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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
国士渡邉正次郎13
「国士 渡邉正次郎}」シリーズの第十三号をお届けする。前号で三本の動画、「㉘和田アキ子、「森田健作、歌手辞めろ!」に仰天!」、「㉙覚醒剤とジャニタレ」、「㉚犬猫の殺処分」を紹介したが、今回も三本の新しい動画を以下に公開する。


㉛領海侵犯


㉜オリンピック


㉝抹殺リスト

「亀さん、選挙前日大事故」以降、ブログに載せていただいた、渡邊氏の「亀さん…」関連記事は四本あるが、近くお会いする上での私的な連絡が主な故、「亀さん、ありがとう!」の一部を以下に引用するに留めておきたい。

今週の午前中、亀さんの県内のどこかでお会いできませんか?時間と場所をご指定いただければ。その時、、昨日、自宅で見付けた「恐怖の中国の実態」もお渡しできます。


小生も、ブログという公の場では決して公開できない、機密情報を渡邊氏に直接お伝えしてくるつもりである。

なを、【コメント30】以降、小生は渡邊氏のブログに【コメント31】~【コメント32】を投稿している。

【コメント31】
なるほど、政界でも統一教会の人間が90%も、国会議員のところに入り込んでいたとは驚きです。小生は多くて20%程度ではと勝手に想像していただけに、日本の政治家の脇の甘さに溜め息が出ました。貴重な情報に感謝いたします。


【コメント32】
ところで、「巨大地震と食料危機、、、」を拝読しました。仰せの通り、コロナ禍、バッタの大量発生、そして世界的な異常気象により、今年は世界的な飢饉に見舞われる可能性か高く、我々は食糧危機に備えて備蓄した方がよさそうです。そのあたりは、拙ブログ記事「花の銀座」の【追記04】にも書きました。


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米中衝突と金正恩
小生は拙稿「米中衝突と日本」で以下のように書いた。

ここ暫く姿を現さない金正恩について、放知技の堺のおっさんは金正恩生存説、一方でブログ『文殊菩薩』の野崎晃市博士は、死亡説を取るといった具合に、飯山一郎さんの最後の本となった、『金正恩が統一朝鮮王になる!!』の執筆者や追悼文を寄せた人たちの間でも、最近では金正恩の死亡説を巡って意見が真っ二つに分かれている。


金正恩の生死について小生のブログ記事は、4月30日の「金正恩死亡?」があるが、偶然にも翌日の5月1日、順川(スンチョン)燐酸肥料工場の竣工式で、金正恩がテープカットしているビデオニュースが、一日置いた5月2日に全世界で流れている。一部にはビデオに映る金正恩は影武者だといった噂が流れたものの、大方のメディアは本物として扱い報道していたので、その後はYouTubeなどで、時たま金正恩の動向をチェックしていただけだった。

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順川(スンチョン)燐酸肥料工場の竣工式(5月1日)

そして、再び金正恩の生死について注意を向けるようになったのは、行政調査新聞が金正恩について言及していたからで、その読後感を上掲の拙稿「米中衝突と日本」(6月28日)に書いた次第である。堺のおっさんや野崎博士に続いて、私見をブログ記事にしようと思っていたが、仕事が入ったり米中衝突シリーズの執筆があったりで遅れてしまった。

当時、小生は金正恩生きている方の可能性が高いと思っていたが、仮に本当に金正恩が死去していたとしても、少なくとも金正恩の遺志、すなわち金王朝建国という北朝鮮の意志は、受け継がれているだろうと思っていた。何故に、そのように確信を持てたのか?

このあたり、掲示板「放知技」の冒頭に紹介されている、「金王朝の“深い謎”」や「ビビンバ!北朝鮮!」、あるいは『金正恩が統一朝鮮王になる!!』に目を通している読者であれば、多言を要しまい。

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数ヶ月が流れ、北朝鮮関連のニュース解説者として、テレビに登場する機会が増えた李相哲氏が、昨日の7月4日、久しぶりに第7期第14回政治局拡大会議で、姿を現わした金正恩は本物と断定していたのを知った。


金正恩は何のために姿を現したか(2020.7.4)

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第7期第14回政治局拡大会議(7月4日)

さて、今回の金正恩の記事について、上掲の掲示板や本に目を通していない読者の場合、以下の小生の文章を読んで戸惑うことだろう。その場合は、上掲の掲示板の金正恩シリーズや本に目を通した上で、以下を読んでいただければと思う。尤も、上掲の掲示板や本に目を通した読者であれば、以下の羅列書きにさほど違和感はないのではと思う。

・北朝鮮は大日本帝国が造り上げた残置国家である。
・金正恩は近く南北統一を果し、日本の皇室に倣って金王朝建国を目指している。
・金王朝のバックボーンとなるのは、金正恩の御母堂である、日本の貴族の血が流れる横田めぐみさんで、息子の金正恩には四分の三の日本人の血が流れている。
・男系金王朝を確立後、金正恩あるいはその子が、将来の東アジア、ひいては世界のリーダーとなる。


ともあれ、こうした金正恩の壮大な計画が成就するかどうかは、アフターコロナの世界の動向如何に左右されるだろう。

それにしても、5月1日に平安南道にある肥料工場の落成式に出席して以降、何故に金正恩は姿を現わさなかったのか、という点については以下の理由に依るものと小生は考える。

1. 金王朝建国の第一歩
2. 新世界秩序後の戦略
3. 武漢ウイルス予防策


■金王朝建国の第一歩
金王朝が最終的に建国されるか否かのキーパーソンは、プーチンと安倍晋三ではないだろうか。つまり、ツランの流れを汲むプーチンが、軍事面で中共から北朝鮮を護り、現今の皇室よりも由緒ある安倍家の安倍晋三が、資金面で北朝鮮を支援するという構図だ。つまり、金王朝が建国されるかどうかの決め手は、もしかしたらロシアと日本が握っているかもしれないのだ。

■新世界秩序後の戦略
前稿「米中衝突と炙り絵」でも示唆したように、今の世界は〝第三次世界大戦〟、すなわち武漢ウイルスとの見えぬ戦争の真っ只中にある。そうした中で北朝鮮のリーダーとして、金正恩は新秩序に向けたグランドストラテジー(大戦略)を練り、地下奥深くから指令を出しつつ、世界の潮流を注意深く見守っているのではないか。ここで忘れてならないのは、父親の金正日と違って、金正恩はこと軍事に関してはプロ中のプロということだ。

■武漢ウイルス予防策
小生は大分前から金正恩の健康を気にしていた。そのあたりについて記事にしたこともある(「金正恩の健康」)。

健康問題以外にも、国内に目を向けると数多くの問題がある。たとえば、平壌ですら配給を止めたために市民から餓死者が増えている、といった不気味なニュースを時折目にするのだ。真偽のほどはともかく、小生は一体全体どこまで本当なのかと疑っている。それは平成22年(2010年)6月19日のまほろば会で、山浦嘉久さんから以下のような話を聞いているからだ。

現在の世界で唯一元気なのは北鮮。マスコミでは北鮮は大変な飢饉になっているという報道を行っているが、実際に幾度か平壌を往来している人の話では、少なくとも平壌に限ってはモノは豊富にあるとのこと。今月の9日以来、中丸薫が訪北中で、招待者は金正日。16日に単独インタビューが行われる予定。なお、3月訪北時の招待者は張成沢であった。


以下は、2009年以降の北朝鮮の穀物生産高を示すグラフ…。

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北朝鮮追い詰める経済的苦境、大飢饉の1990年代以降で最悪か

確かに、飢饉が噂されていた2009年よりも2019年の穀物生産高は低い。しかし、2009年や2010年の先例があるだけに、デマではと思ってしまうのだし、今しばらくは様子を見守っていきたいと思う。

昨日に至ってようやく金正恩が再び現れるまでの間、金正恩の生死を巡ってネット界隈では多くの情報が飛び交っていたが、小生が金正恩は生きているものとほぼ確信できたのは、堺のおっさんが放知技に投稿していた、『十八史略』の「死せる諸葛、生ける仲達を走らしむ」(死諸葛走生仲達)に依る。

諸葛孔明や武田信玄のように死を秘匿することで

延命しようとする場合、それは…

むしろ積極行動を抑制するものです。


ウィキペディアは「死せる諸葛、生ける仲達を走らしむ」を以下のように解説している。

三国時代、敵対していた蜀と魏の戦いの一つである五丈原の戦いの最中に、蜀の丞相である諸葛亮が病没した。これを察知した魏の軍師である司馬懿は、諸葛亮のいない蜀軍を強敵ではないとみなし、撤退する蜀軍に追い討ちをかけた。しかし、蜀軍が反撃の姿勢を見せたため、司馬懿は諸葛亮の病没は魏軍を釣り出すための計略であったと勘違いし、撤退した。


これは、己れの命も風前の灯火と悟った諸葛亮が、最後にとった延命の術が成功したことを示す。

つまり、諸葛孔明が戦の最中に病没した時、司馬仲達の軍に諸葛孔明が生きているように思わせ、戦場を後にして延命を図ったというわけだ。これを北朝鮮に照らし合わせるに、確かに金与正が南北間の通信ラインを遮断、南北共同連絡事務所を爆破、そして対南軍事行動の指示といったことをせずに、黙秘を続けるという延命術をとっていたとしたら、小生も本当に金正恩は死んだのだなと思ったことだろう。ところが、堺のおっさんが仰せのように現実は…

金正恩は生きている。

それを確信したのは、金与正の暴走とも思わせる

行動が矢継ぎ早に出てくるようになってからです。


というものだった。

逆に、仮に金正恩が逝去し、韓国や米軍が反撃してきたとしたら、金正恩のいない北朝鮮は大混乱に陥っただろう。

もう一点忘れてはならないことは、北朝鮮で軍を動かせるのは、決して金与正でもないし、かと言って中央軍事委員会でもない。北朝鮮のトップ、すなわち金正恩しかいないというのが、建国以来の北朝鮮の暗黙のルールだ。このあたりも堺のおっさんは読み抜いた上で、上掲のような発言になったのだろう。

【補遺01】
元在大韓民国特命全権大使だった武藤正敏氏は、以下のような記事を6月26日に書いている。
北朝鮮、瀬戸際外交から「劇場型攪乱戦術」に転換

武藤氏は「バッドコップとグッドコップ」という考えを示しているが、一つの考え方ではあると思った。そして、注目すべきは以下の武藤氏の言葉だ。

 北朝鮮の一連の行動が、米韓からの支援や、対北制裁の緩和を求める瀬戸際外交ではないかとの見方は依然としてあるが、これは希望的観測であろう。外交・軍事の一線にあった人間としては、最悪の事態も想定しておく必要があると考えている。


つまり、武藤氏は最悪の事態を予測しているのだ。

【補遺02】
防衛省の元情報分析官であった西村金一氏が、以下のような記事を立て続けに書ている。

6月22日
核とGPS誘導ミサイルで韓国占領窺う北朝鮮
6月26日
今年中にもあり得る、北朝鮮の韓国侵攻


そして西村氏も武藤氏同様、〝最悪の事態〟を予想している。

洞察歯観のすすめ(44)
そろそろ原稿の催促に、歯科&音楽ウォッチャーさんの尻を叩こうかと思っていたら、テレパシーで通じたのか打てば響くように新稿が届いた。打てば響く…、別に彼の尻を鞭で打ったわけではないんだが…(爆)

今回のお話は「大便」。ウォッチャーさんに言わせれば、大便とは健康のバロメーターとか…。読者の皆さん、今回のウォッチャーさんの記事は、食後に読んでくださいね…。でも、書いてある内容は健康管理に大切な話です。

「リンゴの唄」といえば、懐かしいメロディーと思い出されるかも知れません・・・が、時は移り、ここ最近では、妙なことに、白いマスクにくちびる寄せて歩く人の、多いこと多いこと。
 夏空の下、一体何事かと思いきや、567対策なのだという。(567と書いて、コロナと,読ませるそうな)
 それにしても、正気なのだろうか??狭い口腔内はサウナ状態である。
 
週末ともなると、散歩、ジョギングする姿をよく見かけます。驚くことに、マスクにくちびる擦り付けて、苦しそうに息を吐きながら走っております。それも一人二人ではない、多数の老若男女が、マスク・ランナーに変身!オマケに、長袖、手袋にフェイス・シールド姿で長距離を走る強者もおります。
 夏空のマスク・ランナーたちは、どう見ても楽しんでいるようには思えないのですが・・・滑稽ながらも異様な世界を覗き見しているようで、ふと思い出したのが子供の頃に読んだ、楳図かずおの恐怖漫画。


 マスクの使用。除菌・消毒・・・これは、感染防御と健康維持のため必要であると、「おテレビ様」が教えてくれたもの。
 身近においても、この「おテレビ様」のアドバイスを忠実に守っている友人知人たちがおります。ここ数ヶ月、そのような友人たちに、
 「567とはなにか?何者か?」
 と訊いてみるのですが、つまり、567とは・・・と答えてくれるものはありません。つい先日、マスク派?の友人に、
 「あれは、インフルエンザの親戚みたいなものではないか。たいしたはないだろう」
 そう話したところ、テレビの報道・ニュースを見ていないのか??あきれ顔で、テレビニュースを見るようにと貴重なアドバイスをしてくれました。
友人は「おテレビ様」のメッセージに疑問を差し挟むなど、不届き至極とばかり、我慢と根性で一夏を過ごすようです。
 
 さて、灼熱の太陽はこれからが本番。「おテレビ様」のアドバイスを真に受けて、長い夏を我慢と根性で過ごしたとして・・・その後、季節の変わり目を合図にやってくるのが、インフルエンザ・ウイルス・タンゴ・オーケストラ!いや、タンゴのリズムに乗って来日するかどうかは分かりませんが、一夏かけて、人様がほどよく気力・体力が消耗したところで、コンサート・ツアーが始まるのかも知れません。(このインフル・オケは、来日延期・中止することはないでしょう)
 「おテレビ様」が連日垂れ流す567ウイルスとは、何ら実体のない「幻想ウイルス(とりとめのない想像)」なのかも知れません。インフル・オケ来日までの間をつないでいるということでしょう。


 

 
 昨日、書店巡りの散歩をしたときに、藤田紘一郎氏の著書、「免疫力」を手にしました。今読み進めているところを、紹介してみます。


 *** 薬用石けんや消毒剤などを使って、手を洗ったらどうなるでしょうか。薬用石けんでしっかり手を洗い、消毒剤を手に吹きかければ、たしかに外から付着したウイルスなどを排除できます。それと一緒に皮膚の健康を守っている皮膚常在菌も数を減らしてしまいます。
 石けんを使うと、一回の手洗いで、皮膚常在菌の90パーセントが洗い流されると報告されています。ただし、1割ほどの常在菌が残っていれば、彼らが再び増殖し、12時間後には元の状態に戻る事が分かっています。
 したがって、1日1回、お風呂に入って体をふつうに洗う程度であれば、弱酸性のバリアを失わずにすみます。朝起きて出勤する頃には、皮膚常在菌は元の状態に戻っているでしょう。
 
 ただ、昔ながらの固形石けんでさえ、常在菌の約9割を洗い流してしまう作用があるのです。薬用石けんや液体ハンドソープ、ボディーソープなど、殺菌作用に優れた洗剤で手指を細部までしっかり洗い、さらに消毒剤など吹きかけたら、どうなってしまうでしょうか。さらに多くの常在菌が排除され、12時間ではとても戻らなくなります。
 こうしたことを、外出やトイレのたびにしていたら、わずかながらに残された皮膚常在菌が復活する時間を奪ってしまうことになります。そうして皮膚常在菌の数が著しく減ってしまうと、皮膚は中性になります。脂肪酸のバリアが作られなくなってしまうからです。こうなると、外からのウイルスや細菌が付着しやすくなります。そこには、病原性を持つものもいるでしょう。人が感染症にかかりやすくなる状態が築かれてしまうのです。つまり、殺菌作用のあるものを使って、手を無菌状態に保とうとすれば、かえって病原体が付着しやすい状態がつくられてしまう、ということなのです。
 
 衛生環境を整えることが、感染予防の必須条件であることは、疑う余地のないところです。しかし、行き過ぎた超清潔志向が、皮膚の弱酸性バリアを取り除き、免疫力を低下させるのは確かなことです。免疫力の低下は、感染症だけではなく、アレルギー疾患や癌などの病気を引き起こす原因になってしまいます。


 ご自身の手を見てください。
 皮膚がカサカサになったり、石けんで手を洗うとビリビリとした刺激を感じたり、指先にヒビが入ったりしていないでしょうか。これこそ、皮膚常在菌が数を著しく減らしている状態です。皮膚を洗いすぎると、皮脂膜が剥がれ落ちます。すると、皮膚表層の角質層に隙間が生じ、皮膚を組織している細胞がバラバラになっていきます。皮膚に潤いを与えている水分が蒸発し、カサカサしてきます。この状態が乾燥肌です。
 皮膚がこのような状態になっているのに、石けんや消毒剤をさらに使ってしまうと、乾燥肌が進行し、炎症を起こします。
 
 皮膚常在菌のつくる皮脂膜は、天然の保湿成分です。皮膚にとって、皮脂膜ほど優れた保湿剤はありません。しかし、ほとんどの人は、その皮脂膜を薬剤で洗い落とし、手がガサガサするからと、人工的につくられた高価な保湿剤をぬっています。普段の手洗いは、流水で10秒で十分と考えます。皮膚常在菌の皮脂膜があれば、外から付着したウイルスなどの病原体は十分に洗い流せます。反対に、皮膚常在菌は洗い流さず、守ることが出来ます。***


 


***人は生まれた直後から、微生物と共に生きている。清潔にすることは悪いことではないが、我々の敵か味方か見極めず、すべてを敵視するのは行き過ぎだ。微生物には、私たちに病気を起こすものがいる一方、健康を守ってくれているもの、免疫力の強化のために働いているものなどもいます。地球上に無数にいるウイルスのうち、人に病気をうつすウイルスはわずか、1パーセントで、残り99パーセントは病気を起こさないとも見られています。それでもときには、風邪を引き。食あたりを起こすでしょう。これは原因となる微生物に勝てるだけの免疫力が、今の自分の体にないからです。
 ただし、私たちの免疫力は、特定の病原体と接するたびに学習し、抗体の力がだんだんと強めていきます。ですから、免疫力を高めるためには、微生物と普段から適度に接する生活が重要です。
 
 一方、ウイルスのほうも学習します。ウイルスの目的は、宿主となる人を殺すことではなく、寄生することだからです。感染拡大の初期は、自分の子孫を増やすため、感染力を高めます。それによって病原性も強まります。ですが、やがてウイルスも学習します。病気が悪化して宿主が死んでしまったら、自分たちも生きていられない。ということに気づくのです。それでは困るので、病原性をだんだんと弱めていきます。そうやって生きる道をウイルスも探すようになるのです。そうしてウイルスが、病原性を弱めていく一方で、人間は抵抗力を高めていきます。そのバランスがとれたとき、流行は必ず収まっていきます。ですから私たち人間は、慌てず恐れず、自分の免疫力の向上に努めながら、そのときを冷静に待つ必要があるのです。***
 
 と、このあたりまで読み進めてみると、どうやら、「おテレビ様」が連日連夜、エンドレスで垂れ流す除菌・消毒のアドバイスをありがたく実行していくと、良好な絆で結ばれているはずの免疫力と離縁の危機にさらされることになるやもしれず・・・ここは一番!おテレビ様を消して、マスクを外し深呼吸した方が良さそうです。


 藤田氏の話をもう少し続けます・・・


 ***腸内細菌の活動力を高めて免疫力を強くし、身体全体を健康的な状態にする健康法を、腸内フローラ健康法と私は名付けています。腸内フローラとは、腸内細菌叢のこと。叢とは、草むらという意味です。
 腸には、およそ200種類の細菌がいます。細菌たちは、仲間の菌と集団(コロニー)をつくり、縄張り争いをしながら生息しています。多種多様な腸内細菌がつくるコロニーは、まるで野生のお花畑のような美しさと多様性に満ちています。そうしたことから、腸内細菌の集合体は、腸内フローラとも呼ばれているのです。腸内フローラが美しく、バランスよく大きく育つと免疫力は増強します。そうすると、多くの感染症を防げるばかりか、癌やアレルギーなども起こさずにすみ、心まで豊かになっていきます。腸の働きも活発になり、便秘も解消され、知らず知らずに肌もとても美しくなっていくでしょう。
 しかも、肥満の人は自ずと体重が適正なところまで減っていきます。では、どうすると腸内フローラを美しく育てることができるでしょうか。腸内細菌は、私たちが食べたものをエサに繁殖します。つまり、どのようなものを日々食べているかによって、腸内フローラの状態は変わっていきます。それによって、免疫力も大きく違ってくるのです。そこでまず、腸内フローラ健康法の3ヵ条をお伝えします。
 第1に、野菜類、豆類、果物類、全粒穀類(玄米や五穀米など)などをとる。
 第2に、発酵食品を毎日とる。
 第3に、食物繊維やオリゴ糖をとる。
 いずれも腸内細菌のとてもよいエサニとなって、腸内細菌の多様性を育むものたちです。この3つを考えて毎日の食事をするようにすると、腸内フローラをより美しく活動的に育てていけるでしょう。


 反対に、腸内フローラにダメージを与える食べ物があります。それは、化学合成された食品添加物を含む食品です。これらを日常的にとっていると、腸内細菌が減少して、腸内フローラの黄金バランスが乱れてしまいます。
 今、日本人の腸内細菌が減ってきています。その背景には、食品添加物入りの食べ物を多くとる食習慣があります。特に保存料や日持ち向上剤など、細菌の増殖を止めてしまう食品添加物は、腸内フローラの育成によくありません。
 ただ、これには反論があります。食品中の保存料は、人間に摂取された時点で他の食べ物や体内の水分に薄められ、さらに消化酵素によって分解されます。腸内細菌の数は食品中の細菌数より遙かに膨大で、腸内細菌の数を減らすような高濃度の保存料が腸に達するような食生活は、ありえないというものです。
 たしかに、保存料などの食品添加物入りの食品を取っていると、腸内細菌が確実に減る、というデーターは見当たりません。なぜなら、そのデーターをとるには、保存料を含む食品しか食べないように生活するしかなく、そんな実験を、人の身体を使って行うことは出来ないからです。
 しかし、保存料入りの食品をたびたび食べていると、腸内細菌が減り、また腸内フローラのバランスが崩れるのは間違いないことと考えます。そういった食品ばかりとっている人の大便は、決まって小さいからです。また、便秘にもなりやすくなります。ではどうして、こうした食品添加物をたびたびとっていると人の大便は貧弱になるのでしょうか。答えは、腸内細菌が減るからに他なりません。***


 日本人の腸内細菌数は、戦前に比べて、とても少なくなっています。腸内フローラのバランスも崩れていて、腸年齢も老化しています。それは、日々の大便に表れています。
 太古のアメリカ先住民族の糞便は、麦わらや羽毛、種子などが混じっていて、1回分の糞便の量が800グラム、繊維質だけでも150グラムもあったということです。バナナは大きなもので、1本約100グラムです。つまり、太古のアメリカ先住民族は、毎日、バナナ8本分もの巨大な大便をしていたことになります。一方、日本人の糞便量は、少なくなっています。戦前の日本人の糞便量は1日1人あたり約400グラムでしたが、戦後、徐々に量が減り、今では1日200グラムほどになっています。これだけあればよいほうで、若い年齢層では、150グラムぐらいが多く、便秘に悩む若い女性の場合は、80グラム程度しかなかったという調査結果もあります。
 大便が小さくなっているということは、腸内細菌が減っている表れです。免疫力を高めるには、まずこの状態を改善することです。大便の質は、腸内フローラの状態を表します。腸内フローラがよりよい状態に整っているとき、私たちの免疫力は強い状態を保てます。つまり、自分の免疫力の状態は、毎日の大便を見ればわかります。
 「理想の大便は、バナナ3本分、便切れが爽やかで、練り歯磨きや味噌の硬さ、黄褐色で臭いはかすか、ゆっくり水に沈む」
 バナナ1本は約100グラムですから、理想のウンコは300グラムです。400グラムも出れば、パーフェクトでしょう!***


 藤田氏の著書に加えて、「すべての不調をなくしたければ除菌はやめなさい」 ジョシュ・アックス(著)という一冊も同時に読み進めています。このタイトル、藤田氏が監訳。出だし部分を少し紹介します。




*** アレルギー ル疾患が先進国で急激に増加している原因は、乳幼児期の感染期間の減少だとする説があります。昔は家畜を飼い、外で農作業をするなどの生活様式が主でしたが、現代ではそのような機会は激減しました。加えて、抗生物質の頻繁な使用や抗菌剤の乱用により、乳幼児期に多様な細菌と接する機会が減っています。それと比較するように、アレルギー疾患が急増したというものです。
 また、アレルギー疾患増加の原因として、腸内細胞の数や種類が減ってきていることもあります。特に、日本人の腸内細菌の数は、戦前と比べると三分の一くらい減少しています。
その理由は、野菜などからの食物繊維の摂取量が減っているからです。食物繊維をエサにしている腸内細菌が減少し、それに伴い免疫力も低下し、さらに免疫のバランスも崩れてしまうため、アレルギー疾患が増えていると考えられるのです。
 私たちの体を守ってくれている皮膚常在菌や腸内細菌などの微生物を汚いものとして排除し、効率と安全を求めて快適な環境を求めすぎたことが、アレルギー疾患の増大を招いた最大の原因だと私は思っています。その結果、日本人は世界一清潔だけれども、世界一アレルギーで苦しむ民族になってしまいました。自然と共生を断ち切った強迫観念ともいえる「キレイ社会」こそが、アレルギー秒を多発させている。***


 ーー追記ーー


 本日午後、事務所に友人が訪ねてきました。3ヶ月ぶりです。今時、珍しくノーマスク。おテレビ様のアドバイスは鼻で笑う変わり者。それでいて、音楽好き。そんな友人と、珈琲を飲みながら近況など交えて・・・この後、世界で何が起こるのだろうか、何を注意すべきか・・・・と、夜まで話し込んでしまいました。そのときJVCコンポてBGMにと流していたのが、下記のタイトル。(時には、オムニバス・スタイルで気分転換しております)



 ファイナル・カウントダウン******ヨーロッパ
 エレファント・トーク*****キング・クリムゾン
 インビジブル・タッチ**********ジェネシス
 クライ・フォー・ザ・ネーション*******MSG
 コンフォタブリー・ナム*****ピンク・フロイド
 ロング・ディスタンス・ラン・アラウンド**イエス  
 ナンバー・ザ・ブレイブ***ウイッシュボーン・アッシュ 


イッツ・アバウト・タイム******グレン・ヒューズ
  マミー・ブルー**********リッキー・シェーン
  ストリート・オブ・ドリームス********レインボー
  グッド・ラヴィン・ゴーン・バッド**バッド・カンパニー
         
       

   ショック・トリートメント********パラス
   ヨーロッパ***************サンタナ
   クリムゾン・キングの宮殿***キング・クリムゾン
   リング・ザット・ネック******ディープ・パープル
   ヨーロッパ特急************クラフトワーク
   ウインドウズ**************ジョン・ロード   
   ビー ン・フィールズ****ペンギン・カフェ・オーケストラ
   チェンジ・ザ・ワールド*******ハーレム・スキャーレム
   クリーブランド・ロック***********イアン・ハンター




 追記 2


 今宵の寝酒代わりの一曲は、
 
 ***可憐な少女の思いを赤いリンゴに託して歌う歌詞が終戦後の焼け跡の風景や戦時の重圧からの解放感とうまく合っていたのと、敗戦の暗い世相に打ちひしがれた人々に明るく爽やかな歌声が染み渡り空前の大ヒットとなった。***
 
 リンゴの唄を聴きながら寝るとします。明るく爽やかな歌声を聴かせたのは、並木路子ですが・・・・今宵は、藤圭子ヴァージョンで!



藤圭子♥リンゴの唄

米中衝突と炙り絵
20070302.jpg

前稿「米中衝突と日本」で紹介した動画、「ポストコロナで見えてきた”新世界秩序”とは?」で、ゲストとして登場した西村幸祐氏の対談本、『「武漢ウイルス」後の新世界秩序』が出版されたのを知り、取り寄せてみた。その理由は、西村氏の国際情勢についての鋭い分析に関心を抱いたということもあるが、なにより、対談相手が福山隆氏という陸上自衛隊の元陸将だったからだ。

小生は常日頃、軍事のプロが書いた本や記事は、努めて精読するようにしている。その最大の理由は、自分は軍事に関しては素人であり、軍事の何たるかに精通した軍事専門家の視座を通さないことには、国際情勢を見誤る恐れが多分にあるからだ。その点、福山氏は陸上自衛隊の元陸将という経歴から申し分なく、期待するものがあって同書を取り寄せたのだが、期待以上だった。

では、西村氏と福山元陸将の対談から、どのような視座を小生は獲得できたのかといえば、それは、「目に見えぬ戦争」という視座である。

当初、武漢で発生したウイルスが、自然発生なのか生物兵器なのかと様々な想像を巡らせたり、新型コロナウイルスを取り上げた諸記事に目を通したり、アフターコロナの米中衝突について独り考察するといったことに、小生は多くの時間を割いてきた。その間、漠然とながらも、「もしかしたら、今のコロナ禍は新しい戦争の形ではないのか」という思いが脳裏を過り、それからというもの、軍事専門家の記事に集中して目を通してきた。そうした最中、『「武漢ウイルス」後の新世界秩序』に出会ったのである。

早速、仕事の合間に同書に目を通すことにより、福山元陸将の視座で観た「目に見えぬ戦争」について理解しようと努めた。そして、一枚の白紙を火にあてたところ、突然、「新しい形の戦争」という文字が、くっきりと炙り出されたのと似たような体験をした。己れの直感に自信を持った瞬間だった。

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同書は全部で四章からなる。

第一章 武漢ウイルスが炙り出した現実
第二章 蔓延するウイルスの背後でうごめく各国の動向
第三章 アフター・ウイルス、どうなる世界の新秩序
第四章 かくも重大な岐路、日本の進むべき道は


どの章も、実に読みごたえがあった。そして、つくづく思ったことは、福山元陸将と西村氏の対談から浮かび上がる、武漢ウイルスとの見えぬ戦争という視座を理解できるかどうかで、その人が未来を見通せるかどうかの分かれ道になるということである。

ともあれ、小生の下手な書評よりも、【追報01】で紹介した、ei_reviewer氏の書評の方が格段に優れていると思うので、以下に紹介しておこう。

この対談は何について真剣に論談されてゐるかといふと、今尚猛威を振るふ武漢ウイルスの後の地球上の世界について、現状分析・現状認識をして世に示してゐる対談本だといふことになります。この認識を冷徹に第三次世界大戦と呼んでゐる。従ひ、主題は日本の国家の安危・安全保障です。この問題が凝縮されて然るべき視点、即ち政治・経済・軍事・文化(従ひ精神)・外交の各視点から語られ尽くしてゐます。


それから、福山元陸将の語る「ミリタリー・カルチャー」について、十全に知悉することが大切だ。

軍隊が国家の命運を背負って、ミッション(命令)を受けたら、何を考え、どのように行動していくか……、つまり、意思を決定して、どういうふうに人を募集・教育し、武器を持たせ、訓練をし、ミッションに臨ませるかという根本的な手法。
『「武漢ウイルス」後の新世界秩序』p.102


並行して、福山元陸将は以下のように語っている。

NECも(初代所長の)谷内氏の後任には、軍事に精通した自衛官ではなく、警察官僚を据えました。今後もその傾向の繰り返しでしょう。自民党政権が、外交、検察、警察におもねるのは保身のためで、自然でしょう。
『「武漢ウイルス」後の新世界秩序』p.162


これは想像だが、自衛隊と警察という二つの組織を較べるに、特に国防についての見方・考え方で較べるに、二組織の間には雲泥の差があることを安倍総理は熟知しているはずだ。だからこそ、本当は自衛隊出身者を引き上げたいところだろうが、未だに半独立国家ということもあり、総理の思う通りには行かないのが現実だと云えよう。

最後に、同書の「おわりに」を執筆した、西村氏の史観に注目していただきたい。西村氏は、イタリアの歴史哲学者だった、ベネデット・クローチェの持つ史観の限界を指摘している。つまり、西村氏はクローチェ史観の場合、未来や過去から<いま現在>を見抜く視点を欠くと述べているのである。一方、二十年後の未来を見る〝予測〟、二十年前の過去を見る〝歴史〟という手法を加えることにより、〝〟という時代を一層正確に把握できると
西村氏は説くが、まさに至言である。

【追報01】
アマゾンで確認するに、「ポストコロナで見えてきた”新世界秩序”とは?」の書評(カスタマーレビュー)は、現時点において三人の読者が各々の書評を投稿している。どの書評も良かったが、殊にei_reviewer氏の書評、本文でも紹介したように実に素晴らしいと思う。

そして、ei_reviewer氏の書評で驚いたのが、故山浦嘉久さんの「第二の天岩戸開き」を彷彿とさせる行であった。少々長くなるものの、以下に当該箇所を全文引用させていただく。

元陸将曰く、現行日本国憲法がコロナ (皆既日食)である(同書162ページ)を、私はかねてより神道の観点から現行日本国憲法は穢れであると言つてゐるのは軌を一にしてゐることは領域は異なれ同じ主張であることは自明であるとしても、私は今まで欧米白人種キリスト教徒の繁栄(本当は商売の繁盛といふべきではないかと思ふが)させてきた文明ーこれも本当に文明の名にふさはしいかは疑問であるーに敬意を評して、大航海時代に倣ひ大コロナ 時代と皮肉を言つて来たのをあらためて、pax corona(パクス・コローナ)と呼ぶことに、この本を読み終はつて、心変はりがしたのです。何故なら、pax coronaのコロナが皆既日食なれば、これは言ふまでもなく天照大御神が天岩屋にお隠れになり、地上は真っ暗闇になつて闇夜に私たちは生きることになるといふ誠に素晴らしい令和の時代の始まりであるからです。この時何が起きたか。神々が集ひて三種の神器のうちの二つが、それぞれの神によつて製作された。卑猥極まりなくもまたエロスに満ちた、ホトをも露はに見せた踊る天宇受売命(あめのうづめのみこと)の裸踊りで岩屋の戸を開けた天照大御神が女性であるわけはなく、ひよつとしたら男かも知れぬといふ、キリスト教とには及びもつかぬ性の深淵の太古からの歴史も同時に露はになるといふことも世に再び知られて(今度の世は地球上にといふ意味である)、私たちの現下キリスト教の偽善的な道徳によつて枯渇せる道義・道徳のエネルギー(これをモラーリッシェ・エネルギーといふ)が再び真の夜に湧き出でて、生命が蘇生し、お祭りと祀り事が蘇生をし、透明なる夜に生き生きと生きることになるからです。時代のキーワードはどうやら透明といふことばであるらしい。しかし透明性(transparency)とは既に20世紀のコンプライアンスなどといふ欧米近代国家の此れも自業自得の此れも偽善的規則とは御免を被り、自由奔放なる私たち日本人の透明性の安全保障に努めることになります。これがpax corona、皆既日食の大コロナ時代である。


蛇足ながら、ei_reviewer氏の他のカスタマーレビューも読んでみたところ、『死の貌』(西法太郎)を取り上げているのを知った。同書は三島由紀夫の死の謎について、長年追究してきた西法太郎氏の研究成果という性格の本である。記憶に留めておき、いつの日か同書に目を通したいと、ふと思った。

【追報02】
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『「武漢ウイルス」後の新世界秩序』p.173

上掲図について、別のカスタマーレビューアーであるラグタイム ララバイさんが、「 これは現在が「戦時」であることを明らかにした対談である」と題する書評を投稿、その中で上掲図を引用しつつ、『「海洋圧迫戦略」を見るだけで、日本が今取るべき海洋戦略のヒントが次々と浮かんでくるはずだ」』と書いている。確かに、日本固有の領土である尖閣諸島を中共の魔の手から護る上で、上掲図は多くのヒントをもたらしてくれよう。


【直言極言】尖閣民間防衛漁業活動に見る「報道しない自由」と「印象操作」[桜R2/6/27]

貴族の時代 06
前稿「貴族の時代 05」で小生は、日本書紀が百済三記のコピーというだけではなく、中臣鎌足も〝コピー〟であると書いた。ここで読者は、では中臣鎌足は〝誰〟のコピーだったのか? という点に関心を抱いたことだろう。

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最初に、民間の歴史家・関裕二氏の場合、中臣鎌足の正体は余豊璋(百済最後の王となった義慈王の王子)であるとしており、題名もそのものズバリ、『豊璋―藤原鎌足の正体』(河出書房新社)という本を著している。2019年11月19日の刊行とあるから、比較的新しい本だ。残念ながら、小生は未だ同書に目を通していない。また、同氏の他の著作のいずれにも目を通していないのだが、息子が同氏の書籍に数冊目を通しているというので、どのような内容の本なのか、今度訊いてみたいと思っている。

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その他に、藤原鎌足の正体を「金庾信(新羅の将軍)」郭務悰(唐の官吏)」と説く、やはり民間の歴史家がいる。故飯山一郎さんが晩年に取り組んでいた、『天皇系図の分析について』の著者・藤井輝久氏だ。ここで、上掲の関氏の著作の刊行は2019年秋と比較的新しいことから、それよりも14年前に出版された、藤井氏の本を関氏が参考にした可能性はある。ともあれ、両者とも中臣鎌足コピー説で一致しているのは面白い。できれば関氏の著作に目を通した上で、藤井氏の本と比較してみたいと思うのだが、近く本業(翻訳)が以前のようなペースに戻ることから、当面はお預けになりそうだ。

ところで、どのていど関氏が史料として百済三書を参考にして、『豊璋―藤原鎌足の正体』を書いたのかは分からないものの、藤井氏の『天皇系図の分析について』の場合、百済三書を重要な史料として徹底的に分析しているのが分かる。そこで、百済三書について簡単な解説を書いておこうと思ったが、その前にネット検索をかけてみたところ、百済三書と日本書紀の関連性について言及した論文、「『日本書紀』編纂史料としての百済三書」と出会ったので、両国(百済・日本)間の史書の比較論について、関心のある読者は同論文に目を通すと良いだろう。参考までに、同論文の「要旨」を本稿の最後に転載しておいた。

次に、藤井氏の『天皇系図の分析について』の場合、中臣鎌足の正体について詳細に書いてある章が無いものかと確認してみたところ、同書の第六章「大化の改新は架空の物語」に目が留まった。同章の第三節「中臣鎌足は、藤(唐)のGHQの郭務悰」で、鎌足を多角的に取り上げていたのである。ご参考までに、同章の第三節は以下のように六項で構成されている。

(1)『善隣国宝記』所引の『海外国記』にある「唐」の人の郭務悰
(2)郭務悰への疑義--この「壬申の乱」の仕掛け人は、やはり合成人間だった
(3)謎の将軍・郭務悰の正体は新羅使の金押実か
(4)外国の記録に見えない「大化の改新」
(5)藤原不比等の正体
(6)倭国の古代年号の大化(丙戌)六八六年を、日本国は「新」大化(乙巳)六四五年に移動してしまった


どのような内容の節なのかを読者に知っていただきたく、(1)『善隣国宝記』所引の『海外国記』にある「唐」の人の郭務悰」項を、本稿の最後に転載しておいた。関心のある読者は、一読されるとよい。

繰り返しになるが、ここで改めて書いておこう。小生は天武天皇の御代を以て、「日本の歴史が始まった」と過去に幾度か書いているが、ここで忘れてはならないのは、当時の日本の支配層のほとんどが渡来人であったということだ。藤井氏の場合、確か98.5%の支配層が渡来人であったと、上掲書の何処かで書いていたのを朧気ながら覚えている。

それにしても、日本列島は実に摩訶不思議な処で、天皇を一人だけ立て、残りの住民全員が平等という、他にはない構造に収斂されていった列島なのである。どうして、そのようなことが可能だったのかについては、拙稿「貴族の時代 03」で述べた、「日本列島」、「天皇」、「日本人」の三つのキーワードに深く関与してくるのであり、ここでは繰り返さない。

ともあれ、藤原氏は娘を天皇の后にするという外戚戦略をとり、摂政や関白を務め、政治を代々独占、貴族型政治を実現させた。そして、藤原道長の時代に藤原氏は絶頂期を迎えたが、その後は衰退、今では嘗ての栄光は無きに等しいとは云え、今日でも名家として続いていることは、拙稿「天武天皇 17」にも書いたので詳細は割愛させていただく。

ところで、次回の飯山史観についてだが、「米中衝突」シリーズにも目を通していただいている読者は先刻承知のとおり、6月30日に香港国家安全維持法の再審議で同法が成立、本格的な米中衝突に向かうことは避けられなくなってきた。よって、当面は「米中衝突」シリーズに力を入れていくこと、予めご承知のほどお願いしておきたい。

【参考史料01】
以下は、『日本書紀』編纂史料としての百済三書」という論文の要旨である。

 本稿では,百済三書に関係した研究史整理と基礎的考察をおこなった。論点は多岐に渉るが,当該史料が有した古い要素と新しい要素の併存については,『日本書紀』編纂史料として8世紀初頭段階に「百済本位の書き方」をした原史料を用いて,「日本に対する迎合的態度」により編纂した百済系氏族の立場とのせめぎ合いとして解釈した。『日本書紀』編者は「百済記」を用いて,干支年代の移動による改変をおこない起源伝承を構想したが,「貴国」(百済記)・「(大)倭」(百済新撰)・「日本」(百済本記)という国号表記の不統一に典型的であらわれているように,基本的に分注として引用された原文への潤色は少なかったと考えられる。その性格は,三書ともに基本的に王代と干支が記載された特殊史で,断絶した王系ごとに百済遺民の出自や奉仕の根源を語るもので,「百済記」は,「百済本記」が描く6世紀の聖明王代の理想を,過去の肖古王代に投影し,「北敵」たる高句麗を意識しつつ,日本に対して百済が主張する歴史的根拠を意識して撰述されたものであった。亡命百済王氏の祖王の時代を記述した「百済本記」がまず成立し,百済と倭国の通交および,「任那」支配の歴史的正統性を描く目的から「百済記」が,さらに「百済新撰」は,系譜的に問題のあった⑦毗有王~⑪武寧王の時代を語ることにより,傍系王族の後裔を称する多くの百済貴族たちの共通認識をまとめたものと位置付けられる。三書は順次編纂されたが,共通の目的により組織的に編纂されたのであり,表記上の相違も『日本書紀』との対応関係に立って,記載年代の外交関係を意識した用語により記載された。とりわけ「貴国」は,冊封関係でも,まったく対等な関係でもない「第三の傾斜的関係」として百済と倭国の関係を位置づける用語として用いられている。

 なお前稿では,「任那日本府」について,反百済的活動をしていた諸集団を一括した呼称であることを指摘し,『日本書紀』編者の意識とは異なる百済系史料の自己主張が含まれていることを論じたが,おそらく「百済本位の書き方」をした「百済本記」の原史料に由来する主張が「日本府」の認識に反映したものと考えられる。


【参考史料02】
以下は、『天皇系図の分析について』の第六章「大化の改新は架空の物語」の第三節・一項である。

第三節「中臣鎌足は、藤(唐)のGHQの郭務悰」

(1)『善隣国宝記』所引の『海外国記』にある「唐」の人の郭務悰
 しかも、更に重要なことは、この「大化の改新」と「毗曇の乱」とで当事者までもが全く同一だったということなのです。少し難しくなりますので、必ずやアナタは末巻の図表を指で示して見ながらこの間題をお考え下さい。

 何故ならば「奈良紀」(お手本は新羅史)における天智・中大兄のモデル(但し、今日の平安紀では二分の一。平安紀では合成人間とされてしまっておりますので)は新羅29武烈王・金春秋(在位六五四~六六二年)であり (二三7)、同じく「奈良紀」における中臣鎌足のモデル(但し、今日の平安紀では二分の一。平安紀では合成人間とされてしまっておりますので)は新羅(但し、もともとは、金官王家=倭王)の金庾信将軍だったからなのです。

 しかし、日本紀によりますと、次のように、大化三年(六四七)十二月に、この金春秋が倭国に連れて来られたことになっております。

 「新羅遣上臣大阿飡金春秋等……仍以春秋為質」(孝徳紀)

 ところが、この年が国際的に見まして一体どういう年であったのかと申しますと、この金春秋が文正(子)と共に唐の太宗皇帝のもとに行っておりますので、金春秋自身が倭国へ来ているかどうかは大変疑問なのです。不可能に近かったのです。

 しかも、そのことに加えまして、春秋はその帰途、海上で高句麗兵に見つかり、従者の温君解を身代わりとして小舟で命からがら帰国しているのです。

 ですから、現行平安日本紀では、百済系の作者が、新羅が派遣した単なる使者を王子の金春秋と故意に「取り替え」て記してしまっていた可能性が大であったのです(奈良紀のレベルのモデルでは、素直に天皇として記載されていたからなのでしょう)。

 ですから、実際には、この時は(この時も)金春秋は日本列島へは渡来していなかったのですが、しかし奈良紀での作文では既にモデルとして入れられてしまっていたのです。

  *但し、このときの新羅王子は人質などではなく、逆に、新羅支配下の倭国の支配者としての大王・天皇(物語上のことですから)として記してあった筈です。


 これらのことを、端的にマトメて申しますと、奈良紀におきましては、「天智天皇のモデル=新羅・金春秋」であり「中臣鎌足のモデル=新羅・金庾信」となっていたのです。

 さて、そういたしますと、「大化の改新」での「中大兄(天智)と鎌足」との関係は、それは、とりも直さず、そのモデルとなった新羅の「毗曇の乱」におけます「王子だった頃の金春秋と将軍・金庾信」との関係と全くイコール(ピッタリ同じ)だったということが判ってまいりまして、両事件はその内容、時期のみならず当事者までも、つまり、その全てにつきまして、これまた全く同一だったということになってしまうのです(もう一度、巻末の図表をご参照下さい。今後も時々ね)。

 次に、蘇我入鹿が「朝鮮人」に殺されたことと、その殺した彼の天智大王が百済人であったということは、日本紀自らの記載の分析からも明らかだったのです。

 と申しますのも、日本紀が言うところの「韓人」とは百済人のことだからなのです。その証拠といたしましては、「言韓人者百済也」(欽明紀十七年十月割注)という日本紀の記載自らが、そのことを示していてくれたからなのです。

 だからこそ、「大化の改新」の入鹿暗殺の現場を目撃した古人大兄が「古人大兄 曰 韓人 殺 鞍作臣(朝鮮人が蘇我入鹿を殺した)」(皇極三年六月十二日)と言ったと日本紀には記されております。この韓人とは、「百済人」のことを指していたことになるのです。

 つまり、素直に文字通りに考えれば、目撃した古人大兄が「韓人が入鹿を殺した」と言ったということは、これは平安紀でのメルクマールにおきましては、百済人が入鹿を殺したと表現されていたことにならざるをえないのです。

 そういたしますと、天智大王のモデルが、その前の奈良紀では新羅の太祖武烈王であったものに、「韓人=百済人」が二分の一加えられ、つまり、平安紀での改竄では「新羅・太祖武烈王+百済・王子余豐璋」とされてしまったということ--天智天皇(皇子の頃の中大兄)が殺した(後述)--とも、正に、ピッタリと合致して来るのです。

 このように、後の「平安紀」(現行『日本書紀』)におきましては、この点が物の見事に改竄されてしまい、この奈良紀での「新羅王子」に「百済王子」がプラスされてしまったということが、これでアナタにもよーくお判りになられたことと思います。

 ですから、古人大兄が「百済人が入鹿を殺した」と言っておりますこととも、平安紀上では整合性が見られるのです。

 では次に、「大化の改新」のもう一人の立役者でもございます中臣鎌足の方について考えてみましょう。

 平安紀でのこの合成人間の中臣「鎌足=カマソ」の残りの二分の一のモデルとは一体誰のことであったのか、ということについて考えてみますと、それは「唐=藤=トウ」人系の百済人と思われます「GHQ=占領軍最高給司令官」の郭務悰が、その「二分の一」のモデルだったのです。

 では、何故、郭務悰が唐(藤)務憬なのかと申しますと、「郭務悰=カマソ」というその名に秘められた謎に加えまして、次のような証拠も存在しているからなのです。

 それは、『善隣国宝記』(相国寺の僧瑞渓周鳳の外交史、文明二年(一四七〇)。三1)年〔二四七Q増三1)には、郭務悰のことを、何と!「唐務悌」(『善隣国宝記』所引の『海外国記』天智十年[六七一]十一月)と、ズバリ唐人の務悰であるとの表記が見られるからなのです。「唐=トウ=藤」でありますので、これは合成氏族の藤原氏の四族のうちの一部に唐人も入っていたこと(への繋がり)を示す紛れもない証拠の一つだったのですが、この「藤」が「唐」のことだったことにつきましては既に前述いたしました(三3)。


  *右に加えますに、光明子の署名も、単に「藤三娘」(『楽毅論』奥書)とされておりますよ(フヂ=トウ)。
   このように、「藤=フヂ=比自火」であり、かつ、「藤=トウ= 唐」ということをも、この「藤の字」は意味していたのです(別述)。
   このように、平安紀におけます中臣鎌足の「二分の一」のモデルは、この郭(唐=藤)務悰だったのです。


米中衝突と日本
今度こそ、飯山史観シリーズを再開するつもりで意気込んでいたところ、またまた「米中衝突」シリーズを書く羽目になった。それは、拙稿「米中衝突と経団連」で、香港国家安全維持法が八月に発動された場合、「中国は香港と共に衰退の一途をたどっていくことだろう」と、小生は書いたのだが、逆に、「中国は浮上する」と主張する記事に出会ったからだ。その記事とは、行政調査新聞が6月25日に公開した、「沈みゆく米国、浮上する中国、どうする日本」。

最初に、行政調査新聞の新記事の内容を要約するとすれば、「米軍がアジアから引き揚げ、代わりに中国が進出し、アジア太平洋地域を米国と中国とで分割、米中の二国で多極化の世界を目指す」ということになろう。しかし、眼光紙背に徹して同記事を読むに、幾つかの粗が見えてくるのである。そのあたりについて、主題に沿って以下に解説を試みてみよう。

■沈みゆく米国
米国は衰退していくとする同紙の主張、この点に異論はない。その通りだからだ。生老病死という仏教の言葉があるように、人、社会、国家、文明、いずれも生老病死という運命から逃れることはできないからだ。

もう一点、トランプがヨーロッパやアジアから米軍を引き上げるという背景として、「軍産複合体との争闘」と指摘する行政調査新聞の見方、これも正しい。ただし、小生の視点と異なるのは、同紙は習近平をハト派と見做している一方、小生はタカ派と見做していることだ。拙記事「米中衝突と統一協会」でも、小生は以下のように書いた。

昨今の米中衝突、これは、トランプというハト派vs.習近平というタカ派の衝突と言い替えることもできよう。


■浮上する中国
行政調査新聞が主張するように、これからの世界は、多極化していくとする点については同意見である。しかし、中共が現状のまま、すなわち習近平体制の維持に確執するのであれば、中共はアメリカによって衰退に追い込まれていくと小生は思う。やはり、李克強の流れを汲む指導者が、次の国家主席を引き継ぐのでもない限り、中国が浮上するなどということはあり得ない。その意味で、行政調査新聞がいうところのトランプ・習近平同志説には同意できない。そのあたりの理由は、拙稿「米中衝突と香港」にも小生は書いている。

一帯一路といった現行の路線を、強行に貫くしか残された道はなく(そうしないと中共が崩壊する)、行き着く所まで行って、最後は崩壊の道を辿るだろうと小生は思っている。


■どうする日本
最後に、米中衝突の狭間にあって、日本はどうするべきかについて、行政調査新聞は以下のように書いている。

いずれにしても、イージス・アショア中止決定で軍産複合体は、 大きな痛手を負うことになった。単にイージス・アショアだけの問題ではない。軍産複合体の 「 カネづる 」 だった日本が寝返ろうとしているのだ。そして、当然のことだが、軍産複合体は死力を尽くして安倍を首相の座から引きずり下ろす決定を下した。


その通りである。このあたり、放知技へのmespesadoさんの投稿、内閣支持率に繋がってくるのだ。

 前回の6月7日の世論調査から今回の調査(11日~22日)までのタイ

ムラグにどの程度意味があるかは微妙なところではあるが、前に「今回の支

持率低下は本物」と書いたが、どうやら本当にそうなってきたようだ。

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17178824/461/


ともあれ、米中対立の狭間にあって、日本はどうするべきかという指針を、政府が明確に示しているわけでもなく、大手マスコミが記事にしているわけでもない。行政調査新聞にしても、日本が果たすべき役割について具体的に述べていないのだ。そこで注目していただきたいのが、以下の動画だ。


特番『ポストコロナで見えてきた”新世界秩序”とは?』ゲスト:批評家 西村幸祐氏

一通り同動画を観てみたが、日本が果たすべき役割というものは何かについて、明白に西村氏が把握していることを知り、心から嬉しく思ったものだ。加えて動画の最後で、西村氏が自ら進んで日本が果たすべき役割の旗振り役を、買ってでもやると宣言していたのには感動した。よって、微力ながら、愚生も出来る範囲で西村氏を応援していきたいと思う。蛇足ながら、拙稿「貴族の時代 03」で紹介した、武田邦彦氏の一連の動画を観れば、西村氏が言わんする「日本の役割」の真意が理解できよう。

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最後に、何故か行政調査新聞は記事の最後で北朝鮮を持ち出し、以下のようなことを書いている。

「北朝鮮は大日本帝国の残置国家だ」といわれると、何となくそう思ったりする。

「金正恩は横田めぐみさんの子供だ」などという怪情報も飛び交う。これら怪しい情報の真偽のほどは、 判らない 。だが明確なことがある。こうした怪情報の出所は 、 殆どが北朝鮮なのだ。怪情報の 殆ど は 、 ニセ情報 ・ 作為情報と考えていい。

そんなガセネタは、 すべて捨て去って北朝鮮という国を冷静に見てみよう。


咄嗟に思い出したのは、晩年の山浦嘉久さんだ。嘗ての山浦さんは、金正恩の御母堂は横田めぐみさんだと断言していたし、『月刊日本』にも堂々と記事にしていた。しかし、晩年に至っての山浦さんは何故か、横田めぐみ=金正恩の御母堂説を完全否定する側に回っていたのである。

行政調査新聞の海外情勢の記事の場合、執筆者が〝二名〟おり、一名は藤井厳喜氏、もう一名の執筆者は、「行政調査新聞」を代表する形で記事を書いている。ここで、小生の記憶が正しければ、執筆者は社主の松本州弘氏ではなく、世界戦略情報誌『みち』の筆者の一人であり、「常夜燈」のリレー執筆者である黄不動さんだと、大分前に天童竺丸編集長から聞き及んでいる。この黄不動さんと山浦さんが横田めぐみ説を否定するようになったのは、何が原因だったのか…。このあたりについては推測の域を出るものではなく、記事にするのは控えたいと思う。

それから、ここ暫く姿を現さない金正恩について、放知技の堺のおっさんは金正恩生存説、一方でブログ『文殊菩薩』の野崎晃市博士は、死亡説を取るといった具合に、飯山一郎さんの最後の本となった、『金正恩が統一朝鮮王になる!!』の執筆者や追悼文を寄せた人たちの間でも、最近では金正恩の死亡説を巡って意見が真っ二つに分かれている。このあたりについての私見は、いずれ機会をみてブログ記事にしたいと思う。

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飲んで騒いで~♪
先週の土曜日に顔を出した集い(まほろば会)について、拙稿「花の銀座」で報告したが、三密などという下らない空気を忘れさせてくれる、実に楽しい一時であった。

ふと、一昨年の夏に一ヶ月ほど滞在した、ブエノスアイレスでの思い出が蘇った…。自宅でのテレワーク、読書、団欒もE-が、時には外に出て友と大いに呑み、語ることも人には必要だ。人生、楽しくなくては~♪

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アルゼンチンで思ふ(2)

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アルゼンチンで思ふ(5)

【グリコのおまけ01】

飲んで騒いで~♪

【グリコのおまけ02】
一週間ほど前、徒歩で20分ほどの所にある、散髪屋さんに向かって歩いていた時、同窓生の家の前を通りかけると、その同窓生も散歩に出かけるところだったようで、久しぶりに会話を交わした。彼は雨の日を除き、一年を通じて近くの山頂まで、往復一時間ほどかけての散歩を実践している。

しかし、話をしている途中で気づいたのだが、その同窓生、腹が出ているwww 何のための毎日の散歩かと思ってしまった。

一日一食、玄米を主食にして最低百回は噛み、万一(食糧危機)に備えて猪と言いかけたけど、止めた。9年前のフクイチ爆発事故の時、乳酸菌、マスクなど散々注意したのに、全く耳を傾けようとしなかった同窓生だったからだ。聞けば、半年前に胃潰瘍で血を吐き、救急車で運ばれたとかwww 一日に三度も大食い早食いしているからだと、よほど言おうと思った…

上掲の拙記事「花の銀座」でも、食糧危機に備えての対策を少し書いたが、今回のコロナ禍に加えて大量のバッタの発生、さらには異常気象も加わり、今年の食糧生産高は世界的に大減産が予想される。これは、日本に入ってくる食糧が激減する可能性を意味し、最悪の場合は食糧の奪い合いも起こりかねない。だから、今からでも一日一食にシフトし、玄米+味噌汁+漬物で、食糧難を乗り越える準備をしておくよう、拙ブログの読者に訴えたい。

【グリコのおまけ03】

【武田邦彦】お酒を飲んでいない人は例の病気が多い、逆に飲む人は病気になる確率も下がってくる。

国士渡邉正次郎12
「国士 渡邉正次郎}」シリーズの第十二号をお届けする。前回公開の動画「㉗関西弁を締め出し」以降、立て続けに三本の新しい動画が公開されている。


㉘和田アキ子、「森田健作、歌手辞めろ!」に仰天!


㉙覚醒剤とジャニタレ


㉚犬猫の殺処分

それから、恒例となった「亀さん」で始まる渡邊氏の新記事も紹介しておきたい。
・亀さん、ありがとう!

コメント29
先生が次期総理候補として高く評価しておられる、河野太郎防衛相についての記事を書きました。
米中衝突と河野防衛相

河野防衛相、祖国のために、実に重要な仕事を遂行されたと思います。


・亀さん、空海の予言、ますます的中としか、、、

・亀さん、選挙前日大事故

コメント30
なるほど、政界でも統一教会の人間が90%も、国会議員のところに入り込んでいたとは驚きです。小生は多くて20%程度ではと勝手に想像していただけに、日本の政治家の脇の甘さに溜め息が出ました。貴重な情報に感謝いたします。


ところで、最近の渡邊氏の記事で注目したのは、安倍総理を囲む面々についてだ。小生は毎朝、前日の「首相動静」をじっくりと眺めるのを日課としているが、安倍総理と日々接しているブレーンの人間性を把握しておく意味で、政界に深く関与する貴重な渡邊氏の記事と云えよう。以下、「首相を喰らうワル官僚を裁け!」全文を転載しておく。

首相を喰らうワル官僚を裁け!
安倍首相の周囲にいる大臣以上の権力持つ7人の「君側の奸」

 三国志で知られる後漢末期、皇帝に取り入った十常侍(じゅうじょうじ)と呼ばれる宦官たちが権勢をほしいままにし、王朝の滅亡を早めた。安倍晋三・首相の周囲にも、総理の威を借りて大臣以上の力を持ち、行政をねじまげてきた7人の“君側の奸(くんそくのかん)”がいる。

 その筆頭が「総理の振付師」と呼ばれる今井尚哉・総理首席秘書官だ。「今井ちゃんはすごく頭がいいんだよ」。安倍首相は今井氏をそう絶賛する。

 父は勤務医で、宇都宮高校から1浪して東大法学部に入学し、通産省(現・経済産業省)に入省(1982年)。第一次安倍内閣で総理秘書官を務めたことで首相の信頼を得た。父方の伯父は城山三郎の『官僚たちの夏』のモデルの1人である今井善衛・元通産事務次官、もう1人の叔父は今井敬・元経団連会長という官界のサラブレッドで、省内では“将来の事務次官候補”と見られていた。

 しかし、安倍氏は首相に返り咲くと資源エネルギー庁次長に出世していた今井氏を政務の総理首席秘書官としてスカウトする。今井氏は経産省を辞職して官邸入りし、2019年からは総理補佐官(総括担当)を兼務して名実ともに国政全般で総理を補佐する立場になった。

 コロナ対策でも今井氏が官邸から実質的な指揮をとっているとされる。安倍首相が文科省の反対を押し切って全国一斉休校を要請したのは今井氏の進言とされ、新型コロナ治療薬の開発でも古巣の経産省に「アビガン・チーム」を発足させ、安倍首相に「5月中に承認したい」と言わせた。ただし、現在も承認のめどは立っていない。

『官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪』の著書があるノンフィクション作家・森功氏が語る。


「今井氏は国民に選挙で選ばれた政治家ではなく、あくまで総理の助言者だが、いまやその官邸官僚が安倍政権そのものを傀儡化するといういびつな権力構造になっている。今井氏の頭にあるのは国民生活や国益より、自分を重用してくれた安倍総理の支持率をあげること。そのために経産官僚を用いて政策を総合的に動かし、経産省の後輩の西村康稔をコロナ担当相に抜擢するなど閣僚人事にも影響力を行使するまで権力を肥大化させた」

 官邸官僚はこの今井氏を中心に人脈がつながる。

◆上役を叱りつける

「全国民に布マスクを配れば不安はパッと消えますよ」。安倍首相にそう進言した“アベノマスクの発案者”とされるのが佐伯耕三・総理秘書官だ。
 灘中、灘高から東大法学部を卒業。経産省の先輩である今井氏に引き立てられて官邸の“チーム今井”に入り、史上最年少の42歳で総理秘書官(事務)に抜擢された。いまや今井氏を通さずに安倍首相に直接意見を具申できる立場とされる。

「桜を見る会」では、首相のそばに寄り添い、地元支援者や芸能関係者を甲斐甲斐しくアテンドする映像が流れた。

「学生時代の友人に取材すると、佐伯氏は『頭は抜群にいいが、朗らかで偉ぶらない』という人物評だった。それが官邸で権力を持つと人が変わった。アベノマスク配布をめぐるトラブルでは経産省の7期上の上役である荒井勝喜・政策立案総括審議官を『安倍内閣を潰す気なのか』と叱りつけている」(森氏)

 国会でも、加計学園問題で総理を追及した野党議員に対し、佐伯氏が控え席から「違う」と野次を飛ばして大問題になった。“虎の威”官僚の典型だろう。

 官邸の経産省人脈で今井氏、佐伯氏の大先輩にあたるのが長谷川榮一・内閣広報官兼総理補佐官である。

 長谷川氏が安倍首相と親交を深めたのは2人が“不遇”な時代だった。第一次安倍内閣で内閣広報官を務めた長谷川氏は10年に退官したが、民主党政権下で満足な天下り先が用意されなかった。

 その頃、持病の悪化で退陣を余儀なくされた安倍氏も“失意の底”にあった。長谷川氏はそんな安倍氏を誘って後輩の今井氏とともに高尾山に登山するなど親交を絶やさなかったが、そのことが思わぬ出世につながった。安倍氏が首相に返り咲くと、再び内閣広報官に起用されたのだ。

「内閣広報官に復帰すると、『拾われた身だから恩返ししたい』と言っていたそうです」(同前)

 その言葉通り、「総理の護衛役」を任じ、長谷川氏が室長を務める内閣広報室は毎日のテレビ番組の内容を監視し、政権を批判するコメンテーターなどの発言をチェックしている(本誌・週刊ポスト6月5日号既報)。

 また、長谷川氏自身、安倍首相の記者会見の進行役を務め、厳しい質問が続くと会見を切り上げることでも知られる。
「総理は自分の口から言えないから」

 官邸官僚の権力を笠にきた乱脈ぶりをさらけ出したのがこのカップル、和泉洋人・総理補佐官と大坪寛子・審議官だろう。

 公務での海外出張中、2人は内扉でつながったコネクティングルームに宿泊するなど公私混同の“不倫旅行”などが報じられ、京都出張ではかき氷を「あ~ん」と食べさせながら、ノーベル賞学者の山中伸弥・京都大学教授の研究所を訪問してiPS細胞研究予算の打ち切りを宣言し、大坪氏は「私の一存でなんとでもなる」と恫喝した。

 一方の和泉氏は加計学園の獣医学部新設をめぐって、文科省の前川喜平・事務次官(当時)に「総理は自分の口から言えないから、私が代わって言う」と早く認可を出すように迫ったとされる(前川証言)。

 まさに政権の汚れ仕事を担う“隠密”のような存在であり、パートナーの大坪氏はさしずめ“くの一”といったところだ。

 その和泉氏は今井氏らとは人脈が違う。東大工学部から建設省(現・国土交通省)に入省した技術キャリア。第二次安倍政権発足と同時に「国土強靭化」担当の総理補佐官に抜擢される。

 安倍政権が官邸に「健康・医療戦略室」を新設すると、和泉氏は室長を兼務し、厚労省から参事官として出向していた大坪氏を内閣審議官室次長に引き上げた。

「和泉氏は各官庁に幅広い人脈があって、神出鬼没で加計学園から辺野古の米軍基地移設、東南アジアへのインフラ売り込みやコロナのクルーズ船対応まで多くの分野に口を出す。一連のスキャンダルの責任を取らせて解任説もあったが、政権の恥部を知るだけに官邸も首を切ることができなかったようです」(森氏)


 警察人脈も官邸で重用されてきた。霞が関官僚の頂点に立つ杉田和博・官房副長官と北村滋・国家安全保障局長だ。

「総理の守護神」と呼ばれる杉田氏は警察庁警備局長から内閣情報調査室長、初代の内閣情報官、内閣危機管理監を歴任した危機管理のプロで、退官後、「2008年に失意の時代の安倍氏とスキー旅行で親交を深め、第二次安倍政権の内閣官房副長官に抜擢された」(森氏)という人物だ。

後に加計学園問題で官邸の介入を告発する前述の前川・文部科学事務次官を“出会い系バー通い”で注意した人物でもある。

 北村氏と安倍氏との出会いは1989年。「北村氏が警察署長だった時に、順天堂病院に入院した安倍首相の父・晋太郎氏をなにかと気にかけた。その時、まだ秘書だった晋三氏と知り合った」(同前)
 その後、警察庁総括審議官、内閣情報官を歴任し、特定秘密保護法の成立から北朝鮮外交まで安倍首相の“特命”で動いてきた。

 杉田氏と北村氏の2人はインテリジェンス(諜報)のプロで、各省庁の情報を握って政権の危機管理を担ってきた。安倍政権がこれまでスキャンダルを乗り越えてきたのは彼らが目を光らせてきたからでもある。

 北村氏は「官邸のアイヒマン」の異名がある。
 ある者は官邸から官庁の頭越しに指示を出し、ある者は上役を怒鳴り上げ、またある者は情報に目を光らせ、“隠密”となって敵を恫喝する。

 安倍首相に“忠誠”を誓う7人の官邸官僚が国民に牙を剥いたとき、この政権は坂道を転がり始めたのだ。
※週刊ポスト2020年7月3日号


週ポのちびし~い分析。国民を虫けら同様に見ているこの官僚ども、、、安倍内閣が終われば怖い市民の監視下に…彼らの自宅はすべて知られている。。。。武漢疫病にびくびくし、国民の怒りの鉄槌に怯え…人間は分を超えた事をしてはならない。
 若者たちよ、君たちの人生を狂わせたのはこの連中だということを忘れるな!彼らの人生は君たちの意志一つだ。
君たちは、君の妻や子、孫、ひ孫らの命を護る義務があるんだぞ!!こいつらの血を吸い取っても生きろ!!


米中衝突とハワイ密談
6月7日にアップした「貴族の時代 05」を最後に、「飯山史観」シリーズの執筆が滞っている。武漢ウイルス禍以降、急展開する国際情勢を追っている間、書いておかなければならないテーマが続出したからだ。そのため、前回に引き続き、今回も米中衝突シリーズになってしまったが、次回あたりから飯山史観シリーズに戻りたいと思うので、飯山史観の読者の皆さん、もう暫く暫くお待ち願いたい。

さて、今回の米中衝突シリーズは、先日(6月17日)ハワイで行われた、米中外交トップによるハワイ会談を取り上げたい。これは、ポンペオ米国務長官と中国外交担当トップの楊潔篪(ヤン・ジエチー)中国共産党政治局員の間で行われた、7~8時間にも及んだ会談であり、マスコミを完全にシャットアウトした上での〝密談〟という性質を持つ。

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米高官「成果は中国の態度次第」米中外交トップ会談

この〝ハワイ密談〟の意味するものについて考察するにあたり、以下の動画をお勧めしたい。


【速報】米中最新情勢|やはりトランプはマジ?

これは、ハワイ密談以降における米中の主な動きを解説した動画で、注目すべきは6月24日、中国軍を支援する大手中国企業リストを米国防総省が作成、トランプ政権に提出したことである。先に決定した外国企業説明責任法、中国軍に絡んでいると思われる中国人留学生と研究者の入国制限、さらにはウイグル人権問題などが複雑に絡んでくることだろう。こうした流れになってきたのも、「ポンペオ・楊潔篪対談が不調に終わったため」と同動画は解説していたが、小生も同感である。

同動画は、ハワイでの対談が不調に終わった原因の一つとして、ウイグル人権問題を取り上げないで欲しいという、中国側の要請に対してポンペオが難色を示したところにあり、それは米国が自由民主主義国家だからと動画の作者は解説しているが、小生もその通りだと思う。さらに付け加えるとすれば、ウイグル人権問題は単なる人権問題に留まるものではない、という点に読者の注意を喚起しておきたい。何故か? そのあたりは、以下のツイートに目を通していただききたい。


ここで人権問題だが、この点については中国ばかりを責めるわけにもいかない。何故なら、米国も過去に(そして今も)同様なことを行っているからだ。たとえば、米国が中南米に対して行ってきた過去の事例(たとえば、CIAによるアジェンデ元チリ大統領暗殺)を思い出すといい。

そうした点を十分に呑み込んだ上で、建前上、米国は「民主主義」、「人権の尊重」、「法の支配」を重んじている国であることから、ウイグル問題を取り上げるのは止めて欲しいと懇願する中国側の要求に対して、ウイグル人権問題と米国食糧輸入という経済問題とは、天秤にはかることなど出来ないとポンペオは突っ撥ねたのではないだろうか。つまり、ウイグル人権問題は、決して譲ることのできないものであるとポンペオは主張を貫いたと思われ、そのあたりに会談が不調に終わった原因の一つがあったのだろう。ともあれ、そうしたアメリカ人の心を、中国はあまり理解していない節があると動画作成者は語っていたが、その点、小生も全く以て同感である。

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ともあれ、11月の大統領選を控えたトランプ、当面は中国に対して厳しい姿勢を取り続けることだろうし、一方の中国も、共和党から民主党へ政権が移行することを期待しつつ、向こう四ヶ月間は米国を上手く躱していく戦術に徹するものと思われるが、ウイグル人権問題に加え、香港問題や南シナ海問題、さらには上述の外国企業説明責任法など、中国の場合は問題が山積しており、決して予断は許されない状況下にある。

取り敢えず、6月28日から30日にかけて、香港国家安全維持法の再審議が行われるとのことであり、内容次第では中共の運命が大きく左右されることになろう。
香港国家安全維持法 6月下旬に再審議で可決か 中国の全人代

【グリコのおまけ01】
日本在住が十年になるという、中国人ケイ アッカーマン(阿克曼希)さんの動画を時々観ているが、中国の現実を赤裸々にしたツイートも連発していることもあり、このたびフォーローすることにした。ディスインフォメーションも混じっているかもしれないので注意しつつ、中国大陸で実際に起こっていることを確認していきたいと思う。余談になるが、小生は以下の動画を観てフォーローを決めた(爆)


【グリコのおまけ02】
本文でも紹介したネット大衆紙「ブルーカラー」という動画、水島総氏の桜チャンネル同様に客観的であり、なるべく観るようにしている。だから、家のテレビが壊れたら、堂々とNHKに受信料を支払うのを止め、こうした動画を支援していくためにも、浮いたお金で優れていると思った動画を応援していくつもりだ。


NHK【反日本・反皇室報道】 しかも、嘘をつくでしょ! 嘘を言って国益を損ねる。 許し難いNHK の存在

【グリコのおまけ03】

107前半アメリカは●●をどうやって追い詰めるのか①【渡邉哲也show】


107後半アメリカは●●をどうやって追い詰めるのか②アメリカの恐ろしさ【渡邉哲也show】

米中衝突と統一協会
前稿「花の銀座」に目を通した読者によっては、小生が神道に傾注しているのではと感じたかもしれない。しかし、ここで敢えて言っておかなければならないことは、日本で生まれ、成長期を日本で過ごし、日本語を母語とする日本人であれば、家柄、教育、環境の如何を問わず、また本人が気づいていると否とを問わず、神道の心(自然観)が自ずと身についているものなのだ。

尤も、終戦から75年が経過、その間、GHQによる徹底した日本精神の壊滅、あるいは焚書坑儒によって、嘗ての日本人とは似ても似つかぬ、奇形の日本人が多くなったという現実が一方にある。たとえば、拙稿「米中衝突と経団連」にも書いた、「日本のことよりも金儲け」をモットーとしている経団連やトヨタも、そうした奇形日本人の集団組織と云えよう。

ところが、今年に入って武漢ウイルスが世界を襲来、人類のウイルスとの戦いは今でも続いている。しかし、このコロナ禍は同時に、戦後75年続いたGHQ政策の軛から脱する、またとないチャンスの到来であると、先週末のまほろば会で漠然と感じたのも確かである。それを確認できただけでも、山奥から銀座まで出かけた甲斐があったというものだ。

ところで、西洋人の持つ宗教観と、「お天道様が見てる」という言葉に代表されるように、日本人の宗教(自然)観は、似て非なるものであるのをご存知だろうか…。つまり、日本人固有の自然観こそが、日本の〝宗教〟なのである。

このように書くと、何故に自然観が宗教なのかと、疑問を呈する読者がいるかもしれない。そのあたりについては、長きにわたって拙ブログに接してきた、あるいは長年にわたる掲示板「放知技」の読者であれば、説明不要かと思うが、拙ブログや放知技と接して日の浅い読者の場合、「神道は宗教にあらず」とする小生の主張、納得できかねぬことだろう。よって、本稿の最後に載せた武田邦彦氏の動画を最初に観ていただき、続いて拙ブログや放知技の過去投稿に目を通していただければ、時間がかかるかもしれないが分かってくるはずだ。そこに至るまでは実に根気の要る作業となるが、真実とは何かについて真摯に追究したいと思う読者には、是非ともこうした作業をお勧めする次第である。

さて、米中衝突における宗教あるいは覇権の話は脇において、表題の「米中衝突と統一協会」に入ろう。

拙ブログにアクセスしてくる読者であれば、統一協会が我が国の政界、官公庁、法曹界、財界等に深く食い込んでいることは、先刻承知のことだろう。例として、安倍晋三首相を取り上げてみたい。ウィキペディアの「世界平和統一家庭連合」項で確認するに、以下のような記述がある。

安倍晋三(自民党):『しんぶん赤旗』などによれば、2006年5月、関連団体の天宙平和連合が全国各地で開いた大会の複数会場に内閣官房長官の肩書きで祝電を送付。この前年にも同様の大会への祝電が確認されている。また、教団傘下の米ワシントン・タイムズ紙2011年5月10日付に掲載された意見広告に妻と共に署名。2010年2月と2012年7月には幹部信者(12双)が代表を務めるシンクタンク「世界戦略総合研究所」で講演。さらに、『FLASH』誌などは父親の金脈、人脈を継いだため教団とは切るに切れない事情があると報じており、教団内では「安倍先生なくしてみ旨は成就できない」と伝えられる。しかし、四半世紀以上統一協会と闘ってきたジャーナリスト出身の有田芳生(後述)によれば、有田は安倍本人に直接取材をおこなっており、「安倍事務所が官房長官名で統一協会系の「天宙平和連合」に祝電を打ったことで本人を批判することには無理がある。国会議員の事務所は、祝電でも弔電でも、関係者から依頼があれば、その事務所レベルで判断する。いちいち「議員先生」本人に問い合わせることなどしない。安倍には統一協会への対応方針がある。それは拉致問題などを行った北朝鮮を経済的に支援する統一協会は問題であること、しかも霊感商法などで日本の公安当局から監視対象である団体である以上、面会を求められても会わないようにしている、というものだ。これはわたしが安倍本人から聞いたことである」と記している。有田はまた、「安倍晋三は北朝鮮への強行姿勢ゆえに、祖父の岸信介や父の安倍晋太郎が親密だった統一協会に対し、距離を置くだけではなく厳しい対応を取っている」と伝えている。


ここで私見を述べるに、小生は安倍総理を政事家として高く評価しており、戦後最高の総理大臣とすら思っている。そう思う理由の一つが、安倍総理のリアリストに徹した政治姿勢だ。四年前にトランプの当選が決まった時、安倍総理は日本が属国から半属国へ脱皮する千載一遇のチャンスとして捉え、電光石火でトランプとの面会を実現しているが、当初、トランプとの間を取り持つ人脈が周囲にいなかった。そこで、勝共連合の重鎮に連絡を入れ、その重鎮から韓鶴子総裁経由でトランプの親族とコンタクト、面会を果たしたという経緯がある。

人によっては、「一国の総理がカルト宗教団体に…」と皺ばむかもしれない。しかし、小生はそうは思わない。それよりも遥かに大切なのが国益であり、そのためにも、父である安倍晋太郎が築いた、統一協会の人脈を活用してトランプとの面会を実現させたあたり、安倍総理はリアリストとしての本領を発揮したと云えよう。

このように、我々庶民と政界に身を置く人たちとは、物の見方・考え方がまるで違うのだということを知っておくことは、日本の政治、さらには世界の政治を読み解く上で不可欠なのだし、政界は決してお花畑ではなく、喰うか喰われるか(殺るか殺られるか)の世界だということを肝に銘じておくべきだ。

ところで、評論家の副島隆彦氏が、自身の掲示板で統一協会について言及していた。
[2587]河合克行、案里の逮捕の裏側の恐ろしい真実。

肝心な副島氏の投稿内容だが、要は「河合克行・案里元議員は、統一協会日本支部の最高幹部の地位にある。その統一協会は大量の人間を政界はもとより、法曹界にも送り込んでいるが、それを法曹界は昔から快く思っていなかった。そこへ、河合案里元議員を調査していた検察の若手検事が〝自殺〟、一気呵成に河合克行・案里元議員の逮捕へと至った」ということらしい。

この河合克行・案里元議員の逮捕劇について、我々はどのように捉えればよいのだろうか?

最初に、法曹界の一角を成す検察庁という組織を鑑みるに、検察庁、殊に東京地検特捜部は、戦後の早い時期にGHQが立ち上げた組織、ということを思い出す必要がある。

拙稿「GHQが恐れた崎門学」にも書いたことだが、日本に進駐してきたGHQの最大の狙いが、「日本精神の壊滅と焚書坑儒」であったことを思えば、民族派だった田中角栄を東京地検が逮捕したのも、当然といえば当然であった。

ここで、小生は「国士渡邉正次郎10」に、以下のように書いたのを思い出していただきたい。

政治家のタイプを「グローバリスト派」と「民族派」とに分けるとすれば、田中角栄は明らかに、我が国の国益を最優先させた民族派であり、一方の竹下は日本の国益については眼中になかったグローバリスト派だったということです。


グローバリスト派だった竹下登の背後にいた組織は、当時のアメリカを席巻していた軍産複合体であり、CIA、ネオコンといった名称で呼ばれることもあった。小生はこれらの組織をタカ派(他国で戦争を起こして金儲けをする一派)ネオコンと言い表している。

尤も、ネオコンも一枚岩ではなく、もう一方でハト派(戦争をせずに金儲けをする一派)が存在する。かつてのアメリカでは、戦後暫くの間はタカ派ネオコンの天下で、一方のハト派ネオコンは鳴りを潜めていたのだが、トランプの登場によって復活、今ではタカ派ネオコンと激しい火花を散らしている。

よって、戦後誕生した東京地検特捜部はタカ派ネオコンに属し、一方で統一協会はハト派ネオコンに属するといっても過言ではない。つまり、今回の河合克行・案里両議員の逮捕劇の背景は、単なるウグイス嬢への報酬違反ではなく、ネオコンのタカ派とハト派の代理戦争ということになる。

大手マスコミの報道内容はウグイス嬢への報酬違反一色のため、副島氏が主張する法曹界と統一協会との間の争いという視点は、直ぐには納得できかねぬものと思うが、そのあたりに注目した副島氏は流石だと思った。

最初に、小生は国会議員の半分以上が昔から、ウグイス嬢への報酬違反をしていたと想像していた。このあたりについては、機会があれば渡邉正次郎氏にお訊きしたいと思っているが、神計らいで副島氏の掲示板に「ウグイス嬢」([2588])という投稿があった。副島氏の学問道場は、何故かこの貴重な投稿を即座に削除していたが、幸い、同投稿を小生は保存していたので以下に公開する。

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それから、放知技の読者であれば、東京地検特捜部はGHQが設立した組織であることは先刻承知のことと思うが、一方でカルト宗教団体である統一協会が、何故にハト派ネオコンなのかと訝る読者が少なくないと思う。

統一協会の正体がハト派ネオコンであるとする理由の説明は簡単だ。それは、ワシントン・タイムズの存在である。ウィキペディアの「ワシントン・タイムズ」項では、以下のように説明している。

1981年に米国の保守系新聞であった『ワシントン・イブニング・スター』紙が、経営難で廃刊した。そのため、アメリカの首都ワシントンにおける主要な日刊紙は、リベラルで民主党寄りの、ワシントン・ポストのみとなっていた。このことに危機感を覚えたロナルド・レーガン政権は、全米の財閥に保守系の新聞社の創設を持ちかけた。財閥からは辞退者が続出したが、最終的には話がまとまり1982年5月17日に世界基督教統一神霊協会(統一協会)の創設者である文鮮明によって創刊の運びとなった。


この時点で、以下の図式が読者の頭の中で浮かび上がったことだろう。

東京地検特捜部=タカ派ネオコン=米国民主党

vs.

統一協会=ハト派ネオコン=米国共和党


現実は上掲のような単純な図式で表せるようなものではなく、さらに複雑なものであるのは言うまでもないが、取り敢えず一つの見方として上掲の図式を捉えていただければと思う。

以上の前提条件を念頭に、改めて副島氏の投稿を読めば、以下の行の背景が浮かび上がることだろう。

問題は、東京から派遣した、真面目な若い検察官ひとりが、殺されて、日本の法務省=最高検察庁=最高裁 の、 トップたちが、煮えたぎったように、怒り狂って、「もう、あいつら、許さん」と、なったのだ。


つまり、副島氏は、「河合案里議員を調査していた若い検事の〝自殺〟が引き金となり、検察庁ひいては法務省が一気に動いた」、と言っているのだ。本当に若い検事の自殺が切っ掛けだったのかどうかは、もう少し検討する必要はあるものの、可能性としては高い。

最後に、以下の画像を掲示して副島氏は投稿を締めくくっている。

そして、さらに、1枚、世界政治も、まったく日本と同じように、激しく動いているのだ、の 画像を1枚載せる。 これの解説は、しない。生来、頭のいい人間だけが、食い入るように、じっと見て、そして、自分の脳で、必死に考えなさい。 副島隆彦 記

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副島氏が今回の逮捕劇の背景に、タカ派ネオコンとハト派ネオコンの代理戦争であると、明確に意識して上掲の記事を載せたのかどうかは分からないものの、少なくとも二枚の写真がそのあたりを明白に物語っている。つまり、一枚はキッシンジャー(ハト派ネオコン)、もう一枚はヌーランド(タカ派ネオコン)が写っているからだ。この二人の写真を並べているのも、タカ派ネオコンとハト派ネオコンの構図を副島氏が示したものと、小生は今のところ思っているのだが、果たしてどうだろうか…。

ただし、タカ派ネオコンとハト派ネオコンの代理戦争と断定するにあたり、河合夫妻が統一協会の〝最高幹部〟であるという前提条件が正しいものであることが必要だ。そのあたり、副島氏は以下のように書いている。

  河井克行は、統一協会の創立者の文鮮明(ぶんせんめい。ムン・サンミョン)の奥様の韓鶴子(はんはくじゃ。かんつるこ)を日本に招いて、東京のビックサイ トで開かれた、「お母さま(聖母様)に献げる会」の一万人集会の主催者であり、そこにいた6人の自民党の衆議院議員の筆頭である。


本当に河井克行が統一協会の最高幹部なのかどうかは、やはり後に渡邉正次郎氏に確認してみたいと思うし、文鮮明と交流のあった栗原茂さんや玉井禮一郎さんにも、念のため確認してみたいと思っている。

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最後に、キッシンジャーや統一協会を「ハト派ネオコン」と小生は書いたが、彼らは平和志向という心根の優しい人たちではない点に注意する必要がある。たとえば、ウィキペディアの「ヘンリー・キッシンジャー」項で、キッシンジャーの日本観を示した言葉…。

1972年の田中角栄首相の日中国交正常化交渉について"Jap"の語を用いて批難した。


田中角栄といった民族派の政治家が嫌いな、キッシンジャーの日本観を良く言い表した行ではある。

田原総一朗に日本への原子爆弾投下についてインタビューされたことがあり、「あなた方は広島と長崎に原爆を落とした。そしてまったく何の罪もない一般市民を大量に殺した。この責任をアメリカはどうとるつもりなのか」と聞いたら、キッシンジャーは「広島と長崎に原爆を落とさなければ日本は本土決戦をやるつもりだった。本土決戦で何百万人、あるいは一千万人以上の日本人が亡くなるはずだった。原爆を落とすことでその人数をかなり減らしたんだから、むしろ日本はアメリカに感謝すべきだ」と答えたという。


上記のキッシンジャーの言葉、小生は何等違和感を感じていない。何故なら、そうした冷徹さを旨とするのが外交官というものだからだ。こうした外交の本質については、拙稿「コベントリーの悲劇再び?」を参照のこと。

それから、副島氏のプーチンとキッシンジャーの写真を見て思い出したが、拙稿「花の銀座」で小生は、『The National Interest』誌がプーチンの論文を掲載したことを紹介した。この『The National Interest』の名誉会長が、キッシンジャーなのである。

ともあれ、昨今の米中衝突、これは、トランプというハト派vs.習近平というタカ派の衝突と言い替えることもできよう。

【補遺01】

【武田邦彦6/22】神様の正体!世界でこれが理解できるのは日本人だけ!

【補遺02】
小生が統一協会の関係者と初めて接したのは、二十代前半の頃だったと思う。東京に用があって池袋駅の改札口を出ると、構内で統一協会の関係者に呼び止められ、入会の誘いを受けたという次第である。無論、その場で断ったのは言うまでもないが、爾来、統一協会について数冊の書籍を入手し、自分なりに調べたことがある。ちなみに、今でも手許に残っているのは、『統一協会=原理運動』(浅見定雄 日本基督教団出版局)、『原理運動の実態』(茶本繁正 三一書房)、『神の国の崩壊』(有田芳生 教育史料出版会)の三冊だ。

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それにしても、現在は国会議員を務める有田氏が、『神の国の崩壊』という反統一協会の本を書いていたとは面黒い。