると、積ん読状態の本も、次々と読んでいこうという気にもなる。現在、再読・再々読本も含め、読みかけの本が10冊ほど、テーブル上に置いてあるが、再び手にするのももうすぐだ。

例えば、渡辺京ニの『逝きし世の面影』、大変字の細かい文庫本だが、あと数回ほど太陽凝視を実践すれば、数ヶ月前のようにスラスラ読めるまでに、目が快復しそうな予感がする。なお、5月15日の東京新聞に、『渡辺京ニ』(三浦小太郎 言視舎)という本が紹介されていたので、以下に紹介しよう。著者名が三浦小太郎になっていたので、アレ?と思って『月刊日本』で確認したところ、やはり「近代の闇 闇の近代」シリーズを執筆している、あの三浦小太郎氏であった。

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その他、テーブル上に寝かせてある読みかけの本として、以下が残っていた。

『昭和の劇』(笠原和夫 太田出版)
『ゆうちょマネーはどこへ消えたか』(菊池英博/稲村公望 彩流社)
『額田王の童謡』(小川秀之 風詠社)
『古代天皇制研究』(小川秀之 風詠社)
『あの日』(小保方晴子 講談社)
『世界の論争・ビッグバンはあったか』(近藤陽次 ブルーバックス)
『宗教の悪徳 宗教ビジネス不道徳講座』(浅井壮一郎 朱鳥社)
『人間生命の誕生』(三木成夫 築地書房)
『太宰府・宝満・沖ノ島』(伊藤まさこ 不知火書房)
『アナスタシア』(ウラジーミル・メグレ ナチュラルスピリット)
『今東光 五味康祐』(新学社)


今、一番読みたい本『昭和の劇』は、過去に二回ほど通読しているはずだが、今回は昭和天皇と瀬島龍三についてブログ記事にしようと思っているので、第四部の「戦争映画と天皇」だけでも、近日中に再々読するつもりだ。これ以外にも、日本が終わる日までに読了しておきたい本が、書架に大量に眠っている…。困った、本当に困った…。

女性を女郎屋に売り飛ばす国・ヌッポン
竹中平蔵という新自由主義者は、小泉純一郎元首相とタッグを組み、ヌッポンに新自由主義という種まきを行い、数年後に今度は安倍晋三現首相とタッグを組み、ヌッポンに新自由主義という大輪の花を咲かせた〝功労者〟である。だから、竹中平蔵の〝功績〟を讃える記事を亀さんは最近2本書いた。
若者を見殺しにする国・ヌッポン
団塊世代を見殺しにする国・ヌッポン

新自由主義の〝恩恵に浴した〟若者、団塊世代に続いて、今回は女性を取り上げよう。最初に、以下のビデオをご覧いただきたい。亀さんの好きなTVドラマの一つ、「深夜食堂」の「第十四話煮こごり」で、親の借金を肩代わりするため、身体を売る若い女性の物語だ。



「第十四話煮こごり」が放送されたのは、もう5年も前の2011年だが、その後の女性を取り巻く環境は悪化の一方をたどった。例えば、普通の女子大生が売春をやらざるを得ないという、昔なら想像もできなかった今日日の現実を、以下の記事は浮き彫りにしている。
普通の女子大生が売春!?女性の貧困はここまできた

まだある。女子学生以外に目を向けると、以下のような記事も目立つのだ。
「下層風俗嬢」3500円でカラダを売る女たち

こうしたヌッポンの現実を目の当たりにして、絶望感に襲われた人たちも多いはずだ。だから、『月刊日本』五月号の巻頭言(p.3)で、ついに南丘喜八郎氏が吠えた(傍線・太字は亀さん)。

安倍政権がさらに新自由主義路線を推し進め、「外国の金銭が人らを走らせ」る状況が続けば、「無告の民」は必ず一揆を起こす。身命を賭した行動を起こすに違いない。「憲法に体をぶつけて死ぬ奴」が、いずれ出てくるのだ。


同感である。

寄る年波に克つ
10年近く前になるが、仕事のため北海道から上京し、都内のホテルに宿泊していた風水師・珪水さんに再会した時、話の流れで目の疲れが話題になった。当時の亀さんは仕事(翻訳)で、連日長時間にわたってパソコンに向かっていたため、以下の写真のように数時間もすると思わず両目を抑えるほど、目の疲れに悩んでいた時期があった。その点を珪水さんは心配してくださり、ある秘伝を授けてくださったのだった。帰宅後、早速実行してみたところ、あら不思議、昨日までの目の疲れが嘘のように、スイスイと仕事が捗るではないか! 爾来、目の疲れを全く気にすることなく、ガムシャラに仕事を続けることができたというわけである。これも偏に珪水さんのお陰であり、今では大変感謝している。

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     目のかすみは病気の前兆!?原因と対処法

ところが、それから数年が過ぎた2013年の早春、ふと青空を見上げると、霞のようなものが漂っているのに気づいたのだ。最初、当時話題になっていた中国のPM2.5による、大気汚染だろう程度に思っていたのだが、やがて目に原因があることに気づいたのである。だが、上の写真のように思わず目を抑えるという、以前のような苦痛を味わうわけでもなかったので、そのまま放置していたのだが、やはり気になって目医者に行ったのは、半年以上も経過した2013年10月8日であった。診断結果は、一日中パソコンに向かっていることによる、職業病ともいうべき「かすみ目」ということで、目薬をもらっただけで終わった。その後、珪水さんの秘伝を忠実に実行し、かつ目の疲れを取るヨガを取り入れたこともあり、しばらくは気にせずに仕事を続けることができた。

しかし、あれから数年が経過した数週間ほど前から、今まではメガネなしでディスプレイから80センチ離れていても、まったく仕事に支障を来すことがなかったのに、急に見えづらくなったのである。一昨日なんかは仕事に常時使用している、翻訳ソフトのフォントサイズを一段大きくし、辛うじて仕事をするという有様だった。そんな矢先、掲示板「放知技」で以下の記事に出会ったのである。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15711778/627/

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15711778/628/

一読し、乳酸菌は何も痔だけではなく、目にも効くんだなと思い当たったのだった。ここに、電柱でござるさんとみに桜さんに感謝の意を表したい(痔と乳酸菌については、拙稿「アメフッテ、ジカタマル」参照)。

太陽凝視も一時はやっていた。だが、ある日帰宅する途中、歩きながら太陽凝視をしていたところ、すんでのところでで道路脇の段差に足をとられ、もう少しで転んで大ケガをするところだったので、それからは太陽凝視をやっていなかったのだが、また再開しようかと思うようになった。無論、今度は散歩しながらするのではなく、太陽凝視だけに集中しようと思う亀さんであった。

洞察歯観のすすめ(14)
歯科&音楽ウォッチャーさんから便りが届いた。しばら音沙汰が無いと思っていたら、山奥にある実家に籠もり、アナログ生活を送っていたようだ(笑)。夜は昔のレコードに耳を傾けつつ、過ごしていたというのだから、ナントモのんびりというか、自然に囲まれて贅沢な一時を過ごしていたという感じだ。そう言えば、NHKの「ドキュメント72時間」で、「昭和歌謡に引き寄せられて」という、レコード店についての番組を最近放送していたが、レコードだけではなく、同時に昭和という時代にノスタルジアを感じたものだ。なお、番組は以下のURLで見ることができる。
http://www.dailymotion.com/video/x431dub

> CDに隠れた欠陥・・・なんですが、ソニーのトップ陣の一人が、「CDの音に全く問題は無い」と答えたものの、「自宅では、LPレコードを聴いている」と


小生も大分昔、CDの欠陥に気づいていたこともあり、歯科&音楽ウォッチャーさんのCD危険説に全く以て同感だ。

> 「現代はまさに砂糖漬けにされた時代。何処を向いても砂糖の洪水。コーヒー、コーラ、ジュース、菓子類は言うに及ばず・・・缶詰、パン、ビール、酒類。さらに煙草にいたるまで砂糖が使用されている」


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それから、ダフティーの著したという、『シュガーブルース』については知らなかったが、砂糖の恐ろしさについては小生も熟知しているつもりだ。だから、拙宅では天然黒砂糖しか使っていない。それも、乳酸菌の培養用が用途の中心だ。毎日一食だが、食事内容も玄米、梅干し、漬け物を中心に摂るようにしている。

> 亀さんの、「瀬島龍三 昭和秘史」大特集。楽しみにしております!!


拙稿「実像と虚像」で、瀬島龍三と親しかった栗原茂さんから直に聞いた話を書くと宣言した手前、少しは書かないとなぁ…(苦笑)。

ところで、歯科&音楽ウォッチャーさんも栗原さんと会っているから、昭和天皇と栗原さんの間は知っていると思うが、栗原さんは昭和天皇が崩御された時、道一つ挟んで皇居のお堀に接していた某ビルで、割腹自殺を遂げようとしたものの、幸い発見が早かったこともあり、辛うじて一命を取り留めた御仁だが、それだけ昭和天皇を心から敬っていたことが分かる。そして、瀬島龍三について書くということは、究極的には昭和天皇について書くことになる。どこまで深入りして書くか、思案中だ。

ともあれ、あまり山奥に籠もっていないで、たまには里に下りて便りを出してくれ!

ここ暫く実家にてあれやこれやと野暮用をいたしておりました。その間は、アナログ生活を送り、夜の一時は黒い円盤をターンテーブルに乗せて久しぶりにレコードによる音楽三昧をしておりました。
最近というわけでもありませんが、若い世代の間でもアナログ(レコード)ファンが結構いるようで、黒い円盤(クラシック・ジャズ・ロックなど)の再発が増えてきているようです。仕事仲間である若手の一人がこのゴールデンウィーク中に小遣い(というより、生活費を)はたいてレコードプレイヤーを購入し、出かけることなく連休中は黒い円盤を回し続けていたと嬉しそうに話してくれました。プレイヤーに加えてカートリッジや小物類に中古レコードも数枚買い込んだらしく、遠出しようにもするだけの余裕はなかったようです。
「CDの方が扱いが楽だろう・・・」というと、
「いや~、なんか、レコードの方が音楽を聴いてるって感じがして、一服しながら聴くのが最高です。針をレコードに落とす瞬間の緊張感がなんかい~ですね」
と答えておりました。
CD(コンパクトディスク)が世に登場したのは、1980年代初頭。当時、そのうたい文句は、「より生の音に近い。レコードより再生音が高音質」といったものでした。ところが、このCD・・・後に、大いなる欠陥があるのではないかと音楽ファンの間で囁かれるようになり・・・というのも、音楽教育者の冨田覚氏が、
「CDの再生音には、一定のピッチ(音の高さ)がない。これはレコードには決してなかったことである」
と、朝日新聞紙上(平成6年 1994年 3月)論壇に「CDに隠されていた欠陥」との意見を寄せたことが切っ掛けでした。
冨田氏は、
「CDは、ピッチが安定しないという欠点を抱えている。とすれば、CDの再生音は人間の情操を鈍化し、精神生活を豊かにするどころか、ゆがめられてしまうことになる。CDにおけるピッチの異常に音楽専門家たちから批判の声を聞くことはない。彼らは、すでに先入観として持っている正常なピッチだけを、幅のあるCDの音の中から習慣的に抽出して聞いているからだと考える。だから、音楽の専門家は非音楽に騙されるといった被害から免れる。しかし、一般の人々の場合、非音楽を{楽音}と信じ誤った認識をすることになる。これは聴覚の麻痺につながる問題だと私は思う」
と語っている。
これに対して、CD開発メーカーのオランダ・フィリップスは、録音時に何らかの問題があるのではないかと言うに留め、同じく開発メーカーのソニーは、ピッチの異常は演奏家に原因があるとの回答を冨田氏に示したという。

冨田氏は更に、
「CDの音を好むといった傾向の愛好者も多いが、これはすでに聴覚が非音楽に麻痺し慣らされてしまっているからではないだろうか。味覚に快い加工食品ほど肉体をむしばむ公害の元凶として騒がれるケースが多いが、デジタル音もいわば加工された合成音であり、これが聴覚に快いということは、そこになにか恐ろしい落とし穴が隠されているのではないかとしか思えない。公教育の場はもとより、胎教や音楽療法などの領域にも広く食い込んでいる」
そして、
「こうした問題が明らかになった以上、少なくともレコードの生産を続けるなどの措置が必要である」
と強調する。

冨田氏の言うようにデジタル加工された合成音は、ことによると糖質を含むジャンクフードのようなものかも知れません。
CDに加えて、今では、MP3
ハイレゾ音源などいろいろと選択できるようになりましたが、圧縮された音や、CDより高音質といったものにも隠された欠陥が無いとはいえません。また、最近は音楽鑑賞スタイルがイヤホーン中心になっているようですが、ここにも見えない危険が潜んでいるような気がします。耳の奥へ差し込むカナルタイプのものが増えているようで、このスタイルで大音量の音を毎日、長時間耳の奥に流し込むことは、果たして健康に影響なく無害でいられるのかどうか・・・。
私の音楽道楽仲間は(CDも聴きますが)、アナログ派で黒い円盤を長年愛聴するものがほとんどです。亀さんは、アナログ派でしょうか?



冨田氏の記事を読み返していて、ふと思い出したのがグロリア・スワンソンとウイリアム・ダフティー。
亀さん、記憶にありますか。 デパート店員からハリウッドへと華麗なる転身を遂げたあのグロリア・スワンソンです。確か、映画監督のセシル・デミルの目にとまり女優になったと記憶してますが・・・。そして、もう一人。彼女の6番目の夫となった、ウイリアム・ダフティーという作家。ダフティーは、ジャズシンガーであるビリーホリディの自伝をまとめ、日本語訳も発売されたのでダフティーの名を知るジャズファンは少なからずいると思いますが・・・私も興味深く読んだ記憶があります。音楽ジャヤーナリストだと思っていました。
もう、30年ほど前のことですが。当時親しく付き合っていた音楽仲間の家に遊びに行った時のこと。
「これ、ダフティーが書いた本だぜ。読んでみろよ」
そう言って手渡されたのが、「シュガーブルース」という題名のハードカバー。
ジャズ物語かと思いページを捲りつつ目を走らせながらもびっくりして(゜ω゜)。表紙をよく見ると「シュガーブルース 砂糖病
甘い麻薬の正体」とありました。その日は本を借りて帰り徹夜で読み通しました。ダフティーが音楽ジャヤーナリストだとばかり思っていところに全く畑違いの内容に二度、三度と驚いたものです。
シュガーブルースの内容はかなり刺激的で・・・
「現代はまさに砂糖漬けにされた時代。何処を向いても砂糖の洪水。コーヒー、コーラ、ジュース、菓子類は言うに及ばず・・・缶詰、パン、ビール、酒類。さらに煙草にいたるまで砂糖が使用されている」
また、
「マヨネーズ、ソース、ケチャップなども砂糖が混入され、私たちは知らぬ間に大量の砂糖を摂取しているのである。砂糖がからだにとって有益、あるいは少なくとも無害だとしたら問題は無い。だが、もし、砂糖がヘロインやモルヒネなどの麻薬と同じ化学薬品であり毒だとしたら?シュガーブルースの最たるものは、糖尿病、壊血病、脚気、等であるが、肥満、倦怠感、偏頭痛、疲れ目、虫歯、ニキビ。これらもみなシュガーブルース・・・・」
等々、読んでいるだけで、急激なダイエット体験でもしているような気分になります(^-^*)。

実は、ウイリアム・ダフティー自身、若い頃より甘党で砂糖中毒に陥り病んだ苦い経験があったと語り、後に夫人となるグロリア・スワンソンと知り合ってから人生観ががらりと変わったということなんですが、スワンソンは当時、かなり風変わりな食事をする人物と見られていたようで、徹底した自然食主義を通していたらしく、砂糖については、
「砂糖は毒よ。私の家では使わないから」
「白い砂糖を食べるといいわ。命が惜しくないならね」
などと、ダフティーに辛辣な言葉を投げかけていたという。

シュガーブルースは、ダフティーの力作ではあるものの、スワンソンとの出会いがなかったなら世に出ることはなかったかも知れない。オリジナル(英語)は1975年。翻訳が日本に紹介されたのは1978年。古い内容ではないかと思われるかも知れませんが、ホラーストーリーより背筋が寒くなること請け合い!!
「砂糖やめますか。それとも、人間やめますか」
と、読み進めるうちに、つい、呟いてしまうかも・・・しれません。

ダフティーは、何故、砂糖が大量販売されるようになったのか・・・歴史的、社会的背景を含めて砂糖産業と権力の密接なつながりにも切り込んでおり、そしてまた、驚くことに玄米、昆布、梅干し、漬け物など日本食を取り入れることを奨めている。


白い魔物についてもう一冊。

砂糖、サッカリン、果糖など様々な甘味料。(合成甘味料)は、健康に一体どのような影響を及ぼすのか。甘味料がもたらす広範囲な問題を取り上げている、
ビアトリス・ハンター著 「砂糖の罠 恐ろしい甘味料」。
こちらも、シュガーブルース同様、背筋が凍る思いで楽しめる(^-^*)。

オマケにもうひとつ。

岩波ジュニア新書 川北稔 著 「砂糖の世界史」。
砂糖、あるところに人間が集まる。砂糖を通して世界史を見る。ジュニア新書とはいえ読みやすくも内容の濃い一冊。


玄米といえば毎度、玄米ポップを旅の友にしていますが、山歩き(ハイキング)などには、玄米おむすびを作ってみるのも良い。作り方は簡単。炊きあがった玄米を小判型に平にして胡麻油をなじませたフライパンで、表面がきつね色になるまで焼く。多少、焦げ目がつくくらいが良い。焼き上がったところに味噌をつけたり醤油をかけて食べる。夏の暑い時期でも長時間もつから携帯食料になります。炭火で焼いてみるのも良い。美味です!!


追記

亀さんの、「瀬島龍三 昭和秘史」大特集。楽しみにしております!!
そう言えば、以前にもブログ上で取り上げていましたが、貴重なテレビ(インタビュー映像)が印象に残っております。若かりし頃の瀬島龍三は下顎が丈夫そうに見えます。テレビ映像では、二十歳頃。三十前。そして、四十代半ばの顔が確認できますが、四十代半ばの表情は笑顔を見せるもやややつれ気味で、上顎右側3番が欠損状態となってます。テレビ(インタビュー映像)は、亡くなる5年ほど前のものですね。
瀬島氏が亡くなったとき、自宅に駆けつけたものの正面玄関からではなく裏口から入るようにと声をかけられた人物が・・・確かいたように思うのですが・・・思い出せません(^-^*)。

追記をもうひとつ。

CDに隠れた欠陥・・・なんですが、ソニーのトップ陣の一人が、「CDの音に全く問題は無い」と答えたものの、「自宅では、LPレコードを聴いている」と話したということを思い出しました。コカコーラを飲まない。ハンバーガーを口にしないメーカーの重役たち・・・・同じようなもので、まあ、そういうことなのかも・・・知れません。


失敗してもいい 僕はやるを選ぶ 03
過日、拙稿「失敗してもいい 僕はやるを選ぶ 02 」で、映画人の道を目指していた若者を取り上げたが、見事に映画関係の会社に就けたことは、最近の拙稿「お節介爺さんと婆さん」にも少し書いた。

余談になるが、「失敗してもいい 僕はやるを選ぶ 02」で、映画の道に進みたいという相談を、ある若者から受けた話を書いたが、その若者は見事に映画関係の仕事に就き、この4月から社会人としての人生のスタートを切る。亀さんの余計なお節介が役に立ったようで、我がことのように嬉しかった。続報については折があれば書いていこう。


その若者、実は上の息子の同窓生であり、小中学校では同じサッカー部だった。亀さんも積極的に息子の試合の応援に駆けつけていたこともあり、顔が合うと挨拶をしてくれる、スポーツマンらしい気持ちの良い若者である。

ところで昨日、今度は下の息子の友人で、やはり地元で同じサッカーチーだった若者が、亀さんの仕事(翻訳)が一段落したのを見計らうかのように、将来の就職について相談に来た。現在の彼は大学三年生だが、卒業後はアジアを起点に国際ビジネスの道に進みたいとのこと。彼は大学の経営学部でマーケティングといった理論は学んでいるだろうから、専ら泥臭いビジネス本をアトランダムに選び、プレゼントした。

『和僑』(安田峰俊著 角川書店)
『悪徳の世界史〈1〉フィリピン華僑ビジネス不道徳講座』(浅井壮一郎著 朱鳥社)
『兵法がわかれば中国人がわかる』(吉田茂美著 携書)


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上記3冊の本については、拙ブログで簡単な書評を書いているので、一度アクセスしておいて欲しいとも伝えた。

和僑
戦闘意欲なき国民は滅亡し、敢闘精神なき国民は堕落する
何年警官やってんだ!!出世なんかできるもんか!!おまえなんか!!


亀さん自身は3年間の世界放浪の旅の後、専門学校で貿易を学び、その後は一部上場企業の海外営業部での経験もあったことから、多角的なアドバイスをすることができた。加えて、今年に入って中露に覇権が移行、良くも悪くもアジアでビジネスを展開する上で、中国本土の中国人、香港人、台湾人の他、アジア各国に根を張っている華僑との接触は避けて通れないことから、孫子の「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」を引き合いに出しつつ、大学生として時間的に余裕のある今のうちに、中国の古典、殊に兵法書を熟読しておくようにとアドバイスを送った次第である。そのあたりの理由については、『兵法がわかれば中国人がわかる』を読んで理解して欲しいと伝えた後、中国人や華僑の実像と虚像を把握する意味で、上記の『和僑』と『悪徳の世界史〈1〉フィリピン華僑ビジネス不道徳講座』の一読を勧めた。聞くところによると、大学では中国語や中国文化について学んでいるとのこと、頼もしい限りだ。

ところが、色々とアジアでの起業について話をしていくうち、その若者、フクイチ(福島第一原子力発電所)事故の実態について、全く知らないことが分かった。そこで、今度下の息子と呑む時に詳細を訊くようにと諭しつつ、簡単にフクイチ事故の現状について話を聞かせたところ、非常に驚いている様子だったので、以下のことも付け加えておいた。

大切なことは、本当に近く日本が崩壊するかどうかはともかく、そうした最悪の事態を想定した上で、常に準備をしておくことが肝心だ。無論、何らかの形でフクイチ問題が解決すれば、かつての日本列島に戻る可能性もゼロではないせよ、残念ながら今の時点において、そうした可能性は限りなくゼロに近い。


さらに、奇跡的にフクイチ問題が解決したとしても、いずれ日本は滅ぶことは避けられない根拠の一つとして、以下の記事を紹介した。ただ、同記事はフクイチの実態についての視点が欠如しており、そのあたりを念頭に読み進めることが肝心だと強調しておいた。
「2025年問題」をご存知ですか?~「人口減少」「プア・ジャパニーズ急増」…9年後この国に起こること

帰り際、若者には今東光和尚のことばを取り上げた拙稿、「空々寂々たる人生なんて、糞くらえ」に一度目を通すようにと言っておいたのだが、果たして和尚のことばが若者に届いただろうか……。

実像と虚像
お陰様で、明日(5/17)の夕方が締め切りの仕事(翻訳)を、2日ほど早く終えることができた。最後に記事をアップしたのは5月9日なので、ちょうど一週間更新できなかったことになる。海外の自動車メーカーからの仕事なのだが、五月雨式に依頼が来ることが多く、時には普段より大量の依頼が、立て続けに来ることが毎年1~2回あり、今年の場合は今がそんな時期に相当しているようだ。そのため、あと数回は大量の依頼が続くかもしれない。ともあれ、再び忙しくなる前に、急ぎ「実像と虚像」について書いておこう。

最初に、ここで言う「実像と虚像」だが、俳優を例に取り上げてみたい。拙ブログでは映画やTVドラマについての記事が多く、たとえば高倉健主演の幻の映画「三代目襲名」を、拙稿「最強の侠客が登場する日」で取り上げている。その時、同映画で山口組・田岡一雄三代目組長を演じた高倉健に対して、「「よくやった、健さん!」と亀さんは高く評価した。その他の多くの映画でも、不器用で演技も下手なのに、なぜか高倉健は多くの人の心を打つ。

だが、映画に登場する高倉健は、あくまでも演技者に過ぎず、高倉健の〝虚像〟だ。生身の高倉健の〝実像〟は、もっとドロドロしている。そのあたりの具体的なエピソードは、決してテレビといった公の場で語られることはないが、一度だけ、そのあたりを匂わす発言をした人物がいる。脚本家の倉本聰氏だ。亀さんは録画したTV映画やドキュメンタリーを、Excelを使ってデータベース化しており、先ほど確認したところ、高倉健に関するドキュメンタリー番組は以下の通りで、多分そのうちの1本に倉本氏が登場しているはずだ(順不同)。

昭和偉人伝 高倉健
高倉健インタビュー
高倉健が残したもの~“人を想う”心の旅~
NHK BSプレミアム 拝啓 高倉健様
NHKプレミアムカフェ 俳優 高倉健 その素顔に迫る
クローズアップ現代 “人を想う” ~映画俳優・高倉健さん~


亀さんのアンテナに引っ掛かったのは、高倉健の運転する車に同乗した時の倉本氏の話だ。倉本氏は高倉健と四方山話をしているうち、以下のように問うたのである。

どうして、再婚しないのですか?


刹那、高倉健は急ブレーキをかけ、しばし無言で前方を見つめたままになった。やがて、笑顔を倉本氏に向け、当たり障りのないことを一言二言だけ言うと、再び車を走らせ、あとは別の話題に切り替えたのだという。

実は、倉本氏以外にも〝同様の話〟をしてくれた、栗原茂さんという知己がいる。栗原さんはフランク永井を〝兄貴〟と慕っていた人で、若い頃は用心棒も兼ねてフランク永井のお供をすることが多かったという。当然ながら、フランク永井を通して大勢の歌手や芸能人と接しており、彼らの〝実像〟について驚くほど多くを知っている。そして高倉健についても、倉本氏同様のことを栗原さんが話してくれたことがあるので、倉本氏の話はほぼ間違いないと思っている。なお、ネットという公の場ということもあり、これ以上の具体的な話は控えさせていただく。

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フランク永井

ところで、掲示板「放知技」の以下のスレッドにおいて、皇室と瀬島龍三について活発な意見交換が行われている。その瀬島龍三と栗原さんは実に深い交流があった。大量の仕事が再び入らなければ、栗原さん本人から聞き出した瀬島龍三の〝実像〟を下敷きに、近く瀬島龍三について取り上げてみたいと思う。
飯山一郎へ伝言・密告・質問・短信etc -16-


子育ての責任は、実は親にはない
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昨日、録画しておいたNHKの「チンパンジー アイたちが教えてくれた」を見た。同番組は、「700万年前に同じ祖先から分かれたヒトとチンパンジー。両者が共通に持っているものは、共通の祖先がすでに持っていたもの。片方だけに見られるものは、一方が新たに手に入れたか、大きく伸ばしたもの」という研究成果を示す、実に興味深いドキュメンタリー番組に仕上がっていた。

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ヒト(右)とチンパンジー(左)

写真は同番組に登場する、京都大学霊長類研究所の松沢哲郎教授とアイの写真だ。写真を見て、わずか700万年前に共通の祖先がいたとは信じられないほど、お互いの姿形は大きく異なっている。これだけの違いを生んだ700万年という時間、一体どのくらいの長さなのか…。すぐにはピンと来ないと思うが、地球の46億年を一年に置き換えてみると、一日は1260万年、すなわち、ヒトとチンパンジーが共通の祖先から枝分かれしたのは、大晦日の午前10時半過ぎということが分かる。だから、つい昨日どころか、つい数時間前までは、ヒトもチンパンジーも〝同じ〟だったのだ。

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写真の松沢教授を中心とした研究グループが、40年近い研究で発見した最大のものは、「他人の気持ちを想像し、助け合って生きるヒト」であるというナレーションを耳にした時、世界戦略情報誌『みち』(4月1日号)の「巻頭言」に掲載された、「保育所落ちた日本死ね!!!の鮮烈」という記事を思い出したのである。

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同記事の執筆者・天童竺丸さんは、「子育ての責任は、実は親にはない」と喝破、明治以前の日本人が普通に持っていた〝常識〟を、改めて思い起こさせてくれたのである。以下、同記事から一部を引用する。

 極論すれば、子どもを産んで守り育てて子孫を残すのが生物一般の最大の使命だとすれば、人間が人間となったのは、親は子どもを産みっぱなしにして、隣近所で育てるようになって初めて、人間は人間となったのだった。個(双)から社会へと子育てを委ねることによって人間は強靭な絆で結ばれ、種として飛躍的発展を遂げることが可能になったのだ。

 この人類文明の基本からすると、子育ての責任は、実は親にはない。奇異に聞こえるかも知れないが、これが奇異に聞こえるところにこそ、現代文明の最大の病巣がある。

 冠婚葬祭は近所づきあいの祭礼的な目立つ側面であって、日常的に行なわれる濃やかなお付き合いこそが本当は大切なのである。おかずを分け合ったり、土産を買ってきて贈り合ったり、作業を手伝ったり買物を代行したり、そうしたこまごまとした日々の付き合いが本当は人間を支えてくれていたのである。このような濃密な近所付き合いの中では、子育ても安心して他人に委ねることができたのである。


ここで、「巻頭言」で取り上げていたNHKのドキュメンタリー番組、「ママたちが非常事態!?」は、子育てに悩む若い親御さんの反響を呼んだようで、間もなくして第二弾「ママたちが非常事態!? 2」が放送されている。その第二弾を昨日見たのだが、以下のシーンで思うことがあったので、簡単に述べておこう。

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世界戦略情報誌『みち』の発行人・藤原源太郎さんは、亀さんの二人の息子と幾度か接しており、二人の素直さを高く評価してくださっている。その源太郎さんに数年前、「どうやって素直な子に育ったのか?」と訊かれたたことがあった。「はてな…」と、自分でも直ぐには答えが見つからず、苦し紛れに答えたのが「放任主義が効いたのだと思います」だった。しかし、NHKの「ママたちが非常事態!? 2」を見て、基本的な人格が形成される幼少期に、亀さんの母、つまり二人の祖母が果たした役割が実に大きかったのだと、痛切させられたのである。

当時は亀さんもカミさんも仕事に追われていた。いわゆる共稼ぎ家庭だったのだが、それが可能だったのも、同居していた二人の祖母の存在が大きかった。昔気質の祖母が息子たちの躾係をやってくれたお陰で、素直で思いやりのある性格が形成されたのだろうと、今にして思う。

その後、二人とも幼稚園を卒業する頃には地元の少年サッカーチームに入団、今度は二人の祖母に代わってコーチの人たちが、「チームワーク」や「礼儀作法」など叩き込んでくれたのである。

さらに高校に進学する頃は、今度は世界戦略情報誌『みち』の執筆者と読者の交流の場である、まほろば会に二人とも顔を出すようになり、そこに集う人生の先輩から実に多くを教わったようである。例えば、源太郎さんが「天才」と高く評価している那岐一堯さん、上の息子には食事を奢りながら人生を語ってくれたり、下の息子の場合は富士登山に連れて行ってくれたりと、いろいろと世話をしてくれたようだ。

二人とも高校を卒業後は親元を離れ、それぞれの人生を歩み始めているが、二人がここまで成長できたのも、二人の祖母、サッカーのコーチ陣、まほろば会の人たちに負うところ大である。ここに、改めて息子たちがお世話になった方々にお礼を申し述べる次第である。

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20年前、亀さん家で飼っていた一歳と三歳の子猿。於:伊香保グリーン牧場

朝鮮半島に異常あり!
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行政調査新聞が以下の新記事をアップした。
朝鮮半島に異常あり!

同記事で注目すべきは、以下の行である(太字・傍線は亀さん)。

北朝鮮では金正恩体制になってから、処刑の嵐が吹き荒れている。「恐怖政治」であり、「若い指導者が権力を見せつけるために暴走している」と、国際社会一般には受け止められている。だがじつは張成沢の国家転覆罪が示す通り、処刑・粛清された彼らは皆、本気で金正恩暗殺を実行しようとしていたのだ。金正恩を亡き者にして、金正男を北朝鮮のトップに据えるためである。


本気で金正恩暗殺を実行しようとしていた」という話の真偽について、正確に判断するためのキーワードは〝瀋陽〟である。以下の拙稿を参照していただきたい。
瀋陽というキーワード

拙稿「瀋陽というキーワード」で「中南海vs.瀋陽軍区」と書いたが、これを「金正男vs.金正恩」と読み替えてみれば、金正恩暗殺の背景が浮かび上がってくる。そう、中国は一枚岩ではないちゅうこと…。

地域研究 Vol.16 No.2
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4月12日に『地域研究 Vol.16 No.2』が拙宅に届いているが、これは東北大学の塩谷昌史先生に寄贈していただいた研究書だ。本業に追われていたため大分遅くなったものの、今回は同書を取り上げてみたい。最初に、以下は塩谷先生のプロフィールだ。
塩谷 昌史
東北大学 東北アジア研究センター
ロシア・シベリア研究分野・助教
【専攻】ロシア経済史 現代ロシア経済

http://www.cneas.tohoku.ac.jp/staff/shiotani/shiotani.htm

数週間前に塩谷先生とメールのやり取りを行った時、栗本慎一郎の研究に関心のある旨、塩谷先生は書いておられたが、上記のプロフィールにあった「ユーラシア大陸の歴史・文化・商業ネットワーク経済の観点」という記述、また『地域研究 Vol.16 No.2』のp.27に掲載されていた「著者紹介」に、梅棹忠夫の『文明の生態史観ほか』を推薦図書として挙げておられたことから、栗本慎一郎の研究に関心を持っておられる理由がよく分かったものである。

亀さんは一時、大阪にある国立民族学博物館の一般会員だった時期があり、一度だけ同館を見学に行った折、館内で梅棹先生を見かけている。また、川喜田二郎先生の場合、亀さんが本田技研に勤めていた時、小人数で先生のKJ法を教わったこともあるだけに、同研究書の「著者紹介」で塩谷先生が、『文明の生態史観ほか』を推薦図書として挙げておられるのを嬉しく思った。

さて、本題に入る。『地域研究 Vol.16 No.2』だが、最初に塩谷先生の「戦後の国際秩序の転換」(p.8~)を通読した後、塩谷先生から同研究書の要約に相当する「座談会」に目を通すと良いという助言があったので、続いて「国際秩序を変えようとする中国とロシア」と題する座談会(p.28)に目を通した。

印象として、現在の日本で最先端を行くロシア・中国専門家の研究内容が分かって収穫だったものの、研究書という性格上、ドロドロとした国際政治・経済の舞台裏は、多くは書けないのだなという印象を受けた。たとえば、科学技術振興機構研究開発戦略センター上席フェローの林幸秀氏の場合、「科学技術の世界では、軍事も含めて、アメリカが圧倒的だと思います」と、p.40で語っている。しかし、座談会の行われた昨年(2015年)9月4日以降、殊に今年に入ってからというものの、世界の軍事バランスは大きく変化を遂げており、この春先に覇権が米国から中露に移った点、林上席フェローはどう思われているのか、一度話を聞いてみたいと思った。

また、国際政治史・イギリス外交史が専門という、慶應義塾大学の細谷雄一教授の場合、以下のように語っている(p.49~50)。

一九四五年の時点で世界の大国は五つあった。アメリカ、ソ連、日本、ドイツ、イギリスです。日本とドイツは戦争で負けた。イギリスが帝国を失って衰退した。その結果、冷戦辞退はアメリカとソ連が残った二極世界になった。つまり、「五」から「二」になった。冷戦が終わったことで「二」から「一」になった。アメリカの力が後退して「一」から「〇」になった。今の世界は基本的に「Gゼロ」の状態にある。


ここで、細谷教授の発言からしばらくして、亀さんが作成したPDFファイルは以下のとおりだが、その後〝Gゼロ〟の状態から、現在は中露連合による「一」の状態になった点を強調しておきたい。
http://www.nextftp.com/tamailab/etc/warring_factions.pdf

結論として、『地域研究 Vol.16 No.2』は、「マネー」、「安全保障と資源の確保」、「国力としての科学技術」という、三分野の専門家十名の記事を掲載している点は評価できるものの、ドロドロとした国際政治・経済の世界を描き切れていない上、ウォールストリートジャーナル紙といった、欧米を中心としたメディアを軸に執筆しているのが気になる。その意味で、ロシアのメディアであるスプートニク紙、国際ニュース解説ブログの中では、まさに鶏群の一鶴といった感のする「櫻井ジャーナル」といった、個人ブログにも一度アクセスしていただければと思った次第である。

ともあれ、米から中露へ覇権が移行した事実について、いつ『地域研究』誌で取り上げられるのか、今から楽しみである。

生まれてきて、本当に良かった…
今年の2月から3月にかけて、テレビ朝日で放送されたドラマ「スミカスミレ」は、65歳の老婆が中身は65歳のまま、身体だけ20歳に若返るという、なんとも奇想天外な物語なのだが、そんなドラマに亀さんが惹きつけられたのは、二つの個人的な体験に基づく。

一つ目の体験は、「若いってね、何にも諦めなくていいってことなんだよ」でも書いたことだが、当時高校一年生だった息子の親友の死であり、第七話に登場する自殺未遂の高校生の話が、とても他人事には思えなかったのだ。この体験については、拙稿「占いは信じるな!」でも取り上げており、その時載せた佐藤優氏の発言は、今読み返してもインパクトがある。よって、以下に再掲させていただこう(傍線は亀さん)。

神様、運といった超越的なものを信じるということと、実際に占い師に頼ったりすることとは、質的に全く異なります。
--中略--
私はたびたび、超越的なものへの畏れの感覚を取り戻すことの重要性を指摘して来ました。しかし、それは何かに入信せよとか、占いに頼れということでは断じてありません。それは、世界が存在し、自分が今生きているという根源的な不思議さに気づき、「身の毛もよだつほどに」慄(おのの)くということです。

『月刊日本』2013年4月号k「太平記を読み解く」(56)


実は、傍線の箇所が二つ目の個人体験に深く関わってくるのだ。

最初に、同ドラマの最終話に登場する、以下のシーンを見ていただきたい。このシーンは、拙稿「松坂慶子を女優にした事件」で、松坂慶子演じる如月澄が、45歳下の町田啓太演じる真白勇征から、心の籠もったプロポーズを受けたシーンの直後である。

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如月澄 良かった…、わたし、生まれてきて、本当に良かった……!


初めて上記の台詞を耳にした時、咄嗟に脳裏に浮かんだのは、拙稿「胸を張って厚かましく生きろぉ!」で書いた以下の行だった。

本来なら元気に生まれてくるはずだった我が娘と、桐谷美玲演じる如月スミレが重なって見えて仕方がないからだ…。如月スミレが家の事情で通えなかった大学に通い、65年間体験することのなかった恋を体験しているシーンを見るたびに、我が娘にはそうした体験させてやることができなかったという、親としての忸怩たる思い、悲しみがある。


ドラマとは云え、最後には「生まれてきて、本当に良かった……!」と、心の底から言えた如月澄、「生まれてきて、本当に良かった……!」と、言うこともできずにあの世に旅立った我が子が、何故かオーバーラップするのだった。だから、初めて上記の如月澄の台詞を耳にした時、正直かなり身に堪えた。そしてカミさんも、そうした辛い体験をしてきたからこそ、拙稿「大原麗子の女優魂」でも書いたように、2番目の子、つまり上の息子を身籠もった時、担当医のアドバイスに背を向け、「(たとえ我が身がどうなろうと…)この子は絶対に堕ろさない!」と、覚悟を決めることができたのではと、今にして思う。

過日、その上の息子が就活のため帰省したおり、居酒屋で多くを語り合ったことは、拙稿「息子との語らい」でも書いた通りだが、その時に話題の中心になったものとして、実はインテリジェンス以外に、NHKの「ファミリーヒストリー」があった。上の息子が同番組に深い関心を示すのも、本能的に「母が命を懸けて自分を産んでくれた」ということを、心の何処かで感じているためではないかと、酒を酌み交わしながら思ったことである。

以上、個人的な体験以外にも、懐かしい昭和という時代を思い出させてくれること、さらには登場人物が織り成す厚い人情も同ドラマの魅力なのだが、このあたりは別の機会に書こう。

今後の時代を読み解くカギは「北緯33度線」にあり
昨日は締め切りに間に合うかどうかハラハラしながら、12時間近くをかけて仕事に没頭、どうにか無事締め切りに間に合わせることができ、ホッとしているところだ。多忙だったこの一週間、打診のあった仕事(翻訳)は得意先も含め、すべて断った。ホンの数年前であれば、打診のあった条件の良い仕事は、ほとんど断ることのなかった五十代を思うと、当時は翻訳者として最も脂の乗った時期だったのだと今にして分かる。

仕事を終え、一段落して何気なくテレビを眺めていて、今はゴールデンウィークの真っ最中だったのだと改めて気づかされた(笑)。それにしても、テレビに映る人々の表情は屈託なく、「ホ」の字も全く念頭にない様子…。そうして大勢の人たちがレジャーに繰り出している光景を見て、あたかも白昼夢を見ているのではと、不思議な感覚に襲われた亀さんであった。そして、改めて確信した…、この国は確実に滅ぶ…、と。

さて、安西ファイルの最終弾「今後の時代を読み解くカギは「北緯33度線」にあり」を以下にお届けする。その後、亀さんの記事を今日明日にもアップしたいと思う。


⑤今後の時代を読み解くカギは「北緯33度線」にあり
●ルドルフ・シュタイナーの『天地の未来 : 地震・火山・戦争』

・最初の熊本の地震の後、余震のマグニチュードが一向に低くなっていかないことを訝しく感じていましたが、今日(4月16日)に至るにつれて、大変な状況になってしまいました。
・昨日からの熊本と大分を激しく行き来する震源を地図で見ていますと、これを書いていいものなのかどうか迷ったのですが、このブログで扱い続けていたテーマでもありますので、あえて1枚の地図だけを載せておきます。
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・これは北緯33度線です。なぜ、日本の地震と33にこだわっているかといいますと、ルドルフ・シュタイナーの『天地の未来 : 地震・火山・戦争』という著作の日本語訳版に、訳者の西川隆範さんによる下の記述があるのです。

シュタイナー『天地の未来 : 地震・火山・戦争』 訳者序文の「『未来の地球』諸言」より

中世ドイツの神秘哲学者アグリッパ・フォン・ネッテスハイムが作成した「大天使カレンダー」によると、1879年にミカエルの時代が始まる。
人智学の創始者ルドルフ・シュタイナーは、「天で戦いが起こった。ミカエルとその使いたちが、竜に戦いを挑んだのである。竜とその使いたちも応戦したが、勝てなかった。そして、もはや天には彼らの居場所がなくなった。この巨大な竜、年を経た蛇、悪魔とかサタンとか呼ばれるもの、全人類を惑わす者は、地上に投げ落とされたのである。その使いたちも、もろともに投げ落とされた」(『ヨハネ黙示録十二章』)という事件が起こったのはこの年だ、と述べている。
人間の一生は月のリズム(約18年半)に従って変化を遂げていき、社会は太陽のリズム(33年)に従って展開していく。
1879年から33年が二度めぐったとき、広島、長崎に原爆が落とされ、それからまた33年が二度めぐったとき、福島の原発事故が発生した。

●北緯33度線を往来する震源地
・少なくとも西川隆範さんという方は、「日本の厄災」と「33という数」をこのように述べられていました。これは、あくまでオカルト的な価値観の世界にしか過ぎませんが、今起きて続けている地震が「北緯 33度線上を行ったり来たりしている」ことが「何でもない偶然」と受け取ることができないのです。
・こんなことを書いても、被災地の方々や、あるいは今後の予測の展開に何の役にも立たないことはわかっていますが、長くこの「33」をひとつのテーマとして書いてきて、最近は「北緯33度線の「意味」が完結に向かうかもしれないと思わせる2016年」というようなタイトルの記事も書いたこともあり、日本が直接関係している今回の出来事で感じたことを書かないでいるのもどうかと思った次第です。
・シュタイナーといえば、今から110年前に、「頂点は日本です」と講演で語っていたことがあります。その意味をシュタイナーは世界地図を使って説明していたわけで、つまり、社会的な意味での頂点ではなく、「地理的な意味」での「頂点」は日本だとシュタイナーが言っていたことがわかります。下の絵は、その説明の時にシュタイナーが黒板に書いたものです。真ん中あたりに「Japan」と書かれてあるのが日本です。
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・いずれにしても、今後も、あるいは続くかもしれない何かに向かって私たちが持つべき心は恐怖や怒りではなく、むしろ大事なことは「勇気ある思考と前進する態度」だと言えると思います。そして、「慈悲」。2011年の東北の人たちの様子はそれを十分に教えてくれたものでした。
・少し落ち着いた時が来ましたら書くこともあるかもしれないですが、私は最近、「なぜ、過去において、巨大な災害が終末的な雰囲気の社会において出現し続けていたか」ということが翻然とわかってきたのですが、しかし、それは今のような状況で書くことではないので、今は書きません。
・そして、2011年の震災の後に「もはや神も大地も怒らない」という記事などに書いたことがありますが、自然災害は神の罰でも怒りでもありません。
・とにかく、今は、やはりものすごく大きな激動のただ中にいることは確かであり、私自身も含めて、日本人でそれを避けられる人たちはほとんどいないのではないかと私は思っています。たまに心がくじけそうにもなりますが、しかし、そういう時代を生きているからこそ、前向きに生きることが大事だと信じています。


(ブログ「In Deep」2016年4月16日付「惨事の中でふたたび思い出すシュタイナーの『頂点は日本』という言葉。そして、ある数字がどうしてもリンクしてしまう東北と九州の震災」より引用・一部編集加工)

●米国に出現した「完全な円を描く虹」
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米国FOXニュースで報じられたサウスカロライナ州の「完全な円の虹」

・「虹」というのは、普通は「半円」とか……あるいは、その円の一部分だけが見えたりとか……一般的にはそういうのが普通で、私も今まで「完全な円を描く虹」というものを見たことはありませんでしたが、冒頭のように、アメリカのサウスカロライナ州のグリーンビルというところで、写真のような完全な円を描く虹が出現したことが FOXニュースなどで報じられていました。
・この「完全な円の虹」ということについて、それが出現した場所を地図で確認して、思わず私に「暗い微笑み」が溢れるのでした。サウスカロライナ州のグリーンビルというのは、地図では下の場所です。そして……ここに「あるライン」を付け加えますと下のようになるのでした。
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「北緯33度線」を付け加えた地図でのグリーンビルの場所

・「ビンゴ!」は余計かもしれないですが、まあ、そんな心境になった次第です。厳密には、Google Earth などで確認しますと、北緯33度から少し北へずれますが、これまで取り上げた「北緯33度線の都市」の位置の概念からしますと、このグリーンビルという町は「33度線上」と言えるかと思います。この「北緯33度線」という、ややこしい事柄に興味を持ったのは、2012年の夏のことで、「フリーメイソンと高知に導かれて Google Earth 上で北緯33度の旅をする 2012/08/29」という記事に、ロシアの英字紙プラウダの記事をご紹介したのが最初でした。

●意味深なプラウド紙のオカルト的な記事
・そのプラウダの記事の冒頭は以下のようなものでした。

「神秘主義と、北緯33度上の災い」Pravda (ロシア) 2012.08.27
北緯33度は、現代の社会の中で非常に大きな役割を演じている。
たとえば、そこにある場所としては、ケネディ大統領暗殺の地ダラス(米国)だったり、「アラブの春」と呼ばれる状況が始まったトリポリ(リビア)だったり、また、バクダッド(イラク)、そして、ダマスカス(シリア)、カシミール(インド)、チベット、長崎(日本)が含まれる。これらはすべて北緯33度上にある。
これらは偶然の一致なのだろうか。

として、プラウダでは、「これは偶然ではない」として、さらには、

33の数字の意味は、フリーメーソンの階級の中で最も高い階層を示す。
33は11と22を足したものであり、そして、宇宙とスピリチュアルの王が満たされている「ダンテの神曲」の数でもある。
これらのすべては歴史の中の新しい世界秩序(New World Order)のキーナンバーなのだ。

というような、西欧の支配者層たちによる、一種の陰謀論的な事柄を記しているのですが、陰謀論はともかくとして、この「33度線上で」は、歴史上きわめて血なまぐさい出来事が繰り返されてきたということについて、ある程度事実だということは、地図を辿っていてすぐにわかりました。
・そして、この「33度線」という存在を知ってから、「妙なことや、血なまぐさいことが起きた際には緯度を調べる」という習慣がつきまして、上の記事以降、何度か33度線について記したことがあります。過去記事のリンクと共に、少し並べてみたいと思います。

●2012年以降、北緯33度線が絡んだ出来事
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2012年「9月11日」にアメリカ西海岸に腐臭を放ったソルトン湖は33度線上

・2012年9月10日頃から数日間、「南カリフォルニアの全域に強い腐臭が漂っている」ということが報道され、後にその原因は、カリフォルニアにある「ソルトン湖」(つねに大量の魚の死骸が見られる死の湖)ではないかということになっていったことについて、記事を書いたことがあります。このソルトン湖と、その近くにある「メッカ」という町を結ぶ点は、ジャスト北緯33度線でした。
・なお、「湖」といえば、イエスにまつわる伝説の縁の地であるイスラエルのガリラヤ湖も33度線上といっていいのですが、2013年10月に、そのガリラヤ湖で「5回の連続した地震が発生した」(きわめて珍しいことです)」という出来事を記事にしたこともありました。

・2012年11月に、インドのラダックという中国との国境に近い場所で、「おびただしい数の正体のわからない飛行物体が目撃されている」というニュースが報じられました。この印中国境のUFO目撃地帯は「北緯33度線上」だったのです。
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・この場所は、中国との国境沿いで、国防上重要な地点であることもあり、インド陸軍による調査だけではなく、インド宇宙研究機関やインド国防研究開発機構、インド国立技術研究機構など、国の科学機関が総出となって調査が行われたのですが、その結果は、「いかなる調査でも飛行体を識別(認識)できない」ということに終わりました。
・「肉眼では見えているのに、機器では認識できない」のです。

・2013年には、アメリカ東海岸を中心に「イルカの大量死」が続いたことがありました。
・このアメリカのイルカの大量死が最も激しかったのが、北緯33度線のあたりの海域と沿岸地域だったのですが、その反対側のアメリカ西海岸では、「数百頭のザトウクジラが集まり、乱舞しまくった」という不思議といえば不思議な出来事が、2013年11月の終わりにおきました。
・これが、下のように、「33度線上の東と西のそれぞれの両端の海域で起きていた」ということが印象的だったことを覚えています。
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●2012年12月5日にアメリカの33度線を伝わるように発生した謎の振動と爆発音
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・これは、この見出しの上の地図通りのことです。
・他に、歴史的な意味では、「この世で最初に貨幣制度が作られた」古代メソポタミアの位置は、北緯33度線上にあったり…
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・また、最近の時事的なものと33度線の関係としては、IS(いわゆるイスラム国)の支配地域は 33度線を這うようにして拡大していっていたり…
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・2014年に沈没した韓国フェリーの向かっていた先は33度線上にある済州島だったということがあったりもしました。他にもいろいろとありますが、わりと頻繁に33度線に絡んだいろいろな出来事があったこの2〜3年だったとは言えるような気もします。
・そして、大事なことは、今回、サウスカロライナの33度線上に出たものが「虹」であることです。しかも、ほとんど見られることのないであろう「完全な虹」だということです。なぜかというと、伝説的には、虹はどちらかというと「災いを呼ぶ」ものだという概念もあるからです。

●虹の出る下には「地獄の釜」がある
・「虹というのは地獄の釜」と関係があるという伝説が、少なくともイスラエルなどにある。それによれば、「虹が見えればその下は地獄のお釜」だということ。虹は龍(蛇)を例えている。
・そもそも、虹はきれいなものだと思いますけれど、このきれいなものに対しての、「虹」という漢字に疑問を持たれたことはないですか?「虫+工」で、「虫が作り出すもの」が「虹」という漢字になっていることは、以前から不思議には思っていました。しかし、調べてみますと、この「虫」は、いわゆる昆虫などの意味での虫ではなく、旧字体では「虫」は「ヘビ」を表しているものだということを知りました(現在の虫は旧字体では「蟲」となります)。
・つまり、「ヘビが作り出すものが虹」としたものが古代中国の考え方だったようです。そして、昨年のある現象で、その「虹の示唆」(あるいは、ヘビの示唆)が迫っているのかもしれないなと思ったのでした。
・その「ある現象」とは、2015年9月11日、つまり、同時多発テロから14年目のその日に、テロで崩壊したとされるニューヨークの世界貿易センタービルの跡地の空に「二重の虹」がかかった光景でした。
・二重の虹そのものは珍しいものではないですが、こうもタイミングよく、その場所にかかると、いろいろ思うものです。どの面から考えましても、明日から、そして、その後も、いろいろと世の中はゴタゴタとしそうなことは確定的ともいえますが、それらが収拾可能なゴタゴタなのか、そういうものではないのかというあたりが気になるところではあります。


(ブログ「In Deep」2016年1月17日付「北緯33度線の『意味』が完結に向かうかもしれないと思わせる2016年:アメリカに出現した『完全な円を描く虹』が示すかもしれないこと」より引用・一部編集加工)

【ポイント】
・ドイツの神秘思想家ルドルフ・シュタイナーの著書『天地の未来 : 地震・火山・戦争』の訳者・西川隆範氏は、中世ドイツの神秘哲学者アグリッパ・フォン・ネッテスハイムが作成した「大天使カレンダー」によると、1879年にミカエルの時代が始まったと述べている。天使ミカエルとその使いたちと戦って敗れた巨大な竜、歳を経た蛇、悪魔とかサタンとか呼ばれるもの、全人類を惑わす者は、地上に投げ落とされたが、それが1879年だという。
・西川氏はさらに、「人間の一生は月のリズム(約18年半)に従って変化を遂げていき、社会は太陽のリズム(33年)に従って展開していく。1879年から33年が二度めぐったとき、広島、長崎に原爆が落とされ、それからまた33年が二度めぐったとき、福島の原発事故が発生した。」とも語っている。
・今起きて続けている熊本の地震が「北緯33度線上を行ったり来たりしている」ことは、「何でもない偶然」と受け取ることができない。
・シュタイナーは、今から110年前に、「地理的な意味」での「頂点」は日本だと語っていた。
・今後も、あるいは続くかもしれない何かに向かって私たちが持つべき心は恐怖や怒りではなく、むしろ大事なことは「勇気ある思考と前進する態度」と「慈悲」だ。

・ロシアの英字紙プラウダの記事「神秘主義と、北緯33度上の災い」では、北緯33度は、現代の社会の中で非常に大きな役割を演じており、歴史上きわめて血なまぐさい出来事が繰り返されてきたと主張している。また、歴史の中の新しい世界秩序(New World Order)のキーナンバーであるとも指摘している。
・2016年1月、米国のサウスカロライナ州の33度線上に類まれな「完全な虹」が出現した。「虹というのは地獄の釜」と関係があるという伝説が古代のイスラエルや中国などにある。それによれば、「ヘビが作り出すものが虹」であり、「虹が見えればその下は地獄のお釜」だという。つまり、虹は「災いを呼ぶ」ものであるという。今後、極めて不吉な出来事が発生する予兆かもしれない。

【私見】
・日本の神道、特に古神道において、数に宿る霊、あるいは数に宿る不思議な力のことを数霊(かずたま)という。言霊と数霊とは表裏一体のものとされ、言霊から数霊へ、あるいは数霊から言霊への変換が可能になっており、宇宙もこの物質世界も霊界も、全て数字で表す事ができるという。
・一説によると、数霊「33」は、「プレアデスの叡智」と「シリウスの叡智」をそれぞれ表しており、「全てにおいて両極の上に立ち、キリスト意識を広げよ」という意味がある。両極とは光と闇を指す。また、「観世音菩薩は三十三変化する」、「陰陽併せ持って映し出す」といった意味もある。
・これは、人間ひとりひとりの内面(心の中)で「光と闇を統合」して「新しい世界」を創り出すことで、外面の世の中を変えていくことを象徴する数字であるといえよう。この「新しい世界」とは、「多用な色を混ぜ合わせて、一つの色だけを生かして他を殺す統一」といった、闇の勢力が目指すいわゆる「世界新秩序」ではない。「多用な色をモザイクのようにはめ込んで、すべての色の個性を活かし合う統合」という、万類が共存して生成発展する歓喜にあふれた世界のことだ。

・北緯33度線上では歴史上、戦争や死、地震などの天災、事故などの極めて血なまぐさい出来事が繰り返し発生しており、最近では特に顕著になっている。この数霊33が作用する場では、闇(陰、死)と光(陽、再生)がカオスのように混在して同居しているが、新文明の「再生」に向けての出発点として、いま「死」を象徴するさまざまな血なまぐさい出来事が続々と発生しているのではないか。それは、つまり、現代文明の負のカルマ(問題、弊害)を表出させて「死」に至らしめ、新文明に必要な要素(「冷凍保存」していた、高度な精神文明であった縄文文明などの遺産)を解凍して「再生」しようとしているのであろう。
・生きている神的存在が、一度死に、死者の存在する地下世界に行った後、再生するという説話は世界中に広く分布している。「死」と「再生」を司る神としては、オシリス、アドーニス、イエス・キリスト、ミスラなどがあり、女神ではイナンナ、ペルセポネが挙げられる。日本神話では、イザナギの黄泉の国訪問、アマテラスの岩戸隠れが該当する。
・一連の熊本地震の最初の震源地(北緯32.7度、東経130.8度)が、まさしく北緯33度線上であったことは、新文明建設という「再生」をこれから一段と加速することを、「死」を象徴する地震という形で告げる神のサインなのである。すなわち、地球の臍の緒(中心)である日本で新生地球の誕生に向けた大きな動きをまた一つ開始するという号砲が鳴り響いたのであり、「天の岩戸開き」をさらに一段階進めるという合図が示されたということだ。


【引用元・参考情報】
<書籍、百科事典>
『タックスヘイブンの闇』
<HP・ブログ>
「浅川嘉富の世界へようこそ!!」、「The Daily Sheeple」、「カレイドスコープ」、「連載『イナンナが語る ニビル星人アヌ一族の物語』」、「In Deep」、「天下泰平」、「木花咲耶姫様の御神示・神様の警鐘」、「リャンマガブログ」
<神示>
「○ゝ三六九神示」


ヨベルの年のイスラエルとユダヤの運命はいかに
安西ファイル第四弾、「ヨベルの年のイスラエルとユダヤの運命はいかに」をお届けする。本業多忙につき、拙稿「偽ユダヤ(ハザール・マフィア)」を紹介するのみに留める。明日、「今後の時代を読み解くカギは「北緯33度線」にあり」をお届けするが、それを以て先月の安西ファイル最終弾とする。

④ヨベルの年のイスラエルとユダヤの運命はいかに
●イスラエルを追い詰める国連

・イスラエルの英字紙を見ていましたら、上のような「国連人権理事会の報告者候補はイスラエルを爆撃するように米国と英国に呼びかける」というタイトルの記事がありまして、タイトルだけでは何だかよく理解できませんでしたので、読みますと…それでも実はそれほど理解しなかったのですが、「国連にはそういうようなこともあるのだな」と知りましたので、israel-un-bomb・Breaking Israel News(2016年3月20日)の記事をご紹介したいと思います。
・記事に出てくる国連人権理事会の「特別報告者」というのは、Wikipedia によりますと、
人権委員会は、言論の自由、拷問、食糧確保の権利、教育の権利などのような特定の人権のテーマや、特定の国家・地域の状況に関する作業部会を設けている。
2015年11月現在で、41のテーマ、14ヵ国又は地域に対して作業部会が置かれている。各作業部会は、国又は地域を訪問して調査、監視、助言、報告書の公開といった「特別手続」を行う。
国連人権委員会委員長は、この特別手続を実行する専門家として、「特別報告者」を任命することができる。特別報告者の任期は、最長で6年である。
人権高等弁務官事務所から支援を受けて無給で、いずれの国家又は地域からも独立した専門家として活動するとされる。
というものだそうで、要するに、特定の国や地域の人権状況を調査して報告するという国連の特別職のようです。
・なお、今回ご紹介する記事に出てくる、国連の「特別報告者」候補となっている、ペニー・グリーン教授という方は、英国の大学で法律や国際化など教える方で、女性です。

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(写真:ペニー・グリーン教授)

●焦りを隠せないイスラエル
・今回ご紹介するイスラエルの記事は、かなりヒステリックな様相ですが、イスラエル国内の英字紙ということから、そのようなことになっているようです。本文中にも敬称がないですので、翻訳でも敬称はつけていません。

<israel-un-bomb・Breaking Israel News(2016年3月20日)>
「国連人権理事会の報告者候補はイスラエルを爆撃するように米国と英国に呼びかける」
・国連は今週、パレスチナに関する特別報告者の最初の候補として、ペニー・グリーン教授(Professor Penny Green)を指名した。グリーンは、過激な反イスラエル活動家して知られる。
・もし、グリーンが国連の特別報告者に選ばれた場合、反イスラエル感情を受け入れる他の多くが活動を共にするだろうと思われる。たとえば、2008年から2014年までこの位置にいたリチャード・フォークの例がそれを示す。
・フォークはプリンストン大学の教授だったが、彼は、イラクのサダム・フセインを退陣させるために戦争を仕掛けることをアメリカ当局に呼びかけ、また、フォークは、およそ3,000人のアメリカ人が死亡した9月11日の同時多発テロは、アルカイダによっておこなわれたのではなく、アメリカ政府によって周到に準備されたものだったことを公的に理論化した人物だ。
・フォークの後継者の特別報告者のマカリム・ウィビソノ(Makarim Wibisono)は、イスラエルに対して非常に強い偏見を持っていた。
・ウィビソノは、任命される前に、イスラエルを「侵略と占領」者と呼び、パレスチナ人の暴力によるイスラエル人犠牲者の数を「ほんの一握り」と表現し、公然と「神聖なパレスチナの目標」を受け入れた。偏見から来ているこのバイアスが、その宣言に組みこまれている。
・1993年に作成された決議案は、特別報告者の役割の位置としての中、一方的なサイドでの査察として、「イスラエルの国際法への違反」について調査する特別命令が、女性に対しての人権侵害や、キリスト教徒や反体制派への人権侵害を無視した形で記述された。反体制派は、ハマスやファタハ、イスラム聖戦や他の団体から犯罪をおかし続けられている。
・そう見えるかどうかはわからないが、ウィビソノは、実際は、彼の任務ではその偏見を控えめにはしていたが、しかし、世界には人権問題が存在する場所がいくらでもあるにも関わらず、国連が唯一、人権問題として選択したのがイスラエルだった。
・さて、ペニー・グリーンは、クィーン・メアリー大学ロンドンで、法律とグローバリゼーションを教える教授であり、世界中の人権侵害に対処する上でキャリアを築いてきた。その仕事での記述からわかるのは、ユダヤの状態に対してのグリーンの否定的な意見であり、これまでの歴代の国連の特別報告者から見れば、その位置はグリーンにふさわしいといえる。
・ジュネーブに拠点を置き、定められた使命により国連の遂行状況を監視しているNGO『国連ウォッチ(UN Watch)』は、グリーンが任命される可能性に強い懸念を表している。
・国連ウォッチは、グリーンの任命に抗議する嘆願をまとめた。そして、グリーンが、イスラエルは「犯罪を実行し続ける国家」であり「民族浄化」をして「アパルトヘイト」をおこなっていると非難していると指摘する。
・グリーンは、すでに、イスラエルに対しての国際的なボイコット運動を呼びかけている。
・さらにもっと恐ろしいことには、グリーンは、イスラム国(IS)とイスラエルを比較していることだ。すなわち、米国と英国に対して、ISに対して爆撃をおこなったように、イスラエルに対しても爆撃を始める必要があるとしているのだ。
・グリーンの前任者であるフォークと同様に、彼女は西欧列強の面々へテロの遂行を提供している。彼女は現在、「国際国家犯罪イニシアティブ(ISCI/International State Crime Initiative)」を指揮している。これは、「欧米のテロ対策に反対し、また、イスラム恐怖症としてのアンチ過激派も反対する」ものだ。
・簡単に言えば、グリーンは、武装テロリストに直面した時に欧米諸国に対して武器を捨てろと提唱しているのと等しい。
・2週間前、国連ウォッチのエグゼクティブ・ディレクターであるヒレル・ノイアー(Hillel Neuer)氏は、国連人権理事会にグリーンの立候補に異議を唱える意見を提出し、このように記した。
・「ひとつの国に対してのボイコットと爆撃をするための調査をするようなペニー・グリーン氏を推薦することは、国連が持つ客観性と公平性への独自の選択基準への嘲笑を得ることになるようなものです」

・ここまでです。国連人権委員会の特別報告者という役職の人たちは、歴代このような人たちがつとめてきた傾向にあったということを初めて知りましたけれど、これらのことについて、コメントするような見識はないですが、記事にあります、「グリーンは、すでに、イスラエルに対しての国際的なボイコット運動を呼びかけている。」という部分。
・これを読みまして、未来予測プロジェクト「ウェブボット」の昔のレポートを思い出しました。少しご紹介しようと思います。

●ウェブポッドで予告されていたイスラエル・ボイコット
・ウェブボットには「イスラエルの過ち」というフレーズが繰り返し出てきまして、たとえば、下のフレーズは2008年10月のものからですから、今から8年前のものになりますが、そこに「イスラエル」という言葉と共に「ボイコット」というフレーズが出てきます。少し抜粋します。

<ウェブボット ALTAレポート 2008年10月4日配信>
・「イスラエルの過ち」というキーワードの感情値は依然として高い。この過ちの結果、イスラエルは世界的に犯罪国家としてのレッテルが張られることだろう。
・これは、イスラエルのよく知られた人物か集団が、なんらかの理由でイスラエルを亡命することから始まる。彼らは他の国で最初は歓迎されるが、最終的にはその素性が知れ犯罪者の集団であることが分かる。
・この集団は、一時ロシア経済を乗っ取りプーチンによって追放されたオリガルヒ(ロシア経済を支配していたユダヤ系財閥)と同じようなタイプの集団である。彼らの関わっている犯罪は通貨と関連していると思われる。
・多くのイスラエル国民は、彼らが全世界から富を盗んだ盗人であると考える。いずれにせよ、彼らの亡命を一つのきっかけとしてイスラエルとイスラエル製品に対する世界的なボイコット運動が発生する。
・いくつかの国ではイスラエル製品のボイコットを止める法的な規制が導入されざるを得なくなるほど、このボイコット運動は大きな成果を出す。                   (以上)

・他にも繰り返し、何年にもわたって、「イスラエルの過ち」というフレーズが出てきますが、しかし、「イスラエルのり過ち」が実際には何かはいまだによくわからないままです。
・個人的には、今年がイスラエルにとって特別な「ヨベルの年」であるということなども含めて、どのような方向かはわからなくとも、いろいろとある年なのだろうなとは思います。

●ヨベルの年の佳境を迎えるイスラエルの今後
・2016年は、ユダヤ教的な観点から見れば、今現在は、ユダヤ教での、やはり大きな年である「ヨベルの年」というものに当たるはずで、これは大変に重要な年なのです。
・Wikipediaに「ヨベルの年とは、ユダヤ教とカトリック教会の聖日。旧約聖書レビ記第25章に基づき、ユダヤ教では50年に1度の大恩赦の年(ヨベルの年)を迎えるようになっており、カトリック教会では、25年に1度『聖年』として記念してきた。すべてのものが元に戻る年。」とありますように、今は「そのような立場」からの視点としては、「すべてのものが元に戻る年」になっているのですね。
・「元に戻る」というのがどういう意味かは難しい解釈ですが、とにかく何もかもが(それらの宗教的視点からは)元に戻る、というように書いています。
・ちなみに、前回のヨベルの年(1967年)は、第三次中東戦争(六日戦争)にイスラエルが勝利し、国家としての基盤を確立しました。その前のヨベルの年(1917年)は、イギリス政府が、パレスチナにおけるユダヤ人の居住地の建設を支援することを表明したことにより、実質的な「イスラエルの再建」が始まった「バルフォア宣言」が出された年でした。
・過去2回のヨベルの年はイスラエルにとって大きな年だったわけで、それに倣えば、今年も大きな年になるのかもしれないですし、あるいは、上のイスラエルのメディアの記事にあるようなことが推し進められれば、イスラエルにとって「逆境」ということになるのかもしれないですし、それはわからないです。もうずっと世界は焦臭いままですから、何が起きても、今はもう誰も驚くこともないのかもしれませんけれど。
・日本国内でも相当陰惨な犯罪が起きても人々はあまり驚かなくなってきている感じがします。


(ブログ「In Deep」2016年3月22日付「過去2回は栄光の年だった『ヨベルの年』の今、イスラエルが得るものは勝利と栄光なのか、それとも、国連決議からのボイコットと爆撃か」より引用・一部編集加工)


【ポイント】
・イスラエルの英字紙「israel-un-bomb・Breaking Israel News」は、国連人権理事会の「特別報告者」候補となっているペニー・グリーン教授を激しく非難している。
・彼女は、これまでの歴代の国連の特別報告者と同様に過激な反イスラエル活動家で、イスラエルは「犯罪を実行し続ける国家」であり「民族浄化」をして「アパルトヘイト」をおこなっていると非難している。また、イスラム国(IS)とイスラエルを比較しており、米国と英国に対して、ISに対して爆撃を行ったように、イスラエルにも同様の措置をとる可能性がある。このような彼女の強硬な姿勢に、イスラエルは非常に憤慨している。

・2008年10月のウェブボット(ネット上の様々なディスカッションサイトから、会話で交わされた単語に注目し収集するよう設計された、コンピューター未来予測プログラム)には、「イスラエルの過ち」、「ボイコット」というフレーズが繰り返し出ていた。
・イスラエルの著名な人物か集団が、ある理由で他国にイスラエルを亡命するが、彼らは一時ロシア経済を乗っ取りプーチンによって追放されたオリガルヒ(ロシア経済を支配していたユダヤ系財閥)と同じようなタイプの集団である。彼らの通貨に関する犯罪に手を染めており、そうした素性が暴露される。この過ちの結果、イスラエルは世界的に犯罪国家としてのレッテルが張られるだろうと予測している。
・2016年は、ユダヤ教的な観点から見れば50年に1度の大恩赦の年「ヨベルの年」に当たり、「すべてのものが元に戻る年」である。前回のヨベルの年(1967年)は、第三次中東戦争(六日戦争)にイスラエルが勝利し、国家としての基盤を確立した。その前のヨベルの年(1917年)は、イギリス政府が、パレスチナにおけるユダヤ人の居住地の建設を支援することを表明したことにより、実質的な「イスラエルの再建」が始まった「バルフォア宣言」が出された。
・このように、過去2回のヨベルの年はイスラエルにとって大きな年であり、それに倣えば、今年も大きな年になるだろうが、イスラエルのメディアの記事にあるようなことが推し進められれば、イスラエルにとって「逆境」になるのかもしれない。

【私見】
・2016年はユダヤ暦において重要な年とされるヨベルの年に当たる。ユダヤ教では、1週間=7日間のみならず、7年間にも安息年を設ける。この年には農地を休ませる習慣がある。さらに、7年×7=49年をひとつの区切りとし、翌年の50年目をヨベルの年として聖別する。
・ヨベルの年には、借りたものを持ち主に返すという風習があるが、前回のヨベルの年(1967年)には、第3次中東戦争によって、イスラエルは聖地エルサレムを占領した。ユダヤ教徒からすれば、本来の持ち主であるユダヤ人のもとに聖地が返ってきたことになる。前々回のヨベルの年(1917年)には、「バルフォア宣言」によってユダヤ国家が再建され、ユダヤ教徒からすれば、本来の持ち主であるユダヤ人のもとに祖国が返ってきたことになる。
・2016年の今回のヨベルの年に返還されるものがあるとすれば、それはモリヤの丘ではないかと言われている。ここには現在、イスラム教のモスクと岩のドームがあり、かつてユダヤ教のソロモン神殿が建っていた。これを再建するのが、ユダヤ人の積年の悲願である。彼らが強引に神殿建設に着手しようとすれば、第5次中東戦争が勃発する可能性がある。
・しかし、みずがめ座の新時代に入ったいま、それまでのうお座の時代とは異なり、ヨベルの年はユダヤ人にとって慶事を実現する年とはなり得ず、狙いとは逆の結果をもたらすだろう。イスラエルやユダヤ人の暴虐やわがままが露呈し、全世界が彼らを激しく批判・糾弾しているのは、こうした新時代を象徴するポジティブで建設的なエネルギーが作用するからだ。
・ウェブポッドが8年前に「イスラエルの過ち」を指摘していたことは、人類がすでに現在の状況が到来することを「知っていた」ことを意味する。つまり、大勢の人々が当時、無意識・潜在意識の領域でこのような現実を創り上げたいという意思を強く有しており、その状態が今に至るまで継続しているのである。
・新時代に入ったいま、それまでの時代とはちがって、エネルギーのベクトルが逆転している。つまり、エネルギーを他人から収奪してきた者は、逆に他人にエネルギーを返還する(させられる)ことになる。長い目で見れば、エネルギー上の収支においてきっちり帳尻が合うことになるのだが、それは大いなる宇宙の理(神の法則)がはたらくがゆえのことである。
・いずれにせよ、イスラエルとユダヤ人がソロモン神殿(第三神殿)の建設などの強硬手段をとればとるほど、彼らは目的とは正反対の結果を受け取らざるを得なくなる。目的が成就しないだけでなく、これまでの強奪したもの(国家、聖地)を失う(返還する)ことになろう。


熊本地震に秘められたメッセージ
安西ファイル「お金編」の第三弾「熊本地震に秘められたメッセージ」では、国際経済の話から離れ、過日の熊本群発地震を取り上げている。この熊本群発地震を巡って、ネット界隈では人工地震なのかどうかという議論で喧しいが、安西正鷹さんは人工地震ならぬ〝神工地震〟、すなわち神意によって引き起こされた地震と捉えているようだ。このあたりは、東日本大震災直後に安西さん本人が執筆した、以下の記事を一読すれば一層明らかとなる。
終わりの始まり

安西さんと志を同じくする天童竺丸さんも、安西さん同様に神々の存在を信じているようだ。
神々は怒り苦悶している

亀さんの場合だが、拙稿「神や運命について」を参照されたい。同稿の中で今東光和尚のことばを紹介したが、その和尚のことばに今でも深く共鳴している。このあたり、NHKの「ファミリーヒストリー」と絡めて、近く記事としてアップしたい。

③熊本地震に秘められたメッセージ
●世界的に頻発していた中規模地震

・熊本の地震では大きな被害が出てしまいましたが、この数日、やけに大きな地震が多かったということは、地震の報道をよくご覧になる方ならお気づきだったのではないでしょうか。熊本で地震が発生する日まで、マグニチュード6以上の地震が連日のように続いていたのです。
4月10日 M6.6 アフガニスタン
4月13日 M6.9 ミャンマー
4月14日 M6.5 バヌアツ
・熊本の地震はマグニチュード6.4ということで、これら続いた地震の中では弱い方だったのですが、直下型で震源が浅い地震だったこともあり、被害が最も大きな地震となってしまいました。それぞれの位置は下のようになります。バヌアツからミャンマー、アフガニスタンの震源の位置が比較的「直線的」であることがわかります。

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(図1(左):2016年4月10日から14日までのM6以上の地震が起きた場所)
(図2(右):2014年3月15日の24時間内での世界のマグニチュード2.5以上の地震)


●一向に衰えを見せない環太平洋火山帯の活動
・環太平洋火山帯にあるバヌアツでは、今年の4月初めからマグニチュード6以上の地震が3度ほど起きていまして、活発な地震活動が続いています。そして、この環太平洋火山帯での地震は「比較的連動しやすい」という傾向が過去にあった時もあります。
・過去記事の「2014年3月15日に環太平洋火山帯で『同時多発的な連鎖発生』を起こした中規模地震群 2014/03/16」では、2014年3月15日に、中規模地震が「太平洋火山帯を駆け抜けるように」発生していったことを記したことがあります。
・この環太平洋火山帯という場所は、文字通り太平洋を囲むようにして存在する火山帯で、上にリンクした記事から抜粋しますと、下のような場所です。
環太平洋火山帯は、地球上で最も地質学的活動が大きな領域だ。
馬蹄形のような形をし、長さは4万キロメートルある。この場所には452の火山があり、これは、世界の活火山および休火山の75%以上を占める。
そして、環太平洋火山帯では世界の地震の約90%が発生し、世界の歴史の中で最大規模の地震の81%が発生している。


●環太平洋火山帯の外側でも地震が活発化するアジアの各所
・2013年には、1月の下旬からの2週間で、この環太平洋火山帯で、マグニチュード6以上の地震がやはり「4つ」連鎖的に発生したことがあります。

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(図3:2013年1月20日から2月6日までのM6以上の地震)

・このような場所ですが、今回の一連のマグニチュード6級の地震の中で、アフガニスタンとミャンマーは「環太平洋火山帯に属していない」のです。上にありますように、「環太平洋火山帯では世界の地震の約90%が発生」とありますが、連続した4つのマグニチュード6級の地震のうち、2つが環太平洋火山帯ではないところで起きた、というのは珍しいことだと思います。
・…といいますか、調べてみますと、今年のアジアでの地震の起きた場所の「異常性」に気づきます。
2016年に報道されたアジアの地震
1月 4日 インド・マニプール
1月20日 中国中北部
2月 6日 台湾
2月22日 ネパール
4月 8日 ネパール
4月10日 アフガニスタン
4月13日 ミャンマー
4月14日 日本・熊本
・台湾と日本以外は環太平洋火山帯「ではない」場所で、そういう場所でも地質活動が活発化しているということなのでしょうかね。そして、冒頭に貼りました USGS(アメリカ地質調査所)のデータでは、過去30日間の地震のうち、マグニチュード4.5以上のものだけでも380回に及んでいるということが今回初めてわかりました。正確な他の月との比較をしていないので何ともいえないですが、多いように映ります。
・私たちの日本はほぼすべてが環太平洋火山帯に属していますが、この環太平洋火山帯「全体」の活動が激しくなっていることは、過去に何度か記事にしたことがありました。しかし、この環太平洋火山帯や、その他を含めて、活動の活発化が続いていることは事実でも、「地震が次にどこで起きるか」は、やはり(今の時点では)予測はできません。
・「○○年間にマグニチュード○以上の地震が起きる確率は○○%」等と言われましても、それでどうすればいいのかわかるわけでもなし、何より、日本は「全国どこでもいつでも地震は起きる」というのが真実である以上、先を心配して生きるより、とりあえず「地震はある」と想定して、簡単な準備だとか心づもりをしていればいいのではないかとも思います。
・なお、「地震の予測」に関しては、場所と日時をある程度正確に予測できる可能性としては、過去記事「ネパール大地震での上層大気圏に変化から見る『地震の原因は宇宙にある』こと… 2015/05/03」などで書いたことがありますが、「下」ではなく「上」を観測することで……つまり、高層大気の電子数や赤外線数などの変化の観測が今までのところ、もっとも大地震の起きる場所と日付けを正確に把握できる可能性のあるものだと思います。これは今、多くの科学者たちが取り組んでいることのひとつでもあります。

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(図3:2011年3月5日から3月12日までの赤外線のエネルギー量の変化)

・高層ではなくとも「大気中の変化」で地震を予測する研究が進んでいることについての英国ガーディアンの記事を最近見たことがありますが、これは機会があればご紹介したいと思います。
・今回は、熊本の地震が起きたことを受けて、今後のアジアの地震について、地質学とオカルト(日本の地震を惑星の位置から予測していたとするオランダ人の話)を混ぜた報道をしていたメディア INQUISITR の記事をご紹介して締めたいと思います。

●地質学による地震予知の例
Massive Earthquake Predicted After Major Tremors Hit Cities Worldwide, Doomsdayers Fear ‘The Big One’INQUISITR 2016/04/15
「大地震の後に続けて起きるかもしれない巨大地震の予測を懸念する終末論者たち」

数日間で起きた4つの大きな地震は、いわゆる「超巨大地震」と呼ばれるものの前触れではないかと懸念する科学者がいる。
南アジアのインドから日本まで続いた大きな地震。日本の熊本で起きたマグニチュード6.4の地震では9人の方が亡くなり、多数が負傷した。また、家屋の倒壊が相次ぎ、停電、ガスの停止、交通の混乱も続いている。
しかし幸いなことに、九州に影響を与え得る原子力発電所に被害を及ぼす可能性のある津波は発生していない。
その前日には、ミャンマーを震源とするマグニチュード6.9の地震が発生した。地震の揺れは、インド、バングラデシュ、ネパールでも感じられた。人々はパニックに陥ったが、大きな被害は報告されていない。
今年になり、インドを含む南アジアで7つの大きな地震が発生しており、地震活動が増加している。2015年4月には、ネパールで8,000人以上の命を奪ったネパール大地震が発生している。
米国コロラド大学の地震学者ロジャー・ビルハム(Roger Bilham)氏は、多くの地域で大地震が発生している南インドで、さらに巨大な地震が発生する可能性があることを英国エクスプレスに述べた。

ビルハム氏は、「現在の状況は、少なくともマグニチュード8以上の複数の地震のトリガーとなってもおかしくないものだと言えます。何世紀もの間に蓄積された歪みが、より壊滅的な巨大地震を引き起こすのです」と語る。

●占星術による地震予知の例
地質学者がこのように言う一方で、オランダ人で、占星術的な観点で地震を予測するフランク・フッガービーツ(Frank Hoogerbeets)氏は、南アジアにさらなる大きな地震が起きるだろうと予測しており、それは大規模な人的損失を伴うものとなるだろうと述べている。
フッガービーツ氏は、地震活動を予測するために惑星の直線の整列の概念を使っているが、今回の4つの地震を予測していた。そして、氏は、地震予測に成功をなしたと同時に、科学者たちからの嘲笑にも直面しているが、アジアでの一連の地震の予測は正しかったと、エクスプレスに語っている。
「私は、4月12日に、月と火星と土星に直線のラインが形成された際、4月13日からフィリピン海プレート、および日本で地震が増加するであろうと警告を発しました」と氏は述べる。こちらの動画がその2016年の惑星直列を述べた動画だ。
 しかし、氏は、2015年5月にカリフォルニアに巨大地震が来ると予測していたが、その地震は来ず、予測は失敗している。
フッガービーツ氏は、今年4月21日から23日の間に、さらに大きなマグニチュード7クラスの地震が南アジアで発生するだろうと予測している。
なお、今回の地震のあった日本は4つのプレートが交差している中心にあり、世界で最も強い地震の20パーセントを経験している地震大国だが、日本独自の耐震設計により建物は頑丈であり、多くの地震から日本の建物は守られている。
しかし、インドでは、たとえば大都市ニューデリーの家々でも、砂や古い河床、沼地などの上に建てられている上、耐震という概念はなく、大地震に対して非常に大きなリスクがある。それは、南アジアの他の国の多くの場所で同様でもある。
その一方、地震学者たちは、人口の多い都市の大部分が主要な断層線上に位置しているカリフォルニア州の地震の危険性についての研究も続けている。


(ブログ「In Deep」2016年4月15日付「アジアで『5日間で4つ連続』した大きな地震は何かを示唆するのかしないのか」より引用・一部編集加工)

●熊本の大地震と中央構造線、そして4月15日諏訪「御頭祭」
・4月14日の夜、熊本で震度7を記録する大地震が発生しました。震源の深さは、わずか10kmの非常に浅い今回の地震。そのためM6.5という、東日本大震災などに比べたら規模は小さい地震でありながらも、震度7を記録するという大きな揺れになりました。
・ただ、通常は震源の深さが数百kmにもおよぶ深い地震であると広範囲に渡って揺れたり、震源地とは一見関係のない地域が連動して揺れることもありますが、今回は九州で起こった浅い地震であるのに、1つだけ異常に遠く離れた奇妙な地域で「震度1」という揺れが観測されています。それが長野県諏訪市。熊本で起こった地震で諏訪で揺れる。
・もう多くの方がお気づきのように、今回の地震は日本列島を横断する日本最大の巨大断層「中央構造線」が動いた大地震かと思われます。
・中央構造線の西の果ての九州地方の断層ラインと今回の震源地(北緯32.7度 東経130.8度)を重ね合わせると、ぴったり中央構造線の断層ライン上に震源地が重なります。糸電話のように、遠く離れた熊本での振動が地中内部の断層を伝わって長野の諏訪まで伝達されたようです。

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・奇しくも、ちょうど1年前の2015年4月15日の記事では、この中央構造線での地震の話題を取り上げていました。2015年の4月は中央構造線のライン上を震源地とする地震が全国各地で多数発生しており、いよいよ日本最大の断層が本格的に動き出したのかと心配されていました。
・今回の地震が一連の中央構造線の活動の終着というよりは、むしろ始まりの合図のようでもあり、これから先も十分に自然災害に警戒する必要があると思います。
・阿蘇では「春の嵐」として、4月7日に最大瞬間風速43.9メートルという大型台風並みの暴風が吹き荒れていたようであり、地殻にエネルギーが溜まったエリアでは、大きな地震や噴火の前に地表で様々な異変が前兆現象として起こります。暴風や大雨、雲の動きなどを含めて何か大きな変化があった地域は、その後の大きな自然災害にもご注意くださいませ。
・なお、今回の熊本の大地震で話題となっている「2062年の未来人の予言」。以前にテレビ番組でも取り上げられたようですが、2062年の未来人とは、ネット掲示板に突如登場して311を的中させた匿名者であり、その人物が「2016年4月15日にまた来るよ」という意味深い発言を残していたそうで、それが昨晩の熊本の地震であったのではないかと話題になっています。
・ちなみに4月15日は中央構造線とフォッサマグナが交差する中心地、諏訪における諏訪大社1年に1度の大祭「御頭祭」です。古代ユダヤの風習が最も色濃く残っている諏訪のお祭りです。

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・2016年は、ユダヤ暦における50年に1度の「ヨベルの年」であり、イスラエルやユダヤ人が活発に動くタイミング。いずれにしても、本日を含めて引き続き余震や新たな災害に注意してお過ごしくださいませ。


(ブログ「天下泰平」2016年4月15日付「熊本の大地震と中央構造線、そして4月15日諏訪『御頭祭』」より引用・一部編集加工)

●与えられているラストチャンス
・一瞬にして日常生活や命を奪う大きな地震は本当に怖いです。東日本震災の起こる前、宮崎の新燃岳の噴火がおこり、ニュージーランド、中国の地震についで、東日本大震災が起こりました。すべては繋がっています。
・神様は日本におこることは、世界におき、世界におこることは、日本でもおこると仰せです。東日本震災を引き金に日本の火山は活動が活発になりました。今やどこで噴火がおきても地震が起きてもおかしくはありません。
・熊本の地震を引き金に阿蘇山や現在、噴火の危険がある山が大きな噴火を起こさないことを祈るばかりです。神様は繰り返し『こんな事は初めて』ということが頻繁におこると警鐘を鳴らされ続けておられます。
・政治家、スポーツ界等の膿だし現象や、コンピューターシステムに頼り過ぎる危険性、子供への虐待、いろんなことがおきています。
・人間をお創りになられた神様が、人間を一掃されるおつもりなら、改革は必要ないのです。このまま人間の頭脳があれば何でも可能とばかりに、つき進めば、人類は、自滅へと向かうでしょう。
・今起きていることは、地球と人間を残すための神様の苦渋の御決断なのです。ある意味人間が変われるラストチャンスでもあるのです。立て替え立て直しは着実に進んでいます。もう本当の意味で他人事ではないと悟らねばなりません。


(ブログ「木花咲耶姫様の御神示・神様の警鐘」2016年4月15日付「震度7の地震が熊本で起きました」より引用・一部編集加工)

●巨大な破壊エネルギーを蓄積中の日本列島
・九州で大きな地震が続いています。今後について聞いてみました。
・まず、震源が中央構造線上に北東に移動しているようですが、この震源の移動はこれから四国や近畿地方に向かって北東に進み続けますか?これは少し危険な答えが出ました。
「進む手前で何か大きな災いが起こる」というような結果でした。
・伝えるように言われていることは、外部からの力が働いており、それは問題解決のために引き起こされるようです。だから、よく観察し、事の本質と今後のこと、冷静に見極めなさいと言っています。そしてまた、「備えなさい」と強く言われています。
・備えが必要なのは…日本全体で防災意識を高め、備えるべきであると思いますが、強いて言うなら、より備えが必要なのは、東日本の可能性があるようです。
・阿蘇山はどうなりますか?という問いには、「沸き立つ、山の表面や上に火がある状態」が示されました。これに連動して、今後間もなく壊滅的な巨大地震がありますか?という質問には、また「現在大きく溜め込んでいる。」と暗示されました。壊滅的な巨大地震の起こる震源地は今現在エネルギーを大きく溜め込んでいるようです。


(ブログ「リャンマガブログ」2016年4月16日付「今後についてのリーディング結果vol.339」より引用・一部編集加工)

●東日本大震災の警告を忘れるな
今日は東日本大震災の記念日であるぞ。
艮金神(うしとらのこんじん)国常立尊(くにとこたちのみこと)龍宮乙姫(りゅうぐうのおとひめ、涙をのんであの大地震、大津波を起こしたのであるぞ。
犠牲となった者は、氣の毒であり、まだ復興もままならぬ事であるが、これまでにも大津波はあり、復興は時と共に成るが、この度の大津波は日本の人民、世界の人類に対する大警告でありた事を忘れてはならぬぞよ。
それは、福島の原発の損壊であり、未だ放射能は止まらず、人の住めぬところも出来、放射能の為に病む者も出来ておるぞ。
地球の修理固成(つくりかため)は、あの大震災で終わったのであり、これからも、地震や噴火もあり、海が山となり山が海となるような天変地異も起るのであり、その上にある原発が損壊いたしたら、日本だけの事で無い地球に人の住めぬような事が起るのであるぞ。
人民が如何に知恵学を振うとも、天変地異を止める力は無いぞよ。
切格止めた原発を稼働させ、原発や核を外国にまで売らんとして居る様は、真におろかな事であり、許されぬ事であるぞ。
人間は、その時々の利害損得で物事の判断いたすが、先々の事までは判るまいが……先の大戦であれだけ大きな犠牲を出し、その上に原発を二つも落され、言うには言われん辛さ悲しさ身にしみておりながら、再び戦争の出来る国にせんとする如き、今の日本の有様は許されぬ事であるぞよ。
神の仲取持をせねばならぬ神社界の御偉方も、思凝神(しこりがみ)にみいられて神意に逆う、その方行へ歩まんとする如きは、真に情け無い事であるぞよ。
世界に平和の鑑を示し、戦い疲れる世界を救ってゆかねばならぬのが、この神国日本の使命である事を国の頭から国民皆が真剣に思わねばならぬこの時であるぞ。未申(ひつじさる)の歳とめぐりたら、日本も伸るか反るかの節目となると申してありた事忘れてはならんぞよ。


(神示「○ゝ三六九神示」2016年3月11日付)

【ポイント】
・熊本で地震が発生する日まで、マグニチュード6以上の地震が連日のように続いていた。4月10日以降に発生したバヌアツからミャンマー、アフガニスタンの震源の位置は直線で結ばれているのが目を引く。
・環太平洋火山帯にあるバヌアツでは、今年の4月初めからマグニチュード6以上の地震が3度発生し、活発な地震活動が続いている。環太平洋火山帯での地震は「比較的連動しやすい」。
・今年、アジアで発生した地震は、台湾と日本以外は環太平洋火山帯「ではない」場所だった。本来、地質活動が活発でない場所でも比較的規模の大きい地震が頻発していることは、最近の一連の地震が世界的に見て「異常性」が認められることを意味している。
・米国コロラド大学の地震学者ロジャー・ビルハム(Roger Bilham)氏は、現在の状況は、少なくともマグニチュー8以上の複数の地震のトリガーとなり、何世紀もの間に蓄積された歪みが、より壊滅的な巨大地震を引き起こす可能性があると指摘している。
・オランダ人のフランク・フッガービーツ氏は、占星術的な観点から、地震を予測する南アジアで大規模な人的損失をもたらす大きな地震が起きるだろうと予測している。また、4月12日に、月と火星と土星に直線のラインが形成された際、4月13日からフィリピン海プレート、および日本で地震が増加するだろうと警告している。

・一連の熊本地震の最初の地震(4月14日)では、九州で起こった浅い地震であるのに、1つだけ異常に遠く離れた長野県諏訪市で「震度1」という揺れが観測された。今回の地震が一連の中央構造線の活動の終着というよりは、むしろ始まりの合図のようでもあり、これから先も十分に自然災害に警戒する必要がある。
・阿蘇では「春の嵐」として、4月7日に最大瞬間風速43.9メートルという大型台風並みの暴風が吹き荒れていた。地殻にエネルギーが溜まったエリアでは、大きな地震や噴火の前に地表で様々な異変が前兆現象として起こる。
・2062年の未来人(ネット掲示板に突如登場して311を的中させた匿名者)が「2016年4月15日にまた来るよ」という意味深い発言を残しており、それが熊本の地震のうちの一つであったのではないかと話題になっている。
・中央構造線とフォッサマグナが交差する中心地の諏訪にある諏訪大社で、4月15日に1年に1度の大祭「御頭祭」が執り行われる。御頭祭には古代ユダヤの風習が最も色濃く残っている。
・2016年は、ユダヤ暦における50年に1度の「ヨベルの年」であり、イスラエルやユダヤ人が活発に動くタイミング。
・今回の地震は日本列島を横断する日本最大の巨大断層「中央構造線」が動いた大地震。中央構造線の西の果ての九州地方の断層ラインと今回の震源地(北緯32.7度 東経130.8度)を重ね合わせると、ぴったり中央構造線の断層ライン上に震源地が重なる。

・日本に起こることは、世界に起き、世界に起こることは、日本でも起こる。『こんな事は初めて』ということが頻繁におこる。
・人間をお創りになられた神様が、人間を一掃されるおつもりなら、改革は必要ない。このまま人間の頭脳があれば何でも可能とばかりに、つき進めば、人類は、自滅へと向かう。
・今起きていることは、地球と人間を残すための神様の苦渋の御決断である。ある意味人間が変われるラストチャンスでもある。立て替え立て直しは着実に進んでいる。本当の意味で他人事ではないと悟らねばならない。
・震源が中央構造線上に北東に進む手前で何か大きな災いが起こる。外部からの力が働いており、それは問題解決のために引き起こされる。だから、よく観察し、事の本質と今後のこと、冷静に見極め、備えるように。
・日本全体で防災意識を高め、備えるべきであるが、より備えが必要なのは東日本。
・阿蘇山は沸き立つ、山の表面や上に火がある状態であり、近い将来の壊滅的な巨大地震に向けて現在大きく溜め込んでいる状態。
・艮金神、国常立尊、龍宮乙姫が東日本大震災と大津波を起こした。この大津波は日本の人民、世界の人類に対する大警告だった。地球の修理固成は、あの大震災で終わった。これからも、地震や噴火もあり、海が山となり山が海となるような天変地異も起こる。その上にある原発が損壊したら、日本だけの事では済まない。地球に人の住めなくなるような事が起こる。
・せっかく止めた原発を稼働させ、原発や核を外国にまで売ろうとしている様は、真におろかな事であり、許されない事。第二次世界大戦であれだけ大きな犠牲を出し、その上に原発を二つも落され、言うには言えない辛さ悲しさ身にしみていながら、再び戦争の出来る国にしようとする、今の日本の有様は許されない。
・未申の歳(2015年と2016年)となれば、日本も伸るか反るかの節目となる。

【私見】
・いま世界中で同時多発的に発生している地震は、日本だけでなく全世界が立て替え・立て直しの対象となっていることを暗示している。
・人類は、いつまで経っても考えを改めず、自己中心的な言動をとり、自分だけでなく地球上の他の生命を巻き添えにして滅亡しようとする危険な存在に成り果てている。天変地異は、人間が発する悪想念で歪み傷ついた地球の地盤を、元のバランスのとれた状態に戻すための揺り戻しの現象である。
・人類は宇宙の理(神の法則)である因果の法則にしたがって、「自分で蒔いた種は自分で刈り取る」ことになる。それが取り返しのつかない状況にまで悪化する前に、気付いて改めるようにと、地震や異常気象などの天変地異の形で神はサインを送っている。人間の過ちを人間自らが進んで悔い改めるのであれば良いが、それができない場合は外部からの強制力で苦しみと傷みを味わって悔い改めるよりほかない。そこでやむなく引き起こされたのが東日本大震災であったが、それは神々の苦渋の決断だった。
・神は、新文明の地球建設に向かって自らの内面の改革に乗り出す人間が少しでも多く現れることを待ち望んでおり、壊滅的な大地震の発生を先延ばしにしている。限られた猶予時間のギリギリまでタイムラインの調整をしているが、その調整には多大な労力を要することを人間は知らない。われわれは、その涙ぐましい親心を汲み取って思いを致さねばならない。
・一連の熊本地震の最初の震動(4月14日)では、震源地から遠く離れた長野県諏訪市だけが離れ小島のように揺れたが、中央構造線と糸魚川・静岡構造線が交差する象徴的な地点をクローズアップさせることで、これからより大規模な地震が来ることを神が警告している。そして、諏訪は古代ユダヤと因縁浅からぬことから、ユダヤ民族やイスラエルにも今後、大きな試練が訪れるであろうことがメッセージとして読み取ることができる。