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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
金王朝
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飯山一郎さんの北朝鮮シリーズ、「金王朝の “深い謎”」および「ビビンバ!北朝鮮!」は、今でも掲示板「放知技」の冒頭に残っている。この2本は、北朝鮮の裏史に迫る上で極めて貴重な史料だからだろう。小生は今でも時折、両史料にアクセスしているほどだ。

よって、本稿では金王朝について少し敷衍してみよう。

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元工作員金賢姫に聞く!第一部

最初に取り上げたい人物は、大韓航空機の爆破に関与した金賢姫だ。金賢姫は一度だけだが、横田めぐみさん本人に会っているだけではなく、横田めぐみさんが金正恩の生母であることを裏付けてくれる人物でもある。そのあたりについては、飯山さんの「金王朝の “深い謎”」に詳述されているので確認していただくとして、その金賢姫に対して李相哲氏が昨年(2022)11月、貴重な単独インタビューを試みており、それが以下の三本だったのだが、残念ながらバンされてしまったため、現在は観ることができない。

(917) (2022.11.29)元工作員金賢姫に聞く!インタビュー映像解説編
(917) (2022.11.29)元工作員金賢姫に聞く!第一部 生い立ち、如何にして工作員になったか
(946) (2022.11.30)元工作員金賢姫に聞く![第2部] 政治に翻弄されて35年!恋愛.結婚.家族


幸い、バンされる前に小生は上記動画を一通り観ている。内容が内容だっただけに、直ぐにもバンされるであろうと思い、ダウンロードするつもりでいたが、当時は仕事に追われていたこともあり、実際にダウンロードしたのは印を付けた動画のみだった。ただ、改めて[第一部]を観た限り、飯山さんの「金王朝の “深い謎”」を超えるものではなかった。

この「金王朝の “深い謎”」に、以下の記述があるのに注目されたい。

このKAL爆破事件の本当の主役は、金賢姫ではなく、金正日と横田めぐみさんだ!


つまり、金賢姫は手駒に過ぎなかったということなのだが、一方で同稿の以下の記述が意味するところは、金賢姫がいなかったら、横田めぐみさんが金正恩を生んだということが分からないままだっただろうということだ。

もし、大韓航空機の爆破! この事件の主犯が金正日でないとしたら、
今まで苦労して実証した「めぐみは金正恩の母」説は、音をたてて崩れてしまう…。


現在の北朝鮮を本質的に理解するには、一度太古の時代に遡り、朝鮮半島のみならず遼東半島をも含む、満州一帯で繰り広げられた激動の歴史を紐解く必要がある。その意味で、拙稿「天武天皇05」で箕子朝鮮を復習していただきたいし、満州すなわち瀋陽軍区に大勢住んでいる、朝鮮族が北朝鮮を守っていること(「瀋陽軍区の正体」参照)、および北朝鮮は大日本帝国の残置国家であること(旧ブログ「金王朝の “深い深い謎”」参照)がお分かりいただけるだろう。

では、上述の〝基礎知識〟を身につけたことを前提に、以下に筆を進めていくので、腑に落ちないと思った箇所に出会ったら上述の〝基礎知識〟に戻り、もう一度復習していただきたい。

最初に、金王朝について書くからには、皇統(天皇の血統)について簡単にお復習いをしておこう。

日本は万世一系の神国だと耳にしたことがあるだろう。つまり、日本は男系の皇統(「皇位継承」参照)が綿々と2600年以上の長きにわたって続いてきた国だ。このあたりが、ヨーロッパの女系王室と最も異なる点である。そして、北朝鮮は旧大日本帝国が創った残置国家でもあり、金日成を始祖として金王朝の最終的な体制づくりをしている最中だ。

金正恩の生母である横田めぐみさんには、日本の高貴な血が流れている。かつての小生は横田めぐみさんの御母堂である横田早紀江さんは、李垠皇太子と梨本宮方子皇太子妃の間に生まれたものとばかり思っていたが、かつて大変お世話になった山浦嘉久さんから、「横田早紀江さんは高貴の出であることは、ほぼ間違いないと思うが、何れの宮家(京都)の出かまでは分からない」という回答を直接もらっている(「金正恩死亡?」参照)。

それから、金正恩=影武者説あるいは死亡説だが、元ウクライナ大使だった馬渕睦夫氏は、「今の金正恩は影武者で、本物の金正恩は既に死んでいる」と明確に語っていた。ブログ『文殊菩薩』の野崎晃市博士も、「金正恩の娘がデビュー」と題する記事を公開、金正恩は逝去した可能性があり、今の金正恩は影武者だろうと野崎博士は推定している節がある。このあたりについての小生の見方は、上掲の拙稿「金正恩死亡説」を参照にしていただくとして、今回は深入りしないでおこう。

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横田めぐみさん(右)と孫の金主愛(左)

次に、上掲の野崎博士の記事にも掲載している金正恩の次女についてだが、「金正恩の三人の子供の誰かが、成人して国王のような地位に就き、南北統一にのり出すかもしれない」と野崎博士は書いていた。小生が注目したのは金正恩の子どもが三人おり、そのうちの一人が男子であることだ。

仮に金正恩が日本の皇室に倣うのだとすれば、男系皇統の金王朝にするはずで、長男が金王朝の〝神武天皇〟になるのではないだろうか・・・。つまり、〝聖徳太子〟が権威と権力とを分けたように、長男を金王朝の初代天皇にする、すなわち権威が付与され、一方で次女が政治を司る、すなわち権力を付与されるのではないだろうか・・・。

今回、金正恩が政治の表舞台に長女ではなく、次女をデビューさせたのも、多分次女の方が長女よりも政治家向きだと、金正恩が判断したからではないのか・・・。金正恩自身も三男でありながら主席に上り詰めたことを思えば、無理のない推測だと個人的に思っている。

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最後に、野崎博士が編集した『飯山一郎最終講義』の副題、「金正恩が統一朝鮮王になる!!」を思い出していただきたい。仮に今でも金正恩が生きているとすれば(多分生きていると個人的には思っている)、金正恩は近未来の東アジアの政治・経済、ひいては世界の政治・経済の要(リーダー)に成るだろうし、それだけの器の持ち主であると小生は確信している。何故にそう言えるのかについては、『飯山一郎最終講義』に目を通せば自ずと納得いただけるはずだ。

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911の深層 02
昨日はアメリカ同時多発テロから、21周年を迎えた9月11日だったこともあり、このテーマをブログ記事に取り上げるつもりでいたが、仕事(翻訳)に追われていたこともあり、アップが本日になってしまった。なを、本稿の場合、2014年9月12日にアップした、「911の深層」続編の形をとっているので予めお断りしておく。

では、最初に本日の9月12日に公開された、及川幸久氏の動画から入っていこう。


2022.9.11 21年目の今日【及川幸久?BREAKING?】

この動画を一通り観たが、及川氏も懸念しているように削除される可能性が高く、今のうちにダウンロードしておくことをお勧めする。

昔の話になるが、911事件が起きた翌日の2001年9月12日、小生はIBT(国際事業開発株式会社)で会議があったので上京しているが、途中の池袋駅に着いて真っ先にキオスクに駆けつけ、並んでいた多くの新聞雑誌の中からFT(Financial Times)を購入、今でもそのFTを大切に保管している。

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それから一ヶ月ほどが経ったある日、脱藩道場の仲間数名と都内の喫茶店で落ち合った。当然、話の中心テーマは911事件についてであり、多岐に亘って語り合った。話が佳境に入り、事件の黒幕は誰(組織)かという追究に及んだので、小生は躊躇うことなく「イスラエル」と即答している。当時はアシュケナージについての知識が乏しかったこともあり(拙稿「偽ユダヤ」参照)、今となっては勘違いも甚だしかったと恥じ入るばかりだが、国際金融資本家の多勢を占めるユダヤ人を指すつもりで、当時の小生は彼らの故地であるイスラエルと答えてしまった訳である。

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2001年といえば、ようやくインターネットが普及し始めた頃であり、国際金融資本について取り上げたサイトは極めて少なかった時代だった。しかし、その後は玉石混交ではあったものの、雨後の竹の子の如く大量のサイトが出現、自分なりにそれらのサイトを批判的に読み進めたり、様々な会合に顔を出したりすることで、己れなりに情報の洪水を整理し、吟味してきたこともあり、かなりのところまで真偽を見極める力がついたと思う。

ともあれ、今日では多くの人たちの目に、DS(ディープ・ステート)による悪業の数々が分かるようになったのは喜ばしいが、実のところ、そうとばかり言っていられないのである(以下の動画参照)。

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ところで、露宇紛争と云えば主役の一人がプーチンであるが、贔屓にしているブログの一つ、「Malt Whisper」が以下のような新記事をアップしていた。
東方経済フォーラムでプーチンが怒りの演説/西側諸国の腐敗・汚さから目を背けるな?

かなりプーチンの人物に迫った良記事だと思う。それにしても、グローバリストvs.ナショナリストという構図で見れば、プーチンはナショナリスト派のリーダーということになるが、敵方のグローバリストも中々手強い相手であること、肝に銘ずるべきだろう。


【真実系の落とし穴】国や政府に怒れば怒るほど逆にコントロールされます

習近平の肚 2
7年半前、小生は「習近平の肚」と題する記事で、以下のようなことを書いている。

今回の新著の主テーマである習近平だが、2013年3月14日、第12期全人代第1回会議で、国家主席・国家中央軍事委員会主席に選出されて以降、亀さんは習近平の言動を注意深く見守ってきた。そして、朧気ながらも漸く習近平の全体像を掴めつつあり、今ではロシアのプーチンに匹敵する政事家であるとすら思うに至っている。


7年半が経った今日、プーチンに対する見方は今でも変わっていないものの、習近平に対する見方は大きく変わった。つまり、この男は紛れもないグローバリストであり、アチラ側の人間であるということだ。

習近平がやってきた悪業は無数にあるのだが、今回は一つだけ取り上げておこう。それは、習近平を陰で支えている浙江財閥との関係についてだ。深田萌絵さんが作成した以下の図をじっくりと眺めていただきたい。

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里見甫については、旧ブログの「阿片王 満州の夜と霧」と題する記事で取り上げている。

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深田さんの著書『ソーシャルメディアと経済戦争』の第1章、「プロパガンダという武器」の小節「世界監視ビジネス」に目を通せば、例のTSMCが浙江財閥系の会社であることが一目瞭然だ。詳説は深田さんの『ソーシャルメディアと経済戦争』で確認してもらうとして、今までに深田さんの一連の動画を観てきたことから言えることは、彼女は本物であり、従って動画で語っていることや自著に書いていること、本当の事実を述べていることが分かるのである。

たとえば、習近平がグローバリストであることを、かなり明確に指摘していたのが以下の動画だ。


中国派閥争いへ!!中露会談で浮上した、習近平は●●スパイ説?【深田萌絵TV】

また、深田さんの動画を通して知ったことも幾つかあり、最近の例で言えば以下の動画だ。


中国共産党内部紛争、習近平側近が失脚!?【深田萌絵TV】

習近平と江沢民は敵対していると語る識者が多いのだが、どこか変だと今まで思っていたところ、上掲の動画を見て、「やはり」と思ったものである。

それから、自民党の高市早苗議員が、台湾の蔡英文総統を大変尊敬しているということを、先の総裁選の時に知った時、小生は蔡総統の正体を知っていただけに、「アレ?」と思ったものだ。そのあたりについても、深田さんが動画にしていたのは流石だと思った。


【自民党総裁選】高市早苗議員がラブコールを送る危険人物 【深田萌絵TV】

その総裁選時、高市議員を全面的に応援していたのが、安倍晋三元総理だったのは記憶に新しいところだが、果たして安倍元総理は蔡総統の正体、さらには浙江財閥と中共との繋がりを、どこまで捉えているのか知りたく思う。このあたり、以下の深田さんの動画を見ているだけに、大いに関心を抱いている点だ。


【ウクライナ侵攻】安倍元総理『核の共有』構想が習近平を救う!?【深田萌絵TV】

それから小生が腑に落ちないのは、ロシアがウクライナに侵攻した日、すなわち2月24日の安倍元総理の発言である。

「まさに戦後私たちが作ってきた国際秩序に対する深刻な挑戦であり、断じて許すわけにはいかない」と批判した。
安倍元首相「国際秩序に対する深刻な挑戦」 ロシアの軍事侵攻


これは、単なる政治家特有の〝ポーズ〟なのか、それとも、「本音」なのかは、暫く様子を見守っていきたいと思う。ただ、これが安倍元総理の「本音」だとしたら、個人的に相当がっかりするだろうなと思った。以下は安倍元総理の謂うところの国際秩序、すなわち国際法について、掲示板「放知技」に昨日投稿したものだ。

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https://grnba.bbs.fc2.com/reply/17342561/59/

あれだけの優れた外交を展開した安倍元総理だけに、ロシア批判は単なる「ポーズ」だったと思いたいのは山々なのだが・・・

【追加動画】

【TSMCとマフィア】自民党でかん口令を敷いたのは、あの大物議員だった!?【深田萌絵TV】

あの大物議員」とは誰のことか? 上掲の動画に耳を傾ければ分かります。

プロパガンダ 3
一ヶ月前の2月24日、ロシアとウクライナ間で戦争が勃発して間もなく、ウクライナ情勢を取り上げた記事や動画に、かなりの頻度で登場するようになった識者の一人に、元ウクライナ大使の馬渕睦夫氏がいる。その馬渕氏を徹底的に批判した識者グループが存在するが、その一人が内藤陽介氏だ。


なぜ米大統領選で陰謀論が流行ったのか? 内藤陽介 倉山満【チャンネルくらら】

内藤氏は米大統領選を巡って、掲示板「放知技」でも盛んに取り上げられていた、「ドミニオン」あるいは「クラーケン」について、〝フェイクだったと、今や大半の人が認識している〟(1:38~)と冒頭で語るのだが、どうやら小生は少数派に属するようで、未だに「ドミニオン」や「クラーケン」を信じている。

それよりも面白いと思ったのは、内藤氏が動画の終わりの方で(16:58~)、以下のように発言していたことだ(読みやすくするため、編集加工している)。

(話し相手が)「DSはある」という前提で話をしてきたら、その瞬間から信用してはいけない。

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その内藤氏、「DSを流行らせたのは、馬渕氏だ」と辛辣に批判していた。そして、内藤氏の対談相手であった倉山満氏も、内藤氏の発言に頷いていたのが印象的だった。

その倉山氏だが、飯山史観を編集中の身として、同氏の歴史に纏わる著作や動画に注目してきたし、殊に足利尊氏と佐々木道誉を取り上げた同氏の動画は見応えがあったので、飯山史観シリーズでも紹介したほどである。そして、憲政史家でもある倉山氏は、優れた西郷隆盛についての本を執筆しており、小生は拙稿「大英帝国の影」で紹介、以下のようなことを書いている。

倉山氏の著書は「国際政治の力学」、「国内の政治力学」、そして「国際法」という、三つの視座から成る西郷隆盛論であり、こういう類いの本は本邦では初めてだと、司会を務めた江崎氏が動画の冒頭で指摘していたが、その通りだと小生も思う。

何故なら、17年前の拙稿「西郷隆盛」、今の時点で読み返してみるに、改めて「国際法」の視座が欠如していたのに気づかされるからだ。だから、手直ししたい気持ちに掻き立ててられるものの、当時の己れ知的枠組みの狭さを、如実に示したものとなっているので、そのまま手を加えずに同記事を残しておくこととしたい。

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倉山氏の『工作員・西郷隆盛』は、自身が同書のPR動画を作成しており、上掲の拙稿でも紹介した動画だが、ここでも改めて再掲しておこう。


「工作員西郷隆盛」倉山満 宮脇淳子 江崎道朗【チャンネルくらら・12月2日配信】

この動画の冒頭で司会の江崎道朗氏が語っていた、『工作員・西郷隆盛』についての書評は、実に注目に値すると思ったので、以下に転載しておこう(2:23~ 読みやすくするため、編集加工した)。

国際政治という大きな文脈の中で議論する時、坂本龍馬は誰かのスパイだったといった際物理論は一杯あるし、また外国の操り人形だったという論者もいる。しかし、そんなもので世の中動くはずがない。そうした中にあって、国際社会の政治力学、国内の政治力学、国際法の三つの視座から西郷隆盛について書いた本は、恐らく『工作員・西郷隆盛』が初めてではないだろうか。


つまり、西郷隆盛に関する本は人格者の西郷隆盛といった、人物論の本が殆どを占めており、あとは司馬遼太郎の『龍馬がゆく』に代表される、大河ドラマチックに描かれている西郷像が、殆どだと江崎氏は主張しているわけである。

江崎氏はインテリジェンス情報学を専門としており、小生も同氏の著作や動画の幾つかを拙ブログで取り上げてきた。たとえば最近で言えば「プロパガンダ 1」だ。

では、内藤氏、倉山氏、江崎氏らは、今回のウクライナ情勢をどのように捉えているのか? 以下は戦争が勃発した2月24日当日の動画であり、彼らの物の見方・考え方が分かると思う。


【全編公開!】「ウクライナ情勢分析」救国シンクタンク(2022年2月24日)オンライン公開研究会 Youtubeライブ

ここで、内藤氏、倉山氏、江崎氏らの著書や動画を読んだり観たりしてきたことから思うことは、〝遊び〟が少ない、換言すれば「証拠資料」を重んじすぎているということだ。その辺りについては、掲示板「放知技」でも少し触れており、その一部を以下に抜粋しておこう。

しかし、最も小生が腑に落ちないのは、文書化されていないものについては、結論を急ぐべきではない、といったことを同氏が主張している点です。その気持ちは分かるのですが、それなら、例として光秀=天海説は何等証拠を示す史料が残っていないという理由で、光秀=天海説を頭から否定するのかと言いたくなります。史料が無いのなら、自分で考え抜くという作業こそが、真のインテリジェンス能力を身につける根本(王道)であり、柏原氏の謂う「プロパガンダを見破る力」は、インテリジェンス能力の一部に過ぎないと思います。その意味で、将来的にも「文書として確定される」可能性が極めて低いからこそ、柏原氏が嫌っている「推測に推測を重ねる」という作業、すなわち自分の頭で考える作業が必要になると個人的には思います。
https://grnba.bbs.fc2.com/reply/17343603/20/


逆に、『魏志』の「倭人伝」などという、〝間違った〟史料を叩き台にしてしまったため、収拾がつかないのが邪馬台国を巡る論争(近畿説vs.九州説)である。このあたりの詳細は、拙稿「青州で思ふ(4)」で触れた。

この拙稿を久しぶりに読み返してみて、改めて故山形明郷先生の『邪馬台国論争 終結宣言』(星雲社発行)は凄い本だと思った次第である。また、山形先生の高弟だった飯山一郎さんも日本書紀を巡って、優れた洞察を遺してくれている。そのあたりは拙稿「飯山一郎の“新日本建国神話”第2話」に書いたので参照していただきたい。同記事でも引用したことだが、ここでも以下に引用しておくので、、飯山さんのインテリジェンスの凄さを知って欲しいと思う。とにかく、史料だけでは本当の歴史が分からない時もあるのだ。

『日本書紀』というのは、当時世界一の大帝国だった〝大唐帝国〟を見事にダマしきった、壮大な「歴史物語」なのです。


裏付けとなる史料が無いあるいは少ないのであれば、あとは己れのインテリジェンスで補うしかないのだし、また、『魏志』のように、間違って解釈しているようではどうしようもない。

プロパガンダ 2
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拙稿「プロパガンダ 1」についての感想を、suyapさんが掲示板「放知技」に投稿してくれたことが切っ掛けとなり、『ミトロヒン文書 KGB・工作の近現代史』を巡って、suyapさんと多くを情報交換できた。
https://grnba.bbs.fc2.com/reply/16580696/975-980/

ところで、小生は>>978で以下のように書いている。

どのようにケネディ大統領はキューバ危機を回避したのかについては、『ミトロヒン文書 KGB・工作の近現代史』に詳述してありますが、決め手になったのがアメリカ側に寝返ったソ連のスパイでした。彼は核兵器を専門としていたのですが、高空から撮影したキューバの写真を解析して、核兵器基地がキューバの地に、建設中であることを突き止めています。このスパイの情報が無かったら、本当に第三次世界大戦が勃発していた可能性大でした。


すると、suyapさんから>>979で以下のような問い合わせがきたのである。

そのスパイはペンコフスキーとは別人なのでしょうか?
ちなみにペンコフスキーは1962年10月のキューバ危機勃発直後にモスクワで逮捕され、翌年5月に処刑されています。『ミトロヒン文書 KGB・工作の近現代史』に出てくるペンコフスキー関連の記述に興味があります。


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それに対して、小生は>>980で以下のように回答している。

ご推察のとおり、ペンコフスキーです。『ミトロヒン文書 KGB・工作の近現代史』も、p.176あたりからペンコフスキーについて、かなりのページを割いていました。


ここで小生は、「『ミトロヒン文書 KGB・工作の近現代史』に出てくるペンコフスキー関連の記述に興味があります」と、>>979で書いてきたsuyapさんに何等かの回答しなければと思った。また、ペンコフスキーを巡ってプロパガンダや諜報について、色々と考えを巡らすのも悪くないと思ったのである。

そこで、ペンコフスキーについて考えを巡らしてみたところ、以下の三つのポイントを解明してみたいと思うに至った。

1.ペンコフスキーが生存前後のソ連事情
2.ペンコフスキーが西側に寝返った理由
3.ペンコフスキーにとっての国益とは?


最初に、「ペンコフスキーが生存前後のソ連事情」だが、処刑されたのが1963年5月16日、フルシチョフがソビエト連邦共産党中央委員会第一書記(1953年9月7日 - 1964年10月14日)の時代であった。そのフルシチョフは、宮廷クーデターにより第一書記の座を1964年に追われている。フルシチョフが失脚した背景として、ウィキペディアは以下のように記している。

フルシチョフによる集団指導体制を無視した自らへの権力の集中(第一書記と首相の兼任)、さらには前述のように同志に対する叱責や暴言や外国での粗野な振る舞いを繰り返したため、ひそかにニコライ・イグナトフ、アレクサンドル・シェレーピン、ウラジーミル・セミチャストヌイ、レオニード・ブレジネフらが中心となった反フルシチョフ・グループがフルシチョフの追い落とし、あるいは暗殺を着実に準備していった。ブレジネフはフルシチョフの毒殺や専用機の爆破をも企んだとも言われている。


ここで、フルシチョフ前のソ連はスターリンが牛耳っていたわけだが、スターリンが何を行っていたかというあたりは、『ミトロヒン文書 KGB・工作の近現代史』に詳述してある他、多くの史料が書籍やネット記事として出回っているので多言は不要かと思う。ともあれ、端的に言えばスターリンが行った大テロル(恐慌政治)こそ、小生が>>976で述べたアンドロポフ〝限界〟の最大要因だったのだ。この大テロルのもたらしたものについて、明白に述べた箇所を以下に引用しておこう。

外国語に堪能な海外諜報担当者やスターリンに進言するような知見のある幹部は大テロルで軒並み処刑されてしまい、ソ連の国内政治闘争で何とか穏便に生き抜いていくことしか考えていないような人たちが次の世代を担うことになったわけです。
『ミトロヒン文書 KGB・工作の近現代史』p.177


次に、「ペンコフスキーが西側に寝返った理由」だが、suyapxさんが紹介してくれた「恩師と一冊の本の思い出(1)」を中心に言及してみよう。

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上掲の記事を書いたのはワイン研究家の金子三郎氏で、『ペンコフスキー機密文書(The Penkovskiy Papers)』(1966年、集英社刊)の一部(50ページ)を分担翻訳した方である。その金子氏が以下のように書いている。

では何故、軍人としてエリートの道を歩み続け、出世を望む野心家でもあり、ソ連の権力の座に近い地位にあった一人の情報将校が、国を裏切ったのかという疑問が絶えず付き纏います。

ペンコフスキー大佐をしてソ連政府に対して積極的な反逆者に仕立てたものは、敢えて単一要因を挙げるとすれば、何よりも、恐らくフルシチョフ(1894-1971)の冒険主義によって触発されるかもしれない、突発的な核戦争への恐怖だったと考えるのが正しい答えのように思います。ペンコフスキーは、ソ連の核戦争準備だけでなく、フルチショフが核戦争の脅威を利用しようとする無謀さについても、その真相を知る数少ない一人だったからです。彼は明らかにフルシチョフとソ連の指導部を憎んでいました。そして「わが共産主義社会」と呼ぶものは、ひとつの欺瞞に過ぎないものだと信ずるに至ったのでした。何とかしてエネルギーを絞り出し、ソビエト連邦の偉大なる要素と生活力を平和的目的へと転換させることが必要である。大きな世界的闘争を引き起こさせないためにも ― これは私が、私の観察したことを、アメリカ合衆国とイギリス国の人々に対して書いた真の理由である、とペンコフスキーは述べています。


要するに、本当にフルシチョフが核戦争を引き起こしかねないと思ったことが、ペンコフスキーが祖国ソ連を裏切った最大の理由だった、と金子氏は語っているわけである。確かに、小生も十代後半から二十代の頃にかけて、核による世界大戦勃発を恐れていた一時期があったし、関連の書籍や雑誌にも少なからず目を通した経験があるので、金子氏の言い分、分からないでもない。

しかし、本当に核戦争防止ということだけが、西側に寝返った理由だったのだろうか・・・。核戦争を防止したいという崇高な思いだけで、人は果たして死を賭してまで行動に移せるものなのだろうか・・・。思案に暮れていた時、ふと以下の金子氏の記述が目に留まった。

最後の危機が身に迫った時、彼の頭に浮かんだのは、自分の家族を何とかしてソ連の国外へ救出させることでした。ペンコフスキーは金銭欲のためにスパイを働いたとは到底考えられません。


家族・・・、そうなのだ! と思わず膝を打った。ここにペンコフスキーが〝裏切り行為〟に打って出た、原点があったと解ったのである。換言すれば、己を大事にできない者に、家族、地域社会、さらには母国への愛が持てないのは道理ということなのだ。無論、ペンコフスキーの個人的な思想など他の動機もあったと思うが、何よりも核心は、家族、地域社会、そして母国への愛だ。

ここで話は横道に逸れるが、小生が気になったのは上掲の金子氏の記事に、「先生宅にタス通信の現役の記者も集まって」という記述があったことだ。タス通信と云えばソ連の国営通信社であり、その通信社の現役記者との交流があったことを示す行なので、『ペンコフスキー機密文書』の監修的な立場にあった佐藤亮一氏の思想歴が気になったのである。念のため、同氏は他にどのような書籍を翻訳したのかネットで確認してみた。すると、確かに『ペンコフスキー機密文書』をはじめ、『フルシチョフ最後の遺言』といったソ連をテーマとした訳書もあるにはあったが、圧倒的にアメリカやイギリスといった西側を取り上げた書籍が中心だった。

佐藤氏は戦時中に毎日新聞の特派員として中国大陸に渡り、敗戦後は北京の収容所に投獄されている。投獄中、思想教育を受けたのか、受けたとすれば後の佐藤氏の思想に大きな影響を及ぼしたのだろうか・・・。そのあたりは、佐藤氏の自著『北京収容所―私の獄中日記』を紐解く必要がありそうだ。だが、その前に『ペンコフスキー機密文書』に目を通す必要があると判断し、同書の文庫版『寝返ったソ連軍情報部大佐の遺書』を申し込んだ。近日中に届く予定である。ペンコフスキーの考えていた国益を確認したいこともあるし、何よりもペンコフスキーの家族のその後を知りたいと思ったからである。

最後の「ペンコフスキーにとっての国益とは?」だが、上掲の金子氏の記事には以下のように明記されていた。

「わが共産主義社会」と呼ぶものは、ひとつの欺瞞に過ぎないものだと信ずるに至ったのでした。何とかしてエネルギーを絞り出し、ソビエト連邦の偉大なる要素と生活力を平和的目的へと転換させることが必要である。


ペンコフスキーの考えていた国益というものが読み取れよう。そして、国益とは巡りに巡って己を大切にする姿勢、そして、家族愛、地域社会愛、母国愛へと繋がるのであり、だからこそペンコフスキーは、「死を賭した」行動ができたのだと思った。

プロパガンダ 1
小生は一月二十四日の拙稿「ウクライナ情勢」で、佐藤優氏の記事を以下のように高く評価した。

この佐藤氏の記事は8年前の記事なのだが、今日読み返しても、ウクライナの国情を知る上で最良の記事の一本だと小生は思っている。


しかし、二週間ほどが経過した二月五日、JBpressから以下の記事が掲載されたのである。
ロシアのプロパガンダを発信してしまう日本の「専門家」たち

同記事で、2013年にリヴィウ国立大学(ウクライナ)修士課程を修了(国際関係学)し、その後は在ウクライナ日本国大使館専門調査員だった(2014~18年)平野高志氏、佐藤優氏について以下のように評した。

 例えば外務省主任分析官であった佐藤優氏は「Business Insider Japan」の記事で、「ウクライナは東部と西部で文化が異なる」として、以下のように述べている。

「西側のガリツィア地方は、歴史的にはハプスブルク帝国に属する地域で、ウクライナ語を使い、宗教はカトリックです。一方、ロシアに近い東側のハリコフ州やドネツク州に住む人々はロシア語を常用し、宗教的にもロシア正教なんです」

 残念ながら、このウクライナを西と東で決定的に異なる地域かのように紹介する、いわゆる「ウクライナ東西分裂論」は、ロシア政権が2014年のウクライナ侵攻の際に好んで用い続けた、典型的な偽情報だ。ウクライナの実態は、このように東西を2つに単純に分けることは不可能である。地図を見ながらその問題を検証してみよう。


続いて平野氏は、本当のウクライナの国情について詳述した後、以下の結論を述べている。

 上記のような偽情報は2014年以降、さまざまな専門家の間で頻繁に見られる。特に昨年(2021年)秋以降、「ウクライナがあたかも2つに分断している」かのように示す、専門家による日本語記事は急速に増えている。


では、そうした偽情報を流しているのは何処なのだろうか? その点についても平野氏は明瞭に述べている。

 なお、ロシア発の偽情報が日本語空間に入ってくる際のチャンネルは以下の3つに大別できる。

(1)ロシア大使館がSNSアカウントを通じて発信する公式チャンネル
(2)「スプートニク」や「ロシア・ビヨンド」といったロシア国営メディアによる半公式チャンネル
(3)ロシア発の情報を用いて日本語で発信する日本人専門家による間接的発信

 その中で日本における特徴は、(3)の専門家の情報発信の中に紛れ込むロシア発偽情報が特に多いことである。例えば、現在の緊迫するロシア・ウクライナ情勢に関しても、ロシア大使館やスプートニクはそれほど活発に偽情報を発信していないのに対し、(3)の専門家の情報発信に見られるロシア発偽情報は過去2カ月で急増している。

 そもそも、ロシア語を理解し、ロシア発の情報を日本で伝えられる人は、日本のメディアでは「ロシア専門家」として重宝されがちであるが、問題はその専門家がしばしばロシア政権が拡散する偽情報を検証せずに日本社会に伝えてしまうことにある。しかも、その情報の真偽検証ができる人が日本にはまだ少ないために、ロシア発偽情報がそのまま日本の読者に伝わり、その結果、ロシア政権が望む対日世論操作が実現する余地が生じてしまっているのだ。


以上で平野氏の玉稿についての紹介を終えると同時に、拙稿「ウクライナ情勢」で紹介した佐藤優氏の記事についての小生の評価を取り下げたい。そして、間違った情報を読者に伝えてしまったこと、心よりお詫びする次第である。

ところで、平野氏は「スプートニク」を紹介していたが、そのスプートニクに以下のような興味深い記事が掲載された。
史上最大のKGB機密漏洩資料「ミトロヒン文書」の中身とは

現在、『ミトロヒン文書 KGB・工作の近現代史』(江崎道朗監修・山内智恵子著 ワニブックス)という書籍を小生は通読中で、読みながら思うところが多々あった。よって、このあたりについては次稿で述べたいと思う。

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なを、上掲書を通読したというTOMOKOさんのコメント、実に優れていた。ちなみに、赤線の〝独裁者〟とはプーチンのことだ。

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ウクライナ情勢
時々、仕事の息抜きに茶の間へ行って一服、その間はテレビのニュース報道を漠然と眺めるのを日課としている。それにしても、相も変わらずピント外れの報道番組ばかりだ(笑)。そんな折、日テレの深層NEWSがYouTubeにアップされていたのに気づいた。テーマはウクライナ情勢についてだったので、50分近い番組だったものの、取り敢えず最後まで観てみた。


【ロシア侵攻は】緊迫するウクライナ情勢…ロシア軍事侵攻の可能性は?【深層NEWS】

見終えた感想としては、思っていた通り西側(特に米国)に偏った論調に始終した番組で、大手マスコミの限界というものを改めて垣間見る思いだった。

個人的に思うのは、今現在のウクライナ問題を正しく把握するには、ウクライナの国内事情、そしてプーチンという人物を識っていない限り、今のウクライナ情勢を見誤る恐れ大ということだ。

第一に、プーチンが置かれている立場というものを、動画に登場する三人のパネリスト全員が関心がなさそう、なさそうと言うよりは、まったく理解していないのが手に取るように分かる。つまり、林千勝氏の言うところの「NWO」について、知ってか知らずか三者とも全く話題に取り上げることはなかった。そのNWOと対峙している一団のリーダーこそがプーチンに他ならず、このあたりを認識しているのとそうでないのとでは、天地ほどの差があり、その人の持つ世界観というものが全く異なってくるのだ。

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小生がプーチンについて言及した拙稿は194本に及んでおり、その小生のプーチン観を確立してくれたのは四人の識者(山浦嘉久・飯山一郎・佐藤優・畔蒜泰助)だ。なかでも、山浦さんから直接話を聞けたことは大きかった。

天啓がプーチンに降りた。クリミア併合あたりから、プーチンの顔つきが変わってきたことからして明かだ。これは、世界がとてつもない大転換期を迎えようとしていることを意味し、その大転換期への橋渡し役を担うのがプーチンということになる。そうしたプーチンの本当の姿を最初に見抜いたのがバチカンとイギリスだった。そして、最近はイスラエルも気づき始め、ロシアを支持するようになってきている。
天啓を得たプーチン


なを、上記の拙稿では藤原源太郎の話となっているが、これは山浦嘉久さんのペンネームだった。

ところで、同拙稿の中で小生は佐藤優氏の記事を紹介している。
ウクライナとクリミアの歴史的経緯を鑑みれば、ウクライナが"善"でロシアが"悪"なんていう簡単な構造ではないことがわかります

記事の冒頭で佐藤氏が、以下のように語っているのに注目されたい。

ロシアのこともウクライナのこともわかっていない人が、アメリカの情報を基にして書いている「素人の記事」ですから、鵜呑みにしないほうがいいと思います。


佐藤氏は東京新聞の記事を指しているのだが、上掲の日テレの動画も、素人の井戸端会議に過ぎないのがお分かりいただけるだろう。この佐藤氏の記事は8年前の記事なのだが、今日読み返しても、ウクライナの国情を知る上で最良の記事の一本だと小生は思っている。

ここで、その他の識者はウクライナ情勢について、どう観ているのだろうか?


【ぼくらの国会・第272回】ニュースの尻尾「プーチン大統領は日本を試してるぞ」

青山繁晴議員の動画は数多く観ており、ほとんどの動画について小生は高く評価している。殊に、メタンハイドレートと皇室関連については、素晴らしいの一言に尽きると思う。しかし、別のテーマとなると、目も当てられない動画もままあるのだし、上掲の動画もそうした一本だ。青山氏はロシアのクリミア侵攻について語っているのだが、それを北方領土に結びつけているのはいただけない。何故なら、1945年当時のソ連と現在のロシアは、全く別の国であるという視点が必要であり、特にエリツィンからプーチンが政権を引き継いでから間もなくして、ロシアは嘗てのソ連ではなくなったということが、どうも青山氏には理解できていないようだ。

栗本慎一郎氏も語っているように、ロシア革命を引き起こしたのは西側だった。つまり、ソ連を建国したのは西側だったし、当然ながら米ソ冷戦は出来レースだったことに思いを致すべきである。この〝西側〟だが、今日ではNWOあるいはネオコンと呼んでいる。そして、そのNWOと対峙しているのがプーチンということになる。

もう一人、最近ロシアについての動画が多い、柏原竜一氏の動画を一本だけ紹介しておこう。


柏原竜一のインテリジェンス 台湾、北方領土が日本の領土にもどる日 TSMCとサムソンから透視する今後の世界秩序

柏原氏のロシアに関する動画は数本観ているが、共通して云えることは同氏のロシア観も、ソ連時代のままということである。これでは動画に掲げている、「インテリジェンス」の看板が泣こうというものだ。

ここで、青山氏や柏原氏と違い、故山浦嘉久さんや佐藤優氏同様、深くウクライナの国情を理解している識者の一人に、幸福実現党の及川幸久氏がいる。だから、以下の及川氏の記事は一読に値すると思うし、同氏の主張には小生も概ね賛成である。
(及川幸久)【言論チャンネル】ウクライナ国境にロシア軍大集結。第三次世界大戦勃発か?ロシアからみたウクライナ問題の真相。

小生は「プーチンと六韜」で、故飯山一郎さんの以下の記事を紹介した。
◆2014/03/22(土)2   『 プーチンの兵法 』

同記事には飯山さんが遺してくれた、プーチン兵法に関する記事一覧が表示されており、気になる記事があったら一読するといいだろう。上掲の記事で飯山さんは、「プーチンの兵法』は、『孫子の兵法』を凌ぐかも知れない」と書いているが、小生も同感だ。だから、今回のウクライナ騒動にしても、個人的には高みの見物を決め込んでおり、仮にプーチンがウクライナに侵攻したら、どのようなプーチンの戦略がウクライナで展開されるのか、プーチン兵法を注意深く見守りつつ、自分の頭でプーチン兵法について考察してみたいと思う。ご参考までに、小生は「プーチンと六韜」で以下のように書いている。

プーチンの兵法』が『孫子の兵法』を凌いでいるかどうかはさておき、孫子に匹敵するほどの兵法が我々の目の前で展開されていることだけは確かだ。よくぞプーチン兵法の目撃者として、凄い時代に生まれ合わせたものよと、天に感謝したい気持ちで一杯である。


最後に、今や時代が大きく変わろうとしていることは、以下のマドモアゼル・愛氏の動画からも、十分に伝わってくるのではないだろうか・・・。


流れがサーッと変化してきている

マドモアゼル・愛氏と言えば、同氏の別の動画で「本物のプーチンは既に亡くなっている」と、サラリと語っていたのが今でも小生の耳にこびりついている。それは、プーチンと30年間連れ添い、2013年に離婚した元妻のリュドミラさん、「(目の前にいるプーチンは)夫ではない」という言葉を残してプーチンの元を去っていたからだ。恐らく、事の真相を永久に我々は知ることはないだろう。ただ、仮に本物のプーチンや金正恩が、既に亡くなっていたとしても、プーチンあるいは金正恩が遺していった国家としての土台は、これからも継承されていくはずだ。それが国家というもの、マドモアゼル・愛氏が謂うところの「サーッと変化してきている流れ」に乗ることになるからである。

【追加情報】

2022.1.29【ウクライナ】ランド・ポール上院議員とFOXタッカー・カールソンの視点:アメリカは関わるべきではない【及川幸久-Breaking】


2022年を徹底的に占う 全般の運勢 日本と世界の動向について


【第310回】ウクライナとの関係におけるプーチンの考え方!

日本精神と中野学校
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拙ブログで、陸軍中野学校について言及した記事は計26本に及ぶ。「証言 陸軍中野学校」に至っては11本のシリーズになった。そんな折、前稿「日本精神とGHQ焚書」で紹介したダイレクト出版が、『「陸軍中野学校」の教えー日本のインテリジェンスの復活と未来』と題する、中野学校に関する書籍を発売していることを知った。筆者は元自衛隊陸将の福山隆氏で、JBpressから数多くの記事を出しており、特に目につくのが北朝鮮情報だ。

JBpressの福山氏の記事全体を読んでみようと思ったが、残念ながら同紙の有料会員(Premium会員)でないと読むことはできないようだ。ただ、福山氏の一連の記事タイトルから、飯山一郎さんの北朝鮮観を超えるものではないことが容易に想像できた。その飯山さん、以下のような投稿を遺してくれている。

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https://grnba.bbs.fc2.com/reply/15662298/632/

さらに深掘りしてみたいという読者は、以下の再読をお勧めしたい。

金王朝の “深い謎”

ビビンバ! 北朝鮮!


さて、陸軍中野学校と云えば、小野田寛郎氏を思い出す読者も多いことだろう。ここで、以下のような数年前の記事がある。
中野学校というのはね、恐ろしい学校なんですよ

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同記事は、『僕は少年ゲリラ兵だった』という本の書評ページなのだが、同書を執筆したのがNHKスペシャル取材班と知った時点で、大凡の同書の内容が推定できた。

 そのうちの一人は、「中野学校というのはね、恐ろしい学校なんですよ」と語る。取材時は92歳、京都大出身のインテリ。当時の教本をめくり、あるページで目を止めた。「致死量」と書いてある。「どれだけの薬を使えば、人を殺せるかという研究です。サリン事件みたいなことだよ。私ら、謀略部隊だから、悪いこと、何でも許されるという教育だから」。

 Nスペ取材班が、中野学校は何を求めていたのかと聞く。「国のために、死ね。それだけだ」。では、国は中野学校に何を求めたのかと追い打ちをかけると、「要するに、国のために悪いことをやってくれ、ということかねえ――。国のため」。そしてこう付け加えた「国もいい加減なもんだね。国民を台無しにする...」。


上記のような嘘を、平気でNHKスペシャル取材班に語った京大出身のインテリは、書評を書いたBOOKウォッチによれば陸軍中野学校の卒業生とのことだが、実際の中野学校では「生きて生きて生き延びよ」と教えていたはずだ。中野学校について多くの書籍を著した斎藤充功さんからも耳にした言葉で、本物の中野学校の卒業生の証言とはまるで逆である。

小生は拙稿「証言 陸軍中野学校 8」で、斎藤さんの本から以下を引用している。

『証言 陸軍中野学校』の「証言1 戦犯になった一期生」を読む。この証言を行ったのは、陸軍中野学校の一期生であった牧沢義夫である。以下は牧沢氏の証言。

中野学校で受けた教育は、私の人生にとって決して無駄ではなかったと思っています。あの時代、日本人は「天皇や国家に忠義を尽くせ」というとが至誠とされていましたが、中野の教育で学生に求められていたものは国体イデオロギーよりも「個としての資質」を求められていました。資質とは「生き延びる諜報員は優秀である」ということなのです。それが、中野学校の基本であったと、私は理解しています。(『証言 陸軍中野学校』p.30)


牧沢義夫氏の発言を読み、咄嗟に小野田寛郎少尉のことを小生は思った。小野田少尉のことは、「証言 陸軍中野学校 4」を参照してもらうとして、ここで改めて佐藤守氏の言葉を繰り返しておきたい。
国家存立のためには、情報戦とそれに対処する秘密組織が不可欠です。同盟国・米国のCIAはじめ、世界各国はその組織を有効に活用して、過酷な国際戦略を生き抜いています。それが国益であり、勝ち取ることが自国民保護のために必須だからです。残念なのは、戦後の日本政府だけがその意識が全く欠落しており、悲しいことに肝心な情報を同盟国に頼っている有様です。その姿勢は、まさに大東亜戦争で植民地から解放したアジア諸国に代わって、自らが「米国の植民地」に甘んじているように私には見えるのです。(『大東亜戦争は昭和50年4月30日に終結した』p.211)

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そう、佐藤守氏の言うとおり、「国家存立のためには、情報戦とそれに対処する秘密組織が不可欠」だ。国益を考えぬ輩は、まさに日本精神が欠如しているとしか言い様がない。

最後に、インテリジェンスを考えるにあたり、江崎道朗氏と倉山満氏の貴重な対談動画があるので、以下に紹介しておこう。


公文書管理が国を救う~救国のアーカイブ 江崎道朗 倉山満【チャンネルくらら】


インテリジェンスとアーカイブの密接な関係~救国のアーカイブ 江崎道朗 倉山満【チャンネルくらら】

【追記】
実は本稿をアップする前、斎藤充功さんにメールで福山隆氏について問い合わせている。内容的に一人でも大勢の読者に知っていただきたいメールだったことから、斎藤さん御本人の承諾を得た上で以下に公開する。

亀さんへ

久しぶりです。こちらは元気溌剌で日々、過ごしています。

お尋ねの件ですが小生、福山とは面識がありません。著書「中野学校の教え」がダイレクト出版から刊行されるのは小生も承知しています。

ウェブ広告を派手に打っているようですが、小生の作品から(図版等)を含めて多く引用しているも、出典が全く記るされていません。作家が口述筆記をまとめた著作ですね。内容は資料の解説本という作品です。

小生も9月に論創社から『陸軍中野学校全史』(630p)を上梓し、現在2刷りになって評判が宜しいようです。福山の本と対比しながら読んでみるといいかもしれませんね。

斎藤

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蔡英文の闇

蔡英文がポンペオに隠したい解放軍と青幇との関係!?【スパイ事件#1】

動画の内容だが、要は台湾の蔡英文総統が「深田萌絵には気をつけろ!」と、深田さんの共同経営者であるジェイソン、そのジェイソンを同志として親交を結んでいる香港民主化の活動家某に、直々に電話で伝えたという俄に信じがたいことが発生、そのあたりの経緯について深田さんが上掲の動画で述べたものになっている。

ここで、初めて深田萌絵さんの動画に接した読者は、今回の事件の背後関係が分からないこともあって頭が混乱するとは思うが、幸い今後は「スパイ事件」シリーズとして背景を詳しく取り上げていくようなので、関心ある読者は深田さんの動画を追いかけていって欲しい。ちなみに、蔡総統について深田さんが言及した動画が、他にもあるので併せて耳を傾けてみるといいだろう。


【台湾 蔡英文総統】がポンペオ氏の友人に電話『深田萌絵』には気を付けろと忠告!?

なを、反日活動家である蔡英文は有名な宋家の三姉妹の一人、栄美齢とは浅からぬ縁があったことを深田さんは暴露しており、台湾の深い闇を垣間見せてくれた語りとなっている。それから、小生もブログ記事「青州へ赴く(8)」で宋三姉妹について言及した。ご参考までに、同記事で紹介した世界戦略情報誌『みち』(2016年10月1日号)に掲載された、黄不動さんの宗族と幇についての玉稿も最後に掲示しておく。

ところで、拙ブログで初めて深田萌絵さんを登場させたのは、「米中衝突と日本車」と題した記事だった。同記事を公開したのは2020年9月14日なので、少なくとも一年以上にわたって深田さんの動画を追いかけてきたことになる。だから、「TSMCと深田萌絵」など、深田さんを取り上げた記事を小生は数本書いており、彼女の動画はどれも実に見応えがあった。

それから最近の話だが、尊敬する人生の先輩である稲村公望さんが、深田さんとの対談動画を行っていたのは実に嬉しい出来事だった。


稲村公望氏対談「日本郵政民営化の失敗」


稲村公望氏対談「構造改革と新自由主義」


稲村公望氏対談「日本への領海侵犯船を迎撃しても国際法では合法だ!!」

ともあれ、深田さんの動画を追うようになる前の自分は、蔡英文の人物を見誤っていたことになり、今となっては穴があったら入りたい。

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https://grnba.bbs.fc2.com/reply/17003576/654/#TOP

【黄不動さんの玉稿】
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蔡英文が庇う背乗りスパイが盗んだ技術と深田一千万円詐欺師疑惑!?【スパイ事件#2】
→スパイ事件シリーズ第二弾。

覚醒
本来なら飯山史観に筆を進め、佐々木道誉すなわち婆娑羅をテーマに取り上げたかったのだが、現在は長期入院中のため手元に史料が無い。そこで、「武士の時代 12」でも取り上げた婆娑羅像を思い出しつつ、改めて婆娑羅像を取り上げてみよう。何故なら、婆娑羅について多角的に思索を重ねることで、今後の生き方に多くのヒントを得られると思うからだ。

さて、「武士の時代12」で小生は、現在進行中の情報大革命と婆娑羅とを結び付けて以下のように書いた。

現在進行している情報大革命は、最早人間の力で止めることの出来ない、「人間中心」という言葉で代表される大きな流れなのだ。そして、「人間中心」という言葉から小生の脳裏に浮かんだのが「婆娑羅」(ばさら)であった。すなわち、従来の生き方(伝統的な思考・行動様式)には囚われない、まったく新しい生き方を貫ける人たちの時代が、間もなく到来しつつあるということである。

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情報革命がもたらすパラダイムシフト


加えて、「嵐の前の静けさ」で小生は以下のようなことも書いた。


世界も日本も「ほとんどダメになって次にどうなっていくのか」(シルバー盾開封)

マドモアゼル・愛氏の話に耳を傾けつつ、お上に一切頼ることなく、生き抜いていかねばならぬと改めて覚悟を決めた次第だ。現在は非常食の確保で凌いでいるが、来春あたりからは家族の分だけでも確保すべく、自宅の庭で家庭菜園に毛の生えた程度のものを始めるつもりだ。何故なら、食糧確保こそが自立への第一歩だからで、そうすれば収入が激減あるいはゼロになっても、人間、何とか生き延びていけるからだ。


ここで、お上に頼ることなく、自分と家族を守っていく上で大切なことの一つは、世界権力(NWO)やお上(自国政府)の悪巧みを確実に見抜くことだ。政治分野を例に挙げるとすれば、一年前の米国大統領選を通じて、実に35%のアメリカ人が覚醒したと言われている。以下の動画をご覧あれ。


【近衛シリーズ】岸田政権のポジションは?~米中草刈り場から脱却できるのか?

林千勝氏は世界権力の悪巧みを35%のアメリカ人が、昨年の大統領選で気付いたが、日本の場合、戦後GHQが仕掛けた國體(日本)の弱体化に気づいた日本人は、戦後70年も経つというのに未だに1~2%に過ぎず、これを10%、さらには35%に増やしていかなければならないと熱く説く。加えて、「目覚めた(覚醒した)日本人」の定義を、「NHKや朝日新聞といった大手マスコミは、見ない・信用しない」レベルに達した日本人としていたが、小生も同感である。

たとえはNHKの堕落については、拙稿「黄昏のNHK」で凡そを書いたつもりである。

このように、物事の表裏を見抜くことの重要性は、何も政治という分野だけに限ったことではない。天文、医学といった他の分野でも同様であり、殊に命に関わる場合は猶更である。たとえば、日本の医学界で金科玉条の如く信じられている一つの説があり、それが赤血球は骨髄で造血される(myelopoiesis)という説だ。この説は明らかな間違いであることを、半世紀以上も前に千島喜久男医学博士によって実証されており、昭和天皇も御自ら確認しておられるのである。その意味で、千島博士が発見した小腸絨毛説は真摯に学ぶべきで、詳しくは前稿「昭和天皇と千島博士」で取り上げたので、一度確認していただきたい。

同様なことが天文学の分野についても云えるのであり、それが大勢の人たちが信じ込んでいるビッグバン説だ。小生は15年以上前から宇宙開闢に、ビッグバンは無かったと主張した記事を旧ブログで数本。本ブログでも同様に数本書いた。たとえば…
間違いだらけのNHK「コズミック フロント」

最近の話になるが、世界戦略情報誌『みち』最新号(10月1日号)でも、「膨張する宇宙の彼方に縮小する宇宙がある」と、ビッグバンに疑問を呈した内容の巻頭言を、天童竺丸編集長が以下のように書いておられた。

そもそも、何も無い所に超巨大爆発が起こって宇宙が誕生したとビッグバン理論は説くけれども、無から有が生じるなどという荒唐無稽の妄説は天文学以外ではおよそ受け容れられない。


ビッグバン説の否定は、小生も長年にわたって訴えてきたテーマだけに、天童編集長も同じ考えだと知って嬉しく思った次第である。

【追記】
千島学説 千島喜久男博士 造血の仕組み  真実報道」と題して、故飯山さんも千島喜久男医学博士の「造血器官は小腸の絨毛」説を説いている。ちなみに、記事は2013年5月22日、飯山さんが『文殊菩薩』にアップした記事である。

【追加動画】

もしかして、まさか打たないつもり、、、?