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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
春のお彼岸
このところ、TVドラマ「スミカスミレ」の以下のシーン(第一話)が、妙に心に引っ掛かっるようになった。

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如月澄 母の遺影を替えてあげようと思いました。50代で亡くなった父と、87歳まで生きた母の写真を眺めては、天国の母が恥ずかしがるように思えたのです。


亀さんの父の場合、57歳の誕生日を迎えて間もなく逝去している。当時の亀さんは27歳だったが、今や父が逝去した時の年齢を超えてしまった。だから、57歳以降は誕生日を迎えるたびに、〝儲けもの〟という気持ちの方が強い。一方、11年前に脳内出血で倒れた母は、途中で5年ほど家でのんびりと生活を送っていたが、東日本大震災が起きた直後の2011年2月25日、今度は脳梗塞で再び緊急入院。高齢ということもあり、未だに自宅に戻るという夢は叶っていない。その母も、今年の2月で90歳(卒寿)の誕生日を迎えた。

ここで、こんなことを書くと後ろ指を指されるかもしれないが、万一母が亡くなった場合、遺影はどうしようかと悩むようになった今日この頃である。11年前に母が倒れて以降、母の写真はあまりを撮っていないこともあるが、松坂慶子演じる如月澄同様に、50代の頃の着物姿の母の写真を、遺影に使った方がいいのではと、思うようになった自分がいる。

数日前、NHKの「ファミリーヒストリー」の最終回を拙稿「1953年」で取り上げたが、毎回登場するゲストが必ず口にする言葉がある。それは、「もし、両親が出逢っていなかったら、今の自分はいない」というものだ。その両親も、それぞれの親が出逢っていなかったら、やはりこの世に親は誕生していないのである。まさに、この世に自分が生を享けたのは、奇跡中の奇跡と云えよう。

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いつ両親が逝っても大丈夫なように、今回のお彼岸から墓参りは全て、息子に任せることにした

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1953年
仕事や私事で数日にわたりバタバタしていたため、世界戦略情報誌『みち』が主催している、まほろば会を先月に続いて今月も欠席、ブログ更新も滞ってしまった。仕事の方は先ほど漸く解放されたので、以下、筆の流れるまま、感じたことや考えたことを書き連ねておこう。

最初に、前稿の「森友狂想曲」を書いた後も、相も変わらず森友学園問題を追いかけているブロガー達の記事を読みながら、脳裏に浮かんだのが「同じ穴の狢」という諺であった。何を言いたいのかと言うと、最近までの亀さんは、彼らブロガーと思想的基盤を共有しているものとばかり思っていた。つまり、亀さんが愛読していたのは、大手マスコミを批判していたブログが中心だったのだが、森友学園問題を境に、そうしたブログのブロガーらは、いつの間にか大手マスコミの太鼓持ちになっていた…。そのうち、産経新聞、読売新聞、朝日新聞、赤旗、聖教新聞は言うに及ばず、NHKや民放のワイドショー(NHKも「ごごナマ」というワイドショーを近くスタート)からも、そうしたブロガーらに〝お声〟がかかる日が近いのではないか…(嗤)。おっと、新井信介氏のように、ネオコン新聞の代表である産経新聞のインタビューを、疾うの昔に受けているブロガーもいた…(爆)。

しかし、政治や経済以外なら、NHKも民放もソコソコ頑張っているのだ。たとえばNHKの「ファミリーヒストリー」、数日前に最終回を迎えた番組である。学界などの広告塔を登場させたり、登場ゲストの腹黒さや悪業を暴くこともなく、単なる御涙頂戴(おなみだちょうだい)的な番組に仕上げているなど、気に入らない点も多々あったものの、基本的には良い番組だったと思う。数日前に放送された「最終回スペシャル 名場面集」、これも最終回に相応しい、ナカナカ良い番組であった。特に、夭折した画家・島村洋二郎についての物語には感動した。

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島村洋二郎は己れの消えゆく命の短さを悟っていたのか、1953年に三歳の息子をアメリカ人夫妻の養子に出している。1953年と言えば亀さんが生まれた年で、その頃の日本は、戦争が終わって間もないということもあり、大変貧しい国だったのである。

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そのアメリカに渡った島村洋二郎の息子の消息を長年にわたり探していた、島村洋二郎の姪・島村直子さんが同番組に登場、以下は番組のシーンの一部だ。なお、島村さんは今年1月の東京新聞にも登場した。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201701/CK2017012102000156.html

【別報1】
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今朝の東京新聞に載った吉永小百合の「私の十本」(7)。

【別報2】

かつて、今東光和尚が新聞を購読する理由について、以下のように書いていた。

俺が新聞を購読しているのは、赤旗と何等論調が変わるところのない、政治や経済の記事を読むためではなくて、新刊本の案内や書評を読むためなんだ。


爾来、亀さんも和尚に倣い、基本的に新聞の書評欄や本の広告には、必ず目を通すようにしているが、今朝の東京新聞の書評欄「書く人」に、是非読んでみたいという衝動に駆られた本があった。

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直ぐにも入手して読みたいところだが、記事にも出てくるゲーテの『ゲーテ形態学論集 植物篇』(木村直司訳 ちくま学芸文庫)が積ん読のままだ。これを読了してから手に入れたいと思う。ところて、何故にゲーテなのかという点については、拙稿「生命記憶を探る旅」を参照されたい。

ゲーテは生の本質を太陽系の描く螺旋状道に乗って「食と性」の位相を交替させる「果てしない波の連なり」と見抜いていました。我々ヒトを含めた動物は、春夏秋冬の宇宙のリズムと共振し、発情もすれば休眠もし、またうきうきしたり悲嘆にくれたりもするのです。


古代マヤと日本
一週間ほど前、「飯山一郎の縄文時代論」が飯山一郎HPに掲載、最も興味深かったのが丸木舟で太平洋を横断した縄文の人々であった。大洋を横断した舟は全長6~7メートル、食料は積まずに釣り針だけで魚を釣り、時々やって来るスコールで真水を縄文土器に溜めたということだが、大海を物ともせず、アメリカ大陸の各地に足跡を遺した我らのご先祖様は凄い。

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同記事を一読後、昨年の秋から年末に多忙だった時期に録画しておいた、NHK BSプレミアムの「シリーズ 知られざる古代文明」の一つ、「発見!マヤ・密林に隠されたピラミッドと謎の石舞台」を思い出し、昨日に至って漸く観賞することができた。

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天辺まで石段を一気に登った…

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亀さんはティカルの遺跡を1972年晩秋に訪れている。首都グアテマラシティからティカル遺跡の手前にある町まで、オンボロバスで行ったのだが、ぶっ通しで13時間もかかった。しかも、道は舗装されておらずデコボコ道…。加えて、グアテマラシティは高地にあったので凌ぎやすかったが、ティカルに向かうにつれてバスは段々と高度を下げ、やがて熱帯特有の「ムッ」とする蒸し暑さが襲ってきたのだった。それでもどうにかティカル手前の町に到着、宿が見つかるかどうか不安だったのだが、運良く安ホテルで草鞋を脱ぐことができた。翌日は亀さん同様にティカルの遺跡に行くという、他の国の若者と一緒にヒッチハイクを敢行、幸い一台の車が停まってくれたので、ティカルの遺跡を目指すことができた。やがて車はジャングルに突入、陽の光も射さない、昼なお暗い道なき道を突き進んだ。時々車の両側に迫る植物が、ピシャリ、ピシャリと車を叩く音がした。しばらくすると、急に目の前の視界が開けた。ティカルの遺跡に到着したのだった。

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45年前は、写真のような開けた道ではなかった…(グアテマラ)

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この写真はシベリアで撮られたものだが、こんな感じの道なき道だった…

爾来、ティカルを訪れてから45年の月日が流れた。NHKの番組を見ながら、古代マヤはアジアからやって来た人たちが、築いた文化であると改めて再認識したことだった。そして、古代マヤ人のルーツがアジアなら、日本列島にいた縄文人のルーツはシベリアである。このあたりは、拙稿「縄文の息吹」を参照されたい。

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【追記1】
上記以外にも面白い飯山さんの記事がある。
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/9090/pcmail/index.htm

【追記2】
マヤの遺跡ティカルを見学した後、世界で最も美しいといわれている島、イスラムへーレスで一泊、翌日はバスでチチェン・イッツァへ。同遺跡を見学した後、ユカタン半島のメリダの安ホテルに泊まった。当時は気が付かなかったが、何とメリダはチチュルブ・クレーターの中だったことを、帰国後に知った。

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恐竜の絶滅は巨大隕石が原因だと思われる

祈りの古道
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日本の山河に、千年を超えた祈りの時間が流る

昨年の暮れ、NHK BSプレミアムで「八百万の神がすむ山河~村治佳織、白洲正子祈りの古道を往く~」が放送され、時間が取れたら見ようと思って録画しておいたのだが、3ヶ月近く経った昨日、漸く観賞することができた。

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この番組は、白州正子が歩いた祈りの古道を、スペインのマドリッドに居を構え、日本とスペインの間を行き来しているクラシックギタリスト、村治佳織が辿るという内容で、白州が歩いた祈りの古道の一つに熊野古道も登場していた。ちなみに、村治の住むスペインにも、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路があり、ともに世界遺産に指定されている。

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だが、共通するのはそこまで。白州が歩いた祈りの古道は、神仏習合の道でもある。一方、村治の住むスペインでは、800年という長きにわたって、キリスト教とイスラム教との間で抗争が繰り広げてきた。神仏習合の日本と宗教抗争のスペイン、このあまりにも対照的な国を行き来する村治に、白州の歩んだ祈りの古道を辿らせるのも一興だと最初は思ったのだが、訪れた古道の処処で村治がクラシックギターを弾くのを見て、どこか違和感を覚えたのである。

因みに、以下は村治が弾いた曲名と場所…。

モンポウ:コンポステラ組曲よりコラール  熊野那智滝
作者未詳:愛のロマンス(禁じられた遊び)  美濃石徹白
ビゼー/佐藤弘和(編):ギターのためのカルメン組曲よりハバネラと間奏曲  白山
カタロニア民謡:聖母の御子  吉野天河大辨財天社
タレガ:アルハンブラ宮殿の想い出  河内金剛寺


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大杉の下で、「愛のロマンス」を弾く村治佳織

たとえば、白山信仰の道沿いにある石徹白の大杉(樹齢1800年)の下で、村治が「愛のロマンス」を弾くのはピンと来ないのだ。「愛のロマンス」は亀さんにとって、心から好きな曲の一つだが、やはり日本の古道には合わない。



亀さんが初めて生で「禁じられた遊び」を聞いたのは19歳の時で、場所はニューヨークであった。当時の亀さんは日本レストランでアルバイトをしていたのだが、同僚の一人に三浦さんという、本国スペインでギターの修行を積んだ先輩がいた。お互いに仕事を終えた後、他の同僚のアパートに集まって飲み会を開いたのだが、その時に三浦さんが弾いてくれたのが、「禁じられた遊び」であった。

それにしても、一神教のスペインと八百万の神々が御座す日本は、お互いが異質だなとつくづく思った。

クソババア!
「クソババア!」と叫んだのは、亀さんではない(笑)。TVドラマ「深夜食堂」シリーズの一本に、「あさりの酒蒸し」というのがあるんだが、そこから飛び出した言葉だ。以下は、母親のおレン(馬渕晴子)と息子の丈(宇梶剛士)が、深夜食堂のマスター(小林薫)の前で繰り広げる〝親子喧嘩〟のシーンである。おレンは深夜食堂で酒浸りの日々、そんな母親を一滴も酒は呑めなかった丈が、負んぶして自宅に連れ戻すというのが毎日の日課であった。ある日、丈が交通事故に遭う。やがて無事に退院、二人で「あさりの酒蒸し」に舌鼓を打つのだが、ナント丈は酒を呑めるようになっていた…。

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母親 わたしがせっかく酒を止められたというのに、このバカ息子…。

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息子 うるせえ、ババア! 死んじまえ。

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マスター 親子だねぇ、まったく、仲が良いんだか悪いんだか…。


その宇梶が、先日のBSアサヒ「ザ・インタビュー」に登場していた。宇梶と言えば元暴走として知られており、しかも日本最大組織の暴走族、ブラックエンペラーの総長だった人物だ。その宇梶のインタビュー番組を見て、初めて宇梶にアイヌの血が流れていることを知った。さらに、宇梶の叔父はドキュメンタリー映画「カムイと生きる」の主演を務めた、あの浦川治造であった。

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浦川治造と宇梶剛士



最後に、もし読者が食事中の場合、以下の漫画は食事を済ませてから見るようにしていただきたい(笑)。

マスター(小林薫)の「親子だねぇ」という呟きへの回答になるが、他人から見て仲の悪そうな親子でも、実際にはそうでもないというケースが多いのであり、そうした親子にしか分からない心の機微を見事に描いているのが、魚戸おさむの新連載「はっぴーえんど」なのだ。この漫画はビッグコミック誌に連載中で、以下は2月25日号に載ったものだ。漫画に展開されているシーンは、実際に親の介護を体験した者でなければ、おそらくピンと来ないと思う。

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【トランプ革命その後】
田中宇氏のメルマガ最新号(有償)について一言。【田中宇PLUS:フリン辞任めぐるトランプの深謀】と題した記事中で、今週の土曜日(18日)に開催される集会(以下のツイート参照)は、「軍産リベラルマスコミ」との闘いを貫くという姿勢を、トランプが示すものとして高く評価、続けて、「トランプと軍産との戦いはまだまだ続く」という結論を田中氏は導き出しているが、間違いである。プリン前補佐官辞任の時点で、トランプ革命という線香花火は終わっており、トランプは軍産複合体の軍門に降ったのである(フリン前補佐官の辞任について、トランプが一回もツイートしていない点に注目)。

飯能と明治神宮
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今日は天気も良さそうだし、急ぎの仕事も無いことから、母が入院している病院まで徒歩で行くことにした(片道40分)。また、本日は無事に64歳の誕生日を迎えることが出来たこともあり、いつもは素通りしている菩提寺に寄り、ご先祖様の墓前で手を合わせて報告してくるつもりである。亀さん家の菩提寺は観音寺と言い、真言宗智山派の寺である。1968年に刊行された『飯能の明治百年』(小松崎甲子雄著 文化新聞社)と題する本があるが、同書から飯能市の歴史に関する行を抜粋し、PDFファイルにまとめてみた。加えて、観音寺についても加筆してみたので、関心のある読者に一読していただけたら幸いである。
http://www.nextftp.com/tamailab/etc/Hanno_meiji.pdf

ちなみに、観音寺は亀さんの生まれた年の昭和28年、幼稚園を開園しているが、その時に高松宮殿下のご臨席を賜っている。その時の様子を写真と共に、上記のPDFファイルの最終ページにまとめてみた。

墓参りの後は、PDFファイルにも登場する天覧山に向かい、母の入院先である天覧山麓の病院へと向かう。途中で中央公園を通るが、運が良ければ小学生か先生に引率されて、鉄腕アトム像の前で記念写真を撮ったり、木製アスレチックやブランコで遊んでいる光景を見られるかもしれない。亀さんも小学生の頃、同公園でバッタなどを捕りによく来たものである。

ところで、今日、菩提寺に墓参りに行こうと思い立ったのは、時々訪問している「生・老・病・死ー老いと死を考えるー 」というブログで、空海についての連載が始まったことを知った時、なぜか菩提寺が脳裏に浮かんだからである。ちなみに、同ブログがアップした空海シリーズの第一弾は、「空海の謎」と題する記事で、今後の展開が楽しみである。

同記事でも触れていることだが、確かに空海には多くの〝謎〟が付き纏っている。例として、「空海二度渡唐説」を唱えている佐藤任の記事に注目されたい。ちなみに、佐藤は空海関連だけでも、以下のような本を著している。

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なお、亀さんが読んだ空海関連の本で、以下の2冊を旧ブログで記事にしており、空海に関心のある読者に一読をお勧めしたい。
『空海の夢』(松岡正鋼)
『曼陀羅の人』(陳舜臣)

また、書架を調べたところ、佐藤任の『空海と錬金術』(東京書籍)以外に、山田久延彦の『空海の大予言』(アポカリプス21研究会 廣済堂)、渡辺正次郎の『空海に教わる親子学』(イースト・プレス)、ひろさちやの『空海入門』(祥伝社)などが出てきた。そして、近く読み直してみたいと思ったのは『空海と錬金術』である。

最後に、本稿の表題「飯能と明治神宮」について一言。今回紹介したPDFファイルにも言及されていることだが、現在は東京の代々木の杜にある明治神宮、もしかしたら飯能に造営されていたかもしれないのだ。歴史に「もし」は無いが、「もし、飯能の杜に明治神宮が造営されていたら、今頃はどのような故郷になっていたのだろうか」と、時々空想に耽ることがある。

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http://www.meijikinenkan.gr.jp/jingukyosiki/

ツナグ
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昨夜、日テレで放送された「ツナグ」という映画、予め録画しておいたので、早朝の一仕事を終えた後に観賞、久々に感動した映画であった。アマゾンに内容が紹介されていたので、以下に転載しておこう。

<ストーリー>
たった一人と一度だけ、死者との再会を叶えてくれる人がいるらしい-。
半信半疑で依頼をしてくる人たちの前に現れる使者は、ごく普通の高校生・歩美(松坂桃李)だった。
横柄な態度で、癌で亡くなった母・ツル(八千草薫)に会うことを希望する中年男性・畠田(遠藤憲一)。
喧嘩別れをしたまま自転車事故で死んでしまった親友・御園(大野いと)に聞きたいことがある女子高生・嵐(橋本愛)。
プロポーズ直後に突然失踪した恋人・キラリ(桐谷美玲)のことを信じて待ち続けているサラリーマン・土谷(佐藤隆太)。
歩美は、実は“ツナグ"を祖母のアイ子(樹木希林)から引き継ぐ途中の見習いで、その過程で様々な疑問を抱く。
死者との再会を望むなんて、生者の傲慢かもしれない。間違いかもしれない。果たして会いたかった死者に会うことで、
生きている人たちは救われるのか。人生は変わるのだろうか。そして死者は…。 その疑問は、自身の両親の不可解な死の真相へも向けられていく―。


最も感動したのは、横柄な態度の中年男性の畠田が、亡くなった母親に会うシーンであった。特に、以下のやり取りに亀さんは胸が熱くなった。

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母親 あんたも、人の親なんだから。

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息子 はい。

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母親 呼んでくれて、ありがとう。皆によろしくね。

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息子 かあちゃん…

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明日の2月5日は実母90歳の誕生日。久しぶりに徒歩(片道40分)で病院へ行き、会ってきたいと思っている。そして、「かあちゃん、ありがとう」と、一言礼を言ってくるつもりだ。

【追加1】
以下は同映画で感動した、もう一つのシーン。祖母(樹木希林)と孫(松坂桃李)が、母と亀さんの息子にダブって見えて仕方がなかった。

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【追加2】
映画「ツナグ」が昨日放送された影響か、辻村深月の原作『ツナグ』を今朝チェックしたところ、ベストセラーになっていた。

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そして、原作は映画よりも遙かに素晴らしいとのこと…。

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それが本当なら、是非原作を読んでみたいところだが、その前に柴田錬三郎の『英雄・生きるべきか死すべきか』を再読せねばならぬ。所有しているのは文庫版『英雄・生きるべきか死すべきか』で、昭和52年5月30日の第一刷とある。ちょうど今から40年前だ。まさに、光陰矢の如し…。

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民族の劣化
月が変わった2月1日、久しぶりに国会中継を見た。偶然だが、道友の堺のおっさんも同じ日に見ていたことを後で知った。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16010080/421/

堺のおっさんの言うとおりであって、国会中継を見て、安倍晋三をはじめとする国会議員らのオツムの中は、〝時代が変わった認識ゼロ〟の状態だと、断言しても差し支えないのでR(嗤)。

かつて、亀さんの母が縫い物をしながら、ラジオの国会中継に耳を傾けているのを、まるで昨日のことのように覚えているんだが、ある日、母にどうして小難しい(と当時の亀さんは思っていた)国会中継などに、熱心に耳を傾けているのかと訊いてみたことがある。それに対する母の答えが振るっていた。

下手な落語より面白いからだよ。


その時のことを思い出しながら、一昨日の国会中継を見ていたんだが、確かに笑点を見ているようだった(爆)。尤も、本家の笑点の場合、林家三平が入ってからというもの、モー笑点を見ることはほとんどなくなった。その理由だが、渡辺正次郎氏が以下の記事で述べている通りである。
残念“笑点„春風亭春太に期待した。が。。。これで見ないと決めた!!

だから、最近までは落語を見るなら、国会中継に限ると思っていたんだが、堺のおっさんが書いているとおり、ここに来てトランプが登場、「トランプ時代の特徴はさぱ~り分かりません、という感じだ。時代が変わった認識ゼロ」という、国会のオッサンやオバハンを見ているうちに、可笑しさを通り越して、ナンカ哀しくなってきた亀さんであった…でんでん。

何故、こうも国会のオッサンやオバハンの劣化が禿しい、ではなくて激しいのか…。以下に青線を引いた、飯山一郎さんの発言が答えである。

現在の日本民族は,放射能の晩発障害によって身体どころか精神までヤラれて劣化しまくってきた…


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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16010080/434-435/



同じく赤線を引いた以下の箇所…。

日本民族は(数百万人を除いて)絶滅が,すでに完了している…


意味するところは、死の水蒸気が過去6年間近く、モクモクとタダ漏れしていた中にあって、各個人がどのような内部被曝対策を講じてきたかによって、生存を懸けたノアの方舟に乗れるかどうかが、すでに決まっているということなのである。

古事記の世界
今から6年前の2010年10月23日、亀さんは「古事記 深奥の世界」と題する記事を旧ブログに書いている。本来であれば、さらに深く古事記の世界を追求していたと思うが、同記事を書いてから半年後、あの東日本大震災が2011年3月11日に発生、直後に福島原発1号機と3号機の爆発をテレビで見て、日本の終わりを悟った。



以降、日本の終焉に向けた様々な準備に追われ、古事記研究は大幅にスローダウンしたものの、それでも少しずつ地道な古事記研究を素人ながらも重ねてきたこともあり、最近になって漸く旧稿「古事記 深奥の世界」にも書いた、古事記研究の「守・破・離」の「守」の段階から、次の段階「破」に進める見通しがついた今日この頃だ。現在、「宇宙」、「生命」、「言霊」の三分野を中心に、今までグループあるいは独学で学んできた、古事記を復習している最中である。

■宇宙
6年前になるが、宇宙という観点から古事記を読み解く手ほどきを、栗原茂さんから亀さんは数年にわたって受けている。その栗原さんが作成した古事記と宇宙に関する、一太郎形式の電子ファイルおよびハードコピーが、まだ家の何処かにあるはずなので、今度暇ができたら探し出すつもりである。また、ネットで検索したところ、古事記と宇宙とを結びつけた本として、『古事記の宇宙』(竹内睦泰 青林堂)がヒットしたので、入手して栗原論と照らし合わせつつ、同書の批判的読書を試みるつもりだ。栗原さんに言わせれば、古事記の冒頭に登場する天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)は、我々の天の川を指しているとのこと。以降、99柱に基づく栗原流宇宙論が展開されるわけだが、この99柱についてはPDFファイルを作成、以下にアップしてあるので、関心のある読者に一読していただけたら幸いだ。
http://pro.cocolog-tcom.com/edu/files/99.pdf

栗原稿を再読するにあたり、不可欠となるのが『太陽系大地図』(小学館)だ。6年前に購入した本で、長らく書架に眠らせたたままだったが、ここに至り漸く役に立つ日がきたようである。

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■生命
世界戦略情報誌『みち』で道友の中村みつぞうさんが、「みょうがの旅」と題する素晴らしいシリーズを長年にわたって連載しておられる。ここ二年ほど、中村さんは「人類の遠祖はサメである」とする説を、古事記と結びつけて展開しているが、そのきっかけとなったのが拙稿「サメの話」であった。以下は、中村さんの古事記とサメについての記述である。

●人類の祖がサメならば、『古事記』で天孫の御子にして神武天皇の御祖父、天津日高日子穂穂手見命(あまつひだかひこほほでみのみこと)と本然のお姿が鰐(サメの古名)の豐玉毘賣命(とよたまびめのみこと)とが結ばれることは、他国の神話にも見られる所謂異類婚の一つと片付けるわけにはいかなくなる。人類の故郷も他の生物同様海だというだけでなく、数多の海洋生物のうち、それこそ人類の祖であるサメが、世界における最古最長の皇統初代の御祖母ということになる。人類の祖はサメであり、その人間の心は腸管に始まる内蔵に宿り、食のあり方が心身に深く影響するという自然界の情報に『古事記』が基づいているのならば、それは、わが国の皇統と『古事記』の時空を超越した、地球史的な意義と普遍性を示すものと言うこともできるのではないか。
みょうがの旅 50 おしほい 44 自然崇拝の普遍性


人類の祖先はサメであるとする説を、初めて唱えたのは西原克成博士だ。そして現在、同博士の新刊本『生命記憶を探る旅』(河出書房新社)を通読中で、読み終えたら読後感を書きたいと思っている。

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■言霊
拙稿「日本語は生き残れるか」では言霊を主テーマに取り上げたが、言霊と古事記との深い結び付きを説いているのが、同稿で紹介した『言霊はこうして実現する』(大野靖志 文芸社)である。同書も未だに通読中だが、読み終えたら読後感を書く予定だ。尤も、今のところやや辛い書評になる見込みである。それはともかく、同書が述べているのは古事記と言霊の深い結び付きだけではない。実は、量子力学も深く関与しているのである。このあたりに関心のある読者は、直接同書を手にとって確認していただきたい。

言霊=古事記=量子力学


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宇宙」、「生命」、「言霊」の三分野にわたって古事記の〝復習〟を終えたら、いよいよ古事記研究の「破」の段階に入る予定だ。どのように先人の古事記研究を〝破る〟ことができるだろうか、そして思うのは、生きているうちに「破」から最終段階の「離」に、進むことができるかどうかという点だ。人生は短い。

スミカスミレ事始め
昨日の大晦日は昨年最後の太陽凝視(30分)+日光浴(15分)を実践、今日の元旦も昼過ぎあたりから太陽凝視(30分)+日光浴(15分)を行った。こんなことができるのも、太平洋側の日本列島で生活しているからこそだ。幸い、今日は仕事も一切抱えていないので、今朝の拙稿「火の鳥の如く」に続いて、この記事を書かせていただこう。テーマは昨年放送されたTVドラマ「スミカスミレ」についてだ。これは、今日の深夜に亀さんのガラケーの携帯に、カラーの年賀状を送ってきてくれた、蓮ねさんへの御礼の意味合いもある。蓮ねさんからは、「スミカスミレ」や「男はつらいよ」の記事を多く書いてくれと、亀さんは頼まれているのだ。親子以上に年が離れているのに、亀さんに対して「亀のお兄様」と書いてきてくれるだけに(香港のお姉ちゃんや横浜のおばちゃんもそうなんだが…)、無碍に蓮ねさんのリクエストを断るわけにはいかんのだワイ。

ともあれ、昨年は「スミカスミレ」について多くの記事を書いた。若い読者から見れば、単に奇想天外な恋愛ドラマにしか映らないのかもしれないが、亀さんのように還暦を過ぎた者が観ると、実に多くを考えさせられるドラマなのである。そのあたり、簡単に以下に羅列しておこう。

■人生60年を生きて…
流石に還暦を過ぎると、人生の折り返し点は疾うの昔に通過しており、あと10年も生きれば御の字という地点に差し掛かっている亀さんであり、自分はどのような人生を歩んできたのだろうと、振り返ることが最近は頓に多くなった。つまり、亀さんが「スミカスミレ」について書く時は、45年前の自分を思い出しているのであり、当時の自分の生きてきた時代は、どのような時代だったのか、すなわち、昭和とはどういう時代だったのかを、突き詰めて考えるようになったのだ。そのあたりを理解していただく意味で、拙稿「45年という歳月の重み」を再読いただければ幸いだ。

■若者への助言
拙稿「青年よ、荒野を目指せ04」で、亀さんは「スミカスミレ」の原作者である高梨みつば女史の言葉を紹介している。

若い時は若い自分が当たり前で、有り難さも感じないのですが、すみれはその有り難さを知っています。知っているからこそ、すべての出来事に感謝することができます。桐谷さんの演じるすみれの頑張りから、今の大切さを感じ取ってもらえたらと思っています。


多分、亀さん家のバカ息子には、高梨女史の言葉の重みが到底理解できまい。否、亀さん家のバカ息子に限らず、十代から二十代にかけての若者には、頭では一応理解できても、心から高梨女史の言葉が理解できないと思う。

若い時は若い自分が当たり前で、有り難さも感じないのですが、すみれはその有り難さを知っています。知っているからこそ、すべての出来事に感謝することができます。桐谷さんの演じるすみれの頑張りから、今の大切さを感じ取ってもらえたらと思っています。


高梨女史の言葉を本当に理解できるのは、「お節介爺さんと婆さん」にも書いたように、アラカン(還暦)の年代に到達するまで待たなければならない。だからこそ、このようなお節介爺さんと婆さんの言うことにも、耳を傾けてもらえればと思って書いた次第でR。

■若者へのメッセージ
初め「スミカスミレ」について書いたのは、拙稿「申し訳ない…」であり、亀さんは以下のように書いた。

残された短い己れの余生は若者のために遣いたい、蟷螂の斧のような拙ブログであっても精力的に発信しておきたい、フクイチ(福島原発事故)のために苦しむ若者らのため、自分が若い頃に海外放浪生活で得たノウハウを、すべて伝えておきたい。


40年近くのお付き合いをさせていただいている、バーテンダーの中野博文さんのショットバーに、昨年の暮れにお邪魔しているが(拙稿「イチローズ」参照)、今の60~70代は実にE-思いをしているなと、つくづく思った次第である。つまり、我々の親の世代は赤紙一枚で戦場に駆り出されたのだし、一方で我々の息子や娘の世代は、30年近くに及ぶ平成不況に喘いでいるのだ。植木等ではないが、「はは、のんきだねぇ~」の世代というか、文字通り温室育ちの世代と言えるのが、中野さん(72歳)や亀さん(63歳)の世代だと、中野さんと意見が一致したという次第だ。

■命の尊さ
これこそ、「スミカスミレ」に引き付けられた最大の理由になるのだが、それを亀さんは「胸を張って厚かましく生きろぉ!」に書いた。

理由は幾つかあるんだが、一つは、本来なら元気に生まれてくるはずだった我が娘と、桐谷美玲演じる如月スミレが重なって見えて仕方がないからだ…。如月スミレが家の事情で通えなかった大学に通い、65年間体験することのなかった恋を体験しているシーンを見るたびに、我が娘にはそうした体験させてやることができなかったという、親としての忸怩たる思い、悲しみがある。


その意味で、今朝のBSジャパンのシネマクラッシュスペシャルで放送された、「あさひるばん」の以下のシーンを見て、何とも言えぬ悲しみが亀さんを襲うのである。


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阪元雷蔵 幸子。

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阪元幸子
 ……

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雷蔵 何も言わんでえぇ……。よう、産んでくれたな…。

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幸子 お父さん……

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雷蔵 一緒に、家に戻ろう。


■松坂慶子
亀さんを松坂慶子に会わせてくれた人こそ、数日前に書いた拙稿「イチローズ」に登場する、バーテンダーの中野文博さんであった。ブログ友のてくのぱぱさんではないが、TVドラマ「スミカスミレ」は、松坂慶子の演技があってこそのドラマだったと言っても過言ではない。

■ピュアな恋
亀さんがピュアな恋などと書こうものなら、吹き出す読者が多いのではと思うんだが、そんな亀さんにも実に純粋な若い時があったのだ。第一、始めから今のような老けた顔で生まれてきたわけではない。拙稿「初恋はカルピスの味」にも書いたことだが、如月すみれ演じる桐谷美玲は、亀さんの初恋の女の子に実によく似ているのでR。

■昭和という時代
TVドラマ「スミカスミレ」は、昭和そのもののドラマである。舞台設定もさることながら、「スミカスミレ」は昭和に生きた人たちの心情を、心憎いまでに描き尽くしていると言えよう。そのあたりは、拙稿「納豆型社会の情景」にも書いたので、関心があれば一読していただきたい。

■若者の死
TVドラマ「スミカスミレ」の第七話で、ある高校生の女の子が自殺しようとするシーンが登場する。亀さんの上の息子は同級生の死を体験しているだけに、とても他人事とは思えなかったのが第七話だ。そのあたりは、拙稿「若いってね、何にも諦めなくていいってことなんだよ」にも書いたので、この機会に一読いただければと思う。

■これから…
拙稿「45年ぶりに…」で亀さんは、以下のように書いた。

亀さんは19歳の時、日本を飛び出して数年に及ぶ海外放浪を体験している。だから、45年後となる来年、再び海外に飛び出すのでは、という気がしてきた。ナンカ、45年前に体験してきたことを、最近はアレコレ繰り返しているような気がするんだが、気のせいだろうか……。


その伝で行けば、45年目の今年は19歳、亀さんが日本を発った年に相当する。だから、もしかしたら今年の亀さんは、海外に雄飛するのではと思う今日この頃なのだ。