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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
洞察歯観のすすめ(35)
冬の里からの便りが、歯科&音楽ウォッチャーさんから届いた。

今回は安田純平氏のことが取り上げられていて、興味深く読んだが、同氏の歯の状態から〝監禁状態〟を推測するあたり、流石はウォッチャーさんだと思った。

ニュース映像を見る限り「普通に元気ジャン!!」という様子でした。解放後から、なめらかに良く動いてました・・・下顎が!声が出ることが不思議でなりませんでしたが。声にかすれ一つ無く、発音もスムーズ。過酷な環境下で、電動歯ブラシでも使っていたのでしょうか?口元わずかに見られる歯の様子も問題なさそうで”汚れ”が確認出来ない。


亀さんも掲示板「放知技」で安田氏のことを書いている。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16557737/122/

師走に入ったが、ウォッチャーの言うSTEPHEN PETRUNAK の「INFANT HOLY」を初めて聴いた。クリスマスか…、今夏訪れたアルゼンチン、今頃は庭のプールで真夏のクリスマスを迎えていることだろう。

秋も深まり・・・とは言え、もう師走ではありますが、紅葉を楽しもうと山歩きした帰り道、ショッピングモールへ立ち寄り、イートコーナーで100円コーヒーを飲みながら一休みしていたところ、近くのテーブルに、ミニスカ女子高生6人グループがやってきまして、ハンバーガー、ポテトチップ。たこ焼きに、ピザ。ジャンク・グルメをテーブル一杯に広げ、賑々しく女子会が始まりました。これは喧しくなりそうだ・・・早々に引き上げるかと思った瞬間、ポテトを口に放り込んだ茶髪ロングヘアーの女の子が、
「マジ やばいよ 私!今日のテスト全然出来なかったよ・・・」
と、雄叫びを上げ、それをゴングに、テーブル上で、ジャンクフード飛び散るバトルロイヤルが繰り広げられることに・・・。
飛び交いますね・・・「ウソ~!」「マジ!」 「やばいじゃん!」
この三つの言葉。ミニスカ女子高生たちには、とても重要な、スリーコード(三つの和音)で、会話を進めるには欠かせないもの。このスリーコードを丸っきり外してしまうと、コミュニケーション・ブレイクダウンになります。とは言え、ミニスカ女子高生や、ヤング・ジェネレーション(ちょっと、オールド・ファッションな表現でしょうか)だけでは無く、われらおっさん世代も意外と使っております。このスリーコード!結構な感染力です。効果的なワクチンは、今のところ無く、治療不可!といったところでしょうか。
つい先日も耳にしました。
「おい、やばいぜ!カルロス・ゴーンがしょっ引かれたらしい・・・」
「うそっ・・・えっ、マジかよ!」
スーツ姿の50代半ばとみられるおっさん二人の会話です。(日産ゴーンの報道を耳にしたとき、何となく思い出したのが、マツダのロータリーエンジン・・・)
この「やばい」・・・は意外なことに、川端康成が仕掛け人だったそうな・・・
***もともと隠語だった「やばい」を小説で使ったのが川端康成。浅草で生きる不良少年少女を描いた「浅草紅団」(1930年)で、
「私と歩くのはやばい(危ない)からお止しなさい」
とカッコ付きで使われていた。***
「恥ずかしくない おとなの語彙集が 身につく本」・・・というタイトルの本に、小ネタとして紹介されております。

さて、ミニスカ女子会もスリーコードの会話で盛り上がり、話題がテレビワイドショーへと変わり、あの帰国ジャーナリストのことを取り上げ・・・
「私だったら絶対むり。でも、よく帰ってこられたよねぇ~」
長らく過酷な環境下で捕らわれの身となっていたジャーナリストが無事解放され日本に帰国したというニュースが大きく取り上げられましたが、ミニスカ女子の一人は、私ならそのような状況下では耐えられず、とうてい生き延びて帰ることは出来そうもないわ・・・ということを、スリーコードを巧みに織り込んで話したわけですが、ところが、その次に口を開いたクレオパトラ・カットのミニスカ女子が、意外なことを・・・
「えっ!あの人ってさぁ-、普通に元気ジャン!!」
聞いていて、思わず「ナイス・プレイ!」と声をかけたくなりました・・・まさにその通り。解放されてから飛行機で移動し帰国。そして記者会見。ニュース映像を見る限り「普通に元気ジャン!!」という様子でした。解放後から、なめらかに良く動いてました・・・下顎が!声が出ることが不思議でなりませんでしたが。声にかすれ一つ無く、発音もスムーズ。過酷な環境下で、電動歯ブラシでも使っていたのでしょうか?口元わずかに見られる歯の様子も問題なさそうで”汚れ”が確認出来ない。
このジャーナリストの話題も、”東西南北から集められた「ニュースでショー」の一つなのでしょうが、映像には奥さんが登場し、両親が登場し、そしてジャーナリスト本人と、三つの音の組み合わせで作られて作品でした。
ちょっと、余談ですが・・・帰国ジャーナリストのニュース映像を見たときに、ふと心に浮かび上がってきたのが、タレントの川口浩。と言っても、川口浩本人では無く、
「行け 行け 川口浩!どんと行け!」
という歌詞を歌ったシンガーの嘉門達夫。
ジャーナリスト無事帰還のニュースの謎解きは意外や意外にも・・・嘉門達夫が歌う、「行け行け川口浩!」に、あるのかも知れません??

さてさて、意外なことは身近でもありました・・・

今年、幼なじみのK君が仕事リタイヤ。
「仕事から解放されて、気分も落ち着いてきたので遊びに来ないか」
と誘いがあり、少々遠出をして会いに行ってきました。K君とは4~5歳の頃からの付き合いなので、もうO十年になりますが、子どもの頃彼とは家も近く、学校からの帰り道、二人でよくスーダラ節を歌ったものです。年末になると思い出しますが、小学校時代、大掃除の時にぞうきんを振り回しながらスーダラ節を二人で歌い騒いでいたところを担任教師(当時、三十代後半の女教師)に見つかり、こっぴどく叱られたものでした。
「こら!そこの二人。何をしてる。ふざけてないで、ちゃんとしなさい。それに、いま歌っていた歌はなんですか。あなたたちが歌うような歌ではありません」
この叱りかたは昭和の味すね。
また、幼い頃といえば、冬の寒いなかでも青っぱなシャツの袖にこすりつけてはチャンバラごっこをしたものでした。K君とは沢山の想い出がありますが、なんとも可笑しかったのは彼はコーヒー牛乳が苦手で飲めない。よく、「おまえ、コーヒー牛乳
飲めないのかよ~」とからかったものでした。そのK君は高校生になるとスモーキン・ブギ
が愛聴盤となり、学生生活も目覚めの一服で始まる「スモーキン・ブギ」ライフを満喫しておりました。その後、意外なことに勉強することに目覚め、技術屋になり、長年技術畑で仕事をこなし、今年退職。
今でも、スモーキン・ブギが愛聴盤かと聞いたところ・・・これが意外や意外、クラシック音楽愛好家に大変身しておりました。
驚いたことに、ミケランジェリのピアノに酔い、ヒラリー(ヒラリー・ハーン)のヴァイオリンに胸躍らせると言うから、魂消てしまいます!
そこで、K君へのお土産は、CDを数枚選んで持って行きました。一部紹介します。

先ずは、チャイコの一番(チャイコフスキー ピアノ協奏曲 )ピアノは、ゲザ・アンダ。
ピアニストは、鍵盤に指を走らせるだけでは無く、足先もピアノ演奏をしています。足下にあるペダル。ペダル演奏の達人がゲザ・アンダ!
ゲザ・アンダは、K君ではありませんが、朝から晩までスモーキンブギなヘビースモーカーだったようです。ただ残念なのは、フルトベングラーから、「ピアノの吟遊詩人」と賞賛されたピアニストでありながら、五十代半ばで亡くなったことです。

次に、ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」
カレル・アンチェル指揮 。オケは、チェコ・フィルハーモニー。
シンフォニエッタのメロディーを聴くと、エマーソン・レイク&パーマーを思い浮かべたりしますが、指揮者のカレル・アンチェルは、あの・・・野生の王国指揮者、ヘルマン・シェルヘンの愛弟子。

三枚目 ベートーベン ヴァイオリン・ソナタ 「第5番 春」「第9番 クロイツェル」
アルテール・グリュミオー ヴァイオリン。
クララ・ハスキル ピアノ。
クロイツェルは元々、ヴァイオリニストであるブリッジタワーのために書かれた作品で、初演はベートーベンとブリッジタワーで行われたものの、練習時間があまりなかったのか、両者の意思疎通がうまくいかなかったのか・・・ブリッジタワーは、ほぼ初見でステージに立ち、思うような演奏が出来なかったようです。ベートーベンとはウマが合わなかったのかも知れません。また、二人は、ある女性をめぐって仲違いをしたことがあったらしい・・・と、今で言えば美味しいワイドショーネタですが、お互いに、
「あんた あの娘の 何なのさ」
とばかり張り合ったのでしょうか?
その後、ベートーベンは、ルドルフ・クロイツェルに、「この曲、あんたに捧げるぜ」と贈ったところが、受け取ったクロイツェル、「マジかよぉ・・・」とは言わなかったでしょうが、「なにゆえ、私に??」
一度として演奏したことが無かったとのこと。
ピアニストのクララ・ハスキル。冥土へ行くまで・・・いや、冥土へ行っても聴き続けたいと思うピアニストです。クララ・ハスキルをいえば、ディヌ・リパッティも同じですが・・・。
クロイツェル・ソナタといえば、アルトゥール・ルービンシュタインとヤッシャ・ハイフェッツがタッグを組み、ステージに登場したことがありました。クラシック音楽界の超スーパースター。夢の共演といったところでしょう。
コンサート当日。先ずは、ルービンシュタインが登場。不思議なことにヴァイオリンを手にして。続いてハイフェッツがステージ上に現れたかと思ったらピアノの前に・・・。聴衆は驚きを口にする間もなく、イントロが始まり、なんと全三楽章を華麗なるプレイで披露。会場は拍手鳴り止まぬスタンディング・オベーション!聴衆のなかには、
「てやンでぇ-ベラボーめ。こんなものは、インチキじゃーねーか」
と、けちを付けるものもいたようですが、演奏後、ステージ上で二人は、
「コンサートのポスターをよーく見ましたか・・・クロイツェル・ソナタ。ハイフェッツ。ルービンシュタイン。としか記してありません。ポスターのどこに楽器の指定が書いてありましたか。そんなことはどこにも書いちゃーいねーぜ!」
書いちゃーいねーぜ!・・・遠山の金さんのような啖呵を切ることはしなかったでしょうが、ゴールデン・コンビのコンサート。聴いてみたかったですね。今となっては、タイムマシンにお願いするより他に手はなさそうですが・・・。

ーー番外編ーー
幼なじみのK君へのお土産として、CDの他に聴診器をひとつ用意しました。さて、どう使用するか・・・これは、この世界にたった一つしかない壮大なシンフォニーを鑑賞してもらうためもの・・・つまりは、自身の体内に響き渡る音を聴くためのものです。普段、色々な音楽に接していながらも、自分の音(おん)は、意外や意外にも聴いたことはなく知らない。K君には、
「検診などで、お金を払ってまで、お医者に聴かせてやることはない・・・自分が聴いて楽しめ」
そう言って渡しましたが、これを切っ掛けに、退職したおっさんが、よからぬ趣味?に走るのではないかと一抹の不安・・・無きにしも非ず!

聴診器をヘッドフォン代わりにして聴くシンフォニーは、意外なる世界(宇宙の旅)へと誘ってくれるかも知れません。

ーー追記ーー

ミニスカ女子会バトルロイヤルを楽しんだ後、モール内で暫くウインドウ・ショッピングしていると、「ホワイト・クリスマス」が流れてきました。ビング・クロスビーの甘ったるい歌声を聴いていると、砂糖てんこ盛りのシフォンケーキが目に浮かんできましたが、クリスマス定番の「ホワイト・クリスマス」は、アーヴィング・バーリンの作品。バーリンは、シベリア生まれのユダヤ人。アメリカの代表的クリスマス・ソングは、ロシアから愛を込めて贈られた一曲だったのかも・・・知れません!

そこで今宵は、クリスマスソング。

STEPHEN PETRUNAK のアルバム 「INFANT HOLY」 から、「SILENT NIGHT」

このアルバム、いまから十数年前のこと、ある中古レコード屋で見つけ買い求めた一枚ですが・・・以来、我が家の定番・師走アルバムとなってます。一年の疲れと汚れを洗い流してくれる、程よい甘さで口あたり(耳あたり)のよい美味しい音のデザートです。先ずは一曲、試食を・・・。
(国内盤アルバムは、どうやら発売されていないようです)




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パソコン歴
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亀さんのパソコン歴は長い。初めて購入したパソコンはアップルのMacintosh SE/30で、記憶に間違いなければ、1990年に購入しているはずだ(それ以前は機械式タイプライターを使用)。その後、サラリーマン世界から足を洗い、独立開業の世界に飛び込むことを決意、個人貿易か翻訳の仕事をするつもりでいた。どちらの道に進むにせよ、ネットで世界と繋がっている必要があったので、1998年にインターネットを始めたというわけだ。最終的に翻訳の道に進むことを決意、そのため、Mac OSからWindows OSに切り替える必要が生じてきたのだが、いろいろと検討の末、Windows 98を搭載したIBMのアプティバを購入、その後はノートパソコンも含め、かれこれ10台前後のパソコンを購入している。先月、新しいパソコンを購入したが、これで仕事用デスクトップPCとしては、初代アプティバから数えて5台目となった(ノートPC除く)。

■慣れるのに苦労したWindows 10

今回の新デスクトップPC購入に先立つこと一か月前、やはりノートPCを手に入れているが、両PCとも初めてのWindows 10であった。Windows 7に慣れた身として、Windows 10が非常に使いづらいというネット記事を読んでいたこともあり、アルゼンチンに滞在する間にWindows 10に慣れておこうと思い、ノートPCを購入してアルゼンチンに渡った次第である。そうした甲斐あって、今回の新デスクトップPCにもスムーズに移行できたものの、残念だったのは20年前に購入したOCRソフトが使えなくなったことである。そこで、プリンタに添付されていたOCRソフトを昨日インストール、基本的に長年使用してきたOCRソフトと使い勝手がほぼ同じだったので、すぐに使いこなせるようになった。その他のソフトに関しては、Windows 98時代から使ってきたものもあったものの、ほとんどがWindows 10でも問題なく使用できたので有難かった。

ともあれ、新デスクトップPCにしたことで仕事の効率が格段と向上、ストレスを感じることなく仕事を進めることができるようになった。ウィルスソフトも長年使い慣れたものと交換すべく、Windows Defenderを無効化、それからOneDriveも必要ないので削除した。その他、ゲームなど仕事に不要なソフトが多いので、いずれ一括して削除するつもりだ。

■OSから読み取れる読者層
以下は、亀さんのブログ「人生は冥土までの暇潰し」に、昨日(11月1日)アクセスしてきた読者のOS内訳データである。

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ちなみに、以下は全国平均を示すグラフだ。ただし、パソコン用のOSのみが対象で、iPad等は対象外である。それはともかく、亀さんのブログの場合、Linux搭載パソコンからアクセスしてくる読者が少なからずいる点で、面白い現象だと思っている。

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https://news.mynavi.jp/article/20180416-617098/

ところで、上のデータから読み取れるように、昨日亀さんのブログにアクセスしてきた読者は300人超だ。この人数を多いと見るか少ないと見るかは、人それぞれだと思うが、掲示板「放知技」に投稿したmespesadoさん猿都瑠さんといった、わかる読者にだけ読んでもらえればよいと思っているので、アクセスしてくる人数について亀さんは全く気にしていない。むしろ、亀さんのブログを読んで理解できないと文句を言ってくる読者に対しては、それなら来てもらわなくても結構、とだけ言っておこう。第一、栗本慎一郎氏もインタビュー記事で、以下のように語っているではないか(爆)。

本人が別のところで生きてればそれでいいです。生きる糧は野球がうまいとか、サッカーがうまいとか、それで生きているけど、どうも気になってしょうがないということがある。そういう人には(この本は)いいけどね。でも、まるっきり弱い人、これを読んじゃうとアルバイトもできなくなるという人は、悪いけど読まなくていいよ
https://www.bio-anthropos.com/kurimoto-interview2-3/


読まなくていいよとは、栗本氏自身が著した『栗本慎一郎の全世界史』を指しているのだが、亀さんのブログについても、理解できないと文句を言ってくる読者は、何も無理して読む必要はないのだし、他へ行けばE-だけの話である。

■ハッカー対策
ハッカー対策と言っても、あらゆるものがデジタル化されてしまった今日、ましてやWindows 10が主流の今日にあっては、我々の個人データは〝向こう側〟に筒抜けになっていると思った方がよい。このあたりについては、拙稿「IT戦争という名の第三次世界大戦」で紹介した、『スノーデンファイル』(ルーク・ハーディング著 日経BP社)、あるいは『暴露:スノーデンが私に託したファイル』を読めばわかる。

一方、身近なハッカー対策についても一言。「あなたのパソコンに侵入して、個人データを入手した。削除してほしければ××万円を支払え」といった、脅迫メールを送り付けてくるハッカーがいる。こんなのは相手にせず放置しておけばよく、絶対に返事をしてはならないし、また添付されてきたファイルは絶対にクリックせずに、そのまま削除することが肝心だ。亀さんの友人に警察関係者がいるが、彼にネット詐欺に詳しいセキュリティ担当官を紹介してもらい、先日も情報交換を行ってきた。そして、犯人を突き止めるのは意外と簡単だということを知ったが、このあたりの情報は公開するわけにはいかないので、この場では控えさせていただく。

■今後の検討項目
・Kindle
今夏の一ヶ月に及ぶ海外滞在(アルゼンチン)で、あれば便利だなと思ったのがKindleだ。Kindle一台だけで、読みたい本が読めるからだ。しかし、海外では意外と本を読む気が起こらないのが本当のところで、当面はKindleを購入する予定はない。

・スマホ
日本国内は無論のこと、海外でもそのまま使用できるスマホを、次回海外に行くまでに用意しておくつもりだ。

・光
亀さん家のネット環境は、今でも相変わらずADSLのままだ。だが、2023年1月にはADSLが廃止になるので、それまでには光に乗り換えたい。現在、フレッツ光とNeo光を検討中。

【追伸】
来週から、再び仕事に忙殺されることになりそうだ。したがって、またブログ更新が暫くストップするかもしれない。今度の仕事は来週の火曜日あたりからスタート、終了するのは12月中旬になりそうだ。むろん、その間は飯山史観の編集も一時ストップとなる。

ポンチョ
今夏、一ヶ月ほどアルゼンチンに滞在、いよいよ明日は日本に帰国という8月22日の夕方、親友シルビアの妹クラウディア夫妻に別れの挨拶をするため、ブエノスアイレス都心を訪れた時、ポンチョの店に案内してもらった。結局、その店でポンチョなどを購入したのだが、店を出る時にシルビアが店員にレシートを要求、亀さんにそのレシートを手渡してくれた。律儀なシルビアらしく、亀さんが支払った金額を後で確認してもらうため要求したとのこと。

その後、シルビアから興味深い話を聞いた。亀さんが立ち寄った店はユダヤ人が経営する店だと言うのだ。その話をシルビアから聞くまでは、その店の店員はアルゼンチン人だとばかり亀さんは思っていた。以下、今でも手許にあるレシートを公開しておこう。ただし、店名、住所、その他は黒塗りをさせてもらった。何故なら、そのレシートは明らかに脱税が臭うからだ。普段は観光客から要求がない限り、店員からレシートを渡すことがないとは、シルビアの言である。

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このように、ユダヤ人あるいはユダヤ系アルゼンチン人が、アルゼンチン経済を牛耳っていることもあり、そのあたりを熟知する一般のアルゼンチン人はユダヤ人を相当なまでに嫌っている。また、同様に嫌われているのが中国人だ。そのあたりを実際に体験したことがある。それは、ラ・ボカをシルビア夫妻とクラウディア夫妻とで訪れた時のことで、ある店でウィンドウショッピングをしていると、店員が「お連れ様(亀さんのこと)は中国の方ですか?」と聞いてきたのだった。すると、クラウディアが怒ったように声を荒げ、以下のように店員に返答したものだった。

ノォ~、彼は日本人よ!


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ラ・ボカ

それから、最近に至ってユダヤ人系の店が、中国人に乗っ取られつつあるとシルビアが語ってくれた。掲示板「放知技」にも書いたことだが、近来の中国によるアルゼンチンへの浸食ぶりは凄まじいものがある。

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上掲の投稿でも紹介した、浅井壮一郎氏の『悪徳の世界史〈1〉フィリピン華僑ビジネス不道徳講座 (悪徳の世界史』、これから中国と取引を開始しようとする日本の企業には、一度は目を通して欲しい本だ。ちなみに、同書を書評する形で亀さんは以下のようなブログ記事を書いている。
戦闘意欲なき国民は滅亡し、敢闘精神なき国民は堕落する

ところで、「飯山一郎氏を送る会」(11月25日)に亀さんも出席することにした。当日は、ガウチョスタイルで出席するつもりでR(爆)。

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洞察歯観のすすめ(34)
メインのデスクトップPCが最近に至って、仕事時の処理スピードが極端に遅くなり、支障をきたすようになったため、新しいデスクトップPCに替えることにしたのだが、仕事がなかなか途切れず、そのため新デスクトップPCの設定は無論のこと、ブログ更新の時間も取れない状態が続いていた。このままでは、今月のブログ更新は無理だなと諦めかけていた時、天から救いの手が…。そう、歯科&音楽ウォッチャーさんから新稿が届いたのだ! 

今回のトピックスは「法歯学」なるもので、歯科&音楽ウォッチャーさんが最も得意とする分野の一つだ。新稿を読み進めながら、年に一回程度は通っている近所の歯医者さんで目撃したある事を思い出した。数年前、同病院の待合室で雑誌を読んでいた時に刑事らしい二人の男が突然訪問、身元確認のため同病院で治療を受けた患者某のデータ提出を院長に依頼したのである。今回の歯科&音楽ウォッチャーさんの原稿を読んで当時を思い出すと同時に、敬愛する西原克成先生の『歯はヒトの魂である』(青灯社)も思い出した次第である。そう、まさに歯はヒトの魂、命なのだ。

蒸し暑さから、ようやく解放され・・・とはいうものの、何とも長~いサマータイムでした。、暑さが続く間は、避暑地へ。避暑地といえば、軽井沢!気持ちも涼しく、軽井沢の別荘にて時間を忘れ、ゆるりと過ごしてまいりました。

と、まあ、そう言いたいところですが・・・気分だけは軽井沢の別荘をイメージして、せっせと図書館の喫茶コーナーへ通っておりました。図書館へは、片道、約12000歩ほど。おかげで、シャツもパンツも汗まみれ!
喫茶コーナーでは、一杯300円の珈琲を片手に読書。読書の一時は涼しく、別荘気分を満喫。しかし帰宅すると、またもや汗まみれ!!我が家には、文明の利器であるエアコンがありません。50年以上、病ひとつなく健康体で活躍する扇風機(今時の扇風機と違って、ちょっとごつい感じで重い)が一台。この先、まだまだ元気で長生きしそうです。
さて、300円レンタル別荘で、珈琲を飲みながら読んでいた一冊の本があります・・・鈴木和男(著)、「死体に歯あり 法歯学の現場」。
ーー「法歯学」=(ほうしがく)ーー
あまり聞き慣れない言葉・・・というより、聞いたこともないと首を傾げたくなるようなものかも知れません。簡単に言えば、歯をもとに、歯から様々な情報を導き出すための学問ということなのですが・・・。
この法歯学という聞き慣れない言葉・・・歯から様々な情報を導き出すとはどのようなことなのか。下記、鈴木氏の話を紹介してみます。

***「法歯学」
もともとは、法医学の一分野として誕生し、容易には変質しないという歯の特徴を武器として、遺体の身元確認などに役立てられている。法歯学が世間で認知されるようになったのは、昭和60年(1985年)8月に起きた日航機墜落の時だろう。この事故の際、遺体の身元確認作業に法歯学者たちが携わり、大きな成果を上げて以来、歯が個人識別に欠かせないことが、一般にも認識されるようになったのである。
法歯学で最も大切なテーマは、個人識別である。個人識別とは、「この人は誰であるか」、あるいは、身体の一部が残されているときは、それが「誰の物であるか」ということを明らかにすることをいう。
個人識別に、なぜ法歯学が有効かというと、第一に人の歯は身体の組織の中で最も硬く、変質しにくいため、人が死んで他の体組織が失われても、最後まで残るからである。特に歯の表面のエナメル質は、内部の象牙質が消失しても帽子状態に残るほどしっかりしている。これを、エナメルキャップと呼ぶが、これは約3000年ももつといわれ、古い物では古墳時代のものでも残っている。また、歯は、口唇や頬によって保護されているので、生前の状態のまま残存することが多い。
第二に、歯や歯の治療痕跡(充填物や入れ歯など)の形態、歯列弓の形(歯並び)、歯槽骨紋理(歯の周囲の骨の模様)のX線所見などは、一人一人異なった形をしている。似ているものはあっても、同一の物はない。つまり、歯は指紋と同様、万人不動なのである。
第三に、現代では多くの人が身体検査を受けているため、身体検査表ないしは、歯の検査記録が学校、会社、官公庁などに保管されている。歯の治療を受けていれば、歯科医の元に詳しい情報の記載されたカルテやX線写真が保管されているはずである。有事の際には、こうしたデーターの比較照合が容易に可能である。
つまり、歯は証拠として採用されるうえで、安定性があり、固有性があって、照合のための記録が保管されている確率が高いという理由から、個人識別、すなわち一般的にいう身元確認に適しているといえるのである。***


ーーたった一本の歯からーー
***遺体が誰か見当が付いている場合と、まったく見当がついていない場合とがある。物理的手がかりを欠き、遺体がどこの誰か、まったくわからない身元不明死体、特に白骨死体の場合に、どのようにして歯および歯に接続する頭蓋骨から身元確認を行うのか?
人種 年齢 性別 血液型 体格 習慣 習癖 経済状況 顔面頭蓋の特徴および歯科治療状態 また、そこから推測できる歯科医に関する情報などを丹念に収集する。
先ず、人種についてみると、歯列弓(歯並び)の形が白人(コーカソイド)、黒人(ネグロイド) 黄色人種(モンゴロイド)ではそれぞれ違う。
白人は、歯列弓がV字形で、口蓋も深い。肉を引き裂くのに都合のいい、とがった形になっている。
黒人は、歯列弓がコの字形の方形が多い。
黄色人種は、放物線状の歯列弓で、口蓋は浅い。
また、鼻腔の状態で判断することができる。白人は高く狭い。黒人は、左右に広く、黄色人種はその中間である。

頭蓋から判断するには、頭蓋縫合の線を見る。骨と骨の統合部が縫い合わされたような形をしているため、縫合という。ただ、人種内にも個体差があるので、いずれの形態にしても、ただひとつの特徴によって人種を識別することは不可能であり、できる限り多くの特徴を観察することが必要である。

年齢の推定
口蓋縫合や頭蓋縫合の癒合、消失の状況から年齢を推定するのは、個体差がかなり大きいので、参考程度に留めておくのが望ましい。有効なのは、切歯縫合である。切歯縫合の場合は、末端から正中(中心)に向かって進み、20代で内側部には消失は認められない。30~40代では、内側部80パーセント、外側部96パーセントが消失。さらに、50代では、両側部では100パーセント消失しているが痕跡を留めている程度である。したがって、切歯縫合が残っていれば、50歳前であるといえる。加えて外側部が残っていれば、30代前後と考えて差し支えない。

性別判定
頭蓋骨の外観による判断、眉間の隆起の突出度によって判断が可能である。
男性は、ひたいの横から見た角度、目の上、眉毛の下の骨のところが、グッと前に出ていて、ヒサシになっている。ここは、前頭部眉弓といい、女性は、ずっとなめらかである。白骨になっても女性は優しい顔をしている。また、歯の大きさも男性と女性では違う。いちばん違いがわかりやすいのは犬歯である。幅、長さ、厚み、どれをとっても男性は大きく、女性は小さい。

血液型判定
ABO式血液型も、該当者を絞り込む上で重要な情報である。血液型判定の資料としては、歯牙(歯随細胞
象牙質)、歯石、義歯などがあげられる。義歯でも、材質がレジン(合成樹脂)などは、唾液が歯のなかに染みこむので、唾液を抽出すれば、血液型を決定することが出来る。

習慣 習癖の推測
それぞれの歯の摩耗の程度や、色素沈着(煙草のヤニ カフェインなど)の有無を調べる。そこから喫煙の習慣や歯ぎしり癖の有無などを推定する。

経済状態の推測
歯科治療の状態から、その人の治療時の経済状態を推測できる。使われた材料が高価で有り、保険外治療と思われる場合には、治療時の経済状態はきわめて良かったと判断される。
以上のように、歯科領域の特徴は、身元不明死体、事件に関わる白骨死体の個人識別情報を得るのに非常に有効なのである。加えて、歯科領域特有の情報である歯牙の補綴(差し歯
金冠 入れ歯 ブリッジなど)、充填(詰め物)などの歯科学的加工の状況によって、ある程度、年齢、職業、環境なども推測できる。
現在ではこの他に、死後経過時間、腐敗状況、死因など、多岐にわたって科学的な研究が行われている。***

ーー我が家でも暇潰し法歯学ーー
以前、ある歯科医院で自分の歯の石膏模型(上下全額模型)を作ってもらったことがありましたが・・・普段、歯を磨くときなど自分の歯を鏡でみることはあっても、上下、歯の並びの全体像を見ることは出来ないので(歯の裏側は、まず見ることはありません)。石膏模型にして見てみると、今まで考えもしなかった意外なことに気付きます。歯列弓(歯並び)をみて、どのようなアーチを描いているのか。左右、臼歯の咬合面の微妙な違い。これまでに、どこの歯を治療してきたのか(充填物
被せものなど)等々・・・毎日見ているうちに、様々な情報を、わが命の分身(上下全額模型)が無言のうちに教えてくれます。
ーー歯に響きありーー
歯を鏡で見る・・・で思い出しましたが、歯を鏡で見るとき、人差し指または、中指の爪を立てて歯を軽く叩いてみる・・・すると、乾いた音で短く響きます。いい音がします。これは健康な歯。響きが良くない鈍い音がすると、これは何かしら問題を抱えている部位かも知れません。また、補綴物(入れ歯、被せもの、詰め物)がある部位の音も、乾いたいい音と違いがあります。音の善し悪し(違い)も大事な情報です・・・これは、法歯学暇潰し応用編といったところでしょうか。更に遊び心を持って暇潰しの延長線で、例えば・・・ドナルド・トランプやヒラリー・クリントン。金正恩などの笑顔にこぼれ見える歯の並びや色、形を観察する。観察すると同時に音の善し悪しを想像してみる。金属音もすれば、有田焼のような瀬戸物を叩くようなサウンドも聞こえてくるかも知れません。
ついでながら、上記、名前を挙げた三人。この中の一人、乾いた音でいい響きを持っているであろうと思われる人物がおります・・・。加えて想像を膨らませてみると、その人物の影に、歯原病(虫歯から始まる全身の病気)に熟知したエキスパートが寄り添っているのではないでしょうか・・・。


ーー鈴木氏の話をもう一点ーー
鈴木氏は、法歯学が一般に認知されるようになったのは、昭和60年(1985年)8月に起きた日航機墜落の時であろうと話されておりますが、鈴木氏は、日航ジャンボ機が群馬県上野村の御巣鷹山に墜落炎上していることが発表された後、群馬県警から出動要請を受けて、遺体の検視、確認作業に携わり、その時の様子を書き記しています。下記
その一部を紹介します。

*** 遺体が運び込まれると、藤岡市民体育館の入り口左側の受付で記入する。入り口から続く通路とT字に交差する通路の両側に、緑色のビニールシートが敷いてあった。通路には二台の歯科用X線レントゲン。シートの上に検視のスペースが十一カ所(一カ所二畳程度)、衝立で仕切られていた。
生存者が四名ということは、五百二十名の遺体があるということだった。初日、二日目は、生存者四名が発見された近くで収容された遺体が多かったので、さすがにまだ形があった。しかし、その後に運ばれてくる遺体の損傷は想像を絶するものだった。五百二十名の遺体は決して一つでは無く、人間のパーツ(部分)あるいはフラグメント(断片)に過ぎなかった。収容が進むと、犠牲者の損傷状態はますますひどく墜落の衝撃の凄まじさをうかがわせた。外見から確認できる遺体はごくわずかであった。ほとんどは頭頂部や顔面部、四肢が欠損していた。また、焼けて炭素化していた。通常の識別方法での確認は不可能であった。長いこと遺体を見続けている私だが、こんな悲惨な光景に接するのは、初めてだった。
五百二十名の遺体ならば、一人の医師が五、六人を担当して検視するとして、百名程度でできる仕事と踏んでいた。ところが、そんな考えはフッ飛んでしまった。検視場の藤岡市民体育館は、外部からのぞかれるのを防ぐ理由で、暗幕が張りめぐらされていた。真夏の太陽は連日、屋根の上を照らしている。内部は、電源車から引かれた十二基の照明灯で照らされていた。その中を、二、三百人の警察官、百五十人を超す医師。歯科医師、看護婦たちが動き回っている。冷房装置は無く、換気扇は検視初日から故障した。体育館内の湿度は八十パーセント、室温は四十度を超した。運び込まれて目の前に置かれた肉塊は、人間のなんたるかを問うていた。それらの物体は、もはや人間の形をしていない。遺体または、離断遺体は腐敗防止のため冷凍され、検視と身元確認のため藤岡市民体育館に並べられた。***


ここでもう一冊のタイトルを・・・青山透子(著)「日航123便墜落 遺物は真相を語る」。
話題のノンフィクションとして手に取った方も、たくさんいるのではないでしょうか。
青山氏はこれまでに、「日航123便墜落 疑惑の始まり 天空の星たちへ」「日航123便墜落 墜落の新事実」という二冊のノンフィクションを書き上げており、「遺物は真相を語る」は、第三弾目。123便はなぜ落ちたのか、事故の背景に何があったのか。その真相を探るべく独自に地道な調査を積み重ね、まとめ上げたもの。この三冊のノンフィクション・シリーズは、図書館においても貸し出し予約が多数入っており・・・(別荘・図書館で図書予約を調べたところ)新刊図書扱いの第三弾が、予約70人。「疑惑の始まり」と「墜落の新事実」においては、40名ほどの予約状態となっておりました。

鈴木氏の遺体検視の様子のなかに、「焼けて炭素化していた」と記されたところがあります。このことについて、青山氏も著書で取り上げておりますが、両者の著書を併せて読み進めると、今まで見え隠れしていたものの、それでいて気付かなかった事実が浮き上がって見えてくるかも知れません。


ーー追記ーー
長い夏が始まって7月半ば・・・15日、夜のこと。
50年ぶりに珍客が何の予告もなく、我が家にふらりとやってきました。300円別荘から戻り、玄関を入ると光りながら動くものが・・・
一瞬、何だろうかと明かりを付けて見ると、そこには、ホタルが!ビックリしました!!明かりを消して暫くホタルの光を眺めておりましたが、その光が何とも言えず美しく・・・暑さも疲れもすっかり忘れておりました。
ホタルの家庭訪問だったのか。訪問理由は、光の美しさに釘付けになっていたので、聞けず終いでしたが・・・。

今宵の寝酒・・・ではなく、一曲は、亀さんのアルゼンチン滞在記を読んで、ふと思い出した・・・フォーカス(FOCUS)の名曲、「シルヴィア(Sylvia)を!




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マイ・インターン
人間とは、仕事などに追われているような時に限って、道草を食いたくなる生き物のようだ。亀さんも御多分に漏れず、仕事が一段落した昨夕、たまたま録画しておいた「マイ・インターン」という映画を、息抜きに見始めたのが運の尽き、琴線に触れる映画だったこともあり、あとはグイグイと映画の世界に引き込まれ、結局最後まで見てしまった。ようやく映画が終わった時、ふと気がつくと辺りは真っ暗…。



「マイ・インターン」という映画の粗筋だか、ウィキペディアの「ストーリー」をそのまま引用したほうが早い。

ニューヨークでファッション通販サイトを運営している女社長のジュールズは、短期間で会社を拡大させることに成功し公私ともに順調な毎日を送っていた。そんな彼女の会社にシニア・インターン制度で採用された70歳の老人ベンがやってくる。若者ばかりの社内で当然浮いた存在になってしまうベンだったが、いつしか彼はその誠実で穏やかな人柄によって社内の人気者になっていくのだった。

一方その頃、ジュールズには公私ともに大きな問題が立ちはだかっていた。双方において大きな決断を迫られた彼女は、誰にも自身の気持ちを打ち明けることができず苦しい日々を送っていたが、そんな彼女を救ったのは他でもないベンだった。ベンの温かな励ましを受けていくうちに、いつしかジュールズも彼に心を開くようになっていく。ベンの言葉から勇気をもらったジュールズは、目の前に立ちはだかる数々の難問に立ち向かっていく決意をする。


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70歳という設定のベン・ウィテカー(ロバート・デ・ニーロ)の語る、言葉の一つ一つに耳を傾けつつ、自分もこのような爺さんになりたいと、つくづく思ったことだった。そして、特に強く印象に残ったのが以下のシーン…

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そこのお若いの、「ハンカチを忘れた」という台詞の重み、お分かりかな…。

最後のシーンにもグッときた。

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しかし、ベンのような爺さんになりたいと思っても、漫画『マウンドファーザー』に〝亀さん〟が登場しているので、モー遅いか…(爆)

それから、以下のシーンを見て、亀さんが本ブログを立ち上げた6年前、ある外資系の翻訳会社に採用された時のことを思い出した。週に数回は東京の本社に通勤するつう、ン十年ぶりのデスクワークだった…

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【追記】
映画「マイ・インターン」の批評記事を数本読んでみたが、ひどかったのは以下の批評…
マイ・インターンはダメ男が見る映画!感想と評価とネタバレ

この批評を書いた兄ちゃん、人生体験が浅い若造、つうことが良ぉ~く分かる記事だったワイ…(笑) 

月とスッポン(2)
三年ほど前だが、ある二人の人物を対比させる形で、「月とスッポン」という記事を書いたことがある。今回はその続編だ。登場してもらったのは、掲示板「放知技」の常連の一人であるきのこちゃんと、「きっこのブログ」で〝有名な〟きっこ女史だ。「月とスッポン」の続編を書くきっかけとなったのは、道友の猿都瑠さんの投稿だった。

バロメーターとして「きっこ」をチェックしたけれど、見事なまでの醜態ぶりだった事を記しておきたいw


「きっこのブログ」を読んでいた当時を懐かしく思い出したので、先に行われた総裁選直後の「きっこ」のツイートを覗いてみたところ…

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マサニ、「見事なまでの醜態ぶり」…(嗤)。そのあたりは、同女史のツイートを読めば一目瞭然だ。たとえば、総裁選直後に女史が投稿したツイートを読むに、すでに安倍総理の潔白が証明された事件(小川榮太郎著『森友・加計事件』)だというのに、未だにモリカケ問題の本質も分からずに、「モリカケ問題や公文書改竄問題などを追及し続けるあたしたち」と書いているあたり、可哀想の一言に尽きる。ふと、飯山さんのHP記事を思い出した。
「きのこ」と「きっこ」は 月とスッポン

きっこ女史がスッポンとすれば、月はきのこちゃんだ。最近のきのこちゃんのブログ、「建築とかあれこれ 呪いもあれこれ」は、新聞やテレビでは決して知り得ない告発記事が満載で、必読のブログといえよう。

また、放知技の長年の読者であれば、きのこちゃんが告訴された事件を覚えていると思う。それに対して、きのこちゃんが逆告訴したかと思えば、最初に起訴された件が不起訴になるという具合に、きのこちゃんは大変な一時を過ごしていたのだが、そうした体験があったからこそ、今のきのこちゃんは一層逞しくなったのだし、殊に「じいちゃん」が亡くなってからというもの、八面六臂の活躍だ。

これからも、きのこちゃんのブログ、「建築とかあれこれ 呪いもあれこれ」を応援していこうではないか、皆の衆!

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アルゼンチンで思ふ(8)
■旅を終えて
一ヶ月に及ぶアルゼンチン滞在で、見聞したことは沢山あるのだが、ブログには書けない内容ということもあり、今回を以て「アルゼンチンで思ふ」シリーズを最終回としたい。今振り返るに、アルゼンチンでの一ヶ月間は、冥途までの暇潰しを決定付ける旅となったようだ。そのあたりは、拙稿「ブエノスアイレス滞在記 14」にも書いた。

数名のアルゼンチンの友人に飯山史観を説明していくなか、飯山さんが果たせなかった飯山史観のまとめを、小生が中心になってでも完成させなければと、つくづく思ったのである。


そう、てげてげHP(ホームページ)や掲示板「放知技」に大量に眠る、飯山語録とでも謂うべき飯山さんの記事や投稿を編集して、一枚の電子ファイルに纏めてみたいのだ。具体的な編集方針については、11月25日に大坂で開催される「故飯山一郎氏を送る会」で、配布予定の追悼集に寄稿するので目を通していただければと思う。

しかし、HPや掲示板の飯山語録を一枚のファイルに纏めるということは、一朝一夕でできることではなく、少なくとも一年ていどの時間はかかりそうだ。その上、現役の翻訳者として仕事を抱えているため、倍の二年といった時間が最低でも必要になるだろう。そうして編集した電子ファイルは、飯山さんと志を同じうし、飯山さんを慕っていた同志にメールで配布したいと思う。追悼文には、そのあたりの決意についても書くつもりだ。

今回、地球の裏側のアルゼンチンを久しぶりに再訪、行く前は還暦を過ぎた身にはキツイかなと思っていたが、特に問題もなく日本とアルゼンチンを往復できた。それも、長年続けてきたヨガと乳酸菌ヨーグルトのお陰だと思っている。日本ではヨモギをベースにした乳酸菌を愛飲しているが、アルゼンチンへは玄米+塩+黒砂糖を持参し、現地で培養した。冬であったのにもかかわらず、翌日にはシュワシュワしていたのには驚いたが、お陰様で安心して一ヶ月間を過ごすことができたと思う。次回の渡航だが、一ヶ月は長いので十日ほどの期間でノンビリしてきたい。それまでは、ヨガや乳酸菌ヨーグルト以外に、飯山さん伝授の健康法も忘れずに実践していくつもりだ。

現在の体質を変えるための最も簡便な方法
1.発汗運動で汗をかき,血行・血流を大きく促進させる.
2.発汗運動の直後に熱い緑茶を飲み,熱い風呂に入る.
3.熱い風呂で充分に汗をかいたら,すぐに布団に入り,寝る.
4.布団のなかでも猛烈に発汗する.発汗の暑さを耐え,眠る.
5.上のことを10日間続けると,必ず「体質」が変わります!


当たり前の話であるが、健康でなければ、海外への渡航はできないのでR。

最後に、以下は放知技に投稿した「ブエノスアイレス滞在記」の全編で、拙ブログには書かなかったテーマも多く、関心のある読者に目を通してもらえたら幸いだ。(完)
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16074479/342-377/

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ニューヨークから羽田までの飛行ルート

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ほぼ毎日、いろんな喫茶店に通っていた

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ラ・ボカにて

アルゼンチンで思ふ(7)
■ウルグアイで46年ぶりの親孝行
ブエノスアイレスに滞在中、わずか二日間だけだったとはいえ、ウルグアイに行って本当に良かったと思っている。だから、ウルグアイで体験した様々なことを、掲示板「放知技」の「ブエノスアイレス滞在記」に書き残した。

今回は二日間だけの滞在ということもあり、友人のアナベール夫妻とは十分に語り尽くせなかったように思う。そこで、機会を見て同国を再訪してみたいと思っているが、次回は大学教授であるアナベールの大学や彼女の授業風景を見てみたいし、1995年にユネスコの世界文化遺産に登録された、古い町並みが残るコロニア・デル・サクラメントにも行ってみたいと思っている。

さらに楽しみなのが、アナベールの子どもや孫に会うこと、そしてアナベール夫妻とウルグアイと日本について、より多くを語り合うことだ。今回は深夜にかけて4~5時間ほどかけ、日本史や日本文化について語り合ってはいるものの、まだまだ日本について語り尽くせたとは言えないからだ。加えて、アナベールが大学で神経科学の教授として教鞭を執っていることから、心は脳から生じるのか、あるいは心臓を含む内臓から生じるのかといった点についても、じっくりと語り合ってみたいと思っている。心については拙稿で少し触れたので、以下を参照していただきたい。
山中伸弥と巨大利権

ちなみに亀さんは、心は内臓から発生すると思っている。そのあたりは、旧ブログのの記事「内臓が生みだす心」に書いたが、今度アナベールとの話の進展具合によっては、西原克成博士の『究極の免疫力』や『免疫力を高める生活』についても語り合いたいし、できれば乳酸菌、そして飯山さんの推奨していた健康法についても多くを語ってくるつもりだ。

ところで、ウルグアイでアナベールと再会できたことも嬉しかったが、さらに嬉しかったのは彼女の御母堂と、実に46年ぶりの再会を果たしたことであり、何よりの親孝行を果たせたような気分だった。

御年93歳の彼女の母親と46年ぶりの再会を果たした。彼女の母親は手を差し出し、力強く小生の手を握り、幾度かキスをしてくれた。後でアナベールから聞いた話だが、その日の彼女の母親、御機嫌斜めだったようだが、小生と再会してからというもの、最近は他の者に見せたことのない、とても嬉しそうな表情を始終浮かべていたという。なんとなく、46年ぶりの親孝行を果たせたような気分になった次第である。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16074479/366/


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モンテビデオのカラスコ国際空港

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マンションのベランダから望むマル・デル・プラタ川

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プレゼントした扇子を早速飾ってくれたアナベール夫妻

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46年ぶりに再会したアナベール

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首都モンテビデオの街を仲良く手を繋いで歩くアナベール夫妻

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川岸を散歩するアナベール夫妻


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アナベール夫妻は黒澤明監督の作品を繰り返し、ほぼ毎晩観賞しているという。最も好きな黒澤作品は「七人の侍」とのことで、その他に宮崎アニメの大ファンのようだ。よって、黒澤と宮崎の対談本『何が映画か』を彼女にプレゼントし、大凡の対談内容を説明してくるつもりだ。

アルゼンチンで思ふ(6)
■死んだことがねぇから、分かるかい!
いきなりだが、読者は輪廻転生について、どう思われるだろうか? 亀さんは放知技でハリィー今村先生と、輪廻転生について色々とやり取りを行ったことがある。
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ブエノスアイレスの親友シルビアとも、輪廻転生について語り合っているが、彼女は輪廻転生の否定論者であった。

「輪廻転生を信じるか?」とズバリ問うてみたところ、「信じない」と即答。小生がさらに、「しかし、イエス・キリストは十字架に架けられた後、再び復活しているではないか」と問い詰めると、「それは、イエスは神の子からだ。私たち一般人は生き返るわけではない。だから、人生も一度きり」と回答してきたものである。
ブエノスアイレス滞在記 15


もう一人、輪廻転生を否定した人を紹介しよう。飯山一郎さんである。

人生は一度きり
私は輪廻転生は信じていません。仏教が最初に出した概念で、「前世が○○○だった」「来世は生まれ変わって○○○になる」という類は一切、全く信じていないです。輪廻転生を信じているという人ほど、この現世をよく見ていませんね。そういう思想的な弱点があるんです。輪廻転生を信じ込ませた仏教の現実逃避性がここにあります。それを信じている人との会話では普通に話も聞きますよ。別に議論を戦わせる必要もないですからね。ただ、輪廻転生を本氣で語っている人の現実認識は、甘過ぎて聞いていられません。輪廻転生というテーマで会話することは、その人がどの程度の現実認識をしているのかという観察をするには、うってつけですね。

この世に生を受けて生まれた人は誰もが意味があるはずです。でも、その人が生きた存在価値と意味を、発揮できないまま死んでいく人がほとんどです。たまたま私は運が良くて、私の存在の意味と影響力とを行使できる立場に恵まれてはいます。まさにインターネットを支えるITのお陰です。ブログがなければ私の存在もないも同然です。ある条件の中に入ると、その人の生まれた意味や存在価値が生かされるにもかかわらず、大多数の人々はその環境に恵まれません。

『飯山一郎の世界の読み方、身の守り方』p.252


亀さん自身は飯山さんのように、「人生は一度きり」と頭から否定したりはしない。代わりに、「死んだことがねぇから、分かるかい!」と答えるのを常としている。次のようなことがあった。

アルゼンチンから帰国後、録画してあったNHKの「縄文1万年の美と祈り」という番組を見ていた時のことだ。縄文人の死生観「再生」のシーンを目にした時、思わず息を呑んだ自分がいたのである。この時、朧気ながらも自分に縄文の血が流れていると確信した。それは、日本語を母語とする者として生まれ、日本列島の四季折々の美しさを、過去において60回以上にわたって目にしてきた身として、春→夏→秋→冬、そして再び春というサイクルに、縄文人の「再生」を連想したからである。

春は新しい命が芽吹く季節、荒涼とした何も無かった大地から、若芽が小さな顔を覗かせ、それがグングンと成長していく様は、赤ん坊がこの世に誕生し、可愛い盛りの幼児期を過ぎ、小学校、中学校、高校、大学へと進むにつれ、集団生活の中で社会性を身につけ、知識を習得していくのにも似ている。やがて、親元から巣立つ二十歳の頃、本格的な夏を迎えるのである。
人の一生


ところで、シルビアと飯山さんの主張する「人生は一度きり」には、文化的に大きな隔たりがある。飯山さんの場合、科学的に熟考した上で輪廻転生はないという結論に達しているが、カトリック教徒のシルビアの場合、「イエスは神の子」という言葉からも分かるように、彼女自身の宗教が「人生は一度きり」と言わせているのである。

そのシルビアとは、カトリック、さらには宗教について多くを語り合ったが、帰国した今、つくづく思うのは、一神教徒(シルビア)と多神教徒(亀さん)との間に横たわる深い溝である。しかも、その溝は埋めようのない、底なしの溝であると、彼女と語り合いながら思ったことだった。なを、この一神教と多神教とを比較する形で、旧ブログに書いているので参考にされたい。
一神教の正体

一神教と多神教の違いを知ることは、これからの世界と渡り合って生きていかねばならない若者にとって、欠かせない素養の一つとなるはずで、孫子ではないが、「 彼(一神教)を知り己(多神教)を知れば百戦殆ふからず」なのである。

水の中の魚(一神教)にとって、陸の世界(多神教)は理解不能の世界であり、また逆も真なりなのだ。よって、異なる環境に生まれ育った者同士の真の相互理解、コミュニケーションは不可能であることを理解した上で、一神教の人たちと接していくべきだろう。

コミュニケーションの基本は「同一言語(文化)を共有する者の間に生じる情報伝達行為[努力]・意思疎通行為[努力]」だということだ。日本語圏で生まれ育ち、日本語しか話せない日本人と、英語圏で生まれ育ち、英語しか話せない英語母語話者の間では情報伝達行為[努力]・意思疎通行為[努力]は成立・成就しない。
コミュニケーション」(communication)の意味(続)


次回は、アルゼンチン滞在時に二日間だけ訪問した、ウルグアイでの想い出について書く予定である。

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シルビアの両親が眠る墓

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墓の周囲

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アルゼンチン独特の墓


アルゼンチンで思ふ(5)
前稿「アルゼンチンで思ふ(4)」を公開してから、大分間が空いてしまった。帰国以降、様々な雑用が増えてしまったためだが、気候も涼しくなったこともあり、このあたりで気を取り直して再開といこう。今回はアルゼンチンの経済について、思うところを書き連ねてみた。

■どっこい、おいらは生きている
高名なエコノミストが、アルゼンチンについて以下のように揶揄したことがある。

世界には4つの国しかない。 先進国と途上国、そして、日本とアルゼンチンである。
経済大国から転落したアルゼンチンのGDPと経済史


これは、ポール・サミュエルソンといった経済学の大御所の言葉だが、かつて亀さんも耳にしたことのある言葉で、懐かしく昔を思い出した次第である。それはともかく、アルゼンチンの経済について、同記事が以下のように形容しているのに注目されたい。

50年ほど前までは、世界で指折りの富裕国でした。平均6%もの経済成長率を30年連続記録したこともあり、国民一人あたりのGDPは世界第4位と南米でも屈指の経済大国でした。


豊かだったアルゼンチンのその後だが、40年前(1979年)に日本を訪れ、亀さん宅に半年滞在したアルゼンチンの親友の一人、シルビアが発した言葉が未だに耳に残っている。それは、当時のアルゼンチンの経済について、語り合っていた時だったと記憶している。普段は陽気なシルビアが、珍しく語気を荒げて反論してきた…。

亀さんは、アルゼンチンが後進国だとでも言うの?


当時のアルゼンチンは、どのようだったのか、ウィキペディアから引用しておこう。


1976年3月26日に軍事評議会がクーデターを起こし、陸海空三軍の推薦によりホルヘ・ラファエル・ビデラ将軍が大統領に就任すると、アルゼンチンにも再び軍事政権が樹立された。ビデラ政権はこれまでの軍事政権とは異なり、「汚い戦争」を対ゲリラ戦略として採用し、反体制派、およびゲリラとみなされたものを非合法的な手段で徹底的に弾圧した。これにより、主だった都市ゲリラは壊滅し、治安維持に大きな成功を収めたものの、この過程で秘密裏に「行方不明」になった者は9,000人から30,000人にも上り、国民統合に大きな禍根を残した。


「行方不明者が9,000人から30,000人」という記述に注目されたい。1979年という時期は、シルビアにとって祖国に身を置くことは、「行方不明者」の一人にされかねない、極めて危険な状況下にあった。そして、それこそが日本に身を寄せた最大の理由だったのである。

その後はマルビナス戦争を経て軍事政権が崩壊、民政に移管したわけだが、結果的に中産階級の多くが没落、アルゼンチン経済は奈落の底に突き落とされた。当然ながら民衆の怒りが爆発、紆余曲折を経て、2003年に正義党のネストル・キルチネル政権が誕生したというわけである。しかし、政権を担当したキルチネル夫婦が、アルゼンチン経済の立て直しに失敗、末期に至っては汚職まみれの政権へと堕落していった。

シルビアが日本に身を寄せていた1979年当時、軍事独裁政権以外に年間5000%という、ハイパーインフレーションがアルゼンチンを襲ったことも指摘しておきたい。同国で起きたハイパーインフレについては、以下の記事に詳しい。
繰り返される「国家破綻」アルゼンチンの事例に学ぶこと

なお、マルビナス戦争後のアルゼンチン経済を把握する上で、上の記事は参考にはなるものの、日本経済についての見方が根本的に間違っている点も併せて指摘しておこう。

現在、日本の借金は1000兆円を超え、毎年絶え間なく利子が増え続けています。その上、ここ数年の財政赤字によって、その借金は数十兆円ほどに膨れ上がっているのです。今後しばらく進行する日本経済の赤字は、例え消費税を10%に引き上げたとしても賄いきれないと言われています。また、少子高齢化が深刻化しているため、今後、GDPが増えて、税収が増える見込みもありません。国債の暴落により、「日本経済の財政破綻が起こるのでは」との声も聞かれるようになってきています。各経済評論家によって多様な見解がありますが、日本は今後、投資先としても、企業発展と言う視点で考えても、期待度の低い国となりつつあるのです。


掲示板「放知技」の読者で、メスペサド理論を解する読者であれば、嗤って読み飛ばすことができる行だろう。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16492748/592/

再び最初の記事、「経済大国から転落したアルゼンチンのGDPと経済史」に戻す。筆者はマクリ政権について以下のように書いているのに注目されたい。

2015年に実施された大統領選挙では、野党中道右派のマウリシオ・マクリ候補がペロン党候補を僅差で破り、政権交代が実現しました。マクリ政権は、経済運営の正常化を目指しており、アルゼンチン経済は漸く健全化する見込みです。

また、アルゼンチンに並ぶ経済大国であるブラジルでも、左翼政権が2016年に崩壊し中道政権が発足しました。南米の経済大国の政変をきっかけに、今後は、他地域との協力を拡大するなど活性化するものと期待が高まっています。

しかし、ハイパーインフレや債務不履行を、幾度となく繰り返してきたアルゼンチンだけに、再び、引き起こす可能性が高いことには注意が必要です。確かに、経済大国になりつつありますが、それが完全回復と安心できるものとは言い切れません。

それをチャンスと見る動きもあります。アルゼンチンの主要輸出品目には、小麦やトウモロコシ、牛肉、そして、近年、ブランド化が進んでいるアルゼンチンワインもあります。また、工業面でも、天然ガスが有望視されています。


そう、アルゼンチンには小麦や牛肉、さらには有望な天然ガスがある。これにより、アルゼンチンが再びハイパーインフレに見舞われるようなことがあっても、庶民は逞しく生き残っていけるはずだ。そして、同記事の以下の結語…。

国際的な信用がなくなっても、孤立しても、アルゼンチンは生きています。国民は、伝統のタンゴを踊り、夜にはしゃれたバーでワインを楽しむ。そういう国です。


まったく以て同感!

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食べて飲んで…

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踊って…

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歌って…

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犬と戯れる