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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
東京物語
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「東京物語」

昨日は原節子を偲ぶということで、小津安二郎監督の「東京物語」をNHKが急遽放送、数年ぶりに同映画を鑑賞した。改めて同映画の制作時期が昭和28年と、亀さんの生まれた年だったことを思い出し、自分の生まれた当時の日本の原風景が、目の前で展開して感無量であった。都心を走る路面電車、今も残る銀座の旧服部時計店、亀さんの父親が勤務していた国鉄の職場風景など…。国鉄と云えば、尾道に住む平山周吉(笠智衆)・とみ(東山千栄子)老夫婦が、夜行列車で丸一日かけて上京するシーンが登場していたが、当時は新幹線なぞ走っていなかったのだ(新幹線の開通は東京オリンピックのあった1964年10月1日)。

今回最も印象に残ったシーンは、平山老夫婦を自分のアパートに招待した紀子(原節子)が、平山老人が酒好きということで、隣室の奥さんに三分の一ほど残っていた一升瓶を、そのまま分けてもらうシーンだ。隣近所同士で酒や醤油などを融通し合うというのは、今の日本では想像もできないかもしれないが、当時は至極当たり前に見られた光景だったのである。

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「明日は来らず」

それにしても、「東京物語」を見ていると、脈々と流れる映画のDNAを感じざるを得ない。ご存じのように、「東京物語」は1937年公開されたレオ・マッケリー監督の「明日は来らず」が下敷きになっており、さらに後年、その小津監督の「東京物語」を下敷きに、山田洋次監督が「東京家族」を制作している。後世の日本映画を制作する人たちに、福島原発事故によって間もなく滅ぶ祖国日本、その日本が滅んだ後の新・「東京物語」を制作してもらいたいものだと、「東京物語」を見ながらぼんやりと思った。

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「東京家族」

さて、「東京物語」で小津監督が描こうとしたのは、家族の繋がりの喪失についてだったが、その一因が戦後取り入れたアメリカ型の食生活にあると亀さんは思っていたところ、神計らいで昨夜目を通した渡辺正次郎氏の『黙ってられるか!』(明窓出版)にも同様のことが書かれていたので、少々長くなるものの以下に引用しておこう(太字・傍線は亀さん)

※敗戦直後、アメリカが日本民族滅亡を狙い持ち込んだもの
欧米文化が持ち込んだもので日本人から忍耐強い体、根性ある精神を奪い取った許せないものは、
「四つ足(獣)の肉と血」
である。
日本民族は、農耕を主とする永い永い歴史を持つ民族であった。主食は米、ヒエ、麦(穀物)であった。毎日の食事は、米を主とし、野菜、根菜類であり、多少裕福な家庭は、これに少しの小魚が加わっていた。これらはすべてアルカリ性食物である。
この食生活が、日本民族の性格を温厚にし、耐えることを覚えさせ、根性を養ったことは間違いない。
食物を育てるために、雨の日も風の日も、雪や嵐の日も、山を切り開き畑を耕し、種を蒔き、土を被せ、水を与え、成長を妨げる雑草、害虫を取り、強風から守り続けてきた。これを三か月、半年続けてようやく収穫となる。この繰り返しを三千年以上(数十万年説もある)に渡って続けた民族こそ日本民族である。
山、川、谷そして田團の中でのこの行為が日本民族の情感と情緒を養い、
「思いやりの精神」
と、
「慈しみの心」
を育んでくれたのである。
これが、赤ん坊の成長を見守る慈母の心と、妻と子を守る父親の強い精神力を育てたのだ。
第二次世界大戦で世界を相手に戦った日本。その日本人をアメリ力が一番恐れたものは何だったか。それは二つあった。
ひとつは、
『太陽(神)と大地(神)』
に感謝し、常に太陽と大地と共に歩む民族の、家族愛、精神力、団結力、天皇への忠誠心であり、もうひとつは食生活である。
アメリカ兵から見たら想像もつかないお粗末な食事である。ところがそこに気づくまでに時間がかかった。彼らが考える動物性食材が何もないのに、日本兵は絶対に降伏せず、ねばり強く戦い続ける。その精神力、体力はどこから生まれるのか。
それは彼らにとっては一種の恐怖でもあった。長い時間をかけて調査の結果、それは穀物、根菜、野菜の日本食にあることにようやく気がついたのだ、
日本兵の強さが、食べ物にあることを知らなかったアメリカを中心とした外国勢力は、始めのころ日本民族のお粗末な食生活、闘争心を剥き出しにしない民族を見て、一か月もあれば叩きつぶし、降伏させられるだろうと考えたのは間違いない。ところが違った。
『日本民族のため』
『アジア(欧米に植民地化された)の同胞のため』
と、戦い続ける日本民族の精神力に衝撃を受けた。例え一兵たりとも戦う。ジャングルで一年、二年、三年と、草を食い、木の根を食い、泥水を飲みながら戦い続ける肉体、それを支える精神力に彼らは恐怖を抱いたのだ。
彼らは、動物の肉がなければ体が動かないのだ。肉がなければ生きられない。その彼らとしては、日本民族が肉を食べずに戦えることに恐怖を感じたのも当然である。
戦後、彼ら占領軍たるアメリカは、日本民族の家族愛、団結力の村社会、天皇中心社会に恐れを抱き、それを崩壊させるために、
『団地政策』
を強制し、家族をバラバラにした。
これが核家族の始まりであり、両親、両祖母のいない、即ち叱るもの、教えるもの、道徳を説くもののいない自由気ままな家庭を作ったのだ。その上その家庭に、アメリカの乱れた文化をとめどなく送り込んだ。
同時に、
「日本人の身体は発育不全だ」
と肉食を徹底して強制した。
最初は牛の乳、牛乳から教え込んだ。牛乳で慣らし、米よりもパンが体に良いと嘘を教え、バターを教え、チーズを教え、とうとう肉を食い、血の滴る生肉に近いものまで食うことを教えこんだ。
長い時間をかけ、子供たちに牛乳を飲ませ、チーズ、バターを教え、ハンバーグを教えこみ肉食のとりこにして、子供たちに凶暴さを教えこんだと表現してもいい。
民族運動に携わるものとしては、日本民族魂、大和魂を国民に取り戻さすためには、こうしたことを国民に訴えていくことも必要であると思う。

※動物の血が人間を狂わせ人類滅亡の病を生む
日本では昭和の二十年代まで、医者が治せない病は両手で数えるほどしかなかった。ところが戦後からこっち、医者が直せない病気、原因のわからない病気がその数二百にも三百にも増えたといわれる。
こうした病気のほとんどがアメリ力を中心とした世界各国から入り込み、今や医者も手のつけられない不治の病が日本列島を覆い始めている。
現代の若い世代は知らないだろうが、梅毒も外国人が日本に持ち込んだもので、その梅毒をアメリ力大陸に持ち込んだのは、アメリ力大陸を発見したあのスペインのコロンブスである。
彼の人生は、船で航海に次ぐ航海だった。数か月、数年の船の生活の中に当然女性はいない。俗に言うノーマル(男女)セックスは不可能である。一説に寄れば、セックスに飢えた彼ら、コロンブスも船員たちも、自分たちの食料であった雌羊をセックスの対象にしたのだという。
そのような性行為を繰り返すことは、当然、人間と動物の血が混ざり合うことになり、無理な合体と生態の違う動物の血が混ざり、動物が病気を持っていれば人問にうつり、人間の持っていた病気も動物にもうつるだろう。また、その動物を人間が食うことにより、病原菌が人間の体内にも入る。その彼らが陸地を見つけては上陸し、その土地の女性と肉体関係を持つ。彼らの持つ病気は瞬く問にその島、陸に広がり世界に広がっていく。
最初にセックスを例に挙げたが、セックスだけではない。ひとつの動物には、とても人間が解明できないものがあって当然で、以前ヨーロッパで問題になった『狂牛病』などはその典型ではないか。その動物を殺し食料にし、肉と血を食う行為は、人間の血に動物の病気が入り込んで当然だろう。
太陽と大地の恵みを食料とした日本民族は、相当の抵抗力があったが、肉食の繰り返しの年月が経つにつれ、抵抗力は弱まり病にかかっていく。
昔は、大人の病気と言われた血圧の病気や糖尿病が、今では子供にも増えているのもそれが原因であるのは間違いないだろう。
肉食を主とするアメリカ人は心臓病、血圧、糖尿病が圧倒的に多いという。そのアメリカ人が、二十数年前に日本の穀物、野菜、根菜類中心の生活を見て、肉食中心から日本食に食生活を変えて、心臓病が三割も減ったことが報告されている事実さえある。
機械文明、物質文明の先進国は、日本人のモラルを崩壊させただけでなく、不治の病まで持ち込んできたのだ。
民族運動の諸君、国際化の波を避けられない時代であるのも認めざるを得ない。だが、動物の血を体内に取り込んだ凶暴な欧米人に、神国日本を好き勝手に汚染されては、子々孫々にまで禍根を残すことになることに気づいてほしい。せめて私たちから食生活を変え.ることもひとつの運動であろう。
ここで申し上げて置かなければならないのは、肉食に賛同している人の中から、
「それじゃ、沖縄はどうなんだ。本土より昔から肉を多く食ぺながら長生きをしているじゃないか」
と反論が出てくることだ。
残念ながら、これは沖縄の人達の本当の食生活を知らない人の言うことである。沖縄には肉料理を作るとき、遥か昔から伝えられた大変重要な言葉がある。それは、
「悪玉を出す」
という言葉だ。これは肉が人間に与える害を知っているからこそ伝えられた言葉で、
「肉を食べる時は、その肉の毒素をすべて出せ」
ということである。
改めて思い浮かべれば明らかだが沖縄は豚肉を良く食べる。だが、その豚肉はとことん煮込んで灰汁を出し切り、口に入れればとろける状態か、ゼラチン状態にしてある。これは動物の持つ血(毒素)を出し切ってしまう料理法で、琉球時代、いやその遥か昔から沖縄に伝えられた神の教えに基づいた料理法であったのだ。

『黙ってられるか!』p.139~

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過日お会いした『月刊日本』の山浦嘉久さんに、福島原発事故を起因とする内部被曝で大勢の人たちが死んでいる話をすると、古希を迎えた自分の同窓は未だにピンピンしている者が多いと言っておられたが、それは、卵を兄弟姉妹で分け合ってごはんを食べてきたという食生活にある(「今のわたしがあるのも あなたのおかげです」)。そして、戦後も基本的にご飯、味噌汁、菜っ葉という生活を、今でも続けている人たちは大変お元気だ。このあたりのヒントになりそうなのが、以下の2本の拙稿であり、この機会に再読してもらえたら幸いだ。
これからの時代は清酒と焼酎でいこう
まるで行者…

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パリ同時テロには続編がある! 世界大混乱を画策するISの奇妙な動き
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行政調査新聞が以下の新記事をアップした。
パリ同時テロには続編がある! 世界大混乱を画策するISの奇妙な動き


今のわたしがあるのも あなたのおかげです
2週間ほど前の11月15日、フジテレビで放送された「私は誰…? 消えた父を探して」(前編)を見た。未だ見ぬ日本人の父親を探すジョン・ホー氏の、シンガポール訛りの英語を耳にして懐かしさで一杯になった。亀さんは仕事で1ヶ月ほどシンガポールに滞在しているが、時期は忘れもしない1986年の正月明けから2月にかけてだった。宿泊先のホテルで英字新聞を手にし、第一面のチャレンジャー号爆発事故(1986年1月28日)の記事が、目に飛び込んできた時は思わず声をあげたものだった。

懐かしさで一杯のシンガポール英語…、同様の感想をネットに投稿している人が他にもいた(傍線は亀さん)。

【11/15放送私は誰…?を拝見して】
私は30代で戦争を知らない世代ですが、幼少時にシンガポールに住んでおり、学校教育で戦時中の日本軍の占領のことなど学んだ経験や、当時のことを覚えている方々との交流があったことから、日本とシンガポール(及びアジアの国々)の歴史と関係性について考え続けてきました。本番組はたまたまテレビをつけたときにやっていたのですが、聴き馴染んだ英語のイントネーションにすぐにシンガポールだと分かり、また内容も、まさか日本のテレビ番組でこのような題材をもとにしたドキュメンタリーをやるなんて、と衝撃を受け、そのままずっと見ました。涙なくしては見られませんでした。自分の原点ともいうべき想いを改めて思い出させて頂きました。こうして人的レベルでも、愛情の交流が広がると良いなと心から思っています。とても貴重なテーマを取り上げて頂きありがとうございました。次週後編も楽しみにしています。
(女・会社員・30's)2015/11/15 16:14:08

http://www.fujitv.co.jp/thenonfx/goiken/goiken-1.html


ここは亀さんの下手な解説よりも、直に同番組を見ていただくのが一番なのだが、取り敢えず個人的に印象に残ったシーンを二つだけ取り上げておこう。

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最初に印象に残ったシーンは、苦労の末父親の眠る墓を探し当てたホー氏が、独り墓前で父と静かに語り合うシーンである。同シーンを見ながら、つくづく思ったことは「自分がこの世に生を受けた意味」である。今年は戦後70年ということもあり、多くのドキュメンタリーや映画が放送されたが、戦後懸命に働き、日本を復興させたのがホー氏の父親にあたる世代の日本人なら、その父親の世代が残してくれた戦後の日本で、豊かな生活を享受してきたのがホー氏の世代の日本人である。番組にはホー氏の息子夫婦も登場するが、彼らには明るい未来が待ち受けているのが分かるのだ。ここで日本に目を転じるに、間もなく滅んでいく祖国日本、こうした希望の見出せない祖国日本を思うと、ホー氏と同世代の日本人は、自分たちの父親が築き上げてくれた、豊かな日本での生活を享受したが、ホー氏の子どもたちと違い、自分の子どもたちへは輝く未来をバトンタッチすることができない…、このあたり、かなり辛いところではないだろうか…。

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さて、もう一つ印象に残ったシーンは、日本滞在中の2015年9月7日、ホー氏が古希を迎えたシーンである。その時、グルンパで活躍の飯山一郎さんも掲示板かHPに近く古希を迎えると書いていたのを思い出した(確認したところ、1946年1月17日)。さらに、一週間後に『月刊日本』の山浦嘉久さんとお会いしたのだが、なんと山浦さん、「俺は70歳の誕生日を迎えた」とのこと(ネットで確認すると、「1945年上田市生まれ」とある)。つまり、山浦さん、ホーさん、飯山さんの三人は同学年だったのであり、一つの卵を兄弟で分け合ってご飯を食べてきた世代の人たちだ。このあたりは拙稿「うちは生きているのが申し訳けないの」で紹介したドキュメンタリー番組でも、山田洋次監督が若い黒木華への演技指導で、終戦直後は一つの卵を兄弟姉妹で分け合っていたのだよと語りかけていたが、たぶん黒木にはピンと来なかったのに違いない…。そうした時代を知る山田監督、山浦さん、飯山さん、以下の写真を見て何を思うだろうか…。

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山奥にある卵かけ放題な「卵かけご飯専門店」で新鮮で甘みのある濃厚な卵を好きなだけ味わってきた

原節子逝く
絶職〟を始めてから1ヶ月近くが経つが、先週、海外の翻訳会社から頼まれていた、翻訳の仕事1件をど忘れし、もう1件は締切日を勘違いするというドジを踏んだ亀さんだったが、どうにか一日の遅れだけで先ほど無事に納品することができ、ホッとしているところだ。

さて、日本のネット界ではロシア機撃墜事件で、蜂の巣をつついたような大騒ぎになっているが、この件に関しては飯山一郎さんが力を入れているので、以下のHPおよびブログ中心に事件を追っていくといいだろう。
『文殊菩薩』
「飯山一郎のLittleHP」

今回は国際ニュースから離れ、昨日流れた原節子逝去のニュースを簡単に取り上げておこう。小津安二郎、黒澤明、木下恵介、今井正といった一流監督のもとで、原節子が主演した名画が数多く誕生した。拙ブログでも、原節子については数本の記事を書いたことがあるほどだ。
小津安二郎と原節子
殉愛
麥秋に観る〝無〟
小津安二郎を巡る女たち

来月の師走にNHK BSで小津安二郎監督の作品が数本放送され、そのうちの2本が原節子主演だ。

秋日和 (12月9日)
東京物語 (12月23日)


この機会に、銀幕スター・原節子の在りし日を偲ぶのも悪くない。

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プーチンvs.モサド
以下の漫画、どう思う…? これは拙稿「佐藤優」で紹介したものだ。

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「憂国のラスプーチン」第5巻 何気ないと思っていた話題が、局面を変える。憂木の戦いは新たな舞台へ!

ついでに…、なぜ、森元首相が…?

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民のかまどより公を想ふ
道友の抱き茗荷さんの「民のかまどより公を想ふ」シリーズが完了した。各回のリンクは以下のとおりである。

民のかまどより公を想ふ
民のかまどより公を想ふ その2
民のかまどより公を想ふ その3
民のかまどより公を想ふ その4
民のかまどより公を想ふ その5
民のかまどより公を想ふ その6
民のかまどより公を想ふ その7


民のかまどより公を想ふ その7」で、抱き茗荷さんが述べていた以下の結語、亀さんも全く以て同感だ(太字は亀さん)。

国体を護持すべく、皇室は今盛んに行動している。

ただ皇室は強要しないし支配もしない。選択肢は全て民の側にある。天皇陛下という存在をどう見るかがその人そのものだ。頂点に君臨する存在ではなく、魂の中にあるといってよい。だから本籍であると前項で述べさせていただいたわけである。


過日、11月度のまほろば会に過日出席した折、話題になったのが皇太子殿下の国際舞台への初登場だったが、そのあたりは飯山一郎さんも言及されている。
◆2015/11/20(金)4  天皇家の跡取り息子が華々しく国際デビュー

今回の皇太子殿下の国際舞台へのデビューは、何を意味しているのか…、世界戦略情報誌『みち』の藤原源太郎さんや、飯山一郎さんらの今後の言論に注目していこう。

ところで、抱き茗荷さんの「民のかまどより公を想ふ」を読んで思い出したことがある。それは、和歌山市にある狸庵で栗原茂さんと渡辺正次郎氏について語り合った時のことだ。栗原さんの場合、参議院選挙で今東光和尚の選挙参謀を務めたことがあり、見事に和尚を当選させている(在任期間1968年7月7日~1974年7月7日)。だから、同じ選挙参謀の渡辺正次郎氏を知っているものとばかり思っていたところ、意外にも知らないと言う。多分、お二人の選挙参謀としての時期が、まったく重なっていないところが大きいのだろう。

それは兎も角、渡邉氏が熊本でぶちあげたという以下の選挙応援演説について、栗原さんはどう思うのか尋ねてみた。

「私は嵯峨天皇の皇子、融(とおる)、嵯峨源氏、源(みなもと)の融の四代目の孫の源の綱(つな)、のちの渡邊の綱で、大江山の鬼退治をした綱の子孫です。今日は、私は熊本の松岡利勝という鬼退治にきました!」

これで息を呑む静寂から一転、「オウ!」という声があちこちから上がり、拍手拍手となった。

気が付くとテレビカメラが幾つかあったが、カメラマンと記者らしき連中も唖然としている。こんな選挙応援演説など聴いたこともない。

「これから渡邊の綱の子孫の私は、全選挙区を演説して回ります。皆さんと一緒に、永田町のゴロツキ、熊本のダニ、松岡利勝という鬼を退治するんです!」

『芸能人、ヤクザ、政治家は弱い者イジメが大好き』p.227


渡邉氏の選挙演説の内容を伝えながら、「(渡邉正次郎氏のように)高貴な血筋の方は、小生なんかと違いますねぇ…」と言うと、栗原さんは以下のように語ったのだった。

亀ちゃん、お前にも皇室の血が流れているんだよ。いや、日本人なら何処かで皇室の血が流れているのだ。しかし、だからと言って、それが偉いということでも何でもない。


ここで、『芸能人、ヤクザ、政治家は弱い者イジメが大好き』にあった、以下の記述が浮かび上がった。無論、彼らには皇室の血は流れていない。

確かにわが国の日本海側には、韓国の漁民が嵐などで流れ着き、そのまま住み着いた人も多いという。

島根、鳥取、山口には半島系の顔か多く見られるのは確かだし、竹下登が自分の娘を金丸信(自民党副総裁・半島の帰化人)の息子に嫁がせたことも頷ける。

、『芸能人、ヤクザ、政治家は弱い者イジメが大好き』p.264


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◆2011/10/26(水) 韓国人に見せた写真

芸能人、ヤクザ、政治家は弱い者イジメが大好き
昨夕、斎藤充功さんと都内で1ヶ月ぶりにお会いし、近状報告を交換していた時、偶然にも車中で読むためカバンに入れてあった、『芸能人、ヤクザ、政治家は弱い者イジメが大好き』(渡邉正次郎 グッドタイム出版)をテーブルの上に置き、「こういう面白い本があるのですが…」と説明しようとしたところ、同書を手に取った斉藤さん、食い入るように同書に目を通した後、至急アマゾン経由で購入したいと言ってきた。刑務所や中野学校など、裏世界についての本を数多く執筆してきた斉藤さん、今回の『芸能人、ヤクザ、政治家は弱い者イジメが大好き』から、何らかの執筆テーマを見つけられそうだと思ったのかもしれない。幸い、来月もお会いする予定なので、追求したいテーマがあったかどうかお聞きしておきたいと思う。

ところで、十代の頃に3年間の海外放浪生活を体験している亀さんの場合、日本人だけではなく中国人や韓国人とも世界各地で接してきたこともあり、中国人や韓国人に対しての偏見は持っていない。それだけに、渡邉氏のブログ「正次郎のNewsToday」を長年愛読しているものの、中国人や韓国人に対して罵詈雑言を浴びせる渡邉氏には辟易していたし、今回通読した『芸能人、ヤクザ、政治家は弱い者イジメが大好き』も、一部に中国人を扱き下ろしている小節があった。たとえば、「警視庁公安キャリアに〝不法滞在中国人、韓国人全員を船に乗せ太平洋で沈めたらどうか?〟と提案」(p.208)などだ。

何故、それほどまでに渡邉氏は中国人や韓国人を嫌うのかと思い、大分前に調べたり推測してみたりしたことがある。思い当たったのは、アメリカやイスラエルに対する悪口が殆どないところから、多分CIAやモサドあたりと繋がっているのではということだった。しかし、改めて『芸能人、ヤクザ、政治家は弱い者イジメが大好き』に目を通して分かったことは、渡邉氏はCIAや中国諜報機関との裏の繋がりは〝無い〟ということであった。なぜなら、同書を通じての渡邉氏は「弱きを助け強きを挫き、義を重んじ、筋を通す」という、まさに任侠の徒を地で行く人物だと分かったからである。

また、渡邉氏はヤクザに対してかなり辛辣なのだが、そのあたりの理由も同書を読んでよく分かった。たとえば理由一つに、大親分のアドバイスがあったのである。

この塩沢四郎住吉連合副会長は、亡くなる何年か前、私に遺言のように言った言葉がある。新橋の竹井事務所に来たとき、呼ばれて三階に上がると、
「渡邉、お前は人を疑うことを知らないな」
と言い出した。
「人を疑うものじゃないですよ」
生意気に反論した。
「馬鹿野郎、この世の中で信じちゃいけない人種が三種類いるんだ」
などと言い出した。
「なんですか?」
なんだか分からない。
「政治家とヤクザと警察だ」
自分がヤクザで、しかも大親分なのに不思議なことを言う。私は思わず、
「そんなこと言いますが、あなたはヤクザの大親分じゃないですか」

『芸能人、ヤクザ、政治家は弱い者イジメが大好き』p.173


なお、参考までに渡邉正次郎氏の父親は、山口組三代目の田岡一雄氏と浅草の高橋組の高橋初代と五分兄弟であった。

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嗚呼、北の湖逝く
「花のニッパチ組」という言葉をご存じだろうか…。昭和50年代(1975年から1984年)に角界で活躍した、昭和28年(1953年)生まれの力士のことだ。

北の湖敏満(第55代横綱)
若乃花幹士 (2代)(第56代横綱、元年寄・間垣)
麒麟児和春(最高位関脇、現在の年寄・北陣)
金城興福(最高位関脇)
大錦一徹(最高位小結、現在の年寄・山科)


亀さんも昭和28年組の1人というだけではなく、実は麒麟児の父と亀さんの父は互いを知る仲だった。二人とも国鉄(当時)の駅長を務め、地区の駅長の会で幾度か酒を酌み交わしたと、父から聞いている。当時の写真も残っており、流石に力士を息子に持つ父親だけに、身体が一回り大きい。実際にお会いしたことはないが、写真から受ける印象は一角の人物だと想像がつく。

ところで、昨日近くに住む同窓生から電話があった。3年ぶりに同窓会があって出席したそうだが、ナントこの3年間に2人(男1人・女1人)が亡くなり、非常に驚いたという報告だった。昨日の拙稿「うちは生きているのが申し訳けないの」で、亀さんの同窓生がガンで逝去した情報に接したばかりだというのに、続けて北の湖、さらには友人のクラスメート2名の悲報を知り、一日憂鬱だった亀さんである。

このような場合に大切なことは、飯山一郎さんが自身で管理している掲示板「放知技」の投稿No.134で述べておられたように、「呑気にいこう! 愉快で楽しいことだけをしよう!」 という心構えだと思う。

北の湖については飯山さんが昨日記事にしており、なかなか読み応えがあるので一読してみよう。
◆2015/11/21(土)  アジアは み~んな モンゴリアン

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流石は百恵ちゃん…
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漸く、『芸能人、ヤクザ、政治家は弱い者イジメが大好き』(渡邉正次郎 グッドタイム出版)に目を通す時間ができた。亀さんが同書に目を通そうと思ったのは、以下の小節に目が止まったからだ。
山口百恵が引退を翻さなかったのは暴力団的和田アキ子の恫喝の一言

亀さんが同書で最初に目を通したのが上記の小節なのだが、拙稿「やっぱり、山口百恵は菩薩だった」を書いた当時は、百恵ちゃんが和田アキ子に「ここ(芸能界)から去ね」と脅されて、引退したものとばかり思っていた。ところが、上記の小節を読み、亀さんが勘違いしているのに気づいた次第である。以下、同小節を引用させてもらったが、改めて山口百恵という女(ひと)を見直した次第である。

・山口百恵が引退を翻さなかったのは暴力団的・和田アキ子の桐喝の一言!

この話は私が政治の世界も引退し、しがない物書きに転じた一九九四年の少し前に耳にした話だ。

真実だろうな、と思えたのは、私が会長人事にまで口を差し挟んでいたNHKの幹部から紹介された、ある大手新聞記者からだ、

「渡邊さん、山口百恵の引退理由を知っている?」

と言い出した。そんなに興味もなかったが、

「何ですか?」

「百恵が辞めるとき大騒動になって、ホリプロの堀社長(当時)が何度説得しても意志が変わらないんで、和田アキ子(北朝鮮籍)が説得役を買って出て、相当強く説得しても百恵が意志を変えないんで、アッ子が『てめえ、人の恩が分からんのか!この恩知らず!てめえなんか叩き潰してやる!』と暴力団顔負けに脅したらしいんだ」

「そりゃビビるでしょう。あの顔でやられたら…」

「それで、百恵も『一晩考えさせてください』って帰って、翌日、『和田アキ子さんのような言動の体質の人がいる事務所では仕事はできません』って最後通牒したらしいんだ」

「百恵もしたたかですね。逆手を取る頭のいい断りは誰かの入れ知恵ですかね」

「いや、私もそれを聞いて笑いましたね」

『芸能人、ヤクザ、政治家は弱い者イジメが大好き』p.154


その他、同書は見所…、というか読み所が満載である、特に亀さんが注目したのが以下の2ヶ所だ。

一つは、p.264の竹下登に関する記述で、「仰天! 竹下登元総理を〝李〟と呼び、〝彼は帰化人だ〟と教えた佐藤栄作元総理」、およびp.288の小泉純一郎と安倍晋三に関する記述で、「米CIAと中国諜報機関に下半身のスキャンダルを掴まれた小泉元首相の恐怖! 意地で靖国参拝を続けた理由!」である。

最初の、「仰天! 竹下登元総理を〝李〟と呼び、〝彼は帰化人だ〟と教えた佐藤栄作元総理」については、亀さんは14年前から竹下の出自については気づいていた。きっかけは藤原肇先生の以下の記事からである。因みに、同記事は亀さんが作成して藤原先生のHPにアップしたもので、恐らく情報源は栗原茂さんだろう。
新緑放談 日本は〝賎民資本主義〟から脱却せよ

次に、「米CIAと中国諜報機関に下半身のスキャンダルを掴まれた小泉元首相の恐怖! 意地で靖国参拝を続けた理由!」という小節…。これは藤原肇先生の『小泉純一郎と日本の病理 』で知ったのか、別のネット記事で知ったのかは忘れたが、当時の安倍さんにはホモッ気が無かったことを証明する貴重な小節と云えよう。

その他、渡辺正次郎でなけれぱ書くことができない貴重な情報が満載であり、手許においても損のない本だと思った。

洞察歯観のすすめ(2)
歯科ウォッチャーである道友のXさんから第二弾が届いた。でも、大分酔っている様子…(爆)、大丈夫かなぁと思いつつ早速目を通したが、今回も亀さんだけの情報に留めておくには勿体ないので、Xさんの了解を得た上で、一部を訂正して以下に公開しよう。

昼間から呑んでいる@飯山一郎さん、亀さん、歯科ウォッチャーである道友のXさん…

ここ連日、パリの同時多発テロ事件報道一色ですが、この一件、オーソン・ウェルズに、何を思うかと感想を聞いてみたいですね。

1938年10月30日午後8時過ぎ・・・・オーソン・ウェルズ演出による ラジオドラマ「HGウェルズ原作 宇宙戦争」が放送されました。

ドラマ上の演出として、「大変です。皆さん。巨大な隕石が落下しました。隕石内部から怪物が現れ拳銃のようなものを持っています。光線のようなものが人に当たり炎が上がってます・・・・」という緊急ニュースを流したところ、ラジオ聴いてた一般ピープル120万人が、まさか魔坂のリアルなニュースと勘違い。途端に思考停止パニック状態。ラジオ局に問い合わせ殺到。ビックリ仰天ラジオ局は、「これはラジオドラマです」と断りを入れるも、恐怖心理は瞬時拡大。勘違いパニックは翌日の午後まで続いた・・・・ということです。

ラジオドラマを最初から聴いていたリスナーならドラマと分かっていたのでしょうが、当時、同じ時間帯に、ザ・チェイス・アンド・サンボーン・アワーという人気番組があり、面白いコメディー部分を聴いた後、チューニングを変えたところ緊急ニュースにぶち当たり、あっという間に120万人が恐心金太郎飴。何もしなくても、SFドラマの一コマを聴かせるだけで、一般ピープル勘違いで同時多発自爆です。

パリの一件、やがてのための仕込みの意味もあるような・・・・そのような気がします。日本もそのうちテロのお裾分けに・・・・・ひな壇お笑いバラエティー、よろめきワイドショーの合間に、「番組の途中ですが、ここで臨時ニュースをお伝えします~~」

これで、金太郎飴連鎖自爆するのではないでしょうか。㋭れ薬も仕込みから5年の時間が経過しましたから、毒ガス擬きテロということも・・・・東京スカイツリーに火星人襲来。東京も宇宙戦争です(^-^*)。

テロといえば、連日のように、歯科医院においても血も凍る恐怖の口腔内同時多発テロが行われております。

何処か、良い歯医者さんは・・・・ないでしょうか?この様に聞かれても、答えようがありません。「A歯科医院の先生はとっても優しくて丁寧なのよ」「B歯科の先生、話し好きでね。痛くないのよ。上手に痛くないように治療してくれるの」・・・・といったことをおばちゃまマダムから聞いたことがありますが、まあ、ありがちな話しなんですが、だから、良い歯医者さん・・・と思っているわけです。優しくて丁寧に世間話して和やかに痛みを感じさせず治療してくれる。なんともラブリーなデンタルです。確かに、まれに、この様な医は真心なりと信念を持ち患者と向き合うドクターもある・・・で・・・しょう。

しかし、優しく丁寧に、患者が痛いと騒がないように麻酔を打ち口腔内をいじくり回し、削って抜いて壊して、世間話と笑いつつ患者の預貯金財産の内容金額を巧みに聞きだし情報ファイルにランク付け、保険治療から自費治療へと誘い込む。いや、追い込む。そんな、魔心溢れるドクター、たくさんおります。

歯医者も大変です。その数たるや星の数ほど。いや、星の数より多いかも知れません。患者獲得するは至難の業。思うように増加が見込めないなら一度キャッチした患者は、脅してすかして、削って抜いてぼったくります。・・・・と、そこで、治療ごめんの歯科医院ですが、たとえば、初診で行ったとします。受付に、「初めてなんです」と告げると、大抵、「では、こちらに記入してください」と言って、アンケートペーパーを渡されます。名前、連絡先から今までに大病したことないかとか、アレルギーはないか、今どのような薬を飲んでいるか等々質問事項が並んでます。書き込んだことありますよね。ところが亀さん、なかには、奇妙な質問が記されてあり・・・・「保険内で直したい」「出来るだけ保険で治療したい」「保険外の治療でも良い」などとあり、当てはまるいずれかに丸印をつける。・・・・奇妙でしょう。わざわざ保険証持って、保険医のもとへ行ったのになるべくなら保険で直したいですか?って聞かれているようで。初診時、あなたが記入したペーパー片手にあなたの口の中覗き込んで、保険内ではいいものが出来ないとか、せっかくだから自費にした方が良いなどとソフトに不安を煽り自費治療にしようと誘惑してくるようなら、迷うことなく断るが一番。魔心診療所です。

いざ、治療を受ける・・・というとき、ドクターが患者であるあなたに、一言の説明も断りもなく、削る、抜くの治療行為をいたそうとしたら、その手を止め、「何をいたすか」とどやしつけてやった方が良い。即、診療台から離れ治療拒否すべき。周りに迷惑をかけないかとか、体裁悪いなどとつまらぬ思いを巡らせている場合ではない。下手なことをされると寿命にも関わることなので。私も、これやられたことがあります。即座に手を止めて、問いただしました。「治療しようとする部位は今、どのような状態になってますか?何故、説明しないのですか?」椅子から離れ詰め寄るようにドクターと向き合ったのですが、ドクターは、言葉を失い目が点々になっていました。亀さん、これには後日談があるのですが、ここに紹介出来ないのでまたの機会にします。

私の悪友であるカメラマン氏があるとき、こんなことを話してくれました・・・・・というのは、気になっていた奥歯が少々痛み出したので、歯医者を探して飛び込んだデンタルオフィス。急患扱いで診てもらったが、待合室メチャ込み。トイレ、掃除してないみたいで汚れてる。待たされた挙げ句、「この奥歯は抜いて新しくした方がいいですね。それに他にも直すところがいくつかありそうですし・・・」と告げられた。カメラマン氏は、差し迫った痛みでもないし、競馬にも行きたいし、大枚はたいて抜いて差し歯にする必要も無いと考え治療を受けずに帰宅。

カメラマン氏、言われるままにせっせと治療に通っていたら、命を縮めていたかもしれません。奥歯一本を手始めに治療と称して複数の歯を同時にいじりまわされる(口腔内同時多発テロ行為)。すると上下の噛み合わせに狂いが生じる。噛み合わせの狂いは全身に影響を及ぼします。私も同様に治療辞退します。壊して自費治療へと誘い込むのはもちろんですが、何処の歯科医院も予約制になっているはずです。にもかかわらず、急患随時受け付けと看板に入れ墨してあるようなところは近寄らない方がいいです。患者のアポイント管理などあってないようなもの。ダブルだろうが、トリプルブッキングだろうがお構いなし。それに、トイレが汚いのもいただけない。ダメですね。これに気づいたら診療室へ入らずとっとと帰ることです。また、待合室がバーゲンセール会場のように混み合うようなところもパスして行かないことです。

そうそう、亀さん・・・わかりやすいところでもうひとつ。紙っぺら歯科医院、これもたくさん転がってます。

待合室から診療室まで所狭しと、歯科OO学会だのインプラントOO協会だの、横文字が踊ってるペーパーも・・・・紙っぺらが貼り付けてある歯科医院。ご丁寧に額に納めて拝めとばかり飾り付けてあるものも。これらほとんど、こけおどしの二束三文ペーパーです。トイレットペーパーにもなりません。私はこれほどまでに医療界で(ワールドワイド)に活躍してますよ~と思わせたいわけです。これは、魔心診療の証明書みたいなものです。これでもか!というほどに大きな額にしてペーパーコレクションしている歯科医院。アッパラパーなギャグです。

亀さん、歯は冥土までの命綱!!魔心死科医院で歯を削られたり抜かれることは、命綱を好き勝手に削り抜かれることと同じです。冥土まで暇つぶしするには、命綱を大切にしたいものです。

命綱を危うくされる行為・・・削る抜く、その前にも要注意点ありますが・・・・


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以上、「男はつらいよ 寅次郎心の旅路」より

うちは生きているのが申し訳けないの
本題に入る前に、どういうわけか拙稿「防災用ラジオを買ったけど…」が、掲示板「放知技」の綺麗な姐さん方から大変ウケタみたいで、数名が拍手欄のコメントに書き込んでくれた。この場を借りて御礼を申し上げたい。

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さて、先週の日曜日(11月15日)、NHKの「戦争を継ぐ ~山田洋次・84歳の挑戦~」を見た。山田監督も番組の中で語っていたように、今度の新作「母と暮せば」は、山田監督の年齢(1931年9月13日生まれの84歳)を考えれば、もしかしたら〝最後〟の作品、あるいはそれに近いものになるかもしれないと思うし、そのつもりで来月上映予定の「母と暮せば」を鑑賞してくるつもりである。

この番組を見て印象に残ったのが、吉永小百合演じる福原伸子が、長崎の原爆で死んだはずの息子・浩二(二宮和也)と〝再会〟するシーンだが、それ以外にも印象に残ったシーンがある。それは、息子の恋人・佐多町子(黒木華)が浩二の母親に吐いた言葉、「うちは生きているのが申し訳けないの」であり、井上ひさしの「父と暮せば」を思い出しつつ、胸に迫るものがあった。そのあたり、「母と暮せば」の予告編で是非確認していただきと思っているが、それにしても山田監督の平和に対する思いは本物であると、改めて思った。

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ところで、同番組を見ながら初めて気が付いたのだが、上の写真でも明かなように山田監督の顔に黒いシミが幾つかある。監督の年齢(84歳)を考えればやむを得ないのだが、つくづく歳月の流れを感じたものである。

年齢と言えば、同監督が撮った「小さいおうち」についての映画サイトか何かで、同映画で老婆を演じた倍賞千恵子さんのシワだらけの手を見て、歳月の流れを感じたというコメントを残した映画ファンの言葉が記憶に残る。亀さんの場合、未だに映画「男はつらいよ」に登場する、寅さんの妹さくらのイメージしか思い浮かばないのだ。以下は記念すべき第一回「男はつらいよ」だが、1966年公開なので倍賞千恵子さんが26歳の時だ。若いなぁ~と、つくづく思う。

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そして、以下は「小さいおうち」で倍賞千恵子が登場するワンシーンだ。2014年公開の映画だから、倍賞千恵子さん73歳の時の作品であり、映画「男はつらいよ」に初めて登場してから47年、実に半世紀近くの歳月が流れたことになる。亡くなった亀さんの祖母とほぼ同年齢であり、あのさくらがお婆さんになってしまったのが、ナンカ信じられないなぁ…。

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改めて拙稿「渥美清に見る、日本の終わり」を思い出しつつ、寅さん、おいちゃん、おばちゃん、タコ社長、御前様と多くの人たちが逝ったなぁ…と感慨に耽ていたところ、またも亀さんの同窓生がガンで亡くなったという知らせが届いた。今年は親戚や友人から訃報の知らせがやけに多い。真の原因は福島原発事故にあるが、最近になってフクイチが再びモクモクし出したというニュースが掲示板「放知技」に流れていた。さらに徹底して免疫力アップに努めていかねばと思った次第である。

鶴は千年亀は万年と云うが、亀さんも万年青年…、ではなくて万年を生きるつもりで頑張ろう…。

新井信介の11月度メッセージ
昨日収録されたという新井信介氏のメッセージは必聴だ。新井氏の大局的な観点から見た世界情勢に、基本的に亀さんも同意するものであり、以下、新井氏の話をベースに世界情勢のお復習いをしておこう。



世界最大の課題である福島原発事故
テレビのスイッチを入れると、どこの放送局もフランスの同時テロについてのニュース一色だ。確かに痛ましいニュースではあるものの、日本のマスコミの場合、東日本に住む四千万人の同胞が内部被曝を日々悪化させている事実から、国民の目を逸らせるためにパリ同時テロを〝利用〟しているとしか亀さんには思えない。

アメリカ一国の覇権主義から、ロシア・中国も加わった多極主義への移行
現在の世界は、明らかに覇権が移行したことを実感できる。そのあたりは新井氏の話からも実感できるだろうし、飯山一郎さんの「◆2015/11/11(水)  日本の寄生虫:アメリカ戦争屋」と題する記事を読めば、一層明らかになる。

また、すでにロシアと中国の軍事力がアメリカのそれを凌駕していることが、以下の記事にはっきりと書かれているので必読だ。
『中国求愛ラッシュ…欧州首脳ら相次ぎ訪中』 世界の政治・経済・軍事の状況がが丸で様がわりしている! このことをキチンと認識しないと…、世界が見えなくなる。

さらに、日本の大手マスコミはシカトしているが、アメリカと中国は大変仲が良く、大西洋と東シナ海で合同軍事演習を行っていたことも、日本以外の世界では周知の事実なのだ(笑)。
◆2015/11/12(木)  アメリカと中国は なかよしこよし

間もなくご臨終のATM日本
新井信介氏の話に登場する日本ATM(現金自動預払機)という表現、まさに言い得て妙である。ドル体制維持のため湯水のように日本のカネを使ってきたアメリカの戦争屋(CIA+モサド)だが、肝心のATM日本は間もなくご臨終を迎えるだろう。そうなった場合、その後戦争屋はどうすんだろう…。尤も、日本が終わる前に、アメリカの戦争屋が先に消滅し、日本がアメリカという一国の占領国から、プーチンを中心とする多国による占領国にスムーズに切り替わってくれれば、もしかしたら日本民族は生き残れるかもしれないんだが…。

ともあれ、2001年9月11日のアメリカ同時テロから、先週のパリ同時テロに至るまで、戦争屋は必死こいてアレコレ悪さをしてきたんだが、今や連中のしていることは猿芝居以下であると、分かる人が増えてきた(嗤)。

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防災用ラジオを買ったけど…
10日ほど前、近所のカインズホームでラジオを買った。これは朝日電器株式会社という、今まで聞いたこともないメーカーのラジオで、電池が不要で太陽光で使えるという触れ込みだったんで、思わず買ってしまったのだ。

ところが、家でスイッチを入れてみたところ、ウンともスンとも言わない。まぁ、二千円台の安いラジオだし、ウンが悪かったと思ってそのまま捨てようと思っていたんだが、別の用事で再びカインズホームに立ち寄ることになったので、ついでに不良のラジオを同店のサービスカウンターに持ち込んでみた。

多分、敵は知らぬ存ぜぬを決め込むのではと思っていたので、後で徹底的に本ブログで叩いてやろう思っていたんだが、ナント登場してきた修理技術者が二十代の可愛い女の子…、すっかりボーゼン、じゃなくて鼻の下を伸ばした亀さん、「まぁ、若いネーチャンと久しぶりに話もできたことだし、まぁE-か」と、そのまま帰ろうとしたのだが、その若いネーチャン、そのまま亀さんを離してくんない…、ちゅうかネーチャン、クソ真面目にメーカーに直接電話をしてくれた…。というわけで、幾度かネーチャンとメーカーとやり取りした後、欠陥品であることが判明、その場で新品と交換してもらえた次第である。

帰り道、また、壊れた電器製品に当たりますように…と、神様に祈った(?)亀さんであった(爆)。

ところで、電池が不要なラジオを買ったまではE-んだけど、東日本が原始生活に突入したら、モーどこのラジオ局も終わっていることに、今気がついた……工 ━━ ((´o`;ノ)ノ ━━ ェ !!

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http://www.elpa.co.jp/product/di01/elpa908.html

窮鼠猫を噛む
最初に、フランスの同時テロで犠牲になられた、128名の方々に心から哀悼の意を表したい。フランスに居る数名の知人が脳裏に浮かんだが、パリから離れているので多分大丈夫だったのだろうと現時点では思っている(未だ、安否は確認できていない)。

さて、昨日の早朝に拙稿「海を渡った移民たち」をアップした後、何気なくテレビニュースを眺めていたら、「フランスで同時テロ」といテロップが目に飛び込んで来た。その時点では二十数名がテロの犠牲になったと流れていたが、そのニュースを知った瞬間、頭に浮かんだのが「窮鼠猫を噛む」という格言だった。過日、プーチンが号令を出した空爆によって壊滅状態に陥ったISが、シリア移民に紛れ込んで計画的な同時テロを起こせるはずがなく、ISのスポンサーであるCIAとモサドによる仕業と思って間違いない。そうなると、今度はドイツが標的になるおそれがあるが、ここはメルケルがプーチンに打診し、ロシアの特殊部隊を派遣してもらうのがベストだろう。そして、焦点はロシア機墜落とフランス同時テロの報復として、いつプーチンが動くか、いつイスラエルのモサド関連施設を空爆するかに移る。ともあれ、まさにCIAとモサドは追い詰められたネズミとなった。

ここで、拙ブログにアクセスしてくれる読者なら、すでにISの正体を既に見抜いておられると思う。すると、以下のLiteraの記事を読み、呆れてしまうのではないだろうか…。Literaは普段は良い記事を多く書いているのに、今回はどうしたことか…(泣)。
政府が認めているように日本はISの明確な標的国であり、安保法制の成立によってより危険度が増していることは、強く認識する必要があるだろう。

亀さんも日本でもテロが近く起きると思う。しかし、それはLitera記事が述べているような、以下の理由からではない。

今年1月17日、安倍首相がエジプト・カイロで“イスラム国対策に2億ドルを経済支援する”と約束したことだった。さらにISは今年9月、「(日本は)十字軍(米主導の有志連合)の公式メンバー」と機関誌「ダービク」で批判。日本へのテロを呼びかけている。


ISのスポンサー(CIAとモサド)の巣窟である、東京のアメリカ大使館やニューサンノー米軍センター周辺なら、絶対にテロは起こらないと断言できる。だから、もし日本でテロが起こるとすれば、それは〝放射能隠し〟を目的とする国家テロのはずだ。フクイチが過去5年近くにわたって垂れ流してきた、放射性物質によって日本の崩壊が間近に迫っているのを、国家テロによって徹底的に隠蔽するだろうと亀さんは睨んでいる。

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海を渡った移民たち
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先週の日曜日、NHKで「海を渡った移民たち~日本ブラジル外交関係樹立120年~」を放送していた。昭和43年(1968)、「あるぜんちな丸」で南米に移住した、136人の日本人が辿った20年の歳月を、長期にわたり継続取材した映像を下敷きにしたドキュメンタリーであり、昭和63年(1988)12月17日に放送されている。

同番組を見た理由は二つある。一つは昭和43年の「あるぜんちな丸」から4年後の昭和47年、亀さんは半年かけて南米大陸を旅しており、「あるぜんちな丸」の移民らと前後して、やはり南米に移住してきた日本人、あるいはそれよりも遙か前に移住してきた日系人らに大勢会っていることから、ある種の懐かしさを感じたからだ。

もう一つは、彼らが出国するまで何をしていたのか、どのように現地に適応していったのかといったことを、彼らの辿った足跡から知りたかったからである。番組を見終わって、東日本が人の住む土地ではなくなった今、ロシアや中国、あるいはその他の国へ移住する日本人が、学ぶべきものが多くあると思った。同時に、過去に書いた数本の拙稿を思い出した。

たとえば、「見捨てられる自主避難者」。ブラジル移民の先達の一人として石川達三を取り上げ、ブラジルの農園での体験を綴った『蒼氓』を紹介したことがある。改めて記事を読み返すに、戦前のブラジルへの移民も、現代の福島への帰民も、「棄民」という言葉で言い尽くされると思った次第である。

その他、近未来の移住に関心のある読者に、以下の拙稿を再読してもらえたら幸いだ。
和僑
青年よ、荒野を目指せ
海外移住

あと4ヶ月弱で東日本大震災から5年目を迎えるが、拙ブログの読者は腹を決めたのだろうか……。

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もし、自宅にオスプレイが墜落したら…
山崎行太郎氏のブログ「毒蛇山荘日記」で知ったのだが、今月下旬に発売される『月刊日本』12月号の特集は、普天間基地に絡む「辺野古問題」だという。そして、山崎氏も論客の一人として特集のインタビューを受けたとのことで、今から楽しみである。

山崎氏も自身のブログで述べているように、この辺野古問題を巡って日本政府と沖縄県の対立が、いよいよ法廷の場に持ち込まれることになった。そして、ここで改めて熟読すべきは、矢部宏治氏の『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないの』、「Part 1 沖縄の謎」だ。何故か? 同書の「Part 1」を熟読することにより、沖縄県側が負けることが前もって分かるからである。詳細は同書の「Part 1」で確認していただくとして、法廷の場で沖縄県側が負ける理由が明白に分かる、1枚の図が同書(p.43)に載っている。

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上図の意味するところを、最も適確に言い表している行を引用しておこう。

在日米軍というのは、日本国内で何をやってもいい。住宅地での低空飛行や、事故現場の一方的な封鎖など、これまで例に出してきたさまざまな米軍の「違法行為」は、実はちっとも違法じゃなかった。日本の法体系のもとでは完全に合法だ…
『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないの』p.44


つまり、「日本の法体系のもとでは完全に合法」とは、日本国憲法は安保法体系の下位にあるということを意味する。

一つ仮定の話をしよう。拙稿「本格化した河豚計画」で、亀さんは以下のように書いた。

〝横田幕府〟は亀さん宅から南へ直線距離で9kmと離れていない。


それだけではない。実は、亀さん家は米軍機の航路下にあるため、住宅防音工事の助成対象となっている。そして、仮に米軍機が亀さん家あるいは近くに墜落した場合、どうなるか? そのあたりが容易に推測できる行が同書に書かれている。

米軍機の墜落事故が起きたとき、米軍はその事故現場の周囲を封鎖し、日本の警察や関係者の立ち入りを拒否する法的権利を持っている。
『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないの』p.31


つまり、仮の話として墜落時に亀さんが外出していた場合(自宅にいたら、モー助からない)、急ぎ戻って自宅に近づこうとすると、確実に米兵に銃をつきつけられ、自宅への接近を拒まれるのだ。

実際に2004年8月13日、沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落したときの模様を、『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないの』(p.33)では以下のように述べている。

自分たちが事故を起こしておきながら、「アウト! アウト!」と市民をどなりつけて大学前の道路から排除し、取材中の記者からも力ずくでビデオカメラをとりあげようとする米兵たち。一方、そのかたわらで米兵の許可を得て大学構内に入っていく日本の警察、まさに植民地そのものといった風景がそこに展開されているのです。

つまり、米軍機が事故を起こしたら、どんな場所でもすぐに米軍か封鎖し、日本側の立ち入りを拒否することができる。それが法的に決まっているのです。警察も消防も知事も市長も国会議員も、米軍の許可がないとなかに入れられません。いきなり治外法権エリアになるわけです。

、『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないの』p.33


それから、亀さんが同Part 1で思わず唸ったのは、「憲法九条二項と、沖縄の軍事基地化はセットだった」(p.38~)という小節であった。機会があれば取り上げたい。

最後に、産経新聞によれば横田基地の場合、最初のオスプレイ(3機)が配備されるのは2017年後半とある。しかし、福島原発問題のため、その頃の東日本はとっくに終わっているんだが…。

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もう一本、今朝の東京新聞に載った佐藤優氏のコラム記事だ。

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まさに辺野古問題は、日本の官僚(アメリカ)vs.翁長知事(日本)の闘いでもある。

洞察歯観のすすめ(1)
過日の掲示板「放知技」で、自然歯科診療所・松村先生の記述に目が止まった。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15558491/45/

そこで、歯科ウォッチャーである道友のXさんに、上記の自然歯科診療所・松村先生の投稿を紹介、感想を聞いてみたところ、以下のようなメールを寄越してくれた。早速目を通したが、亀さんだけの情報に留めておくにはあまりにも勿体ないので、Xさんの了解を得た上で、一部を訂正して以下に公開する。

また、Xさんから続報が入ったら、「洞察歯観のすすめ(2)」として紹介したい。

歯はいじればいじるほど、ダメになる。
歯の減り方、堅さにも全て意味がある。
歯石は自然の補強作用。


上記、3点のキーワードを含む文章は興味深く、大事なことであり、これをヒントにしてまた小さな切っ掛けにして更に掘り下げて調べてみると、意外な事実に突き当たるかもしれません。落合氏ではありませんが、ここは洞察歯観です。・・・・・・・歯をいじるということは、命をいじる・・・ということであると考えます。

上記キーワードに纏わるエピソードなどはまたの機会といたします。

亀さんは日々、歯のメンテナンスは粗塩や岩塩で歯磨きをする。または、米とぎ乳酸菌。加えて粗挽き茶で口腔内をゆすぎうがいする・・・・ということをされておられると思いますが、それで十分です。私も同じです。歯磨き粉、液体歯磨きなどは不要です。なかには、薬用歯磨きなどと肩書きがついたものもありますが、全く不要です。

歯を磨くとは、歯磨き粉をつけた歯ブラシで歯を擦りまくることではなく、口腔内にある食べかすを掃除してやるとです。そして、歯茎を指で優しくマッサージしてやれば口腔内もほっとリラックスします。

私は、歯の清掃は一日一回です。粗塩や岩塩を使いますが、何もつけることなく歯ブラシだけで掃除することもあります。食べかすを取り除き、飯山さん流の唾液分泌促進秘法で口腔内をコーティングします。唾液分泌促進秘法は飯山さんによると、上顎正中付近、頬側に舌を伸ばして左右に舐め回すとありますが、頬側だけでは、舌が疲れるので、舌側でも同じ運動を行うと、更に唾液量が増します。(上顎、中央部分の歯の裏表を舌で舐め回すことで、唾液分泌と舌のスクワット運動が同時にできます)

唾液分泌促進は、日々歩き回るなかで自然と行っていました。唾液は口腔内における力強いウルトラ警備隊といえます。

唾液分泌促進には舌を動かしてやらなければなりませんが、舌もとても大事なところで、味覚味蕾という繊細なるセンサーを備えています。このセンサーが機能不全に陥ると味覚障害、味覚消失などを引き起こすことがあります。ジャンクフードを食べ、歯磨き粉を口にする繰り返しはセンサーをさび付かせ機能低下させていきます。(免疫力維持アップには、味覚味蕾のセンサー機能維持も忘れずに)

亀さん、現時点で歯科治療が必要な部位があれば今のうち早めに直しておいた方が良いと思います。というのも医者も思考能力停止、治療能力停止状態に陥ります。(すでに起きてますが)

しかし、銭金ぼったくりは本能ですから、よりエスカレートするものの決して停止しません。

亀さんの地元には意外や意外、なかなか面白くも面黒くも興味深い治療をする歯科医院があります・・・・・。

歯科医院を探して歩くと死科医院にたどり着く。笑い話のようですがこのようなケースが結構あります。歯科医院探し・・・・良いところを見つけるにはどうしたらよいかと聞かれることが多々ありますが、問われる度に、良いところなどありません。と優しく笑みを返すようにしております。では逆に、私が治療を受けたくないと感じる歯科医院はどんなところか・・・・・ですが・・・・・このあたり次回にします。お客様が来ましたので。


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ぽんぽこ笑店で手に入れた、亀さんお勧めの岩塩


間柄だったのか…?
直前の拙稿は「拉致は北朝鮮主導だったのか…?」なんだが、「~だったのか…?」という言い回しは、以下の台詞からだ。

おいちゃん:おまえ、おぼえがあんだろ!

寅;おぼえって? なに?

おばちゃん:悪い男だよ! とぼけたりして!

寅:何言ってんだよ…?

さくらちょっと、おばちゃん黙っててよ。お兄ちゃんとそのお雪との間柄は子供ができてもおかしくない間柄だったの?

寅:…? 間柄だったのか?

おばちゃん:あー!じれったい!

おいちゃん:お前お雪さんとできてたんだろ!

寅:バカヤロウ! なんて事言うんだい! おりゃあ指一本ふれたことねえや!

おいちゃん:指一本ふれねえでなんで子供ができるんだ!


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さて、このシーンで大変心に染みる話がある。亀さんの下手な解説より、以下の解説の方が遙かにグーッとくるはずだ。

救われるということの重み ― 忘れ得ぬ記憶 幸せを願い続けた16年 ―
もうひとつ、この「葛飾立志篇」は数あるこのシリーズの中でも私にとって格別の思いを持って見るシーンが存在する。

それは寅が十数年にわたって思い続けた女性が登場する場面だ。寅はリリーや歌子だけを例外として、その他の女性たちとはほぼ、一期一会の関係にある。ひとつの物語が終わった後もその人に何年もの間思いを馳せるなんて芸当はしないのが寅だ。

しかし、この「葛飾立志篇」でリリー以外に、もう一人、なんと十数年もの間、そのマドンナの幸せを願い続けたという事実がわかる。

その人の名はお雪さん。寅がまだ、20年ぶりに柴又へ帰還する前の話だ。彼はその頃山形県の寒河江という町を無一文で彷徨っていた。何をやっても上手く行かない日々が続き、もうどうしようもなくなっていたどん底の時代にお雪さんに出会ったのだ。

寒さで震え、ハラペコの寅にどんぶりいっぱいの飯と湯気のたった豚汁とお新香をそっと出してくれたのだった。

「困っている時はお互い様ですからね」と言ってくれたその真心に寅は救われ、無我夢中でかき込みながらぽろぽろと涙をこぼしてしまう。

いろいろなファンの人たちがこのシリーズのマドンナの話をしたり書いたりしているが、このお雪さんの話題に触れられることはほとんどない。実際にお雪さん本人がスクリーンに登場するわけでなく、娘の最上順子の話と、寅のアリアでの回想だけで登場してくる人物だからだ。しかし、私にはいつもこのお雪さんが頭の隅から離れない。寅の琴線に深く触れ、心の中に深く入り込んだマドンナはリリー以外では、このお雪さんではないだろうか。そうでないと、十数年に渡って毎年手紙とお金を送り続けることなどしないだろう。よっぽど寅は彼女に助けられたあの日のことが忘れられなかったのだろう。私にはその気持ちがわかる。

自分のどん底時代に助けてくれた人は生涯忘れないものだ。

「その名の通り、雪のような白い肌のそりゃぁきれいな人だった。」

そう言った時の寅のなんとも穏やかな顔は私の知っている渥美さんの表情の中でもとびっきりの透明感があった。

あの表情を見たくて今日も「葛飾立志篇」を見るのだ。

http://www.yoshikawatakaaki.com/lang-jap/16saku.htm


拉致は北朝鮮主導だったのか…?
今朝の東京新聞のスクープ、「北朝鮮拉致 国主導示す」を興味深く読んだ。丹念に同記事を読み進めていくうちに、3人の人生の先輩の顔が浮かんだ。ジャーナリストの斎藤充功さん、『月刊日本』の山浦嘉久さん、そしてグルンパ運動の飯山一郎さんである。

最初に、同記事に登場する金正日政治軍事大学、ここには工作員すなわちスパイ養成機関が今もある。そこで、やはり日本のスパイ養成機関であった中野学校について、現在も精力的に取材を進めておられる斎藤充功さんに、同記事の感想と信憑性について聞いてみたいと思った。何故なら、斉藤さん本人から、中野学校の卒業生の中に半島出身者がおり、帰国後は北朝鮮のスパイ養成機関の設立に深く関与したという話を聞いているからだ。換言すれば、金正日政治軍事大学は中野学校のDNAを引き継いだ大学だと云えるのである。

次に、グルンパ運動の飯山一郎さんが、以下のような記事をアップしている。
◆2012/08/30(木) 横田めぐみさんは生きている! (26)

東京新聞の記事の場合、拉致事件は北朝鮮主導としか書いておらず、アメリカや日本の関わりについては一切言及していない。しかし、上記の飯山さんの記事を読めば、日本の石川県警が北朝鮮側に協力したという情報が示されているのだ。これが本当だとすれば、石川県警の背後にいる日本政府、さらに日本政府の背後にいるジャパンハンドラーに行き着く。ちなみに、日本政府とジャパンハンドラーの関係だが、長嶋一茂氏の方が亀さんよりも詳しそうだ(笑)。以下の記事を参照。
【快挙!】長嶋一茂がゴールデン生放送で「安保法は安倍さんじゃなくてジャパンハンドラーが決めたこと、日本にメリットがない」とぶった斬る!

最後に、北朝鮮問題に関しては本邦のジャーナリストの中で最も詳しい、『月刊日本』の山浦嘉久さんに以下のことをお尋ねしたいと思う。

1.東京新聞のスクープの信憑性について。
2.仮に東京新聞が入手したという内部文書が本物とすれば、何故、「今」というタイミングで同文書が東京新聞に渡ったのか? 半島を巡って、背後でどのような動きがあるのか?


ジャパンハンドラー(偽ユダヤ)は、プーチンによって壊滅状態に陥りつつあるが、そのあたりの動きと関連しているのは間違いなさそうだ。

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ミエなんか捨てろ!
現代ビジネスが「【衝撃レポート】下流老人に一番なりやすいのは、年収700万円世帯」だった!」と題する、興味深い記事を公開している。

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要するに、「中流意識を捨てよう」と現代ビジネスは主張しているワケなんだが、甘いつうか、ノーテンキな記事だ。つまり、福島原発事故の実態を、まったく反映していない記事だからだ。

最初に「住宅」。東日本(東北・関東)で、これから家を新築したり、ローンを組んでマンションを購入したりするのは愚の骨頂だ。第一、モー東日本は人の住む所ではないんだから…

次に「教育」。これからの半年から1年間にかけて日本は崩壊する。だから、学歴云々というのは全く無意味になる。しかも、放射能に汚染された東日本の小中高に毎日通うことで、子どもたちの内部被曝が日々悪化していく一方だ。特に、ドロンコ遊びが好きな幼稚園児の場合は身の破滅に等しい。亀さんが「ジョン・ウェインも夏目雅子も…」で以下のように書いたのを思い出して欲しい。

今まで日本列島に降り注いだ死の水蒸気に含まれていた放射性物質、これが土壌に大量に残っているのだ。しかも、これから乾期に向い、放射性物質を含む塵埃が大量に大気中を漂うはずで、それを吸引することで内部被曝を一層悪化させる原因となるだろう。


それから「」だが、「たまの外食もファミレス」なんて、阿呆なことを抜かすな! 本当に安全な食材をレストランで使っていると思っているのだろうか…(かつて、安全な食材を使用していたレストランが確かに存在していた。しかし、安全な食材の入手が困難になった現在、良心的な店であれば店を畳んでいるはずだ)? 大切なのは、一日一食を一日でも早く実践すること。ただし、白米や玄米は生産者が分かっている所から購入するようにしょう。 あっ、それからアルコールだが、呑むんなら日本酒や焼酎にしょう。拙稿「これからの時代は清酒と焼酎でいこう」参照。

最後に「その他」なんだが…。

・「車は中古の軽四、ミニバン」新車・中古車問わず、車は買うな。日本が崩壊したら、ガソリンはモー海外から入ってこないのだ。石油なしで、どうやって車を走らせるのぉ~(爆)?
・「服を買うのはスーパー、しまむら」家に有り余っている衣類で十分。モー、半年から1年先はオシャレ云々という時代ではなくなる。
・「休日は家族でイオンモールへ」豚でもない! なるべく外出を控えること。内部被曝の危険性の80%が、大気中を漂う危険な放射性物質を含む大気の吸引によるものなんだから…。掲示板のスレッド「飯山一郎へ伝言・密告・質問・短信etc -11-」の「494」を熟読!
・「近所の温泉、スポーツ施設で息抜き」外出なんて、阿呆なことぬかすな! 放射性物質を極力拭き取った部屋で生活する方が、遙かに安全かつベターだ。
・「徹底的に節約、貯金」来年後半には日本円が紙切れになる恐れが高まっているというのに、貯蓄してどうするのぉ~?

ともあれ、今やるべきこととして免疫力をつけることが第一で、 「飲む打つ買う」は二の次にしょう! 

【追伸】
亀さんの場合、歯磨き粉は5年間近く買っていない。乳酸菌を歯磨き粉代わりにしてきた。シャンプーも石けんも一切買ったことがない、米や玄米のとぎ汁や乳酸菌で洗髪すれば十分なのだ。そして風呂なんだが、乳酸菌の風呂や蓬の風呂の方が、身体に遙かにベター。テレビで放送しているサプリメント、栄養剤、薬は、一切不要!

不器用でも、味のあった高倉健
先週土曜日(11月7日)、NHKの「拝啓 高倉健様」というドキュメンタリーを見た。高倉健の一周忌ということで、各局競うように高倉健の映画を放送しているが、NHKのドキュメンタリーもそうした流れに乗ったものだ。そのドキュメンタリー番組で最も印象に残ったのが、山田洋次監督の以下の言葉である。

俳優の仕事というのは、適確な仕草とか、台詞の言い方とか、節回しとか、イントネーションの付け方とか、色々あるけども、それを越えた先に、味というのがあるわけ。だから、いくら巧みに演じても、味のない役者というのがいるんです。うまいな、上手だなと思うけれども、さっぱり味がない。逆に、あまり上手ではないけども、ちゃんと味があるというのかな、笠智衆さんなんてのも、代表ですね、あの人は本当に不器用な、いわば芝居は下手な人なんだけども、もう絶対な味そのもの、味の素みたいな…。そういう俳優さんですよね。健さんも、その流れを汲む役者じゃないでしょうかねぇ…。


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山田監督が「本当に不器用で芝居下手な役者」と評した笠智衆で思い出したが、来月のNHK BSで小津安二郎監督の以下の名作を放送するという。笠智衆が小津監督の作品に、数多く出演しているのはご存じの通りで、今から楽しみである。

彼岸花 (12月1日)
秋日和 (12月9日)
お早よう (12月16日)
東京物語 (12月23日)
秋刀魚の味 (12月24日)


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さて、今年の8月3日にBS朝日で放送された映画「花と龍」を昨日、ようやく鑑賞することができた。「玉井さん、お久しぶり…(2)」でも書いたように、高倉健扮する玉井金五郎は火野葦平の実父であり、その火野葦平と親戚関係にある玉井禮一郎さんを知っているだけに、映画で健さんが「玉井」と呼ばれるたびに、ドキッとした亀さんであった(笑)。

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正装し、死地へ向かう金五郎と妻のマン(星由里子)

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マンのお腹の子(火野葦平)に別れを告げる金五郎

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金五郎の助太刀をした女壺ふり師のお京(藤純子)、死地をくぐり抜けた金五郎、金五郎を迎えるマン

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昨日(11月9日)の石巻市、湿度100%が続く…


〝絶職〟のすすめ
飯山一郎さんが現在、絶食に取り組んでいる。亀さんの場合、飯山さん以上に意気地がないので、絶食なんてトテモトテモやる勇気はない…T_T
◆2015/11/05(木)  飯山一郎:本日より3日間の絶食

その代わり、亀さんは拙稿「今上陛下の平和主義」の冒頭にも書いたように、今月に入ってから〝絶職〟を開始した(尤も、完全な〝絶職〟ではない。馴染みの翻訳会社からの仕事の依頼は、迷惑をかけたくないので、今後も引き受けるつもりだ)。

ところで、飯山さんが絶食の効果のほどを、掲示板「放知技」で以下のように書いている。

不思議なことは…、絶食ってのはマダラボケを治すこと。
その証拠は…、このところのワシの文章が結構サエていること

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15558491/499/


実は、〝絶職〟も同じ効果があるのだ。開始して今日で9日目、数ヶ月前までは仕事に追われに追われて、ブログ記事数が9本だけという月もあったというのに、今月はすでに本稿を入れて11本目だ…(記事の質は問わないで欲しいんだが…^^;)。これは、多少は仕事から解放され、自分の時間を持てるようになったところが大きい。

むろん、生きていくためにはお金が必要という読者も多いはず。だから、いきなり〝絶職〟するのは無理にせよ、亀さんのように徐々にセーブしていくことを考えるとE-かもしれない。そして、何より大切な自分と家族の時間を取り戻すのだ。それに、〝絶職〟はイヤイヤと駄々をこねても、どっちみち来年の後半以降、つまり東日本が原始生活に突入する頃には、とうの昔に読者の会社は倒産しているわけなんだし…。

さて、亀さんは拙稿「私は安心して死んでいけます」で、以下のように書いた(赤文字は亀さん自身)。

現在、われわれを取り巻く環境は厳しい時代どころか、老若男女を問わず誰もが5年前後の短命で終わる可能性が高まっている。


そして、掲示板「放知技」で、飯山さんも以下のような発言を行っている(赤文字は亀さん)。

いま、日本人の平均余命は、5年しかありません。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15558491/494/


余命5年と宣言されて、絶句するような読者はまさか拙ブログの読者にいないと思うが、それはともかく、ここは飯山さんの投稿(494)と、新井信介氏の以下の記事を何度も読み返して欲しい。
「心の除染」と「福島安全宣言」は、断末魔の叫びでは。とにかく身を守れ。内側から熱を出せ。

2011年3月15日以降、免疫力アップを心がけたり、内部被曝対策を講じて来た読者は、現時点では余命5年のことを深刻に心配する必要はないものの、油断は禁物だ。

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昨日の石巻…、フクイチの死のモクモク復活か…!?

今上陛下の平和主義
今年も残り2ヶ月を切った。来年の後半以降は国家機能が麻痺し、人生で最大の艱難辛苦に堪えねばならぬのを覚悟しているが、それまでに残された少ない時間を無駄にしないためにも、今月に入ってから懇意の翻訳会社を除き、他の翻訳会社からの打診はすべて断っている。

その結果、多少の時間を取れるようになったので、来年前半中に読み終えておきたい書籍に目を通している最中だ。そうして読み進めた本の中で、天皇に関する本は以下の2冊だが、両書とも今上陛下のメッセージを通して、平和の尊さがストレートに伝わってくる良書であった。

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最初に左側の『戦争をしない国 明仁天皇メッセージ』(矢部宏治著 須田慎太郎撮影 小学館)、矢部氏の歯に衣着せぬ文章が小気味好く、写真家の須田氏の写真と見事に調和していた。この矢部氏、あの『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないの』の著者であり、発売から1年以上が経つというのに、未だにベストセラー1位をキープしているというのだから凄い。

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ところで、『戦争をしない国 明仁天皇メッセージ』の「あとがき」が、全文「旅の坊主の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログに転載されているが、ブログ主の小林氏が教え子である学生に投げかけたメッセージが印象に残ったので、以下に引用しておこう(傍線は亀さん)。

己の15歳の誕生日にA級戦犯の処刑をぶつけられることで、否応なしにあの戦争と日本、そしてアメリカとの関係を考えざるを得なかった明仁天皇のお言葉を探ることで、一つの指針を見出そうとした、そのような本(亀さん注:『戦争をしない国 明仁天皇メッセージ』)だと受け止めている。

やはり、学生達としっかり読みたいと思う。で、学生達が別の考え方を持ったならば、それはそれで構わない。

ただ、日本の最上級の教養人である明仁天皇が何を語ってきたのか、そのことを多少なりともフォローした上で、自分の考えを持ってもらいたい、とは思う。



もう一冊の『明仁天皇と平和主義』(斉藤和彦 朝日新書)は、誕生から今日に至るまでの陛下の歩みが事細かに書かれており、資料として貴重というだけではなく、何故に陛下が平和主義になられたのか、その道程が良く分かる本なのである。そして、同書の白眉は終章「穏やかな表情」であり、特に注目したのが昭和天皇の戦争責任についての斉藤氏の記述であった。

明仁天皇の平和への意志を、父昭和天皇との違いとして浮きぼりにした場面がある。

昭和天皇は、戦後に二回ほど訪米の機会をもったが、外国人記者5人を交えた一九七五年の帰国後の会見で、自己の戦争責任について質問され、こう発言した。

<そういう言葉のアヤについては、私はそういう文学方面をあまり研究していないので、よくわかりませんから、そういう問題についてはお答えできかねます>

また、原子爆弾投下について、

<原子爆弾が投下されたことに対しては遺憾には思っていますが、こういう戦争中であることですから、どうも、広島市民に対しては気の毒ではあるが、やむを得ないと私は思います>

(朝日新聞一九七五年一一月一日付)と答えた。

明仁天皇なら、決してこのようには答えなかっただろう。ましてや原子爆弾投下について、「やむを得ないことと思っています」とは、断じて言うことはないはずだ。

『明仁天皇と平和主義』p.202~203


もう一つ印象に残ったのは、今上陛下の権力性否定についての記述だ。

このように天皇は、言論の自由を重視し、その侵害に結びつく何らかの強制や抑圧をともなう「権力性」を否定しているのである。
『明仁天皇と平和主義』p.212


これで思い出したのが棋士の米長邦雄〝事件〟だ。どのような〝事件〟だったのかは、以下の朝日新聞を参照して欲しい。
国旗・国歌「強制でないのが望ましい」天皇陛下が園遊会で

こうした国家権力について著者の斉藤氏が、戦前と戦後における「皇太子襲撃事件」を対比させる形で説明していたのは見事であった。ちなみに皇太子襲撃事件だが、戦前におけるそれは「虎ノ門事件」、戦後におけるそれは「ひめゆりの塔事件」を指す。

最後に、著者斉藤氏の結びの言葉が良い。以下に引用しておこう(傍線は亀さん)。

引き裂かれた自己の苦しみを生き抜くことによって、象徴天皇としてのあり方を築き上げ、個人として、そして天皇としての統一した自己像を確立したといえるのではないだろうか。今日の明仁天皇の人間としての穏やかな表情こそが、何よりもそのことを明瞭に物語っている
『明仁天皇と平和主義』p.227


人情 忘れちゃならねぇ
今日の東京新聞夕刊に、寅さんが放浪した町のサミットを今日から明日にかけて、葛飾は柴又で開いているというニュースが載った。

なお、サミット最終日の明日(8日)、柴又帝釈天で午後1~3時にわたり、寅さんの妹さくらを演じた倍賞千恵子さんを交え、女性ファンが「男はつらいよ」の魅力を語り合うトークショーがあるという。N95マスクをして行ってみてはいかがだろうか…。

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薩摩ワンワールドと皇室
最近の掲示板「放知技」の一連の発言のなかで、亀さんが最も注目しているのが、「薩摩ワンワールドと皇室」を巡る飯山一郎さんの発言である。ちなみに、亀さんが初めて飯山さんの古代史観に接したのは、「飯山一郎のおどろき古代史」であり、今ではほぼ肯定するに至っている。

無論、亀さんとて最初から飯山さんの主張する、「天武天皇は,済州島の御方である!」を、スンナリと受け入れたワケではない。最初は山形明郷氏の『邪馬台國論争 集結宣言』から入り、続いて「飯山一郎のおどろき古代史」の批判的読書を行い、最後に飯山さんの一連の『日本書紀』に関する投稿、たとえば、「◆2015/09/08(火)  「日本」という国名の由来を簡明に明かす!」などに接していくなかで、ほぼ真実を語っているのだろうと思うに至った次第だ。思わぬ副産物もあった。、それは、飯山古代説と格闘していくなかで、亀さんの幼稚な「コンテキスト力」を、少しは鍛えることができたということだ。

さて、薩摩ワンワールドと皇室について、最近の飯山さんの投稿は飛び飛びなので、独断と偏見を恐れず以下のように纏めてみた。

(1)>第一ステージ>:九州を舞台に、大化の改新に先行して蘇我氏(仏教派)と物部氏(神教派)が戦った。
(2)第二ステージ::同じく九州を舞台に南北朝の時代、南朝と北朝が志布志で激しく戦い、南朝が敗北、南朝の生き残りは下甑島(しもこしきじま)へ逃亡した。
(3)第三ステージ:江戸中期、下甑島に逃亡していた南朝側の子孫が、薩摩に聳える金峯山の麓に移住、準備を整えた上で長州の熊毛郡・田布施へと向かった。


ここで(2)の南北朝時代に焦点を当てるとすれば、学校で習った南北朝説から、『南北朝こそ日本の機密』(成甲書房)の落合説に至るまで、さまざまな南北朝説に亀さんは接してきた。『南北朝こそ日本の機密』は落合秘史の核であり、個人的に落合秘史の中でも一番好きな作品なのだが、それでも、『南北朝こそ日本の機密』に書かれている内容が、南北朝秘史の決定打とは未だに思えないのだ。

ところがここに来て、「南朝と北朝が志布志で激しく闘った」という、「え?」と思うような新説を飯山さんが発表した。なかなか面白い説なので、今後は時間をかけて吟味してみたいと思う。ともあれ、南北朝を含めた「日本の機密」の発掘という、亀さんの残りの人生の暇潰しのテーマを、お陰様で見つけることができたようだ。

さて、本題の薩摩ワンワールドと皇室…。


あと…、秘密結社「薩摩ワンワールド」と、甑島(こしきじま)の関係。
深追いすると、皇室と英国の関係が透けて見えてくる…。

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15558491/279/


薩摩ワンワールド、この言葉は落合莞爾さんの旧稿にも登場するが、飯山さんの言う薩摩ワンワールドとは、大分ズレがある。まぁ、そのあたりは徐々に拙ブログに書いていこう。

それよりも、今の亀さんが仕事の手を休めながら、乏しい歴史の知識を総動員してアレコレ思索を巡らしているのは、「英国」と「皇室」の目に見えぬ関係だ。それにはまず、英国から〝料理〟してみたいと思っている。

飯山さんが「◆2015/10/19(月)  薩摩・鹿児島の諸君:安心したまえ!」で主張している「薩摩ワンワールド」の〝英国〟と、天童竺丸さんが『悪の遺産ヴェネツィア』で主張している〝英国〟とを絡めた話も、安西さんから聞きたいと思う。
http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-entry-906.html


早ければ来年の6月あたり、安倍内閣が政権を投げ出し、戦争屋をプーチンが完膚無きまでに叩きのめした後、日本という国土を我がモノにするため、薩摩ワンワールドvs.プーチン・習近平の激しい争いになりそうだ。

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G 戦上のハリヤ
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久しぶりに、ブログ友である治療師・今村光臣先生の新シリーズ、「G 戦上のハリヤ」を取り上げよう。

亀さんは今村先生のG。すなわち重力が人体に及ぼす影響についての考えに100%同意する。なぜなら、亀さんは西原克成先生から、重力が人体に作用する影響について、色々な角度から学んでいるからだ。たとえば西原先生の著した『究極の免疫力』(講談社インターナショナル)、第六章、「健康には八時間の睡眠が欠かせない」(p.133~)があり、同章には今村先生の説を裏付けるデータが目白押しなのだ。参考までに、同章の小節の見出しを以下に列記しておこう。

・健康人でも一日八時間は寝るべき
・短眠は短命を招く
・八時間睡眠がなぜそれほど重要なのか
・横になって身体を重力から解放する


これからの今村先生のGシリーズが楽しみである。ただ、一点だけ同意できない内容がある。それは、「G 戦上のハリヤ 6」にも書いてあったんだが、どうやら今村先生、ビッグバンやブラックホールを信じている様子…。しかし、亀さんはビッグバン、ブラックホール、ダークマター、エーテルといったものは、存在していないと思っている。

確かに、NHKの「コズミックフロント NEXT」シリーズなどを紹介するまでもなく、世の中の宇宙観は今村先生の考えを支持しているものが殆どだ。しかし、世の中は天の邪鬼もおり、たとえば「間違いだらけの宇宙論」のように、現在の宇宙観を否定しているサイトもある。亀さん自身、旧ブログや拙ブログ記事「間違いだらけのNHKコズミック フロント」で、同サイトを紹介したこともあるほどだ。無論、現役の天文学者の中にも、ビッグバン説を否定している人たちがいるが、極少数派だ。まぁ、今村先生や読者に、現在の天文学に疑問を抱いている少数派もいる程度に考えてもらえたら幸いだ。

ともあれ、お互いの宇宙観の違いはさておき、重力が存在していることだけは間違いない。その意味で、今村先生の新シリーズに注目していきたい。

大麻と覚醒剤は違う!
世間では、大麻、覚醒剤、ヘロイン、コカイン等、ゴッチャゴッチャにして考えている人が一部にいるようだ。ここで、大麻(あるいはマリファナ)を除き、他は身を滅ぼしかねないので絶対に手を出してはいけないものである点、深く心に刻んでおこう。一方、大麻は身体に毒どころか、健康に良いものなのだ(大麻と他との違いについては、簡単だが「覚醒剤、コカイン、ヘロイン、アヘン、大麻 違い」が参考になる)。ただ、残念ながら日本の場合、戦後になってから大麻の所持・使用は違法扱いとなり、栽培も都道府県の許可制になってしまったため、一握りの農家でしか栽培していないのが現状だ。

それにしても、戦中までは日本でも堂々と大麻を栽培していたのに、何故戦後になって急に大麻が禁止になったのか…。このあたりの背景はネットでも色々なサイトで取り上げているので、ここでは繰り返さない。一つだけ例を挙げておけば、以下のページが参考になると思う。
日本で大麻が禁止されている本当の理由

さて、安西正鷹さんが配布してくれた、安西ファイルの「大麻編」は今回も読み応えがあった。特に印象に残ったのは、その国が左(リベラル)に傾くと、大麻に対する再評価への動きが活発化してくるという、安西さんの記述であった。以下、英国、米国、ウルグアイごとに安西さんの記述(ポイント)を引用しておこう。

■英国
・産業革命は、現代の物質科学文明を急激かつ飛躍的に発展させた。その発祥の地、英国では、大麻解放に向かって新しい一方を踏み出し、9月7日に国会で大麻合法化を正式な議題として審議することを決定した。
・この大麻解放運動の登場と時を同じくして、英国の政界でも注目すべきニュースがあった。9月12日に行われた労働党党首選挙の結果、極左といわれるジェレミー・コルビンが圧勝した。彼の人気は党内にとどまらず、一般国民にまで広く浸透している。
・コルビンは30年来の歴代政権の市場主義経済政策と緊縮財政を批判し、貧困にあえぐ一般国民の目線で政策を論じる姿勢が高く評価されている。
・英国の支配層は新しい国家戦略の一環としてコルビンを超党派的に後押ししている、という専門家の分析がある。もしこの仮説が正しいならば、英国政界は左傾化を強め、長期的にその傾向は持続するだろう。
・コルビンや英国の支配層が大麻に対してどのような見解をもっているのかはわからないが、左翼(リベラル)思想の高まりと同時に、大麻見直しの動きがにわかに活気を帯びてきたことを考え合わせると、両者の間には何らかの因果関係がありそうだ。


■米国
・現在、大麻の合法化が急速に進んでいる米国では、州ごとにその程度が異なる。大麻合法化の度合いを示す図と、過去の大統領選挙における2大政党の得票率を示す図を照らし合わせると、興味深い事実が浮き彫りになる。
・それは2大政党の支持率と大麻合法化に対する支持率が高い相関関係にあることだ。民主党優勢の州ほど大麻に寛容で、逆に共和党優勢の州ほど大麻に厳しい。
・一般的に左派は、貧富の格差の是正を政策に掲げ、富裕層に批判的だ。このような社会主義・共産主義的な性格を有する、米国の民主党のような左派・リベラル政党が優位にある時ほど、大麻解放の動きは力を得て加速するようだ。


■ウルグアイ
・ウルグアイは世界で初めて大麻の栽培と流通を合法化した。その実現に大いに貢献したのが、ホセ・ムヒカ前大統領だった。彼は元極左ゲリラであり、左派政党を率いていた。
・ウルグアイの大麻合法化は、麻薬戦争が伴う犯罪の撲滅という治安面での改善を目的とするものだが、英国や米国で政治が左傾化すると大麻に寛容になる現象がここウルグアイでも認められる。
・ここに、大麻を合法化する理由の如何を問わず、「政治が左傾化した国や共同体では、大麻解放が促進される」という方程式が成り立つかもしれない。


以上、三ヶ国にわたり安西さんの主張を抜粋してみた。ここで、世界覇権の移行が実現し、偽ユダヤ(ハザール・マフィア)からの呪縛から解き放たれた暁には、大麻が再び脚光を浴びるはずだ…、と亀さんは固く信じている。

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覇権移行と新しい生き方
先月のまほろば会を欠席したのにも拘わらず、有り難いことに安西正鷹さんがレジメを送ってくれた。よって、本日は送信してくれた最新の安西ファイルについて書きたいと思う。例によって、毎月の安西ファイルは「お金編」と「大麻編」の二つに分けられるのだが、今回取り上げるのは「お金編」で、主な項目は以下のとおりであった。

(1)暦と占星術で歴史を創り出すユダヤ民族
(2)本格化する預言実現への動き
(3)ユダヤ第三神殿再建を巡る水面下の熾烈な攻防
(4)光エネルギーがもたらす地球と人類の変容
(5)あなたはいま、自分の未来を形作っている


安西さんは先々月、藤原源太郎さんから「次回はイスラエルのことを書け」と強く言われたこともあり(笑)、先月の「お金編」はユダヤ暦の視点から見たイスラエルの話が中心であった。以下、例によって独断と偏見で亀さんが個人的に注目した、二つの項目を取り上げておこう。

・覇権主義vs.多極主義
・里山資本主義


最初の覇権主義vs.多極主義だが、今回の安西ファイルでは単独覇権を「英国とイスラエルが米国の戦略を動かしてきた世界体制」と定義した田中宇を引き合いに出し、それに対抗するもう一方の勢力である多極主義を簡単に紹介、その上で今回は覇権主義の一角を成すイスラエルをユダヤ暦という観点で詳述してくれたお陰で、イスラエルとユダヤ暦との関係が良く分かったのは有り難かった。

ここで、多極主義の情報を追う上で役立つのは「飯山一郎のLittleHP」だろう。特に、国際情勢の潮流を正確に把握する上で以下の最新記事は必読だ。
◆2015/10/30(金)  米国から中国へ急速に世界覇権が移動!

ここは是非、安西さんの多極主義サイドの話を聞きたいところだ(特に、安西さんのプーチン観と習近平観)。

同時に、飯山さんが「◆2015/10/19(月)  薩摩・鹿児島の諸君:安心したまえ!」で主張している「薩摩ワンワールド」の〝英国〟と、天童竺丸さんが『悪の遺産ヴェネツィア』で主張している〝英国〟とを絡めた話も、安西さんから聞きたいと思う。

次に、「(4)光エネルギーがもたらす地球と人類の変容」の小項目で目に付いたのが以下であった。

●宗教の終焉
●鬼怒川決壊と物質主義の終焉
●貨幣主義の終焉
●マスメディアの終焉
●法治主義の終焉


こうした一連の〝終焉〟についての安西さんの記事を読み、脳裏に浮かんできたのが里山資本主義であった。拙稿「資本主義の終焉04」でも取り上げたので、里山資本主義についてはそちらを参照してもらうとして、今回は里山資本主義に関連する記事を2本紹介するに留めておこう。
「日本一の過疎」に韓国人が殺到!〜「田舎の小さなパン屋」が熱狂的に支持されるワケ

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“孫ターン”移住

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世界覇権交代の潮流を正確に追いつつ、最早東日本は人間の住める土地ではないといった、福島原発事故の正確な情報収集に努め、その上で各々の新しい生き方を目指していきたいものだ。

暴風に立ちすくむ東アジア―アジアは米国の圧力から脱出できるか―
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行政調査新聞が以下の新記事をアップした。
暴風に立ちすくむ東アジア―アジアは米国の圧力から脱出できるか―

FOUJITAと日本
NHKがETV特集で「FOUJITAと日本」という、興味深いドキュメンタリー番組を放送していた。映画ファンなら察しが付くと思うが、藤田嗣治の半生を描いた映画「FOUJITA」を下敷きにしたドキュメンタリーだ。

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藤田嗣治については、亀さんは昔から関心を寄せていた。きっかけは、たまいらぼ出版の『賢者のネジ』(藤原肇)「第八章 大杉栄と甘粕正彦を巡る不思議な因縁」に載った以下の記述である。

藤原:の頂点に立つ藤田嗣治は陸軍に頼まれて、怪しい日本人に対しての監視をしていたのです。


この対談には杉山茂丸の名前が登場していることから、藤原先生に「藤田嗣治=日本陸軍のスパイ説」を伝えた人物も大凡の察しが付くのだが、それはともかく、亀さんは藤田嗣治スパイ説を完全に否定しないものの、その可能性は薄いと見る。今回、NHの「FOUJITAと日本」を見て、一層その感を強くした次第である。藤田のような自由奔放な人生を送った人間に、とてもスパイが務まるようには思えないからだ。

それよりも亀さんの関心事は、どうして小栗康平監督が「今」になって、藤田嗣治の映画を撮ったのという点にある。同映画を鑑賞することができたら、藤田嗣治=日本陸軍のスパイ説と絡めて、新たに記事を書き起こしたいと思う。

ここで話題を変えて、掲示板「放知技」で飯山一郎さんが面白いことを書いている。

プーチンの父親は、「かの林彪であった!」 という説を、新井信介氏は信じておられます。
このことは、胡錦濤の中南海では常識であった! という噂を、私も漏れ聞いたことがあります。

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15558491/79/


これで思い出したのが、新井氏とも交流のある落合莞爾さんの知人から伝え聞いた以下の発言である。

・プーチンには嘉納治五郎の血が流れている。すなわち、孫である。「かのう」はツランの流れであることを意味しており、日本に流れ着いた「かのう」の末裔が嘉納治五郎。


嘉納治五郎については、過去に拙稿「落合秘史 4」でも取り上げているのだが、プーチンの祖父が嘉納治五郎である、父が林彪であると言われても、亀さんには到底信じられないんだが…(爆)。

それよりも寧ろ、亀さんが注目したのは飯山さんの以下の記述だ。

ロシアのモンゴル化の歴史…、これを岡田英弘は「ロシアはモンゴルの継承国家である!」
と言いましたが、そのあたりのご見解をお聞かせいただければ幸甚です。

というのも…、岡田英弘は「中国はモンゴルの継承国家である!」 と断言しておられました。

となると、ロシアと中国の現在の協調体制は、(言ってしまいます!)モンゴル帝国の復活!!
と言えないことも無くは無い! と、私には思えるのです。文明史観的にも。

本年、米英が仕組んだルーブルの大暴落を中国が必死に買い支えた! あの懸命の助け舟
は、「復活したモンゴル帝国」の崩壊を防ぐための行動であった! と思えるのです。

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このあたり、世界戦略情報誌『みち』の藤原源太郎さんや天童竺丸さんの意見も、是非聞いてみたいところだ。