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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
男気
ライパチという言葉をご存知だろうか? これは一種の野球用語で、ライトを守り、打順は8番という意味だ。小生は二十代の頃、地元の悪友らと野球チームを形成したことがある。「飯能ドラゴンズ」という、いかにも強そうなチーム名だったが、実態はと言うと、何分にも遠い昔のことなので記憶が曖昧になっているのだが、多分試合に勝ったことは一度も無かったのではと思う - ( ̄^ ̄)キパッ 小生はそんな弱小チームで、しかもライパチだったのだから、如何に野球が下手だったかということが分かろうというものだ。このような昔の恥ずかしい話は置いといて・・・

今やメジャーリーグの顔とも言うべき、大谷翔平の活躍ぶりは読者も良く知っていると思うが、一方で黒田博樹というピッチャーを覚えているだろうか・・・。そう、広島カープで活躍し、海を渡ってドジャースやヤンキースでも活躍したプロ野球の選手だ。


黒田「すべて一流というのはありえないと思ってたのでショックだった」日本でも海外でも大活躍した黒田博樹が大谷翔平と対戦したときに

この動画では、黒田が大谷について語っている。その黒田の記事やニュースに接する度に、小生の脳裏に浮かぶ言葉は「男気」だ。ちなみに、電子版『大辞林』は男気を以下のように定義している。

男らしい性質・気持ち。特に、自分の損得抜きに弱い者のために力を貸す気性。義侠心。侠気


小生が〝飯能の高倉健〟と名乗るのも、健さんのように男気のある人間を目指してきたからだ。尤も、周囲からは健さんではなく、寅さんと呼ばれることが専らなのだがwww その黒田については、過去にも幾度か記事にしたことがある。たとえば・・・
帰ります

あれだけの実績を積んだ黒田なら、多額の年俸を手にすることも出来ただろうに、その黒田が広島に復帰するというニュースを知った時は心底嬉しかったし、「男気のある野球選手だな」と思ったものである。

小生の場合、シーズン中は気になって、ネットで大谷の試合結果をチェックしているのを日課しているほどだ。その大谷が今年はどのような活躍を見せてくれるのか、今から待ち遠しくて仕方が無い。また、再来月に開催されるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)も楽しみだ。特に、大谷と同僚のトラウトとの対戦が実現すればと、密かに願っている小生である。

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国士・小川榮太郎
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文芸評論家である小川榮太郎氏だが、同氏の著した『徹底検証「森友・加計事件」』を発売直後に小生は入手、その後は同氏の言論活動をウォッチしてきたが、一言で言い表すとすれば小川氏は国士だ。換言すれば、むすび大学の小名木善行氏の口癖である、「日本をかっこよく!」を文字通り実践している漢である。小生の場合、同氏の言葉で目から鱗が落ちる思いをしたり、新たな発見に繋がったりしたことが今までに度々あった。たとえば以下の動画・・・


衝撃!岸田政権の裏側|ゲスト:小川榮太郎

どうだろうか? 小生は「車の未来」と題した拙稿で、以下のように岸田首相を評した。

今の岸田内閣はNWOの下僕という立ち位置にあるため、国益よりも外国(NWO)の利益を優先しているのは残念だ。


しかし、日本の首相という立場上、やむを得ないところもある。何故なら、歴代の日本の首相はアメリカ、より具体的にはネオコンに脅されながら政治を行ってきたのだし、ネオコンに逆らおうものなら、田中角栄のように首相の座から引きずり下ろされたり、小渕恵三のように不審死を遂げたりするのだ。だから、少なくとも表面上は国益よりも外国の利益を優先するかのように振る舞うのも仕方が無い。元ウクライナ大使の馬渕睦夫氏が自身の動画で語っていたように、政治の世界は我々庶民の世界とは全く異なるのだし、極端に言えば首相の全仕事のうち、49%をグローバリズムという外国の利益のために行ったとしても、残り51%を国益のための仕事をすれば良しとするのが、政事家というものを評価する真っ当な基準だろう。

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一方、小川氏も語っているように、岸田首相が国益のために動いていることは確かであり、特に中国に対しては明確に一線を画していることを、上掲の動画で知ることができた。ともあれ、岸田首相が安倍晋三の国葬を決断してからというもの、マスコミの風向きがガラリと変わったという小川氏の発言から、日本のマスコミの正体を再確認できた次第である。

なを、小川氏が登場する以下の動画もお勧めである。


安倍元首相が遺した衝撃の言葉 小川榮太郎さん

安倍晋三にとって、共に闘った〝戦友〟でもあっただけに、小川氏の発言内容は重い。そして、安倍晋三の人物を識りたいという読者にお勧めの動画だ。

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知らないと後悔する日本の危機丨小川榮太郎

安倍晋三総理亡き後の我々は、どうするべきかを考えるにあたり、ヒントを示してくれる動画だと思う。それから、同動画では和歌が話題に出ているが、今年の歌会始の儀が来週の水曜日、1月18日に皇居で行われるので、この機会に和歌に接すると良いかもしれない。


信じたくない…安倍元首相のブレーンが語る日本に迫る危機│小川榮太郎

安倍総理という羅針盤を失った我々がすべきことは、明治維新当時のように「猛烈に勉強する気風」を取り戻し、精神武装することだと気づかせてくれる動画だ。特に、日本の若者に一度は観てもらいたい動画である。

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マスコミの国葬反対の乱 小川榮太郎さん

かつて、東大・朝日・岩波は我が国のアカデミー・マスコミ・出版における老舗中の老舗だった。老舗と言えば、「信用」が最も大切なものだが、連中には今や信用の欠片も無く、単なる売国奴に成り下がっている。そうしたことに一人でも多くの人たちが気づくこと、それこそが元旦にアップした拙稿「ヒトラーの世界」に書いた、以下の言葉に繋がるのである。

日本の和を求める発想(日本精神)でなければ、この瞬間も続いている世界の紛争は決して解決しないということだ。日本精神を発揮すべき時期が到来したのである。



日本人の目覚めの時 小川榮太郎さん

小生は拙稿「車の未来」で、「これからは婆娑羅の精神で生きていくことが肝要だ」と書いた。そのあたりを考えるヒントとしてお勧めの動画である。

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昭和から予言されていた最大の危機とは?│小川榮太郎

福田恆存の師匠が小林秀雄であった。その小林秀雄を評した本、『小林秀雄の後の二十一章』を小川氏は著しており、その意味で、文学愛好者に是非観ていただきたい動画だ。以下は小川氏の小林秀雄評・・・。

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小林秀雄は自身のことを〝職人〟と称していたようだ。職人の本質は手にあるとのことで、そこから、かつては家庭毎に作っていたお節料理へと話は展開していく。

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日本の危機!復活のために… 小川榮太郎さん

今の日本は、まさに滅亡の縁に立たされている。そのあたりを上掲の動画から汲み取り、読者の一人一人が何等かの行動に移してもらえたらと願う。

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金王朝
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飯山一郎さんの北朝鮮シリーズ、「金王朝の “深い謎”」および「ビビンバ!北朝鮮!」は、今でも掲示板「放知技」の冒頭に残っている。この2本は、北朝鮮の裏史に迫る上で極めて貴重な史料だからだろう。小生は今でも時折、両史料にアクセスしているほどだ。

よって、本稿では金王朝について少し敷衍してみよう。

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元工作員金賢姫に聞く!第一部

最初に取り上げたい人物は、大韓航空機の爆破に関与した金賢姫だ。金賢姫は一度だけだが、横田めぐみさん本人に会っているだけではなく、横田めぐみさんが金正恩の生母であることを裏付けてくれる人物でもある。そのあたりについては、飯山さんの「金王朝の “深い謎”」に詳述されているので確認していただくとして、その金賢姫に対して李相哲氏が昨年(2022)11月、貴重な単独インタビューを試みており、それが以下の三本だったのだが、残念ながらバンされてしまったため、現在は観ることができない。

(917) (2022.11.29)元工作員金賢姫に聞く!インタビュー映像解説編
(917) (2022.11.29)元工作員金賢姫に聞く!第一部 生い立ち、如何にして工作員になったか
(946) (2022.11.30)元工作員金賢姫に聞く![第2部] 政治に翻弄されて35年!恋愛.結婚.家族


幸い、バンされる前に小生は上記動画を一通り観ている。内容が内容だっただけに、直ぐにもバンされるであろうと思い、ダウンロードするつもりでいたが、当時は仕事に追われていたこともあり、実際にダウンロードしたのは印を付けた動画のみだった。ただ、改めて[第一部]を観た限り、飯山さんの「金王朝の “深い謎”」を超えるものではなかった。

この「金王朝の “深い謎”」に、以下の記述があるのに注目されたい。

このKAL爆破事件の本当の主役は、金賢姫ではなく、金正日と横田めぐみさんだ!


つまり、金賢姫は手駒に過ぎなかったということなのだが、一方で同稿の以下の記述が意味するところは、金賢姫がいなかったら、横田めぐみさんが金正恩を生んだということが分からないままだっただろうということだ。

もし、大韓航空機の爆破! この事件の主犯が金正日でないとしたら、
今まで苦労して実証した「めぐみは金正恩の母」説は、音をたてて崩れてしまう…。


現在の北朝鮮を本質的に理解するには、一度太古の時代に遡り、朝鮮半島のみならず遼東半島をも含む、満州一帯で繰り広げられた激動の歴史を紐解く必要がある。その意味で、拙稿「天武天皇05」で箕子朝鮮を復習していただきたいし、満州すなわち瀋陽軍区に大勢住んでいる、朝鮮族が北朝鮮を守っていること(「瀋陽軍区の正体」参照)、および北朝鮮は大日本帝国の残置国家であること(旧ブログ「金王朝の “深い深い謎”」参照)がお分かりいただけるだろう。

では、上述の〝基礎知識〟を身につけたことを前提に、以下に筆を進めていくので、腑に落ちないと思った箇所に出会ったら上述の〝基礎知識〟に戻り、もう一度復習していただきたい。

最初に、金王朝について書くからには、皇統(天皇の血統)について簡単にお復習いをしておこう。

日本は万世一系の神国だと耳にしたことがあるだろう。つまり、日本は男系の皇統(「皇位継承」参照)が綿々と2600年以上の長きにわたって続いてきた国だ。このあたりが、ヨーロッパの女系王室と最も異なる点である。そして、北朝鮮は旧大日本帝国が創った残置国家でもあり、金日成を始祖として金王朝の最終的な体制づくりをしている最中だ。

金正恩の生母である横田めぐみさんには、日本の高貴な血が流れている。かつての小生は横田めぐみさんの御母堂である横田早紀江さんは、李垠皇太子と梨本宮方子皇太子妃の間に生まれたものとばかり思っていたが、かつて大変お世話になった山浦嘉久さんから、「横田早紀江さんは高貴の出であることは、ほぼ間違いないと思うが、何れの宮家(京都)の出かまでは分からない」という回答を直接もらっている(「金正恩死亡?」参照)。

それから、金正恩=影武者説あるいは死亡説だが、元ウクライナ大使だった馬渕睦夫氏は、「今の金正恩は影武者で、本物の金正恩は既に死んでいる」と明確に語っていた。ブログ『文殊菩薩』の野崎晃市博士も、「金正恩の娘がデビュー」と題する記事を公開、金正恩は逝去した可能性があり、今の金正恩は影武者だろうと野崎博士は推定している節がある。このあたりについての小生の見方は、上掲の拙稿「金正恩死亡説」を参照にしていただくとして、今回は深入りしないでおこう。

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横田めぐみさん(右)と孫の金主愛(左)

次に、上掲の野崎博士の記事にも掲載している金正恩の次女についてだが、「金正恩の三人の子供の誰かが、成人して国王のような地位に就き、南北統一にのり出すかもしれない」と野崎博士は書いていた。小生が注目したのは金正恩の子どもが三人おり、そのうちの一人が男子であることだ。

仮に金正恩が日本の皇室に倣うのだとすれば、男系皇統の金王朝にするはずで、長男が金王朝の〝神武天皇〟になるのではないだろうか・・・。つまり、〝聖徳太子〟が権威と権力とを分けたように、長男を金王朝の初代天皇にする、すなわち権威が付与され、一方で次女が政治を司る、すなわち権力を付与されるのではないだろうか・・・。

今回、金正恩が政治の表舞台に長女ではなく、次女をデビューさせたのも、多分次女の方が長女よりも政治家向きだと、金正恩が判断したからではないのか・・・。金正恩自身も三男でありながら主席に上り詰めたことを思えば、無理のない推測だと個人的に思っている。

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最後に、野崎博士が編集した『飯山一郎最終講義』の副題、「金正恩が統一朝鮮王になる!!」を思い出していただきたい。仮に今でも金正恩が生きているとすれば(多分生きていると個人的には思っている)、金正恩は近未来の東アジアの政治・経済、ひいては世界の政治・経済の要(リーダー)に成るだろうし、それだけの器の持ち主であると小生は確信している。何故にそう言えるのかについては、『飯山一郎最終講義』に目を通せば自ずと納得いただけるはずだ。

車の未来
三連休の初日(1月7日)、息子夫婦、息子の友人とその父親の五人で、地元の居酒屋で新年会を開いた。酒を酌み交わしつつ多くを語り合ったが、中でも盛り上がったのが車とオートバイの話題だった。

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息子の友人の父親が1980年代、逆輸入したCB1100と競争したが、結局、ナナハンでも勝てなかったと悔しがっていたので、小生が本田技研の狭山工場で1980年頃、CB1100やゴールドウィングの組立や検査を仕事にしていたこと、工場敷地内のテストコースを、ゴールドウィングで走ったことなどを話すと、さらに話が盛り上がったのだった。そして、当時通勤に使っていた愛車のCB250とは、(馬力や性能で)桁違いだったのを思い出したものである。

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上図は以下の動画からカットしたものである。小生は本田技研に勤務していたので、一時は自動車業界に属していたことになるし(f975~1982)、現在は翻訳を生業としているが、承っている仕事の70%は自動車・オートバイ関連で占められている。だから、上掲のカテゴリには入らないものの、今でも自動車業界のお世話になっていると言えなくもない。


【1/6 トヨタが日本市場を諦めつつある】このままだと日本の製造業が大打撃を受け、失業者が溢れる未来へ

上図を眺めれば分かるように、自動車産業界に従事しているのは546万人、就業者の一割を占める国内最大の産業だ。だから、この自動車業界の雇用を守っていくことは、政府の重要な仕事のはずだが、今の岸田内閣はNWOの下僕という立ち位置にあるため、国益よりも外国(NWO)の利益を優先しているのは残念だ。自動車に限らず、日本の十八番であったエレクトロニクス、あるいは半導体といった業界に対しても岸田内閣は冷たい。

なを、半導体については台湾のTSMC、より具体的にはTSMCの背後にいる中共に、日本の半導体技術を売り渡してきたのみならず、国民の血税を使ってTSMCの工場を熊本に誘致するといった、相も変わらずバカなことをしているのが今の政府だ。そのあたりは、深田萌絵さんの中共とTSMCに関する動画を参照にするといいだろう。たとえば・・・


熊本に中国スパイ2000人!?TSMC誘致工作に焦佑鈞と中国スパイFの影!? 【深田萌絵TV】

ところで、テスラの株が大幅に下落したというニュースは記憶に新しい。また、日本のEV開発は大幅に遅れをとっているという声をよく耳にする。しかし、そこには理由がある。確かに、ガソリン車で自動車業界の雇用を守ることも理由の一つなのだが、もう一点見逃してはならないのが日本人の安全に対する意識だ。たとえば、新幹線。開業以来、一度も事故を起こしていないのは驚異ですらある。これも、偏に国鉄時代から安全を最優先してきたところにあるのだし、そのあたりは以下の動画を観れば分かってもらえるはずだ。本当は、もっと技術面で詳説していた良い動画もあったのだが、残念ながら見つからなかった。


【海外の反応】「中国製と日本製では次元が違いすぎる!」インドの高速鉄道に日本の新幹線が採用されたワケとは…【俺たちのJAPAN】

さて、日本のEV開発は海外に後れをとっていると前述したが、それは、EV車に安全上の致命的な問題があるためだ。


トヨタがたったの1年で超進化!EV業界に激震が走る‥「本命はコレだ!」トヨタが開発した次世代技術に世界が震える!《【海外の反応】

EV車のバッテリーは、深刻な問題を抱えていることが分かったと思う。同時に、水素エンジン車の優れた点も納得いただけたのではないだろうか。

ここで、EV車といえばテスラだが、最近の株価下落には目を覆うものがある。以下の動画をご覧いただきたい。


【致命的な欠陥】テスラのEVがヤバすぎ!株価暴落も納得の理由とは?EV車火災とリチウムイオンバッテリー《【海外の反応】by ゆきの

最後になるが、本ブログでも時々だが取り上げてきた「婆娑羅」、これからは婆娑羅の精神で生きていくことが肝要だ。この婆娑羅だが、「独立のすすめ」など数本の記事を小生は書いた。

小生が息子に独立のすすめを説くのは、二つの理由がある。一つは、拙稿「武士の時代 12」にも書いたように、これからの人類は情報大革命という大転換期を迎えるからだ。そして、来る新時代を形容するとすれば、「婆娑羅の時代」と形容できよう。


要は、政府や官庁といったお上には、最早頼るべきではないということだ。そのあたりを考えるヒントとして、以下の動画はお勧めである。尤も、人は独りでは生きてはいけない。だからと言って、個人主義も家族主義も駄目だ。では、どうするのか? といったことを考えるヒントになるだろう。


映画アバターからわかる日本と西洋の文化の大きな違い|小名木善行

中東情勢
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上掲は元朝日新聞記者だった本多勝一氏が著した本で、1965年に刊行、十代の時に日本を飛び立つ前に一読した本だ。爾来、アラブ世界に関心を寄せるようになった。やがて、芝生瑞和氏の書籍に出会い、確か、数冊に目を通した記憶がある。そして、それが切っ掛けとなって、同氏が主催したパレスチナを応援する講演会に出席している。

このようにして、アラブ世界に関心を抱いてきたこともあり、前稿(「ドルの衰退」)では、サウジアラビアを核とした中東情勢についての記事にする予定だったのに、前置きのつもりで書き進めた米ドルの話が、思いの外長文になってしまったことから、やむを得ず前稿ではドルの衰退という一本の記事になった次第だ。よって、元々から予定していた中東情勢について、本稿で筆を進めていく。

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前稿(「ドルの衰退」)で紹介した近藤氏は中国通だが、中東情勢について小生が常に参考にしているのは、佐々木良昭さんのブログ「中東TODAY」だ。佐々木さんとは一回お会いしており、佐々木さんはツランについて深く理解しているだけに、毎日のように更新されるブログは、小生にとって貴重な中東情勢の情報源となっている。

ところが最近、中東の情報源がもう一つ増えた。それは、石田和靖氏の【越境3.0チャンネル】である。石田氏とは国際政治・経済について彼我の見解の違いはあるものの、こと中近東情勢に限れば、石田氏は同地域に何度も足を運び、ビジネスも展開していることもあり、精度の高い中東情報を提供しているので、小生は基本的に同氏の中東情報を受け入れている。その石田氏が最近、習近平のサウジアラビア国賓訪問の動画をアップした。


【バイデンピンチ】習近平がサウジ公式訪問! 豪華すぎる歓迎会! サウジのアメリカ離れが急加速する

中東の場合、そこで展開されている動きは実に複雑で、かつ政治・経済・宗教・軍事といった様々な視座で眺めているだけでも頭が混乱してくるのだが。そのあたりを上手く纏めている動画があったので以下に紹介しておこう。


2022.12.29 超複雑な中東がこれ一枚でわかる見取り図 ゲスト:越境3.0石田和靖氏【及川幸久?BREAKING?】※多言語字幕ありMult-verbal

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他に、宗教だけに絞っても以下のようになるといった塩梅だ。

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さて、ここでサウジアラビアに目を転じてみよう。小生はサウジアラビアについては幾本かの記事を書いており、たとえばサルマン皇太子だけに絞っても3本の記事を書いた。

サルマン皇太子の肚
サルマン皇太子の肚 2
サルマン皇太子の肚 3


我が国は石油といったエネルギーの90%を中東に頼っていることもあり、サウジとの交流は極めて重要だ。以下の動画をご覧いただきたい。


12/16金【ゲスト: 国際情勢Youtuber石田カズ氏】緊迫する世界情勢!世界最先端の国サウジと日本はどう関わるべきか?及川幸久The

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上は動画からカットしたものだが、赤文字で示した最初の三テーマを動画の中で石田氏は取り上げている。青文字のテーマも、石田氏の他の動画で取り上げているので参照されたい。

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安倍晋三首相とサルマン副皇太子(2016年9月1日)

それから、中東における安倍晋三元総理の外交上の成果について、石田氏が深く理解していることは、以下の動画を観れば納得いただけるだろう。


【バイデンピンチ】もしも安倍首相がいたら中東情勢はどう変わっていたか? 中国が中東に軍事進出する意味

中東の伴走国として中国が台頭してきたが、本来、そうした役割を担うべきは中国ではなく、日本であると石田氏が語っているのがお分かりいただけるだろう。しかし、安倍元総理の意志を継ぐことのできる政事家が、我が国に不在なのは残念だ。

【グリコのおまけ】
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ドルの衰退
昨年末の12月7日から10日にかけて、中国の習近平がサウジアラビアを国賓訪問している。両国間で何が話し合われたのかについては、中国通である近藤大介氏が現代ビジネスに詳しく書いており、中国とサウジの間で取り交わされたビジネスの概要を把握する上で参考になろう。
習近平主席「サウジアラビア国賓訪問」に透ける“真の目的”と中東が見せた“中国以上のしたたかさ”

様々な情報で満載の記事だったが、個人的に最も注目したのは、基軸通貨を巡るドルと人民元の争いだった。近藤氏の記事によれば、習近平はサウジで行った講演で、「エネルギー(天然ガス・石油)決済は、ゆくゆくは米ドルを使わず、人民元で行いたい」と語ったようだ。

それに対してサウジは、エネルギー人民元決済は「時期尚早」と鰾膠も無かったようで、そうした中国とサウジの温度差について近藤氏は、サウジのお家の事情を以下のように解説していた。

リヤドが保有する1200億ドル以上の米国債を含め、サウジアラビアの資産と準備金のほとんどはドル建てだし、サウジアラビアの通貨リヤルは、他の湾岸通貨と同様にドルペッグ制(米ドルと固定比率で連携)である。


さて、現在の基軸通貨は言うまでもなく米ドルだが、その米ドルも1971年8月15日、ニクソン大統領による金ドル交換停止という新経済政策(ニクソンショック)で、結果的に米ドル衰退の第一歩を踏み出してしまった。それでも、ドルが基軸通貨の地位を保てたのはペトロダラーのお陰である。つまり、ニクソンショックで金の裏付けを失った米ドルだったが、今度は原油で裏付けするようになった、つまり、ペトロダラー体制を打ち立てたことにより、今日に至るまで基軸通貨の地位を保てたことになる。このあたりについては、以下の記事が参照になる。
石油はドルでしか買えない、だからアメリカは強かった いつか人民元の時代が来る?

なを、上掲の記事では述べていないが、ペトロダラーを誕生させた人物こそ、ニクソン政権下で国務長官を務めた、キッシンジャーその人だったことは覚えおいてもいいだろう。キッシンジャーは御年99歳(1923年5月27日)と高齢だが、未だに国際情勢に影響力を及ぼしている重鎮だ。

その後、2008年9月にリーマンショックが起き、それが引き金となって世界中が金融危機に見舞われた。これは、我が世の春を謳歌していた、国際金融資本の化けの皮が剥がれた瞬間でもあった。それから14年近くの歳月が流れた昨年(2022年)の2月24日、ロシアがウクライナで特殊軍事作戦を展開、それに対して西側はSWIFTの停止といった経済制裁を科したが、上掲記事にも書いてあるように、それが裏目に出た。

今回の対ロシア制裁が「ドル離れ」を加速させるだけでなく、ロシアや中国、中東諸国と、欧米などの西側諸国に世界を分断すると、柴田明夫さん(資源・食糧問題研究所)は予想する。「ロシアなどが保有する石油やレアメタル、小麦、肥料といった重要資源の取引で使われる通貨はドルにかわって人民元となるだろう。それは、ペトロダラー体制によるドル支配から、重要資源・人民元体制への移行を意味する」
石油はドルでしか買えない、だからアメリカは強かった いつか人民元の時代が来る?


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ここで思い出していただきたいのは、FRB(米連邦準備制度理事会)だ。FRBはアメリカの中央銀行に〝相当する〟民間の銀行であり、数年前に天童竺丸さんに謹呈していただいた、『民間が所有する中央銀行―主権を奪われた国家アメリカの悲劇』(ユースタス・マリンズ)、藤原源太郎(山浦嘉久)さんが解説文を載せ、天童さんをはじめとする文明地政学協会のメンバーが翻訳した本であり、多分、邦国でFRBの正体を白日の下にさらした初の書籍だろう(1995年刊)。

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前稿(「ヒトラーの世界」)で紹介した『謀略と捏造の二〇〇年戦争』(馬渕睦夫 徳間書店)の第一章、「国際金融国家vs.ロシア二〇〇戦争」に、「◆なぜリンカーンは暗殺されたのか」という小節があり、ケネディだけではなくリンカーンも通貨発行権を巡って国際金融と対峙、結果、両大統領とも暗殺されたわけである。だから、今日に至ってもアメリカの通貨発行権を握っているのは、政府ではなく民間の中央銀行、すなわちFRBだ。ただ、FRBや各国の中央銀行の立ち位置だが、NWO(新世界秩序)の傘下(下部組織)に過ぎないということは、以下の動画でお分かりいただけよう。

【年末特別ライブ】 武田邦彦 × 横森一輝対談 世界政府を止めるためにはITと飛行機をブッ潰せ?!

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"CB"とは、Central Bank(中央銀行)の意

では、これからの世界は人民元、中共の世界になるのか? そのあたりは馬渕睦夫大使も自身の動画で語っているように、中国経済は衰退に向かっているので無理そうだ。では、次の主役は何処なのか? 一説にはBRICs(特にインド)が世界経済を牛耳るだろうと主張する識者も一部にはいるが、果たしてそうか? 

超大国すなわち覇権国家になるのに不可欠なのは、エネルギー・食糧・軍事力を有する国のはずだ。その伝でいけば、そうした国は世界広しといえどもアメリカとロシアしかないのだが、この両国のいずれかが覇権国家になるというよりは、これからの世界は、各々の国の主体性を尊重し合う世界に移行するのではないだろうか・・・。つまり、アメリカはアメリカ・ファースト、ロシアはロシア・ファースト、日本は日本ファーストといった具合にだ。そのあたりについては、グローバリズムvs.ナショナリズムの観点で説いている以下の動画をご覧いただきたい。


【馬渕睦夫】ついにこの時がきました。●●が終わりを迎えました【ひとりがたり/まとめ】

現在はグローバリズム陣営とナショナリズム陣営が、主導権を巡って鍔迫り合いをしているが、やがてナショナリズムが優位に立つだろうとする馬渕大使の発言に小生は同意するし、1929年のニューヨーク発世界大恐慌は、〝人為的〟なものであったとする馬渕大使の発言(8:58~)にも同意する。だから、冒頭の動画で横森一輝氏が言及している2023年世界大恐慌も、人為的に引き起こされるであろうということは想像に難くない。

ともあれ、NWOの世界になるのを防止するためにも、一人一人が目覚めていきたいものだ。

【グリコのおまけ】
上掲の動画で横森氏は、コンドラチェフ景気循環説を語っていたが、小生も掲示板「放知技」で紹介している。
https://grnba.bbs.fc2.com/reply/17349208/25/

また、コンドラチェフ景気循環説は78年周期だが、それよりも長い800年周期の文明循環説もあり、拙ブログで紹介済みだ。
800年周期

ヒトラーの世界
謹賀新年

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早いもので、本ブログを立ち上げてから十年が経つ(「ブログ開設のご挨拶」)。当時と比べて、記事をアップする頻度こそ落ちたものの、これからの十年も頑張るので、末永くお付き合いいただければ幸いだ。

さて、穏やかな元旦を迎えた今日は、あのヒトラーについて少し言及してみたい。

ヒトラーと書くと、〝ユダヤ人虐殺〟(ホロコースト)を思い浮かべるだろうし、ヒトラーは大悪人だと思っている読者が大半だろう。

しかし、本当にヒトラーは大悪人だったのだろうか?

小生は寧ろ、ヒトラーは哲人政事家だったとすら思っている。その根拠について、以下に述べよう。

最初に取り上げたいのは、「マルコポーロ事件」だ。ウィキペディアは同事件を以下のように解説している。

マルコポーロ事件は、1995年2月に日本の文藝春秋が発行していた雑誌『マルコポーロ』が、内科医西岡昌紀が寄稿したホロコーストを否定する内容の記事を掲載したことに対して、アメリカのユダヤ人団体サイモン・ウィーゼンタール・センターなどからの抗議を受けて同誌を自主廃刊したこと、および当時の社長や編集長が辞任解任された事態を指す。


1995年2月といえば、今から30年ほど前の事件であり、当時は無論のこと、今日ですらホロコーストは無かったと口にしようものなら、周囲から袋叩きに遭うことは間違いない。

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だから、真にヒトラーの人物を識った人でも、周囲から袋叩きにされるのを恐れて、言葉を濁したりすることがほとんどだ。そうした中、ついに公の場でヒトラーの素顔を語り出した識者が現れた。馬渕睦夫大使その人である。その馬渕氏が、ヒトラーについて語った動画の一本が以下である。


【桜無門関 年末SP】馬渕睦夫×水島総「大和心で照らし出す、日本の針路とグローバリストの謀略工作」[桜R4/12/29]

馬渕大使が、ヒトラーは哲学政治家だったとか、ノーベル平和賞の候補だったとか語っているのを耳にして、驚いた読者も多いだろうということは容易に想像がつく。しかし、個人的には全く違和感はなく、馬渕大使の発言には心から同意できるのだ。今後、馬渕大使を皮切りに、さらに大勢の識者が今までは公にできなかった、真のヒトラー像を披露できるようになればと願っている。

小生は「日本精神」について言及することが多く、今までに日本精神に関する22本の記事を書いている。たとえば、「日本精神文化の根底にあるもの」といった具合にだ。

この日本精神だが、ヒトラーは日本精神を深く理解していたと書けば、驚く読者が多いのではないだろうか。このあたりについて、我が国で初めて明らかにしたのが、世界戦略情報誌『みち』の神子田龍山さんで、一昨年(2021年)の『みち』の四月一日号で以下のように記している。

政治的パフォーマーを離れた彼自身が個人的に求めていたのは、自然と和を以って一体化し、森羅万象の中に神を見出すシンプルで、汚れなく、明るく、穏やかな幸福の約束。それはまるでわが国に於けるアニミズムに近い古神道のような……。と言うよりも、日本への憧憬さえ露わにするその言葉は、既に「日本の宗教こそが最高だ」とヒトラーが信じていることを暗に示しているではないか。
世界権力vs.ナショナリズム


どのような経緯でヒトラーが、日本への憧憬を抱くようになったのかについては、四月一日号以降の『みち』を手にして実際に確認してもらう他はないのだが、一つだけ付言するとすれば、ヒトラーに影響を与えた人物、より具体的に言えば、ヒトラーに地政学の神髄を伝えた人物こそ、ドイツの地政学者カール・エルンスト・ハウスホーファーに他ならないということだ。ハウスホーファーは来日して謎の行動をしているのだが、このあたりについては、地政学とハウスホーファーに関する、神子田さんの一連の記事に目を通していただきたい。たとえば、神子田さんはナチス党章についても興味深い話をしており、そのあたりについて小生は掲示板「放知技」でも紹介している。

頭の中で、卍が無いものと考え(卍を消す)、赤地を白色に、白地を赤色に転換してみてください。何処かの国の国旗に似ていませんか? そう、わが国の日の丸です!
https://grnba.bbs.fc2.com/reply/17342561/7/

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最後に、冒頭で紹介した動画の最終シーンで(58:40~)、今年(2023年)は「日本人による自己主張の年」にすべきだと、馬渕大使は語っていたが、我々も馬渕大使の言葉を胸に、今年を突き進んでいきたいものだ。

なを、「日本人による自己主張」とは、馬渕大使の言葉を借りれば、「大和心を軸にして唐心を見る」ということになる。つまり、日本の和を求める発想(日本精神)でなければ、この瞬間も続いている世界の紛争は決して解決しないということだ。日本精神を発揮すべき時期が到来したのである。

この日本精神については、今後も折に触れて取り上げていく。

どこでもドア
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四年ほど前になるが、「ミヌシンスク文明 02」と題する記事をアップしたことがある。その時、小生は量子力学について少しだけ言及した。

量子力学の台頭で従来の科学が崩壊しつつあり、次の文明原理に人類は進みつつあるのだが、それは、精神世界の古代人から、物質世界の現代人を経て、精神世界と物質世界が融合した世界へ向かう過渡期にあるとも言い換えることができ、量子力学をきっかけに世界の精神構造が変わりつつあることを、安西さんは述べている。


では、具体的に量子力学とは如何なるものか? 小生自身も量子力学という巨象に触っただけなので、とてもではないが独自の量子力学観を打ち立てたとは到底言えない。そこで、最初に以下の動画を紹介しよう。


量子力学が示唆した恐ろしい「世界の本質」

「収縮」だの「量子もつれ」だのといった、我々には想像もつかない世界が量子力学の世界だということが、朧気ながらも分かっていただけたのではないだろうか・・・。

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次に、一時間半弱という長い動画で恐縮だが、実に分かりやすい量子力学の解説を武田邦彦氏が行っているので、比較的まとまった時間の取れる年末年始の今、観てみるといいだろう。尤も、同動画は武田氏の話と、視聴者からの質問に武田氏が答える形をとっているので、時間の無い読者は武田氏の話だけでも十分だ(~44:10)。


テレパシーや死後の世界は、科学的にあり得る?【幸せ砂時計サイエンスLIVE 第5回】

どうだろうか? 単なる量子力学の入門編だと思っていた読者は、実際に観てみて死後の世界やタイムマシーンといった、想定外の話に展開しているので多分混乱したのではないだろうか・・・。また、本稿の主題である「どこでもドア」についての武田氏の話も興味深かったはずだ。意味するところは、ニュートンとアインシュタインを乗り越えることで、どこでもドアの実現は可能ということだ。

最後に、以下の動画もお勧めである。


【公式】「不思議」という言葉はこの世に存在しない【第9回 幸せ砂時計サイエンス】

個人的に思わず膝を打ったのは、以下の二点である。

1.固定概念を捨てる
我々が身につけている常識というか固定観念を、どれだけ脱ぎ捨てられるかということの大切さが、つくづく分かったものである。このあたりは、その人の持つ頭の柔らかさに大きく左右されると思うが、そのあたりを武田氏は、「死後の世界」や「紫式部」を例に挙げる形で上手に解説していた(19:11~)。

2.時間は存在しない
冒頭で紹介した「真実の目」という動画チャネルでも、時間というものは存在しないというテーマの動画を公開しているが、同じことを武田氏も上掲の動画で主張していた(31:27~)。この点については武田氏に同意するものの、どうやら武田氏はブラックホールの存在を信じているようで、残念だ。ともあれ、個人的には武田氏のブラックホールの解説は、アカシックレコードを連想させるに十分だったし、魂の存在を信じる身として故人の持っていた情報すべては、何処かに遺されていると思っている。

ところで、ニュートン力学について武田氏は言及していたが、小生はゲーテとの色彩論争を思い出した。本稿のテーマから外れるが、拙稿「地球と生命」でも紹介しているので、関心のある読者は一度観てみるといいかもしれない。


ニュートンとゲーテ~物理学者と文学者が導き出した色の科学~

ロシアと日本
仕事(翻訳)が一段落したこともあり、息抜きに以下の動画を何気なく観ていたところ・・・


チャイコフスキー【生涯と名曲】ロシアの大作曲家の人生と代表作を濃厚解説/白鳥の湖・くるみ割り人形・弦楽セレナード・ピアノ協奏曲

ナント! チャイコフスキーの「第2楽章アンダンテ・カンタービレ」・・・。トルストイが涙したとして夙に知られた楽章であり、上の動画でも「民謡の旋律が特徴的」と記しているように、どことなく日本の「夕焼け小焼け」といった童謡に似た旋律だと個人的に思っていた。

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また、以前手にしたことのある『アナスタシア』を思い出させてくれる楽章でもあり、アナスタシアについては、拙稿「おぅ、風の吹くまま、気の向くまま、好きな所へ旅をしてんのよ。」でも少しだけ取り上げている。

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ともあれ、同楽章に耳を傾けながら、改めてシベリアはトルストイ、そしてツランの大地であると思った。このあたり、馬渕睦夫大使が以下の動画で、的確に解説しているので耳を傾けてみよう。


【馬渕睦夫】某保守系ユーチューバーは洗脳工作に加担している!?これは本当に気をつけた方がいいです【ひとりがたり/まとめ

この動画で馬渕氏はロシアとプーチンについて、日本と比較しながら取り上げているのに注目していただきたい(10:26~)。バイデン政権に尻尾を振り続けている、情けない我が国の首相ではあるが、そろそろ対ロシア外交について方向転換するべきだということが、同氏の言葉からもお分かりいただけよう。

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【アンダンテ・カンタービレ】

チャイコフスキー 弦楽四重奏曲第1番ニ長調作品11 第2楽章《アンダンテ・カンタービレ》 弦楽合奏版 バーンス

プーチンの世界
今から8年前の2014年11月11日、「ヴァルダイ会議でのプーチン演説」という記事をアップした際、ブログ「マスコミに載らない海外記事」で取り上げていた、ポール・クレイグ・ロバーツ氏の発言を小生は一部引用している。プーチンの人物を的確に表現していたと思ったので引用したわけだが、この機会に再掲させていただこう。

これ(プーチンの発言)は人道主義の政治指導者の言葉であり、これ程のものに、これまで世界はお目にかかったことがあるまい。プーチンを、ホワイト・ハウスにいる背徳的な戦犯や、ドイツ、イギリス、フランス、日本、カナダ、オーストラリアのトップにいる彼の傀儡連中と比較願いたい。そうすれば、犯罪者集団と、全ての人々の利益が尊重される、人情のある、住みよい世界を実現する為に努力している指導者との違いがお分かり頂けよう。
ヴァルダイ会議でのプーチン演説


プーチンが人道主義者であるとするロバーツ氏の主張、上掲記事で引用した『月刊日本』の以下の行からもお分かりいただけよう。

6月6日に開かれたノルマンディー上陸作戦七十周年記念式典で原爆投下の映像が流された際、各国の参加者たちは拍手をしながら喜び、オバマ大統領に至ってはガムを噛みながら、足を組み拍手をしていました。そうした中、プーチン大統領だけ静かに胸で十字を切り哀悼の意を表したのです。


動画も観たこともあり、その時のプーチンの姿が今でも小生の脳裏から離れないでいる。そのプーチンは数々の名演説を行っているが、二ヶ月ほど前の9月30日、再び歴史に残る演説を行ったのは記憶に新しいところだ。


プーチン大統領、4週編入調印式でのフルスピーチ - 2022年9月30日 ~ Vladimir Putin Address - Sep 30, 2022(日本語字幕)

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世界は今、根本的かつ革命的な変革期を迎えています。(32:55~)

ちなみに、東京都市大学名誉教授の青山貞一氏の手による、9月30日演説の訳文もある。
プーチン大統領演説 - 2022年9月30日

その後、プーチン演説について言及していた、数多ある記事や動画を読んだり観たりしたが、その中で特に良かったと思ったのが以下の動画であった。


2022.10.1【ロシア】プーチン演説のポイント:西側の新植民地主義とNew World Order【及川幸久?BREAKING?

日本の新聞やテレビだけを見ていたのでは、世界で本当は何が起こっているか分からないということは、このブログの読者であれば先刻承知のことと思う。そして、どれだけプーチンの人物に迫れるかによって、その人の政治観、経済観、さらには人生観を大きく左右すると言っても過言ではない。

以下は及川幸久氏の動画(下掲)から切り抜いたものだが、「ウクライナ勝利確定!」、「ロシア敗北確定!」、「クリミア占領へ」といった記述が目に入ると思う。「エッ~~!」とか、「バカな!!!」と驚くようであれば、正常な感覚の持ち主なので安心していただきたい。一方、逆の反応を示すようであれば、新聞やテレビの見過ぎだ。

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ともあれ、世界の動向を的確に識るには、どれだけプーチンの人物に肉薄できるかで決まる。ここに、一年ほど前に『プーチンの世界』という、500ページ以上に及ぶ浩瀚なる書籍を手にした理由があるのだ。同書の腰帯には、「これからは この本がプーチンのロシアについての教科書になる」と佐藤優氏が謳っているが、半分は正しく半分は間違っている。

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つまり、確かに佐藤氏が謳っているように、プーチンの人物を表層的に知るには格好の〝教科書〟ではあるものの、一方で物足りなかった点が多々あるのだ。それは、〝教科書〟であるがゆえの欠陥なのだが、そのあたりについて個人的に感じたことを少し述べておこう。

第一に、同書は全体的に深みに欠けている。すなわち、地政学の観点から徹底的に掘り下げるという姿勢に欠けているのだ。ちなみに、ロシアと地政学とを結びつけた優れた入門書として、『「今のロシア」がわかる本』(畔蒜泰助 三笠書房)があり、同書に関しては以下の拙稿を参照のこと。ちなみに、同じく拙稿「プーチンのロシア」に同書の目次を載せている。
「今のロシア」がわかる本

第二に、同書にはツランという視座が欠落している。ロシア、そしてロシア人を識るにはツランについての知識が不可欠となるのだが、ツランについて不案内な読者は、ツランについて言及している本ブログ内の記事に目を通すといいだろう(現在、93本のツラン関連記事がある)。本来なら、ツランに関しては日本で最も精通している天童竺丸さんのホームページ「みち」に目を通すと良いのだが、残念ながら現在はアクセスできない。

ともあれ、同書の筆者であるフィオナ・ヒル、そしてクリフォード・G・ガディの両者とも欧米世界の人間だけに、西洋社会という知的枠組みに囚われているのは残念だ。だから、ロシアの大地、そしてロシア人の心を、本質的に分かっていないのが手に取るように分かったものである。

第三に、プーチンが戦っている敵、すなわちグローバリズムについての言及が無かったのは惜しい。そのグローバリズムと対峙しているのが反グローバリズムなのだが、その反グローバリズムの旗頭がプーチンだという視座が同書では見事に欠落しているのだ。少なくとも、前稿の「自由を求めて」で及川幸久氏が明確に指摘したような形で、グローバリズムの正体を浮き彫りにしてはいない。

換言すれば、プーチンが「人道主義者」であるという視座が、同書の場合は見事なまでに欠落しているのだが、一人の人物、それもプーチンのような巨象の全体像を識っているのは、恐らくはプーチン本人、そしてプーチンの指南役を務めるアレクサンドル・ドゥーギンだけだろう。ドゥーギン本人や著作については日本ではあまり知られていないので、掲示板「放知技」の以下の投稿を参照のこと。

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https://grnba.bbs.fc2.com/reply/16992476/956-958/

■露宇紛争
小生は米欧日の大手マスコミの記事を読んだり、報道を見たりすることは滅多にない。噓八百の記事やニュース番組のオンパレードだからだ。欧米は無論のこと、日本の大手マスコミが一ヶ月ほど前、ウクライナが東部ドネツク州の要衝リマンをロシアから奪還した、という報道をしていたのを覚えていることだろう。たとえば、CNNの以下のような記事(日本語)・・・
ウクライナ軍のリマン奪還、東部反攻にとって何を意味するのか

それから二ヶ月が経過した今、その後の展開はどうなったか? そのあたりを最も的確に解説していた、及川幸久氏の動画を紹介しておこう。


2022.11.26【ウクライナ】ウクライナ終盤戦へ!プーチンの戦略は武器補給路を断て【及川幸久?BREAKING?】

実際の戦況については上掲の及川氏の動画に譲るとして、今のウクライナの状況を的確に示す衛星写真を及川氏が紹介していたので、本稿も以下に紹介しておこう。提供先は、〝米国を代表するCNN〟である。

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今年1月(左)と11月のウクライナ国内の明るさを比較した衛星画像