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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
寅さんのことば 第2部 05

今度はいつ帰るの。桜の咲く頃、それとも若葉の頃。みんなで首を長くして待っているわ。
第41作「寅次郎心の旅路」


第41作「寅次郎心の旅路」からの引用とある。これは当時、渥美清と倍賞千恵子が過去40作も、〝兄妹〟として共演してきたことを意味している。道理で、「兄妹のお互いを想う気持ち」が自然に滲み出ているわけだ。

ところで、今回の記事の写真は第1作「男はつらいよ」からのもので、前田吟と倍賞千恵子が写っている(下の記事参照)。一方、最近放送された「土曜日は寅さん」の第27作「浪花の恋の寅次郎」の冒頭で、前田吟がビール「和膳」のコマーシャルに出ていたが、前田の顔はまさに年輪を重ねた顔である。改めて、第1作の1969年から45年も経っていることを実感できた。

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極道辻説法、待望のCD化!
帰省中の倅に今東光の本をプレゼントしようと思い、ネットで確認してみたところ、ナント幻の和尚のLPレコードがCDとなって発売されていることを知った。

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          合本 極道辻説法

昔そのぉ~昔、亀さんは和尚の極道辻説法のLPレコードを2枚購入、1枚は千葉の友人の結婚式の時、花婿花嫁に直接手渡す形でプレゼントしている。もう1枚は亀さんが持っていたので時々耳を傾けていたのだが、、レコードを聴くプレーヤーが壊れてしまったので、もう聞くこともないだろうとゴミに出してしまった。後になって、LPレコードを再生できるプレーヤーが発売されたことを知り、臍を噬んだものだった…。

千葉の友人とは結婚式以来、ン十年と会っていないし、先方もお互いに足腰が立たなくなる前に一度会っておこうと言ってきてくれていた。そこで、今年辺り会いに行くついでに、LPレコードを借りてCD化を試みようと思っていた矢先だった。

早速、亀さんは二人の息子宛てに注文して送った。拙ブログの読者も、一度は和尚の肉声に耳を傾けてみることをお勧めしたい。一部だが、極道辻説法のサンプルも公開されている。以下はアマゾンのカスタマーレビューから…。

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昭和35年という断層
3日続けてとなるが、島地勝彦氏のドキュメンタリー「全身編集長」で言及したかったことが他にもある。それは、以下のシーンだ。

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ほんの数分のシーンだが、そこに島地氏の心の内を覗かせてもらったような気がした。娘さんが幼い頃の島地氏は、家庭を顧みない仕事の鬼だったようで、自ら「家庭人失格」と語っているほどである。そんな島地氏と娘さんはすれ違いの生活だったようで、娘さんは幼い頃、家で寝ている島地氏しか記憶にないと語っていたという。

同番組を見た後の昨夜、神計らいでBS日テレの「久米書店」を見た。同番組で亀さんと同年生まれ(1953年)の岩村暢子女史がゲストとして登場していた。同女史は『日本人には二種類いる 1960年の断層』(新潮新書)という本を出しており、以下はホームページにあった同書の紹介文である。

日本人には二種類いる――長年、食卓を中心に日本人の家族を見つめ続けてきた著者が到達したのが、この結論だった。1960年を境に、日本人の生育環境は一変。この年以降に生まれた「'60年型」はみな“新型の日本人”なのである。「個」と「家族」、人との関係性を変えてしまった「1960年の断層」を35の視点から炙り出す。従来の世代論とは一線を画す、まったく新しい刺激的な日本人論の誕生!


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詳しくは岩村女史の本に目を通してもらうとして、最近体験した二つの出来事について、同番組を見たことで合点が行ったのだった。

一つは、私信を交わしたことのある山岸勝榮教授のブログ記事、「我が子か、それとも教え子か」である。自分の担当する教え子(新入生)の始業式には出ずに、我が子の始業式に出た埼玉県立高校の先生の話だ。

もう一つは、京都にある大学に進んだ息子の入学式だ。2年前、「18歳にもなった息子の大学の入学式に、ノコノコと出席するようでは男子一生の恥」とすら思っていた亀さんなので、当然出席なんかしていない。しかし、昨夜の「久米書店」を見て、イマドキの親は我が子の大学の入学式や卒業式どころか、会社の説明会にも親子同伴で出席しているという岩村女史の話を聞き、俄には信じ難い思いをした亀さんであった。それどころか、入社後に親が会社に電話をして、「ウチの息子(娘)は真面目に仕事をしていますか」と、問い合わせてくるケースが少なからずあるという話に至っては、呆れて物も言えない…。

だから、仕事の鬼であった島地勝彦氏の生き様は、会社に電話をしてくるような1960年以降に生まれた新日本人には、到底理解してはもらえまい。ともあれ、岩村女史のお陰で、亀さんは「旧日本人」に属していることがよく分かった。

元の生活戻らない
今朝の東京新聞は素晴らしい記事を載せていた。記事の内容は、甲状腺がんを患う福島の子どもたちについてである。国は必死にチェルノブイリと福島は違うと主張しているが、拙記事「自分のイノチは自分で守れ!」にも書いたように、「IOC総会で、福島原発問題は(アンダーコントロール)」と臆面も無く宣言した安倍首相、農林水産省の「食べて応援しよう!」を疑うこともなく、派手な宣伝を行っているテレビや新聞」というのが現実である。どうか、「自分のイノチは自分で守れ!」を再読していただきたい。また、「福島の子どもの小児甲状腺がん比率は、チェルノブイリと比較できるか」と題する記事も一読をお勧めしたい。堤未果女史ではないが、『政府は必ず嘘をつく』ものなのだから…。

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自分のために働こう
今日の東京新聞の「書く人」に、新入社員向けの本を紹介した記事が載っていた。社会人としての第一歩を踏み出し、仕事に慣れてきた今、江上剛氏が薦める3冊の本を紐解いてみるのも悪くない。特に一読を勧めたいのが『本田宗一郎 夢を力に』だ。同書の中で本田宗一郎は以下のように語っている。

「自分のために働こう」


本田宗一郎については、「本田宗一郎の教え」と題した記事を過去に書いたことがあるので、関心のある読者に一読してもらえたら幸いだ。

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神や運命について
島地勝彦氏のドキュメンタリー「全身編集長」を見て、ヤクザに恫喝されるシーン以外にも、実は深く印象に残ったシーンがある。

それは、島地氏が3ヶ月に1回は行くという和尚の墓参りのシーンだ。島地氏は墓前で声を出して和尚と語り合うのを常としている。その島地氏、番組では和尚とのある思い出を語っていた。それは、和尚が亡くなったあと、真っ先に枕元に駆けつけた時の話である。和尚の目から大粒の涙が頬をつたわり、今にも落ちそうなのを島地氏は見た。その和尚の涙を呆然と眺めていた島地氏、「あの時、その涙をすすって呑めばよかった。そうすれば、今よりも立派な人間になっていただろうに…」と、今でも後悔しているのだという。

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今東光和尚の墓参りをする島地勝彦氏(上野・寛永寺)

以下は、『続 極道辻説法』に掲載された和尚の神・運命観である。

神や運命について
人類が続く限り、神とか運命とかいう言葉は、人の心にいつまでも宿ってはなれないだろう。実際、真摯な努力を続けてゆく人間ほど、自己の生涯に運命的なものを感じるのではないかと思う。ぼくには、この世の人間の営みには人の力の及ばない何かの力が作用しているのではないかと思えてならない。今先生は、これについてどうお考えになるか。
(大分県臼杵市 19歳 H・Y)

それは確かにおめえの言う通りなんだ。おめえみたいな人こそが、仏教なりキリスト教なりを少し覗いて、信仰の道に入って神や仏というものと接心することが大切だ。「接心」とは神なり仏なりと心を接し、道を求めることで、おめえなんかには非常にいいことじゃないかと思うね。

四国巡礼は菅笠に「同行二人」と書くんだが、これは弘法大師…お大師さんが「わしは常におまえらと一緒に居るんだ」と教えて人々を安心させたことから来ているんでね。だからいつでもその巡礼者は同行二人になる。私とお大師さん、お大師さんと私というものが歩いてて、一緒に四国八十八力所をご遍路できるという安心で、みんな常にこの言葉を書くんだ。

またキリスト教でも、キリストがいわゆるダマスカスで現れて、「我汝らと共に在り。安心せよ」と言った。この「我汝らと共に在り」という言葉がクリスチャンにとって非常に強い言葉でね。だからキリスト教徒は、キリストが常に自分と一緒にいるんだと信じている。つまり、「同行二人」と同じことだろう?

弘法大師も「我汝らと共に在り」と言っているから、あの四国の断崖絶壁でも、山野を越えて八十八ヵ所をご遍路できると同じようにキリスト教徒もまた、いかなる難難辛苦に遭おうとも「我汝らと共に在り」だから「ああ自分の苦しさはキリストがわかってくれている。悲しみはキリストがわかってくれている」と安心できるわけだ。これ、両者とも同じ考えなんだよ。

おめえは、どうも自分の力だけで生きているような気がしないというのは、何かが「我汝らと共に在り」、そういうものの暗示を受けているわけだから、非常にいい精神と言える。だから謙虚な気持ちで「私は誰かと共に在る」と信じろ。それが亡き父であるか、亡き母であるか、亡き兄であるか亡き姉であるかもわからんが、常に誰かが自分を保護していると意識していることが大切だ。

オレもこの年になって「我汝らと共に在り」と同じように、オレにはやっぱりそういう仏神が常についてくれているという、一つの安心感があるね。たとえばオレが病気で苦しんでいると、そばに占星術の大家がいてくれて「いまが最悪の時。あと半月でこの病気の星は去っていくからご心配なく」と言って慰めてくれるし、易をやる人がまた易で「今年は病占が出ていたけど、それも今年の暮れに脱出できます」と言って鼓舞してくれる。オレはまだ天台の寺を復興しなくちゃならないというような大きな役を持っている。そこで仏が、「やはり、まだ今東光を死なせてはならんぞ。もう少しあれを働かせにゃならん」と、オレの寿命を延ばしているのがオレにははっきりわかる。これもまたオレの宿命だと思っているんだ。まさにおめえの言う通りでね。

『続 極道辻説法』p.170~


この和尚のことばを、どのように捉えるかは読者の勝手だが、亀さんは和尚のことばに深く共鳴するものである。

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   過日放送されたNHKの「超常現象」が本になった
全身編集長
昨夜、NHKで放送された「全身編集長 ~文豪から学ぶオトコの生き方~」を見た。昨秋BSで放送されたものだが、うっかりして録画するのを忘れていたのである。その後半年が経ち、今日になってようやく地上(デジタル放送)で見ることができたというわけだ。

番組では懐かしい今東光和尚の肉声を聞くことができ、また拙ブログ名でもある「人生は冥土までの暇つぶし」が、幾度か番組で使われていたので嬉しかった。亀さんは今東光和尚の『極道辻説法』シリーズの3冊本を、二人の息子が中学時代の時に必読書として読ませたことがあるのだが、二人ともすっかり和尚の生き様に感化されたようだ。下の息子の場合、島地勝彦氏の本が欲しいというので、数冊注文してプレゼントしたほどである。この春、彼は大事そうに本を鞄に入れ、家を後にしている。

同番組を見て特に印象に残ったのが、島地氏が編集長を務める『週刊プレイボーイ』に乗り込んできたヤクザとのやりとりだった。落とし前に小指の一本もつめろと恫喝してくるヤクザに対して、一歩も引かぬ島地氏の胆力には恐れ入った。今東光が孫のように島地氏を可愛がっていたワケが分かったものである。

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亀井静香とOwellさん
「東京義塾」というブログがあり、日に1回は必ず同ブログを訪問している。同ブログのオーナーのOrwellさんは、年に何回かお会いしている亀さんの人生の先輩である。過日、「The Last Samurai」という記事をOrwellさんがアップし、亀井静香の講演会を取り上げていたので、亀さんは講演会の参加を申し込んだ。神計らいで講演会の二日ほど前にOrwellさんと酒を酌み交わす機会があり、「小生も明後日行きます」と伝えたところ、「オレは行かない」と素っ気なく、アララ…だった(笑)。結局、亀さん一人で亀井さんの話を聞いてきたが、そのあたりを簡単に記事にしたので、関心のある読者に一読してもらえたら幸いだ。
亀さん、吠えた! 歌った!

さて、過日亀さんは「佐藤優」という記事中で以下のようなことを書いた。

このTPPだが、『月刊日本』誌の「特集 TPP参加は亡国への道だ」(2013年4月号)で、亀井静香氏がTPP反対論を唱えている。一方で賛成論を唱えている佐藤優氏。両者の意見は大きく食い違っているように見えるかもしれないが、両者とも本物の国を憂う気持ちを持っているのが分かるのだ。唯一違うのは、亀井氏の場合は浪花節的な憂国の情であり、一方佐藤氏の場合はリアリストとしての憂国の情ということなのだ。


そのリアリストに対してOwellさんは、「Winner and Loser」と題する批判記事を書いた。一読して、改めてOwellさんは亀井さんの流れを汲む人物であると思った次第である。同記事は優れたリアリストへの批判となっているので、読者にも一読をお勧めする。

なお、同記事に円仁・慈覚大師の名が登場するが、ライシャワー大使は仏教への造詣が深かった人物であり、そのあたりを拙ブログで記事にしたことがある。
平成の今東光こと、飯山一郎

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天啓を得たプーチン
過日、世界戦略情報誌『みち』の発行人である藤原源太郎さんにお会いし、数時間にわたって貴重なお話を伺ってきた。話は多岐に及んだが、中でも強く印象に残ったのがプーチンについてのお話であった。その時のメモを基に藤原さんの発言を要約すると、以下のようになる。
天啓がプーチンに降りた。クリミア併合あたりから、プーチンの顔つきが変わってきたことからして明かだ。これは、世界がとてつもない大転換期を迎えようとしていることを意味し、その大転換期への橋渡し役を担うのかプーチンということになる。そうしたプーチンの本当の姿を最初に見抜いたのがバチカンとイギリスだった。そして、最近はイスラエルも気づき始め、ロシアを支持するようになってきている。


亀さんもプーチンについて、「プーチンの肚」、「プーチンと六韜」など色々と書いてきたが、源太郎さんのプーチン観には到底及ばない。今後も折に触れて源太郎さんのプーチン観を取り上げていこう。

ところでウクライナだが、佐藤優氏が興味深い記事を書いている。それを読めば、大手マスコミの流すウクライナ情報は欧米、殊にアメリカ発の情報を下敷きにしたものに過ぎないことがわかる。無論、東京新聞とってその例外ではないことが、同記事を読むことで明確となる。
「ウクライナとクリミアの歴史的経緯を鑑みれば、ウクライナが"善"でロシアが"悪"なんていう簡単な構造ではないことがわかります」

同じプーチンという対象を鳥の目で見ている源太郎さん、虫の目で見ている佐藤氏、対照的な見方をしているお二人だが、そのお陰でより正確にプーチンという人物に迫ることができるようになったので有り難い。
イマドキの大学生
少し前になるが、今月6日の東京新聞の大図解シリーズに、「イマドキの大学生」という興味深い記事が載っていた。また、イラストを駆使したイマドキの大学生のデータとともに、関西大学の片桐新自教授の解説も載っていたので、本稿の最後に転載しておこう。しかし、同教授の解説を一読し、時代の流れを感じた大学生の親世代は、何も亀さんばかりではなかったように思う。

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並行して、就活に関して面白そうな記事を紹介しておく。
就活生が鵜呑みにする「就職ナビサイト」の危険性
かつて私も書いた“提灯記事”


亀さんはリクルートの表の顔だけでなく、リクルート事件などの裏の顔も知っているので、違和感なく読めた記事だった(尤も、中曽根元総理が絡んだリクルートの本当の闇について、片桐教授は一切触れていなかったが…)。また、過日紹介した週刊ダイヤモンド誌(3月8日号)「いい会社 わるい会社」を読んでいて、「本当にいい会社ランキング」のトップがリクルートマーケティングパートナーズだったので、本当に驚いた記憶がある。その時は人気がある理由は朧気ながら推測できたが、上記の新井克弥氏(関東学院大学文学部教授)の記事を読み、確信に変わった次第である。

現状維持か目標 片桐新自
「レジャーランド」から「就職予備校」へ。これは、一九ハ七年から大学生調査を五年おきに二十五年間実施してきた私が捉える大学像の端的な変化である。六〇年代末の大学紛争の時代、七〇年代の「しらけ」の時代を経て、ハ○年代には「楽しくなければ大学ではない」という「レジャーランド」時代になった。

しかし、九〇年代に入ってバブル経済が崩壊し、就職状況が悪化して以降、大学生の意識は変わっていった。もう経済成長は望めないどころか、下手をすると自分自身が正社員の地位を確保できない、あるいは「ブラック」と呼ばれるような悪しき労働条件のところでしか働けなくなる。そんな不安が二〇〇〇年代に入ってからの大学生たちには当たり前のものになった。そうならないために、大学生たちはまじめに大学の授業に出席し、必要単位を早く修得し終え、万全の態勢で就職活動に臨もうとするようになった。

大学への入学理由でも、「学びたい」「遊びたい」「友人をつくりたい」といった、大学という場を積極的に生かしたかったからという理由は減り、「就職を有利にするため」「大卒の肩書が欲しかつた」、そして「当然行くところだと思っていた」といった理由が増えており、大学という場に特に積極的な期待をしないまま入学する学生が増えてきている。将来に関しても大きな夢を語るものはごくわずかしかおらず、多くの学生が「親が自分に与えてくれたくらいの幸せを、自分の子どもにも与えてやりたい」という、世代間現状維持が最大の夢であるということを吐露する。

右上がりの時代を知らず、競争心を植え込まれてこなかった現代の大学生たちは、優しく協調的でチャレンジ精神には欠け、大きな失敗をせずに人生を生きられればと思っている人が多いようだ。
(関西大学社会学部教授)


大麻解禁運動にちらつくジョージ・ソロスの影
ネット世界で注目されている「カレイドスコープ」が、興味深い記事を掲載している。
ソロスが強力後押し!米国で広がるマリファナ合法化の大波

ジョージ・ソロスと云えば、ユダ金を代表する戦争屋の代表格であり、今回のウクライナ騒動の黒幕もソロスだったことは周知の事実である。そのあたりの解説は、ブログ『文殊菩薩』に詳しい。
今回のウクライナのクーデタは、ズバリ! 「ソロスの復讐」である。 (飯山一郎)

ソロスと対峙しているプーチンのロシアのRTが、〝アメリカの大麻解禁運動を操っているソロス〟について取り上げている。英文だが、関心のある読者は目を通しておくと良いだろう。
Billionaire George Soros behind major push for marijuana legalization

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寅さんのことば 第2部 04

女にふられた時は、じっと耐えて、一言も口をきかず、黙って背中を見せて去って行くのが、男というものじゃないか。
第21作「男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく」


あとからあとから振られてる寅さんや留吉を見ていると、亀さん自身を見ているような、ナァ~ンカ妙な気分になってくる(爆)。中学二年生の時に初恋を体験して以来、大勢の女の子に恋をし、そして振られてきた亀さんだからだ(泣)。

今回の佐藤利明氏の記事には、武田鉄矢の出演した映画として、上記の「男はつらいよ」以外に「黄色いハンカチ」が紹介されていた。ちなみに、同じ山田洋次監督の作品、「遙かなる山の呼び声」にも武田鉄矢は出演しており、こちらでも武田は好演している。

その武田がレギュラーを担当している好番組に、「昭和は輝いていた」がある。「男はつらいよ」や「三丁目の夕日」を連想させるレトロ調な番組だが、温もりある番組なので一度見てみてはいかがだろうか。

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ドルお断り
今日のNHKのクローズアップ現代は、「“独立”する富裕層 ~アメリカ 深まる社会の分断~」を放送する。ウェブに載った解説を読むに、「州の下の行政区分である郡から“独立”する市が相次いでいる」という内容のレポートらしい。詳しくは今夜の放送を見ていただくとして、NHKが今夜の放送で語らないだろうと思われる情報について、先週行われた世界戦略情報誌『みち』の執筆者と読者の集い、「まほろば会」において安西正鷹さんから情報を入手しているので、以下に紹介しておこう。


・(自国通貨であるにも拘わらず)アメリカ人の米ドル離れが進んでいる。現在、20州・36都市において、ガス・交通といった公共料金が、米ドル以外の通貨で支払われている。
・20万におよぶアメリカ国内企業で従業員は給与の支払いにあたり、どの国の通貨で受け取るかを選択できるようになっている。


こうした動きの背景に、米ドルを発行している〝民間企業〟FRBのいかがわしさに、気づき始めたアメリカ人が増えてきているからだと安西さんは語っていた。また、米ドルでの貿易決済が当たり前だった一昔前と較べ、今や元、ルーブル、円といったドル以外の通貨で決済する国が多くなっている。基軸通貨としての米ドルの地位は不動のように思えたが、今やいつ基軸通貨の座を明け渡してもおかしくはない状況下にあるようだ。それは同時に、覇権争いにおけるアメリカの敗北をも意味しているのだ。

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亀さん、吠えた! 歌った!
昨日、夕方の4時頃までかかって締め切りの仕事(翻訳)を仕上げた後、6時半に中野サンプラザで行われる講演会に間に合わせるべく、電車に飛び乗って東京へと向かった。

車中、一気に読み終えた本がある。『自衛隊青春日記』(小栗新之助 共栄書房)という本だ。筆者の小栗氏は亀さんと同い年で、十代の頃に自衛隊に入隊、今日でも現役の予備自衛官という。十代の頃にヨーロッパ各国を無銭旅行したとあり、やはり十代の頃に中南米を中心に無銭旅行を体験した亀さんなので、同氏に対して親近感を抱いたのだった。

読み進めていくうち、目が釘付けになった小節があった。

戦争体験者の話
私が入隊した当時、航空学校には太平洋戦争で帝国軍人として戦闘機のパイロットや整備士をしていた先輩がいた。そうした人が自衛官として私の上官に何人かいたので、その先輩上官から直接貴重な話を聞くことが出来た。

整備士の上官の一人が戦争末期、「零式艦上戦闘機」の整備責任者をしていたときの話。特攻機を、死を覚悟した特攻隊員と共に送り出す際、特攻隊員が機乗してエンジン始動後、機体最終点検のとき、操縦席後部に唐草模様の風呂敷が見えたのでまくってみたら、その下の狭い場所に女性がいて、その女性は自分に無言で両手を合わせて何度も頭を下げていたという。

上官はすぐに、女性がその特攻隊員と結婚したばかりの人だと分かったらしい。

「1O日ほど前に結婚したばかりで、私の所に一度挨拶に来ていたから、特攻隊員ももちろん承知の事だったろう。真直ぐ前を向き黙っていた。他の一緒に出撃する特攻隊員にもこのことを知っている者がいるだろう。ここで自分が騒いでどうなるというのか。新妻まで覚悟を決め、心中の覚悟で愛する者と最後の一瞬まで一緒にいたい気持を思うと何も言えなかった。私は風呂敷を女性にかぶせ、兵士の肩を叩き『異常なし!』と大きな声で言うのがやっとだった。兵は頭を深々と下げ出撃していった」

「もちろん二人とも帰ってくることはなかったが」それが今でも夢に出てくると言っていた。

「自分は死刑執行人の片棒をかついでいるようでとても嫌だったが、この兵たちが自分の命に代えて国を守ろうとしたことを日本人が皆忘れても自分は一生忘れない」と言っていたことを思い出す。

『自衛隊青春日記』p.142


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「自分の命に代えて国を守ろうとしたことを日本人」がいたことを忘れてはならないと小栗氏は主張してるのだが、実は全く同じことを昨日の講演者が語っていた。その講演者の話で、強く印象に残った二つの言葉があったので、以下に簡単な解説を加えて紹介しておこう。

戦前に戻ろうとするのは間違い
→特定秘密保護法と云い、集団的自衛権と云い、安倍内閣は知ってか知らずか戦前の日本に戻そうとする気配が読み取れる。しかし、終戦70年目を迎えようとしている今日、改めて当時はどういう時代だったのかを思い起こす必要がある。その講演者は、「戦前戦中を知らぬ人が多い」と嘆いていたが、亀さんも同感である。『自衛隊青春日記』にあるように、「新妻まで覚悟を決め、心中の覚悟で愛する者と最後の一瞬まで一緒にいたい気持」で、愛する特攻隊の夫とともに太平洋の藻屑となった新妻がいた、それが戦前戦中という暗黒時代だったことを知るべきだろう。

ただ、その戦前よりも、今の世は一層ひどいという意見も一方にある。
戦争中より悪い時代 瀬戸内寂聴

自分だけではなく、周りの幸せも考えよう
その講演者が語っていたことだが、大企業の内部留保はナント300兆円にも達するという。一方、我々庶民は消費税アップに苦しめられ、契約社員が増加傾向(1960~70年代、高度成長期の日本の大企業では、契約社員は1割にも満たなかったが、今や3割を超えている。正社員には莫大なカネがかかるが、契約社員なら簡単に首にできるので、大企業は儲かる一方なのだ)にあるという具合に、「大企業だけが幸せになり、庶民が不幸になる」というのが今の時代性なのだ。こうした世の中をひっくり返すには、政治生命を懸けた政治家が10名も集まればできると、その講演者は熱を込めて語っていた。しかし、その講演者も認めるとおり、今の永田町を見渡すに政治生命を懸けようとする政治家は皆無だ。小沢一郎の名が出たが、その講演者は、「小沢一郎…? う~ん、ちょとなぁ…」と歯切れが悪い。

その講演者によれば、安倍首相は新自由主義者に取り囲まれてしまっているため、彼らの意向に沿った政治を行わねばならない立場に追い込まれているとのことだ。これでは、日本の未来はお先真っ暗ではないか…。それに加えて、今も連日大量の放射性物質が、福島原発からまき散らされているという重苦しい事実…。

ところで、講演の終盤に入った頃、その講演者が十八番を披露してくれた。幸い、ネットでも公開されているので、その美声(?)を聞いてみたいという読者は以下にアクセスしてみて欲しい。
http://www.kamei-shizuka.net/

まほろばと大麻
先週、都内で世界戦略情報誌『みち』の筆者と読者の集いがあった。その時話題に出たのが北海道で盛り上がりつつある大麻運動で、情報提供者は「文明大転換に向けて」の安西正鷹さんである。

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http://www.asahikawa-np.com/digest/2014/01/02908060/

また、ネットでも大麻の見直しが行われつつあるようだ。以下はブログ「ねずさんの ひとりごと」に載った大麻関連の記事である。本当は1ヶ月ほど前に拙ブログで紹介するはずだったが、仕事に追われていたため今日になってしまった。
麻のお話

オバマの肚
過日、「プーチンの肚」という記事を書いたが、今日は「オバマの肚」を書いてみたい。

亀さんは「ドルとユーロを巡る覇権争い」という記事で、「オバマ大統領に対する見方で、その人の持つ大凡の世界観が分かる」と書いた。その伝でいけば、オバマの肚(建て前と本音)を、キチンと見分けることができるかどうかで、その人の持つ世界観が本物かどうかが分かるのだ。このオバマの肚を教えてくれたのは、『月刊日本』論説委員の山浦嘉久さん、そして乳酸菌の飯山一郎さんのお二人だ。お二人ともアメリカは戦争屋と反戦争屋に分断(内戦状態)されており、オバマは反戦争屋に属しているとする見方だ。

このあたりが分からないと、たとえば天木直人氏のように、「あまりにも日本を軽視したオバマ大統領の訪日」といった、的外れな記事を書いてしまうことになる。オバマが〝日本を軽視する」理由を明白に述べているのが、飯山一郎さんの以下の記事である〟
「オバマ大統領は迎賓館に宿泊せず、都内のホテルを利用する」 「大統領の“国賓”訪日にミシェル大統領夫人は同行しない」 「23日夜の到着予定時刻が固まらないことも、警備態勢を含めて日本側をやきもきさせている…」

ところで、天木氏は「それでも日露外相会談をすすめる佐藤優はくわせものだ」といった記事も書いている。同じ外務省出身でありながら、かなり佐藤氏のことがお嫌いのようだ(笑)。以下は問題の東京新聞の記事なんだが、一読すればお分かりのように至ってまともな記事であり、正論であると亀さんは思う。〝平和憲法9条を捨て去る〟ことを政治信条だと公言している安倍首相の魂胆を十分に承知の上で、「そう時を置かずどこかで岸田外相がラブロフ露外相と会談する機会を設け、ハイレベルでのロシアとの対話を維持すべきだ」と主張する佐藤氏の肚を読むべきであると思うし、その観点から見れば佐藤氏の主張に何等異存はない。このあたり、エリートコースを歩んできた天木氏と、非エリートコースを歩んできた佐藤氏の違いだけではなく、佐藤氏には512日間も拘留された体験の重みが加わっていることがわかる。

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人間が一人前になるには、大病をするか、刑務所に入るか、浪人をするか、いずれかの苦労をしなければいけない」と言い放ったのは、亀さんが以前勤めていた会社とも関係の深かった、「電力の鬼」松永安左エ門翁だが、刑務所を経験した佐藤氏も得がたい体験をしたのは想像に難くない。残念ながら、亀さんはいずれも体験していないので、未だにトンビ…ではなかった半人前なのだ(涙)。亀さんは3年間近く世界を放浪しているが、あれば遊びであって、職を失って苦労する浪人という立場と異なる。

ところで話題は変わるが、亀さんがSTAP細胞騒動に関心があるのは、何も世間で騒がれているからという理由だけではない。乳酸菌が深く関与していることを知ったからだ。飯山一郎さんが世の中に公開してくれた乳酸菌とのお付き合いは3年に及ぶが、その間乳酸菌の凄さを日々体験しているだけに、STAP細胞が成功したウラに乳酸菌があったとする飯山さんの主張にも、素直に頷けるのだ。このあたり、シリーズの形で書くとのことなので注目していこう。
◆2014/04/19(土) 熊本大・太田准教授のハッタリ論文

ロスチャイルドとノーベル賞
先日の拙記事「STAP細胞騒動」で、「ノーベル賞選考委員だった藤井尚治氏のエピソードを下敷きに、ノーベル賞のウラ」を書くと、約束していたのを思い出した。

かつて、日本には藤井尚治という名医がいた。医師会代表を25年間の長きにわたって務めた武見太郎が、全面的に信頼を寄せ、自身の身体の診断を任せた唯一の医者こそが、藤井先生その人だった。生存する日本人で最も藤井先生と親しかった人物に、栗原茂さんがいる。その栗原さんから聞いた話を数多くメモにして残しているが、その中から藤井先生とノーベル賞に関するメモを、一部訂正した上で以下に掲載しておこう。

藤井尚治医学博士は、先の大戦(大東亜戦争)を〝ひっくり返したい〟、つまり、国家として戦争には負けたが、個人としては負けておらぬと、藤井博士は心意気を示したかったのだろう。ロスチャイルドがあらゆる手段を尽くして、藤井博士を自分たちの陣営に巻き込もうと、「ノーベル賞候補者の選考委員」という「飴」を与えてみたが、逆に藤井博士はそれを利用して、ノーベル賞の正体掴んでやろうと試みたのであった。


あのロスチャイルドが、自分たちの陣営に引き込もうとしたほどの人物であることが、上記の栗原さんの証言からも分かる。それは、ロスチャイルドが藤井博士を、ノーベル賞選考委員に推薦したあたりにも明白に出ている。すなわち、ノーベル賞の候補者を選考するほどの頭脳の持ち主は、ノーベル賞を受賞する人物よりも遙かに抜きん出た人物でなければ務まらないと、栗原さんは繰り返し主張していたが、少し考えてみれば素直に頷けることができよう。

なお、ロスチャイルドとノーベル賞との関係は以下の記事が詳しい。
ノーベル賞の背後にあるロスチャイルド人脈

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安倍首相 神戸の理研など視察 山中教授とも懇談

いま 集団的自衛権を考える 2
昨秋、長谷川三千子、百田尚樹、本田勝彦(安倍首相の小学生時代の家庭教師)といった、安倍首相に近いとされる人物が、NHK経営委員に起用されたことは記憶に新しい。ここで注意すべきは、NHK経営委員で構成されるNHK経営委員会は、NHKの最高意思決定機関であり、執行部トップの会長を任命する権限を持っている組織であるという点だ。さらに、経営委員12人のうち、実に10人が安倍政権下で任命されたメンバーに入れ替わったという事実は、頭の片隅に置いおくべきだと思う。そのNHK経営委員が新会長に任命したのが、あの籾井勝人氏であった。この籾井氏、就任早々色々と問題発言を引き起こし、結局は国会やNHK番組で〝謝罪〟したのだが、そのあたりについて以下の青木理氏の批判は正しく、必聴である。



なお、今回の一連の流れは以下の記事が詳しい。
NHK経営委員に“お友達”ズラリ 安倍政権の露骨すぎる言論介入


前置きが長くなったが、そのNHKが放送した昨夜の「クローズアップ現代」は、「イラク派遣 10年の真実」であった。会長の籾井勝人氏が〝謝罪〟した後の番組だけに、どのような形でイラク戦争の爪痕を放送するのか、亀さんは楽しみにしていたのだが、実際に番組を見た限りでは、28名の隊員が帰国後に自殺した等、既知の内容が中心であり、あまり収穫は無かった。「NHKは、これまで明らかにされることのなかった膨大な資料を入手した」とのことなのだから、昨夜のクローズアップ現代を皮切りに、今までに公開されることのなかった真実を、今後は徐々に明らかにして欲しいと思うが、果たして安倍首相の〝お友達〟は何処まで公開を認めるのだろうか…。

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さて、形だけの籾井会長の〝謝罪〟が済んだところで、今度は委員の長谷川三千子氏の発言が波紋を呼びそうだ。そのあたり、ジャーナリストの田中龍作氏による以下の記事を参照して欲しい。
「積極的平和主義は時々戦争そのものになる」 首相のオトモダチが仰天発言

長谷川氏は〝積極的平和主義〟を主張した他、東京裁判の否定とも受け取れる発言を行ったとのことだ。

長谷川氏の云う積極的平和主義の対極にあるのが〝受動的平和主義〟だが、これは集団的自衛権に繋がる話である。「いま 集団的自衛権を考える」と題する記事で、天木直人氏の集団的自衛権観を書いたが、長谷川氏の積極的平和主義を理解する上で、天木氏の記事「集団的自衛権を問う」をお勧めしたい。

ともあれ、長谷川氏の主張も分からないでもないのだが、天木氏と異なり、長谷川氏はNHK経営委員という公人の立場にある。だから、いくらそのように思っていたとしても、胸の内にしまっておくべきだった。その意味で、長谷川氏は青木氏の発言に耳を傾けるべきである。同様に、長谷川氏が東京裁判を否定していることは、その発言からも窺えるのだが、やはり公人の立場ではしてはならぬ発言と云えよう。それはともかく、東京裁判を強く否定する長谷川氏の意見に、亀さんは賛成だ。

しかし、忘れてはならないのは、安倍首相はアメリカのネオコン(戦争屋)の流れを汲む人物である事実である。ネオコンの正体を知れば、何故に安倍首相が熱心に原子力発電所を海外にセールスし、さらには武器輸出三原則を全面的に見直すことで、輸出への道を開こうとしているのかが見えてくる。その意味で、安倍首相のお友達人事でNHK経営委員に就いた長谷川氏の今後の言動に注目したいが、今までの長谷川氏の言動や近著の『神やぶれたまはず』(長谷川三千子 中央公論新社)を読むに、同氏の三島由紀夫に対する見方も腑に落ちないので、もう暫く同氏の観察を続けていきたいと思う。

最後に、今後の日本にとって最も脅威になる国は、台頭しつつある中国だ。この点、いくら強調してもしすぎることはない。そのあたりは、以下の天木氏の記事を参照になろう。

 実は解釈改憲による集団的自衛権の問題は実にシンプルなのだ。
 私が安倍首相ならば日本国民に対してこう言うだろう。

 「最近の中国の立ち振る舞いは目に余る。このままでは尖閣諸島はおろか、沖縄までも中国に侵略される恐れがある。日本の国益の点からも最大の脅威と言う他ない。もはや時間は残されていない。私は日米同盟に沿い、アメリカをパートナーとし、集団的自衛権を推進する」
集団的自衛権を問う


寅さんのことば 第2部 03

歌子さんこれから長旅で疲れて帰って来るんだから、二階へスッと行って布団をサッと敷いてやる。いいね。
第13作「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」


以前から気になっていた映画、「遙かなる山の呼び声」を見てしまったため、仕事が遅れに遅れた亀さんだったが、今夕までの締め切り分の仕事(翻訳)を、どうにか終わらせることができそうな目処が付いた。今晩は旨い酒が飲めそうだワイ。

今日の「寅さんのことば」は、第13作を取り上げている。この作品でグッと来たのが、歌子の父親がとらやを訪ね、久しぶりに親娘の再会を果たすシーンだ。このシーンは、親の子を思う気持ちが痛いほど伝わってくる名画面だと亀さんは思っている。

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ところで、同日の東京新聞の一面に、歌子(吉永小百合)の写真が載っていた。どうやら、原発ゼロという国民運動が起きそうな勢いだ。無論、亀さんは同運動を全面的に応援していくつもりだ。

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いま 集団的自衛権を考える
昨夜、NHKスペシャル「いま 集団的自衛権を考える」と同時間帯に、映画「遙かなる山の呼び声」が放送されることを知り、どちらを録画しようかと迷っていた亀さんだったが、天木直人氏の記事、「NHKスペシャル 『いま 集団的自衛権を考える』」を読み、天木氏が同番組を見ると書いてあったので、迷わず映画「遙かなる山の呼び声」を録画することにした。なぜなら、後で天木氏の視点で書いた番組の感想記事を読めば、わざわざ同番組を見るまでもないからである。

翌日、果てして天木氏は期待通りの良い記事を載せてくれた。
NHKスペシャル 『いま 集団的自衛権を考える』~感想戦~

同記事を読んでの収穫は、豊下楢彦氏と宮﨑礼壹氏に対する天木氏の評価であった。豊下氏の場合、数年前から気になっていた人物であり、拙ブログ記事「パンツを脱いだサル 3」でも同氏を取り上げている。そして、豊下氏が『集団的自衛権とは何か』(岩波書店)、『尖閣問題』(岩波書店)といった本を出していることを知ったので、いつになるか分からないものの、取り寄せて読んでみようかと思っている。

さらに、天木氏がもう一人の論客である、宮﨑礼壹氏を高く評価しているのに目が止まった。以下は天木氏の評価だが、亀さんとしては今後の宮崎氏の言動に注目していきたいと思う。

・宮﨑礼壹(みやざき れいいち)〔法政大学大学院教授・元内閣法制局長官〕
 →極めてクレバーな人物との印象を持った。内閣法制局長官をしていただけのことはあり、深い洞察と考えようとする姿勢、そして独自の眼力が内閣法制局の重要性を体現してしたように思われる。ある意味、論客6名の中で最も恐ろしい人物。


余談になるが、NHKスペシャル「いま 集団的自衛権を考える」の代わりに、録画しておいた映画「遙かなる山の呼び声」、先ほど見終えたが素晴らしい映画だった。アマゾンで確認したところ、48件ものカスタマビューが寄せられており、しかも評価の内容が凄い。ナント、最高評価にあたる星5つが40人、残りも高評価にあたる星4つとなっている…。以下は同映画に対する代表的なコメントだが、もし未だ同映画を見ていないという読者がいたとしたら、この機会にとお勧めしたい。

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それを言っちゃあおしめえよ
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紹介が遅れたが、現代ビジネスがなかなか良い記事を載せていたので紹介したい。
インテリジェンス対談手嶋龍一×佐藤優
この問題の考え方で「知の武装」レベルがわかる


亀さんは「首相の靖国参拝」と題した記事を、去年の暮れの12月27日に書き、安倍首相の靖国参拝に強い懸念を示した。その亀さんの懸念を分かりやすい形で示してくれたのが、上記の手嶋龍一×佐藤優記事なのだ。

当時、大勢の人たちが安倍首相の靖国参拝にやんやと喝采したが、その後の安倍首相の民意を無視した政に、気づきはじめた人たちが増えてきているのではないだろうか…。

しかし、未だに事の深刻さに気付いていないのは自民党のお偉方なのかもしれない。アメリカ大使館の声明「disappointed(失望した)」の意味する深刻さが分からないお偉方、日本の政体も墜ちたものだ。

週刊現代 靖国問題の核心は、米国の出方です。彼らは強い違和感を表明しています。

佐藤 ええ。それなのに、自民党防衛族の政治家は希望的観測に縋って、「米国の声明のdisappointed(失望した)という単語は、それほど強い意味ではないから、きっと米国は怒っていない」などと言っています。外交上のシグナルを正確に受け止められなくなっている。

手嶋 靖国参拝の当日、在日米大使館が声明を出した直後に、多くのメディアの取材を受けてワシントンの厳しい空気を伝えました。しかし彼らは皆「米国側には参拝直前に伝えていた。米国の声明は大使館レベルのものだから、米政府の意向ということにはならない」と反論するんです。どの社も同じ情報源、つまり官邸の統制を受けている。情けないことです。

佐藤 官邸の情報操作ですね。ワシントンはその後すぐに「米国政府は失望している」と国務省レベルで声明を出しています。

各国はふつう、「こんないい加減な分析しかできない奴らが、日本の政治家や知識層にこれほど多いはずがない」と考える。つまり、「日本はわざと的外れなことを言って、ディスインフォメーション(偽情報)を流そうとしている。悪辣だ」という解釈をされてしまうわけです。単に能力の問題であるにもかかわらず。


ともあれ、安倍首相の靖国参拝を境に、世界の日本を見る目がガラリと変わったことを、上記の記事を通じて知っておくべきだと思う。

飯能屋台囃子大会
4月6日(日)、飯能市中央公園で第39­回飯能さくらまつりが開催、並行して行われた飯能屋台囃子大会がYouTubeで公開されている。



YouTubeを教えてくれたのは、亀さんの在カナダの翻訳者仲間Oさんで、以下のような感想メールを送ってくれた。

昔は祭り囃子なんかは興味が無かったのですが、昭島に住んでいた頃に見に行けば良かった。歯切れの良い江戸囃子系ですね。日本各地日常生活は均一化されてきているんだと思いますが、お祭りにはまだまだ地方色がはっきりあって、この年になって面白いと思います。


そのOさん、この夏に里帰りするという。一昨年も里帰りしており、亀さんはOさんの故郷である京都で再会している。Oさんの地元のお囃子を見たが、見事なものであった。今回も行きたいのは山々だが、京都の夏は暑いからなぁ…。

小さな旅
一昨年の夏に京都一泊の旅に出かけて以来、仕事に追われて旅らしい旅をしていない亀さんだったが、昨日外せない用事が熊谷で出来たので、その機会を利用して小さな旅をしてきた。

行きは東飯能駅から高麗川駅まで行き、同駅で高崎行きに乗り換えて寄居駅へ、さらに秩父鉄道に乗り換えて熊谷に着いた。その間、車窓の外に見える景色は、まさに春爛漫…、自分は桃源郷に居るのではという錯覚に陥ったほどだった。

途中、竹沢という無人駅がある。この駅は、鉄路一路だった国鉄マンの亀さんの父が、国鉄に入社して最初に配属された駅だ。当時は同駅の駅長と父の二人で駅を切り盛りしていたと聞く。そうした事情もあり、同駅を通過する度に思い出すのが、在りし日の父の姿である。

熊谷での用事を済ませた後、今度は秩父鉄道経由で秩父まで行き、そこから西武線で飯能へ帰路に就くというコースを選択した。熊谷辺りでは大分桜も散っていたが、流石に長瀞あたりまで来ると桜の花がちょうど見頃を迎えていた。そして、車窓の桜を眺めながら亀さんが思い出したことがある。

ちょうど半世紀前の話になる。亀さんが中学一年生の時だった。悪友数人と長瀞に小旅行をしたのだが、当時はまだ西武秩父線が開通していなかったので(吾野駅止まり)、東飯能駅から寄居に行き、そこから秩父鉄道に乗り換えて長瀞に行ったのである。確認してみたところ、西部秩父線が開通したのは1969年(昭和44年)10月14日とある。だから、亀さんが長瀞に行った4年後に、西武秩父線が開通したことになる。高校生の時、学年の遠足か何かで秩父に行った記憶があるが、今から思えば開通して間もない西武秩父駅を利用していたことになる。

その時の思い出が一つある。遠足の帰りに西武秩父駅で切符を買おうとしたら、当時西武鉄道に勤めていた叔父が窓口におり、お互いに目が合って「アレ…!」と思わず亀さんは声を発したのだった。そして亀さんが運賃を払おうとすると、叔父は要らないよという仕草を見せ、頑として運賃を受け取ってくれなかったのを覚えている。その叔父もすでに鬼籍に入った。帰りの飯能行きのレッドアロー号の中で、満開の桜を眺めながら今や亡き父や叔父のことを偲びつつ、自分もあと何回満開の桜を見られるのだろうかと、ふと思った。人生は泡沫、まさにまほろばのようなものだと、あれこれ感慨にふけているうち、いつの間にか飯能駅に着いた。

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STAP細胞騒動
昨日の夜のニュースは、同日行われた小保方晴子さんの記者会見で持ち切りだった。70日にわたった今回のSTAP細胞騒動を傍から眺めてきた亀さんは、基本的に久保方さんの側に立つ。以下は、その理由である。

理由その1:任侠心
最初に、事の真偽云々といった以前に、大手マスコミと理化学研究所の久保方叩きは〝異常〟である。飯山一郎さんが自身のHPの最新記事、「◆2014/04/10(木) STAP細胞も 乳酸菌がつくった可能性」で、判官贔屓としての立場を強調していたが、亀さんも同様の意味で、任侠心から久保方さんの側に立つ。

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理由その2:STAP細胞
亀さんが今回の一連の騒動について発言するのを控えていたのは、STAP細胞の真偽のほどを見極めたかったからだ。そんな折、上記の飯山一郎さんの「◆2014/04/10(木) STAP細胞も 乳酸菌がつくった可能性」を読み、久保方さんは間違いなくSTAP細胞の作製に成功していると確信することができた。

久保方さんの側に立つ理由は以上だ。参考までに飯山さんの記事以外で、亀さんの目を引いたSTAP細胞関連の記事を、簡単なコメントとともに以下に示しておこう。

小保方氏会見が浮き彫りにした杜撰理研内部調査
 植草一秀氏の記事である。昨日の久保方さんの記者会見を、最も的確かつ分かりやすく書いており、その上で利権…、じゃなかった理研という組織を「独立行政法人理化学研究所の対応がお話にならないほど、拙劣である」と、一刀両断にしているあたりは流石である。

ips細胞の第一発見者は山中教授ではない。山中教授は研究グループの統括責任者にすぎない。ips細胞グループとSTAP細胞グループの暗闘が「小保方晴子バッシング報道」の根源にあるのではないか?
 山崎行太郎氏の記事である。基本的に今回の山崎氏の記事に賛同する。それにしても、iPS細胞の山中伸弥教授、亀さんはSTAP細胞が発表された当時、久保方さんを絶賛していた山中教授しか知らなかったのだが、山崎氏の記事を読み、「山中教授が国会の何処かの委員会に出席して、研究ノートがどうの、最近の30代の研究者は未熟だのと、理研やマスコミと口裏を合わせたかのような発言をおこなっていた」ということを知り、ナルホド山中氏もついに〝取り囲まれてしまった〟のかとがっかりした次第である。

プーチンの「スノーデン」というカード!
 上記の記事は「日本人の研究!」というブログからであるが、亀さんが注目したのは同記事の以下のコメント欄だ。

>、ブラックNHKの番組に出演している山中伸弥の様子、さらには、小保方騒動についての彼のコメントには、何か異様なものを、感じてしまいます。
>Jack 天野さん2014/04/03 13:37

そのとおり。iPS細胞は動物細胞とのキメラであり人間への治療にはまったく使えません。ノーベル賞受賞時にマスゴミにバッシングされたヒト肝細胞由来幹細胞治療成功させた日本人医師がいましたがあちらが本当のノーベル賞ですね。小保方さんも日本マスゴミに叩かれているからSTAPは本物だと明らかにわかります。
なぜなら日本政府と日本マスゴミが言うことは何から何まですべて嘘だからです。


大分前になるが、仕事で理研を訪問したことがある。その理研の所長・野依良治氏はノーベル賞をとっているが、一度ノーベル賞選考委員だった藤井尚治氏のエピソードを下敷きに、ノーベル賞のウラを書きたいと思っている。

ちゃんと伝わった!
亀さんは毎日のように放送されている映画を録画し、DVDに焼くのを趣味としているんだが、仕事(翻訳)の締め切りに追われているため、DVDが溜まる一方だ。これは本にしても同様で、今年購入した本で未読の本が、ナント積み上げると1メートルにもなる…(泣)

それでも、いつの日にか時間ができるだろうと思いつつ頑張っている亀さんである。ところで、昨日録画しておいた2本の映画、「ブラッディ・ガン」と「ちゃんと伝える」は掘り出しモンだったと思う。「ブラッディ・ガン」については、「邦題に騙されるな! 『ブラッディ・ガン』」という記事を読み、ブルース・リー映画のように思わず拳を握りしめるような映画とのことなので、時間が取れたら真っ先に見てみよう。ソー言えば、今東光和尚も「オレはいまでもテレビで西部劇を観ていると、五体がカァと熱くなる。とくに殴り合いになると、思わずオレも両手を動かしてしまうくらいだ」とか言っていたなぁ…。

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もう1本の映画「ちゃんと伝える」だが、ウィキペディアで粗筋を確認する限りでは、なかなか良さそうな映画だ。DVDに焼いた映画をデータベース化していることもあり、亀さんは映画の主な出演者を調べることが多い。同映画でも奥田瑛二、高橋惠子、高岡奏輔は分かったが、伊藤歩は?であった。そこで、ネットで確認したところ、ナント「深夜食堂」でソープランド嬢として登場していた、あの煮こごりが大好きという女の子だった…。これは楽しみが増えたワイ!

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ところで、「深夜食堂を褒めちぎる」という面白いブログがある。「深夜食堂」ファンは早速アクセスしてみよう。ホント、「深夜食堂」はTV版「男はつらいよ」だョ。

ハンセン病者だった黒田官兵衛
拙稿「山本覚馬と教育勅語」で、現在NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」に登場している黒田官兵衛が、実はハンセン病を患っていたことを亀さんは書いた。このあたりの詳細は、世界戦略情報誌『みち』12月1日号に載った、落合莞爾さんの「洞察日本史」の一読をお勧めする。
伏見宮と散所商業網 6 結数理系シャーマンの流れ

殊に、以下の行が目を引くことだろう。

ハンセン病について繰り返し述べてきたのは、結局この病気が社会に与えた影響を理解しないで古代史・中世史を論じても意味がないからである。


併せて、昨秋、天皇皇后両陛下が熊本にある、国立ハンセン病療養所・菊池恵楓園を訪問されていることを思い出していただきたい。



そのハンセン病を取り上げた映画が近く上映されると、今日の東京新聞の夕刊にあった。

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寅さんのことば 第2部 02

貧しいなぁ、うちのメニューは、もうちょっと何かこう心の豊かになるおかずはないかい。たとえば厚揚げだとか筍の煮たのだとか。
第10作「男はつらいよ 寅次郎夢枕」


先週、叔父の葬儀でン十年ぶりに再会した従兄弟のT君が、「男はつらいよ」を全巻揃えているという話を、「叔父との別れ」に書いた。そこで思い出したのが、T君が生まれる1ヶ月ほど前の夏のある日、弟を連れてT君の家に泊まりに行った時のことだ。臨月だったのだろう、大きなお腹の叔母は応援に来ていた妹に手伝ってもらいながら、当時中学一年生だった亀さんと小学生の弟のため、一所懸命にあれこれ食べさせてくれたのが今では懐かしい。

おいちゃん、おばちゃん、寅さん、博、さくらなどで、賑やかに食卓を囲んでいるシーンが「男はつらいよ」によく登場するが、叔母の家で囲んだ食卓もそれに負けないくらい賑やかだったのを思い出す。

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原子力村という闇
飯山一郎さんか重要なブログ記事を書いている。

日本の全ての原発の安全管理はイスラエルの会社が行っていますが、この事をメディアは一切報道しません。頻繁に東電の記者会見が行われているにもかかわらず、何故か管理会社の事は全て伏せています。まさに伏魔殿。


無論、亀さんも日本にある54基の原発のブラックボックスは、日本ではなく外国、すなわちイスラエルのコントロール下にあることは知っていた。そして、上記の記事以上に詳しいことについては、残念ながら亀さんは知らないので書きようがないのだが、一つだけ気になっていたことがある。

それは、福島原発を建設したメーカーはGE(ゼネラルエレクトリック)という、世界最大のアメリカの総合電機メーカーという事実だ。実は、福島原発の事故の直後から、数ヶ月ほどGEの責任を厳しく追及していた一人の日本人がいた。名前を藤田東吾という。亀さんは同氏について旧ブログに書いたことがある。
『月に響く笛 耐震偽装』

福島原発事故から数ヶ月ほどの藤田氏は、傍から見て大変勇ましく、徹底的にGEの責任を追及していたのだが、しばらくすると全く発言しなくなり、いつの間にかツイッターやブログも閉鎖してしまったのである。これが何を意味するかは、賢明な読者ならお分かりいただけよう。

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モサド情報に〝詳しい〟佐藤優氏に、このあたりの背景を含め、ことの真偽を少しだけでも書いて欲しいところだが…。

直近に迫った朝鮮半島統一!
直近に迫った朝鮮半島統一!」が、行政調査新聞の4月号に掲載された。驚愕の朝鮮半島の近未来が描かれている行では、読者の目が釘付けになるはずだ。また、横田夫妻がモンゴルで、孫娘夫婦と会った背景についても詳細に書かれている。

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節約、節約、そして節約…
4月1日から消費税が8%にアップされたのを機に、徹底的に節約していくことに決めた亀さんだ。それにしても、安倍内閣というのはどうしようもないバカ内閣だワイ…。

ここで、消費税を引き上げたことによって、日本はどうなるかを分かりやすく解説している本が、北野幸伯氏の『プーチン最強講義』である。北野氏は消費税増税によって、日本経済は〝奈落の底に突き落とされる〟と書いているが、全く以て同感である。来年はさらに10%アップだから、もはや日本経済沈没は既定路線になったも同然である。

こうなった以上、テレビで毎日のように放送されている痴呆グルメ番組は無視して、豆乳ヨーグルトを中心にした少食に徹していこうと決心した亀さんであった。最近、そんなことを話題に、女性翻訳者のAさんとメールでやり取りした。

Aさん:こんにちは。4月に入って、消費税は上がったけれど、翻訳料はいつ上がるのかしらと考えている今日この頃です。

亀さん:消費税が上がったのを機に、少食に徹したいと思います。放射性物質にまみれた食料を食べる機会が減るし、食費も節約できるという具合で、一石二鳥です。

Aさん:適度な少食は体に良いかと存じますが、最低限、翻訳ができる体力は温存しておいてくださいね。

亀さん:ハイ…


消費税増税で日本経済はどうなる?
みなさんご存じのように、民主党の野田内閣は現在5%の消費税を、2014年4月から8%、2015年から10%まで引き上げることを決めました。その後の自民党・安倍政権も事実上これを踏襲しています。
ここまで読まれたみなさんは、この「消費税倍増計画」が、日本経済に落とされる「原爆」であることをご理解いただけるでしょう。
消費税が上がったら、みなさんどうします?
そう、「買い物」(消費)をひかえますね?
消費が減ると、物をつくっても売れないので「生産」を減らします。
物やサービスが売れなくなれば、企業の売上げと利益は減り、「所得」が減ります。
すると企業は、給料を減らしたり、リストラをするでしょう。
そのために当然、個人の「所得」も減ります。
所得が減るということは、手元に残るお金が減るということで、個人も企業もさらに「消費」と「投資」を減らすでしょう。
こうして、不景気のスパイラルはさらに加速度を増し、日本経済を奈落の底に突き落とすことになるのです。
野田さんは、「財政再建」を目指して、「不退転の決意」で消費税増税を目指していた。安倍政権も同じ。
しかし、その意図とは正反対のことが起こる可能性が非常に高いのです。
図にしてみましょう。現状は、

消費減→生産減→所得減→(以下同じプロセスのくり返し)

ここで、「消費税引き上げ」が行われます。

消費減→生産減→所得減→【消費税引き上げ】→消費激減→生産激減→所得激減→(以下同じプロセスのくり返し)

『プーチン最強講義』p.269


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