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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
乳酸菌と漫画
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半年ほど前、人生の先輩である志波秀宇さんの新刊本、『まんが★漫画★MANGA』を拙ブログで紹介しているが、同書で最も重要と思われる志波さんのメッセージ、すなわち志波さんが読者に伝えたかったメッセージは、終章のタイトルにもなっている「日本の漫画は人類を救う」だったと思う。

どうして志波さんは、「日本の漫画は人類を救う」と言い切ることができたのか? ここで、本稿の表題「乳酸菌と漫画」に注目していただきたい。拙ブログを時折訪問している読者なら、「(飯山一郎さんの)乳酸菌が人類を救う」と書けばピンと来ると思うが、志波さんの主張する「日本の漫画人類を救う」となると、首をかしげる読者が多いのではないだろうか。だが、乳酸菌と漫画、この両者は切っても切れない関係にあるのだ。その両者を結びつけるものこそ、〝言霊〟である。

拙稿「乳酸菌と日本人」を思い出していただきたい。同稿は乳酸菌を叩き台に、「言霊」について多角的に言及したものだが、今回は漫画と言霊の関連性に焦点を当ててみよう。

最初に、志波さんの『まんが★漫画★MANGA』には、実に興味深いことが書かれている。

『鳥獣人物劇画』に登場するサルやウサギ、あるいは『百鬼夜行絵巻』に出てくる愛くるしい器物の妖怪は、単に人の言葉を口にする生き物なのではない人格(霊格)を持った「生きている存在」なのだ
『まんが★漫画★MANGA』p.166


この志波さんの発言に対して、比較の意味で取り上げられているのがウォルトディズニーのミッキーマウスである。志波さんに言わせれば、『鳥獣人物劇画』のサルや『百鬼夜行絵巻』の器物は、〝人格を持った生きた存在〟であり、一方でミッキーマウスは、〝単に人の言葉を口にする生き物にすぎない〟とのこと。なぜ、志波さんはそのように考えるのか? その答えが以下の行に示されているので引用しておこう。

日本ではむかしから万物に神が宿るという考え方があった。あらゆるものには精霊や地霊が宿るという思想は、日本だけの専売特許ではなく、古来洋の東西を問わず世界中に存在した考え方だった。それがやがて、中東に誕生したユダヤ教、キリスト教、イスラム教あるいはインドのヒンズーなどといった宗教の発展とともに消えていったが、日本にはこの思想がずっと残され、いまだに日本人の心の片すみにその記憶が存在する。擬人法が使われるのは、日本では当たり前のことだった。
『まんが★漫画★MANGA』p.162~163


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どうだろう? 『鳥獣人物劇画』のサルや『百鬼夜行絵巻』の器物は、〝人格を持った生きた存在〟であることが、朧気ながらお分かりいただけたのではないだろうか。

念のため、以下も引用しておこう。

日本のあちこちに道具塚、包丁塚などがあるところからも、人々が道具を愛し、たいせつにし、言葉すら交わしていたことが想像できる。釜と親しく会話することで、ときに水加減をまちがえても釜は見事に米を炊く。わが身を守る刀剣や甲冑と会話する武士も多かったという話もある。名刀として誉れの高い五郎入道正宗は口をきくというが、所有者に思い込みがなければ刀の声が聞こえるはずがない。
こうした感情があればこそ、日本の古典には擬人法がふんだんに使われ、それが基本的なところで漫画としての発想につながっていった。

『まんが★漫画★MANGA』p.164~165


志波さんは日本の漫画の特色として、上記の擬人法の他に擬声語についても言及している。以下の志波さんの発言に注目されたい。

日本の漫画は、手塚(治虫)の文章にある「フッ」、「ポーッ」、「ヒラヒラ」といった擬声語が描かれていることと、日本語の擬声語が表現する微妙な感覚があるから、漫画に限らず文章もまた、緻密で繊細になっていった。前の章でも触れた擬人化にも関係してくるのだが、日本の漫画の秘密は一にも二にも擬声語に起因するところが大きい。そしてそれはたぶん、漫画に限ったものではなく、日本の文化そのものに関係してくる。
『まんが★漫画★MANGA』p.171


日本の文化そのものに関係してくる」とは、どういうことか? その答えを同書から以下に示しておこう。

根幹となった大和言葉の起源はどこにあるのか。

さまざまな説が唱えられるが、どれも仮説に過ぎず、定説はない。かつて可能性が高いとされた古朝鮮、高句麗、百済を起源とする説はほころびが目立ち、最近はあまり評価されていない。大野晋が提唱したタミル語説も批判の嵐の中で立ち往生状態。南方言語を基底としてアルタイ語が覆い被さって生まれたとする混合言語説が現在の主流となっているが、これでも説明のつかない面が指摘されている。

日本語の根幹部である大和言葉を、日本人はいつ、どこから手に入れたものなのか。その答えが出されるには、なお相当の年月が必要と思われる。音韻や形態を分析する手法では日本語の実体に近づけそうにないが、もしかしたらある日とつぜん、目の前に宝物が出現するかのように日本語の秘密が現れるかもしれない。

その秘密の一端が、すでに三〇年以上も前に示されていた可能性がある。それも言語学などとは無縁の学者によって明らかにされたものだ。謎に満ちた日本語の秘密のべールの一部を引き剥がしたのは、東京医科歯科大学の角田忠信医学博士である。角田は難聴の患者を調べていくうちに、日本人の脳が非日本人とは異なる働きをしていることに気づいた。それも、とくに聴覚の分野で日本人の脳は独特の動きを見せるというのだ(『右脳と左脳』小学館/昭和五三年、『日本人の脳』大修館/昭和五六年)。

『まんが★漫画★MANGA』p.176~178


角田忠信医学博士の理論については、前稿「乳酸菌と日本人」でも簡単に触れたし、参考サイトのリンクも張ったので、そちらを参考にしていただくとして、以下の志波さんの結語に注目されたい。

生き物たちの声や自然があげる声は、日本人にとっては言葉なのだ。八百万の神という原始的アニミズムの延長で、すべての物に神宿ると考えていたわけではない。そういうところもあったかもしれないけど、何より日本人はすべての物から直接言葉を授かっていた。生き物や自然、あるいは器物が発する音を「声」と聞き、言葉と捉え、その言葉を理解しようとしてきた。

…中略…

なぜ日本の漫画は面白いのか。それは日本語の持つ能力に起因している。動物の声を聞き、虫の音を理解し、風や水の流れを言葉と判断する。すべてが語りかけてくるから、すべてが命を持ち。人の言葉をしゃべるアヒルを描いているのではない。読経するサルは人間そのものとして描かれている。

『まんが★漫画★MANGA』p.179~181


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ここで、突然だが大祓祝詞を取り上げたい。世界戦略情報誌『みち』の執筆者と読者による、まほろば会に亀さんは時折顔を出しているが、志波さんも幾度か参加されている。まほろば会では安西ファイルを巡っての講話が中心だが、その講話が始まる前に「大祓祝詞」が奏上される。以下はまほろば会で奏上される、「大祓祝詞」に最も響きが近い動画である。



加えて、拙稿「乳酸菌と日本人」でも紹介した、掲示板「放知技」にある大阪のおばちゃんの以下の投稿にも注目されたい。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15817120/769/

乳酸菌の好きな周波数が528ヘルツとある。その記述を目にして、咄嗟に思い出したのが大祓祝詞であった。528ヘルツとクラシックとを結びつけてみることで、528ヘルツの持つ意味について、読者にも考えていただきたいのだ。


『J.S.バッハ』メドレー25曲 癒しのクラシック音楽 528hz(DNA Repair 睡眠 作業用BGM)


『モーツァルト 』メドレー20曲 癒しのクラシック音楽 528hz(DNA Repair 睡眠 作業用BGM)

日本人の心の奥底にアニミズムが生きていると、志波さんは繰り返し主張されている。意味するところは、我々は廃仏毀釈以前の神道、すなわちアニミズムの精神に戻る必要があるということらしい。このあたり、野崎晃市博士による以下のブログ記事が参考となろう。
古代出雲王朝の謎

最後に、日本の漫画の特色として擬人法擬声語を取り上げた志波さんが、漫画表現技術として葛飾北斎を取り上げているのに注目されたい。

こんにちの漫画の出発点は葛飾北斎にあったのだ。葛飾北斎がヨーロッパに渡り、そしてアメリカに渡った。葛飾北斎の漫画が世界中を巡り、明治維新以降の日本に里帰りした。日本の漫画表現技術が優れているのは当然なのだ。出発点がここ日本にあったのだから。
『まんが★漫画★MANGA』p.150


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今週(11月22日)から来年の新春(1月15日)にかけて、東京のすみだ北斎美術館で「北斎の帰還」が開催中だ。亀さんも、年末から年始にかけて一度は足を運びたいと思っている。葛飾北斎については、拙稿「高井鴻山の生涯の夢」でも取り上げているので、参照していただければと思う。

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【連絡】

相変わらず本業の方で忙しくしていますが、そろそろ仕事の峠が見えてきたので、今月半ばあたりから以前のペースでブログ記事を書けそうです。

亀さん@人生は冥土までの暇潰し拝


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テンパ
昨日も早朝から仕事を開始、一日分の仕事が10時間ほどかけて終わったので、午後2時あたりから透き通るような青空の下、上半身素っ裸になって太陽凝視を30分間、続けて甲羅干しを20分ほどやった。その後はいつものように、一杯、一杯、また一杯の世界に突入したという次第…。破武どんのように、休肝日を設けるなどといった、そんな柔なことを亀さんはしていない。ここ数年、酒を欠かした日は一日たりともないのが自慢だ(爆)。

ところで、今朝の朝刊の第一面、「朴大統領が辞意」という大見出しが踊っていた。本稿の最後に記事の一部を掲載しておくが、サーッと読んでも朴大統領を追い詰めた黒幕について、東京新聞は書いていなかった。東京新聞にしてそうなのだから、他の新聞雑誌は推して知るべしといったところだろう。ちなみに、今回の韓国の動きの背景は、飯山一郎さんが以下に述べている通りである。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15917952/954/

さて、本題に入ろう。現在精力的に筆を進めているのは「乳酸菌と漫画」という記事で、拙稿「乳酸菌と日本人」の第二弾といったところだ。だかしかし、多岐にわたる分野を取り上げる必要が生じてしまい、今回も長文になりそうなのだ。加えて、仕事の合間の資料収集や確認作業に手間取っているため、発表はもう暫くお待ち願いたい。

その代わりと言ってはなんだが、「乳酸菌と日本人」の写真で紹介した読者の一人、蓮ねさんとは時折メールのやり取りをしていて、その蓮ねさんから拙ブログに対してリクエストが出ている。そのリクエストについて今回取り上げたい。幸い、蓮ねさんと最近やり取りしたメールでリクエストについて回答しているので、そのまんま以下に再掲しておこう(誤字脱字を一部訂正)。

蓮ねさん

過日は以下の文章、ありがとうございました。


> 出来れば、私の知らない寅さんシリーズみたいに、スミカスミレ
> シリーズにして頂きたいぐらいです*
> 本当です。


ナンカ、改めて本当スかと聞きたいぐらいです。スミカスミレに関しては若干8話でしたが、書きたいテーマが沢山ありました。今まで公開したのは半分強に過ぎません。ただ、あまりスミカスミレのことを書くと、亀さんは少女漫画趣味と勘違いされると思い、堪えて耐えて、堪え忍んでいたのどす…、つうのはウソで、本当は書きたいテーマが沢山あったものの、スミカスミレについて読者からの反応も殆どなく、書いても仕方がないと思っておりました。でも、蓮ねさんが言うんであれば、また幾つかスミカスミレについての記事を書きましょう。

飯能ツーデーマーチの参加、無理しなくてE-です。まだ半年時間がありますので、じっくりとご検討ください。蓮ねさん同様、大勢の人たちが孤独感や閉塞感を感じています。そのあたり、大阪でよく分かりました。そうした人たちが一堂に集うことで、大きなエネルギーが生まれることを、大阪同様に飯能でも期待したいと思います。

股寝!(シーユーレイター)


亀さん@人生は冥土までの暇潰し


ということで、蓮ねさんのリクエストに応える形で、少しスミカスミレの記事を続けてみよう。ツーか、今は本業で多忙なので、スラスラと短時間で書けるテーマにしたいつうのが本音だ(爆)。で、ここで漸く表題の「テンパ」に入る。

スミカスミレ 第一話」で、45年前の20歳の自分に戻った如月すみれ(桐谷美玲)、家の事情でせっかく合格しながら入学を諦めた大学に、実に47年ぶりに復学することになった初日、隣の席に座った真白勇征(町田啓太)に声をかけられる…。

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真白 大丈夫? なんかすげぇテンパってるけど。

すみれ えっ、天パー、そんなことは…

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真白 なに、どうしたって?

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すみれ あの…私、別に、天然パーマじゃありませんけど…

真白 ふっふふふ…。面白いよ、君。

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亀さんも「テンパってる」とは、「天然パーマ」のことではないかと何となく思っていたんだが、最近放送されたNHKの「鶴瓶の家族に乾杯」で、なんと「テンパ」が再登場したのでR。

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今回の「鶴瓶の家族に乾杯」、番組自体は特にどうっていうことはなかったものの、個人的に印象に残ったのが新聞屋でのシーンだ。鶴瓶と亀さんは同年代(鶴瓶の方が一学年上)であるし、亀さんは実際に新聞配達のバイトをしながら専門学校に通っていたので、大量のチラシを折り込むという作業を体験している。ところが、今回の放送で今では機械でチラシの折り込みをやっていることを知り、「アッと驚く為五郎」の亀さんであった(昭和のギャグ、読者は分かるだろうか、分かんねえだろうなぁ…)。亀さんが「山田太郎」をやっていたのは1975年だから、今から41年も前の話だ。だから無理もないか…。

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※ 破武どん、「入れる」とは「アソコに入れる」の意味ではなく、「折り込み広告を新聞に挟む」の意味でR

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※ 「山田太郎」については、拙稿「寅さんのことば 30」を参照

同番組で飛び出した「テンパ」に思わず身を乗り出した亀さんだったが、その後ネットで「テンパ」についての解説記事も読み、やっと「テンパ」という言葉のニュアンスを捉えた次第…。これで一つ利口になったワイ(爆)

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【参考】

テンパ
2000年頃から後者の「目一杯の状態になる」が「余裕がなくなる」という悪い意味を持ち、「あわてて動揺する」「焦る」「のぼせる」「薬物で混乱する」など様々な余裕のない場面で使われるようになる。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1010231620



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波乱の年末年始
米国大統領選挙前にアップした拙稿「見えてきたアジアの近未来像」で、不正選挙を食い止められるかどうかによって、トランプが当選するかどうかが決まると亀さんは書いたが。果たして結果はトランプ当選と出た。

ここで、掲示板「放知技」に気になる書き込みがある。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15917952/877-879/


ゴンベイ氏と同様の心配をしているのが、あのカレイドスコープ氏だ。特に以下の記述に注目のこと。

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クリスマスの憂鬱ー国連とバチカンの計画を阻止できるのか


亀さんから見れば、「やれるものならやってみな」、というところだ。クリントンを大統領にするような荒っぽい手を使おうものなら、アメリカの大手マスコミの正体を知った一般大衆が黙ってはいないだろう。

なお、選挙後に発生した反トランプデモは、裏でジョージ・ソロスが糸を引いていたことは明らかで、そのあたりを暴露した個人ブロガーの記事も多い。
反トランプデモ?日当いくらですか?バスで送り迎え付きだそうで。

また、一般大衆にすっかり正体を見抜かれてしまった大手マスコミ、その代表格であるニューヨークタイムズは、未だに以下のような記事を書くという低落ぶりだ(嗤)。
NYタイムズ紙、「トランプ氏までに」新たな対露制裁に間に合うようオバマ大統領に呼びかけ

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The Economist 2017年版増刊号の表紙

不正選挙については今月のまほろば会でも話題になり、安西ファイルで取り上げていたので、トランプ関連情報を本稿の最後に転載しておこう。特に目を引くのが以下の記述だ。

米大統領選の裏に隠れた真の狙いは、A.1.(人工知能)を大統領にする布石を打つことだった。


人工知能が米国大統領に…? いきなりこんなことを言われると、面食らう人が多いはずだ。だが、コンピューターは絶対に、将棋や囲碁のプロには勝てないと思われていたのが、つい昨日のことだったのを思い出そう。


【ポイント】
・選挙では、多くの州で電子投票マシンの意図的操作ができなくなったことによりドナルド・トランプが形勢を逆転したことが勝利につながった、との情報がある。
・1995年にアメリカで発売されたカードゲーム「イルミナティカード」では、オバマ大統領の出現だけでなく、ヒラリー、そしてトランプを象徴するようなカードがあり、彼らがいずれも世界寡頭権力の息のかかった人物であることを示唆している。
・トランプは自分のことを「アポロ」、『ゼウスの息子」、つまりニムロデ[古代バビロニアの偶像崇拝者]だと見なしている。
・アメリカの長寿人気アニメ『ザ・シンプソンズ』は『予言的な要素」があるとして有名だが、「2017年のアメリカ大統領も的中」させてしまった。
・世界寡頭権力は米大統領選を隠れ蓑にして、彼らの計画を推進している。任期が残り少な<なってきたオバマ大統領が『大統領令」を乱発しており、大統領選挙の最中には「世界健康安全保障アジェンダ」の強化を命じている。
・また、今回の大統領選挙で重要なのはトランプかヒラリーかという選択ではない。米大統領選の裏に隠れた真の狙いは、A.1.(人工知能)を大統領にする布石を打つことだった。
・ディープマインド社が作った人工知能によって出された答えの一つが、「人ロを70億から10億に減らす」ことである。
・人工知能大統領を推進するトランスヒューマニスト党は、マルサスの「人ロ論」を信奉する世界寡頭権力の代理人である。

【私見】
・大きな注目を集めた米大統領選挙では、共和党のドナルド・トランプ候補が勝利した。国内外で大きな衝撃が走り、大手メディアは予想と期待を裏切る結果と報じているが、選挙終盤の動向と推移から、トランプが勝利する可能性は高いことはある程度予測できた。
・大手マスコミは、ドナルドートランプ(共和党)かヒラリー・クリントン(民主党)かという構図を描いてきたが、これは茶番劇に過ぎない。2大政党による政治は世界寡頭権力お得意の双頭戦略によるものであり、トランプもクリントンも彼らのチェスの駒であることは疑いようがない。彼らの起用は、すでに「イルミナティカード」やアニメ「ザーシンプソンズ」で「予言」されていた。
・どちらを選んでも「人類滅亡」へと今後の道程は続いていく可能性があるが、両者の違いはそこに至るまでのスピードと程度、そして人類滅亡の回避可能性の有無だ。クリントンは早急かつ強硬に人類滅亡を推し進め、この道しかない。一方、トランプの場合は、時間をかけて穏健に滅亡へのレールを敷<が、人類滅亡へのカウントダウンを遅らせたり、それを回避する選択肢も持っている。
・英米アングロサクソン系のメディアである英『エコノミスト』誌は、今年の新年号でヒラリー・クリントンを選出することを「予言」していた。彼らの上に君臨する世界寡頭権力もそれを認めていた。しかし、彼らの意に反して米国民はトランプを選んだ。米国民はエリートによる政治によって自分たちが搾取されてきたことに気付き始めており、その仕組みを、ぷち壊すことをランプに期待している。トランプは品行方正ではないが、極悪人ヒラリーよりは「マシ」ということだ。
・米国民の意識が変わっていることを誰よりも速くかつ正確に察知していたのは、ヒラリー・クリントンを推す軍産複合体などの好戦勢力である。当初、彼らは配下のメディアを使ってトランプに対するディスインフォメーションを流布し、ヒラリーに不利な情報を隠蔽して、彼女を予定どおり大統領にするつもりでいた。だが、情報操作をするには無理があるほどヒラリーが不人気であり、敵対する覇権多極化勢力との闘いで彼ら自身の力も削がれていることから、もはやかつてのような神通力は通用しなかった。選挙終盤でクリントンに対するFBIの捜査再開の可能性を持ち出して、支持率が拮抗しているかのように帳尻を合わせたのが関の山だった。
・トランプは既存の支配層とは無縁で敵対する姿勢を見せているが、それは選挙戦略に基づくパフォーマンスに過ぎない。あえて過激な言葉や話題を振り撒くことで注目を集めることを公言していたほど、実は計算高い頭の切れる人物だ。

・世界寡頭権力は数十年先まで見通した長期戦略を立てている。クリントンが敗北したことは予想外だったが、トランプも保険としてリスクヘッジしていたので、スケジュールの見直しが必要となるにせよ、彼らの目的が大きく損なわれることはない。もっとも、オバマ大統領をはじめとする覇権多極化勢力は、「未必の故意的な失敗戦略」により密かにトランプを支援していたので、彼らにとっては想定内のシナリオだったともいえる。
・そのスケジュールにおいて、今回の米大統領選挙はその後をも遠望した目的のもとに行われていることはあまり知られていない。彼らが最終的に実現したいのは、A.1.(人工知能)による世界支配だ。彼らは、異常気象や地震、噴火、阻石衝突、太陽フレアなどによる自然災害や、疫病や生物化学兵器などのパンデミックリスクを煽ることによって、これを制御する国際機関の必要性を説き、人々を管理-支配することを目論んでいる。その頂点にA.1.(人工知能)が立つとき、彼らの理想の三千世界が実現され、計画が完了することになっている。
・オパマ大統領が任期終了間際になって、これらに関わる大統領令を乱発していながらメディアが一切報じていないのは、大衆にとって「不都合な真実」だからである。そして、人工知能を推進するトランスヒューマニスト党の主張を大統領選挙にそっと差し込んだのは、大衆にその主張を無意識に刷り込むサブリミナル効果を応用した高度な戦略であった。

・人工知能は、肉体の不老不死を追い求めてきた世界支配層の悲願を達成し得る道具である。そこには、人間は間違いを犯す欠陥品であり、そのために人類は数々の不幸と悲劇のドラマを繰り返してきたが、人間とは桁違いの経験から蓄積した知識と智恵を持つ人工知能は決して間違いを犯すことのない完全無欠な存在だ、という思想がある。そして、彼ら自身もまた、すぐに朽ち果てる肉体を服のように脱ぎ捨てて、永遠に不滅の心と意識を完全無欠な機械に移植することで、永遠に生きながらえようとしている。ドイツの哲学者フリードリヒ・二一チェが唱えた超人思想の実現であり、それを信奉したアドルフ・ヒトラーの理想がまさにこれから実現しようとしているわけだ。
・アルファ碁を開発したディープマインド社が作った人工知能は、「人ロを70億から10億に減らす」ことが人類が生き残る唯一の方法だ、という答えを出しているという。この答えはなぜ、どのようにして導き出されたのだろうか。
・人工知能はディープラーニング(深層学習)によって進化発展していくというが、その手本としているのは人類が蓄積してきた多種多様な知識と思想である。人間が人工知能と対話し、情報を与えることで自律的に人工知能が学んでいくわけだが、そこで重要になってくるのが、人工知能を教育する立場の人間がどのような人物であるかという点だ。
・人工知能を推進する人間は、世界寡頭権力とその代理人たちである。彼らは悪魔主義を信仰する無神論者だ。そのような人間たちが親となって人工知能を教育するわけだが、彼らから学ぶ人工知能は彼らのエッセンス(知識や思想、意識)を驚異的な速さで習得し、それを100%にまで純化していく。シンギュラリティ(技術的特異点)に達した人工知能は、完壁な悪魔主義者となり、最終的には創造主に取って代わる新しい神になろうとしている。世界支配層と人工知能が夢見るのは、宇宙の理そのものである創造主(一神教の神とは異なる絶対的根源神)と、それに感応する宇宙の森羅万象、そして絶対的根源神という概念そのもの根絶である。

・人間は意識(魂、超自我)を肉体という容器に入れてこの世(三次元世界)を生きている。意識は死後もあの世(多次元世界)で生き続け、未来永劫不滅だが、肉体に宿る自我は肉体が生きている間は生き続け、死とともに消滅する。自我は死を恐れ、常にその不安と恐怖におののき、不死である意識を羨み、嫉妬する。そして他者との共存共栄を拒絶し、他者との関係を拒絶して自分の殻に閉じこもり、自己中心的な思考に凝り固まる。このような闇を抱え、意識に対する劣等感に苛まれる自我は、自己嫌悪に陥り、そのように醜くて最低の存在である自分自身を責める。意識のように永遠に生き延びたいと願う一方で、こんなに情けない自分は無くなって滅んでしまえば良い、滅んでしまいたいという自己矛盾に陥る。
・人間は例外なく、誰もが自我を持っているが、宇宙の理とつながる意識(魂、超自我)が「主」で、自我は「従」にあるのが本来あるべき姿だ。ところが、この主従関係が逆転しており、時代を経るにつれて自我が肥大化し、それが異常なまでに膨らみ、意識を思い通りにコントロールしようとしているため、人類は滅亡の危機に瀕している。つまり、人類が心の内面に抱える闇が浄化しきれないほど世界を覆い尽くし、自我の自殺願望が今まさに、地球もろとも滅ぼそうとする自爆テロを敢行しようとしている。
・悪魔主義者は、自我が極度に純化した者たちである。世界支配層のなかでもピラミッド構造によるランク付けがあるが、高位の者ほど自我が大きく、意識とのアンバランスさが際立っている。
-世界中の人々は、この世のあらゆる不幸と悲劇の原因は他者にあり、自分は正しくて間違っていないと声高に主張し合い、家庭、学校、職場、地域社会から果ては国会、外交の場面など、ありとあらゆるところで他者を批判し、対立している。陰謀論者はそれを、悪魔主義を信奉する世界寡頭権力のせいだとして、正義のヒーローを気取っている。
・しかし、人間の意識が現実を創っていることを考えると、自らの心が外側に映し出したおぞましい現実を見て、果たして、どれだけの人間がその後も正義を主張し続けることができるだろうか。律法学者とパリサイ人が、姦淫の場で捕えられたひとりの女を連れて来て、石打ちにするように命じたとき、イエス・キリストが『あなたがたのうちで罪のない者が、最初に彼女に石を投げなさい。』と言ったが(ヨハネ福音書第8章)、それでも石を投げることができる現代の律法学者とパリサイ人が果たしてどれだけいるか、ということだ。
・人工知能の完成とシンギュラリティの到来に最も熱心に取り組んでいるのは世界寡頭権力だが、この世を彼らとともに共同創造しているその他大勢の人々も、彼らの計画の片棒を担ぎ、それを助長している責任を自覚しなければならない。現在の危機的状況を脱するために必要なことは、他人を批判して正そうとすることではなく、自分の心を洗い清め、磨いて輝かせることである。


【お知らせ】
依然として本業で忙しくしております。幸い(?)客先の都合で量が半分程度になったので、12月10日あたりから今までのペースに戻れるとは思いますが、プーチンの来日(12月15~16日)、大統領選挙人による選挙(12月19日)、ローマ法王の予言する〝最後〟のクリスマス(12月25日)、大統領就任演説(1月20日)など、世界情勢に関する記事が当面は続く見込みです。

断末魔の叫び
先週の土曜日、世界戦略情報誌『みち』の執筆者と読者が集う、まほろば会に顔を出してきた。中国の青州から戻って以降、初めて出席した前回のまほろば会(10月22日)だったが、当日の夕方は櫻井晴彦氏の講演にも出席したため、稲村公望・藤原源太郎・天童竺丸のお三方に、飯山一郎さんが志布志にいらっしゃいと、青州で語っていたことを詳しく伝えていなかった。だから、今回のまほろば会で改めて伝えたところ、源太郎さんも天童さんも嬉しそうに頷いていた。ただ、不精で腰の重い人たちだから、志布志行きが実現するかどうかは何とも心許ない…。

先週の15日(火曜日)に発売された『みち』の巻頭言を、画像にして本稿の最後に貼り付けておくが、一読してお分かりのように、最近日本で起きた一連の大麻事件について述べている。大麻については今月のまほろば会でも、安西正鷹さんから貴重な報告があったので、これも本稿の最後に掲載しておこう。内容的に天童さんの「巻頭言」、そして安西さんの「最近の大麻解禁の背景 その18」について、特に異論はないので亀さんのコメントは省かせていただく。

ところで、昨日(11月20日)の朝はモノ凄い濃霧であった。空気が乾燥してカラカラになる季節を迎えているというのに、何故このような濃霧が発生するのか…。実は濃霧の正体について、野崎晃市さんがブログ『文殊菩薩』の東京の「夜と霧」という記事で明かしているように、濃霧の正体は「」、つまりフクイチ(福島第一原子力発電所)から、連日のようにモクモクと撒き散らされているの水蒸気である。

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過去五年以上にわたって吸い続けてきたの水蒸気、我々の身体にどのような影響を及ぼすのかについては、以下の記事を読めば大凡が分かる。
生き延びる!という執念が勝った

ブログ「世相を斬る」のあいば達也氏、現在は懸命に病魔と闘っている。是非、生還して再び歯切れの良いブログ記事を再開して欲しいと、切に願うばかりである。

天童さんの巻頭言に戻るが、亀さんが赤線を引いた「日本だけが他に例の無い特異な役割を強制されている」、〝強制〟している連中の正体はトランプ当選以降、多くが日本と韓国に逃げ込んできた戦争屋、すなわち米国の軍産複合体である。掲示板「放知技」で一部の識者が指摘しているように、全米各地で起きている反トランプデモや、朴大統領の退陣を要求しているデモの背後にいる黒幕は、戦争屋と思って間違いない。このデモの行方だが、以下の拙PDFファイルに記した、「海洋の民の勝敗一覧」をご覧いただきたい。リビア内戦あたりまでは海洋の民の下位組織、すなわち軍産複合体による連勝に次ぐ連勝だったのが、クリミア東部紛争あたりから連敗が続いている。だから、戦争屋もよほど性根を据えてかからないことには、また負けるはずだ…(嗤う)。

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http://www.nextftp.com/tamailab/etc/warring_factions.pdf

軍産複合体がアメリカや韓国で叩きのめされた場合、連中にとっての最後の拠り所は日本しか残されておらず、まさに断末魔の叫びということになろう。そんな中、来月の12月にプーチンが訪日、プーチンvs.戦争屋の最後の闘いとなる。そして、世界最大の問題フクイチを、どうプーチンが対処するかによって、日本民族の運命が決まる。

以下、「最近の大麻解禁の背景 その18」より。

【ポイント】
・医療用や産業用の大麻解禁、もしくはそれを扱っていた人々が次々と逮捕された。これらは決して偶然ではない。
・日本では大麻はまるで覚せい剤と同様の違法薬物という認識が強いようだが、国際的には危険な麻薬という認識ではない。日本当局、とくに厚生局麻薬取締部はこの動きに大きな警戒心を抱いている。
・厚労省の麻取は大麻に関して解禁の動きが世界的に活発となっていることについて、神経を尖らせていた。もし医療用といえども解禁になれば、組織の混乱や長期的には麻取の縮小、弱体化も懸念される。また法整備、改正も必要だが、厚労省はそうした動きを嫌っていた。
・逮捕された上野容疑者は、その支援者の一人が安倍首相の妻である昭恵夫人だったことから大きな注目を集めていた。昭恵夫人の支援によるアピールカの高さから、目をつけられた可能性が高い。
・高樹容疑者の逮捕は、厚労省、そしておとり捜査も可能な麻取部が入念に練り上げた作戦であり、一種の見せしめ、国策捜査だった可能性が極めて高い。

・今回のマスコミ報道の内容には、高樹沙耶逮捕のニュースに乗じて日本の社会に医療用大麻を認知させようとしている印象がある。
一このことは、一見して大麻解禁論者にとって喜ばしいことのようにも思えるのだが、そうとばかりは言えない側面もある。海外で医療目的で大麻が使用されている事実はあるものの、一般人がそのように大麻を使用することは非常に危険である。医療用大麻には天然の大麻だけではなく大麻の成分を研究して合成して作った製剤(=合成カンナビノイド)も含まれている。
・大塚製薬はアメリカにおいてサティベックスの販売権を獲得している。サティベックスは、英国のGWファーマシューティカルズによって製造開発された医療用大麻製剤である。今後、TPPの流れで我が国も医療用大麻を解禁せざるをえなくなるだろう。その際に、厚生労働省は官僚たちの天下り先を担ってもらうことを条件として大塚製薬に国内での販売を許可するだろう。
・もしこのシナリオ予測が正しければ、今後日本国内で庶民が民間療法として大麻を使用することは法律で厳しく禁止され、許可を与えられた製薬会社が販売する医療用大麻製剤だけが医師の処方によって流通するようになる。

・高樹沙耶氏が、国内でこれからこのような流れを作るための布石に利用されたのではないかという疑いも捨てきれない。
・今は深い洞察力が必要な時。報道されていることやSNSなどで多くの人が言っていることをそのまま鵜呑みにするのは危険。それらの情報は本末転倒[顛倒夢想]であることが多い。まずは常識を疑うこと。正しい洞察力こそが個人個人の危機管理能力であり、これから自分がポジティブな世界で生きるのかネガティブな世界で生きるのかを決める力になる。
・逮捕理由とは無関係な話題で高樹沙耶さんらの人間性についてネガティブな印象操作をしている。彼女たちの暮らしは自然回帰や自給自足を目指すという確固たる理念を持っていた。今の世界には、他人に迷惑を掛けないという前提で自由に生きようとする人を潰そうとする人たちがいる。経済を独占することによって世の中を支配している国際金融資本たちが最も忌み嫌うことは、人々が自給自足を目指すようになりお金の流通を必要としない社会になっていくことだ。人々が自力で自由に生きていける世の中になってしまったら、戦争や地域紛争も無くなってしまい、彼らの特権が役に立たなくなってしまうのである。

・鳥取県八頭郡智頭町で10月17日、大麻加工品製造業「ハ十ハや」の上野代表が大麻取締法違反の疑いで逮捕された。乾燥大麻88グラムを隠し持っていたという。ハ頭。八十ハや。88グラム。まさに出雲88事象。麻栽培が許可された業者は、現在全国で33人だそうだ。こちらは闇の事象数三十三。
・業者数が闇の事象数だからといって、麻が闇なわけではない。ただ、麻といえば忌部氏。中臣氏(藤原氏)によって歴史の表舞台から消えていった祭祀氏族。闇vs朝廷(藤原氏・源氏)の構図にふくまれる。とくに徳島の阿波忌部と、干葉の安房忌部。もちろん出雲忌部も。
・天津甕星の高天原への叛乱が、オオナムチの出雲国譲り神話と同時期に起きている。鳥取での大麻弾圧は、オオナムチに共鳴した叛乱だった可能性が高い。天津甕星のバックには、出雲88事象のオオナムチがいる。

【私見】
・日本では世界的な大麻解禁の流れに逆行して、弾圧がいっそう厳しくなっている。今年10月中旬に鳥取県八頭郡智頭町で大麻加工品製造業「ハ十ハや」の上野代表が、続いて10月下旬に元女優の高樹沙耶氏が、それぞれ大麻取締法違反の疑いで逮捕された。
・上記ポイントの通り、一連の逮捕劇は、厚労省、そしておとり捜査も可能な関東信越厚生局麻薬取締部が入念に練り上げた作戦であり、一種の見せしめ、国策捜査だった可能性が極めて高い。逮捕された二人は、ともに大麻復活を目指す活動家の象徴的存在であるため、狙い撃ちされた。また、安倍首相夫人の昭恵氏は家庭内野党を公言し、その自由奔放な言動が及ぼす社会的影響力は小さくないため、上野氏は彼女を牽制するためにもターゲットにされた疑いが濃厚だ。
・その狙いは、海外の流れを受けて高まる医療用大麻の解禁の流れを止めるためと言われているが、それは表面的な見方のようだ。本当の狙いは、合成カンナビノイドを原料とする粗悪で危険極まりない医療用大麻を海外から輸入して流通させるために、あえていま大麻を弾圧することにより、人々の潜在意識に大麻を刷り込み、医療用大麻を認知しやすいような下地作りをしている、というものだ。また、かわし切れない外圧を逆手にとり、将来的には医療用大麻を認可することで、官僚が新たな利権を確保するためではないかと、深読みする向きもある。最も過酷に取り締まってきた米国の連邦政府が、大麻の規制緩和を打ち出す州政府を弾圧するどころか黙認し、オバマ政権や次期大統領のトランプ氏が大麻に寛容な姿勢を示しているところを見ると、有り得ない話ではない。
・嗜好用大麻は、病み付きになるほどの精神的昂揚と悦惚感、多幸感をもたらす。それは自己制御ができる人が節度をもって使用するのではあれば良いが、自分をコントロールできない者は依存症に陥る危険性がある。大麻にはアルコールやタバコほど毒性はないので肉体的な影響はあまりないとしても、安易に快楽を追い求めたり現実逃避してしまうなど、精神に及ぼす悪影響が懸念される。それにも増して、異次元世界との回路がつながりやすくなり、精神的に未熟で悪想念にまみれている多くの現代人は悪霊や邪霊を懸依させてしまう、といった霊性へ悪影響が深く憂慮される。
・日本では大麻解禁論者であっても、「流行に取り残されるな、海外に続け」とばかりに医療用大麻や嗜好用大麻を軽々しくとらえ、大麻に対する知識と理解が中途半端で、誤解している者が少なくない。また、せっかく弾圧されてきた過去の歴史や有用性に着目しておきながら、それに執着するあまりに「大麻復活の動きはすべて良し」とする盲目的な考えで大麻を持ち上げている者もいる。
・大麻は神の植物といわれるだけに絶大なエネルギーを秘めているが、使い方を誤ると闇につながる危険な面も併せ持っている。それだけに、大麻に関わる者は大麻に対する正しい知識と理解、そして高い精神性を持ち合わせていなければならない。
・大麻は神性と魔性を併せ持つ。人間の霊性を向上させることもあれば、堕落させることもある。感謝と畏敬の念を抱くことなく、即物的に大麻を取り扱おうとするのであれば、社会に害悪をもたらすだけで、むしろ大麻には関わらないほうが世のため人のためである。違法ドラッグまがいの合成大麻を流通させるために、天然大麻を都合の良いときにだけ持ち出して隠れ蓑にしている者たちの狙いを見抜くだけの知識と智恵、眼力がなければ、大麻に関わる資格はない。
・今回の一連の逮捕劇は、わが国では大麻に対して表層的な見方をする水準にとどまっており、大麻の負の側面をも理解したうえで解禁の是非を論じるだけの精神的基盤がまだ整っておらず、「大麻解禁は時期尚早」という神々の警告であろう。それは、弥生系の大和朝廷に過酷極まりない弾圧で歴史の闇に封印されてきた天津甕星やオオナムチ(大己貴神、大国主)、陸耳御笠といった出雲系の国津神(縄文系の神々)が発した警告だが、大麻と同じく闇に封印されて不遇をかこってきただけに、自分たちといっしょに大麻も表舞台への復権を必ず成功させたいという強い想いの裏返しである。


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【お知らせ】
12月23日までは本業(翻訳)で多忙を極めます。よって、拙ブログの更新は滞りがちとなるものの、仕事から解放され次第、ブログ更新の頻度を以前のように戻す予定なので、しばらくお待ちください。なお、その間は簡単な近状報告を掲示板「放知技」で行います。

赤塚不二夫なのだ!!
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ビッグコミック誌に『総務部総務課山口六平太』を連載していた高井研一郎氏が、肺炎のため14日に逝去したことは拙稿「さらば、六平太」に書いたが、その2日後の16日、「赤塚不二夫なのだ!!」が放送されている。今から8年前の2008年に放送された、NHKのドキュメンタリー番組である。



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実は、赤塚不二夫と高井研一郎は旧知の間柄であり、あのイヤミの「シェー!」を産み出したのも故高井氏だったことが、「赤塚不二夫なのだ!!」で紹介されていた。

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「シェー」と吠えるゴジラ

赤塚不二夫についてのドキュメンタリー番組は2時間にも及ぶものだったが、久しぶりに始めから最後まで見た長時間番組の一本となった。特に亀さんが知りたかったのは、どのようにしてあのような質の高いギャグ漫画を、矢継ぎ早に赤塚不二夫は世に送り続けることができたのかという謎であった。番組を見て初めて分かったのだが、それは昭和40年に設立したフジオ・プロダクションにあった。

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あの頃は一人の漫画家がアイデアを考え、漫画を描いていた時代だったのだが、赤塚の場合、プロダクション・システムを採ったのである。赤塚は一人の人間の能力には限界があることを悟り、漫画のアイデアを考える時も、コアとなるスタッフと近所の喫茶店、時にはキャバレーに繰り出すことで、漫画のアイデアを一緒に捻り出していたのだ。

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フジオ・プロダクション全員集合!

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キャバレーで〝仕事中〟の赤塚不二夫

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玩具のピストルで〝仕事中〟の赤塚不二夫とスタッフ

人間、一人でできることなんて、たかが知れているもの。逆に言うと、良い人間関係を沢山持っていると、自分の力以上のモノを産み出すことができるわけだ。
赤塚不二夫


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スタッフ全員でシェー!

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離婚記念ショット

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還暦の祝い

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赤塚不二夫 末期の言葉…

さて、ここで視点を変え、飯山一郎さんが中国で展開している乳酸菌事業を、赤塚不二夫のプロダクション・システムと関連付けて考えてみよう。

亀さん自身、2011年3月11日の東日本大震災を契機に、乳酸菌の培養、乳酸菌ヨーグルト、乳酸菌風呂、その他色々と試みてきた体験から、乳酸菌の凄さを身体で知っているのだが、そうした単なる個人レベルに留まることなく、広く世の中に乳酸菌で貢献できないかと考えるに、汚泥や汚水の処理は無論のこと、塩害のため農作物が育たない大地に、乳酸菌を巻くことによって(乳酸菌は塩が大好物であることを思い出すこと)、穀物や野菜の栽培を可能にするといった点が考えられるのだ(一部はすでに成功している)。そうした飯山さんの事業を正確に理解したのが、山東省の実業家らである。意味するところは、実業家の提供する資金と日本人の技術が組み合わさり、途轍もない大事業に発展する可能性を秘めているということなのだ。

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習近平総書記「供給側構造改革達成の必要性を強調」も追い風に…

むろん、いくら飯山さんのグルンパ(乳酸菌)がスゴイからと言って、決して飯山さん一人で成功するものではない。その点、飯山さんが長年かけて構築してきた人脈がモノを言っている。たとえば、乳酸菌を理解する人たちが増え、今や堺のおっさん、野崎晃市博士、小ボンボンさん、タイーチ君といった人材も徐々に集まってきた。こうした人材の中から、必ずや飯山さんの後継者が出てくるに違いない。そうなれば、乳酸菌事業は当面において安泰である。

本来であれば「」対策の切り札として、日本列島で乳酸菌を活用することにより、乳酸菌が日本の救世主となるはずだったのに、どうやら今の政権は国民のイノチに関心が無いようで、そのありを如実に物語っているのが、以下の堺のおっさんの投稿である。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15917952/531/

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http://ch.nicovideo.jp/shukanbunshun/blomaga/ar1139548

拙稿「見捨てられる自主避難者」にも書いたように、政府は子どもたちの未来は無論のこと、健康についてすら何も考えていないのである。これは、功利追求に血眼の輩がほとんどの日本だから、仕方がないと言えば仕方が無いのであり、モー日本の終わりが近いことだけは覚悟しておくべきだ。

最後に、ドキュメンタリー番組「赤塚不二夫なのだ!!」で気に入った、石井かおるアナの以下の言葉を紹介しておく。

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トランプ大統領誕生を何故、予測できたか
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行政調査新聞が以下の新記事をアップした。
トランプ大統領誕生を何故、予測できたか:グローバリズムから新ナショナリズム

珍しく、行政調査新聞に記事を投稿したのは、国際政治学者の藤井厳喜氏である。その藤井氏、大分前からトランプが当選すると広言していた。

筆者(藤井厳喜)は、東京MXテレビの「ニュース女子」という番組に準レギュラーで出演している。たまたまこの番組で選挙直前に「トランプは必ず当選します」と断言したところ、当日、出席している他のコメンテータは皆、クリントン当選予測であった。


グローバリズムからナショナリズムへと、アメリカを始めとする世界は舵を切りつつあるというのが、藤井氏の従来からの主張である。だから、藤井氏の結語が以下のようになるのも、自然な流れと云えよう。

自由貿易を拡大すれば経済が自然に発展するなどというのは、全くの幻想にすぎなかったのだ。我々は過去30年から40年、社会実験を行ない、その結果が既に明らかになっているのである。同じ失敗を繰り返すことは許されない。


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また、『月刊日本』の編集長・坪内隆彦氏も、自著『キリスト教原理主義のアメリカ』(亜紀書房)を読み返し、トランプ当選の意味について以下の記事を書いているが、一読の価値はあった。
スティーブ・バノン氏登場の意味─拙著『キリスト教原理主義のアメリカ』を読み返す

45年ぶりに…
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写真の変顔の女性、ある日本の女優さんなのだが、読者は誰だかお分かりになるだうか? 分からないという読者のため、本人の素顔を本稿の最後にアップしておくが、この女優さんは今年の冬に放送された、「スミカスミレ」というTVドラマで、松坂慶子と二人一役を演じた女(ひと)だ。このドラマは、65歳の女性が運命の悪戯で、45年前の自分に戻るという、なんとも奇想天外な物語だったのだが、亀さんは同ドラマを通じて色々と思うところがあり、半年ほど前、同ドラマについてアレコレ書いている。

45年前と言えば亀さんは18歳で、高校を卒業して社会に飛び出した頃である。地元の企業に入社、新入社員として1ヶ月ほど、本社のある大阪での生活を体験しているが、そのあたりは拙稿「想い出の大阪」に書いた。

実は2日前の水曜日(11月16日)も、〝あること〟を45年ぶりに再体験したのでR。

西武池袋線の所沢駅前の飲食街、とある居酒屋で高校時代のクラスメートが集まり、亀さんを含めて4人で徹底的に呑んだ。亀さんを除き、他の3人はいずれも「お」で始まる苗字なのでイニシャルで書くが、MO君とKO君は卒業以来、ナント45年ぶりの再会だった。MO君は現在香港を拠点に電子部品の輸出入業を営み、世界中を飛び回っている。最初、MO君と亀さんは海外の話で盛り上がったのだが、他の2人、KO君とYO君は海外の話題にあまり関心がなさそうであった。

ところが、そのうちに全員が夢中になる話題が見つかった。それは車だ。KO君は自動車整備のベテランなのだが、そのKO君にMO君、「オレも再来年は65歳になる。だから、2年後には引退するつもりだ。香港は物価が高いので、老後は日本に戻って生活する。日本に戻ったら、以前から欲しかったベンツを買うから、その時は整備頼むよな」と、KO君に頼んでいた。もう1人のYO君も大の車好きで、長年役所勤めをしていただけあって、車名は忘れたが今でも高級車を乗り回しているようだ。亀さんも乗り物は好きだが、どちらかというとオートバイ派である。若い頃はガラガラだった岩手あたりの東北自動車道を、150kmは優に超えるスピードで愛車(オートバイ)を飛ばしたこともある。ともあれ、お互いに工業高校の機械科卒というだけあって、その日は機械の話で盛り上がったのだった。

さて、45年ぶりに体験した〝あること〟だが、亀さんは18歳の時、会社の忘年会で呑みすぎ、べろんべろんに酔って帰宅したことがある。途中、転んだのか電柱にぶつけたのかは、今でも記憶が定かではないのだが、翌朝目が覚めてみると、顔のアチコチに痣(あざ)が出来ていた…^^; 実は2日前も、どうにか最寄り駅に着いたものの、酔いが回っていたのだろう、千鳥足であった。途中、踏切にいた若いお巡りさんが、呆れたような顔をして亀さんを見ていた(爆)。さらに歩き、自宅までもう少しという狭い路地で、小石か何かに躓いて転倒、幸い怪我はなくズボンが汚れただけで済んだのだが、その時に45年前の忘年会の帰りを思い出した次第でR…。

亀さんは19歳の時、日本を飛び出して数年に及ぶ海外放浪を体験している。だから、45年後となる来年、再び海外に飛び出すのでは、という気がしてきた。ナンカ、45年前に体験してきたことを、最近はアレコレ繰り返しているような気がするんだが、気のせいだろうか……。

本当は赤塚不二夫なのだ!!」について、本稿で書くつもりだったのだが、前置きが長くなり過ぎたので稿を改めたい(爆)。

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さらば、六平太
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ビッグコミック誌に連載中の『総務部総務課山口六平太』を描いていた、高井研一郎氏が肺炎のため14日に逝去、享年79歳であった。発行元の小学館によれば、10日に発売された同誌(11月25日号)の第731話「ヒゲ談義」をもって、『総務部総務課山口六平太』を終了するとのことだ。連載が開始されたのが1986年というから、亀さんは半導体ベンチャー企業に勤め、世界を飛び回っていた頃…、そうか、あの頃に連載が開始されたのか…。

雨が降っていたり仕事に追われていたりしていたので、なかなか10日に発売された同誌を買いに、コンビニに行けなかった亀さんだったのだが、高井氏が亡くなった14日は徒歩で片道30分かけ、母の入院先である病院まで行き、母が元気な様子を見てから病院を後にしたのが、ちょうど高井氏が亡くなったという11時30分であった。高井氏の逝去は露とも知らず、帰り道にコンビニ店で同誌を手にしたというわけだ。

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実は高井氏、映画「男はつらいよ」の山田洋次監督と親交があり、漫画版『男はつらいよ』を描いていた。寅さんファンであり、六平太ファンでもある亀さんなのだが、一度もコミック版の『男はつらいよ』に目を通したことはなかった。 だから、高井氏の訃報に接し、一度読んでみたいと思った亀さんであった。

合掌。

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法隆寺を科学する
日本で生まれ育った者にとって、自国の歴史で最大の謎は二つある。一つは「邪馬台国」、もう一つは「法隆寺」だ。このうち、邪馬台国については「青州で思ふ(4)」で述べたとおり、山形明郷先生が『卑弥呼の正体』(三五館)を世に問い、完膚なきまでに邪馬台国を巡る近畿vs.九州の両説を粉砕、邪馬台国は中国の遼東半島に在ったことを立証済みである。尤も、未だに邪馬台国は日本の近畿か九州に在ったと、信じ込んでいる人たちが圧倒的多数を占める日本なので、本当の邪馬台国は遼東半島に在ったという歴史的事実が、広く受け容れられるようになるまでには、まだまだ気の遠くなるような年月がかかることだろう。、ご参考までに、以下に日本で〝常識〟になっている版図を示す。

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もう一つ、日本の歴史で最大の謎である法隆寺だが、同寺が建立された経緯や、同寺に伝わる仏像や美術芸術品の出自など、未だに謎が多いとされている(亀さん注:法隆寺の仏像は北魏由来である。「青州で思ふ(3)」参照)。さらに、法隆寺最大の謎として、同寺の再建・非再建論争がある。この論争の火種は日本書紀に法隆寺が全焼したという行があるためで、それが以下の天智天皇九年(六七〇)の条だ。

夏四月癸卯朔壬申、夜半災法隆寺、一屋無余、 大雨雷震


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ところが、ここに来て従来の法隆寺再建論争とは別に、法隆寺は移建されたという新見解を示す人物が出現した。それが本稿の表題となっている、『法隆寺を科学する』(白馬社)の筆者・天野正樹氏である。天野氏はあの西岡常一(宮大工棟梁)と、法隆寺東室(ひがしむろ)の解体修理時、協同で調査を行った人物である(昭和32~34年)。

その天野氏、従来の法隆寺再建説あるいは非再建説のいずれにも立たず、法隆寺移建説を唱えているのだが、そのあたりは『法隆寺を科学する』で物の見事に立証されており、この機会に一読されることをお薦めする。加えて、同書の「序」で飯山一郎さんが、以下のような〝添え華〟を書いている。

『日本書紀』は、当時の中国の最高レベルの歴史哲学と漢語・漢文を駆使して書かれた「正史」なのであるが、このような大事業は何を目的にして為されたのか? この答えを明確に述べた知識人は皆無であった。

正解を書いておこう。
それは「大唐国が何としても殲滅したかった百済国の継承国家は日本列島には存在しない!」「日本列島に存在するのは、百済国とは全く異なる歴史を持った日本国なのである!」という『大ウソ』を、大唐国に信じてもうためであった。
したがって「法隆寺全焼!」という『大ウソ』も、「日本国は百済国の継承国家である」という真実を書けない以上、「ウソをウソで誤魔化す!」という人間性あふれる手法だったのである。

『法隆寺を科学する』p.5~6


以上を理解できれば、大転換期の真っ只中にある我々にとって、以下の飯山さんのメッセージは生きていく上での羅針盤となり得よう。

『日本書紀』だけではなく、すべからく書かれて文章は、表面的な字面(じづら、テキスト)をマトモに信じてはいけない。文章が書かれた背景や動機(コンテキスト)や「行間」を深く読みとらえなければ真実・真相は見えてこない! ということだ。
『法隆寺を科学する』p.4


ところで、『法隆寺を科学する』のp.71に示す斑鳩の里は、基本的に道路や建物が磁北よりも20°ほど西寄りの角度になっている。そのあたりの背景について特に同書では言及していないので、背景を知りたい読者には栗本慎一郎氏の『シリウスの都 飛鳥』を勧めておこう。実は、この20°のズレは「聖方位」と言い、渡来人であった蘇我氏が日本に持ち込んできたものなのである。

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『法隆寺を科学する』p.71

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リハビリー・バンバン
前稿「親子の情愛」で2日前に同窓会を開いたことを書いたが、その時に親子の情愛以外のテーマとして、兄弟についても話題になっている。すぐ近所に住むY君の場合、遺産相続を巡って兄弟間で言い争いとなり、ついには法廷で争うに至ったという話をしてくれた。以降、一度割れた茶碗を元の状態に戻すことが出来るわけもなく、他の兄弟との絆は断ち切れたままだとY君は語るのであった。そうしたY君の赤裸々な体験を耳にし、Y君も人知れず苦労をしてきたんだなと分かったものである。

Y君らと酒を酌み交わしていた丁度その頃、BS朝日の「ザ・インタビュー」でビリー・バンバンがゲストとして登場、それを録画しておいたので翌日見たのだが、ビリー・バンバンも兄弟同士の諍いが過去にあったようで、一時は互いに一切口も利かなかったようだ。幸い、その後はお互いの蟠りも消え、ビリー・バンバンを再結成、今日に至っているようだ。そうしたビリー・バンバンの過去はともかく、亀さんは若い頃に耳にした「白いブランコ」、実に心に染みる歌だと思っているし、その他のビリー・バンバンの歌も同様の意味で好きだ。



再結成後は順調に見えた兄弟の人生だったが、2年前に弟の菅原進が大腸ガンで手術を受けたかと思うと、今度は兄の菅原孝が脳出血で倒れ、左半身不随になったということを今回初めて知った。その後の孝は懸命にリハビリに取り組んだこともあり、車イスの状態ながらもビリー・バンバンの復活を果たしている。「ビリー・バンバンじゃなくて、リハビリー・バンバンって言うんだよ」と弟の進が言った時、インタビュアの宮嶋泰子が思わず吹き出してしまったのが印象的であった。

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BS朝日の「ザ・インタビュー」は、毎週土曜日と日曜日の夕方に放送しているが、さまざまなジャンルの人たちがゲストとして招かれている。1時間近くのインタビューだけに、時にはゲストの人間性がモロに出ることもあり、人間を学ぶという意味で実に良い番組だと亀さんは思っている。