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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
貴族の時代 05
貴族の時代 03」では、日本史を俯瞰する上で不可欠な三つのキーワード(日本列島・天皇・日本人)、「貴族の時代 04」では、武田(邦彦)史観について言及、本来の飯山史観の内容から大分横道に逸れてしまった感があったが、今回より再び本来の飯山史観の記述内容に戻したいと思う。よって、藤原氏の出自あたりから飯山史観を再開することとしたい。

さて、この藤原氏だが、始祖の中臣鎌足は中臣氏の一族とされている。通説によれば、中臣氏は忌部氏とともに神事・祭祀をつかさどった中央豪族で、始祖は天児屋命(あめのこやねのみこと)という神とのことだ。

しかし、天皇(天武天皇以前は大王)を頂点とする日本列島の支配者たちは、大方が渡来人(3~7世紀にかけて、主に中国大陸や朝鮮半島から、日本列島に移住してきた人々)であり、それ以前に日本列島にいた原日本人とは異なる人種だった。

ここで、原日本人と書いたが、元々彼らの遠祖も遥か昔に、日本列島に流れ着いた〝渡来人〟であったことに変わりはない。

尤も、原日本人といっても、脱アフリカを果たした人類が、日本列島に到着して棲み始めた遥かな昔を考えるに、我々の祖先という祖先は全員、朝鮮半島を含むユーラシア大陸から渡来、あるいは南方から黒潮の流れに乗って日本列島に辿り着いた、〝渡来人〟だ。
天武天皇 17


上掲の拙稿「天武天皇 17」で中臣氏の出自について、ソグド人説・南方系説という具合に諸説があることを紹介、小生自身は中臣氏の出自について以下のように書いた。

中臣氏は原日本人という可能性も僅かだが残っているので、今の時点での判定は控えたい。


その後の小生は、古墳時代に豪族たちが渡来する前、日本列島にいた原日本人の民族性を多角的に考察してみた。それで改めて思ったことは、原日本人は外来のもの(人・物)を一旦は受け容れ、やがて自分たちのものにするという、寛容性を持っていた人たちで、同時に人としての優しさを兼ね備えた人たちあったということだ(「貴族の時代 03」参照)。

だから、拙稿「天武天皇 19」で紹介した、「多武峰縁起絵巻」(一部)に描かれている中臣鎌足は、クーデター(乙巳の変)を起こした側だったが、蘇我入鹿の首を刎ねる側にまわった中臣鎌足、原日本人が本来持っていたはずの「優しさ」というものが欠片もない人物、ということが容易に想像できよう。確かに、原日本人のDNAを引き継ぐ我々から見ても、蘇我入鹿の首を刎ねた〝中大兄皇子〟、そして弓矢を手にしている〝中臣鎌足〟にしても、絵巻に描かれているのは残忍な人物像だ。このあたりを考えれば、やはり中臣氏は間違いなく、古墳時代に日本列島にやって来た渡来人の豪族の一つで、それも渡来して日も浅い一族だったのではと思っている(尤も、乙巳の変が史実だった場合の話だが…)。

とすれば、中臣氏は古墳時代の何時頃、何処から渡来してきたのか? このあたりについての正確な情報は、現時点で確認することはできないので当面の宿題とし、今回は『天皇系図の分析について』(藤井輝久著)を叩き台に、鎌足本人あるいは鎌足の遠祖が日本列島に渡来した時期、および何処から渡来してきたのかについて検討してみよう。

最初に、上掲書の第四章「有名な貴族の故郷「本貫」は朝鮮半島だった」の冒頭で、藤井氏の書き出しは以下のように始まっている。

日本列島での主要な「支配者=貴族」の殆どは、早いか遅いかの違いがあるにせよ、、皆、渡来人だった


続いて、同章の第一小節「藤原氏の本貫は南韓の「昌寧」伽耶」(p.163)で、藤井氏は中臣氏の本貫を以下のように書いた。

「藤原氏=中臣氏(中=ナガ=蛇=朴氏。倭人)」であり、その本貫は、朝鮮半島南部の比自㶱(昌寧伽耶)

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上代語で読む日本書紀〔仲哀天皇-神功皇后(1)〕


ここで、「倭人」という言葉が出てきた。小生は藤井氏の『天皇系図の分析について』を通読したわけではなく、確認作業で必要な箇所を都度、目を通したに過ぎないこともあり、藤井氏の倭人観は知らない。しかし、改めて強調しておきたいのは、倭人は日本人ではなかったという点である。拙稿「応神天皇の秘密(3)」で引用した、山形明郷先生の言葉を思い出していただきたい。

倭人は現韓半島の南部、すなわち慶尚南道の海岸地帯から、全羅南北道の広汎な地域にわたって住んでいた『在地原住民』なのである。その居住区域は、極めて広く、また、その数は厖大なものであったと思われるのである。
『卑弥呼の正体』p.210

18042201.jpg


倭国の版図紹介ついでに、時代を下った百済・新羅・伽耶の正誤版図を以下に並べておこう。この両版図を載せたのは、拙稿「青州で思ふ(5)」であった。

16101201.jpg  16101202.jpg

尤も、倭人=日本人が今の日本における通説になっているので、注意が必要だ。たとえば、デジタル大辞泉は「」を以下のように定義している。

1.日本人の住む国。古代、中国から日本を呼んだ名。
2.(和)日本のものであること。日本的であること。「和の技術」「和に親しむ」


ところで、藤井氏の著した『天皇系図の分析について』の要諦は、最近の世界戦略情報誌『みち』(六月一日号)シリーズの一つ、「常夜燈」(p.16)にあった、以下の記述が語っていたので、一部引用の形で紹介したい。藤井氏の師匠筋にあたる鹿島曻氏の書籍の多くに目を通した身として、鹿島氏の主張する「日本書紀は百済記のコピー」は正しいと思っているので、素直に読める記事であった。

▼藤井輝久氏の主張は「古事記偽書説」などというような生やさしい代物ではない。偽書説ならば、問題の書物が後世にデッチあげた偽物だと糾弾しているだけで、本物が別にあることは何も否定されていない。だが、藤井氏の言うところは、もっと激しく辛辣で容赦がない。

まず、そもそも日本に独自の天皇などはいなかった。扶余系の百済勢力に属する豪族と、長らく高句麗の属国だった新羅に組する豪族とが各地に割拠・対立していた半島勢力による草刈場であったに過ぎない、と藤井氏はにべもない。

この主張は相当にショックである。日本列島には各地に自生した独自の勢力があって、その勢力が互いに殲滅し尽くすのではなく、ある時点で連合国家を作ろうと「談合」した結果として、大和朝廷が成立したと、古事記と日本書紀に従って素朴に私は考えてきた。前方後円墳もまた半島オリジナルで日本が模倣したと主張する韓国人をもうわれわれは笑えないのか?


つまり、以下の飯山さんの言いではないが、日本書紀といった書籍だけではなく、実は人物も百済の〝コピー〟だったことが、藤井氏の本に書かれていることが分かる。流石は鹿島氏の高弟と思ったものだが、それはともかく、上掲の記事は中臣鎌足も、実は実存の人物ではなかったことを暗に示していると云えよう。

では、中臣鎌足は誰のコピーだったのか、このあたりについては、次稿で取り上げることにしよう。

「天智天皇」も「壬申の乱」も,百済や新羅や伽耶の歴史書のコピーだった!

ま,この「説」が↑↑正解でしょう.

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16057898/936/


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米中衝突と半導体
前稿「米中衝突の行方」で小生は、渡邉哲也氏の動画「どちらが勝つか?米国vs.中国 半導体覇権」を紹介、以下のコメントを残した。

米中間で繰り広げられている5G戦争で、中国が完全に息の根を止められることを意味している


何故に5G戦争で中国が完全に息の根を止められるのか…、そのあたりを分かりやすく解説していたのが、JBpressの最新記事(6月1日)だ。
半導体の歴史に重大事件、ファーウェイは“詰んだ”

ここで、小生は半導体製造装置メーカーに1年半(1985年11月~1987年6月)、ディスクリート半導体メーカーに11年(1987年7月~1998年9月)と、計12年近くにわたって半導体業界に身を置いた人間だ。しかし、半導体業界から離れて20年以上になることから、今では最近の半導体業界の内情には疎い。

それでも、半導体というものを理解するには、電気・電子工学、半導体の設計・製造・試験、化学といった、多岐にわたる分野の基本を押さえないことには、半導体の基本を理解したとは言えず、当時はあらゆる分野の入門書を貪欲に漁ったものである。それだけに、半導体が絡んだ上掲記事、「半導体の歴史に重大事件」の意味するところ、一般読者よりは理解しているつもりだ。

上掲のJBpressの記事に戻って、何故にファーウェイが完全に息の根を止められるかと言えば、それは同記事の以下の記述に集約される。

2020年5月14日、米商務省が中国のファーウェイ(華為技術)への輸出規制を強化すると発表した。それを受けて、TSMCは2020年9月以降、ファーウェイ向けの新規半導体の出荷を停止する。


これは、中国にとって米国との5G戦争敗北を意味する。何故なら、携帯電話の市場シェアで、第一位のサムソンを猛追しているファーウェイだが、台湾のTSMC社からの半導体供給が近く止まる、つまり、今後のファーウェイは携帯電話の新製品を、市場に送り出すことが不可能となるだけではなく、習近平が主導する一帯一路の頓挫をも意味するからだ。

ともあれ、今の米中衝突の成り行きは予断を許さないが、日本を含めた世界経済に大きな影響を及ぼすのは必定で、日本にも影響が及ぶのは言うまでもない。よって、慎重に今後の展開を見守りつつ、臨機応変に対応していくべきだろう。

蛇足になるが、小生は半導体業界に身を置いていた当時、社長のお供で世界各地を訪れており、今後の米中5G戦争を大きく左右するであろう、TSMCの台湾にも1986年の1月に訪問、台湾の半導体製造メーカーで商談(小生は社長の通訳を担当)を行っている。一通りの商談を終えた後、相手の会社の幹部が〝クリーンルーム〟へ案内してくれた時は、カルチャーショックを受けた。

当時、小生は日本の大手メーカー各社のクリーンルーム(工場の一角にある半導体を製造する部屋)に、仕事で入室することが日女茶飯事にあり、入室前は必ず白衣のような防塵服を着て、エアプロー室で身体や衣類の塵埃を吹き飛ばしてから入室したものだ。だから、自分なりのクリーンルームのイメージができていた。

ところが、台湾の半導体メーカーの半導体製造工場を訪れた時、日本のクリーンルームとのあまりにもの違いに愕然としたものである。以下の写真は奈良市立飛鳥小学校の昭和二十年代の写真で、ガラス窓や石炭をくめるストーブが写っているが、小生が通った小学校や中学校も、今の鉄筋コンクリートの校舎とは違って木造だっただけに、その当時を懐かしく思い出させてくれる写真だが、台湾の〝クリーンルーム〟も、そうした光景を思い出させるような部屋だったのである。一緒に〝クリーンルーム〟を見学した社長も呆れ顔で、「これ以上、台湾の半導体メーカーを訪問しても時間の無駄だ」ということで、翌日には帰国の途に就いている。

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昭和20年代の奈良市立飛鳥小学校(奈良県)

それから34年が経った。その台湾が今や世界の半導体業界の頂点に立っているのが、俄かには信じられない気持ちなのだが、これは現実であり、当時を知る者として隔世の感がある。

話を米中衝突に戻す。ここで、JBpressの他の半導体関連の記事に載っていた図表を眺めていただきたい。

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新・半導体戦争が地政学リスクから勃発する必然的理由【図解・3分完全理解】

同記事は今回のファーウェイを巡る一連の事件を、「第3次半導体戦争」としているが、小生に言わせれば、第1次が日米間、第2次が日韓間の局地戦争とすれば、第3次は単なる米中間の局地戦争ではなく、半導体を巡って全世界をも巻き込んだ、初の〝世界大戦〟だ。

しずかちゃん
読者の皆さんは子供時代、『ドラえもん』に夢中になった一時があったのではないだろうか。また、主人公の野比のび太が好きだったクラスメイトの女の子、しずかちゃんという女の子を今でも覚えているはずだ。

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しずかちゃん

小生、しずかちゃんを今でもテレビで目にすると、時々だが思い出すもう一人の「しずかちゃん」がいる。元代議士の亀井静香(かめい・しずか)氏だ。

「お前はどうして、可愛いしずかちゃんと、おっさんで寅さんのような四角い顔をした、亀井静香なんかを一緒にするのだ」と、しずかちゃんファンの読者には怒られるかもしれないが、実は二人に共通するものがあるのだ。それは、「人情」。「任侠」と言い換えてもよい。

元警察庁長官官房調査官であり、自民党の元政務調査会長を務めた亀井静香氏、小生は同氏の講演に二回ほど足を運んだことがあり、生の同氏の醸し出す人間性に直に触れている。

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亀井静香氏の左側に座る二人、何処かで見たような…

上掲の写真は、『月刊日本』主催のパーティで撮られたものだが、写真に写る亀井氏、何処にもいそうなおっちゃんに見える。その亀井静香氏を掲示板「放知技」の常連さんの一人、はぐらめいさんが記事に取り上げていた。
大量の国債発行と自由に使える地方交付税を!(亀井静香)

はぐらめいさんが同記事で紹介していた、FNNプライムオンラインによる亀井静香氏のインタビュー記事、やはり放知技の常連さんの一人、mespesadoさんも同記事を読んで、「何と、今回は凄まじく善いことを言っていました」と感想を述べているが、小生も同感でR。

小生は毎朝、首相動静に必ず目を通しているが、二~三ヶ月に一度のペースで、亀井氏は安倍総理と毎回30~40分ほど、差し(本音)で語り合っている。もし、近く総理と再び差しで語り合うようなことがあれば、是非、「大量の国債発行と自由に使える地方交付税」を、総理にも強く訴えて欲しいと思う。


亀井静香代議士の「お母さん」

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貴族の時代 04
前稿「貴族の時代 03」では、本来の飯山史観シリーズの流れから外れて、「日本列島」、「天皇」、「日本人」という、日本史を俯瞰する際に不可欠となる、三つのキーワードについての話に始終してしまったことから、今回こそは今までの飯山史観の流れに筆を戻すつもりでいた。

しかし、別の拙稿「米中衝突と香港」で武田邦彦氏の動画シリーズ、「終戦の日から人類解放の日へ」(全17話)を紹介、今朝から見始めたところ、グイグイと引き込まれ、結局、全17話を通しで見てしまった。そして思ったことは、今までに飯山一郎、栗本慎一郎、鹿島曻、落合莞爾、天童竺丸といった先輩方の史観の影響を受けていたこともあり、ここ飯山史観カテゴリでは先輩方の史観を時々取り上げていたが、今後は武田(邦彦)史観も加えることになるだろうということだった。

よって、今回筆を進める予定だった、藤原氏の出自についての記事は次回に回し、今回は武田氏の動画シリーズ、「終戦の日から人類解放の日へ」を一本ずつ紹介するとともに、何故に同シリーズに引き寄せられたのかについて、時々コメントを挟む形で述べてみたいと思う。

最初に、「米中衝突と香港」でも紹介した、「終戦の日から人類解放の日へ」の第一回目を再掲する。


終戦の日から人類解放の日へ(1)人類の歴史は鉄器ではじまった

【コメント】
小生が中学生あるいは高校生だったのは、1960年代後半から1970年代前半にかけてだったが、当時の学校で小生に歴史を教えていたのは、ほぼ全員と言っていいほど日教組の息のかかった教員だった。だから、我々の国日本は、先の大戦で他国を侵略した悪い国という先入観を、彼らに植え付けられたというわけだ。しかし、その後は高校を卒業して一年間働いて旅行資金を貯め、三年間の世界放浪の旅を体験、その時に日本を祖国として捉えるという、当たり前の感覚を取り戻せたように思う。例として、拙稿「暗黒時代を生きる若者」に載せた、パナマ運河での体験の一部を以下に再掲しておこう。

展望台でパナマ運河を眺めているうち、遠方から近づいてくる貨物船に気づいた。そして近づいて来る船の船首に掲げていた日の丸を目にした途端、父そして母のいる遠い故郷を思い出し、不覚にも涙がこぼれてしまった。

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帰国後、近隣のアジア諸国、たとえば、台湾、マカオ、香港、サイパン、インドネシア、フィリピン、シンガポールなどの国々を、会社の夏休み等を利用して訪れた。どの国も戦中は日本の〝植民地〟だったのにも拘わらず、何故か接する人たちに親日的な人たちが多く、次第に学校で習った、「侵略した日本軍」との落差に気づくようになり、何故なのかと考え込んでしまったのである。

爾来、落差の正体を突き止める〝追究の旅〟が始まった。多くの書籍に目を通したり、多くの識者の言葉に耳を傾けたりしてきた。やがて、学校で教わったの全容が掴めた頃、民族派ジャーナリストの山浦嘉久さん、世界戦略情報誌『みち』の天童竺丸編集長と知己になり、完全に本当の日本を自分に取り戻せたといっても過言ではなく、今ではお二方に大変感謝している。だからこそ、昨日から今朝にかけて観た、武田氏の動画「終戦の日から人類解放の日へ」、武田氏の云う「人類解放」の深い意味が瞬時に掴めたのだろう。

終戦の日から人類解放の日へ(2)鉄器と分化の後は上流階級の人が変わだけ

終戦の日から人類解放の日へ(3)歴史家は私生活だけ

終戦の日から人類解放の日へ(4)技術の進歩も悲惨さを増やしただけ



終戦の日から人類解放の日へ(5)ピラミッド型社会構造の発展と最後

【コメント】
上掲図の左側に三角形が三つ並んでいるが、一番右側の大きな「世界ピラミッド」こそ、小生が日頃書いている「世界権力」である。大東亜戦争当時、世界の諸国のほとんどが世界権力の支配下に入ったが、一国だけ抵抗した国、それが日本だった。そのあたりを図解で示しているのが、上掲図の右側の世界地図である。


終戦の日から人類解放の日へ(6)白人世界帝国・最後の攻撃

【コメント】
先の大戦で日本が白人世界帝国から、総攻撃を受けたことを示しているのが上掲の世界地図だ。日清戦争で白人側に寝返った清国を破り(1894~95)、日露戦争(1904~05年)で日本の植民地化を狙っていたロシアを破り、第一次世界大戦と日中戦争を挟んで、大東亜戦争では、フランス、イギリス、オランダ、といった白人世界帝国を次々に破ったものの、アメリカに対しては前半は勝っていたが、後半では原爆を二度にわたって落とされて敗れた。しかし、戦争には敗れたが、究極的に大東亜戦争の目標を実現できたことは、その後に至って多くの国々が独立したことからして明らかで、まさに1945年8月15日は人類解放の日となったのである。


終戦の日から人類解放の日へ(7)日本の戦争で国と人が平等になる

【コメント】
上掲の図が示す意味は大きい。550万年前に誕生した人類の祖先は、今から3000年前に鉄を発明し、それまでの石器による農業よりも生産性が10倍に高まった。その後も多少の技術的な進歩は見られたものの、3000年前から1945年まで、世界の生活様式は殆ど変化はなかったと云えよう。しかし、1945年8月15日の終戦を機に、史上初めて人類解放を実現、全く新しい世界が目の前に広がったのである。

終戦の日から人類解放の日へ(8)人類を新しい時代に導いた英雄たち(1)

終戦の日から人類解放の日へ(9)人類を新しい時代に導いた英雄(2)

終戦の日から人類解放の日へ(10)終戦の日→人類解放の日

終戦の日から人類解放の日へ(11)その結果(日本、黒人、女性)

終戦の日から人類解放の日へ(12)日本は戦争に負けたのか?

終戦の日から人類解放の日へ(13)科学技術も解放された!


終戦の日から人類解放の日へ(14)お金はまだ解放されていない

【コメント】
1945年以降、人種・性別・科学技術(家電製品等)といった分野で、人類は着実に「平等」に向かって進んでいるが、今日に至っても未だに「平等」を実現できていないのが「お金」だ。しかし、今の世界で「お金」の平等社会を実現できそうな国は一握りで、そのうちの一国が日本である。これが事実であることは、メスペサド理論を追ってきた放知技の読者であれば言わずもがなだろう。今回のコロナ禍を機に、一人でも多くの人たちが声を上げれば、人類史上初めて「お金」で平等な国造りを、日本で実現できる。

終戦の日から人類解放の日へ(15)日本とナチスドイツ

終戦の日から人類解放の日へ(16)なぜ、日本の学者は間違ったのか?

終戦の日から人類解放の日へ(17)なぜ、おじいさんは悪いことをした

ご参考までに、その他にも武田氏の歴史シリーズが幾つかある。

全26話の「反日の根源」
全14話の「大きな歴史・小さな事件」


国士渡邉正次郎08
「国士 渡邉正次郎}」シリーズの第八号をお届けする。前回紹介した「⑲田中真紀子殺しに加担したテレビ番組」、および「⑳政治家にあだ名をつけました」以降、公開された新動画は以下の通りである。


㉑中国の恐るべき脅威と真実


㉒ダメ政治家が何故増える?


㉔政界進出のジャニタレ

前稿でコメント21を渡邊氏のブログに投稿して以降、特に小生の新しいコメントは投稿していない。

それから、23番目の動画「TVの「イケメン」連発に怒髪止めさせた?? 601」、6月1日に公開予定とあるので、明日公開されることを期待したい。6月4日公開予定の24番目の動画、「政界進出のジャニタレ」が先に公開されているが、動画アップ時の誤操作によるものと思われる。なを、25番目以降に予定の動画は以下の通りのようだ。

25番目動画「血を見る兄弟姉妹は、他人の始まりシーン??」(6月7日)
26番目の動画「裏切るヤツは、二度三度!実名暴露??」(6月10日)


【追加】
その後、「㉓イケメンという言葉に激怒」が公開されたので、以下に転載する。


㉓イケメンという言葉に激怒

また、その後追加したコメントは以下の通り。

コメント22
コメント23
コメント24


米中衝突と香港
前稿「米中衝突の行方」を執筆して以降、 全人代が香港版国家安全法(草案)を可決したこと巡って、米中衝突の狭間で揺れていた香港が一層激しく揺れ動いている。それに反応したのが放知技の常連さんの一人、ひとことじーさんだった。そして、ひとことじーさんの投稿に対して、mespesadoさんが早速レスという展開となった。

ひとことじーさんは、(中国が)香港を併呑した後、次は、中共による台湾侵略だろうと意見を述べた後、以下のような疑問を呈している。

中共軍が、その先の世界戦略を描いているのかどうか・・・。


それに対してmespesadoさん、ひとことじーさんの問いかけに答える代わりに、ひとことじーさんがが引用した福島香織女史の記事内容についてレス、そのレスで小生の目に留まったのが、mespesadoさんの「工作員」という言葉だった。

mespesadoさんは香港の暴徒について、「実際は西側の黒い勢力の実際の工作員」と考えているようで、さらに「中共と対立する側も所詮は西側資本主義の利権者であって、どっちも黒いことにかわりはなく、どちらかの肩を持つというのは無邪気過ぎる態度だと思う」と述べているが、小生も全くその通りだと思う。

mespesadoさんの云う、「香港の暴徒の黒幕は西側の工作員」説を裏付ける記事には事欠かないが、少々古くなるものの、一本だけ引用しておこう。それは、「香港デモが「テロ活動」へとエスカレートする日」という記事で、以下の記述に注目されたい。

トランプ米大統領との戦いで劣勢に立たされている米エスタブリッシュメント層(=反トランプ派)、および習近平政権との戦いに敗れつつある上海閥から、林鄭氏が少しずつ距離を取ろうとしていることの兆候かもしれない。


上掲記事の筆者である丸谷元人氏(危機管理コンサルタント)は、「米エスタブリッシュメント層」と表現しているが、小生は米エスタブリッシュメントの代わりに、国際金融資本という言葉を用いて、拙稿「米中衝突の背景」で以下のように書いた。

巨視的に見れば、平和派の国際金融資本と戦争派の国際金融資本との間における、代理戦争ならぬ代理対立こそがトランプvs.習近平対立の本質なのだ。


つまり、丸谷氏は恰も「米エスタブリッシュメント層」は一枚岩のように書いている。一方で小生は、米エスタブリッシュメントは一枚岩ではないとする違いがある。つまり、戦争嫌いというか、基本的に平和志向のトランプは、明らかにハト派エスタブリッシュメント側に属しおり、一方、南シナ海をめぐって中国とベトナムの対立が激化している例を挙げるまでもなく、強硬路線を貫く習近平は、背後にいるタカ派エスタブリッシュメント側に属している。このように、国際金融資本が二派に分かれているのが、昨今の米中対立の本質であると小生は思う。

さて、ひとことじーさんの問いかけ、「中共軍が、その先の世界戦略を描いているのかどうか」について、小生なりに思っていることを以下に書いておこう。最初に、中共の正体から…

■大東亜戦争時、白人側に立った中国
数日前に見た武田邦彦氏の動画の中で、強く印象に残った動画がある。それは、先の戦争、すなわち大東亜戦争は、人類解放の戦争であったとする武田氏の話だ。たとえば、日本軍に〝占領〟された台湾、当時の日本軍は台湾人を「平等」に扱っていたこともあり、今でも台湾は親日国の一つだ。台湾以外にも、大東亜戦争で日本が自国を植民地支配から解放してくれたと、日本に感謝している親日国が実に多い。そうした中、例外的な国がある。中国だ。何故なら、中国は大東亜戦争当時(そして今でも)、白人側に付いた国だったからだ。だから、現在では親日の振りをしているが、その腹は反日であることは今も昔も変わりはない。その点、中国の属国である韓国も同様だ。その意味で、少し古い動画になるが、武田氏の「終戦の日から人類解放の日へ」シリーズ、飯山史観を編集中の身として一通り観ておきたいと思っている。ちなみに、以下はシリーズ第一号。


終戦の日から人類解放の日へ(1)人類の歴史は鉄器ではじまった

■習近平と安倍晋三の違い
拙稿「800年周期」で、小生は以下のように書いた。

アフリカを巡る中国と日本の鍔迫り合いにしても、日中の姿勢の違い、今やアフリカの人たちにも見抜かれてしまっている。
アフリカ開発会議「安倍演説」に込められた、中国と日本の大きな違い


このように、中共の正体が分かれば、「その先の世界戦略」も凡そ読めてくる。つまり、一帯一路といった現行の路線を、強行に貫くしか残された道はなく(そうしないと中共が崩壊する)、行き着く所まで行って、最後は崩壊の道を辿るだろうと小生は思っている。

【追記1】
ここで、過去に幾度か取り上げたことのある、行政調査新聞の最新記事を紹介したい。
<海外情勢>火を噴く東アジア

一通り目を通すに、香港版国家安全法の及ぼす影響は単に香港だけではなく、北朝鮮と台湾を含めた東アジア全体に及ぶことが分かる。ただ、同紙が主張する諸点で同意できかねぬ箇所が多々あり、そのあたりを割り引いて読むことをお勧めする。例えば…

・『フォーリン・アフェアーズ(Foreign Affairs)』を高評価
(亀さん評)同誌のバックは外交問題評議会であり、名誉会長にデイヴィッド・ロックフェラーが就いていることを頭に置いて、同誌を手に取るべきだと思う。
・日本はバブルを迎える
(亀さん評)メスペサド理論を知る放知技の読者なら、笑止千万だろう。
・中国は強大化の道を歩んでいる
(亀さん評)世界の警察官を辞め、アメリカ・ファースト路線を貫くトランプ政権を見れば、確かにアメリカの衰退と見えなくもない。しかし、アメリカだけではなく、コロナ禍を契機に他国においても、反グローバリズムの動きは世界的な潮流となっている。また、拙稿「米中衝突の行方」にも書いたように、米国がファーウェイ製品の使用禁止を1年延長した影響を思えば、とても「中国は強大化の道を歩んでいる」とは思えない。


その他、黒川事件を引き合いに、「安倍政権に激震が走った」といった主張だが、確かに支持率低下などを見れば、そう主張したくなるのも分からないでもないが、政治は最終的に結果がモノを云う世界であって、一般人の物差しでは推し量ることのできない世界だ、ということを同紙は忘れているように見受けられる。

それにしても、最近の行政調査新聞は、一体全体どうなってしまったのか…。かつては同紙を熱心に読んだ一人として、実に残念な思いがする。

【追記2】
本文で、「台湾以外にも、大東亜戦争で日本が自国を植民地支配から解放してくれたと、日本に感謝している親日国が実に多い」と小生は書いたが、そのあたりを正確に理解する上で、以下の動画をお勧めする。この動画により、大東亜戦争の本質が分かるはずだ。


【武田邦彦】洗脳により消されかけた事実!是非皆さんもご自分で調べてみてください。

貴族の時代 03
コロナ騒動が勃発してからというもの、小生は奇妙な感覚に陥っている。それを一言でいうなら、シンクロニシティ…。

つまり、「日本列島」、「天皇」、「日本人」についての見方・考え方で、互いに共鳴(シンクロニシティ)できる人たちが、意外と周囲に多いことに気づいたのだ。今回は、そうしたシンクロニシティを感じた人たち数名に登場していただこう。

■水島総・林千勝
拙稿「米中衝突の背景」で紹介した、水島総氏と林千勝氏による特別対談の動画について、小生は放知技で以下のような感想を述べた。

ちなみに、同動画の後半は、日本人の心の中にある天皇についての話で、小生は二人(林千勝氏と水島総氏)の天皇論に同感である。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17178824/218/


■武田邦彦
どのような点を以て、小生は水島氏と林氏の天皇論に同感したのか? そのあたりについて述べるにあたり、シンクロニシティを感じたもう一人の識者、武田邦彦氏の物の見方・考え方を紹介しなければならない。何故なら、上掲の林氏の場合、「天皇は世界の宝」と指摘しているだけに過ぎないのだが、武田氏の場合、さらに深く掘り下げ、日本人が天皇というものを誕生させたものこそ、「日本列島」に他ならないことを突き止めているからだ。そして、その武田氏の解は、小生が前々から考えていたことと一致していた! 以下、武田氏の動画、および小生のブログ記事・掲示板「放知技」への投稿を、時系列で紹介しつつ、武田氏と小生が共通して抱いている、「日本列島」、「天皇」、「日本人」について紹介するとともに、簡単な解説を加えてみたい。

5月10日、小生は「天武天皇 18」と題するブログ記事をアップ、「■日本人と天皇」という小節で以下のように書いた。

なぜ日本列島に天皇が誕生したのか…、こうした他国にはなく日本人だけにある民族気質が醸成されたのも、やはり日本列島に答えを求めるしかない。なを、日本列島についてさらに深く知りたくなった読者は、拙稿「奇跡の日本列島」に一度目を通していただければと思う。


すると、一週間後の5月16日、武田氏が以下のような動画をアップ…。


【武田邦彦】ついに来ます!本当の「日本」が復活する日が。私は心からそう思っています

最初に、武田氏はコロナ禍についての総括から話に入り、続いて日本が成功した理由として、日本人の民族的な気質にあると言及した。

つまり、今回のコロナ禍を日本が乗り越えることが出来たのは、日本列島そのものに解があると武田氏は指摘しているのだ。換言すれば、日本列島に住む人たちの間で醸成された「平等」という概念こそ、日本が世界で最もコロナ克服に成功した国の一つになったと、武田氏は主張しているのである。

この「平等」という思考行動様式が、日本人の民族気質になったのも、日本列島が北半球では唯一の温帯に属する列島だったからだと武田氏は語っていたが、このあたり、上掲のブログ記事で小生が主張した、「日本列島に答えを求めるしかない」と根底で繋がっているのだ。そうした他の地域にはない、「平等」という民族的気質を醸成した、日本列島に住む人たちの間から世界唯一の「天皇」が誕生した。つまり、世界の他地域で誕生した「王様」とは、根本的に異なるのが天皇なのである。

これは、日本列島に住む人たちが、彼らの中から一人だけ長(おさ)を選び、長以外の全員が「平等」であるという社会を、世界で唯一実現した国だったことを意味する。要するに、階級(身分)制度や奴隷といったものが、日本列島には生じなかったということ。これが、武田氏が言う所の世界唯一の「平等」の国として、日本列島を挙げる所以である。

もう一点、加筆しておきたいことがある。それは、「高き屋に登りて見れば煙立つ民のかまどはにぎはひにけり」(仁徳天皇を偲ぶ詠歌)だ。

5月22日、上掲の武田氏の動画「ついに来ます!本当の「日本」が復活する日が」について、小生は放知技で報告を行った。

シンクロニシティとでも云うのでしょうか、最近小生が取り上げるようになった日本列島と霊性の結びつきについて、武田邦彦氏も以下のような動画をアップしていたのも、とても偶然とは思えず、武田氏と小生というか、コロナ禍を体験中の現代人の深層心理が、何処かで結びついた(顕在=シナプス伝達)ような気がしてなりません。
【武田邦彦】ついに来ます!本当の「日本」が復活する日が。私は心からそう思っています

……中略……

ともあれ、古の人々は、『新古今集』に見出せる仁徳天皇を偲んだ詠歌、「高き屋に登りて見れば煙立つ民のかまどはにぎはひにけり」を例に挙げるまでもなく、精神の崇高さでは現代人よりも遥かに上でした。しかし、三千年前に誕生した寄生虫(DS)のため、一部あるいは大半の人類の精神は、寧ろ退化していく一方だったのも紛れもない事実です。

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5月25日、武田氏が新動画をアップしたので観たのだが、非常に驚いたことがある。


【武田邦彦】15分だけ時間ください!私が生きているうちに皆様にお伝えしたい重要な話。

何に驚いたのかと云えば、5月22日に小生は放知技の投稿に以下を書いたことと関連する。

古の人々は、『新古今集』に見出せる仁徳天皇を偲んだ詠歌、「高き屋に登りて見れば煙立つ民のかまどはにぎはひにけり」を例に挙げるまでもなく、精神の崇高さでは現代人よりも遥かに上でした。
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なんと、武田氏も上掲の動画「15分だけ時間ください!」で、「高き屋に登りて見れば煙立つ民のかまどはにぎはひにけり」を、数度にわたって言及していたのだ。このあたり、偶然を超えた「神計らい」を感じたものである。

ともあれ、同動画は天皇を唯一の長とする発想は、世界の他地域の何処にもなく、日本(およびツラン)独特の体制だった上、それを可能にした背景を具体的に武田氏は述べているので、それだけでも同動画を観る価値はある。

また、〝特殊な組織論〟を教えてくれた動画でもあった。金儲けしか頭にない今の日本の組織のトップ連中にとって、武田氏の話は実に耳の痛い話になったはずだ。

その他、放知技で活発に行われた男系天皇を巡っての議論、そのあたりを武田氏はサラリと、実に的を得た見解を述べていた。

ところで、上掲の動画で武田氏は、「日本人は天皇陛下の子どもだ。だから、日本人全員が血が繋がっている」と述べた。こうなると、最近の拙ブログで連載している、「国士渡邉正次郎」の渡邊氏に、ここで登場してもらわなければならない。

■渡邉正次郎
最近、「国士渡邉正次郎」と題するシリーズを、小生は時折ブログ記事にしているが、今までに紹介してきた渡邊氏の動画を観た読者は、同氏が今の国会議員に最も恐れられている、漢であることが分かったと思う。その渡邉氏、遠祖を辿ると嵯峨天皇に行き着く…。

私は嵯峨天皇の皇子、融(とおる)、嵯峨源氏、源(みなもと)の融の四代目の孫の源の綱(つな)、のちの渡邊の綱で、大江山の鬼退治をした綱の子孫です。
『芸能人、ヤクザ、政治家は弱い者イジメが大好き』p.227


渡邊氏の実父・渡邉政直についてだが、「永田町の性器に天罰!」というブログ記事で、渡邊氏は以下のように実父について述べている。

「会津小鉄会」、「山口組」「稲川会」「住吉会」「極東会」も、正次郎の父、浅草「大羽組」二代目の渡邉政直が、「山口組」田岡一雄三代目と五分兄弟だった
永田町の性器に天罰!


渡邊氏の本やブログを長年にわたり追ってきた小生が、コロナ禍をきっかけに、渡邊氏にアプローチすることにしたのは、史上初めての独立国家を果たせるかどうかという、絶妙のタイミングに日本があるということが一点。そして、コロナ禍以降に訪れるであろう、世界的なパラダイムシフト(大転換)を肌で感じ取り、日本を動かすには国会議員からと判断したからだ。だから、今の国会議員に最も恐れられ、最も影響力のある渡邊氏にアプローチしたのも、こうした理由に依る。

ところで、本記事の冒頭で小生は、シンクロニシティという言葉を登場させた。実は、「シンクロニシティ」そのものの題名で過去に記事を書いたことがある。
シンクロニシティ

同稿の最後に、中央公論社の世界の名著シリーズの『マキアヴェリ』で、ヴィルトゥとフォルトゥナについて言及した箇所を引用したが(p.38~40)、それを久しぶりに読み返すに、今回のウイルス禍は人類が劇的に変わり得る千載一遇のチャンスだ、と改めと思ったのである。よって、ヴィルトゥとフォルトゥナについての行を以下に再掲しておこう。

マキアヴェリ以前の人々はフォルトゥナは気まぐれで彼女のお気に入りの人々にのみほほえみかけるものだと考えていた。しかし、マキアヴェリの独創的なこれらの考え方は、以前からの一般の見解を修正した。彼によれば、事態をコントロールする機会は、短い瞬間においてのみ人閲に与えられている。つまり、好ましい情勢をつかみとることこそヴィルトゥなのである。このように好ましい情勢にヴィルトゥを一致させるという考えは、マキアヴェリの政治思想のうちのもっとも菟命的た姿を示すものなのである。この相対主義は、『君主論』の全巻を通じてひろがっていくことになる。ここにおいてヴィルトゥは、観察と選択と果断によって構成されることとなった。
『マキアヴェリ』p.38


それから、天皇と日本人について追記しておくことがある。〝血縁〟の観点から見るに、我々一人一人の遠祖の誰かが、皇室と血縁で繋がっているという事実だ。拙稿「民のかまどより公を想ふ」で、小生は以下のように述べた。

渡邉氏の選挙演説の内容を伝えながら、「(渡邉正次郎氏のように)高貴な血筋の方は、小生なんかと違いますねぇ…」と言うと、栗原さんは以下のように語ったのだった。

亀ちゃん、お前にも皇室の血が流れているんだよ。いや、日本人なら何処かで皇室の血が流れているのだ。しかし、だからと言って、それが偉いということでも何でもない。

民のかまどより公を想ふ


当初、本稿では飯山史観の「貴族の時代」の続きとして、貴族型政治を実現させた藤原氏の出自について書くつもりでいた。しかし、貴族型政治や藤原氏の出自を語る前に、どうしても、「日本列島」、「天皇」、「日本人」について、ここで俯瞰しておくべきだと判断したので、今回のような記事内容になった次第だ。

次回は、藤原氏の出自について筆を進める予定。

米中衝突の行方
5月16日の拙稿「米中衝突の背景」で、小生は以下の動画を紹介した。


米大統領の本気|断交示唆|米上院議員提出の対中制裁法案の中身とは?

上掲の動画は、「最早、習近平との対話を望んでいない」と、5月14日にトランプが公の場で発言したニュースについての動画で、トランプのアメリカが中国と断交する意志を示した動画であった。その時、小生が注目したのは、60日以内に武漢ウイルスの説明責任を果たすよう、アメリカが中国に対して要求したことだった。だから、向こう二か月間、米中の間でどのような動きがあるのか、事の成り行きを慎重に見守っていくつもりでいた。

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ところが、翌日の5月15日、衝撃的なニュースが流れた。
米国がファーウェイ製品の使用禁止を1年延長

しかも、今回の延長は単なる延長ではなかった。アメリカがファーウェイに対する規制以外に、ECRA(米国輸出管理改革法)を科したことで、一層規制が厳格化されたこととなり、小生は思わず目を剥いた。それは、今秋の大統領選、台湾のTSMCがファーウェイとの取引を止め、米国に新工場を建設することを決定する等、今までの様々な一連の動きが一本の線になったからだ。そのあたりの詳細は、渡邉哲也氏が以下の動画で解説している。


【教えて!ワタナベさん】どちらが勝つか?米国vs.中国「半導体覇権」[R2/5/23]

この動きは何を意味するか? これは、米中間で繰り広げられている5G戦争で、中国が完全に息の根を止められることを意味しているのだ。こうなると、窮鼠猫を噛むではないが、米中間で本物の戦争(熱戦)が勃発、最悪の場合は核戦争を想定しなければならなくなる。

以下の動画は三時間半以上に及ぶ長い動画だが、コマーシャルを挟んで主に三つの主テーマに分けて識者の間で議論が交わされており、上掲の米中衝突の可能性については、最初の一時間をかけて熱い議論が交わされてるので、最初の一時間だけでも耳を傾けることをお勧めしたい。


【経済討論】ウイルス後の恐るべき未来[桜R2/5/23]

同動画の場合、米中間で熱戦(本物の戦争)になると主張する識者がいる一方、今まで通り冷戦状態を保つと主張する識者とに明確に分かれていた。具体的な議論の内容は同動画で確認していただくとて、小生は中国の歴史を鑑みるに、熱戦にはならずに今の状態、つまり冷戦状態を今後も保つと見ている。第一、本物の戦争となれば(最悪の場合は核戦争)、米中が相互に受ける損害は想像を絶するものがあり、〝平和派の世界権力〟も、決して本物の戦争を望んでいないはずだからだ。

今後、米中の間で新たな動きがあれば、再び米中衝突について記事にする予定だ。

堕落した医師会
武田邦彦氏の最近の動画で、タイトルに引かれた動画があったので見てみた。


【武田邦彦】冗談じゃない!この事実に耐えられますか? 私は耐えられません!とくに一番悪いのは・・・

動画を拝見するに、どうやら今回のコロナ禍における日本医師会の対応や、出鱈目な報道を流した大手マスコミに対して、武田氏の怒りが爆発した動画だと分かった。

日本医師会と言えば、医師会代表を25年間の長きにわたって務めた武見太郎を思い出す。拙稿「ロスチャイルドとノーベル賞」にも書いたことだが、武見の心友であった藤井尚治について多くを小生は知っているが、武見が信頼し切っていた藤井博士は、紛う方なき名医中の名医で、武見が自身の診断を任せたのは藤井博士ただ一人であった。

武見亡きあとの医師会だが、今日に至っては目も当てられないほど堕落し、単なる金の亡者に成り下がっていることが、今回の武田邦彦氏の動画で良く分かった。ここで、ふと思い出したのが、飯山一郎さんが掲示板「放知技」に書いた、以下の投稿だ。

厚生省や日本医師会から弾圧を喰らった.
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厚生省や日本医師会から、どのような弾圧を飯山さんが食らったのかについては、上掲の本人の投稿で確認していただくとして、ふと思って念のため日本医師会のホームページにアクセスしてみたところ、ホームページの冒頭に以下の文句が掲げてあったのには嗤ってしまった。

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ついでなので、もう一つ健康に関する飯山さんのHP記事を紹介しておこう。

乳酸菌サプリも含め、サプリなんかは一切買うな!
◆2013/01/10(木) 儲ける商売人は説明も上手い


あまりにもストレートな物の言い方…、いかにも飯山さんらしいと改めて思った(見直した)。国民から高い受信料を取り立てる詐欺師紛いの反日放送局NHKを除き、民放では連日のように、これでもかこれでもかとウンザリするほど、薬、サプリメント、健康器具、健康食品の大量のコマーシャルを流している。上掲のHP記事で飯山さんが書いていたが、玄米を主食にした食事を、最低百回は咀嚼して一日一食を貫き、あとは適度にゴキブリ体操、ヨガ、散歩、太陽凝視等をするだけで、我々の健康は保てるものであり、医者知らずの健康な身体になるものなのだ。

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薬で思い出したんだが、数年前、拙稿「〝最後〟の同窓会」に、敬愛する今東光和尚の薬についての逸話を書いたことがある。関心のある読者は一読されるとよい。

編集者 「で、薬は効くんですか?

和尚 「冗談じゃない。こんな薬、効くわけがないだろうが

以来、全国の製薬会杜から、一個の試供品も送ってこなくなった。
『最後の極道辻説法』p.258


貴族の時代 02
今の小生は、天武天皇シリーズ(計19回)という、「飯山史観」最大の山場を終えてホッとしている。何故なら小生にとって、天武天皇シリーズを終えたということは、マラソンに喩えるなら、ちょうど折り返し地点を通過したことを意味するからだ。勢いに乗って次のシリーズ「貴族の時代」にも早速着手、最初の「貴族時代01」を先日アップした。さらに続けて、貴族の時代の続きを書くつもりでいたが、思うところあって、今まで書いてきた飯山史観を振り返り、これから飯山史観の完成に向けて何を書いていこうかと、一旦立ち止まって考えてみることにした。

■今までの飯山史観
最初に、今までに書いてきた飯山史観を振り返ってみた。

宇宙開闢から飯山史観の連載を開始、人類誕生まで一気に時間の針を進めた。その後の人類は脱アフリカを果たし、主に三つのルートに分かれて世界各地に散っている。一つはヨーロッパに向かったグループ、もう一つはインド亜大陸経由でオーストラリアに向かったグループ、そして最後の三つ目のグループはシベリアへと向かった。シベリアに流れて当地に定住したグループから、様々な民族が誕生、ツランという民族大集団となり、人類初の文明が誕生した。そのツラン文明を源流として、やがて黄河、インダス、メソポタミアで文明が開花している。

次に、視点を日本列島に移してみた。

北方から来たツランの民、そして南方から来た黒潮の民が日本列島で合流、やがて古代日本語の母胎となる言葉が誕生した。その日本列島は北半球で唯一の温帯列島であり、日本列島でしか醸成し得なかったであろう、他地域にはない独特の民族気質を持つ原日本人が誕生した(紀元前1万5千年前頃)。

日本列島に根を下ろした原日本人は最初、狩猟中心の生活を営み、列島各地を流浪していたが、やがて縄文時代に入ると、三内丸山遺跡に見られるように、狩猟型から農耕型へと生活様式が大きく変化、それに伴って定住化が進んだ(紀元前5千年頃)。

約二千年ほど前、古墳文化を背景にした幾つかの集団(豪族)が日本列島に侵入、古墳時代が幕を開けた(紀元前後)。

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天武天皇

諸豪族による群雄割拠が続く日本列島に、今度は百済が侵入、天武天皇によって日本の建国が成し遂げられ、ほどなくして貴族(官僚)型の時代へと移行した。爾来、千年以上にわたって貴族型の社会が今日に至っても続いている(7世紀)。

以上が、今までの飯山史観(計66回)で書いてきた主な流れである。

■今後の飯山史観
次に、飯山史観の完結に向けて、どのような内容で今後は筆を進めていくべきかを考えてみた。

まず、手始めに前稿「貴族時代01」を読み返してみた。藤原氏(藤原不比等)以降、千年以上にわたって今日に至るまで綿々と続く〝貴族支配〟の日本、そして、「中央集権」と「地方分権」という〝リズム〟が、交互に繰り返されてきたことを同稿で確認した(出世外人さんの物差しに基づく。拙稿「貴族時代01」参照)。

日本で歴史が始まって以降、貴族支配型国家という国の形を基本的な骨格として、その後千年を超えて日本の歴史が続いている。その期間の表層的な国の形を大雑把に分類するとすれば、以下のようになろう(飯山さんの二本の物差しに基づく。拙稿「天武天皇 19」参照)。

1.貴族の時代(~平安時代) 藤原道長の時代に藤原氏は絶頂期を迎えた
2.武士の時代(鎌倉時代~江戸時代) 武士が誕生、やがて徳川家康が武家国家の礎を築いた
3.立憲君主の時代(明治維新~大東亜戦争敗戦) 明治維新を迎え、立憲君主型の国家に変貌を遂げた
4.属国の時代(敗戦~平成末期) 敗戦によるGHQ占領が始まった
5.半属国の時代(平成末期~) ネオコンを官邸から追放、半独立国家を勝ち取った


大体以上のような流れで筆を進めていく予定だ。そして、最終章となる完結編では、半属国からの脱皮を図るべく、コロナ禍を引き金とする大転換期の波に乗り、日本史上初の独立国の時代を目指している最中であることを筋道を立てて述べ、日本精神(霊性)を取り戻すまでの道程を示すことができればと思う。

つまり、我々は日本人として何ができるかということを、一人一人が考え、実行に移すことを促すような内容の最終章にしたいと思っているのだ。そうした我が国が歩むべき将来への指針(羅針盤)を書き終えるのは、早くて一年後、あるいは数年が必要になると思うが、最終的に150本前後の飯山史観ブログ記事を、一枚のPDFファイルに纏め終えた時点で、飯山史観の完成となる。

今までのように飯山さんの記事や投稿を単に読んで、「なるほど、なるほど」と感心するだけの時はもう過ぎた。これからは、自分の頭で考え、判断し、行動に移していくことが肝心で、それこそが、飯山さんへの何よりの供養となろう。
『飯山一郎最終講義』p.154


ここで、大きな日本史の流れというか、マクロの視座で飯山史観を執筆していくことを念頭に、取り上げたいテーマは数多くある。そうしたテーマで思いついた項目の一部を、時系列を無視して以下に列記してみた。

・藤原氏の出自(正体)と深謀
・藤原氏の最盛期(藤原道長)
・武士の台頭
・東北の地におけるアテルイと突厥
・明智光秀と天海
・武家国家を成立させた徳川家康の偉業
・律令国家(令和の令は律令の令)
・失敗だった明治維新
・GHQの仕掛けた罠、その罠にはまった日本
・米中対立に見る世界権力(黒い貴族)の正体
・現在進行形のパラダイムシフト
・バクス・ブリタニカ→バクス・アメリカーナ→日本
・南北朝時代の真相
・織田信長の正体
・楠木正成と世阿弥
・日本列島・日本人・天皇・霊性
・日本とツラン
・日本と黒潮
・サンカ(山窩)と部落民
・天皇と金王朝
・日本語の成立
・『近代日本の精神構造』(神島二郎)の解剖
・和食の凄さ

  …………………………………………


上掲のテーマすべてを必ずしも記事にするわけではなく、また、それ以外にも多くの記事にしたいと思うテーマも多々あるが、すべてを取り上げていったら、何時まで経っても飯山史観が終わらないような気がする。よって、マクロの視座(大局的観点)で眺めた、大きな日本史の流れを中心に筆を進め、それ以外にミクロの視座(局所的観点)のテーマを、時折織り込んでいく形で筆を進めたいと、今のところは思っている。

■折り返し地点
以上、冒頭でも述べたように、「天武天皇 19」を以て飯山史観の折り返し地点に到達、続く「貴族の時代 01」を書き終え、さぁ、ゴールに向かって頑張ろうと、本腰を入れて今日も飯山史観に取り組むぞと張り切っていた矢先、渡辺正次郎氏のブログに投稿したコメント21でも述べたように、早ければ今週、遅くとも来週にも再び仕事に追われそうな気配が濃厚だ。よって、仕事が再スタートしたら、再び月数本という記事数に減少すると思うが、そのあたりは予めご勘弁願いたい。

今回のコロナ禍で、欧州の自動車メーカーや機械メーカーが自社工場を一時閉鎖、それに伴って4月29日の仕事を最後に、今日に至るまで仕事ゼロの日が続いていましたが、欧州で経済活動が再開されたこともあり、懇意にしている南欧の翻訳会社からも昨夜連絡があって、「近々大量の仕事を依頼するから、時間を空けておくように」、という依頼のメールが届いて一安心しているところです。


ともあれ、ゴール到達(飯山史観の完成)は大分先の話になる。最後まで無事に完走できるかどうか、今の時点では約束はできないものの、健康に留意し、何とか頑張ってゴールイン(完走)を果たしたいと願っている今日この頃である。